JP2014055546A - タービンハウジング - Google Patents

タービンハウジング Download PDF

Info

Publication number
JP2014055546A
JP2014055546A JP2012200494A JP2012200494A JP2014055546A JP 2014055546 A JP2014055546 A JP 2014055546A JP 2012200494 A JP2012200494 A JP 2012200494A JP 2012200494 A JP2012200494 A JP 2012200494A JP 2014055546 A JP2014055546 A JP 2014055546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine housing
connection surface
passage
water
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012200494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5700006B2 (ja
Inventor
Norihiko Sumi
範彦 住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012200494A priority Critical patent/JP5700006B2/ja
Priority to PCT/IB2013/001955 priority patent/WO2014041411A1/en
Priority to CN201380031172.9A priority patent/CN104662259B/zh
Priority to DE112013002584.1T priority patent/DE112013002584B4/de
Priority to US14/405,522 priority patent/US9835051B2/en
Publication of JP2014055546A publication Critical patent/JP2014055546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5700006B2 publication Critical patent/JP5700006B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/08Cooling; Heating; Heat-insulation
    • F01D25/14Casings modified therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/08Cooling; Heating; Heat-insulation
    • F01D25/12Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B39/00Component parts, details, or accessories relating to, driven charging or scavenging pumps, not provided for in groups F02B33/00 - F02B37/00
    • F02B39/005Cooling of pump drives
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2220/00Application
    • F05D2220/40Application in turbochargers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2240/00Components
    • F05D2240/55Seals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/30Arrangement of components
    • F05D2250/38Arrangement of components angled, e.g. sweep angle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/50Inlet or outlet
    • F05D2250/51Inlet

Abstract

【課題】取り付け易く且つ水通路のシール性能の低下を招き難い構造のタービンハウジングを提供する。
【解決手段】タービンハウジング31の内部に、排気通路13に接続されるガス通路35とウォータジャケット15が接続される水通路36とが形成される。タービンハウジング31における排気導入側の接続部51に、水通路36およびガス通路35が並んで配置されるとともに、水通路36が開口する接続面52とガス通路35が開口する接続面53とが互いに連続しない形状で形成される。接続面52とシリンダヘッド14との間に冷却水の漏れを抑えるOリング56が挟持されるとともに上記接続面53とシリンダヘッド14との間に排気の漏れを抑えるシール部材55が挟持される態様で、タービンハウジング31がシリンダヘッド14に取り付けられる。
【選択図】図6

Description

本発明は、機関冷却水の通過する水路が内部に形成されたタービンハウジングに関するものである。
水冷式のターボチャージャとして特許文献1に記載のものが提案されている。特許文献1に記載のターボチャージャのタービンハウジングでは、排気が通過するガス通路と冷却水が流通する水通路とが共に、内燃機関に接続される部分(詳しくは、排気導入側の接続用フランジ)において開口する形状で延設されている。そのため、内燃機関へのタービンハウジングの取り付け作業を通じて、ガス通路が内燃機関の排気通路に接続されるとともに、水通路が内燃機関のウォータジャケットに接続されるようになる。したがって、ガス通路と水通路とを各別の作業を通じて内燃機関に接続するものと比較して、ターボチャージャの取り付けを容易に行うことができる。
米国公開特許第2009/0151327号公報
通常、タービンハウジングと内燃機関とが接続される部分(詳しくは、その接続面)には、ガス通路内からの排気の漏れを抑えるための金属製のシール部材や、水通路からの冷却水の漏れを抑えるためのゴム製のOリングが配設される。ターボチャージャでは、ガス通路と排気通路との接続部分にシール部材が設けられているとはいえ、その接続部分からごく少量の排気が漏れることがある。
特許文献1に記載のタービンハウジングではガス通路と水通路とが同一面において開口している。そのため、タービンハウジングと内燃機関との接続面において、ガス通路から漏れた排気が、同じ接続面に設けられたOリングに吹き付けられてしまう。そして、この場合には高温の排気によるOリングの熱劣化を招いて、同Oリングによるシール性能の低下を招くおそれがある。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取り付け易く且つ水通路のシール性能の低下を招き難い構造のタービンハウジングを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載のタービンハウジングは、内燃機関のウォータジャケットに接続される水通路と前記内燃機関の排気通路に接続されるガス通路とが内部に形成されたタービンハウジングであって、排気導入側の接続部に、前記水通路および前記ガス通路が並んで配置され、且つ前記水通路が開口する第1接続面と前記ガス通路が開口する第2接続面とが形成され、且つそれら前記第1接続面および前記第2接続面が互いに連続しない形状で形成され、前記第1接続面と前記内燃機関との間に冷却水の漏れを抑える第1シール部材が挟持されるとともに前記第2接続面と前記内燃機関との間に排気の漏れを抑える第2シール部材が挟持される態様で前記内燃機関に取り付けられることをその要旨とする。
上記タービンハウジングでは、排気導入側の接続部に水通路およびガス通路が並んで配置されており、さらには同接続部において水通路およびガス通路が共に開口している。そのため、上記接続部を内燃機関(詳しくは、そのシリンダヘッドや排気通路など)に接続する作業を通じて、ガス通路を排気通路に接続するとともに水通路をウォータジャケットに接続することができる。したがって、タービンハウジングを取り付けの容易な構造とすることができる。
しかも、水通路が開口する第1接続面と前記ガス通路が開口する第2接続面とが互いに連続しない形状で形成される。これにより、第2シール部材が配設された第2接続面においてガス通路からの排気漏れが生じた場合に、漏れた排気の流れが第1接続面と第2接続面との間の部分、すなわち連続しない形状の部分において乱されるようになる。そのため、同一面において水通路とガス通路とが開口しているものと比較して、第2接続面において漏れた排気が第1接続面に流入し難い構造になる。したがって、第1接続面に設けられて水通路からの冷却水の漏れを抑えるための第1シール部材に高温の排気が吹き付けられる状況になることを抑えることができ、タービンハウジングを水通路のシール性能の低下を招きにくい構造にすることができる。
請求項2に記載のタービンハウジングは、請求項1に記載のタービンハウジングにおいて、当該タービンハウジングは、前記第1接続面と前記第2接続面との間に屈曲した形状の面が形成されることをその要旨とする。
上記タービンハウジングによれば、ガス通路から第2接続面に漏れ出して第1接続面に向かう排気の流れが、屈曲した形状に形成された面において遮られるために、同第1接続面に到達し難くなる。そのため、第1接続面に設けられる第1シール部材に高温の排気が吹き付けられる状況になることを抑えることができる。
なお、請求項3によるように、前記屈曲した形状の面は、前記第1接続面および前記第2接続面の一方が他方より突出する段差形状に前記接続部を形成することによって形成することができる。
請求項4に記載のタービンハウジングは、請求項1に記載のタービンハウジングにおいて、当該タービンハウジングは、前記水通路の一部を構成するパイプが前記第2接続面と交差する方向に延びる形状で突設されてなり、前記第1接続面は前記パイプの先端側の部分の外面であることをその要旨とする。
上記タービンハウジングでは、内燃機関に形成された接続口に上記パイプの先端が挿入される態様でタービンハウジングの接続部を内燃機関に接続するといった作業を通じて、水通路とウォータジャケットとを接続することが可能になる。そして、この場合には、パイプの先端側の部分の外面と内燃機関の接続口の内面との間に、水通路からの冷却水の漏れを抑えるための第1シール部材が設けられる。
上記タービンハウジングでは、パイプが第2接続面と交差する方向に延設されているため、第2接続面においてガス通路から排気が漏れた場合に、その漏れた排気はパイプの外面に吹き付けられるようになる。そのため、第2接続面において漏れた排気が第1接続面、すなわち内燃機関に挿入されたパイプの先端部分の外面に流入し難い。したがって、第1接続面に設けられる第1シール部材に高温の排気が吹き付けられる状況になることを抑えることができる。
請求項5に記載のタービンハウジングは、請求項4に記載のタービンハウジングにおいて、前記第2接続面は平面形状に形成されてなり、前記パイプは前記第2接続面と直交する方向に延設されてなることをその要旨とする。
上記タービンハウジングによれば、第2接続面においてガス通路から漏れた排気がパイプの外面に対してほぼ直角に吹き付けられるようになる。そのため、排気の流れが第1接続面側に偏向され難く、同排気が第1接続面に流入し難い。したがって、第1接続面に設けられる第1シール部材に高温の排気が吹き付けられる状況になることを好適に抑えることができる。
本発明を具体化した一実施形態にかかるタービンハウジングが適用されるターボチャージャの断面構造を模式的に示す断面図。 内燃機関およびタービンハウジング内の冷却水の循環態様を示す略図。 タービンハウジングの斜視構造を示す斜視図。 図3における矢印4方向から見たタービンハウジングの接続部の側面構造を示す側面図。 図3における矢印5方向から見たタービンハウジングの接続部の側面構造を示す側面図。 ガス通路および水通路の延設方向に沿う方向における各接続部およびその周辺の断面構造を示す断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態にかかるタービンハウジングについて説明する。
図1に示すように、ターボチャージャ11は、内燃機関10の吸気通路12に配設されるコンプレッサ20と、同内燃機関10の排気通路13に配設されるタービン30と、それらコンプレッサ20およびタービン30を連結するセンターハウジング41とを備えている。
コンプレッサハウジング21の内部にはコンプレッサ室22が形成されており、同コンプレッサ室22にはコンプレッサホイール23が収容されている。一方、タービンハウジング31の内部にはタービン室32が形成されており、同タービン室32にはタービンホイール33が収容されている。他方、センターハウジング41には、シャフト42が回転可能に支持されており、同シャフト42の一端にはコンプレッサホイール23が固定され、他端にはタービンホイール33が固定されている。このターボチャージャ11は、コンプレッサホイール23とタービンホイール33とが一体回転する構造になっている。
コンプレッサ室22はコンプレッサホイール23の回転軸心L1に沿って延設されている。また、コンプレッサハウジング21には、上記コンプレッサホイール23の外周において渦巻形状で延びるスクロール通路24が形成されている。
一方、タービン室32はタービンホイール33の回転軸心L1に沿って延設されている。また、タービンハウジング31には上記タービンホイール33の外周において渦巻形状で延びるスクロール通路34が形成されている。本実施形態では、タービン室32およびスクロール通路34が、排気が通過するガス通路35として機能する。
上記ターボチャージャ11では次のようにして内燃機関10への過給が行われる。
内燃機関10の排気がスクロール通路34を介してタービンホイール33に吹き付けられると、同タービンホイール33が排気流のエネルギを受けることによって回転する。そして、このタービンホイール33の回転がシャフト42を通じてコンプレッサホイール23に伝達されて、同コンプレッサホイール23が回転する。これによりコンプレッサ20内では、コンプレッサホイール23の回転による遠心力の作用により、同コンプレッサ20の入口部20Aからコンプレッサ室22に流入する吸気がスクロール通路24、ひいては内燃機関10の各気筒へと送られる。内燃機関10では、こうした排気の持つエネルギを利用した過給を行うことによって出力向上が図られる。
図1または図2に示すように、上記ターボチャージャ11としては、タービンハウジング31の内部に冷却水を通過させるための水通路36が形成された水冷式のものが採用されている。そして、この水通路36には、内燃機関10の運転に際して同内燃機関10の冷却に用いられる冷却水の一部が供給される。
上記水通路36は、タービンハウジング31におけるスクロール通路34内に排気が導入される側(排気導入側)の接続部51において開口している。そして、この接続部51が、内燃機関10のシリンダヘッド14においてウォータジャケット15が開口している接続部16にボルト締結によって固定される。これにより、タービンハウジング31の水通路36が内燃機関10のウォータジャケット15に連通される。
そして、図2中に矢印で示すように、内燃機関10の運転に際してウォータポンプ17が駆動されると、同ウォータポンプ17によって圧送された冷却水がウォータジャケット15、水通路36、およびラジエータ18を備えた冷却水路の内部を循環するようになる。こうした冷却水の循環を通じて、内燃機関10とターボチャージャ11とが共に冷却される。
ここで、タービンハウジング31の接続部51とシリンダヘッド14の接続部16との間には、ガス通路35内からの排気の漏れを抑えるための金属製のシール部材と、水通路36からの冷却水の漏れを抑えるためのゴム製のOリングとが配設される。本実施形態では、各接続部16,51の間にシール部材が設けられるとはいえ、その接続面においてガス通路35の内部からごく少量の排気が漏れることがある。そして、この漏れた排気がOリングに吹き付けられると、高温の排気によるOリングの熱劣化を招いて、同Oリングによるシール性能の低下を招くおそれがある。
この点をふまえて本実施形態では、タービンハウジング31の接続部51とシリンダヘッド14の接続部16との接続面において排気が漏れた場合に、その排気がOリングに吹き付けられ難い構造を採用している。以下、そうした構造について詳細に説明する。
図3〜図5に示すように、タービンハウジング31における排気導入側の接続部51には、同タービンハウジング31の内部に形成された水通路36とガス通路35とが並んで配置されている。また、この接続部51においては、上記ガス通路35の排気導入側の端部35Aと、上記水通路36における冷却水が導入される水導入部36Aと同冷却水が排出される水排出部36Bとがそれぞれ開口している。
さらに、上記接続部51においては、水通路36の水導入部36Aが開口する接続面52とガス通路35の端部35Aが開口する接続面53とが、共に平面形状に形成されるとともに、互いに連続しない形状で形成されている。詳しくは上記接続部51が、上記接続面53に対して上記接続面52が突出する段差形状に形成されている。これにより、各接続面52,53の間にそれら接続面52,53と交差(本実施形態では直交)する方向に延びる面が形成されるため、各接続面52,53が互いに連続しない形状になる。すなわち隣接する部分と比較して表面の曲率がごく大きく変化する部分が各接続面52,53の間に形成される。
また、タービンハウジング31の接続部51において、上記接続面53を間に挟んだ上記接続面52の反対側の位置には、水通路36における水排出部36Bの一部を構成するパイプ54が上記接続面53と直交する方向に延びる形状で突設されている。このパイプ54は、その外面と上記接続面53との間に間隙が形成される位置に突設される。
以下、タービンハウジング31の接続部51を上述した形状に形成することによる作用について説明する。図6に、ガス通路35および水通路36の延設方向に沿う方向における各接続部16,51およびその周辺の断面構造を示す。
図4〜図6に示すように、タービンハウジング31における排気導入側の接続部51には、水通路36の水導入部36A、水排出部36B、およびガス通路35が並んで配置されている。また、この接続部51において水導入部36A、水排出部36B、およびガス通路35がそれぞれ開口している。さらに図6に示すように、シリンダヘッド14の接続部16において、上記水導入部36Aの開口に対応する位置にはウォータジャケット15が開口しており、上記パイプ54に対応する位置には同パイプ54が挿入可能な接続口16Aであってウォータジャケット15に連通された接続口16Aが形成されている。また接続部16における上記ガス通路35の開口に対応する位置には排気通路13が開口している。
そのため、シリンダヘッド14の接続口16Aに上記パイプ54の先端が挿入される態様でタービンハウジング31の接続部51をシリンダヘッド14の接続部16に固定するといった作業を通じて、ガス通路35を排気通路13に接続するとともに水通路36の水導入部36Aおよび水排出部36Bをそれぞれウォータジャケット15に接続することができる。したがって、タービンハウジング31、ひいてはターボチャージャ11を取り付けの容易な構造とすることができる。
図6に示すように、シリンダヘッド14へのタービンハウジング31の取り付けは、タービンハウジング31の接続部51とシリンダヘッド14の接続部16との間に、一つの金属製のシール部材55と二つのゴム製のOリング56,57とがそれぞれ挟持される態様で行われる。上記シール部材55は、ガス通路35からの排気の漏れを抑えるために、タービンハウジング31の接続面53とシリンダヘッド14の接続部16との間に配設される。上記Oリング56は、水通路36における水導入部36Aからの冷却水の漏れを抑えるために、タービンハウジング31の接続面52とシリンダヘッド14の接続部16との間に配設される。上記Oリング57は、水通路36における水排出部36Bからの冷却水の漏れを抑えるべく、タービンハウジング31のパイプ54とシリンダヘッド14の接続口16Aとの間に配設される。
なお本実施形態では、タービンハウジング31の接続面52とパイプ54の先端側の部分(詳しくは、シリンダヘッド14の接続口16Aに挿入される部分)の外面とが共に第1接続面として機能し、Oリング56,57が共に第1シール部材として機能する。また本実施形態では、タービンハウジング31の接続面53が第2接続面として機能し、シール部材55が第2シール部材として機能する。
また、タービンハウジング31の接続部51における各接続面52,53が段差形状に形成されて、それら接続面52,53の間に屈曲した形状の面が形成されている。さらに、シリンダヘッド14の接続部16において上記接続面52,53が接続される部分についてもそれら接続面52,53と略同一形状の段差形状に形成されている。そのため、シリンダヘッド14の接続部16とタービンハウジング31の接続部51との間隙についても、段差状に屈曲した形状になる。これにより、接続面53においてガス通路35から漏れ出して接続面52に向かう排気の流れ(図5および図6中に矢印Aで示す流れ)が、各接続面52,53間の屈曲した形状の面において遮られるようになるため、同接続面52に到達し難くなる。このように上記タービンハウジング31は、同一面において水通路とガス通路とが開口しているものと比較して、接続面53においてガス通路35からの排気漏れが生じた場合にその漏れた排気が接続面52に流入し難い構造になる。したがって、上記接続面52に設けられるOリング56に高温の排気が吹き付けられる状況になることを抑えることができ、水通路36の水導入部36Aのシール性能の低下を招きにくい構造にすることができる。
さらに、上記タービンハウジング31では、パイプ54が上記接続面53と離間した位置に同接続面53と直交する方向に延設されているために、接続面53においてガス通路35から排気が漏れた場合に、図5および図6中に矢印Bで示すように、漏れた排気がパイプ54の外面に吹き付けられるようになる。特に上記タービンハウジング31では、接続面53において漏れた排気がパイプ54の外面に対してほぼ直角に吹き付けられるために、パイプ54および接続口16Aの間隙が延びる方向と排気の吹き付け方向とのなす角度が鈍角になるものと比較して、排気の流れが同間隙側に向かう方向に偏向され難い構造になり、同間隙に排気が流入し難い構造になる。このように上記タービンハウジング31は、同一面において水排出部とガス通路とが開口しているものと比較して、接続面53においてガス通路からの排気漏れが生じた場合にその漏れた排気がパイプ54と接続口16Aとの間隙に流入し難い構造になる。したがって、パイプ54と接続口16Aとの間隙に設けられるOリング57に高温の排気が吹き付けられる状況になることを抑えることができ、Oリング57のシール性能の低下を招きにくい構造にすることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られるようになる。
(1)タービンハウジング31の接続部51にガス通路35と水通路36の水導入部36Aとを並ぶように配置するとともに、水導入部36Aが開口する接続面52とガス通路35が開口する接続面53との間に屈曲した形状の面を形成した。そのため、タービンハウジング31を取り付けの容易な構造とすることができる。しかも、上記接続面52に設けられるOリング56に高温の排気が吹き付けられる状況になることを抑えることができ、水通路36の水導入部36Aのシール性能の低下を招きにくい構造にすることができる。
(2)タービンハウジング31の接続部51を、ガス通路35が開口する接続面53に対して水導入部36Aが開口する接続面52が突出する段差形状に形成した。そのため、各接続面52,53の間に屈曲した形状の面を形成することができる。
(3)タービンハウジング31の接続部51にガス通路35と水通路36の水排出部36Bとを並ぶように配置するとともに、水排出部36Bの一部を構成するパイプ54をガス通路35が開口する接続面53と交差する方向に延びる形状で突設した。そのため、タービンハウジング31を取り付けの容易な構造とすることができる。しかも、上記パイプ54とシリンダヘッド14の接続口16Aとの間隙に設けられるOリング57に高温の排気が吹き付けられる状況になることを抑えることができ、水通路36の水排出部36Bのシール性能の低下を招きにくい構造にすることができる。
(4)タービンハウジング31の接続面53を平面形状に形成するとともにパイプ54を上記接続面53と直交する方向に延設したために、パイプ54と接続口16Aとの間隙に排気が流入し難い構造になる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・水通路36の水導入部36Aが開口する接続面52やガス通路35が開口する接続面53の一部あるいは全部を、若干湾曲した形状に形成してもよい。
・パイプ54の延設方向は、接続面53と直交する方向に限らず、同接続面53と交差する方向であれば任意の方向に変更することができる。
・タービンハウジング31の接続部51を、水導入部36Aが開口する接続面に対してガス通路35が開口する接続面が突出する段差形状に形成してもよい。
・平面形状の接続面52において水導入部36Aを開口させる構造に代えて、ガス通路35が開口している接続面53と交差する方向にパイプを延設するとともに同パイプを水導入部36Aの一部とする構造を採用してもよい。こうした構成では、上記パイプの先端が内燃機関の接続口に挿入される態様で内燃機関へのタービンハウジングの取り付けを行うとともに、パイプの先端側の部分の外面と内燃機関の接続口の内面との間にゴム製のOリングを配設すればよい。
・ガス通路35が開口している接続面53と交差する方向に延設したパイプ54を水排出部36Bの一部とする構造に代えて、タービンハウジング31の平面形状の接続面において水排出部36Bを開口させる構造を採用してもよい。こうした構成では、上記接続面53および水排出部36Bが開口している接続面のうちの一方が他方より突出する段差形状にタービンハウジングの接続部を形成すればよい。
・タービンハウジング31の接続部51に、水通路36の水導入部36Aおよび水排出部36Bのうちの一方のみを形成するようにしてもよい。
10…内燃機関、11…ターボチャージャ、12…吸気通路、13…排気通路、14…シリンダヘッド、15…ウォータジャケット、16…接続部、16A…接続口、17…ウォータポンプ、18…ラジエータ、20…コンプレッサ、20A…入口部、21…コンプレッサハウジング、22…コンプレッサ室、23…コンプレッサホイール、24…スクロール通路、30…タービン、31…タービンハウジング、32…タービン室、33…タービンホイール、34…スクロール通路、35…ガス通路、35A…端部、36…水通路、36A…水導入部、36B…水排出部、41…センターハウジング、42…シャフト、51…接続部、52,53…接続面、54…パイプ、55…シール部材、56,57…Oリング。

Claims (5)

  1. 内燃機関のウォータジャケットに接続される水通路と前記内燃機関の排気通路に接続されるガス通路とが内部に形成されたタービンハウジングであって、
    排気導入側の接続部に、前記水通路および前記ガス通路が並んで配置され、且つ前記水通路が開口する第1接続面と前記ガス通路が開口する第2接続面とが形成され、且つそれら前記第1接続面および前記第2接続面が互いに連続しない形状で形成され、
    前記第1接続面と前記内燃機関との間に冷却水の漏れを抑える第1シール部材が挟持されるとともに前記第2接続面と前記内燃機関との間に排気の漏れを抑える第2シール部材が挟持される態様で前記内燃機関に取り付けられる
    ことを特徴とするタービンハウジング。
  2. 請求項1に記載のタービンハウジングにおいて、
    当該タービンハウジングは、前記第1接続面と前記第2接続面との間に屈曲した形状の面が形成されてなる
    ことを特徴とするタービンハウジング。
  3. 請求項2に記載のタービンハウジングにおいて、
    前記屈曲した形状の面は、前記第1接続面および前記第2接続面の一方が他方より突出する段差形状に前記接続部を形成することにより形成される
    ことを特徴とするタービンハウジング。
  4. 請求項1に記載のタービンハウジングにおいて、
    当該タービンハウジングは、前記水通路の一部を構成するパイプが前記第2接続面と交差する方向に延びる形状で突設されてなり、
    前記第1接続面は前記パイプの先端側の部分の外面である
    ことを特徴とするタービンハウジング。
  5. 請求項4に記載のタービンハウジングにおいて、
    前記第2接続面は平面形状に形成されてなり、
    前記パイプは前記第2接続面と直交する方向に延設されてなる
    ことを特徴とするタービンハウジング。
JP2012200494A 2012-09-12 2012-09-12 タービンハウジング Active JP5700006B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012200494A JP5700006B2 (ja) 2012-09-12 2012-09-12 タービンハウジング
PCT/IB2013/001955 WO2014041411A1 (en) 2012-09-12 2013-09-10 Water cooled turbine housing
CN201380031172.9A CN104662259B (zh) 2012-09-12 2013-09-10 水冷涡轮机壳体
DE112013002584.1T DE112013002584B4 (de) 2012-09-12 2013-09-10 Turbinengehäuse
US14/405,522 US9835051B2 (en) 2012-09-12 2013-09-10 Water cooled turbine housing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012200494A JP5700006B2 (ja) 2012-09-12 2012-09-12 タービンハウジング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014055546A true JP2014055546A (ja) 2014-03-27
JP5700006B2 JP5700006B2 (ja) 2015-04-15

Family

ID=49911735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012200494A Active JP5700006B2 (ja) 2012-09-12 2012-09-12 タービンハウジング

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9835051B2 (ja)
JP (1) JP5700006B2 (ja)
CN (1) CN104662259B (ja)
DE (1) DE112013002584B4 (ja)
WO (1) WO2014041411A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5971232B2 (ja) * 2013-12-24 2016-08-17 トヨタ自動車株式会社 機関システムの制御装置
JP5975057B2 (ja) * 2014-04-15 2016-08-23 トヨタ自動車株式会社 タービンハウジング
US9441534B2 (en) * 2014-10-09 2016-09-13 GM Global Technology Operations LLC Cooled two-stage turbocharging system
US9670823B2 (en) * 2015-03-24 2017-06-06 GM Global Technology Operations LLC Engine with a turbocharger cooling module
EP3848560A1 (en) * 2020-01-07 2021-07-14 ABB Schweiz AG Turbocharging assembly and method of operating a multi-stage turbocharging assembly as single-stage turbocharger

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60159836U (ja) * 1984-03-31 1985-10-24 ヤンマーディーゼル株式会社 水冷式タ−ボチヤ−ジヤ−

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2252705A1 (de) * 1972-10-27 1974-05-02 Daimler Benz Ag Anbau eines abgasturboladers an eine brennkraftmaschine
US20040083730A1 (en) * 2002-07-26 2004-05-06 Eberhard Wizgall Cooling system for turbocharged internal combustion engine
US20060083609A1 (en) * 2004-10-14 2006-04-20 Augspurger Murray D Fluid cooled marine turbine housing
DE102007060397A1 (de) * 2007-12-14 2009-06-18 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Turbolader und Zylinderkopf
JP5172545B2 (ja) 2008-09-01 2013-03-27 ヤンマー株式会社 過給機の冷却構造
CN101713327B (zh) * 2008-10-02 2013-05-01 福特环球技术公司 冷却概念水冷涡轮的内燃发动机
KR101748238B1 (ko) * 2010-01-22 2017-06-16 보르그워너 인코퍼레이티드 직접 연통식 터보차저
DE102011003901A1 (de) * 2011-02-10 2012-08-16 Continental Automotive Gmbh Abgasturbolader mit gekühltem Turbinengehäuse und gekühltem Lagergehäuse und gemeinsamer Kühlmittelzufuhr
DE102011003905B4 (de) * 2011-02-10 2012-12-27 Continental Automotive Gmbh Abgasturbolader mit gekühltem Turbinengehäuse und gekühltem Lagergehäuse und gemeinsamer Kühlmittelzufuhr
DE102011003907A1 (de) 2011-02-10 2012-08-16 Continental Automotive Gmbh Abgasturbolader mit gekühltem Turbinengehäuse
DE102011003906A1 (de) 2011-02-10 2012-08-16 Continental Automotive Gmbh Abgasturbolader mit gekühltem Turbinengehäuse und reduziertem Druckverlust

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60159836U (ja) * 1984-03-31 1985-10-24 ヤンマーディーゼル株式会社 水冷式タ−ボチヤ−ジヤ−

Also Published As

Publication number Publication date
DE112013002584B4 (de) 2018-11-08
US20150167494A1 (en) 2015-06-18
DE112013002584T5 (de) 2015-02-19
CN104662259A (zh) 2015-05-27
CN104662259B (zh) 2016-08-03
WO2014041411A1 (en) 2014-03-20
JP5700006B2 (ja) 2015-04-15
US9835051B2 (en) 2017-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5700006B2 (ja) タービンハウジング
US7530230B2 (en) Supercharger with electric motor
US9850777B2 (en) Turbochargers
JP5710452B2 (ja) ターボチャージャ
JP5949164B2 (ja) 可変ノズルユニット及び可変容量型過給機
WO2016139799A1 (ja) ターボチャージャ
JP6542246B2 (ja) 可変容量型過給機
JP6040928B2 (ja) ターボチャージャ
KR101982138B1 (ko) 과급 공기 냉각 장치
JP2010096110A (ja) ターボチャージャ
JP2016003573A (ja) 過給機
JP6248628B2 (ja) 過給機
JP6152049B2 (ja) 可変ノズルユニット及び可変容量型過給機
JP2011247189A (ja) シール構造及び可変容量型過給機
JP5935677B2 (ja) タービンハウジング
US9347363B2 (en) Fluid pump assembly
US11365646B2 (en) Rotary machine and seal member
US20170022890A1 (en) Valve device of turbocharger
JP2004084601A (ja) 燃焼器およびガスタービン
JP6089791B2 (ja) 可変ノズルユニット及び可変容量型過給機
JP2012026296A (ja) Egrクーラシステムおよび流路切替弁
JP4384803B2 (ja) ガスタービンの排気装置
JP6149426B2 (ja) 可変容量型過給機
KR101837395B1 (ko) 터보 차저
JP2019183670A (ja) ウェストゲートバルブ及びこのウェストゲートバルブを備えるウェストゲートバルブ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150202

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5700006

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151