JP2014063006A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カラープリンタ1(画像形成装置)は、本体筐体10と、記録紙Pにトナー像を形成する画像形成部30と、加熱ローラ110および加圧ローラ120を有し、画像形成部30から搬送された記録紙Pのトナー像を定着する定着部100と、本体筐体10内において、加熱ローラ110の一端部(右側端部111)側に設けられ、筐体内から筐体外へ排気する排気ファンとを備える。排気ファン80は、画像形成部30よりも定着部100側で、定着部100よりも下方に配置される。加熱ローラ110の上方を覆う定着部フレーム101は、加熱ローラ110の一端部(右側端部111)に対向する位置に第1開口部102を有している
【選択図】図2
Description
そして、端部に熱がたまると、加熱ローラの軸受部の温度が高くなりすぎる虞があった。
前記筐体は、前記加熱回転体の上方を覆う第1フレームを含み、前記排気ファンは、前記画像形成部よりも前記定着部側で、前記定着部よりも下方に配置される。
そして、前記第1フレームは、前記加熱回転体の一端部に対向する位置に第1開口部を有する構成とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、筐体の一例としての本体筐体10内に、給紙部20と、画像形成部30と、定着部100とを主に備えている。本体筐体10の上側には、後側を回動中心として上下に開閉可能に構成されたアッパーカバー12が設けられている。
なお、定着部100の詳細については後述する。
その後、記録紙Pは、搬送ローラ90や排出ローラ95により、排紙経路14に沿って搬送され、本体筐体10の排出口15を通って、本体筐体10内から排紙トレイ13上に排出される。
排紙フレーム10Bには、上下に貫通する複数のスリット10Cが形成されており、排紙経路14と、定着部100の上部の空間との間で、空気の流通が可能となっている。
図2および図3に示すように、定着部100は、第1フレームの一例としての定着部フレーム101を備え、加熱回転体の一例としての加熱ローラ110と、加圧部材の一例としての加圧ローラ120が、定着部フレーム101にそれぞれ回転自在に支持されている。
また、加熱ローラ110の左側端部112に対向する位置には、検知部材の一例としてのサーモスタット130が固定されている。
サーモスタット130は、加熱ローラ110の表面温度を検知し、検知温度が所定値を超えるとハロゲンヒータ115への通電を遮断することで、加熱ローラ110の端部が過熱されることを防止する。
さらに、定着部フレーム101は、加熱ローラ110の中央部に対向する位置に、加熱ローラ110の表面温度を検知するためのサーミスタ135が固定されている。
詳細には、排気ファン80は、本体筐体10の右側サイドパネル(図示せず)のうち、最も後側(記録紙Pの搬送方向の最下流側)の位置で、画像形成部30よりも後側、且つ、加熱ローラ110よりも下側の位置に設けられている。
ダクト82は、上面視で略L字型に形成されており、主に、左右方向に延びる延在部83と、排気ファン80に接続される接続部84とを含んでいる。接続部84は、連通孔86によって延在部83と連通している。
図2に示すように、第2開口部85は、加熱ローラ110よりも下、より詳しくは定着部フレーム101の下端部103よりも下方に位置し、排気ファン80の回転軸81よりも上方に位置している。そして、第2開口部85は、少なくとも一部が、加熱ローラ110と加圧ローラ120とのニップ位置NPと加熱ローラ110の回転軸113とを通る平面PLよりも記録紙Pの搬送方向下流側に位置している。
これにより、第2開口部85は、加熱ローラ110および加圧ローラ120の後側の空気をダクト82内に取り込むことが可能となっている。
なお、第1開口部102の面積は、複数の第2開口部85の合計面積よりも小さくなるように設定されている。
次に、図2、図4および図6を参照して、カラープリンタ1の機外から取り込まれ、定着部100を冷却するエアフローについて説明する。なお、図6においては、説明のため、加圧ローラ120の後側の部品を外した状態を示している。
図2に示すように、排気ファン80を回すと、機外の空気が排出口15を通って機内に取り込まれ、ニップ位置NPと加熱ローラ110の回転軸113とを通る平面PLよりも記録紙Pの搬送方向下流側を通り、加熱ローラ110および加圧ローラ120を冷却しながら排気ファン80へ流れるエアフローAFが発生する。
しかしながら、本実施形態によるカラープリンタ1では、加熱ローラ110の右側端部111に対向する位置で、定着部フレーム101に第1開口部102が設けられているため、第1開口部102を通り、加熱ローラ110および加圧ローラ120の右側端部を冷却した後、第2開口部85からダクト82内へと取り込まれるエアフローAF3が発生することになる。
その結果、加熱ローラ110の右側端部111に適度に空気を流して、定着部100の右側端部周辺を効率的に冷却することが可能となる。
画像形成部30よりも定着部100側で、且つ、定着部100よりも下方に排気ファン80を1つだけ設けたカラープリンタ1において、定着部フレーム101が、加熱ローラ110の右側端部111(排気ファン80を設置した側の端部)に対向する位置に第1開口部102を有しているので、排気ファン80を回した際に、第1開口部102から加熱ローラ110の右側端部111付近に適度に空気を流して、空気の滞溜を抑制し、加熱ローラ110の右側端部111に熱がたまるのを抑制することができる。
そのため、例えば、幅の小さい記録紙Pを連続して印刷する場合でも、加熱ローラ110の軸受部が過熱されることを防止することができる。
画像形成部30側に空気が流れると、画像形成部30での温度が上昇し、トナーが劣化したり、プロセスカートリッジ50のフレームが膨張したりすることで印字不良が起こる虞があるため、画像形成部30側への空気の流れを抑制することで、このような問題が生じることを防止することができる。
詳述すると、カラープリンタ1の本体筐体10の内部において、加熱ローラ110の右側端部111側に排気ファン80と第1開口部102を設けたことで、加熱ローラ110の右側端部111は過熱が効果的に抑制される。そのため、過熱防止のためには、加熱ローラ110の左側端部112にのみサーモスタット130を設ければ済むので、サーモスタット130を加熱ローラ110の両側端部に設ける場合に比較して、コストを削減することが可能となる。
例えば、所望のエアフローが得られる範囲において、第1開口部102と第2開口部85の配置、数、大きさ等を適宜変更することが可能である。
具体的には、加熱ローラ110と加圧ローラ120の取付け位置や、排紙フレーム10Bに設けた複数のスリット10Cとの位置関係等を考慮した上で、第1開口部102を、ニップ位置NPと加熱ローラ110の回転軸113とを通る平面PLに対して記録紙Pの搬送方向上流側に設けたり、平面PLを跨いで設けたりすることもできる。
同様に、複数の第2開口部85を、平面PLに対して記録紙Pの搬送方向上流側に設けることもできる。しかしながら、複数の第2開口部85のうち、最も下流側に位置する第2開口部の少なくとも一部は、平面PLよりも記録紙Pの搬送方向下流側に位置することが望ましい。
また、加熱回転体に押圧される加圧部材は、必ずしも回転可能なローラである必要はなく、例えば、プレート状の部材を加熱回転体に押圧させる構成としてもよい。
P 記録紙
10 本体筐体
50 プロセスカートリッジ
70 転写ユニット
80 排気ファン
82 ダクト
85 第2開口部
100 定着部
101 定着部フレーム
102 第1開口部
110 加熱ローラ
111 右側端部
112 左側端部
120 加圧ローラ
130 サーモスタット
Claims (6)
- 筐体と、
記録シートに現像剤像を形成する画像形成部と、
加熱回転体および加熱回転体に押圧力を付与する加圧部材を有し、前記画像形成部から搬送された記録シートの現像剤像を定着する定着部と、
前記筐体内において、前記加熱回転体の一端部側に設けられ、筐体内から筐体外へ排気する排気ファンと、を含む画像形成装置であって、
前記筐体は、前記加熱回転体の上方を覆う第1フレームを含み、
前記排気ファンは、前記画像形成部よりも前記定着部側で、前記定着部よりも下方に配置され、
前記第1フレームは、前記加熱回転体の一端部に対向する位置に第1開口部を有していることを特徴とする画像形成装置。 - 前記定着部の下方に配置され、第2開口部を有する第2フレームをさらに備え、
前記第2開口部は、少なくとも一部が、前記加熱回転体と前記加圧部材とのニップ位置と前記加熱回転体の回転軸とを通る平面よりも、前記記録シートの搬送方向下流側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1開口部は、前記平面よりも、前記記録シートの搬送方向下流側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記第1フレームは、前記加熱回転体を回転可能に支持するフレームであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記第2開口部の面積は、前記第1開口部の面積よりも大きいことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記加熱回転体の他端部に対向して配置され、前記加熱回転体の温度を検知する検知部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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2012
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