JP2014054291A - 遊技機用表示パネル照明装置 - Google Patents

遊技機用表示パネル照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014054291A
JP2014054291A JP2012199271A JP2012199271A JP2014054291A JP 2014054291 A JP2014054291 A JP 2014054291A JP 2012199271 A JP2012199271 A JP 2012199271A JP 2012199271 A JP2012199271 A JP 2012199271A JP 2014054291 A JP2014054291 A JP 2014054291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display panel
led
illumination device
door
diffuse reflection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012199271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5904914B2 (ja
Inventor
Tsutomu Kato
勉 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIKCO Ltd
Original Assignee
JIKCO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JIKCO Ltd filed Critical JIKCO Ltd
Priority to JP2012199271A priority Critical patent/JP5904914B2/ja
Publication of JP2014054291A publication Critical patent/JP2014054291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5904914B2 publication Critical patent/JP5904914B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】遊技機の前扉前面に装着された表示パネルの裏面を、限られた個数で前扉に組み込まれたLEDで効率的にかつ均一に照明する。
【解決手段】筐体2の前面に上扉3aと下扉3bが開閉自在に設けられる。支持部材となる下扉3bに照明装置24が固定される。下扉3bには支持枠20、抑えプレート21が設けられ照明装置24の前面に位置するように、横長の表示プレート18が装着される。照明装置24は、拡散反射ボード25と、その表面に固定された横長のLEDユニット26とを備える。LEDユニット26は、一定のピッチで配列された5個のLEDモジュール40と、各々の発光面を覆うように位置決めされた非球面レンズ38とを有する。照明装置24と表示パネル18との間隔が狭くても、LEDユニット26からの照明光で表示パネル18は裏面側から均一に照明される。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機の前面に装着された表示パネルに裏面側から照明光を与え、表示パネルにプリントされた画像やタイトル名を明瞭に表示できるようにした照明装置に関するものである。
パチスロ機とも称されるスロットマシンの筐体の内部には、上段にリールユニット、下段にホッパー装置が収容され、通常は閉じ位置にロックされた前扉で覆われている。リールユニットとホッパー装置とを一体的に覆う縦長の前扉には、その上部にリール観察用のリール窓が設けられている。そして、リール窓の下方にメダル投入口やスタートレバー、ストップボタンなどの遊技用の操作部があり、その下方にホッパー装置を覆う扉部分となっている。また、筐体内部がリール収容部とホッパー収容部との上下二段に分離され、各々が個別に前扉でカバーされる分離筐体型のものでは、ホッパー装置を覆う下側の前扉の上部に遊技用の操作部が設けられている。
縦長型あるいは上下二分割型のいずれの前扉の場合でも、操作部の下方には表示パネルが装着され、ホッパー装置を覆っている前扉の前面は表示用スペースになっている。表示パネルは、筐体の大きさに応じて(横450〜500mm)×(縦200〜250mm)程度の横長サイズで、スロットマシンのその機種に応じたキャラクタの画像やタイトル名、あるいは各種の広告など様々な情報がプリントされている。表示パネルの裏面側には照明装置が設けられ、その照明光で表示パネルにプリントされた画像や情報を遊技者にアピールすることができる。
前扉の表示パネルを裏面側から照明する照明装置には、その光源として特許文献1記載のように白色光を放射する発光ダイオード(以下、LED)を効果的に用いることができる。LEDは従来の冷陰極線管(蛍光灯)などと比較して低消費電力で、節電効果が高い。またLED電球の形態ではなく、LEDチップを蛍光体とともに樹脂で封入したLEDモジュールを基板に実装した態様で使用すれば、外形寸法も小さくなって前扉の厚み方向での組み込みスペースも大幅に節約できるという利点がある。
特開2007−151924号公報
ところで、現状ではLEDモジュールから放射される照明光の照射角2θは、表面実装型のものでは150°程度まで広がってはいるが、照射角が大きくなるにつれて光量が激減するのが通常である。このため、横長矩形状の表示パネルを均一な光量でムラなく照明しようとすれば、特許文献1記載のように、表示パネルの横幅と同じ長さまで十数個のLEDモジュールを細かいピッチで配列したLEDアレイを用いなくてはならない。また、LEDアレイからライン状に放射される照明光を縦方向に広げるために、LEDアレイ全体を拡散透過性のある半円筒状のカバーで覆うことが不可欠である。
以上のように、白色LEDを用いたこれまでの遊技機用表示パネル装置では、表示パネルを全体的に均一に照明しようとすると多数のLEDモジュールを並べたLEDアレイが必要となり、さらにLEDモジュールからの光を拡散させる拡散板も不可欠で製造コストが高くなる。さらに、LEDモジュールの使用個数が多いと電力消費を抑える上でも不利で、こうした問題は多数の遊技台を設置している規模の大きな遊技場では無視できないものとなっている。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、限られた個数のLEDモジュールを効率的に利用し、遊技機の表示パネルを白色光で裏面側から明るく均一に照明することができるようにした遊技機用表示パネル照明装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するにあたり、横長矩形の表示パネルの背後に設けられた支持部材に固定され、表面に形成された白色の拡散反射面を前記表示パネルの裏面に向けた拡散反射ボードと、前記拡散反射ボードの略中央に横長姿勢で固定されたLED基板にその長手方向に35〜65mmの間隔で直線状に並べて実装され、それぞれ白色光を放射する複数個のLEDモジュールと、前記LED基板に前記LEDモジュールごとに設けられた位置決め部に嵌合して各々のLEDモジュールを内部に包み込むように固定され、LEDモジュールから放射された白色光を広げて前記表示パネルの裏面に照射する複数の非球面レンズとを有するLEDユニットを組み合わせて遊技機用表示パネル照明装置を構成するものである。
LED基板に実装する非球面レンズ付きのLEDモジュールの個数は、表示パネルへの照射光量が満たされるのであれば3〜6個の範囲が望ましい。また、本発明の遊技機用表示パネル照明装置は、スロットマシンの前扉に装着された表示パネル用の照明装置として効果的に利用することができる。LED基板のコネクタにリード線が接続されている場合には、拡散反射ボードに形成した開口を通して前扉内部の駆動回路に接続できるようにしておくのが簡便である。なお、拡散反射ボードには拡散板を固定することが可能で、この照明装置に拡散板を併用することも可能である。
本発明の遊技機用表示パネル照明装置によれば、限られた個数のLEDモジュールを用いながらも、横長矩形状の表示パネルの裏面全体に均一な白色照明を行うことが可能となり、製造コストの節約と同時に使用電力を低減することができる。
本発明を用いたスロットマシンの外観図である。 下側前扉を開放した状態のスロットマシンの外観図である。 下側前扉の要部断面図である。 表示パネルの装着部及び照明装置を示す要部分解斜視図である。 LEDユニットの外観図である。 LEDユニットの要部断面図である。 LEDモジュールの配光特性図である。 照明装置の要部水平断面図である。 LEDユニットに拡散カバーを組み合わせたときの要部斜視図である。 図8に示す実施形態における照明装置の要部水平断面図である。
本発明の照明装置が用いられたスロットマシンの外観を示す図1において、筐体2の前面に開閉自在に設けられた前扉は、上下に分割された上扉3aと下扉3bからなる。上扉3aは筐体2の上段に収容されたリールユニットを覆い、下扉3bは下段に収容されたホッパー装置などを覆う。これらの扉3a,3bは、メダルの供給や遊技中に発生した故障のメンテナンスに際して係員によって開放され、通常は閉じ位置にロックした状態で遊技に供される。
上扉3aにはリール観察用のリール窓4、ゲームの進行を画像表示する液晶表示パネル5などが設けられている。下扉3bは、図2に示すようにリール窓4の下から分離して開放可能で、前述のように閉じ位置では筐体2の下段に設けられたホッパー装置10をカバーする。下扉3bの上部には、ゲームの開始に先立って投入されるメダルの投入口7、リール回転時に操作されるスタートレバー8、リール停止のために操作されるストップボタン9などの主要な操作部が設けられている。
投入口7に投入されたメダルは下扉3bの裏面側に導かれ、メダルセレクタによって真贋の判定が行われる。適正なメダルはガイドプレート11を介してホッパー装置10のバケット10aに落下し、不適正なものは受け皿12に戻される。ホッパー装置10によってメダルの払い出しが行われるときには、ホッパー装置10の吐出口10bから排出されたメダルは、開口14aを通して下扉3bの裏面に固定されたメダルシュート14に送られ、受け皿12に払い出される。
上記のように、投入口7からのメダルをホッパー装置19に送り込み、またホッパー装置10からのメダルを受け皿12に払い出すことができるように、下扉3bにはメダル移送用の機構が組み込まれている。また、スタートレバー8やストップボタン9の操作信号を検出して出力する回路ユニットが下扉3bに組み込まれ、その操作信号を筐体2側の制御装置に入力するために、筐体2と下扉3bとの間にはケーブル15が設けられる。
図3及び図4に示すように、下扉3bの前面には表示パネル18が装着されている。表示パネル18は、サイズが横480mm、縦220mm程度の弾力性のある透明なプラスチックシート製である。表示パネル18には、表面側から観察できるように裏面にタイトル画像やタイトル文字などがカラープリントされ、さらにこれらのプリントが白色塗料層で覆われている。白色塗料層は、タイトル画像やタイトル文字の色彩が鮮やかに観察されるように、かつ裏面側からの照明光を表面側へと拡散して透過させる作用を果たす。
図3及び図4に示すように、表示パネル18は支持枠20と抑えプレート21によって下扉3bに着脱できるように固定されている。支持枠20は矩形の開口20aを通して表示パネル18の表面を外部に露呈させる。表示パネル18の裏面側には透明なプラスチック製の抑えプレート21が全体的に圧着される。そして、この抑えプレート21はフック21aを支持枠20の係止穴20b(図4)に嵌め込むことによって表示パネル18とともに支持枠20に一体化される。
なお、表示パネル18は、支持枠20及び抑えプレート21の形状に倣って水平方向に関して凸状に湾曲した形状になっているが、支持枠20と抑えプレート21の形状を工夫すれば表示パネル18を平面形状や凹面状にしたり、あるいは部分球面状に突出させたりすることも可能である。また、支持枠20も透明なプラスチック製のものにしておけば、開口20aを設けずに表示パネル18の前面を覆うようにすることもできる。
支持枠20の後縁には後方に延びた複数本のフック20cが一体に設けられている。これらのフック20cは、それぞれ図3に示すように下扉3bに貫通して形成された係止穴22に腕部分を撓ませながら挿通される。そして、先端のフック部分が下扉3bの裏面まで入り込むと自身の弾性でロック位置に復元して下扉3bに固定される。
フック20cは下扉3bを閉じたままの状態では係止穴22から外すことは不可能であるが、下扉3bを開放すれば裏面側からドライバなどの治具を用いて簡便に外すことができる。したがって、例えば機種の異なるスロットマシンであっても、係止穴22の位置や形状を共通化しておくだけで支持枠20及び抑えプレート21を共通部材として利用することができる。もちろん、同機種のスロットマシンであっても、様々にデザインされた表示シート18を適宜のタイミングで交換しながら使い回すことも可能となる。
表示シート18の裏面側から照明光を与えるために、照明装置24は支持部材となる下扉3bに取り付けられている。照明装置24は、前述した支持枠20と同様に下扉3bにフック止めされる反射ボード25と、反射ボード25の前面に固定されたLEDユニット26とを備えている。反射ボード25はプラスチック製のプレート材で、その表面には拡散反射面27が形成されている。拡散反射面27は、反射ボード25の表面に拡散反射性の高い白色の塗装を施し、又は白色の拡散反射シートを貼付することで簡便に得られる。
反射ボード25には後方に延びる複数のフック爪25aが一体成形され、下扉3bの係止穴28に嵌め込まれる。また、反射ボード25の裏面にはボス25bが突設され、下扉3bの前面に形成された凹部29に嵌入する。これらのボス25bには、図8に示すように下扉3bの裏面側からビス30が螺合され、照明装置24は下扉3bに強固に固定される。なお、支持枠20にもボスを一体に設けるとともに下扉3bの前面にはボスが嵌入する凹部を形成しておき、反射ボード25の固定と同様に下扉3bの裏面側から前記ボスにビスを螺合して固着する構造にすれば、支持枠20もより強固に下扉3bに一体化することができる。
反射ボード25の表面の中央部には図5に示すLEDユニット26が接着剤で固着される。もちろん、接着剤に変えてビス止めなどの機械的な手法で固着してもよいが、LEDユニット26のベース材にはパターン配線部(図示省略)のあるLED基板32が用いられているので、パターン配線部を傷つけないように留意する必要がある。LED基板32には、LEDチップを樹脂製ハウジングに封入した5個のLEDモジュール40が実装されるとともに、両端にはコネクタ33a,33bが実装されている。図8にも示すように、反射ボード25に貫通穴25cが設けられ、さらに下扉3bの所要部にも開口34が形成されているから、コネクタ33a,33bに接続したリード線35を下扉3bの内部に組み込まれた駆動回路36に接続してLEDユニット26を駆動することができる。
LED基板32は長さが200〜240mm程度、幅が20〜24mm程度で、その表面に5個のプラスチック製の非球面レンズ38が突出して設けられている。各々の非球面レンズ38の断面形状は図6に示すとおりで、LED基板32に実装されたLEDモジュール40を包み込んでいる。LEDモジュール40は、青色光を放射する表面実装型のLEDチップを透明な樹脂製パッケージに封入したものである。樹脂製パッケージには青色光の照射を受けて黄色の蛍光を発する蛍光材が練り込まれ、これによりLEDモジュール40からは白色光が放射される。白色光を得るには、LEDモジュール40の発光色や蛍光体の種類を変えることも可能で、例えば発光色が赤色,緑色,青色の三種類の発光色LEDチップを透明な樹脂パッケージ内に組み合わせたものであってもよい。
図6に実線で示すように、LEDモジュール40単独での照射角2θは150°程度にとどまる。また、図7の配光特性に実線で示すように、出力光量の最大値を1としたとき出力光量は照射角0°で最大となり、照射角が増えるにしたがって低下し照射角が90°を越えると激減する。このような配光特性のLEDモジュール40では、実用的には照射角2θ=60°程度までは照明光として利用できるが、それ以上広角になると照明ムラが目立つようになる。
特に上記したスロットマシンのように、前扉3aの裏面側に様々な構造物が組み付けられ、前扉3aの厚み全体を照明用のスペースとして利用できない場合には、LEDユニット26から表示パネル18までの間隔が広くても60mm〜70mm程度で、しかも表示パネル18の横幅が480mm程度にもなると、表示パネル18の全体をムラなく照明しようとすれば、少なくとも10個程度のLEDモジュール40を狭い間隔で横並びにして用いなくてはならない。
この点、本発明のLEDユニット26では、独特の形状をもった非球面レンズ38がLEDモジュール40に組み合わされ、図6及び図7にそれぞれ破線で示すように、より広い照射角が得られるように改良されている。非球面レンズ38は底面側にLEDモジュール40が入り込む凹部38aを有し、表面側は上面中央部に窪みをもった非球面形状をもつ。この非球面形状により、照射角0°で出力光は最大値にはならないが配光分布が側方に広げられ、照射角2θが120°を越えても十分な出力光が得られ、図7に破線で示すように照射角2θ=150°でも相対的に50%程度の出力光が得られる。この結果、LED基板32に50mmピッチで横並びに5個のLEDモジュール40を実装し、その各々に非球面レンズ38を組み合わせて固定することができる。
この配光特性が得られるように、LEDモジュール40と非球面レンズ38との間では正確な位置決めが行われる。LED基板32には、非球面レンズ38の位置決め部となるピン41が設けられている。ピン41はLEDモジュール40ごとに、各々のLEDモジュール40を中心にして120度の回転対称となる3個所に設けられている。これらのピン41は、非球面レンズ38の底面側に開口した位置決め穴42に嵌合し、LEDモジュール40に対して非球面レンズ38を高さ方向とLED基板32の表面に沿う方向で正確に位置決めする。位置決めの後は、非球面レンズ38はLED基板32に接着剤で固定される。
以上のように組み立てられたLEDユニット26を反射ボード25とともに下扉3bに固定し、その前面を覆うように表示パネル18を装着した様子が図8に示されている。スロットマシンに電源が投入されると筐体内の各部に電源が供給され、照明装置24の駆動回路36にも給電がなされる。駆動回路36はリード線35及びコネクタ33a,33bを通し、直列に接続された5個のLEDモジュール40に一斉に駆動電流を供給する。
LEDモジュール40から放射された白色の照明光は、それぞれの非球面レンズ38により図7に示すように広角度で発散する。非球面レンズ38から出射した照明光は、透明な抑えプレート21を透過して表示パネル18を裏面側から照明する。表示パネル18の最下層には白色塗料層、その上層にカラー印刷層が形成されているから、白色塗料層が照明されることによって表層側にカラー印刷された画像や文字は、スロットマシンの筐体前面側から鮮明に観察されるようになる。
さらに、表示パネル18の白色塗料層の表面は拡散反射面となっているから、一部の照明光は、図8に破線で示すようにLEDユニット26に向かう拡散反射光となる。この拡散反射光のほとんどは反射ボード25の拡散反射面27で再度拡散反射され、再び表示パネル18を裏面側から照明する照明光となる。したがって、非球面レンズ38の作用でLEDモジュール40から広角度の発散照明光となるだけでなく、それぞれのLEDモジュール40から放射された照明光は表示パネル18の裏面の白色塗料層と反射ボード25の拡散反射層27との間で多重に拡散反射されることも相まって、限られた個数のLEDモジュール40を用いながらも、表示パネル18の全範囲がムラなくほぼ均一な明るさで照明されるようになる。
なお、上記実施形態では表示パネル18の縦サイズが横サイズと比較して小さいので、LEDモジュール40が横一列であっても照明ムラは生じないが、縦サイズが大きくなって縦方向での光量不足が懸念される場合には、非球面レンズ38共々LEDモジュール40を横二列にすることが望ましい。この場合、照明装置24としてはLED基板32を上下に二列並べて反射ボード25に固定するとともに駆動回路36を追加するだけでよく、簡単な対応で済む。
LEDモジュール40からの照明光の光量に余裕がある場合には、図9及び図10に示すように、反射ボード25に拡散透過性のある拡散カバー45を固定し、LED基板32とともにLEDユニット26を全体的に覆ってもよい。拡散カバー45の光吸収率が高くなってくると、照明効率の低下が無視できないようになるだけでなく、発熱による高温が懸念されるので、拡散カバー45としては、例えば基材となる透明なプラスチックの中に、透明で微小なガラスビーズを多数混入させたものを成形材料に用い、図示のカバー形状に成形したものを用いるとよい。
拡散カバー45は、LEDユニット26から放射される照明光を拡散させて表示プレート18へと導くから、非球面レンズ38による照明光の発散に加え、拡散カバー45による照明光の拡散が行われる。結果的に、表示パネル18はムラなく全体的に照明され、スロットマシン筐体の前面側からは鮮明な画像や文字を観察することができる。
以上、図示した実施形態にしたがって説明してきたが、スロットマシンの前扉前面に表示パネルを装着するものでは、前扉が上扉と下扉に分離されているものに限らず、上扉と下扉とが一体の前扉を備えたスロットマシンにも本発明は等しく適用可能である。また、ゲームの内容や機種、あるいは様々なキャラクタ等をデザイン的に表示する表示パネルが用いられるものであれば、スロットマシン以外の様々な遊技機にも本発明を用いることができる。
また、表示パネル18を着脱自在に支持する支持枠20を含む着脱機構の構造や、着脱機構と下扉3bとの連結部の構造などについては、種々の変更が可能である。例えば、支持枠20の形状に関しても、表示プレート18の前面を覆う透明なカバーを一体化し、開口20aを通して表示プレート18の表面を直接的に外部に露呈させないようにしてもよい。また、支持枠20の一部に金属性のプレートを組み合わせるなど、デザインや強度を考慮した適宜の改変が可能である。
2 筐体
3b 下扉
7 投入口
12 受け皿
14 メダルシュート
18 表示パネル
20 支持枠
24 照明装置
25 反射ボード
26 LEDユニット
27 拡散反射面
32 LED基板
38 非球面レンズ
38a 凹部
40 LEDモジュール
41 ピン
42 位置決め穴
45 拡散カバー

Claims (5)

  1. 遊技機の前面に装着された横長の表示パネルに裏面側から照明光を照射する遊技機用表示パネル照明装置において、
    前記表示パネルの背後に設けられた支持部材に固定され、表面に形成された白色の拡散反射面を前記表示パネルの裏面に向けた拡散反射ボードと、
    前記拡散反射ボードの中央部に横長姿勢で固定されたLED基板にその長手方向に35〜65mmの間隔で直線状に並べて実装され、それぞれ白色光を放射する複数個のLEDモジュールと、前記LED基板に前記LEDモジュールごとに設けられた位置決め部に嵌合して各々のLEDモジュールを内部に包み込むように固定され、LEDモジュールから放射された白色光の照射角を広げて前記表示パネルの裏面に照射する複数の非球面レンズとを有するLEDユニットと、
    を備えたことを特徴とする遊技機用表示パネル照明装置。
  2. 前記LED基板に実装された前記LEDモジュールの個数が3〜6個であることを特徴とする請求項1記載の遊技機用表示パネル照明装置。
  3. 前記遊技機がスロットマシンであり、前記スロットマシンの筐体前面を覆い、かつ遊技用の操作部を備えた前扉の前面に前記表示パネルが装着されていることを特徴とする請求項2記載の遊技機用表示パネル照明装置。
  4. 前記LED基板の両端のコネクタに接続されたリード線が、前記拡散反射ボードに形成された開口を通して前扉の内部に設けられた駆動回路に接続されていることを特徴とする請求項3記載の遊技機用表示パネル照明装置。
  5. 前記LED基板を全体的に覆う拡散カバーを前記拡散反射ボードに固定し、前記非球面レンズの各々から出射した白色光を拡散させて前記表示パネルの裏面に照射することを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の遊技機用表示パネル照明装置。
JP2012199271A 2012-09-11 2012-09-11 遊技機用表示パネル照明装置 Active JP5904914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012199271A JP5904914B2 (ja) 2012-09-11 2012-09-11 遊技機用表示パネル照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012199271A JP5904914B2 (ja) 2012-09-11 2012-09-11 遊技機用表示パネル照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014054291A true JP2014054291A (ja) 2014-03-27
JP5904914B2 JP5904914B2 (ja) 2016-04-20

Family

ID=50612184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012199271A Active JP5904914B2 (ja) 2012-09-11 2012-09-11 遊技機用表示パネル照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5904914B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000814A (ja) * 2001-06-21 2003-01-07 Heiwa Corp 遊技機の照明構造
JP2007151924A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Samii Kk 遊技機用照明装置
JP2008245757A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Samii Kk 遊技機の光源取付構造
JP3154440U (ja) * 2009-04-15 2009-10-22 廣東明家科技股▲分▼有限公司 光学屈折装置の結合構造
WO2010146902A1 (ja) * 2009-06-15 2010-12-23 シャープ株式会社 発光モジュール、照明装置、表示装置、およびテレビ受像装置
JP2011086569A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Enplas Corp 発光装置、面光源装置、及び表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000814A (ja) * 2001-06-21 2003-01-07 Heiwa Corp 遊技機の照明構造
JP2007151924A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Samii Kk 遊技機用照明装置
JP2008245757A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Samii Kk 遊技機の光源取付構造
JP3154440U (ja) * 2009-04-15 2009-10-22 廣東明家科技股▲分▼有限公司 光学屈折装置の結合構造
WO2010146902A1 (ja) * 2009-06-15 2010-12-23 シャープ株式会社 発光モジュール、照明装置、表示装置、およびテレビ受像装置
JP2011086569A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Enplas Corp 発光装置、面光源装置、及び表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5904914B2 (ja) 2016-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2171529B1 (en) Light unit and display apparatus having the same
CN101649966B (zh) 发光二极管印刷电路板、背光组件和制造背光组件的方法
US9166127B2 (en) Light source module
JP4733395B2 (ja) 発光ダイオードを用いたlcdバックライト
US8582051B2 (en) Backlight unit and the display device having the same
US20060221610A1 (en) Light-emitting apparatus having a plurality of overlapping panels forming recesses from which light is emitted
US20060087866A1 (en) LED backlight
WO2010026810A1 (ja) 照明装置およびそれを備えた液晶表示装置
JP2008152101A5 (ja)
WO2010026811A1 (ja) 照明装置およびそれを備えた液晶表示装置
KR101262090B1 (ko) 액정표시장치의 백라이트 어셈블리
KR20120005713A (ko) 액정 표시 장치 및 이를 포함하는 표시 장치 세트
US7806582B2 (en) Illuminating module for mounting in a domestic appliance and domestic appliance with such a module
CN102141218B (zh) 光源装置
CN102141219A (zh) 背光单元及使用该单元的显示装置
JP5904914B2 (ja) 遊技機用表示パネル照明装置
KR101920753B1 (ko) 백라이트 유닛
JP4028985B2 (ja) バックライトユニット
JP7269500B2 (ja) 遊技機
KR200408174Y1 (ko) 발광 표시장치
KR100971706B1 (ko) 복수의 발광소자를 포함하는 면 조명장치
CN211260682U (zh) 一种多通道led面光源的匀光装置
JP5535688B2 (ja) 照明装置
JP5670776B2 (ja) 演出装置及び遊技機
JP4452212B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150701

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20150701

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20151006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5904914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250