JP2014063097A - 光アイソレータ - Google Patents

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強 田中
Tomoyoshi Akashi
朋義 明石
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Abstract

【課題】 光アイソレータに光を入射させたときに、光が反射してしまう可能性を抑制する。
【解決手段】
光アイソレータ10は、ファラデー回転子3と、ファラデー回転子3の一方の主面に設けられた第1偏光子1と、ファラデー回転子3の他方の主面に設けられた第2偏光子2とを備えており、第1偏光子1は、光路に位置するレンズ部4を有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光アイソレータに関するものである。
光ファイバ通信においては、光源であるレーザーダイオードへの戻り光を防止するために光アイソレータが用いられる。光アイソレータとしては、例えば、特許文献1に記載の光アイソレータが挙げられる。特許文献1に記載の光アイソレータは、2枚の偏光子とファラデー回転子とに加えて、偏光子に接着されたレンズを有する。特許文献1に記載の光アイソレータは、偏光子とレンズとが接着されていることから、レーザーダイオードモジュールの全長を縮めることができる。
特開2006−133658号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光アイソレータは、偏光子とレンズとが接着されていることによって、偏光子とレンズとの間に接着剤の層が形成されていた。そのため、光アイソレータに光を入射した際に接着剤の層と偏光子との境界または接着剤の層とレンズとの境界で光が反射してしまう可能性があった。その結果、所望の光を透過させにくくなる場合があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光の反射を抑制した光アイソレータを提供することにある。
本発明の一態様の光アイソレータは、ファラデー回転子と、該ファラデー回転子の一方の主面に設けられた第1偏光子と、前記ファラデー回転子の他方の主面に設けられた第2偏光子とを備えており、前記第1偏光子は、光路に位置するレンズ部を有している。
本発明の一態様の光アイソレータによれば、偏光子自体にレンズ部を形成することによって、接着剤の層を無くすことができる。その結果、光アイソレータに光を入射させたときに、光が反射してしまう可能性を抑制できる。
本発明の一実施形態の光アイソレータを示す断面図である。 本発明の光アイソレータの変形例1を示す断面図である。 本発明の光アイソレータの変形例2を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る光アイソレータ10について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態の光アイソレータ10を示す断面図である。図1に示すように、光アイソレータ10は、ファラデー回転子3と、ファラデー回転子3の一方の主面に設けられた第1偏光子1と、ファラデー回転子3の他方の主面に設けられた第2偏光子2とを備えている。光アイソレータ10は、例えば、レーザーダイオードモジュールに
設けられる。この場合、光アイソレータ10は、光源であるレーザーダイオードへの戻り光を防止するために用いられる。光アイソレータ10は、ファラデー回転子3、第1偏光子1および第2偏光子2が光源から発せられる光の光路上に位置するように配置される。
<ファラデー回転子3の構成>
ファラデー回転は、所定の磁界が印加されることにより、入射される光の偏波方向を所定角度回転させる機能を担う部材である。ファラデー回転子3は、例えば、ビスマス置換ガーネット結晶により構成される。ファラデー回転子3の厚さは、例えば入射される光の偏波方向が45度回転するように設定される。ファラデー回転子3は少なくとも2つの光の入出射面を有する。ファラデー回転子3は、入射される光の光路上に入出射面が位置するように配置される。ファラデー回転子3は、例えば、多角形または円形の平板である。ファラデー回転子3は、例えば、Tb、GdまたはHoが添加されたビスマス置換ガーネットもしくはYIGガーネットによって構成される。
<第1偏光子1および第2偏光子2の構成>
第1偏光子1および第2偏光子2は、所定角度の偏波光を選択的に透過させるための部材である。第1偏光子1は、ファラデー回転子3の一方の主面に設けられている。第2偏光子2は、ファラデー回転子3の他方の主面に設けられている。第1偏光子1および第2偏光子2は、透光性の接着剤でファラデー回転子3に接合されている。第1偏光子1の透光偏波角と第2偏光子2の透光偏波角とは、ファラデー回転子3によって光の偏波方向が回転される回転角度と同等の角度分ずらして配されている。すなわち、ファラデー回転子3に入射される光の偏波方向が45度回転するように設定されている場合には、第1偏光子1の透光偏波方向と第2偏光子2の透光偏波方向とは45°回転させるようにずらして配される。
第1偏光子1および第2偏光子2には、例えば、ソーダガラスやホウケイ酸ガラス等からなる偏光ガラスが用いられる。偏光ガラスは、ガラス中において長く延伸された金属粒子を一方向に配列させることにより偏光特性を持たせた部材である。偏光ガラスは、金属粒子の延伸方向に垂直な偏波方向を有する光を透過し、該延伸方向に平行な偏波方向を有する光を吸収する。第1偏光子1および第2偏光子2に用いる金属粒子は、例えばCu、AgまたはCdを利用することができる。また、第1偏光子1および第2偏光子2の形状としては、たとえば平板状、円板状または楔形状等の形状が挙げられる。
本実施形態における第1偏光子1は、第1レンズ部4を有している。光アイソレータ10は、第1レンズ部4が光源から発せられる光の光路上に位置するように配置される。第1レンズ部4は光アイソレータ10に入射した光または光アイソレータ10から出射する光を外部の光導波路と接続するために設けられている。光アイソレータ10は、第1偏光子1自体に第1レンズ部4が形成されていることによって、偏光子とレンズとが接着剤で接合されている場合と違って、接着剤の層を無くすことができる。その結果、光アイソレータ10に光を入射させたときに、光が反射してしまう可能性を抑制できる。
第1レンズ部4は、第1偏光子1のうちファラデー回転子3と反対側の面に位置している。これにより、第1偏光子1のうちファラデー回転子3と接合されている面を平坦にできる。そのため、第1偏光子1とファラデー回転子3とを接着剤で接合したときに、接着剤の層の厚みが部分的に大きくなることを抑制できる。その結果、光アイソレータ10に光を透過させたときの光の損失を低減できる。
第1レンズ部4は、凸状である。第1レンズ部4が凸状であることによって、第1偏光子1に入射した光を収束させることができる。その結果、光アイソレータ10を小型化できる。
第1レンズ部4は、表面の形状が非球面レンズまたは球面レンズ形状である。これにより、光アイソレータ10を通る光の光路上における、光アイソレータ10の前後間の光学的な結合を高めることができる。
第1レンズ部4は、第1偏光子1における第1レンズ部4以外の部分と同様に、前述の金属粒子が分布していることが好ましい。これにより、第1レンズ部4も偏光子として用いることができる。
<第1偏光子1の形成方法>
第1偏光子1は、以下の方法で形成することができる。まず、ガラス部材中にCu、Ag、またはCd等のハロゲン化物結晶を形成する。次に、ハロゲン化物結晶を含むガラス部材を加熱することによって、軟化させて、一方向に延伸させる。延伸したガラス部材をカットしてその表面を研磨し、平板状のガラス板を得る。次にガラス板における一方の表面に第1レンズ部4を形成する。第1レンズ部4を形成する方法としては研磨による方法またはエッチングによる方法等を用いることができる。
研磨による方法では、最初にダイヤモンド製の工具を用いてガラス板の表面を第1レンズ部4の形状に加工する。次に、酸化セリウム等の研磨材を用いて表面を研磨する。これにより、第1レンズ部4を形成することができる。
また、エッチングによる方法では、ガラス板上にスピンコーターを用いてレジスト材を塗布する。次に、第1レンズ部4に対応した形状のマスクパターンを通じてレジスト材を露光する。そして、現像処理を行った後に不要なレジスト材を除去する。さらに、ガラス板を四フッ化炭素等のガスを使用してドライエッチングを行なうことによって、第1レンズ部4を形成することができる。
次に、以上の工程で作製した第1レンズ部4を有するガラス板に対して還元処理を行なう。具体的には、水素雰囲気中で加熱することによって還元処理を行なう。これにより、ガラス板の表面のハロゲン化物結晶が還元されて、金属粒子が析出する。ハロゲン化物結晶は、延伸される過程において一方向に配向された針状結晶となっており、還元された金属粒子は、針状の形状となっている。この工程によって、ガラス板に偏光子の機能を備えさせることができる。
以上により、第1レンズ部4を有する第1偏光子1を作製することができる。
<変形例1>
光アイソレータ10の変形例1について説明する。なお、本例の各構成において、上述の光アイソレータ10と同様の構成および機能を有する部材については、同じ参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図1に示す光アイソレータ10においては、第1偏光子1が有する第1レンズ部4が1つであるが、これに限られない。具体的には、第1偏光子1が第1レンズ部4を2つ以上有していてもよい。例えば、図2に示すように第1偏光子1に第1レンズ部4が複数設けられていてもよい。変形例1の光アイソレータ20は、複数の光源と光アイソレータ20とを接合する場合に、特に有効に用いられる。具体的には、複数の光源から発せられた複数の光の光路に対応して複数の第1レンズ部4が設けられている。
<変形例2>
光アイソレータ10の変形例2について説明する。なお、本例の各構成において、上述
の光アイソレータ10と同様の構成および機能を有する部材については、同じ参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示す光アイソレータ30においては、第2偏光子2が、光路に位置する第2レンズ部5を有している。第2レンズ部5は第1レンズ部4と同様に形成される。第2レンズ部5は、第2偏光子2のうちファラデー回転子3と反対側の面に位置している。第2レンズ部5は凸状である。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良などが可能である。例えば、本実施形態においては、第1レンズ部4が第1偏光子1のうちファラデー回転子3の反対側の面に設けられていたが、これに限られない。具体的には、ファラデー回転子3と接合されている面に第1偏光子1が設けられていてもよい。
本実施形態においては、第2レンズ部5が第2偏光子2のうちファラデー回転子3の反対側の面に設けられていたが、これに限られない。具体的には、ファラデー回転子3と接合されている面に第2偏光子2が設けられていてもよい。
1:第1偏光子
2:第2偏光子
3:ファラデー回転子
4:第1レンズ部
5:第2レンズ部
10、20、30:光アイソレータ

Claims (5)

  1. ファラデー回転子と、該ファラデー回転子の一方の主面に設けられた第1偏光子と、前記ファラデー回転子の他方の主面に設けられた第2偏光子とを備えており、
    前記第1偏光子は、光路に位置するレンズ部を有していることを特徴とする光アイソレータ。
  2. 前記レンズ部は、前記第1偏光子の前記ファラデー回転子と反対側の面に位置していることを特徴とする請求項1に記載の光アイソレータ。
  3. 前記第1偏光子に形成された前記レンズ部が凸状であることを特徴とする請求項2に記載の光アイソレータ。
  4. 前記第1偏光子が有する前記レンズ部を第1レンズ部としたときに、前記第2偏光子が、光路に位置する第2レンズ部を有していることを特徴とする請求項1に記載の光アイソレータ。
  5. 前記第1偏光子は、複数の前記光路に対応して前記レンズ部を複数有していることを特徴とする請求項1に記載の光アイソレータ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545608A (ja) * 1991-08-16 1993-02-26 Kyocera Corp 光アイソレータ用素子
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