JP2014058810A - 分割補強金属板 - Google Patents

分割補強金属板 Download PDF

Info

Publication number
JP2014058810A
JP2014058810A JP2012204327A JP2012204327A JP2014058810A JP 2014058810 A JP2014058810 A JP 2014058810A JP 2012204327 A JP2012204327 A JP 2012204327A JP 2012204327 A JP2012204327 A JP 2012204327A JP 2014058810 A JP2014058810 A JP 2014058810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
reinforcing
divided
protrusion
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012204327A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Makitani
栄次 槇谷
Hanjiro Hosoda
伴次郎 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOSODA KENSETSU KK
Original Assignee
HOSODA KENSETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOSODA KENSETSU KK filed Critical HOSODA KENSETSU KK
Priority to JP2012204327A priority Critical patent/JP2014058810A/ja
Publication of JP2014058810A publication Critical patent/JP2014058810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

【課題】 仮止めの必要がなく、精度良く容易に積み上げることができるようにした分割補強金属板を提供する。
【解決手段】 柱を補強するための囲い金属板に用いられる分割補強金属板であり、L字状の補強金属板本体と、前記補強板本体の上下端に配置された水平方向補強リブと、前記補強板本体の左右端に配置された鉛直方向補強リブと、前記上端の水平方向補強リブに設けられた少なくとも一つの突起部と、前記突起部に対応して前記下端の水平方向補強リブに設けられた少なくとも一つの孔部と、を有するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート製の柱を補強するための囲い金属板に用いられる分割補強金属板に関する。
従来、ビルなどの建造物の耐震性を向上させるために、コンクリート製の柱を補強金属板で補強する補強構造として、例えば、特許文献1に記載された柱の補強構造が知られている。
特許文献1に記載された補強構造は、柱の周囲全面に、所定の間隔を保った囲い鋼板を対向させ、この間隔内にクラウト材を充填することによって、既存の柱と囲い鋼板とを一体化して柱の強度を向上させるものである。
また、特許文献1に記載された囲い鋼板を改良したものとして、図9及び図10に示すような、囲い鋼板も使われるようになってきている。
図9及び図10において、符号100は、コンクリート製の柱を補強するための囲い鋼板を示す。囲い鋼板100は、4個のL字状の分割補強金属板103を対向させて柱の周囲全面を覆うようにするものである。分割補強金属板103は、分割補強金属板本体102の上下端に配置された水平方向補強リブ104a,104cと左右端に配置された鉛直方向補強リブ104b,104dとを有している。
鉛直方向補強リブ104bと鉛直方向補強リブ104dとを合わせるように、4個の分割補強金属板103を対向させて柱の周囲全面を覆うようにして囲い鋼板100とし、水平方向補強リブ104aと水平方向補強リブ104cとを合わせるようにして分割補強金属板103を積み上げて、囲い鋼板100が積み上がった構造とするものである。
しかしながら、分割補強金属板103は、図9のように複数段に積み上げて且つ図10のように4個を対向させて使用されるが、分割補強金属板103を複数段にただ単に積み上げるだけであるため、積み上げる工程の際に、ずれてしまうおそれがある。そのため、ずれないように精度良く複数段に積み上げるためには、コーキング剤などで仮止めを行う必要があった。そのため、仮止めを行う分の工期を要するという問題があった。
特開2012−36636号公報
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、仮止めの必要がなく、精度良く容易に積み上げることができるようにした分割補強金属板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の分割補強金属板は、柱を補強するための囲い金属板に用いられる分割補強金属板であり、L字状の補強金属板本体と、前記補強金属板本体の上下端に配置された水平方向補強リブと、前記補強金属板本体の左右端に配置された鉛直方向補強リブと、前記上端の水平方向補強リブに設けられた少なくとも一つの突起部と、前記突起部に対応して前記下端の水平方向補強リブに設けられた少なくとも一つの孔部と、を有することを特徴とする。
前記突起部が前記上端の水平方向補強リブの両端部近傍に設けられ、前記突起部に対応して前記孔部が前記下端の水平方向補強リブの両端部近傍に設けられてなるのが好ましい。
前記分割補強金属板の材質としては、金属であれば特に限定はないが、電気亜鉛メッキ鋼板で作製されてなるのが好適である。
また、前記突起部は、板状又は円柱状であるのが好適である。
本発明の囲い金属板は、前記分割補強金属板を4個対向せしめてなることを特徴とする。
本発明の分割補強金属板によれば、仮止めの必要がなく、精度良く容易に積み上げることができるようにした分割補強金属板を提供することができるという著大な効果を奏する。
本発明の分割補強金属板の一つの実施の形態を示す斜視図である。 図1の分割補強金属板を積み上げた状態を示す斜視図である。 図1の分割補強金属板を対向させてコンクリート製の柱を補強する状態を示す説明図である。 前記分割補強金属板を4個対向せしめて囲い金属板とした状態を示す横方向断面図である。 前記分割補強金属板を4個対向せしめて囲い金属板とした状態を示す斜視図である。 前記分割補強金属板を4個対向せしめて複数段積み上げた状態を示す側面図である。 本発明の分割補強金属板の別の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の分割補強金属板の他の実施の形態を示す斜視図である。 従来の分割補強金属板を積み上げた状態を示す斜視図である。 従来の分割補強金属板を対向させてコンクリート製の柱を補強する状態を示す説明図である。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、これら実施の形態は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。図示において、同一部材は同一符号であらわされる。
図1〜図6において、符号10Aは本発明の分割補強金属板の一つの実施の形態を示す。分割補強金属板10Aは、柱を補強するための囲い金属板に用いられる分割補強金属板であり、L字状の補強金属板本体12と、前記補強金属板本体12の上下端に配置された水平方向補強リブ14a,14cと、前記補強金属板本体12の左右端に配置された鉛直方向補強リブ14b,14dと、前記上端の水平方向補強リブ14aに設けられた突起部16a,16bと、前記突起部16a,16bに対応して前記下端の水平方向補強リブ14cに設けられた孔部18a,18bと、を有する構成とされている。なお、分割補強金属板10Aは、電気亜鉛メッキ鋼板で作製した。
図1〜図6に示した分割補強金属板10Aの例では、突起部と孔部は、それぞれ2つずつ設けた例を示した。また、前記突起部16a,16bは、前記上端の水平方向補強リブ14aの両端部近傍にそれぞれ設けられており、前記突起部16a,16bに対応して前記孔部18a,18bが前記下端の水平方向補強リブ14cの両端部近傍にそれぞれ設けられた構成を示した。
そして、分割補強金属板10Aの例では、前記突起部16a,16bは、板状とされている。なお、板状の突起部とする場合には、上端の方が下端よりも狭まった形状である台形状が好ましい。
分割補強金属板10Aは、図2に示されるように、前記突起部16a,16bを前記孔部18a,18bに挿入せしめて、複数段に積み上げられて使用される。
より詳しくは、図3,図4及び図5に示されるように、コンクリート柱38の周囲を囲むように、複数の分割補強金属板10Aを対向させる(図示例では4つ)。前記分割補強金属板10Aを4個対向させると、図5に示される囲い金属板34となる。
そして、複数の分割補強金属板10Aを対向させて、前記突起部16a,16bを前記孔部18a,18bに挿入せしめて、複数段積み上げれば、図6のように、コンクリート製の柱を補強金属板で補強する補強構造36となる。なお、図6において、符号30は天井であり、符号32は床を示す。
さらに、図3に示すように、モルタル24で仕上げることで、制震効果の有する柱ができあがる。
次に、本発明の分割補強金属板の別の実施の形態を図7に示す。図7において、符号10Bは、本発明の分割補強金属板の別の実施の形態を示す。
分割補強金属板10Bは、柱を補強するための囲い金属板に用いられる分割補強金属板であり、L字状の補強金属板本体40と、前記補強金属板本体40の上下端に配置された水平方向補強リブ42a,42c(42cの図示は省略)と、前記補強金属板本体40の左右端に配置された鉛直方向補強リブ42b,42dと、前記上端の水平方向補強リブ42aに設けられた突起部44と、前記突起部44に対応して前記下端の水平方向補強リブ42cに設けられた孔部(図示は省略)と、を有する構成とされている。
このように、分割補強金属板10Bでは、上端の水平方向補強リブ突起部及び下端の水平方向補強リブに設けられた孔部とは、それぞれ一つとされている。そして、分割補強金属板10Bの例では、前記突起部44は、板状とされている。なお、板状の突起部とする場合には、上端の方が下端よりも狭まった形状である台形状が好ましい。分割補強金属板10Bは、上端の水平方向補強リブ突起部及び下端の水平方向補強リブに設けられた孔部以外の構成は、分割補強金属板10Aと同様である。
さらに、本発明の分割補強金属板の他の実施の形態を図8に示す。図8において、符号10Cは、本発明の分割補強金属板の他の実施の形態を示す。
分割補強金属板10Cは、柱を補強するための囲い金属板に用いられる分割補強金属板であり、L字状の補強金属板本体46と、前記補強金属板本体46の上下端に配置された水平方向補強リブ48a,48c(48cの図示は省略)と、前記補強金属板本体46の左右端に配置された鉛直方向補強リブ48b,48dと、前記上端の水平方向補強リブ48aに設けられた突起部50a,50bと、前記突起部50a,50bに対応して前記下端の水平方向補強リブ48cに設けられた孔部(図示は省略)と、を有する構成とされている。
このように、分割補強金属板10Cでは、上端の水平方向補強リブ突起部及び下端の水平方向補強リブに設けられた孔部とは、それぞれ2つとされている。そして、分割補強金属板10Cの例では、前記突起部50a,50bは、円柱状とされている。分割補強金属板10Cは、上端の水平方向補強リブ突起部及び下端の水平方向補強リブに設けられた孔部以外の構成は、分割補強金属板10Aと同様である。
10A,10B,10C:分割補強金属板、12,40,46:補強金属板本体、14a,14c,42a,42c,48a,48c,104a,104c:水平方向補強リブ、14b,14d,42b,42d,48b,48d,104b,104d:鉛直方向補強リブ、16a,16b,44,50a,50b:突起部、18a,18b:孔部、24:モルタル、30:天井、32:床、34:囲い金属板、36:補強構造、38:コンクリート柱、100:囲い鋼板、102:分割補強金属板本体、103:従来の分割補強金属板。

Claims (4)

  1. 柱を補強するための囲い金属板に用いられる分割補強金属板であり、
    L字状の補強金属板本体と、
    前記補強板本体の上下端に配置された水平方向補強リブと、
    前記補強板本体の左右端に配置された鉛直方向補強リブと、
    前記上端の水平方向補強リブに設けられた少なくとも一つの突起部と、
    前記突起部に対応して前記下端の水平方向補強リブに設けられた少なくとも一つの孔部と、
    を有することを特徴とする分割補強金属板。
  2. 前記突起部が前記上端の水平方向補強リブの両端部近傍に設けられ、
    前記突起部に対応して前記孔部が前記下端の水平方向補強リブの両端部近傍に設けられてなることを特徴とする請求項1記載の分割補強金属板。
  3. 前記突起部が、板状又は円柱状であることを特徴とする請求項1又は2記載の分割補強金属板。
  4. 柱を補強するための囲い金属板であり、請求項1〜3いずれか1項記載の分割補強金属板を4個対向せしめてなることを特徴とする囲い金属板。
JP2012204327A 2012-09-18 2012-09-18 分割補強金属板 Pending JP2014058810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204327A JP2014058810A (ja) 2012-09-18 2012-09-18 分割補強金属板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204327A JP2014058810A (ja) 2012-09-18 2012-09-18 分割補強金属板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014058810A true JP2014058810A (ja) 2014-04-03

Family

ID=50615505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012204327A Pending JP2014058810A (ja) 2012-09-18 2012-09-18 分割補強金属板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014058810A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5664989B1 (ja) * 2014-04-28 2015-02-04 一般社団法人 レトロフィットジャパン協会 既存柱の補強構造
JP2016035188A (ja) * 2014-06-03 2016-03-17 一般社団法人 レトロフィットジャパン協会 建造物の補強構造
JP5974314B1 (ja) * 2016-02-09 2016-08-23 株式会社フジモト H型鋼柱の耐震補強構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5664989B1 (ja) * 2014-04-28 2015-02-04 一般社団法人 レトロフィットジャパン協会 既存柱の補強構造
JP2016035188A (ja) * 2014-06-03 2016-03-17 一般社団法人 レトロフィットジャパン協会 建造物の補強構造
JP5974314B1 (ja) * 2016-02-09 2016-08-23 株式会社フジモト H型鋼柱の耐震補強構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014058810A (ja) 分割補強金属板
JP2014111877A (ja) 壁体構築用ブロック、壁体、壁体の施工方法
KR101795511B1 (ko) 건축용 데크패널
JP2006214212A (ja) 床スラブの施工方法および型枠パネル
CN104164927A (zh) 钢筋混凝土墙版的钢筋结构及其工法
KR20180055035A (ko) 대형 프리캐스트 더블월을 이용한 토목 옹벽 구조와 그의 시공 방법
JP2015010345A (ja) 既存柱の増し打ち補強構造
KR101083403B1 (ko) 벽면 타설용 폼블록 고정용 브릿지
JP6871808B2 (ja) 補強材、補強構造
JP5353130B2 (ja) 補強を施した柱の仕上げ方法、補強を施した柱の仕上げ材の取付構造
JP5074152B2 (ja) 基礎構造
JP5351576B2 (ja) 床スラブに用いるスペーサ
JP2016216934A (ja) 構造物
JP2008111238A (ja) 補強構造
JP6401535B2 (ja) 基礎の構築に用いられるプレキャストコンクリート部材
JP2016098479A (ja) 基礎の構築に用いられるプレキャストコンクリート部材及び基礎の構築方法
KR101938357B1 (ko) 거푸집과 철근의 간격 유지 기구
JP2009046888A (ja) 鉄筋固定金具
JP2017110452A (ja) 既存建物の耐震補強構造及び耐震補強方法
JP2017031669A (ja) 床構造施工法及び床構造
JP6024961B2 (ja) 鋼板コンクリート造の床の構造
JP2008240329A (ja) 接合構造
JP4823932B2 (ja) 柱およびコア壁で支持されるフラットプレートのせん断補強構造
JP2016023414A (ja) 柱・梁構造
JP2009046965A (ja) 保温板およびその設置方法