JP2014054273A - 駆動ユニット及びその駆動ユニットを備えた装着式動作補助装置 - Google Patents

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嘉之 山海
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Abstract

【課題】本発明は装着者への装着作業を容易に行えることを課題とする。
【解決手段】装着式動作補助装置10は、例えば装着者12の腰に装着された腰ベルト60の支持部62に連結されることで左脚の膝関節に駆動ユニット20を有する。駆動ユニット20は、モータ30と、第1の伝達部材40と、第2の伝達部材50とを有する。モータ30は、装着者12の左膝関節の側方に配置される。第1の伝達部材40は、装着者12の左大腿部に締結部材80、82を介して締結され、第2の伝達部材50は装着者12の左脛に締結部材90、92を介して締結される。生体信号検出センサ110,112によって検出された検出信号に基づいて、モータ30を制御する制御信号が生成される。モータ30のトルクは、アシスト力として伝達部材40、50を介して装着者12の左膝関節に伝達される。
【選択図】図1

Description

本発明は駆動ユニット及びその駆動ユニットを備えた装着式動作補助装置に関する。
例えば下肢の動作がスムーズに行えない障害者が歩行動作をする場合に歩行を補助する装置として、歩行する際に発生される生体電位(筋電位等)による生体信号を検出し、この検出信号に基づいて駆動制御されるモータのトルクを当該装着者に伝達して歩行動作を補助する装着式動作補助装置がある(例えば、特許文献1参照)。この装着式動作補助装置では、腰及び膝の各関節に対応する位置のそれぞれに駆動用モータが取り付けられており、各関節の動きに応じたトルクを発生させるように各モータを駆動し、制御装置によってトルクの大きさ及びトルク伝達タイミングが制御される。
特開2004−045354号公報
例えば、膝の手術を行った場合の患者が、歩行訓練を行う前にベッドに寝た状態のまま膝の動作訓練を行うことで膝の機能回復が速まることが期待されている。ところが、従来の装着式動作補助装置は、装着者の下肢全体の動作を補助するように構成されているため、装着者がベッドの上で膝あるいは腰の機能回復訓練(リハビリテーション)を行う場合でも、歩行訓練用の装置を装着することになり、訓練開始前の装着作業に手間と時間がかかり、膝あるいは腰の関節のみの動作訓練を速やかに行うことが難しかった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した駆動ユニット及びその駆動ユニットを備えた装着式動作補助装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、装着者の第1の身体部位と第2の身体部位との間を連結する関節の側方に配置されるモータと、
前記モータの固定子又は回転子の何れか一方を収納する第1のモータハウジングと、
前記モータの固定子又は回転子の何れか他方を収納する第2のモータハウジングと、
前記第1のモータハウジングと一体に形成され、前記第1の身体部位に前記モータのトルクを伝達するための第1の結合部と、
前記第2モータハウジングと一体に形成され、前記第2の身体部位に前記モータのトルクを伝達するための第2の結合部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、装着者が補助を必要とする任意の関節に駆動ユニットを取り付けて当該関節の機能回復訓練(リハビリテーション)を適宜行うことができるので、駆動ユニットの装着作業が容易に行えることになり、例えば、訓練開始前の装着時間を短縮して、膝あるいは腰の関節の動作訓練を速やかに行うことも可能になる。また、装着者が病院のベッドで寝た状態でも任意の関節に対応するように駆動ユニットを適宜装着できるので、当該装着者が希望する関節の動作を補助しながら機能回復訓練を効率良く行うことができる。
本発明による装着式動作補助装置の一実施例を示す斜視図である。 本発明による駆動ユニットの一実施例の構成を示す側面図である。 本発明による駆動ユニットの一実施例の構成を示す背面図である。 モータの外観形状を示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図である。 モータの駆動範囲を示す側面図である。 装着者の大腿部に装着される伝達部材及びカフを示す側面図である。 装着者の脛に装着される伝達部材を示す側面図である。 モータハウジングに取り付けられる結合部を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。 結合部に伝達部材を結合させる際の動作手順を示す図である。 装着式動作補助装置が装着者の左脚に装着された場合の動作状態を示す側面図である。 装着式動作補助装置が装着者の左脚に装着された場合の動作状態を示す背面図である。 制御部のシステム構成を示すブロック図である。 変形例1の装着状態を示す斜視図である。 変形例1の駆動ユニット及び伝達部材を示す側面図である。 変形例1の伝達部材を示す側面図である。 変形例2の装着状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
〔装着式動作補助装置の構成〕
図1は本発明による装着式動作補助装置の一実施例を示す斜視図である。図1に示されるように、装着式動作補助装置10(以下「動作補助装置」と言う)は、例えば装着者12の腰に装着された腰ベルト60の支持部62に連結されることで左脚の膝関節に駆動ユニット20が装着される場合について説明する。また、腰ベルト60の後側には、駆動ユニット20を制御する制御装置100及びバッテリ102が装着されている。
駆動ユニット20は、モータ30と、第1の伝達部材40と、第2の伝達部材50とを有する。モータ30は、装着者12の左膝関節の側方に配置される。第1の伝達部材40は、装着者12の左大腿部に締結部材80、82を介して締結され、第2の伝達部材50は装着者12の左脛に締結部材90、92を介して締結される。尚、締結部材80、82及び90、92は、夫々布製のベルト等からなり、各伝達部材40、50が挿通される挿通部81、83及び91、93を有する。
尚、駆動ユニット20は、腕及び脚の各関節のうち任意の関節の動作を補助するように選択的の装着することが可能である。また、駆動ユニット20は、同一の装着者12の複数の関節を補助するように組み合わせることも可能であり、腕及び脚の各関節のうち装着者12が希望する任意の関節を適宜補助するように装着することができる。
動作補助装置10は、装着者12の左膝関節のみでも装着することが可能であるので、例えば、左膝関節の治療または手術を受けた後の機能回復訓練(リハビリテーション)を行うことができる。また、装着者12がベッドで寝た状態、あるいは装着者12が椅子に座った状態でも動作補助装置10を用いた機能回復訓練を行うことができるので、装着者12に無理な負担を掛けずに機能回復訓練を適宜行うことが可能である。
図2は本発明による駆動ユニットの一実施例の構成を示す側面図である。図3は本発明による駆動ユニットの一実施例の構成を示す背面図である。図2及び図3に示されるように、駆動ユニット20は、モータ30の駆動力により、第1の伝達部材40と第2の伝達部材50とを相対的に回動させるように構成されている。モータ30は、装着者12の膝関節の側方に位置するように設けられ、回転子(マグネット)又は固定子(コイル)の何れか一方が収納される第1のモータハウジング32と、回転子(マグネット)又は固定子(コイル)の何れか他方が収納される第2のモータハウジング34とを有する。
第1のモータハウジング32は、装着者12の大腿部(第1の身体部位)に装着される第1の伝達部材40が結合される第1の結合部36が設けられている。また、第2のモータハウジング34は、脛部(第2の身体部位)に装着される第2の伝達部材50が結合される第2の結合部38が設けられている。
さらに、第1の伝達部材40は、装着者12の大腿部(第1の身体部位)に嵌合される一対のカフ72、74が固定部材76により固定されている。カフ72、74は、夫々樹脂材により横断面形状がC字形状に成型されており、当該装着者12の大腿部の太さ(又は周方向の寸法)に応じた形状に形成されている。
図4はモータ30の外観形状を示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図である。図4(A)(B)に示されるように、モータ30は、第1のモータハウジング32と、第2のモータハウジング34とを同軸上に重ね合わせた構成であり、第1のモータハウジング32の裏面と、第2のモータハウジング34の裏面とが互いに対向している。また、第1のモータハウジング32の回転中心と、第2のモータハウジング34の回転中心との間は、ハウジング間に装架されたモータ軸(図4中隠れて見えない)によって連結されている。
さらに、第1のモータハウジング32は、円形ドーム状に形成された円形カバー32aと、円形カバー32aの外周から半径方向に延在形成された延在部32bとを有する。延在部32bの端部は、第1の結合部36を支持すると共に、第1の伝達部材40の挿脱操作をガイドするように形成されている。また、第2のモータハウジング34も同様に、円形ドーム状に形成された円形カバー34aと、円形カバー34aの外周から半径方向に延在形成された延在部34bとを有する。延在部34bの端部は、第2の結合部38を支持すると共に、第2の伝達部材50の挿脱操作をガイドするように形成されている。
図5はモータ30の駆動範囲を示す側面図である。図5に示されるように、第1のモータハウジング32と第2のモータハウジング34との間の相対回動角θは、例えば膝関節の動作範囲に応じたθ=65度〜180度に設定されている。また、相対回動角θが最小角度θmin=65度、及び最大角度θmax=180度に達すると、第1のモータハウジング32と第2のモータハウジング34との間のストッパが当接して相対的な回動が規制される。
さらに、モータ30は、第1のモータハウジング32と第2のモータハウジング34との間の相対回動角θを検出する角度センサを有する。尚、この角度センサは、第1のモータハウジング32又は第2のモータハウジング34の何れか内部に収納されている。
図6は装着者の大腿部に装着される伝達部材及びカフを示す側面図である。図6に示されるように、第1の伝達部材40は、例えばステンレス等の金属またはカーボンファイバ(炭素繊維)などにより細長い板状に形成された本体42を有しており、全長が大腿部の長さ(装着者12の身長により異なる)に応じた寸法のものが選択される。
また、第1の伝達部材40は、本体42の下端に第1の結合部36に結合される被結合部材44が固定されている。被結合部材44は、第1の結合部36に挿入しやすい面取り形状に形成されており、横幅方向のほぼ中央に長方形状の係合穴46が貫通している。
また、第1の伝達部材40は、本体41の上端に装着者12の腰に装着される腰ベルト60に連結される連結部材48が取り付けられている。尚、連結部材48は、腰ベルト60に連結されるように構成されているが、腰以外の箇所(例えば、肩に掛ける構成など)に装着されたベルトなどの締結部材に連結する構成としても良い。
さらに、本体42及びカフ72、74は、図1に示すように装着者12の大腿部外周に巻き付けられる締結部材80、82と一体化されると共に、締結部材80の外側に配されたベルト84、86により装着者12の脛の側方に拘束される。
図7は装着者の脛に装着される伝達部材50を示す側面図である。図7に示されるように、第2の伝達部材50は、例えばステンレス等の金属またはカーボンファイバ(炭素繊維)などにより細長い板状に形成された本体52を有する。また、第2の伝達部材50は、本体52の上端にモータ30の第2の結合部38に結合される被結合部材54が固定されている。被結合部材54は、第2の結合部36に挿入しやすい面取り形状に形成されており、横幅方向のほぼ中央に長方形状の係合穴56が貫通している。
さらに、本体52は、装着者12の脛外周に巻き付けられる締結部材90及び装着者12の足首に巻き付けられる締結部材92の挿入部に挿入されると共に、装着者12の脛及び足首の側方に拘束される。
また、第2の伝達部材50は、本体52の下端に装着者12の足首に締結される足首締結部材70に保持される被保持部58を有する。被保持部58は、先端が締結部材92の挿入部に挿入しやすい台形形に形成され、且つ締結部材92の挿入部に係合されるように幅広形状に形成されている。
ここで、第1の結合部36及び第2の結合部38の構成について説明する。尚、第1、第2の結合部36、38は、同一構成であるので、以下では第1の結合部36の構成について説明する。
図8はモータハウジング32、34に取り付けられる結合部を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。図9(A)〜(C)は結合部に伝達部材を結合させる際の動作手順を示す図である。
図8(A)〜(C)に示されるように、第1の結合部36は、第1のモータハウジング32の延在部32bの内側に形成された挿入口33と、挿入口33を開閉するように設けられた係止部35と、係止部35を閉方向(係止方向)に付勢する付勢部材37とを有する。挿入口33は、第1の伝達部材40の被結合部材44が挿入されるように横幅寸法を有すると共に、被結合部材44の平面が摺動可能な凹部形状に形成されている。
また、係止部35は、挿入口33の両側壁部33a、33bに設けられた軸33cにより回動可能に支持されている。さらに、係止部35は、軸33cに巻装されたトーションバネからなる付勢部材37により閉方向に付勢されている。また、係止部35は、挿入口33側に突出する突出部35aを有する。この突出部35aは、第1の伝達部材40の係合穴46に嵌合して第1の伝達部材40を係止する。
また、突出部35aは、挿入口33の開口側に面取りされた傾斜部35bが形成されている。そのため、図9(A)に示されるように、第1の伝達部材40の被結合部材44の先端部が傾斜部35bに当接することにより、傾斜部35bがE方向に押し上げられる。従って、被結合部材44の先端部が挿入口33に挿入されて傾斜部35bを挿入方向(H方向)に押圧すると共に、係止部35は軸33cを中心として開方向(E方向)に回動して挿入口33を開放する。
図9(B)に示されるように、さらに、被結合部材44が挿入方向(H方向)に挿入されると、被結合部材44の係合穴46が突出部35aに嵌合する位置に達するため、係止部35が付勢部材37の付勢力によって閉方向(F方向)に回動する。これにより、係止部35の突出部35aが被結合部材44の係合穴46に嵌合し、第1のモータハウジング32に対して第1の伝達部材40が挿脱不可状態に係止される。
また、第1の伝達部材40を第1のモータハウジング32から分離させる際は、図9(C)に示されるように、係止部35の先端に設けられたツマミ39を挿入口33から離間するE方向に押圧して係止部35をE方向に回動させる。これにより、突出部35aが第1の伝達部材40の係合穴46から離間し、第1の伝達部材40に対する係止が解除される。
従って、第1の伝達部材40を第1のモータハウジング32と一体化させる際は、第1の伝達部材40の被結合部材44を第1のモータハウジング32の第1の結合部36の挿入することで、第1の伝達部材40を第1のモータハウジング32に簡単に結合させて一体化させることができる。また、第1の伝達部材40を第1のモータハウジング32から分離させる際は、係止部35のツマミ39をE方向に引き上げることで第1の伝達部材40を第1のモータハウジング32から簡単に引き抜くことが可能になる。
また、第2の伝達部材50を第2のモータハウジング34と一体化させる際は、あるいは第2の伝達部材50を第2のモータハウジング34から分離させる際は、上記第1のモータハウジング32の第1の結合部36と同様に第2の結合部38を操作することにより簡単に結合、分離させることができる。
〔動作補助装置10を用いた機能回復訓練〕
図10は装着式動作補助装置が装着者の左脚に装着された場合の動作状態を示す側面図である。図11は装着式動作補助装置が装着者の左脚に装着された場合の動作状態を示す背面図である。
図10及び図11に示されるように、装着者12の左膝関節の機能回復訓練を行う場合、動作補助装置10を左脚の膝関節に装着する。また、モータ30の第1の結合部36に結合された第1の伝達部材40は、締結部材80、82によりカフ72、74を密着させた状態で装着者12の左脚大腿部に締結され、装着者12の左脚大腿部と一体化される。さらに、第1の伝達部材40は、ベルト84、86(図1参照)により締結部材80、82と共に強固に保持される。
また、第2の伝達部材50は、締結部材90を介して装着者12の脛外周と一体化され、締結部材92を介して装着者12の足首にも一体化される。
この装着状態において、装着者12が椅子に座った姿勢で大腿部及び第1の伝達部材40が動かないように固定して膝から下を前方又は後方に曲げようとすると、そのときの生体電位(生体信号)に応じた検出信号が生体信号検出センサ110、112から出力される。そして、生体信号検出センサ110、112により検出された検出信号に基づいて制御されたモータ30のトルク(駆動力)が第2の伝達部材50に伝達されて膝関節の角度を180度から120度に曲げることが可能になる。
このとき、モータ30の制御は、図1に示す制御装置100によって生成された制御信号に基づいて行われる。また、制御装置100は、左脚の大腿部の前側と後側に貼り付けられた生体信号検出センサ110、112によって検出された生体電位(生体信号)の検出信号に基づいてモータ制御処理(制御プログラム)を実行する。
従って、装着者12は、膝関節の状態を自分自身で感じ取りながら、大腿部の生体電位を加減することによりモータ30のトルク及び回動角を調整することが可能になり、膝関節に無理な力を掛けないように機能回復訓練を行うことができる。
このように、装着者12が補助を必要とする任意の関節に駆動ユニット20を取り付けて当該関節の機能回復訓練(リハビリテーション)を適宜行うことができるので、駆動ユニット20の装着作業が容易に行えることになり、例えば、訓練開始前の装着時間を短縮して、膝あるいは腰の関節の動作訓練を速やかに行うことも可能になる。また、装着者12が例えば病院のベッドで寝た状態でも任意の関節に対応するように駆動ユニット20を適宜装着できるので、当該装着者12が希望する関節の動作を補助しながら機能回復訓練を効率良く行うことができる。
また、装着者12が立ち上がった姿勢になれば、動作補助装置10を用いて歩行訓練を行うことも可能である。その場合、装着者12の右脚は、健常であるので、右脚を支えにして左脚に装着された駆動ユニット20の駆動力によるアシストで左膝関節の機能回復訓練を行うことができる。
また、装着者12の左右両脚に動作補助装置10を装着して両脚の機能回復訓練を行うことも可能である。
〔制御システムの構成〕
図12は制御部のシステム構成を示すブロック図である。図12に示されるように、動作補助装置10の制御系システムは、装着者12に対してアシスト力を付与する駆動部140と、装着者12の動作に応じた関節角度(物理現象)を検出する物理現象検出部142と、装着者12の生体電位等を含む信号(生体信号)を検出する生体信号検出部144とを備えている。尚、上記駆動部140は、駆動ユニット20のモータ30からなり、複数の駆動ユニット20が装着された場合には、複数のモータ30が含まれる。物理現象検出部142は、上記関節回動角度を検出する角度センサ、および足底又は靴底の床反力センサ260(図13(A)(B)参照)からなる。生体信号検出部144は、生体信号検出センサ110,112からなる。
データ格納部146には、基準パラメータデータベース148と、指令信号データベース150とが格納されている。
随意的制御部154は、生体信号検出部144の検出信号に応じた指令信号を電力増幅部158に供給する。随意的制御部154は、生体信号検出部144に所定の指令関数f(t)またはゲインPを適用して指令信号を生成する。このゲインPは予め設定された値又は関数でも良く、ゲイン変更部156を介して調整することができる。
また、装着者12の皮膚が汗で濡れることが予想される場合には、生体信号検出部144からの生体信号の入力が得られない可能性があり、その場合、物理現象検出部142の角度センサにより検出された膝関節の角度データに基づいてモータ30の駆動トルク(トルクの大きさ及び回動角度)を制御する方法を選択することも可能である。
物理現象検出部142の角度センサによって検出された関節角度(θknee,θhip)および床反力センサ260によって検出された荷重のデータは、基準パラメータデータベース148に入力される。フェーズ特定部152では、物理現象検出部142の角度センサにより検出された関節角度ならびに床反力センサ260により検出された荷重を基準パラメータデータベース148に格納された基準パラメータの関節角度と荷重と比較することにより、装着者12の動作のフェーズを特定する。
そして、自律的制御部160では、フェーズ特定部152により特定されたフェーズの制御データを得ると、このフェーズの制御データに応じた指令信号を生成し、この動力を駆動部140に発生させるための指令信号を電力増幅部158に供給する。また、自律的制御部160は、前述したゲイン変更部156により調整されたゲインが入力されており、このゲインに応じた指令信号を生成し、電力増幅部158に出力する。電力増幅部158は、駆動部140のモータ30を駆動する電流を制御してモータ30のトルクの大きさ及び回動角度を制御して当該装着者12の左膝関節にモータ30によるアシスト力を付与する。
このように、動作補助装置10は、装着者12の左大腿部に貼り付けられた生体信号検出センサ110,112によって検出された検出信号に基づいて、モータ30を制御する制御信号が電力増幅部158によって増幅されて駆動部140を構成する駆動ユニット20のモータ30に供給され、装着者12の左膝関節にモータ30のトルクがアシスト力として伝達部材40、50を介して伝達される。
〔変形例1〕
図13は変形例1の装着状態を示す斜視図である。図14は変形例1の駆動ユニット及び伝達部材を示す側面図である。図15は変形例1の伝達部材を示す側面図である。
図13(A)に示されるように、変形例1の動作補助装置200は、第1の駆動ユニット20と、第2の駆動ユニット220とを組み合わせた構成である。第1の駆動ユニット20は、前述した実施例の場合と同様に左膝関節駆動用であり、第2の駆動ユニット220は、左股関節駆動用である。
図14に示されるように、第2の駆動ユニット220は、左股関節の側方に配されたモータ30Aと、腰ベルト60の左側に設けられた挿通部64に挿通される第3の伝達部材230と、第1の伝達部材40に連結された第4の伝達部材240とを有する。第2の駆動ユニット220のモータ30Aは、第1の駆動ユニット20のモータ30と共通であり、コストダウンが図られている。
第3の伝達部材230は、例えばステンレス等の金属またはカーボンファイバ(炭素繊維)などにより細長い板状に形成された本体232を有しており、全長が当該装着者12の股関節の高さ位置に応じた寸法のものが選択される。また、第3の伝達部材230は、本体232の下端にモータ30Aの第1の結合部36に結合される被結合部材234を有しており、上端に腰ベルト60の挿通部64に保持される被保持部236を有する。従って、第3の伝達部材230は、装着者12の腰(第1の身体部位)にモータ30Aのトルクを伝達するように取り付けられている。
図15に示されるように、第4の伝達部材240は、例えばステンレス等の金属またはカーボンファイバ(炭素繊維)などにより細長い板状に形成された本体242を有する。また、本体242の上端にはモータ30Aの第2の結合部38に結合される被結合部材244が設けられ、本体242の下端には第1の伝達部材40の連結部材48に連結されて一体化される被連結部248が設けられている。被結合部材244には、モータ30Aの第2の結合部38に挿入されると共に、係止部35に突出部35aが係合される係合穴246が設けられている。従って、第4の伝達部材240は、装着者12の左大腿部(第2の身体部位)にモータ30Aのトルクを伝達するように取り付けられている。
変形例1の動作補助装置200は、左膝関節駆動用の第1の駆動ユニット20と、左股関節駆動用の第2の駆動ユニット220とを第1の伝達部材40及び第4の伝達部材240により結合した構成であり、複数のモータ30、30Aが各関節をアシストするように駆動制御することが可能になる。尚、変形例1の場合、左膝関節の動作をアシストするための生体信号検出センサ110,112を装着者12の左大腿部に貼り付けると共に、左股関節の動作をアシストするための生体信号検出センサ114、116を左股関節の前後の部位にも貼り付ける。
これにより、第1の駆動ユニット20のモータ30は、生体信号検出センサ110,112により検出された生体電位(生体信号)の検出信号に基づいてトルクの大きさ及び回動角度を制御される。また、第2の駆動ユニット220のモータ30Aは、左股関節の前後に貼り付けられた生体信号検出センサ114、116により検出された生体電位(生体信号)の検出信号に基づいてトルクの大きさ及び回動角度を制御される。
このように、動作補助装置200は、装着者12の意思に応じて複数の駆動ユニット20、220を連結する構成とすることで、モータ30、30Aのトルク(アシスト力)による左膝関節と左股関節の機能回復訓練を行うことが可能となる。
さらに、機能回復訓練に用いる制御情報として足の裏に作用する荷重及び重心位置を用いることもできる。図13(A)に示されるように、足首に装着される締結部材92の床面に接する足の裏側(足底側)に設けられた床反力センサ260、又は図13(B)に示されるように、専用靴250の靴底に設けられた一対の床反力センサ260により検出された荷重検出信号、及び各荷重検出信号に基づく重心位置のデータがデータ格納部146の基準パラメータデータベース148に格納される。そして、フェーズ特定部152では、基準パラメータデータベース148から取得した基準パラメータの関節角度と荷重とを比較することにより、装着者12の動作のフェーズを特定する。
また、専用靴250を用いて歩行訓練を行う場合、第2の伝達部材50は下端に形成された被保持部58が専用靴250の側面連結部252に上方から挿入されて専用靴250に連結させる。そして、床反力センサ260により検出された床反力検出信号は、有線あるいは無線にて制御装置100に送信する。
〔変形例2〕
図16は変形例2の装着状態を示す斜視図である。図16に示されるように、変形例2の動作補助装置300は、装着者12の右腕の肘関節をアシストする駆動ユニット310を有する。駆動ユニット310は、右肘関節の側方に配置されたモータ30と、右肘関節より上方の上腕に沿うように配された第1の伝達部材40と、右肘関節より下方の下腕に沿うように配された第2の伝達部材50とを有する。モータ30は、前述した実施例及び変形例1のモータと同じ構成であり、共通化が図られている。
第1の伝達部材40は、装着者12の右上腕(第1の身体部位)に締結部材80、82を介して締結され、第2の伝達部材50は装着者12の右下腕(第2の身体部位)に締結部材90、92を介して締結される。また、第1の伝達部材40及び第2の伝達部材50は、前述した実施例と同じ構成のものであり、全長が当該装着者12の腕の長さに応じた寸法に形成されている。
装着者12の上腕の前側及び後側には、生体信号検出センサ118、119が貼り付けられている。そのため、装着者12が右肘関節を回動させようとすると、生体信号検出センサ118,119が上腕の生体電位(生体信号)の検出信号を出力する。そして、駆動ユニット310のモータ30は、前述した駆動ユニット20と同様に、制御装置100により生体信号検出センサ118,119により検出された上腕の生体電位(生体信号)の検出信号に基づいてトルクの大きさ及び回動角度を制御される。
このように、動作補助装置300は、装着者12の意思に応じて駆動ユニット310のモータ30のトルク(アシスト力)による右腕の肘関節の機能回復訓練を行うことが可能となる。駆動ユニット310は、前述した他の駆動ユニット20、220と基本的に同じ構成であり、モータ30が共通化されている。そのため、当該装着者12の腕の長さに合わせて第1の伝達部材40及び第2の伝達部材50の全長を適宜選択すれば良い。
また、変形例2の動作補助装置300は、肘関節を駆動する駆動ユニット310を有する構成であるが、さらに装着者12の肩関節を駆動する駆動ユニットを連結することも可能である。また、装着者12の左右両腕に動作補助装置300を装着して両腕の機能回復訓練を行うことも可能である。
10、200、300 装着式動作補助装置
12 装着者
20、220、310 駆動ユニット
30、30A モータ
32 第1のモータハウジング
33 挿入口
34 第2のモータハウジング
35 係止部
35a 突出部
36 第1の結合部
37 付勢部材
38 第2の結合部
40 第1の伝達部材
42、52 本体
44、54 被結合部材
46、56 係合穴
48 連結部材
50 第2の伝達部材
60 腰ベルト
72、74 カフ
80、82、90、92 締結部材
58 被保持部
100 制御装置
110、112、114、116、118、119 生体信号検出センサ
140 駆動部
144 生体信号検出部
142 物理現象検出部
154 随意的制御部
146 データ格納部
148 基準パラメータデータベース
150 指令信号データベース
154 随意的制御部
156 ゲイン変更部
158 電力増幅部
160 自律的制御部
230 第3の伝達部材
240 第4の伝達部材
250 専用靴
260 床反力センサ

Claims (8)

  1. 装着者の第1の身体部位と第2の身体部位との間を連結する関節の側方に配置されるモータと、
    前記モータの固定子又は回転子の何れか一方を収納する第1のモータハウジングと、
    前記モータの固定子又は回転子の何れか他方を収納する第2のモータハウジングと、
    前記第1のモータハウジングと一体に形成され、前記第1の身体部位に前記モータのトルクを伝達するための第1の結合部と、
    前記第2モータハウジングと一体に形成され、前記第2の身体部位に前記モータのトルクを伝達するための第2の結合部と、
    を有することを特徴とする駆動ユニット。
  2. 請求項1に記載の駆動ユニットであって、
    前記第1のモータハウジングの前記第1の結合部に分離可能に結合され、前記第1の身体部位に前記モータのトルクを伝達する第1の伝達部材と、
    前記第2のモータハウジングの前記第2の結合部に分離可能に結合され、前記第2の身体部位に前記モータのトルクを伝達する第2の伝達部材と、
    前記第1の伝達部材に設けられ、前記第1の身体部位に締結される第1の締結部材と、
    前記第2の伝達部材に設けられ、前記第2の身体部位に締結される第2の締結部材と、
    を有することを特徴とする駆動ユニット。
  3. 請求項1又は2の何れかに記載の駆動ユニットであって、
    前記第1の伝達部材は、前記第1の締結部材の締結により前記第1の身体部位と一体化され、
    前記第2の伝達部材は、前記第2の締結部材の締結により前記第2の身体部位と一体化され、
    前記第1の締結部材及び前記第2の締結部材が締結されることで、前記モータのトルクを前記第1の身体部位及び前記第2の身体部位に伝達することを特徴とする駆動ユニット。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の駆動ユニットを備えた装着式動作補助装置であって、
    装着者の関節の動きに応じた生体信号を検出する生体信号検出センサと、
    前記生体信号検出センサにより検出された検出信号に基づいて前記駆動ユニットのモータのトルクを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする装着式動作補助装置。
  5. 請求項4に記載の装着式動作補助装置であって、
    前記生体信号検出センサは、前記第1の身体部位または前記第2の身体部位の皮膚表面に密着され、前記第1の身体部位または前記第2の身体部位の生体電位に応じた検出信号を出力することを特徴とする装着式動作補助装置。
  6. 請求項4に記載の装着式動作補助装置であって、
    前記制御手段は、前記生体信号検出センサから出力された検出信号に応じたトルクが発生されるように前記駆動ユニットのモータを制御する制御信号を生成することを特徴とする装着式動作補助装置。
  7. 請求項4〜6の何れかに記載の装着式動作補助装置であって、
    前記駆動ユニットは、前記装着者の任意の関節に装着され、当該装着者の関節の動作を前記モータのトルクによりアシストすることを特徴とする装着式動作補助装置。
  8. 請求項4〜7の何れかに記載の装着式動作補助装置であって、
    前記駆動ユニットは、第1の身体部位あるいは第2の身体部位に前記モータのトルクを伝達する第1の伝達部材あるいは第2の伝達部材と結合することで互いに連結され、
    前記第1の伝達部材あるいは第2の伝達部材は、重心位置を検出する床反力センサを内蔵した専用靴と連結可能であることを特徴とする装着式動作補助装置。
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