JP2014060195A - 気相成長装置及び気相成長用加熱装置 - Google Patents

気相成長装置及び気相成長用加熱装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コイル状の電熱線を有する気相成長装置及び気相成長用加熱装置の信頼性を向上する。
【解決手段】気相成長装置は、基板の少なくとも一方の面に気相成長により堆積物を形成可能なように基板を支持する盤状のサセプタと、サセプタを加熱する加熱部と、を有する。加熱部は、コイル形状の電熱線10と、電熱線10の端部12が接続された棒状電極40と、棒状電極40を介して電熱線10に電力を供給する電力供給部と、を有する。電熱線10の軸は、サセプタと対向する面内において延在している。棒状電極40は、電熱線10の端部12が接続されている部分である第1部分41と、電力供給部から電力が供給される部分である第2部分42と、を含み、第1部分41がサセプタと対向する上記面内において延在し、第2部分42が当該面に対して交差する方向に延在するように、屈曲した形状に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、気相成長装置及び気相成長用加熱装置に関する。
MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法などの気相成長法に用いられる加熱装置としては、例えば、特許文献1の図5に記載されているように、コイル形状の電熱線を有するタイプのものがある。コイル形状の電熱線の端部は、電極(同文献の端子)に固定されており、電極から電熱線に電力が供給されることによって、電熱線が発熱する。
MOCVD装置などの気相成長装置においては、基板を保持するサセプタが、このような電熱線と対向して配置されている(例えば、電熱線の上方にサセプタが配置されている)。そして、電熱線によりサセプタ及び基板を加熱しながら、気相成長により基板上に堆積物を形成する。
特開2005−63691号公報
本発明者の知見によれば、コイル形状の電熱線は、その端部すなわち電極との接続部近傍の屈曲部において、断線や部分的な短絡を生じる場合がある。このため、コイル形状の電熱線を有するタイプの気相成長装置及び気相成長用加熱装置は、信頼性の面で改善の余地がある。
本発明の目的は、コイル形状の電熱線を有する気相成長装置及び気相成長用加熱装置の信頼性を向上することである。
本発明は、基板の少なくとも一方の面に気相成長により堆積物を形成可能なように前記基板を支持する盤状のサセプタと、
前記サセプタを加熱する加熱部と、
を有し、
前記加熱部は、
コイル形状の電熱線と、
前記電熱線の端部が接続された棒状電極と、
前記棒状電極を介して前記電熱線に電力を供給する電力供給部と、
を有し、
前記電熱線の軸は、前記サセプタと対向する面内において延在し、
前記棒状電極は、前記電熱線の前記端部が接続されている部分である第1部分と、前記電力供給部から電力が供給される部分である第2部分と、を含み、
前記棒状電極は、前記第1部分が前記サセプタと対向する前記面内において延在し、前記第2部分が当該面に対して交差する方向に延在するように、屈曲した形状に形成されている気相成長装置を提供する。
この気相成長装置によれば、コイル形状の電熱線と、電熱線の端部が接続された棒状電極と、を有している。なお、コイル形状の電熱線は、そのコイル形状における軸の延在方向において連続的に繋がっている複数の巻回部を有していると言える。棒状電極は、電熱線の端部が接続されている部分である第1部分と、電力供給部から電力が供給される部分である第2部分と、を含む。棒状電極は、第1部分がサセプタと対向する面内において延在し、第2部分が当該面に対して交差する方向に延在するように、屈曲した形状に形成されている。
よって、電熱線の端部及び電熱線において当該端部に隣接する部分(隣接部)を、サセプタと対向する面に対する交差方向へ曲げることなく、電熱線の端部を棒状電極の第1部分に接続することができる。すなわち、電熱線の端部の軸及び電熱線における上記隣接部の軸を極力曲げずに、電熱線の端部を棒状電極の第1部分に接続することができる。よって、電熱線の隣り合う巻回部どうしの間隔(すなわち巻回ピッチ)をほぼ一定の間隔に維持しながら、電熱線の端部を棒状電極の第1部分に接続することができる。
これにより、電熱線の端部及びその近傍における局所的な過熱を抑制できることから、電熱線の端部及びその近傍における電熱線の断線の発生を抑制できる。また、電熱線の端部及びその近傍における局所的な短絡の発生も抑制できる。
このように、本発明によれば、コイル形状の電熱線を有する気相成長装置及び気相成長用加熱装置の信頼性を向上することができる。
また、本発明は、コイル形状の電熱線と、
前記電熱線の端部が接続された棒状電極と、
前記棒状電極を介して前記電熱線に電力を供給する電力供給部と、
を有し、
前記電熱線の軸は、一の面内において延在し、
前記棒状電極は、前記電熱線の前記端部が接続されている部分である第1部分と、前記電力供給部から電力が供給される部分である第2部分と、を含み、
前記棒状電極は、前記第1部分が前記一の面内において延在し、前記第2部分が当該一の面に対して交差する方向に延在するように、屈曲した形状に形成されている気相成長用加熱装置を提供する。
本発明によれば、コイル形状の電熱線を有する気相成長装置及び気相成長用加熱装置の信頼性を向上することができる。
実施形態に係る気相成長装置の正面断面図である。 実施形態に係る気相成長装置の電熱線の固定構造を説明するための側面図であり、このうち図2(a)は電熱線を取り付けていない状態の棒状電極を示し、図2(b)は棒状電極に電熱線を取り付けた状態を示す。 実施形態に係る気相成長装置のサセプタ等を示す平面図である。 実施形態に係る気相成長装置の電熱線及び棒状電極を示す平面図である。 図5(a)及び図5(b)はそれぞれ棒状電極の変形例を示す側面図である。 比較例に係る気相成長装置の加熱部の構成を示す斜視図である。 比較例に係る気相成長装置の電熱線の固定構造を示す側面図である。 比較例に係る気相成長装置の電熱線の固定構造を説明するための側面図であり、このうち図8(a)は電熱線を取り付けていない状態の棒状電極を示し、図8(b)は棒状電極に電熱線を取り付けた状態を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
図1は実施形態に係る気相成長装置100の正面断面図である。なお、図1において、一部の構成(電力供給部70)についてはブロック図で示している。
図2は気相成長装置100の電熱線10の固定構造を説明するための側面図であり、このうち図2(a)は電熱線10を取り付けていない状態の棒状電極40を示し、(b)は棒状電極40に電熱線10を取り付けた状態を示す。
図3は気相成長装置100のサセプタ30等を示す平面図である。
図4は電熱線10及び棒状電極40を示す平面図である。
図5(a)及び図5(b)はそれぞれ棒状電極40の変形例を示す側面図である。
本実施形態に係る気相成長装置100は、基板50の少なくとも一方の面に気相成長により堆積物を形成可能なように基板50を支持する盤状のサセプタ30と、サセプタ30を加熱する加熱部20と、を有する。加熱部20は、コイル形状の電熱線10と、電熱線10の端部12が接続された棒状電極40と、棒状電極40を介して電熱線10に電力を供給する電力供給部70と、を有する。電熱線10の軸は、サセプタ30と対向する面(例えば、図1に示す平面90)内において延在している。棒状電極40は、電熱線10の端部12が接続されている部分である第1部分41と、電力供給部70から電力が供給される部分である第2部分42と、を含む。棒状電極40は、第1部分41がサセプタ30と対向する上記面内において延在し、第2部分42が当該面に対して交差する方向に延在するように、屈曲した形状に形成されている。
また、本実施形態に係る気相成長用加熱装置150は、コイル形状の電熱線10と、電熱線10の端部12が接続された棒状電極40と、棒状電極40を介して電熱線10に電力を供給する電力供給部70と、を有する。電熱線10の軸は、一の面(例えば、図1に示す平面90)内において延在している。棒状電極40は、電熱線10の端部12が接続されている部分である第1部分41と、電力供給部70から電力が供給される部分である第2部分42と、を含む。棒状電極40は、第1部分41が一の面内において延在し、第2部分42が当該一の面に対して交差する方向に延在するように、屈曲した形状に形成されている。
以下、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る気相成長装置100は、円筒形状などのチャンバ110と、チャンバ110内において基板50(図3)を保持するサセプタ30と、サセプタ30を支持する回転軸部60と、を有する。
サセプタ30は、例えば円盤状に形成され、チャンバ110内において水平に配置されている。図3に示すように、サセプタ30の上面には、基板50を位置決め状態で保持する基板載置用ポケット31が形成されている。基板載置用ポケット31には、サセプタ30に対して平行に、基板50を載置できるようになっている。
回転軸部60は、例えばサセプタ30と一体的に形成され、サセプタ30の下面より下方に突出し、且つ、チャンバ110の底面よりも下方に突出している。このように、回転軸部60は、上下方向に延在するように配置されている。回転軸部60は、図示しないモータ等の回転駆動部により軸周りに回転させられるようになっている。回転軸部60が軸周りに回転するのに伴い、サセプタ30が水平面内において回転する。
気相成長装置100は、更に、チャンバ110内に原料ガスを供給する原料ガス供給配管111、112と、チャンバ110内に設けられたガス分散部材113と、チャンバ110からの排気を行う排気管114と、を有している。ガス分散部材113には、多数のガス導出口113aが分散して形成されている。ガス分散部材113は、サセプタ30の上方に配置され、サセプタ30の上面と対向している。
電熱線10は、サセプタ30の下方に配置されている。電熱線10は、コイル形状に形成されている。すなわち、電熱線10は、導電性の線材11(図4)をコイル状(螺旋状に)に巻回することによって構成されている。
コイル形状の電熱線10を構成する線材11は、そのコイル形状における軸10a(図4)の延在方向において連続的に繋がっている複数の巻回部11aを有している。巻回部11aは、線材11における一巻きずつの部分である。軸10aは電熱線10の中心軸である。すなわち軸10aは個々の巻回部11aの中心を順次通過している。軸10aは電熱線10の軸である。
電熱線10の軸10aは、サセプタ30と対向する面内において延在している。本実施形態では、例えば、軸10aは、サセプタ30と対向する仮想的な平面90(図1)内において延在するものとする。平面90は、例えば、サセプタ30と平行な平面である。
例えば、図4に示すように、電熱線10の軸10aは、平面90内において屈曲している。換言すれば、軸10aは、平面視において屈曲している。ただし、軸10aは、平面90に対する交差方向には屈曲していない(実質的に屈曲していない)ものとする。すなわち、電熱線10の軸10aは、二次元的には屈曲しているが、三次元的には屈曲していない(実質的に屈曲していない)。
より具体的には、例えば、軸10aは、平面90内において渦巻き状に延在している。換言すれば、軸10aは、平面視において渦巻き状に延在している。なお、軸10aの屈曲は、緩やかな屈曲に限られているものとし、軸10aには、局所的に急激に屈曲した部分は存在しないものとする。
電力供給部70は、棒状電極40を介して電熱線10に電力を供給する。電熱線10は、電力供給部70から供給される電力によって発熱(ジュール熱を発生)する。具体的には、例えば、電力供給部70は、棒状電極40を介して電熱線10に対して電流を印加し、電熱線10を発熱させる。電熱線10が発熱することによって、サセプタ30及びサセプタ30上の基板50を加熱することができる。
気相成長装置100を用いて気相成長を行うには、サセプタ30の基板載置用ポケット31に基板50をセットし、サセプタ30を水平面内で回転させるとともに、電熱線10によりサセプタ30及び基板50を加熱しながら、原料ガス供給配管111、112からそれぞれ原料ガスをチャンバ110内に導入する。チャンバ110内に導入された原料ガスは、ガス分散部材113により均一に分散されて、サセプタ30上の基板50の上面に供給される。その結果、基板50上にエピタキシャル層等の堆積物が成長(形成)する。具体的には、例えば、窒化ガリウム(GaN)等の薄膜を基板50上に形成することができる。
電熱線10は、当該電熱線10に対する電力の供給(例えば電流の印加)によってジュール熱を発生するものであれば、材質は問わない。ただし、コイル形状への加工が容易で、かつより高温(例えば1600℃以上など)での気相成長を実現する上で、電熱線10は、タングステン(W)等の金属により構成することが好ましい。
図2(a)に示すように、棒状電極40は、例えば、第1部分41と、第2部分42と、屈曲部43と、を有している。屈曲部43は、第1部分41と第2部分42との間に位置する屈曲した形状の部分である。第1部分41及び第2部分42は、それぞれ直線状に延在している。第1部分41の一端が屈曲部43の一端に対して繋がっており、屈曲部43の他端が第2部分42の一端に対して繋がっている。
第1部分41は、電熱線10の端部12が接続される部分である。第1部分41は、サセプタ30と対向する平面90内において延在している。
第2部分42は、電力供給部70から電力が供給される部分である。図1に示すように、第2部分42は、平面90に対して交差する方向に延在している。
本実施形態の場合、例えば、第1部分41(の延在方向)と第2部分42(の延在方向)とは互いに直交している。従って、第2部分42は、平面90に対して直交する方向に延在している。すなわち、第2部分42は、その長手方向が上下方向に延在している。
棒状電極40は、例えば、大径部40aと、大径部よりも小径の小径部40bと、を有している。例えば、小径部40bに第2部分42が形成され、大径部40aに第1部分41及び屈曲部43が形成されている。
図1に示すように、第2部分42は、サセプタ30と対向する平面90より、サセプタ30から遠ざかる方向に伸びている。
例えば、チャンバ110内に電流を導入するための複数の(例えば一対の)金属棒81が、チャンバ110の外部からチャンバ110の内部に導入されている。各金属棒81は、各棒状電極40とそれぞれ対応している。例えば、図1に示すように、各金属棒81は、チャンバ110の下方から、チャンバ110の底板を突き抜けて、チャンバ110内に導入されている。各金属棒81は、チャンバ110の底板に固定されている。なお、チャンバ110の底板と金属棒81との間には、図示しない絶縁部材が介装されており、チャンバ110と金属棒81とは相互に絶縁されているとともに、チャンバ110と金属棒81との間は真空気密状態に保たれている。
金属棒81は、金属等により構成された連結部材82をチャンバ110の内部において支持している。連結部材82と金属棒81とは相互に導通している。金属棒81と連結部材82とは、例えば、螺子を用いた締結により相互に固定されている。連結部材82は、電熱線10の下方に位置している。
棒状電極40は、上下方向に延在する棒状の形状に形成されており、連結部材82より上方に突出するように、連結部材82に対して固定されている。これにより、金属棒81、連結部材82及び棒状電極40は、一体の導体として組み立てられている。連結部材82と棒状電極40とは、例えば、螺子を用いた締結により相互に固定されている。
例えば、棒状電極40の第2部分42の下端部は、連結部材82を上下に貫通している。また、棒状電極40の第2部分42の外面には、雄ネジが形成されており、連結部材82の下側及び上側の各々において、棒状電極40に対してナット88が螺合している。これらナット88を互いに近づく方向に締結することにより、棒状電極40が連結部材82に対して固定されている。
気相成長装置100は、更に、ハウジング83を有している。ハウジング83は、加熱効率を向上させるために電熱線10に相対して設置された反射板としての機能を有する。ハウジング83は、ドーナツ状の平面形状に形成され、且つ、上向きに開口した受け皿形状に形成されている。ハウジング83は、サセプタ30の下方、且つ、連結部材82の上方に配置されている。ハウジング83の内部には、電熱線10が、水平に且つ渦巻き形状に配置されている。
棒状電極40の第2部分42における連結部材82よりも上側の部分は、ハウジング83を貫通しており、屈曲部43及び第1部分41は、ハウジング83の底板よりも上方に位置している。
また、棒状電極40の第2部分42における連結部材82よりも上側の部分は、ハウジング83を支持している。すなわち、第2部分42には、ナット88よりも上側においてナット87が螺合しており、このナット87によって、ハウジング83が支持されている。なお、ナット87とハウジング83との間には、フランジ形状の絶縁部材86が介装されており、棒状電極40及びナット87と、ハウジング83とが、相互に絶縁されている。すなわち、棒状電極40の第2部分42における連結部材82よりも上側の部分は、ハウジング83の底板を、絶縁状態で支持している。
また、絶縁部材86は、ハウジング83の底板の上面側にも配置されている。この絶縁部材86は、棒状電極40の大径部40aと小径部40bとの境界に位置する下向きの段差面(図2参照)と、ハウジング83の底板との間に介装されており、棒状電極40とハウジング83とを相互に絶縁している。
ハウジング83の底板には、それぞれ絶縁材料からなるプレート形状の複数の支持部材84が立設されており、これら支持部材84によって電熱線10が複数箇所において絶縁状態で支持されている。
第1部分41は、上記のように、平面90内において延在している。すなわち、第1部分41は、その長手方向が水平方向に延在している。
図4に示すように、電熱線10の端部12に第1部分41が挿入されることによって、端部12が第1部分41に固定されている。より具体的には、例えば、第1部分41は雄ネジ形状に形成された雄ネジ部41aを有しており、雄ネジ部41aと端部12とが螺合することによって、端部12が第1部分41に固定されている。なお、雄ネジ部41aは、第1部分41に形成されているため、棒状電極40における屈曲部43よりも先端側の部分に雄ネジ部41aが形成されていると言える。
棒状電極40は、電力供給部70からの電力を電熱線10に供給可能な導電性を有し、かつ電熱線10を所定の位置に保持するための十分な強度を有するものであれば、材質は問わない。ただし、より高温での気相成長(例えば電熱線10を1600℃以上に発熱させた状態での気相成長)を実現する上で、棒状電極40は、タングステンやモリブデン合金などの高融点金属により構成することが好ましい。
更に、棒状電極40は、必ずしもその全体を一体の金属により構成する必要は無く、例えば、棒状電極40において比較的低温に維持される基端側の部分(第2部分42)をモリブデンにより構成し、棒状電極40における先端側の部分(屈曲部43及び第1部分41)をタングステンもしくはモリブデン合金により構成し、棒状電極40における基端側の部分と棒状電極40における先端側の部分とを相互にねじ固定しても良い。
棒状電極40における基端側の部分と先端側の部分とを相互にねじ固定する態様としては、例えば、図5(a)及び図5(b)にそれぞれ示すものが挙げられる。
このうち図5(a)に示す態様では、例えば、大径部40aと小径部40bとが相互に別体に形成され、このうち一方(例えば小径部40b)には雄ネジ44が、他方(例えば大径部40a)には、雄ネジ44と螺合する雌ネジ45が、それぞれ形成されている。そして、雄ネジ44と雌ネジ45とを螺合させることにより、図2(a)に示すものと同様の外形形状の棒状電極40が構成されている。
一方、図5(b)に示す態様では、第1部分41と第2部分42とが相互に別体に形成されている。第1部分41は、図2(a)に示すものと同様の雄ネジ部41aと、雄ネジ部41aよりも小径の第2雄ネジ部41bと、を互いに同軸の配置で有している。第2部分42は、棒状の本体軸部42aと、この本体軸部42aの一端(図5(b)において上端)に形成された固定部42bと、を有している。固定部42bには、貫通穴42cが形成されている。貫通穴42cは、本体軸部42aの長手方向に対して直交する方向に固定部42bを貫通している。この貫通穴42cに対して第2雄ネジ部41bが差し込まれ、且つ、第2雄ネジ部41bとナット47とが螺合している。雄ネジ部41aの端面(雄ネジ部41aと第2雄ネジ部41bとの境界の段差面)とナット47とにより固定部42bが挟み込まれるように、ナット47が締結されている。これにより、第1部分41と第2部分42とが相互に固定され、且つ、第1部分41の延在方向と第2部分42の延在方向とが相互に直交している。
図5(b)に示す態様の棒状電極40は、屈曲部43を有しておらず、2つの直線状の棒状部(第1部分41及び第2部分42)からなる。
なお、気相成長装置100は、一対の棒状電極40を有し、電熱線10の両端部の各々が、それぞれ対応する棒状電極40に固定されている。
電力供給部70は、金属棒81に対して電流を供給する。この電流は、金属棒81、連結部材82、棒状電極40の第2部分42、棒状電極40の屈曲部43及び棒状電極40の第1部分41をこの順に通して、電熱線10に導入される。すなわち、電力供給部70からの電力は、棒状電極40の第2部分42に対して、間接的に供給される。
以上において、電熱線10、棒状電極40及び電力供給部70等により、実施形態に係る気相成長用加熱装置150が構成される。
次に、比較例に係る気相成長装置の加熱部について説明する。
図6は比較例に係る気相成長装置の加熱部の構成を示す斜視図である。なお、図6では、電熱線310を模式的に線状に記載しているが、電熱線310は、実施形態に係る気相成長装置100における電熱線10と同様に、その全体がコイル形状に形成されている。図7は比較例に係る気相成長装置の電熱線310の固定構造を示す側面図である。図8は比較例に係る気相成長装置の電熱線310の固定構造を説明するための側面図であり、このうち図8(a)は電熱線310を取り付けていない状態の棒状電極340を示し、図8(b)は棒状電極340に電熱線310を取り付けた状態を示す。
図6に示すように、比較例の場合、実施形態に係る気相成長装置100と同様に、電熱線310の軸が水平面内において渦巻き状或いは同心円状などの形状に屈曲している。ただし、電熱線310の端部において、電熱線310の軸が下方に向けて屈曲している。電熱線310の端部は、屈曲部313において90°屈曲している。
図8(a)に示すように、比較例の場合、棒状電極40が直線状に形成されており、その先端に雄ネジ部340aが形成されている。
そして、図8(b)及び図7に示すように、電熱線310における屈曲部313よりも先端側の部分312が、雄ネジ部340aに螺入されることによって棒状電極340に固定されている。
比較例の場合、電熱線310が屈曲部313において局所的に急激な屈曲している。このため、屈曲部313における内側(インコース側)部分と外側(アウトコース側)部分とで、コイルの巻回部310aどうしの間隔(巻回ピッチ)が大きく異なる。すなわち、図8(b)に示すように、インコース側では巻回部310aどうしの間隔が小さい。このため、屈曲部313のインコース側において熱が逃げにくくなり、局所的な高温部が生じやすい。その結果、気相成長時の温度条件によっては、屈曲部313のインコース側或いはその近傍において電熱線10を構成する材料の蒸発が進み、電熱線310が早期に断線してしまう可能性がある。このため、電熱線310の耐久性の面で改善の余地がある。また、屈曲部313のインコース側において、局所的な短絡が生じる可能性もある。
これらにより、比較例の気相成長装置は、信頼性の面で改善の余地がある。
また、屈曲部313がスプリングバックにより直線状に復帰しようとするため、電熱線310の位置調整(具体的には、上下位置調整)が困難であるし、屈曲部313を無理に押さえ付けてその屈曲形状を維持させようとすると、屈曲部313が折損する可能性もある。
このため、比較例の気相成長装置では、電熱線310の設置が困難である。
また、電熱線310に急激な屈曲部313が存在する場合、電熱線310の発熱時に電熱線310を構成する線材が残留応力を逃がそうとして暴れやすいという問題もある。特に図6の屈曲部313は水平面内の円弧形状から鉛直方向に向けて3次元的な曲げになることから、加熱時に電熱線310が思わぬ方向に変形することがあり注意を要する。
また、電熱線310の屈曲部313は、棒状電極40の屈曲部43と比べて、長尺に構成する必要がある。コイル形状の電熱線310を短い距離であまりにも急激に屈曲させると、電熱線310の折損や巻回部310a同士の短絡が生じやすいためである。このため、比較例では、実施形態と比べて、棒状電極340及び電熱線310の設置領域の上下寸法が大きくなってしまう。この結果、チャンバの上下寸法が大きくなり、チャンバ内に無駄な空間が生じる。これにより、チャンバ内において対流が起きやすくなるため、チャンバ内でのガスの流れに悪影響が生じて、基板上に形成される膜の膜厚分布の悪化を招いてしまう。また、チャンバ110が上下に伸びて内壁の面積が増加すると、チャンバ110が吸収する輻射熱量が増加する。このため、サセプタ30をある目標温度に加熱し、その温度で安定させるためには、電熱線310をより高温まで昇温する必要が生じるので、消費電力の増加を招くとともに電熱線310の耐久性を低下させることになる。
なお、このような比較例と同様の加熱部を有する気相成長装置としては、下記のものがある。
メーカ名:トーマス・スワン(Thomas Swan)
モデル名: CS12026/2
装置(リアクタ)のタイプ: CCS−MOCVD(CCS:Close Coupled Showerhead)
一方、本実施形態の場合、電熱線10の軸10aには、局所的に急激に屈曲した部分がない。このため、軸10aの延在方向において、隣り合う巻回部11aどうしの間隔(巻回ピッチ)をほぼ一定にすることができる。その結果、電熱線10に局所的な高温部が生じにくくすることができるので、電熱線10の耐久性を向上することができる。また、同時に、隣り合う巻回部11aどうしの短絡の発生も抑制することができる。
よって、気相成長装置100の信頼性を向上することができる。
また、電熱線10の軸10aは、平面内において緩やかに屈曲しているに過ぎないため、電熱線10の設置を容易に行うことができるし、電熱線10の発熱時に線材11が暴れてしまうことも抑制できる。
更に、棒状電極40の屈曲部43は、電熱線310の屈曲部313と比べて、短く構成することができる。このため、本実施形態では、比較例と比べて、棒状電極40及び電熱線10の設置領域の上下寸法を小さくすることができるので、チャンバの上下寸法も小さくすることができ、チャンバ内における無駄な空間を低減できる。また、チャンバ内において対流を抑制できるので、基板50上に形成される膜の膜厚分布を良好にできる。
以上のような実施形態によれば、コイル形状の電熱線10と、電熱線10の端部12が接続された棒状電極40と、を有している。棒状電極40は、電熱線10の端部12が接続されている部分である第1部分41と、電力供給部70から電力が供給される部分である第2部分42と、を含む。棒状電極40は、第1部分41がサセプタ30と対向する面(例えば平面90)内において延在し、第2部分42が当該面に対して交差する方向に延在するように、屈曲した形状に形成されている。
よって、電熱線10の端部12及び電熱線10において端部12に隣接する部分である隣接部13を、サセプタ30と対向する面に対する交差方向へ曲げることなく、端部12を第1部分41に接続することができる。すなわち、端部12における軸10a及び隣接部13における軸10aを極力曲げずに、端部12を第1部分41に接続することができる。よって、電熱線10の隣り合う巻回部11aどうしの間隔(すなわち巻回ピッチ)をほぼ一定の間隔に維持しながら、端部12を第1部分41に接続することができる。
つまり、コイル形状の電熱線310を、サセプタ30と対向する面に対する交差方向へ曲げる代わりに、棒状電極40を屈曲させた構成とすることができる。
これにより、電熱線10の端部12及びその近傍において、隣り合う巻回部11aどうしの間隔をほぼ一定にできるため、電熱線10の端部12及びその近傍における局所的な過熱を抑制できる。よって、電熱線10の端部及びその近傍における断線の発生を抑制できる。また、電熱線10の端部12及びその近傍における局所的な短絡の発生も抑制できる。
よって、コイル形状の電熱線10を有する気相成長装置100及び気相成長用加熱装置150の信頼性を向上することができる。
棒状電極40の第2部分42は、サセプタ30と対向する面より、サセプタ30から遠ざかる方向に伸びている。これにより、棒状電極40に対する電力の入力端を、電熱線10を基準としてサセプタ30とは反対側に取り出すことができる。
棒状電極40は、それぞれ直線状に延在する第1部分41と第2部分42との間に位置する屈曲部43を有するので、棒状電極40が局所的に屈曲した構成にでき、棒状電極40の寸法を小型化できる。また、第1部分41は、直線状に延在しているので、棒状電極40と電熱線10との接続を容易に行うことができる。また、第2部分42は、直線状に延在しているので、棒状電極40に対する電力の入力端と屈曲部43とを無駄なく接続することができる。
また、電熱線10の軸10aは、サセプタ30と対向する平面90内において屈曲し、且つ、平面90に対して交差する方向には屈曲していない。すなわち、軸10aが3次元的には屈曲していない構成となっている。これにより、電熱線10における局所的な過熱、暴れ及び短絡をより一層抑制することができるとともに、電熱線10の設置がより容易になる。
上記においては、気相成長装置100及び気相成長用加熱装置150が1本の電熱線10を有する例を説明したが、気相成長装置100及び気相成長用加熱装置150は複数本の電熱線を有していても良い。
また、サセプタ30と対向する面内における電熱線10の軸10aの屈曲の仕方は、上述したような渦巻き状の屈曲に限らず、例えば、クランク状の屈曲や、円弧状の屈曲であっても良い。
また、上記においては、サセプタ30と対向する面として、平面90を例示したが、平面に近い曲面であっても良い。また、サセプタ30と対向する面として、サセプタ30に対して平行に対向する平面90を例示したが、サセプタ30に対してほぼ平行に対向する面であっても良い。
10 電熱線
10a 電熱線の軸
11 線材
11a 巻回部
12 端部
13 隣接部
20 加熱部
30 サセプタ
31 基板載置用ポケット
40 棒状電極
40a 大径部
40b 小径部
41 第1部分
41a 雄ネジ部
41b 第2雄ネジ部
42 第2部分
42a 本体軸部
42b 固定部
42c 貫通穴
43 屈曲部
44 雄ネジ
45 雌ネジ
47 ナット
50 基板
60 回転軸部
70 電力供給部
81 金属棒
82 連結部材
83 ハウジング
84 支持部材
86 絶縁部材
87 ナット
88 ナット
90 平面(サセプタと対向する面、一の面)
100 気相成長装置
110 チャンバ
111、112 原料ガス供給配管
113 ガス分散部材
113a ガス導出口
114 排気管
150 気相成長用加熱装置
310 電熱線
310a 巻回部
312 部分
313 屈曲部
340 棒状電極
340a 雄ネジ部

Claims (8)

  1. 基板の少なくとも一方の面に気相成長により堆積物を形成可能なように前記基板を支持する盤状のサセプタと、
    前記サセプタを加熱する加熱部と、
    を有し、
    前記加熱部は、
    コイル形状の電熱線と、
    前記電熱線の端部が接続された棒状電極と、
    前記棒状電極を介して前記電熱線に電力を供給する電力供給部と、
    を有し、
    前記電熱線の軸は、前記サセプタと対向する面内において延在し、
    前記棒状電極は、前記電熱線の前記端部が接続されている部分である第1部分と、前記電力供給部から電力が供給される部分である第2部分と、を含み、
    前記棒状電極は、前記第1部分が前記サセプタと対向する前記面内において延在し、前記第2部分が当該面に対して交差する方向に延在するように、屈曲した形状に形成されている気相成長装置。
  2. 前記第2部分は、前記サセプタと対向する前記面より、前記サセプタから遠ざかる方向に伸びている請求項1に記載の気相成長装置。
  3. 前記第1部分と前記第2部分とが互いに直交している請求項1又は2に記載の気相成長装置。
  4. 前記棒状電極は、前記第1部分と前記第2部分との間に位置する屈曲部を含み、
    前記第1部分及び前記第2部分は、それぞれ直線状に延在している請求項1に記載の気相成長装置。
  5. 前記電熱線の前記端部に前記第1部分が挿入されることによって、当該端部が前記第1部分に固定されている請求項1に記載の気相成長装置。
  6. 前記第1部分は雄ネジ形状に形成された雄ネジ部を有し、前記雄ネジ部と前記端部とが螺合することによって、当該端部が前記第1部分に固定されている請求項1に記載の気相成長装置。
  7. 前記電熱線の軸は、前記面内において渦巻き状に延在している請求項1に記載の気相成長装置。
  8. コイル形状の電熱線と、
    前記電熱線の端部が接続された棒状電極と、
    前記棒状電極を介して前記電熱線に電力を供給する電力供給部と、
    を有し、
    前記電熱線の軸は、一の面内において延在し、
    前記棒状電極は、前記電熱線の前記端部が接続されている部分である第1部分と、前記電力供給部から電力が供給される部分である第2部分と、を含み、
    前記棒状電極は、前記第1部分が前記一の面内において延在し、前記第2部分が当該一の面に対して交差する方向に延在するように、屈曲した形状に形成されている気相成長用加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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