JP2014061927A - プラスチック製包装容器の製造法 - Google Patents

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隼人 小濱
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Abstract

【課題】 ヒンジ部のミシン線を1本とし、そのミシン線の両端が容器本体およびフタ部の打ち抜き外形線曲線に滑らかに連続した打ち抜き加工を行う。
【解決手段】
本体凹部を設けた容器本体、該容器本体に対応するフタ凹部を設けたフタ部、並びにヒンジ部を有し、該ヒンジ部の長さ方向にわたる1本のミシン線が設けられ、そのミシン線の両端が容器本体およびフタ部の打ち抜き外形線曲線に扇状に滑らかに連続するプラスチック製包装容器の製造法であって、
プラスチックシートに本体凹部及びフタ凹部の配列を成形する第1工程、
本体凹部とフタ凹部の配列の間に分離ミシン線を形成する第2工程、及び
本体凹部とフタ凹部の配列を包囲する閉じた外形線に沿って打ち抜きを行う第3工程
を有するプラスチック製包装容器の製造法
【選択図】図3

Description

本発明はプラスチックシートから商品包装用の包装容器を製造する方法である。本発明の製造法にかかる包装容器は、製品を収容する凹部を形成した容器本体及びフタ部、並びにこれらを屈曲自在に連結するヒンジ部からなり、特に卵包装容器として用いられる。
従来の簡易包装用のプラスチック製包装容器、特に卵容器は、プラスチックシートを真空成形、圧空成形等の熱成形することにより製造されており、複数個の卵を互いに隔離した状態で保持できるように折り曲げ自由なヒンジ部を介して容器本体およびフタ部が一体に構成されている。
図1aは一般に広く用いられている卵包装容器を示す斜視図であり、図1bはそのヒンジ部を示す拡大斜視図である。ここに示すように、卵包装容器1は、容器本体10と、これを覆うフタ部20と、これら2つの部分を屈曲自在に連結するヒンジ部2とからなる。容器本体10及びフタ部20の各々には、複数の卵(図1aでは2×5個)を入れる本体凹部11及びフタ凹部21、並びに各々のフランジ部12、22が設けられている。
このような従来の卵包装容器1では、容器本体10の本体凹部11に卵を入れた後、ヒンジ部2を折り曲げてフタ部20をかぶせ、フランジ部12、22を重ね合わせ、ついでそのフランジ部を粘着テープ、あるいはステープラーを用いて固定或いは融着する。
この卵包装容器1から卵を取り出すには、フランジ部の粘着テープ、ステープラーを取り除き、フタ部20をあけて使用するが、ヒンジ部2の反発力が強く冷蔵庫内などにおいてフタ部の存在が邪魔となる。また、製品流通中、包装容器のヒンジ部2に大きな間隙を生じ、異物、虫の侵入の恐れが高い(図1b)。
図2は他の従来の卵包装容器の斜視図であり、図2bはそのヒンジ部を示す拡大斜視図である。この卵包装容器1では、ヒンジ部2に2列のミシン線3を形成して開封帯4が設けられ、該ヒンジ部の対向側に形成された容器本体とフタ部の各フランジ部12,22を点融着して卵の包装を行う。卵の使用にあたって消費者はヒンジ端部より開封帯4の端を手で引っ張りミシン線3にて開封帯を引き裂くと共にフランジ部の融着部を引きちぎりフタ部20を容器本体10より容易に取り外すことができる。しかしながら、この包装容器も製品流通中のヒンジ部に大きな間隙を有し、異物や虫の侵入の恐れが高い。
特開2004−142751号公報 特開2008−44650号公報
このような従来の包装容器の問題点から、本発明者はヒンジ部のミシン線を1本とし、そのミシン線の両端が容器本体およびフタ部の打ち抜き外形線曲線に滑らかに連続したヒンジ端部について検討した。かかる包装用容器にあたっては、プラスチックシートに複数の収納凹部を成形した後、ミシン線と滑らかに連なる単位容器の外形形状の打ち抜き加工を行うことが困難である。これに関連し、特許文献1には食品の小分け容器を製造するにあたり、外形形状の打ち抜きを分割して行う技術が提案されているが、なお滑らかな打ち抜き成形には至っていない。
本発明はヒンジ部からの異物進入が少なく、卵を使用するにあたって消費者が素手で容器本体からフタ部を容易に切り離することのできる卵包装容器を提供するものである。フタの切り離しは素手で容易に行えるように、容器の外形部の形状に角がなく手を傷つけない滑らかな形状に形成される。
本発明は内容物を収める複数の本体凹部を設けた容器本体、該容器本体に対応する形状のフタ凹部を設けたフタ部、並びに該容器本体及びフタ部を屈曲自在に連結するヒンジ部を有し、
該ヒンジ部の長さ方向にわたる1本のミシン線が設けられ、そのミシン線の両端が容器本体およびフタ部の打ち抜き外形線曲線に扇状に滑らかに連続するプラスチック製包装容器の製造法であって、
下記の第1〜第3の工程:
プラスチックシートに前記複数の本体凹部の配列及びフタ凹部の配列を成形する第1工程、
本体凹部の配列とフタ凹部の配列との間に容器本体とフタ部との分離ミシン線を形成する第2工程、及び
本体凹部の配列とフタ凹部の配列を包囲する閉じた外形線に沿って打ち抜きを行い複数の単位包装容器を形成する工程であり、該外形線がミシン線と連続する地点にて前記ミシン線を接線として外形線の内側方向に湾曲した打ち抜きを行う第3工程
を有するプラスチック製包装容器の製造法を提供するものである。
前記の製造法において、第1工程の本体凹部及びフタ凹部は、真空成形、圧空成形等の熱成形にて形成されるのが好ましい。また、前記製造法の第2工程において、分離ミシン線をミシン目回転刃又はトムソン刃にて形成するのが好ましい。第3工程の打ち抜きはパンチャーにて行われるのが好ましい。
この製造法による包装容器ではミシン線の対向部をテープシール貼りし、卵の使用時に消費者がシールを剥がす事により容易に開封でき、開封後も容器のまま保管することができる。 又、ミシン線にて容器本体と蓋を分離することにより卵の収納された本体単独を保管することもでき、使用後の容器廃棄、回収も容易となる。流通過程におけるヒンジ部の隙間による異物進入の懸念が少なく、使用時、冷蔵庫内でのヒンジ部の反発の問題もない。分離ミシン線の両端部と容器外形線が連続的に構成されており手を傷つけない。
(a)は従来の卵包装容器の一具体例を示す斜視図である。 (b)は前記(a)の本体とフタ部を閉じた状態にてヒンジ部を示す部分斜視図である。 (a)は従来の卵包装容器の他の具体例を示す斜視図である。 (b)は前記(a)のヒンジ部を示す部分斜視図である。 本発明の製造法の工程1〜工程3を示す説明図である。 本発明の製造法により得られる卵包装容器の平面図である。
つぎに、本発明の包装容器の製造法の好ましい実施形態を図面により説明する。
図3は本発明の卵包装容器の製造法にかかる概略説明図であり、第1〜第3の工程を模式的に示したものである。図3において、プラスチックシート7は図面の左から右方向に移動し、順に第1工程、第2工程、第3工程に付される。ここで、包装容器に用いられるプラスチックシートは、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンなどのシートであり、従来の卵包装容器に用いられる公知の材料がいずれも用いられてよい。また、回収ポリエステルなどのリサイクル品から得られるシートも適宜使用してよい。
第1工程(図3a)において、ヒーター(図示せず)により予熱されたプラスチックシートは、本体凹部11のホール配列(5×2列)と、これに対応するフタ凹部21のホール配列(5×2列)を1組のホール群とする複数の卵収容ホール群が成形される。図3aでは材料プラスチックシート7の幅方向に3組の卵収容ホール群が形成され、シート幅方向に各列3個の卵包装容器の製造が準備される。この本体凹部11及びフタ凹部21の成形には、真空成形、圧空成形等の熱成形などの公知の成形法が用いられる。
つぎに第2工程(図3b)では、本体凹部のホール配列とフタ凹部のホール配列との間にシートの移動方向に連続する分離ミシン線13が形成される。すなわち、図3bにおいてはシートの移動方向に3本の分離ミシン線が形成される。この分離ミシン線の形成には、ミシン目回転刃、ミシン目トムソン刃などを用いることができる。
さらに、第3工程(図3c)では前記の1組のホール群(本体凹部及びフタ凹部の各ホール配列からなる)を包囲する閉じた外形線に沿い、打ち抜き刃によりシート幅方向の1列ずつの卵包装容器1が打ち抜かれ製造される。図4に示すように、この外形線は本体外形線14とフタ部外形線15からなり、その結合部分にて容器の内側に向け湾曲して外形曲線16,17を形成し、前記ミシン線13を接線として連続する。この結果、包装容器は、容器本体10およびフタ部20の打ち抜き各外形線14、15の円弧である外形曲線16、17が扇状を形成する要(カナメ)の箇所にてミシン線3の両端に滑らかに収束した形状に打ち抜かれる。この打ち抜き工程には雄刃及び雌刃からなる打ち抜き刃を設けた連続パンチャーなどが使用される。
1 卵包装容器 2 ヒンジ部 3 ミシン線 4 開封帯
7 プラスチックシート 10 容器本体 11 本体凹部
12 フランジ部 13 ミシン線 14 本体外形線 15 フタ外形線
16 外形曲線 17 外形曲線 20 フタ部 21 フタ凹部 22 フランジ部

Claims (4)

  1. 内容物を収める複数の本体凹部を設けた容器本体、該容器本体に対応する形状のフタ凹部を設けたフタ部、並びに該容器本体及びフタ部を屈曲自在に連結するヒンジ部を有し、
    該ヒンジ部の長さ方向にわたる1本のミシン線が設けられ、そのミシン線の両端が容器本体およびフタ部の打ち抜き外形線曲線に扇状に滑らかに連続するプラスチック製包装容器の製造法であって、
    下記の第1〜第3の工程:
    プラスチックシートに前記複数の本体凹部の配列及びフタ凹部の配列を成形する第1工程、
    本体凹部の配列とフタ凹部の配列との間に容器本体とフタ部との分離ミシン線を形成する第2工程、及び
    本体凹部の配列とフタ凹部の配列を包囲する閉じた外形線に沿って打ち抜きを行い複数の単位包装容器を形成する工程であり、該外形線がミシン線と連続する地点にて前記ミシン線を接線として外形線の内側方向に湾曲した打ち抜きを行う第3工程
    を有するプラスチック製包装容器の製造法。
  2. 前記分離ミシン線の両端部において、本体及びフタ部の各弧状の外形縁が分離ミシン線を接線として接続形成されている請求項1の包装容器の製造法。
  3. 第1工程の本体凹部及びフタ凹部を熱成形にて形成する請求項1の包装容器の製造法。
  4. 第2工程の分離ミシン線をミシン目回転刃又はトムソン刃にて形成する請求項1の包装容器の製造法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002012280A (ja) * 2000-06-29 2002-01-15 Osaka Polymer Kk 鶏卵用の包装容器及び鶏卵
JP2008044650A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Yamada Kosakusho:Kk 食品等の小分け容器、その打ち抜き方法及び打ち抜き装置

Patent Citations (2)

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