JP2014057731A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP2014057731A
JP2014057731A JP2012204715A JP2012204715A JP2014057731A JP 2014057731 A JP2014057731 A JP 2014057731A JP 2012204715 A JP2012204715 A JP 2012204715A JP 2012204715 A JP2012204715 A JP 2012204715A JP 2014057731 A JP2014057731 A JP 2014057731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
distal end
bending piece
distal
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012204715A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tanii
好幸 谷井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2012204715A priority Critical patent/JP2014057731A/ja
Publication of JP2014057731A publication Critical patent/JP2014057731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】挿入部の先端部分の硬質長の短縮化を図ることが可能な内視鏡を提供すること。
【解決手段】内視鏡30は、挿入部31の先端部32を構成する先端構成部材40と、先端構成部材40の基端部を囲繞するように先端構成部材40の外装に配置される先端湾曲駒70と、を備え、先端湾曲駒70の駒内周面72に設けられ、駒内周面72から内部に予め定めた量突出した凸部81と、先端構成部材40に設けられ、先端湾曲駒70の備える凸部81を収容し、収容した凸部81の先端面84が当接する当接面86を有する凹部85と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、挿入部の先端部を構成する先端構成部の基端側を囲繞する先端湾曲駒を有する内視鏡に関する。
細長な挿入部を備える内視鏡は、医療分野、工業分野等で使用されている。図1に示すように内視鏡の細長で可撓性を有する挿入部1は、先端側から順に、先端部2、湾曲部3、及び可撓性を有する可撓管部(不図示)を備えて構成されている。
なお、湾曲部3は、湾曲駒組と、網管と、湾曲ゴムとを備えて主に構成されている。湾曲駒組は、複数の湾曲駒を連接して例えば上下の二方向、或いは上下左右の四方向に湾曲するように構成されている。網管は、金属性の細線を編み込んで予め定めた可撓性を有し、湾曲駒組の外装を被覆する。湾曲ゴムは、予め定めた可撓性を有し、網管の外装を被覆する。
また、挿入部1の先端面には観察光学系を構成する観察窓4、照明光学系を構成する例えば一対の照明窓5、先端開口6を備えている。また、図示は省略しているが、先端面には観察窓4の表面等に付着した、血液、汚物、或いは、オイル等が洗い流すための洗浄ノズル等が設けられる。
図2に示すように先端部2を構成する先端構成部材7には、観察光学系孔8、処置具挿通孔9、図示しない照明光学系用孔、送気送水孔等が形成されている。観察光学系孔8内には撮像ユニット10が設けられている。
撮像ユニット10は、レンズ枠11内に複数の光学レンズ12を配設した対物光学系13と、対物光学系13の結像位置に配置された図示されないCCD或いはC−MOS等の撮像素子を備えた撮像装置(不図示)を有して構成されている。
処置具挿通孔9には連結管15が固設される。連結管15の基端部は、先端構成部材7の基端面から予め定めた寸法突出している。連結管15の基端部にはチャンネルチューブ16の先端部が例えば糸巻き接着17によって強固に一体に固定されている。
先端構成部材7の外周の予め定めた位置にはフランジ7fが設けられている。そして、先端構成部材7の外周面側には、先端カバー18と、湾曲ゴム19と、先端湾曲駒20とが配置されている。
先端カバー18は、筒形状であって、筒部底面が先端構成部材7の先端面上に配置される。カバー先端面18fには観察窓4に対応する観察用貫通孔、照明窓5に対応する照明用孔(不図示)、連結管15に連通する先端開口6等が形成されている。一方、先端カバー18の筒部内周面は、先端構成部材7の外周面上に配置される。そして、先端カバー18の基端面は、フランジ7fよりも先端側の予め定めた位置に配置される。
先端湾曲駒20は、湾曲駒組を構成する複数の湾曲駒の1つであり、最先端に位置する。先端湾曲駒20の先端面は、フランジ7fの基端立ち上がり面に当接して位置決め配置される。先端湾曲駒20は、2つの固定ネジ21によって、該立ち上がり面に突き当たる応力を発生させることによって、ガタ無く強固に先端構成部材7に一体固定される。フランジ7fは、先端湾曲駒20の先端構成部材7に対する配置位置を位置決めする位置決め部である。
湾曲ゴム19の先端部は、フランジ7fより先端側で先端カバー18の基端面に当接して先端構成部材7の外周面上に配置される。湾曲ゴム19の先端部は、先端構成部材7に糸巻き接着22によって強固に一体固定される。接着部は、糸巻き部の外周側および先端カバー18の基端部に設けられている。
そして、先端構成部材7の長さ寸法は、先端カバー18、湾曲ゴム19及び先端湾曲駒20の固定、内蔵物である対物光学系13、照明光学系、連結管15、撮像ユニット10、図示しないライトガイドバンドル、送気チューブ、及び送水チューブ等を固定するために必要な長さによって決定される。
なお、特許文献1には、組立の作業性を損なうこと無く、小型化を図ることが可能な内視鏡が示されている。この内視鏡は、対物光学系を内蔵する先端固定枠と、この先端固定枠に連設される湾曲管を構成する複数の関節の最先端に配設された第1関節とを備え、先端固定枠の基端側には軸方向に細長な接着剤を充填するための切欠が複数形成され、第1関節の先端側には突設されていて切欠の1つに係合して第1関節と先端固定枠との周方向の位置決めを行う凸部及び第1関節の周面中程に突設されていて先端固定枠の後端面に係合して第1関節と先端固定枠との軸方向の位置決めを行う突起とを備えている。そして、先端固定枠、第1関節等の外周は、先端ゴムにより被覆されていて、その先端部は固定糸を巻回することにより固定されている。
特開平11−56760号公報
しかしながら、図2に示す構成の内視鏡においては、更なる硬質長の短縮化が求められている。なお、特許文献1の構成においては、先端固定枠に設けた切欠にCCDパッケージの4隅を配置することにより効率良く小型化(小径化)を図ることができるが、先端固定枠を設けているために先端部の硬質長が長くなっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、挿入部の先端部分の硬質長の短縮化を図ることが可能な内視鏡を提供することを目的としている。
本発明の内視鏡は、内視鏡挿入部の先端部を構成する先端構成部材と、前記先端構成部材の基端部を囲繞するように該先端構成部材の外装に配置される先端湾曲駒と、を備える内視鏡であって、前記先端湾曲駒の駒内周面に設けられ、該駒内周面から内部に予め定めた量突出した凸部と、前記先端構成部材に設けられ、前記先端湾曲駒の備える前記凸部を収容し、収容した該凸部の先端面が当接する当接面を有する凹部と、を備えている。
本発明によれば、挿入部の先端部分の硬質長の更なる短縮化を図った内視鏡を実現することができる。
内視鏡の挿入部の先端側を説明する図 位置決め部としてフランジを有する先端構成部材の構成、および、その先端構成部材の外周面に配置される先端カバー、湾曲ゴム及び先端湾曲駒を説明する図 本発明に係る、挿入部の先端部を構成する先端構成部材の構成、および、その先端構成部材の外周面に配置される先端カバー、湾曲ゴム及び先端湾曲駒を説明する図 図3の矢印Y4−Y4線断面図 凸部を有する先端構成部材と凹部を有する先端湾曲駒とを説明する斜視図 図5Aに示した先端構成部材の側面図及び先端湾曲駒の側面図 図5Bの先端構成部材を矢印Y5Ca方向から見た正面図及び先端湾曲駒の矢印Y5Cb-Y5Cb線断面図 他の構成の凸部を有する先端構成部材と他の構成の凹部を有する先端湾曲駒とを説明する斜視図 図6Aに示した先端構成部材の側面図及び先端湾曲駒の側面図 図6Bの先端構成部材を矢印Y6Ca方向から見た正面図及び先端湾曲駒の矢印Y6Cb-Y6Cb線断面図 先端構成部材の構成、および、先端湾曲駒の別の構成にかかる、位置決め部である凸部を説明する図 先端構成部材の構成、および、先端湾曲駒の別の構成にかかる、位置決め部である凸部と凹部との関係を説明する斜視図 先端構成部材の構成、および、先端湾曲駒の別の構成にかかる、位置決め部である凸部と凹部との寸法関係を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図3、図4に示すように本実施形態の内視鏡30の挿入部31は、先端側から順に、先端部32、湾曲部33、及び図示しない可撓管部を備えて構成されている。先端部32は、先端部本体である先端構成部材40と、先端カバー50と、湾曲ゴム60とを備えて構成されている。
先端構成部材40は、例えばステンレス等の金属製円柱部材であって、観察光学系孔41h1、処置具挿通孔41h2、照明光学系用孔41h3等が形成されている。照明光学系用孔41h3にはライトガイドバンドル34が配設されている。
観察光学系孔41h1内には撮像ユニット42が設けられている。撮像ユニット42は、レンズ枠43内に複数の光学レンズ44を配設した対物光学系45と、対物光学系45の結像位置に配置された破線で示すCCD或いはC−MOS等の撮像素子46を備えた撮像装置(不図示)と、を有して構成されている。
処置具挿通孔41h2内には連結管47が配置される。連結管47は、連結管固定ネジ47mによって先端構成部材40に一体に固設される。符号40fは、雌ネジ部であり、雌ネジ部40f1には連結管固定ネジ47mが螺合配置される。
図3に示すように先端構成部材40に固設された連結管47の基端部は、先端構成部材40の基端面から予め定めた寸法突出している。連結管47の基端部にはチャンネルチューブ48の先端部が例えば糸巻き接着によって強固に一体に固定されている。
先端構成部材40の外周面側には、先端カバー50と、湾曲ゴム60の先端部と、先端湾曲駒70の先端部分とが配置される。
先端カバー50は、筒形状であって、筒部底面が先端構成部材40の先端面上に配置される。先端カバー50には観察窓51に対応する観察用貫通孔52、照明窓(不図示)に対応する照明用孔(不図示)、連結管47に対応する先端開口53等が形成されている。一方、先端カバー50の筒部内周面は、先端構成部材40の外周面を被覆して配置され、該先端カバー50の基端面54は先端構成部材40の外周面上の予め定めた位置に配置される。
先端湾曲駒70は、複数の図示しない湾曲駒を回動自在に連接して例えば上下左右方向に湾曲するように構成した湾曲駒組の最先端に位置する駒である。先端湾曲駒70の内周面の予め定めた位置には図示しない上湾曲ワイヤー、下湾曲ワイヤー、左湾曲ワイヤー及び右湾曲ワイヤーの先端部が固設されている。
先端湾曲駒70の先端部分は、先端構成部材40の基端部を囲繞するように外装配置される。先端湾曲駒70の先端面71は、先端構成部材40の外周面上の予め定めた位置に後述する位置決め部80によって位置決め配置される。そして、先端湾曲駒70は、2つの固定ネジ(図4の符号70m)によって先端構成部材40に強固に一体固定される。
固定ネジ70mは、先端構成部材40の雌ネジ部40f2に螺合する。
湾曲ゴム60は、湾曲駒組等を全長に渡って被覆する。湾曲ゴム60の先端面61は、先端湾曲駒70の先端面71より先端側に配置されている先端カバー50の基端面54に当接して先端構成部材40の外周面上に配置される。湾曲ゴム60の先端部は、先端構成部材40に糸巻き接着62によって強固に一体固定されている。
ここで、図5A-図5Cを参照して位置決め部80の構成を説明する。
本実施形態において位置決め部80は、図5A-図5Cに示すように先端湾曲駒70の内孔側に突出する凸部81と、先端構成部材40の外表面に形成された凹部85とによって構成される。凸部81は、凹部85内に配置される。本実施形態において、凸部81及び凹部85は、予め定めた位置に2つ設けられている。
なお、凸部81及び凹部85の数は2つに限定されるものでは無く、1つ又は3つ以上であってもよい。凸部81及び凹部85の数は、2つ又は3つが好適であり、複数の凸部81及び凹部85は、周方向に対して等間隔では無く、予め定めた異なる間隔で設けられている。この結果、先端湾曲駒70を先端構成部材40に組付けた際、先端湾曲駒70と先端構成部材40との周方向の向きを予め定めた位置関係に規定される。
各凸部81は、駒内周面72から内部に向かって予め定めた量突出している。凸部81は、先端湾曲駒70の予め定めた位置に切り込みを形成し、軸方向に延びる折曲部82に沿って先端湾曲駒70の外周面73の一部を内部側に折り曲げ加工して形成される。この結果、先端湾曲駒70には外部と内部とを連通する空隙74が形成される。
各凹部85は、凸部81を収容する窪みである。凹部85の幅寸法wは、凸部81の厚み寸法tより予め定めた寸法、大きく設定されている。凹部85の深さ寸法dは、凸部81の駒内周面72から凸部端面83までの突出高さ寸法hより予め定めた寸法、大きく設定されている。
符号86は、当接面であり、当接面86には凸部先端面84が当接する。先端構成部材40の基端面から当接面86までの距離Lは、先端構成部材40に外装される先端湾曲駒70の先端面71の配置位置を考慮しつつ、且つ、凸部81が全て凹部85内に収容されるように設定されている。この結果、先端湾曲駒70を先端構成部材40に組付けた際、空隙74が先端構成部材40の基端面より外側に配置されること無く、先端構成部材40上に配置される。
なお、図5A、図5Bに示す符号75は、駒連結突起であり、駒連結突起75には連結ビス(不図示)が挿通される貫通孔75hが形成されている。符号76hは、テーパー孔であり、内部と外部とを連通する貫通孔であり,予め定めた位置に形成される。テーパー孔76hには、固定ネジ70mの頭部(図4の符号70h)に設けられたテーパー形状の斜面が当接配置される。
上述のように構成した位置決め部80を設けたことによって、本実施形態においては、以下の効果を得られる。
先端湾曲駒70を先端構成部材40に組付ける際、凸部81の位置と凹部85の位置とを位置合わせして先端湾曲駒70を先端構成部材40の基端部に囲繞する。この結果、先端構成部材40の上下左右方向と先端湾曲駒70の上下左右方向とが一致した配置状態になる。
また、先端湾曲駒70を先端構成部材40に組付ける際、凸部先端面84を凹部85の当接面86に当接配置する。この結果、先端カバー50の基端面54と先端湾曲駒70の先端面71との間隔が予め定めた寸法になる。
なお、凸部先端面84を当接面86に当接させた状態で、2つの固定ネジ70mを雌ネジ部40f1に螺合する。この結果、先端湾曲駒70が先端構成部材40の予め定めた位置に強固に一体固定される。
上述したように、先端湾曲駒70の予め定めた位置に駒内周面72から内部に向かって突出する複数の凸部81を設ける一方、先端構成部材40に凸部81が収納配置されて当接する当接面86を有する凹部85を設けて位置決め部80を構成する。
この構成によれば、図3の破線に示した先端構成部材7の外周面から外方に突出する高さ寸法Hで厚さ寸法Tのフランジ7fを不要にして、先端構成部材40に対して先端湾曲駒70を位置決め固定することができる。したがって、先端湾曲駒70の先端面71を例えばフランジ7fの厚さ寸法T分だけ先端側に移動させることによって、糸巻き接着62による湾曲ゴム固定長を確保しつつ、挿入部先端部分の二点鎖線で示す硬質長L31の短縮化を実現することができる。
また、先端構成部材40を加工する際、高さ寸法Hのフランジ7fを削り出す工程が不要になるため、先端構成部材40を加工するための丸棒の径寸法を小さくして、加工性は向上し、加工した際に発生する切削くずが軽減するため環境負荷の低減を図れる。
なお、上述した実施形態において、凸部81を、先端湾曲駒70の外周面73の一部に切り込みを形成し、その一部を軸方向に沿った折曲部82から内部側に折り曲げて形成するとしている。しかし、先端湾曲駒に設けられる凸部は、この構成に限定されるものではなく、図6A−図6Cに示すように、或いは図7A−図7Cに示すように構成してもよい。
図6A−図6Cに示すように本実施形態において位置決め部80Aは、凸部81Aと、凹部85Aとによって構成される。
凸部81Aは、先端湾曲駒70の外周面73の一部に切り込みを形成し、周方向に沿った折曲部82Aから内部側に折り曲げて形成されている。この構成において、先端構成部材40には凸部81Aが収納配置される凹部85Aを形成する。
凹部85Aの幅寸法w1は、凸部81Aの周方向の寸法t1より予め定めた寸法、大きく設定されている。凹部85Aの深さ寸法d1は、凸部81Aの駒内周面72から凸部端面83までの突出高さ寸法h1より予め定めた寸法、大きく設定されている。
当接面86Aには凸部先端面84Aが弾性変形しつつ当接する。先端構成部材40の基端面から当接面86までの距離L1は、先端構成部材40に外装される先端湾曲駒70の先端面71の配置位置を考慮しつつ、且つ、凸部81Aが全て凹部85A内に収容されるように設定されている。
この結果、先端湾曲駒70を先端構成部材40に組付けた際、空隙74Aが先端構成部材40の基端面より外側に配置されること無く、先端構成部材40上に配置される。
位置決め部80Aを上述した図6A−図6Cに示すように構成したことにより、図3−図5Cに示した実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
図7A−図7Cに示すように本実施形態において位置決め部80Bは、凸部81Bと、凹部85Bとによって構成される。
図7Aに示すように凸部81Bは、先端湾曲駒70の駒内周面72に密着配置される密着面88を有するブロック体であり、予め定めた形状に構成されている。図7B、図7Cの(b)に示すようにブロック体である凸部81Bは、密着面88を駒内周面72に配置された後、接着剤、或いは、半田等によって先端湾曲駒70に一体固定されている。
一方、先端構成部材40には、凹部85Bが形成されている。凹部85Bは、凸部81Bが収納配置され、かつ凸部先端面84Bが当接面86Bに当接するように構成されている。
図7の(a)、(b)に示すように凹部85Bの幅寸法w2は、凸部81Bの周方向の寸法t2より予め定めた寸法、大きく設定されている。凹部85Bの深さ寸法d2は、凸部81Bの高さ寸法h2より予め定めた寸法、大きく設定されている。
先端構成部材40の基端面から当接面86までの距離L2は、先端構成部材40に外装される先端湾曲駒70の先端面71の配置位置を考慮しつつ、且つ、凸部81Bが全て凹部85A内に収容されるように設定されている。
位置決め部80Bを上述した図7A−図7Cに示すように構成したことにより、先端湾曲駒70の空隙74、74Aを無くして、図3−図5Cに示した実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、上述した実施形態においては、周方向に対してそれぞれ異なる位置に二組の位置決め部80、80A、80Bと、二組の固定ネジ70m及び雌ネジ部40f1と、を設けている。しかし、内視鏡の挿入部は、細径であるため、複数の位置決め部80、80A、80Bと、固定ネジ70m及び雌ネジ部40f1と、を全て同一周上に配置することは困難である。
このような場合、2つの位置決め部80、80A、80Bが配置される位置と、二組の固定ネジ70m及び雌ネジ部40f1が配置される位置とを軸方向に対して位置ずれさせる。そして、この構成において、1つの位置決め部80、80A、80Bと一方の固定ネジ70m及び雌ネジ部40f1とを周方向に対して略同位置に配置し、他の1つの位置決め部80、80A、80Bと他方の固定ネジ70m及び雌ネジ部40f1とを周方向に対してそれぞれ異なる位置に配置する。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…挿入部 2…先端部 3…湾曲部 4…観察窓 5…照明窓 6…先端開口
7…先端構成部材 7f…フランジ 8…観察光学系孔 9…処置具挿通孔
10…撮像ユニット 11…レンズ枠 12…光学レンズ 13…対物光学系
15…連結管 16…チャンネルチューブ 17…糸巻き接着 18…先端カバー
18f…カバー先端面 19…湾曲ゴム 20…先端湾曲駒 21…固定ネジ21
22…糸巻き接着 30…内視鏡 31…挿入部 32…先端部 33…湾曲部
34…ライトガイドバンドル 40…先端構成部材
40f、40f1、40f2…雌ネジ部 41h1…観察光学系孔
41h2…処置具挿通孔 41h3…照明光学系用孔 42…撮像ユニット
43…レンズ枠 44…光学レンズ 45…対物光学系 46…撮像素子 47…連結管
47m…連結管固定ネジ 48…チャンネルチューブ 50…先端カバー 51…観察窓
52…観察用貫通孔 53…先端開口 54…基端面 60…湾曲ゴム 61…先端面
62…糸巻き接着 70…先端湾曲駒 70h…頭部符号 70m…固定ネジ
71…先端面 72…駒内周面 73…外周面 74、74A…空隙 75…駒連結突起
75h…貫通孔 76h…テーパー孔 80、80A、80B…位置決め部
81、81A、81B…凸部 82、82A…折曲部 83…凸部端面
84、84A、84B…凸部先端面 85、85A、85B…凹部
86、86A、86B…当接面 88…密着面

Claims (5)

  1. 内視鏡挿入部の先端部を構成する先端構成部材と、
    前記先端構成部材の基端部を囲繞するように該先端構成部材の外装に配置される先端湾曲駒と、を備える内視鏡において、
    前記先端湾曲駒の駒内周面に設けられ、該駒内周面から内部に予め定めた量突出した凸部と、
    前記先端構成部材に設けられ、前記先端湾曲駒の備える前記凸部を収容し、収容した該凸部の先端面が当接する当接面を有する凹部と、
    を備えることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記凸部は、前記先端湾曲駒の外周面の一部を該湾曲駒の内部に突出させて設けられることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記凸部は、前記先端湾曲駒の外周面の一部に切り込みを形成し、折曲部から内部に折り曲げて形成されることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記折曲部は、前記先端湾曲駒の軸方向に沿って、又は、周方向に沿って形成されることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 前記凸部は、前記先端湾曲駒とは異なる部材で構成され、該先端湾曲駒の内周面に固定されて内部に突出して設けられることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
JP2012204715A 2012-09-18 2012-09-18 内視鏡 Pending JP2014057731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204715A JP2014057731A (ja) 2012-09-18 2012-09-18 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204715A JP2014057731A (ja) 2012-09-18 2012-09-18 内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014057731A true JP2014057731A (ja) 2014-04-03

Family

ID=50614788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012204715A Pending JP2014057731A (ja) 2012-09-18 2012-09-18 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014057731A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015174445A1 (ja) * 2014-05-15 2015-11-19 オリンパス株式会社 固定機構及び固定機構を有する内視鏡
WO2016121253A1 (ja) * 2015-01-30 2016-08-04 オリンパス株式会社 内視鏡用操作ノブおよび内視鏡

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015174445A1 (ja) * 2014-05-15 2015-11-19 オリンパス株式会社 固定機構及び固定機構を有する内視鏡
JP5876198B1 (ja) * 2014-05-15 2016-03-02 オリンパス株式会社 内視鏡
US9974428B2 (en) 2014-05-15 2018-05-22 Olympus Corporation Endoscope
WO2016121253A1 (ja) * 2015-01-30 2016-08-04 オリンパス株式会社 内視鏡用操作ノブおよび内視鏡

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5444516B1 (ja) 湾曲管、医療機器
JP5253691B1 (ja) 超音波内視鏡
JP5734786B2 (ja) 内視鏡
JP7026807B2 (ja) 内視鏡の先端部、内視鏡挿入部、及び、内視鏡
JP4928984B2 (ja) 極細径内視鏡の先端部
JP5412056B2 (ja) 内視鏡
JP2014057731A (ja) 内視鏡
JP5901859B1 (ja) 内視鏡用湾曲管、内視鏡および内視鏡用湾曲管の製造方法
JP5876198B1 (ja) 内視鏡
JP6210797B2 (ja) 内視鏡
JPH1156760A (ja) 内視鏡
JP6378120B2 (ja) 内視鏡挿入部の湾曲部構造
JP3969856B2 (ja) 内視鏡
JP2006075341A (ja) 内視鏡
JP4895726B2 (ja) 可撓性内視鏡の挿入部
JP6211236B1 (ja) 内視鏡および内視鏡の対物光学ユニット
JP4504076B2 (ja) 内視鏡
JP5191461B2 (ja) 光ファイバの接続構造
JP5059663B2 (ja) 内視鏡照明機構および内視鏡照明機構の組立方法
JPH0731764Y2 (ja) 内視鏡装置
JP4492944B2 (ja) 内視鏡
JP6305670B1 (ja) 内視鏡
JP2017209235A (ja) 内視鏡
JP3722633B2 (ja) 内視鏡
JP6128881B2 (ja) 内視鏡装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20150422

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150525