JP2014055989A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な画像を形成することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 カラープリンタは、反射型光学センサ2245、駆動機構100などを備えている。反射型光学センサ2245は、y軸方向に沿って等間隔Leで配列され、定着ベルトに向けて光を射出する10個の発光部、及び定着ベルトで反射された光を受光する12個の受光部などを有している。駆動機構100は、反射型光学センサ2245が固定されているスライダ101、該スライダ101をy軸方向に沿って最大移動量をMとして移動させるソレノイド・アクチュエータ102などを有している。この場合は、定着ベルトが蛇行しても、傷の位置及び傷密度を精度良く求めることができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置に係り、更に詳しくは、トナーを用いて画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、一般的に、感光体ドラム及びその周囲に配置された帯電装置、露光装置、現像装置などを有している。感光体ドラムの表面は帯電装置により一様に帯電され、その帯電部分が露光装置から射出されたレーザ光によって露光される。これにより感光体ドラム上に静電潜像が形成され、この静電潜像は現像装置により現像され、トナー画像となる。
感光体ドラム上のトナー画像は、搬送ベルトで搬送されてきた用紙に転写される。トナー画像が転写された用紙は、搬送ベルトから剥離されて定着装置に搬送され、ここでトナーが定着され、排紙される。
定着装置は、用紙を加熱及び加圧するための定着ベルトを有している。
例えば、A4サイズ用紙とA3サイズ用紙を使用可能な画像形成装置において、A4サイズ用紙の定着を縦通紙の状態で繰り返すと、定着ベルト表面におけるA4サイズ用紙の用紙幅方向の端部が通過する位置に縦筋状の傷が発生することがある。これは用紙端の紙粉により定着ベルトの表面が荒らされることによって生じる。
このとき、A4横通紙あるいはA3縦通紙がなされると、上記縦筋状の傷に対応して画像表面にいわゆる光沢スジが現れ、画像品質が劣化する。
そこで、定着ベルト表面の荒れを考慮した画像形成装置が考案された(例えば、特許文献1〜特許文献4参照)。
画像形成装置における画像品質に対する要求は、年々高くなってきている。しかしながら、特許文献1〜特許文献4に開示されている画像形成装置では、要求されるレベルの画像品質を得るのは困難であった。
本発明は、第1軸方向に移動している記録媒体上の画像を定着させる定着部材を有する画像形成装置において、前記定着部材に向けて複数の光を射出し、前記第1軸方向に直交する第2軸方向に関して所定ピッチの複数の光スポットを前記定着部材の表面に形成し、前記定着部材で反射された光を受光する反射型光学センサと、前記反射型光学センサを前記第2軸方向に移動させる駆動機構と、前記反射型光学センサが前記第2軸方向に関して互いに異なる複数位置にあるときの前記反射型光学センサの出力信号に基づいて、前記定着部材の表面状態を求める処理装置と、を備える画像形成装置である。
本発明の画像形成装置によれば、良好な画像を形成することができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンタの概略構成を説明するための図である。 画像形成ユニットを説明するための図である。 定着装置を説明するための図である。 反射型光学センサの配置位置を説明するための図である。 反射型光学センサを説明するための図(その1)である。 反射型光学センサを説明するための図(その2)である。 反射型光学センサを説明するための図(その3)である。 反射型光学センサを説明するための図(その4)である。 駆動機構を説明するための図である。 駆動機構の構成を説明するための図(その1)である。 図10のA−A断面図である。 駆動機構の構成を説明するための図(その2)である。 図13(A)は、A状態を説明するための図であり、図13(B)は、B状態を説明するための図である。 A状態のときに、各発光部から射出された光の定着ベルト表面での照射位置を説明するための図である。 B状態のときに、各発光部から射出された光の定着ベルト表面での照射位置を説明するための図である。 C状態を説明するための図である。 比較例を説明するための図(その1)である。 比較例を説明するための図(その2)である。 図19(A)及び図19(B)は、それぞれ本実施形態の反射型光学センサの利点を説明するための図である。 図20(A)は、方法1を説明するための図であり、図20(B)は、方法2を説明するための図である。 駆動機構の変形例を説明するための図である。 図21のA−A断面図である。 図23(A)及び図23(B)は、それぞれ反射型光学センサの変形例を説明するための図である。 変形例の反射型光学センサによる表面状態チェック処理1を説明するための図である。 反射光の出射角特性を説明するための図である。 y軸方向に関する複数の受光部の配置位置と反射光の出射角特性との関係を説明するための図である。 変形例の反射型光学センサにおけるy軸方向に関する複数の受光部の配置位置を説明するための図である。 変形例の反射型光学センサによる表面状態チェック処理2を説明するための図である。 2個の反射型光学センサが設けられる場合を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図20(B)に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係るカラープリンタ2000の概略構成が示されている。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、光走査装置2010、4つの感光体ドラム(2030a、2030b、2030c、2030d)、4つの画像形成ユニット(2034a、2034b、2034c、2034d)、中間転写ベルト2040、2次転写ローラ2042、定着装置2050、給紙コロ2054、排紙ローラ2058、給紙トレイ2060、排紙トレイ2070、通信制御装置2080、反射型光学センサ2245、駆動機構100、操作パネル(図示省略)及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置2090などを備えている。
通信制御装置2080は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
プリンタ制御装置2090は、CPU、該CPUにて解読可能なコードで記述されたプログラム及び該プログラムを実行する際に用いられる各種データが格納されているROM、作業用のメモリであるRAM、増幅回路、アナログデータをデジタルデータに変換するA/D変換回路などを有している。そして、プリンタ制御装置2090は、通信制御装置2080を介して受信した上位装置からの多色の画像情報(ブラック画像情報、シアン画像情報、マゼンタ画像情報、イエロー画像情報)を光走査装置2010に通知する。
操作パネルは、作業者が各種設定を行うための複数のキー、及び各種情報を表示するための表示器を有している。
感光体ドラム2030aと画像形成ユニット2034aは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Kステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030bと画像形成ユニット2034bは、組として使用され、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Mステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030cと画像形成ユニット2034cは、組として使用され、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Cステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030dと画像形成ユニット2034dは、組として使用され、イエローの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Yステーション」ともいう)を構成する。
各感光体ドラムはいずれも、その表面に感光層が形成されている。ここでは、各感光体ドラムの表面がそれぞれ被走査面である。各感光体ドラムは、不図示の回転機構により、図1における面内で矢印方向に回転する。
各画像形成ユニットは、一例として図2に示されるように、対応する感光体ドラムの周囲に設けられた、帯電ユニット、現像ユニット、1次転写ユニット、及び感光体クリーニングユニットを有している。
ここでは、帯電ユニットとして、接触帯電方式の帯電ローラが用いられている。該帯電ローラは、感光体ドラムに接触して電圧を印加することにより感光体ドラムの表面を一様に帯電する。なお、帯電ユニットには、非接触のスコロトロンチャージャなどの非接触帯電方式のものも用いることができる。
現像ユニットでは、磁性キャリアと非磁性トナーとからなる2成分現像剤が使用されている。この現像ユニットは、現像ケース内に設けられた攪拌部と現像部とに大別できる。
攪拌部では、2成分現像剤が攪拌されながら搬送されて現像剤担持体としての現像スリーブ上に供給される。この攪拌部は平行な2本のスクリューを有しており、該2本のスクリューの間には、両端部で互いが連通するように仕切るために仕切り板が設けられている。また、現像ケースには現像ユニット内の現像剤のトナー濃度を検出するためのTCセンサが取り付けられている。2成分現像剤のキャリアは磁性体、トナーは非磁性体であるため、TCセンサとしては透磁率方式のものが用いられており、現像ユニット内のトナー濃度は、現像剤の透磁率、つまり単位体積あたりの現像剤の磁気抵抗に現れる。なお、現像剤として、1成分現像剤を使用することもできる。
現像部では、現像スリーブに付着した現像剤のうちのトナーが感光体ドラムに転移される。この現像部は、現像ケースの開口を通して感光体ドラムと対向する現像スリーブ、及び該現像スリーブに先端が接近するように配置されたドクターブレードを有している。また、現像スリーブ内には不図示のマグネットが固定配置されている。
そこで、現像ユニットでは、現像剤が2本のスクリューで攪拌されながら搬送循環され、現像スリーブに供給される。現像スリーブに供給された現像剤は、マグネットにより汲み上げられて保持される。現像スリーブで汲み上げられた現像剤は、現像スリーブの回転に伴って搬送され、ドクターブレードにより適正な量に規制される。なお、余分な現像剤は攪拌部に戻される。
このようにして感光体ドラムと対向する現像領域まで搬送された現像剤は、マグネットにより穂立ち状態となり、磁気ブラシを形成する。現像領域では、現像スリーブに印加されている現像バイアスにより、現像剤中のトナーを感光体ドラム上の静電潜像部分に移動させる現像電界が形成される。これにより、現像剤中のトナーは、感光体ドラム上の静電潜像部分に転移し、感光体ドラム上の静電潜像を顕像化する。
現像領域を通過した現像剤は、マグネットの磁力が弱い部分まで搬送されることで現像スリーブから離れ、攪拌部に戻される。このような動作の繰り返しにより、攪拌部内のトナー濃度が薄くなると、それをTCセンサが検出し、その検出結果に基づいて攪拌部にトナーカートリッジ(図示省略)からトナーが補給される。
また、1次転写ユニットは、対応する感光体ドラムにおける中間転写ベルト2040を介して対向する位置に設けられている。
ここでは、1次転写ユニットとして、1次転写ローラが用いられている。該1次転写ローラは、中間転写ベルト2040を挟んで感光体ドラムに押し当てるようにして設置されている。なお、1次転写ユニットとして、ローラ状のもの以外に、導電性のブラシ形状のものや、非接触のコロナチャージャなどが用いられても良い。
感光体クリーニングユニットは、先端が感光体ドラムに押し当てられるように配置されているクリーニングブレード(例えばポリウレタンゴム製)、及び感光体ドラムに接触して配置されている導電性のファーブラシを有している。このファーブラシには不図示の金属製の電界ローラからバイアス電圧が印加されており、その電界ローラには不図示のスクレーバの先端が押し当てられている。そして、クリーニングブレードやファーブラシによって感光体ドラムから除去されたトナーは、感光体クリーニングユニットの内部に収容され、不図示の廃トナー回収ユニットにて回収される。
図1に戻り、光走査装置2010は、プリンタ制御装置2090からの多色の画像情報(ブラック画像情報、シアン画像情報、マゼンタ画像情報、イエロー画像情報)に基づいて色毎に変調された光で、対応する帯電された感光体ドラムの表面をそれぞれ走査する。これにより、画像情報に対応した静電潜像が各感光体ドラムの表面にそれぞれ形成される。ここで形成された静電潜像は、感光体ドラムの回転に伴って対応する現像ユニットの方向に移動し、該現像ユニットによって顕像化される。ここでトナーが付着した像(トナー画像)は、感光体ドラムの回転に伴って中間転写ベルト2040の方向に移動する。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー画像は、所定のタイミングで中間転写ベルト2040上に順次転写され、重ね合わされて多色のカラー画像が形成される。
給紙トレイ2060には記録紙が格納されている。この給紙トレイ2060の近傍には給紙コロ2054が配置されており、該給紙コロ2054は、記録紙を給紙トレイ2060から1枚ずつ取り出す。該記録紙は、所定のタイミングで中間転写ベルト2040と2次転写ローラ2042との間隙に向けて送り出される。これにより、中間転写ベルト2040上のトナー画像が記録紙に転写される。ここで転写された記録紙は、定着装置2050に送られる。
定着装置2050では、熱と圧力とが記録紙に加えられ、これによってトナーが記録紙上に定着される。ここでトナーが定着された記録紙は、排紙ローラ2058を介して排紙トレイ2070に送られ、排紙トレイ2070上に順次積み重ねられる。
反射型光学センサ2245は、定着装置2050の近傍に配置されている。この反射型光学センサ2245の詳細については後述する。
駆動機構100は、反射型光学センサ2245を移動させる。この駆動機構100の詳細については後述する。
上記定着装置2050は、一例として図3に示されるように、加圧ローラ501、定着ベルト502、定着ローラ503、加熱ローラ504、及びテンションローラ505などを有している。
加圧ローラ501は、アルミニウム又は鉄などの金属の芯金をシリコーンゴムなどの弾性部材で被覆し、表面をフッ素樹脂でコーティングしたものである。
定着ベルト502は、ニッケルやポリイミドなどを基材とし、表面をフッ素樹脂でコーティングしたものである。なお、基材とフッ素樹脂との間に、シリコーンゴムなどの弾性部材が付加されていても良い。
定着ベルト502は、定着ローラ503と加熱ローラ504とテンションローラ505とに掛けまわされており、テンションローラ505によって適切な張力に保たれている。
定着ローラ503は、アルミニウム又は鉄などの金属の芯金をシリコーンゴムで被覆したものである。
加熱ローラは、アルミニウム又は鉄の中空ローラ、及び該中空ローラの内部に設けられたハロゲンヒータなどの熱源を有している。
この定着装置2050では、定着ローラ503と加圧ローラ501とにより形成されるニップ部に記録紙が進入すると、該ニップ部において所定の圧力と熱とが記録紙に付与され、記録紙上のトナー画像が定着される。
この定着装置2050で、A4サイズの記録紙の定着を縦通紙の状態で繰り返すと、定着ベルト502の表面における記録紙の幅方向の端部が通過する位置に縦筋状の傷が発生することがある。これは記録紙端部の紙粉により定着ベルト502の表面が荒らされることによって生じる。
このとき、記録紙をA4横通紙あるいはA3縦通紙させると、上記傷に対応して画像表面にいわゆる光沢スジが現れ、画像品質が劣化する。
そこで、定着ベルト502における上記傷の状態(傷の密度)を知るために、定着装置2050の近傍に反射型光学センサ2245が配置されている。
次に、前記反射型光学センサ2245について説明する。
ここでは、xyz3次元直交座標系において、定着ベルト502における、加熱ローラ504とテンションローラ505の間にある部分のベルト面に直交する方向をz軸方向とし、該ベルト面の移動方向を+x方向とする。そして、反射型光学センサ2245は、定着装置2050の+z側で、定着ベルト502における上記傷が発生する部位に対向する位置に配置されている(図4参照)。
なお、定着ベルト502におけるベルト面の移動方向は「副方向」と呼ばれ、該ベルト面における副方向に直交する方向(ここでは、y軸方向)は「主方向」と呼ばれている。
反射型光学センサ2245は、一例として図5〜図8に示されるように、10個の発光部(E1〜E10)を含む照射系、10個の照明用マイクロレンズ(LE1〜LE10)を含む照明光学系、12個の受光用マイクロレンズ(LD0〜LD11)を含む受光光学系、12個の受光部(D0〜D11)を含む受光系などを備えている。
10個の発光部(E1〜E10)は、y軸方向に沿って等しい間隔(中心間距離)Leで配置されている。各発光部には、LED(Light Emitting Diode)を用いることができる。ここでは、一例として、Le=0.6mmとしている。また、各発光部から射出される光の波長は850nmである。なお、以下では、便宜上、点灯される発光部を「点灯発光部」ともいう。
各発光部は、プリンタ制御装置2090の指示によって、個別に点灯され、個別に消灯される。
10個の照明用マイクロレンズ(LE1〜LE10)は、y軸方向に沿って等しい間隔(中心間距離)で配置され、それぞれ10個の発光部(E1〜E10)に個別に対応している。
各照明用マイクロレンズは、対応する発光部から射出された光を定着ベルト502の表面に向けて集光的に導く。各照明用マイクロレンズでは、レンズ径、レンズの曲率半径、及びレンズ厚は同一である。また、各照明用マイクロレンズの光軸は、対応する発光部の光射出面に直交する方向(ここでは、z軸方向)に平行である。
ここでは、説明をわかりやすくするため、各発光部から射出され対応する照明用マイクロレンズを通過した光のみが、検出用光(S1〜S10)として定着ベルト502を照明し、定着ベルト502の表面に検出用光スポット(SP1〜SP10)を形成するものとする(図7参照)。
各検出用光スポットの大きさ(直径)は、一例として、約0.6mmである。
なお、以下において、発光部を特定する必要がない場合には、煩雑さを避けるため、1〜10の整数iを用い、「発光部Ei」と表記する。そして、発光部Eiに対応する照明用マイクロレンズを「照明用マイクロレンズLEi」と表記する。また、発光部Eiから射出され照明用マイクロレンズLEiを通過した光を、「検出用光Si」と表記する。
また、検出用光Siによって定着ベルト502の表面に形成される光スポットを、「検出用光スポットSPi」と表記する。
12個の受光部(D0〜D11)は、y軸方向に沿って等しい間隔(中心間距離)で配置されている。
発光部E1から射出され、定着ベルト502の表面で反射された光は、受光部D0と受光部D1と受光部D2とで受光されるように設定されている。
発光部E2から射出され、定着ベルト502の表面で反射された光は、受光部D1と受光部D2と受光部D3とで受光されるように設定されている。
発光部E3から射出され、定着ベルト502の表面で反射された光は、受光部D2と受光部D3と受光部D4とで受光されるように設定されている。
発光部E4から射出され、定着ベルト502の表面で反射された光は、受光部D3と受光部D4と受光部D5とで受光されるように設定されている。
発光部E5から射出され、定着ベルト502の表面で反射された光は、受光部D4と受光部D5と受光部D6とで受光されるように設定されている。
発光部E6から射出され、定着ベルト502の表面で反射された光は、受光部D5と受光部D6と受光部D7とで受光されるように設定されている。
発光部E7から射出され、定着ベルト502の表面で反射された光は、受光部D6と受光部D7と受光部D8とで受光されるように設定されている。
発光部E8から射出され、定着ベルト502の表面で反射された光は、受光部D7と受光部D8と受光部D9とで受光されるように設定されている。
発光部E9から射出され、定着ベルト502の表面で反射された光は、受光部D8と受光部D9と受光部D10とで受光されるように設定されている。
発光部E10から射出され、定着ベルト502の表面で反射された光は、受光部D9と受光部D10と受光部D11とで受光されるように設定されている。
そこで、発光部Eiから射出され、定着ベルト502の表面で反射された光を受光する3つの受光部を、受光部D(i−1)、受光部Di、受光部D(i+1)と表記する。また、これら3つの受光部(D(i−1)、Di、D(i+1))を、発光部Eiに対応する受光部ともいう。
各受光部には、PD(フォトダイオード)を用いることができる。そして、各受光部は、受光量に応じた信号を出力する。各受光部の出力信号は、プリンタ制御装置2090に送られる。
12個の受光用マイクロレンズ(LD0〜LD11)は、それぞれ12個の受光部(D0〜D11)に個別に対応し、定着ベルト502の表面で反射された光を集光する。この場合、各受光部の受光量を増加させることができる。すなわち、検出感度を向上させることができる。各受光用マイクロレンズでは、レンズ径、レンズの曲率半径、及びレンズ厚は同一である。
各マイクロレンズには、x軸方向及びy軸方向に関して集光機能を有する球面レンズや、x軸方向に関して正のパワーを持つシリンドリカルレンズ、x軸方向に関するパワーとy軸方向に関するパワーとが互いに異なるアナモフィックレンズなどを用いることができる。
本実施形態では、一例として、各マイクロレンズは球面レンズである。そして、各照明用マイクロレンズでは、入射側の光学面は集光パワーを有し、射出側の光学面は集光パワーを有していない。また、各受光用マイクロレンズでは、射出側の光学面は集光パワーを有し、入射側の光学面は集光パワーを有していない。
具体的には、各照明用マイクロレンズでは、レンズ径は0.415mm、レンズの曲率半径は0.430mm、レンズ厚は1.229mmである。各受光用マイクロレンズでは、レンズ径は0.712mm、レンズの曲率半径は0.380mm、レンズ厚は1.419mmである。
本実施形態では、10個の照明用マイクロレンズ(LE1〜LE10)と12個の受光用マイクロレンズ(LD0〜LD11)は、一体化され、マイクロレンズアレイとなっている。これにより、各マイクロレンズを所定位置に組み付ける際の作業性を向上させることができる。また、複数のマイクロレンズにおけるレンズ面間の位置精度を高めることができる。各レンズ面は、フォトリソグラフィや射出成形などの加工法を用いてガラス基板や樹脂基板上に形成することができる。
次に、前記駆動機構100について説明する。
駆動機構100は、一例として図9に示されるように、反射型光学センサ2245の+z側に配置され、プリンタ制御装置2090の指示により、反射型光学センサ2245をy軸方向に沿って移動させる。
この駆動機構100は、一例として図10〜図12に示されるように、スライダ101、ソレノイド・アクチュエータ102、2つのばね(103、104)、2つのストッパ(105、106)、及びベース部材107などを有している。なお、図11は、図10のA−A断面図である。また、図12は、図10において反射型光学センサ2245を取り外したときの図である。
スライダ101は、y軸方向を長手方向とする角棒部材であり、x軸方向の両端面にy軸方向に延びる溝がそれぞれ形成されている。スライダ101の+z側の面に反射型光学センサ2245が固定されている。
ばね103は、スライダ101の+y側に配置され、スライダ101に−y方向の力を付勢する。
ばね104は、スライダ101の−y側に配置され、スライダ101に+y方向の力を付勢する。
ストッパ105は、スライダ101の−y方向への移動を制限する部材である。
ストッパ106は、スライダ101の+y方向への移動を制限する部材である。
そして、例えば、スライダ101の−y側端部がストッパ106に接しているとき、スライダ101の+y側端部とストッパ105とのy軸方向に関する距離Mは、スライダ101の最大移動量である。なお、当然ながら、スライダ101の+y側端部がストッパ105に接しているとき、スライダ101の−y側端部とストッパ106とのy軸方向に関する距離もMである。本実施形態では、一例として、M=Leとしている。
ベース部材107は、y軸方向を長手方向とする角棒部材であり、スライダ101の2つの溝に、それぞれはめ込まれる2つのガイド部を有している。なお、スライダ101とガイド部との間には、スライダ101の移動を滑らかにするためのボールベアリングが設けられている。
ソレノイド・アクチュエータ102は、プリンタ制御装置2090によって駆動制御され、ばね103にかかる−y方向の力を変化させる。
そこで、ソレノイド・アクチュエータ102を駆動させることにより、反射型光学センサ2245をy軸方向に移動させることができる(図13(A)及び図13(B)参照)。なお、以下では、便宜上、反射型光学センサ2245が最も−y側に位置している状態を「A状態」ともいい、反射型光学センサ2245が最も+y側に位置している状態を「B状態」ともいう。
また、ベース部材107には、ソレノイド・アクチュエータ102、及び2つのストッパ(105、106)が保持されている。
ところで、反射型光学センサ2245では、10個の発光部(E1〜E10)における射出される光の光量のばらつき、10個の照明用マイクロレンズ(LE1〜LE10)における光学特性のばらつき、12個の受光用マイクロレンズ(LD0〜LD11)における光学特性のばらつき、12個の受光部(D0〜D11)における受光感度のばらつきが考えられる。
この場合、例えば、発光部E1から射出された光、及び発光部E2から射出された光が、定着ベルト502上の同じ位置に照射されても、発光部E1に対応する3つの受光部(D0、D1、D2)の出力信号のレベルの合計値(以下では、「合算レベル値」ともいう)と、発光部E2に対応する3つの受光部(D1、D2、D3)の出力信号の合算レベル値は、必ずしも同じとはならない。
そこで、上記ばらつきを補正するための補正係数を予め求めておく。この補正係数を求める処理(補正係数取得処理)は、プリンタ制御装置2090によって行われる。この補正係数取得処理について、以下に説明する。
補正係数取得処理が行われているとき、定着ベルト502は回転していても良いし、静止していても良い。
なお、発光部Eiに対応する受光部(D(i−1)、Di、D(i+1))の出力信号の合算レベル値を補正するための補正係数をαi(i=1〜10)と表記する。
また、反射型光学センサ2245がA状態のときに、定着ベルト502における、発光部E1から射出された光が照射される位置の中心をc1、発光部E2から射出された光が照射される位置の中心をc2、発光部E3から射出された光が照射される位置の中心をc3、発光部E4から射出された光が照射される位置の中心をc4、発光部E5から射出された光が照射される位置の中心をc5、発光部E6から射出された光が照射される位置の中心をc6、発光部E7から射出された光が照射される位置の中心をc7、発光部E8から射出された光が照射される位置の中心をc8、発光部E9から射出された光が照射される位置の中心をc9、発光部E10から射出された光が照射される位置の中心をc10とする(図14参照)。
また、反射型光学センサ2245がB状態のときに、定着ベルト502における、発光部E1から射出された光が照射される位置の中心をc0とする(図15参照)。なお、M=Leであるため、定着ベルト502における、発光部E2〜E10から射出された光が照射される位置の中心は上記c1〜c9である。
(1)反射型光学センサ2245をA状態にし、10個の発光部(E1〜E10)を個別に順次点灯・消灯させ、点灯発光部毎に、対応する受光部の出力信号の合算レベル値を取得する。
(2)上記(1)の処理を複数回行う。
(3)点灯発光部毎に、得られた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、又は異常値を除いた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、を検出値として求める。
ここでは、点灯発光部がEiのときの検出値をVai(i=1〜10)と表記する。
(4)反射型光学センサ2245をB状態にし、10個の発光部(E1〜E10)を個別に順次点灯・消灯させ、点灯発光部毎に、対応する受光部の出力信号の合算レベル値を取得する。
(5)上記(4)の処理を複数回行う。
(6)点灯発光部毎に、得られた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、又は異常値を除いた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、を検出値として求める。
ここでは、点灯発光部がEiのときの検出値をVbi(i=1〜10)と表記する。
(7)反射型光学センサ2245がA状態のときに、定着ベルト502における、発光部E1から射出された光が照射される位置の中心はc1であり、反射型光学センサ2245がB状態のときに、定着ベルト502における、発光部E2から射出された光が照射される位置の中心もc1である。すなわち、上記ばらつきがなければ、Va1とVb2は等しいはずである。そこで、上記ばらつきを考慮して、点灯発光部がE2のときの検出値を補正する補正係数α2として、(Va1/Vb2)を演算する。
なお、ここでは、反射型光学センサ2245がA状態で、点灯発光部がE1のときの検出値であるVa1を基準とする。そこで、補正係数α1は1である。
(8)反射型光学センサ2245がA状態のときに、定着ベルト502における、発光部E2から射出された光が照射される位置の中心はc2であり、反射型光学センサ2245がB状態のときに、定着ベルト502における、発光部E3から射出された光が照射される位置の中心もc2である。すなわち、上記ばらつきがなければ、Va2とVb3は等しいはずである。そして、Va1を基準とし、上記ばらつきを考慮して、点灯発光部がE3のときの検出値を補正する補正係数α3として、(Va2/Vb3)×α2を演算する。
(9)反射型光学センサ2245がA状態のときに、定着ベルト502における、発光部E3から射出された光が照射される位置の中心はc3であり、反射型光学センサ2245がB状態のときに、定着ベルト502における、発光部E4から射出された光が照射される位置の中心もc3である。すなわち、上記ばらつきがなければ、Va3とVb4は等しいはずである。そして、Va1を基準とし、上記ばらつきを考慮して、点灯発光部がE4のときの検出値を補正する補正係数α4として、(Va3/Vb4)×α3を演算する。
以下、同様にして、補正係数α5〜補正係数α10を算出する。
プリンタ制御装置2090は、このようにして得られた補正係数α1〜補正係数α10を、プリンタ制御装置2090のROMに格納する。そして、補正係数取得処理を終了する。
また、プリンタ制御装置2090は、A4の記録紙を縦状態で所定の枚数(例えば、500枚)印刷した後に、A4の記録紙を横状態で印刷する際、あるいはA3の記録紙を印刷する際などに、反射型光学センサ2245を用いて、定着ベルト502の表面状態をチェックする。この表面状態チェック処理について、以下に説明する。
表面状態チェック処理が行われているとき、定着ベルト502は回転している。
また、図16に示されるように、反射型光学センサ2245がA状態から+y側にM/2(ここでは、Le/2と同じ)だけ移動した状態を「C状態」という。
(a)反射型光学センサ2245をA状態にし、10個の発光部(E1〜E10)を個別に順次点灯・消灯させ、点灯発光部毎に、対応する受光部の出力信号の合算レベル値を取得する。
(b)上記(a)の処理を複数回行う。
(c)点灯発光部毎に、得られた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、又は異常値を除いた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、を検出値として求める。
(d)点灯発光部毎に、対応する補正係数を、得られた検出値に掛けて上記ばらつきの補正を行う。
ここでは、点灯発光部がEiのときの補正後の検出値をHai(i=1〜10)と表記する。
(e)反射型光学センサ2245をC状態にし、10個の発光部(E1〜E10)を個別に順次点灯・消灯させ、点灯発光部毎に、対応する受光部の出力信号の合算レベル値を取得する。
(f)上記(e)の処理を複数回行う。
(g)点灯発光部毎に、得られた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、又は異常値を除いた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、を検出値として求める。
ここでは、点灯発光部がEiのときの補正後の検出値をHbi(i=1〜10)と表記する。
(h)Hai(i=1〜10)及びHbi(i=1〜10)に基づいて、定着ベルト502上の傷の位置を求める。
ところで、発光部から射出された光が、定着ベルト502上の傷がある部分に照射されると、該光は、傷によって多く散乱されるため、検出値が低下する。
そこで、ここでは、Hai(i=1〜10)及びHbi(i=1〜10)に基づいて、検出値が最小となる位置を探し出し、その位置を傷の位置とする。
(i)上記傷の位置での検出値の低下率に基づいて、傷密度を求める。なお、予め、実験等によって、傷密度と検出値の低下率との関係は求められており、プリンタ制御装置2090のROMに格納されている。
(j)上記傷の位置及び傷密度を、プリンタ制御装置2090のRAMに保存する。そして、表面状態チェック処理を終了する。
そして、プリンタ制御装置2090は、上記表面状態チェック処理で検出された、傷密度が予め設定されている閾値を越えていると、操作パネルの表示器に、定着ベルト502の表面に傷がある旨のメッセージとともに、傷のある位置及び傷密度を表示する。作業者は、表示器の表示内容をメンテナンス業者に通知する。なお、この情報は、カラープリンタ2000から自動的に公衆回線を介してメンテナンス業者に通知されても良い。
メンテナンス業者は、傷のある位置、傷密度に応じて、定着ベルト502の表面粗さが一様となるように処理を行う。この場合、傷のある位置及び傷密度が高い精度で得られているため、定着ベルト502の表面粗さが不均一となるのを防止することができる。すなわち、定着ベルト502のメンテナンスを適切に行うことができる。
そこで、プリンタ制御装置2090は、安定して良好な画像を形成することができる。
ここで、比較例として、一例として図17に示されるように、1個の発光素子と1個の受光素子を有する反射型光学センサを2台用い、一例として図18に示されるように、1台(センサA)を傷の発生部位に対向する位置に配置し、他の1台(センサB)を傷の発生部位とは異なる部位に対向する位置に配置する場合を考える。
この比較例では、センサAの出力信号とセンサBの出力信号とを比べて、傷の程度を判断する。
ところで、定着ベルト502は、駆動を開始してからの数秒間は、いわゆる蛇行する。そこで、上記比較例では、センサAにおいて、発光素子から射出された光が発生部位からずれた位置に照射されるおそれがあり、この場合は、傷の程度を正しく判断することはできない。
一方、本実施形態の反射型光学センサ2245では、例えば、定着ベルト502の蛇行によって、A状態のときに、図19(A)に示されるように、傷の発生部位が検出用光スポットSP5と検出用光スポットSP6の間に位置したとしても、C状態では、図19(B)に示されるように、傷の発生部位は検出用光スポットSP6の中央に位置するため、傷密度を正しく求めることができる。
また、傷の発生部位が2つの検出用光スポットの間に位置するのを抑制する第1の方法として、図20(A)に示されるように、y軸方向に関して、検出用光スポットの密度を高くすることが考えられる。しかしながら、この場合は、発光部の数を増やす必要があり、高コスト化を招くという不都合がある。
また、第2の方法として、図20(B)に示されるように、検出用光スポットのスポット径を大きくすることが考えられる。しかしながら、この場合は、検出感度が低下するという不都合がある。
以上説明したように、本実施形態に係るカラープリンタ2000によると、光走査装置2010、4つの画像形成ステーション、中間転写ベルト2040、2次転写ローラ2042、定着装置2050、反射型光学センサ2245、駆動機構100、及びプリンタ制御装置2090などを備えている。
反射型光学センサ2245は、y軸方向に沿って等間隔Leで配列され、定着ベルト502に向けて光を射出する10個の発光部(E1〜E10)、及び定着ベルト502で反射された光を受光する12個の受光部(D0〜D11)などを有している。
駆動機構100は、反射型光学センサ2245が固定されるスライダ101、該スライダ101をy軸方向に沿って最大移動量をMとして移動させるソレノイド・アクチュエータ102などを有している。
プリンタ制御装置2090は、反射型光学センサ2245がA状態のとき、及び反射型光学センサ2245がC状態のときのそれぞれについて、10個の発光部(E1〜E10)を個別に順次点灯・消灯させ、点灯発光部毎に、対応する受光部の出力信号の合算レベル値を取得し、検出値を求める。そして、プリンタ制御装置2090は、得られた検出値を補正した後、傷の位置を探し、検出値の低下率から傷密度を求める。
この場合は、定着ベルト502が蛇行しても、傷の位置及び傷密度を精度良く求めることができる。その結果、定着ベルト502のメンテナンスを適切に行うことが可能となり、カラープリンタ2000は、良好な画像を安定して形成することが可能となる。
なお、上記実施形態において、前記ソレノイド・アクチュエータ102に代えて、圧電アクチュエータを用いても良い。
また、上記実施形態において、前記駆動機構100に代えて、一例として図21及び図22に示されるように、モータとボールネジを有する駆動機構100’を用いても良い。なお、図22は、図21のA−A断面図である。
また、上記実施形態では、Le=0.6mmの場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、M=Leの場合について説明したが、これに限らず、Le≦M≦9×Leであれば良い。すなわち、発光部の数をN個とすると、Le≦M≦(N−1)×Leであれば良い。
例えば、M=9×Leの場合の、補正係数取得処理について説明する。
ここでは、反射型光学センサ2245がA状態から+y側にLeだけ移動した状態を「P1状態」、反射型光学センサ2245がA状態から+y側に2×Leだけ移動した状態を「P2状態」、反射型光学センサ2245がA状態から+y側に3×Leだけ移動した状態を「P3状態」、反射型光学センサ2245がA状態から+y側に4×Leだけ移動した状態を「P4状態」、反射型光学センサ2245がA状態から+y側に5×Leだけ移動した状態を「P5状態」、反射型光学センサ2245がA状態から+y側に6×Leだけ移動した状態を「P6状態」、反射型光学センサ2245がA状態から+y側に7×Leだけ移動した状態を「P7状態」、反射型光学センサ2245がA状態から+y側に8×Leだけ移動した状態を「P8状態」という。
(A)反射型光学センサ2245をA状態にし、発光部E1を複数回、点灯・消灯させ、点灯・消灯毎に、対応する受光部の出力信号の合算レベル値を取得する。
(B)得られた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、又は異常値を除いた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、を検出値として求める。ここでは、該検出値をV1と表記する。
(C)反射型光学センサ2245をP1状態にし、発光部E2を複数回、点灯・消灯させ、点灯・消灯毎に、対応する受光部の出力信号の合算レベル値を取得する。
(D)得られた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、又は異常値を除いた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、を検出値として求める。ここでは、該検出値をV2と表記する。
(E)反射型光学センサ2245がA状態のときに、定着ベルト502における、発光部E1から射出された光が照射される位置の中心はc1であり、反射型光学センサ2245がP1状態のときに、定着ベルト502における、発光部E2から射出された光が照射される位置の中心もc1である。すなわち、上記ばらつきがなければ、V1とV2は等しいはずである。そこで、上記ばらつきを考慮して、点灯発光部がE2のときの検出値を補正する補正係数α2として、(V1/V2)を演算する。
(F)反射型光学センサ2245をP2状態にし、発光部E3を複数回、点灯・消灯させ、点灯・消灯毎に、対応する受光部の出力信号の合算レベル値を取得する。
(G)得られた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、又は異常値を除いた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、を検出値として求める。ここでは、該検出値をV3と表記する。
(H)反射型光学センサ2245がA状態のときに、定着ベルト502における、発光部E1から射出された光が照射される位置の中心はc1であり、反射型光学センサ2245がP2状態のときに、定着ベルト502における、発光部E3から射出された光が照射される位置の中心もc1である。すなわち、上記ばらつきがなければ、V1とV3は等しいはずである。そこで、上記ばらつきを考慮して、点灯発光部がE3のときの検出値を補正する補正係数α3として、(V1/V3)を演算する。
(I)反射型光学センサ2245をP3状態にし、発光部E4を複数回、点灯・消灯させ、点灯・消灯毎に、対応する受光部の出力信号の合算レベル値を取得する。
(J)得られた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、又は異常値を除いた複数の合算レベル値における平均値あるいは中央値、を検出値として求める。ここでは、該検出値をV4と表記する。
(K)反射型光学センサ2245がA状態のときに、定着ベルト502における、発光部E1から射出された光が照射される位置の中心はc1であり、反射型光学センサ2245がP3状態のときに、定着ベルト502における、発光部E4から射出された光が照射される位置の中心もc1である。すなわち、上記ばらつきがなければ、V1とV4は等しいはずである。そこで、上記ばらつきを考慮して、点灯発光部がE4のときの検出値を補正する補正係数α4として、(V1/V4)を演算する。
以下、同様にして、補正係数α5〜補正係数α10を算出する。
また、上記実施形態では、10個の照明用マイクロレンズ(LE1〜LE10)と12個の受光用マイクロレンズ(LD0〜LD11)が一体化されている場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態において、反射型光学センサ2245に処理装置を設け、補正係数取得処理及び表面状態チェック処理におけるプリンタ制御装置2090での処理の少なくとも一部を、該処理装置が行っても良い。
また、上記実施形態では、1つの発光部に対応する受光部の数が3つの場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、1つの発光部に対応する受光部の数が5つであっても良い。
また、上記実施形態では、反射型光学センサ2245が10個の発光部を有する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、光スポットの大きさ(直径)がLeにほぼ等しい場合について説明したが、これに限定されるものではなく、光スポットの大きさ(直径)がLeよりも小さくても良い。
図23(A)には、発光部の数が4個(E1〜E4)で、受光部の数が6個(D0〜D5)の場合が示されている。そして、図23(B)には、4個の発光部(E1〜E4)から射出され、定着ベルト502の表面に形成された4個の光スポット(SP1〜SP4)の大きさ(直径)がLeよりも小さい場合が示されている。なお、このような反射型光学センサを、以下では、便宜上、反射型光学センサ2245Aという。この場合の表面状態チェック処理について説明する。
先ず、発光部E4を点灯させた状態で、反射型光学センサ2245Aを+y方向に所定の速度で移動させながら、発光部E4に対応する受光部の合算レベル値を取得する。
反射型光学センサ2245Aの移動距離がLeになると、反射型光学センサ2245Aの移動を停止させ、発光部E4を消灯するとともに、発光部E3を点灯させる。
そして、発光部E3を点灯させた状態で、反射型光学センサ2245Aを−y方向に所定の速度で移動させながら、発光部E3に対応する受光部の合算レベル値を取得する。
反射型光学センサ2245Aの移動距離がLeになると、反射型光学センサ2245Aの移動を停止させ、発光部E3を消灯するとともに、発光部E2を点灯させる。
そして、発光部E2を点灯させた状態で、反射型光学センサ2245Aを+y方向に所定の速度で移動させながら、発光部E2に対応する受光部の合算レベル値を取得する。
反射型光学センサ2245Aの移動距離がLeになると、反射型光学センサ2245Aの移動を停止させ、発光部E2を消灯するとともに、発光部E1を点灯させる。
そして、発光部E1を点灯させた状態で、反射型光学センサ2245Aを−y方向に所定の速度で移動させながら、発光部E1に対応する受光部の合算レベル値を取得する。
反射型光学センサ2245Aの移動距離がLeになると、反射型光学センサ2245Aの移動を停止させ、発光部E1を消灯する。
そして、上記と同様にして検出値を求め、該検出値の低下率に基づいて、傷密度を求める。
図24には、定着ベルト502の表面に形成される光スポットのy軸方向に関する位置の時間変化が示されている。この場合は、反射型光学センサ2245Aの最大移動量がLeであっても、y軸方向に関して4×Leの範囲が光スポットで走査され、この範囲内の傷密度を求めることができる。
なお、反射型光学センサ2245Aの移動速度は、移動中の合算レベル値の取得回数及び受光部のサンプリング時間に応じて決定される。
ところで、図25には、検出用光が定着ベルト502上の傷がない部位に照射された場合と、傷がある部位に照射された場合とについて、定着ベルト502表面での反射光の出射角θ(°)と光強度との関係、すなわち、反射光の出射角特性が示されている。
これによると、|θ|>1.7°の反射光の光強度は、傷がない部位に照射された場合と、傷がある部位に照射された場合とでほとんど差がないことがわかる。
そこで、図26に示されるように、z軸方向に関する定着ベルト502と受光用マイクロレンズとの距離をhとしたとき、y軸方向に関して、受光部Dbの中心と受光部Daの−y側端部との距離Lが、h×tan(1.7°)以上であれば、受光部Daで受光される光の光量は、検出用光スポットSPbが形成される部位に傷があってもなくても変化しない。
一例として、上記反射型光学センサ2245Aにおいて、y軸方向に関して、受光部D1の中心と受光部D3の+y側端部との距離、及び受光部D2の中心と受光部D4の+y側端部との距離であるLdが、h×tan(1.7°)以上であれば、表面状態チェック処理において、発光部E1と発光部E3、及び発光部E2と発光部E4を同時に点灯させることができる。この場合の表面状態チェック処理について説明する。
先ず、発光部E4及び発光部E2を点灯させた状態で、反射型光学センサ2245Aを+y方向に所定の速度で移動させながら、発光部E4に対応する受光部の合算レベル値及び発光部E2に対応する受光部の合算レベル値を取得する。
反射型光学センサ2245Aの移動距離がLeになると、反射型光学センサ2245Aの移動を停止させ、発光部E4及び発光部E2を消灯するとともに、発光部E3及び発光部E1を点灯させる。
そして、発光部E3及び発光部E1を点灯させた状態で、反射型光学センサ2245Aを−y方向に所定の速度で移動させながら、発光部E3に対応する受光部の合算レベル値及び発光部E1に対応する受光部の合算レベル値を取得する。
反射型光学センサ2245Aの移動距離がLeになると、反射型光学センサ2245Aの移動を停止させ、発光部E3及び発光部E1を消灯する。
そして、上記と同様にして検出値を求め、該検出値の低下率に基づいて、傷密度を求める。
図28には、定着ベルト502の表面に形成される光スポットのy軸方向に関する位置の時間変化が示されている。この場合は、反射型光学センサ2245Aの最大移動量がLeであっても、y軸方向に関して4×Leの範囲が光スポットで走査され、この範囲内の傷密度を求めることができる。
また、上記実施形態では、反射型光学センサ2245が1個設けられる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、反射型光学センサ2245が複数個設けられても良い(図29参照)。
また、上記実施形態では、画像形成装置として、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタの場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、更に補助色を用いる多色カラープリンタであっても良いし、単色の画像を形成するプリンタであっても良い。
また、上記実施形態では、画像形成装置として、カラープリンタの場合について説明したが、これに限らず、プリンタ以外の画像形成装置、例えば、複写機、ファクシミリ、又は、これらが集約された複合機であっても良い。
100…駆動機構、101…スライダ、102…ソレノイド・アクチュエータ、103…ばね、104…ばね、105…ストッパ、106…ストッパ、107…ベース部材、501…加圧ローラ、502…定着ベルト、503…定着ローラ、504…加熱ローラ、505…テンションローラ、2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2010…光走査装置、2030a〜2030d…感光体ドラム、2040…中間転写ベルト、2050…定着装置、2090…プリンタ制御装置(処理装置)、2245…反射型光学センサ、D0〜D11…受光部、E1〜E10…発光部、LD0〜LD11…受光用マイクロレンズ、LE1〜LE10…照明用マイクロレンズ。
特開平5−113739号公報 特許第4632820号公報 特開2007−34068号公報 特開2010−262023号公報

Claims (10)

  1. 第1軸方向に移動している記録媒体上の画像を定着させる定着部材を有する画像形成装置において、
    前記定着部材に向けて複数の光を射出し、前記第1軸方向に直交する第2軸方向に関して所定ピッチの複数の光スポットを前記定着部材の表面に形成し、前記定着部材で反射された光を受光する反射型光学センサと、
    前記反射型光学センサを前記第2軸方向に移動させる駆動機構と、
    前記反射型光学センサが前記第2軸方向に関して互いに異なる複数位置にあるときの前記反射型光学センサの出力信号に基づいて、前記定着部材の表面状態を求める処理装置と、を備える画像形成装置。
  2. 前記所定ピッチL、前記複数の光スポットにおける光スポット数Nを用いて、
    前記駆動機構による前記反射型光学センサの最大移動量Mは、L≦M≦(N−1)Lであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2軸方向に関して互いに異なる複数位置は、3つ以上の位置であり、
    該3つ以上の位置は、等間隔であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記反射型光学センサの出力信号は、前記複数の光スポットを1つずつ順次前記定着部材の表面に形成させたときの前記反射型光学センサの出力信号であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記駆動機構によって、前記反射型光学センサは、前記第2軸方向に関して第1位置と第2位置との間で移動可能であり、
    前記処理装置は、前記反射型光学センサが前記第1位置から前記第2位置に移動しているときの前記反射型光学センサの出力信号と、前記反射型光学センサが前記第2位置から前記第1位置に移動しているときの前記反射型光学センサの出力信号と、に基づいて、前記定着部材の表面状態を求めることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記反射型光学センサが前記第1位置から前記第2位置に移動しているとき、前記複数の光スポットのうちの一の光スポットのみが前記定着部材の表面に形成され、
    前記反射型光学センサが前記第2位置から前記第1位置に移動しているとき、前記複数の光スポットのうちの前記一の光スポットとは異なる1つの光スポットのみが前記定着部材の表面に形成されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記反射型光学センサは、前記第2軸方向に関して互いに異なる位置に配置され、前記定着部材で反射された光を受光する複数の受光部、及び該複数の受光部に対応する複数の集光レンズを有し、
    前記処理装置は、前記定着部材と前記複数の集光レンズとの距離hを用いて、
    前記反射型光学センサが前記第1位置から前記第2位置に移動しているとき、前記複数の受光部において前記第2軸方向に関してh×tan(1.7°)以上に離れている複数の受光部に対応する複数の光スポットが同時に前記定着部材の表面に形成され、
    前記反射型光学センサが前記第2位置から前記第1位置に移動しているとき、前記同時に形成される複数の光スポットとは異なる複数の光スポットであり、前記複数の受光部において前記第2軸方向に関してh×tan(1.7°)以上に離れている複数の受光部に対応する複数の光スポットが同時に前記定着部材の表面に形成されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記処理装置は、前記反射型光学センサが前記第2軸方向に関して一の位置にあり、前記複数の光スポットを1つずつ順次前記定着部材の表面に形成させたときの前記反射型光学センサの出力信号と、前記反射型光学センサが前記第2軸方向に関して前記一の位置から前記所定ピッチの1/2倍離れた位置にあり、前記複数の光スポットを1つずつ順次前記定着部材の表面に形成させたときの前記反射型光学センサの出力信号と、に基づいて、前記定着部材の表面状態を求めることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  9. 前記反射型光学センサは、前記第2軸方向に関して互いに異なる位置に配置され、前記複数の光を射出する複数の発光部、及び前記定着部材で反射された光を受光する複数の受光部を有し、
    前記処理装置は、前記反射型光学センサが前記第2軸方向に関して一の位置にあり、前記複数の光スポットを1つずつ順次前記定着部材の表面に形成させたときの前記反射型光学センサの出力信号と、前記反射型光学センサが前記第2軸方向に関して前記一の位置から前記所定ピッチ離れた位置にあり、前記複数の光スポットを1つずつ順次前記定着部材の表面に形成させたときの前記反射型光学センサの出力信号と、に基づいて、前記複数の発光部及び前記複数の受光部の特性のばらつきを補正するための補正係数を求めることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記駆動機構は、ソレノイド・アクチュエータ、圧電アクチュエータ及び電動モータのいずれかを駆動装置に用いていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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