JP2014054252A - 生物発光検出によるピロリン酸塩の検出方法 - Google Patents
生物発光検出によるピロリン酸塩の検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014054252A JP2014054252A JP2013208296A JP2013208296A JP2014054252A JP 2014054252 A JP2014054252 A JP 2014054252A JP 2013208296 A JP2013208296 A JP 2013208296A JP 2013208296 A JP2013208296 A JP 2013208296A JP 2014054252 A JP2014054252 A JP 2014054252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- luciferase
- pyrophosphate
- recombinant
- reaction
- atp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/66—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving luciferase
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2333/00—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
- G01N2333/90—Enzymes; Proenzymes
- G01N2333/902—Oxidoreductases (1.)
- G01N2333/90241—Oxidoreductases (1.) acting on single donors with incorporation of molecular oxygen, i.e. oxygenases (1.13)
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2333/00—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
- G01N2333/90—Enzymes; Proenzymes
- G01N2333/91—Transferases (2.)
- G01N2333/9116—Transferases (2.) transferring alkyl or aryl groups other than methyl groups (2.5)
- G01N2333/91165—Transferases (2.) transferring alkyl or aryl groups other than methyl groups (2.5) general (2.5.1)
- G01N2333/91171—Transferases (2.) transferring alkyl or aryl groups other than methyl groups (2.5) general (2.5.1) with definite EC number (2.5.1.-)
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2333/00—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
- G01N2333/90—Enzymes; Proenzymes
- G01N2333/988—Lyases (4.), e.g. aldolases, heparinase, enolases, fumarase
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Zoology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Immunology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】かかる反応は、例えばグアニリルシクラーゼ、アデニリルシクラーゼ、DNAポリメラーゼまたはRNAポリメラーゼにより触媒される。この新規な方法は高感度性および干渉に対する低感受性により区別され、容易に自動化および小型化でき、さらに連続的な測定を行うのに適している。本方法は、医薬品有効成分の研究を含む、医学的診断および生物医学的研究の領域において特に有利に用いることができる。
【選択図】なし
Description
(a)デヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよび、ピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼ、例えばフォチヌス・ピラリスからのルシフェラーゼを含む組成物を準備する;
(b)その組成物を試験サンプルと接触させる;および
(c)発光を測定する。
好ましい濃度範囲が5μM〜250μM、より好ましくは10μM〜100μMの範囲、および最も好ましくは20μM〜40μMの範囲のデヒドロルシフェリン、
好ましい濃度範囲が10μM〜500μM、より好ましくは30μM〜300μMの範囲、および最も好ましくは70μM〜200μMの範囲のルシフェリン、
好ましい濃度範囲が10μM〜500μM、より好ましくは30μM〜300μMの範囲、および最も好ましくは70μM〜200μMの範囲のATP、および
好ましい濃度範囲が0.1 nM〜10 nM、より好ましくは0.3 nM〜3 nMの範囲、および最も好ましくは0.5 nM〜2 nMの範囲のフォチヌス・ピラリスのルシフェラーゼ、
を含む。
(a)それぞれさらなる成分として 50 mM TEA(pH=7.5)、2 mM MgCl2、0.4 mM DTT、0.1%(w/v)BSA(第V画分)、および0.005%(w/v)Brij-35を含む、フォチヌス・ピラリスのルシフェラーゼ、デヒドロルシフェリンおよびATPの各水溶液を合わせる、
(b)(a)の混合液を20℃〜25℃の温度にて5分〜10分間インキュベートする;
(c)インキュベートした(b)の溶液に、さらなる成分として50 mM TEA(pH=7.5)、2 mM MgCl2、0.4 mM DTT、0.1%(w/v)BSA(第V画分)および0.005%(w/v)Brij-35を含むルシフェリンの水溶液を補足する。
(a)デヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよびピロリン酸塩により活性化することができるルシフェラーゼ、例えばフォチヌス・ピラリスからのルシフェラーゼを含む組成物の成分を;試験サンプルと接触させる
(b)発光を測定する。
(a)デヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよびピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼ、例えばフォチヌス・ピラリスからのルシフェラーゼを含む組成物を準備する;
(b)その組成物をピロリン酸塩形成または消費酵素反応と接触させる;および
(c)発光を連続的に測定する。
(a)ピロリン酸塩形成または消費酵素反応の1以上の成分を、デヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよびピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼ、例えばフォチヌス・ピラリスからのルシフェラーゼを含む組成物と接触させる;
(b)(a)の混合物をピロリン酸塩形成または消費酵素反応の残りの成分と接触させる;および
(c)発光を連続的に測定する。
(a)ピロリン酸塩形成または消費酵素反応の成分を、デヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよびピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼ、例えばフォチヌス・ピラリスからのルシフェラーゼを含む組成物の成分と接触させる;
(b)発光を連続的に測定する。
少なくともデヒドロルシフェリンを含む適切な第1の容器、
少なくともルシフェリンを含む適切な第2の容器、
少なくともATPを含む適切な第3の容器、
少なくともピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼ、例えばフォチヌス・ピラリスからのルシフェラーゼを含む適切な第4の容器。
ピロリン酸塩(PPi)を本発明の方法により検出する。アッセイにおいて生じたシグナルはPPi濃度の増加に伴って増大する(図1を参照)。
PPi検出を行うために、PPi溶液40μl(Sigma;緩衝液における連続希釈:50 mM TEA、2 mM MgCl2、0.1%BSA(第V画分)、0.005%Brij、pH 7.5)をマイクロプレートに導入した。次に、検出用混合液20μl(緩衝液(50 mM TEA、2 mM MgCl2、0.1% BSA(第V画分)、0.005% Brij、pH 7.5)中、1.2 nMホタルルシフェラーゼ(フォチヌス・ピラリスのルシフェラーゼ、Promega)、29μMデヒドロルシフェリン(Bitler&McElroy, Arch. Biochem. Biophys. 72 (1957) 358に従って調製)、122μMルシフェリン(Promega)、153μM ATP(Sigma)および0.4 mM DTT(Sigma))を加えた。検出混合物を室温にてルミノメーターにおいて測定した。
可溶性グアニリルシクラーゼ(sGC)は刺激するとGTPをcGMPとピロリン酸塩(PPi)に変換する。PPiを本発明の方法を活用して検出する。アッセイにおいて生じたシグナルは反応の進行につれて増大し、sGC酵素活性の尺度として役立つ。PPi参照プロットを活用して(実施例1を参照)、既知の方法、例えば変換速度、刺激能(stimulability)またはミカエリス定数によって酵素を特徴決定することができる。
アッセイを行うために、酵素溶液29μl(50 mM TEA、2 mM MgCl2、0.1% BSA(第V画分)、0.005% Brij、pH 7.5中、0-10 nM可溶性グアニリルシクラーゼ(Honicka et al., Journal of Molecular Medicine 77 (1999) 14-23に従って調製)をマイクロプレートに導入し、刺激用溶液1μl(DMSO中0-10μM DEA NONOate(Alexis))を加えた。混合物を室温にて10分間インキュベートした。次いで検出用混合液20μl(50 mM TEA、2 mM MgCl2、0.1% BSA(第V画分)、0.005% Brij、pH 7.5中、1.2 nMホタルルシフェラーゼ(フォチヌス・ピラリスのルシフェラーゼ、Promega)、29μMデヒドロルシフェリン(Bitler&McElroy, Arch. Biochem. Biophys. 72 (1957) 358に従って調製)、122μMルシフェリン(Promega)、153μM ATP(Sigma)および0.4 mM DTT(Sigma))を加えた。基質溶液20μl(50 mM TEA、2 mM MgCl2、0.1%BSA(第V画分)、0.005%Brij、pH 7.5中、1.25 mMグアノシン5'-三リン酸(Sigma))を加えて酵素反応を開始させ、ルミノメーターにおいて連続的に測定した。
可溶性グアニリルシクラーゼ(sGC)は刺激するとGTPをcGMPとピロリン酸塩(PPi)に変換する。PPiを本発明の方法を活用して検出する。アッセイにおいて生じたシグナルは、反応の進行につれて増大し、与えられた刺激下におけるsGC酵素活性の尺度として役立つ(図2を参照)。
アッセイを行うために、酵素溶液29μl(50 mM TEA、2 mM MgCl2、0.1%BSA(fractionV)、0.005%Brij、pH 7.5中、0-10 nM可溶性グアニリルシクラーゼ(Honicka et al., Journal of Molecular Medicine 77 (1999) 14-23に従って調製))をマイクロプレートへ導入し、試験すべき物質1μl(例えばDMSO中に連続希釈したBAY 412272(Alexis))を加えた。混合物を室温にて10分間インキュベートした。次いで検出用混合液20μl(50 mM TEA、2 mM MgCl2、0.1%BSA(第V画分)、0.005%Brij、pH 7.5中、1.2 nMホタルルシフェラーゼ(フォチヌス・ピラリスのルシフェラーゼ、Promega)、29μMデヒドロルシフェリン(Bitler&McElroy, Arch. Biochem. Biophys. 72 (1957)358に従って調製)、122μMルシフェリン(Promega)、153μM ATP(Sigma)および0.4 mM DTT(Sigma))を加えた。基質溶液20μl(50 mM TEA、2 mM MgCl2、0.1%BSA(第V画分)、0.005%Brij、pH 7.5中、1.25 mMグアノシン5'-三リン酸(Sigma))を加えて酵素反応を開始させ、ルミノメーターにおいて連続的に測定した。試験すべき物質による刺激の程度は、無刺激の反応のシグナルと比較して決定することができる。
スクアレン合成酵素(SQS)は、NADPHの存在下において、ファルネシルピロリン酸塩をスクアレンおよびピロリン酸塩(PPi)に変換する。PPiを本発明による方法を活用して検出する。アッセイにおいて生じたシグナルは反応の進行につれて増大し、SQS酵素活性の尺度として役立つ(図3を参照)。酵素は、PPi参照プロットを活用して(実施例1を参照)、既知の方法、例えば変換速度またはミカエリス定数によって、特徴決定することができる。
アッセイを行うために、酵素溶液40μl(50 mM Tris、5 mM MgCl2、1.5 mMグルタチオン、5 mM CHAPS、pH 7.5中、0-10 nM SQS(Soltis, Arch. Biochem. Biophys. 316 (1995) 713に従って調製))をマイクロプレートへ導入した。次いで検出混合液20μl(50 mM Tris、5 mM MgCl2、5 mM CHAPS、0.02% BSA(第V画分)、pH 7.5中、1.3 nMホタルルシフェラーゼ(フォチヌス・ピラリスのルシフェラーゼ、Promega)、35μMデヒドロルシフェリン(Bitler&McElroy, Arch. Biochem. Biophys. 72 (1957) 358に従って調製)、140μMルシフェリン(Promega)、175μM ATP(Sigma)および0.5 mM DTT(Sigma))を加えた。基質溶液20μl(50 mM Tris、5 mM MgCl2、5 mM CHAPS、pH 7.5中、10.5μMファルネシルピロリン酸塩(Sigma)、150μM NADPH(Sigma))を加えて酵素反応を開始させ、ルミノメーターにおいて連続的に測定した。
スクアレン合成酵素(SQS)は、NADPHの存在下においてファルネシルピロリン酸塩をスクアレンとピロリン酸塩(PPi)に変換する。PPiを本発明による方法を活用して検出する。アッセイにおいて生じたシグナルは反応の進行につれて増大し、与えられた阻害によるSQS酵素活性の尺度として役立つ(図4を参照)。
Claims (24)
- 以下の段階を含むことを特徴とする、ピロリン酸塩を検出する方法:
(a)デヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよびピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼを含む組成物の成分を試験サンプルと接触させる
(b)発光を測定する。 - ルシフェラーゼが以下からなる群から選択される、請求項1に記載の方法:
非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
コメツキムシ上科およびホタル上科の昆虫からの非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
昆虫フォチヌス・ピラリス、ピロフォルス・プラギオフタラムス、ルシオラ・クルシアタ、ルシオラ・ラテラリスまたはルシオラ・ミングレリカからの非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
それらから由来するまたは突然変異誘発されたルシフェラーゼ、
またはそれらに由来するルシフェラーゼの混合物。 - 試験サンプルが生物および無生物環境を含む天然起源に由来することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 試験サンプルが植物または動物に由来することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 試験サンプルがヒトの身体に由来することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 試験サンプルが組織または体液のサンプルまたは調製物を含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
- 試験サンプルがピロリン酸塩形成または消費化学反応であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 試験サンプルがピロリン酸塩形成または消費酵素反応であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- ピロリン酸塩形成または消費酵素反応の時間経過を測定する方法であって、以下の段階を含む方法:
(a)ピロリン酸塩形成または消費酵素反応の成分を、デヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよびピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼを含む組成物の成分と接触させる;
(b)発光を連続的に測定する。 - ルシフェラーゼが以下からなる群から選択される、請求項9に記載の方法:
非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
コメツキムシ上科およびホタル上科の昆虫からの非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
昆虫フォチヌス・ピラリス、ピロフォルス・プラギオフタラムス、ルシオラ・クルシアタ、ルシオラ・ラテラリスまたはルシオラ・ミングレリカからの非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
それらから由来するまたは突然変異誘発されたルシフェラーゼ、
またはそれらに由来するルシフェラーゼの混合物。 - ピロリン酸塩形成または消費酵素反応の時間経過を測定する方法であって、以下の段階を含むことを特徴とする方法:
(a)1以上のピロリン酸塩形成または消費酵素反応の成分を、デヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよびピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼを含む組成物と接触させる;
(b)(a)からの混合物を、ピロリン酸塩形成または消費酵素反応の残りの成分と接触させる;および
(c)発光を連続的に測定する。 - ルシフェラーゼが以下からなる群から選択される、請求項11に記載の方法:
非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
コメツキムシ上科およびホタル上科の昆虫からの非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
昆虫フォチヌス・ピラリス、ピロフォルス・プラギオフタラムス、ルシオラ・クルシアタ、ルシオラ・ラテラリスまたはルシオラ・ミングレリカからの非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
それらから由来するまたは突然変異誘発されたルシフェラーゼ、
またはそれらに由来するルシフェラーゼの混合物。 - 酵素反応が以下からなる群から選択される、請求項8〜12のいずれかに記載の方法:
ピロリン酸塩形成またはピロリン酸塩消費酵素反応、グアニリルシクラーゼ触媒反応、アデニリルシクラーゼ触媒反応、スクアレン合成酵素触媒反応、ピロホスファターゼ触媒反応、DNAポリメラーゼ触媒反応またはRNAポリメラーゼ触媒反応。 - 酵素反応が可溶性血管グアニリルシクラーゼにより触媒されることを特徴とする、請求項8〜12のいずれかに記載の方法。
- 医学的診断の領域における請求項1〜14のいずれかに記載の方法の使用。
- 生物医学的研究、製薬研究または医薬品有効成分の研究の領域における、請求項1〜14のいずれかに記載の方法の使用。
- 医薬のハイスループットスクリーニングにおける、請求項1〜14のいずれかに記載の方法の使用。
- ピロシークエンシングを含む、核酸配列決定の領域における、請求項1〜14のいずれかに記載の方法の使用。
- ポリメラーゼ連鎖反応を含む、核酸増幅の領域における、請求項1〜14のいずれかに記載の方法の使用。
- デヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよびピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼを含む、化学組成物。
- ルシフェラーゼが以下からなる群から選択される、請求項20に記載の組成物:
非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
コメツキムシ上科およびホタル上科の昆虫からの非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
昆虫フォチヌス・ピラリス、ピロフォルス・プラギオフタラムス、ルシオラ・クルシアタ、ルシオラ・ラテラリスまたはルシオラ・ミングレリカからの非組換えまたは組換えルシフェラーゼ、
それらから由来するまたは突然変異誘発されたルシフェラーゼ、
またはそれらに由来するルシフェラーゼの混合物。 - 少なくとも以下を含む、請求項1〜14のいずれかに記載の方法を行うためのアッセイキット:
少なくともデヒドロルシフェリンを含む、適切な第1の容器
少なくともルシフェリンを含む、適切な第2の容器
少なくともATPを含む、適切な第3の容器、および
少なくともピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼを含む、適切な第4の容器。 - 請求項1〜14のいずれかに記載の方法を行うためのアッセイキットであって、少なくとも1以上の適切な容器を含み、容器はそれぞれ、デヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよびピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼからなる群から選択される少なくとも1以上の成分を含み、ここで列挙された各成分は少なくとも1つの適切な容器中に存在する、アッセイキット。
- 少なくともデヒドロルシフェリン、ルシフェリン、ATPおよびピロリン酸塩により活性化できるルシフェラーゼを含む少なくとも1つの適切な容器を含む、請求項1〜14のいずれかに記載の方法を行うためのアッセイキット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102006054562.1 | 2006-11-20 | ||
DE102006054562A DE102006054562A1 (de) | 2006-11-20 | 2006-11-20 | Verfahren zum Nachweis von Pyrophosphat mit Biolumineszenz Detektion |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009537504A Division JP5718571B2 (ja) | 2006-11-20 | 2007-11-07 | 生物発光検出によるピロリン酸塩の検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014054252A true JP2014054252A (ja) | 2014-03-27 |
Family
ID=39138441
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009537504A Active JP5718571B2 (ja) | 2006-11-20 | 2007-11-07 | 生物発光検出によるピロリン酸塩の検出方法 |
JP2013208296A Pending JP2014054252A (ja) | 2006-11-20 | 2013-10-03 | 生物発光検出によるピロリン酸塩の検出方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009537504A Active JP5718571B2 (ja) | 2006-11-20 | 2007-11-07 | 生物発光検出によるピロリン酸塩の検出方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US8969045B2 (ja) |
EP (1) | EP2102103B1 (ja) |
JP (2) | JP5718571B2 (ja) |
DE (1) | DE102006054562A1 (ja) |
ES (1) | ES2535160T3 (ja) |
WO (1) | WO2008061626A1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006054562A1 (de) * | 2006-11-20 | 2008-05-21 | Bayer Healthcare Ag | Verfahren zum Nachweis von Pyrophosphat mit Biolumineszenz Detektion |
US8778964B2 (en) | 2012-11-05 | 2014-07-15 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Hydroxy-substituted imidazo[1,2-a]-pyridinecarboxamides and their use |
US9126998B2 (en) | 2012-11-05 | 2015-09-08 | Bayer Pharma AG | Amino-substituted imidazo[1,2-a]pyridinecarboxamides and their use |
US8796305B2 (en) | 2012-11-05 | 2014-08-05 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Carboxy-substituted imidazo[1,2-a]pyridinecarboxamides and their use |
US9624214B2 (en) | 2012-11-05 | 2017-04-18 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Amino-substituted imidazo[1,2-a]pyridinecarboxamides and their use |
CA2914100A1 (en) | 2013-06-04 | 2014-12-11 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | 3-aryl-substituted imidazo[1,2-a]pyridines and the use thereof |
EP3030562B1 (de) | 2013-08-08 | 2017-07-26 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Substituierte pyrazolo[1,5-a]pyridin-3-carboxamide und ihre verwendung |
US9688699B2 (en) | 2014-02-19 | 2017-06-27 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | 3-(pyrimidine-2-yl)imidazo[1,2-a]pyridines |
CN106715426A (zh) | 2014-03-21 | 2017-05-24 | 拜耳医药股份有限公司 | 氰基取代的咪唑并[1,2‑a]吡啶甲酰胺及其用途 |
EP3137463A1 (de) | 2014-05-02 | 2017-03-08 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Enantiomere des n-(2-amino-5-fluor-2-methylpentyl)-8-[(2,6-difluorbenzyl)oxy]-2-methylimidazo[1,2-a]pyridin-3-carboxamids sowie der di- and tri-fluor-derivate zur behandlung von kardiovaskulären erkrankungen |
EP3227286B1 (de) | 2014-12-02 | 2018-12-26 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Substituierte pyrazolo[1,5-a]pyridine und imidazo[1,2-a]pyrazine und ihre verwendung |
JP2017536396A (ja) | 2014-12-02 | 2017-12-07 | バイエル・ファルマ・アクティエンゲゼルシャフト | ヘテロアリール置換イミダゾ[1,2−a]ピリジンおよびその使用 |
US10150773B2 (en) | 2015-02-05 | 2018-12-11 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | N-substituted 8-[(2,6-difluorobenzyl)oxy]-2,6- dimethylimidazo[1,2-a]pyrazin-3-carboxamide derivatives as stimulators of soluble guanylate cyclase (SGC) for the treatment of cardiovascular diseases |
JP2018505885A (ja) | 2015-02-05 | 2018-03-01 | バイエル・ファルマ・アクティエンゲゼルシャフト | 置換ピラゾロ[1,5−a]−ピリジン−3−カルボキサミドおよびその使用 |
US11261478B2 (en) | 2016-10-13 | 2022-03-01 | Promega Corporation | Thermal stable luciferase with improved resistance to inhibition by luciferin break-down products |
WO2018184976A1 (de) | 2017-04-05 | 2018-10-11 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Substituierte imidazo[1,2-a]pyridincarboxamide und ihre verwendung |
CN113430249B (zh) * | 2021-07-02 | 2022-06-14 | 上海碧云天生物技术有限公司 | 一种dna腺苷酰化酶活性测定方法及测定试剂盒 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11507534A (ja) * | 1995-06-07 | 1999-07-06 | プロメガ コーポレイション | 酵素媒介ルミネセンスのための試薬及び分析を抑制する方法 |
JP2002191396A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-07-09 | Kikkoman Corp | ルシフェラーゼ発光反応の増強法 |
JP2003524379A (ja) * | 1998-09-04 | 2003-08-19 | インサイト・ファーマスーティカルズ・インコーポレイテッド | 環状ヌクレオチド関連タンパク質 |
JP2004531233A (ja) * | 2001-02-14 | 2004-10-14 | ケンブリッジ・ユニバーシティ・テクニカル・サービシーズ・リミテッド | Dna重合の検出方法 |
WO2005118853A2 (en) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Asm Scientific, Inc. | Recombinase polymerase amplification |
WO2006013837A1 (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-09 | Toyo B-Net Co., Ltd. | ルシフェラーゼ発光方法および発光試薬 |
WO2008061626A1 (de) * | 2006-11-20 | 2008-05-29 | Bayer Schering Pharma Aktiengesellschaft | Verfahren zum nachweis von pyrophosphat mit biolumineszenz detektion |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3520660A (en) * | 1966-09-09 | 1970-07-14 | Nasa | Light detection instrument |
US5283179A (en) * | 1990-09-10 | 1994-02-01 | Promega Corporation | Luciferase assay method |
DE19602662C2 (de) * | 1996-01-26 | 1999-02-25 | Lembert Nicolas Dip Biol | Verfahren zur bioluminometrischen Bestimmung von Pyrophosphat |
DE19944226A1 (de) * | 1999-09-15 | 2001-03-29 | Aventis Pharma Gmbh | Verfahren zum Nachweis von oxidierten Formen der löslichen Guanylatzyklase und Verfahren zum Screening nach Aktivatoren der löslichen Guanylatzyklase mit oxidiertem Hämeisen |
US20050112601A1 (en) * | 2003-02-27 | 2005-05-26 | Arjang Hassibi | Methods for cellular or microorganism capture and quantification using bioluminescence regenerative cycle (BRC) assays |
-
2006
- 2006-11-20 DE DE102006054562A patent/DE102006054562A1/de not_active Withdrawn
-
2007
- 2007-11-07 WO PCT/EP2007/009625 patent/WO2008061626A1/de active Application Filing
- 2007-11-07 ES ES07819639.1T patent/ES2535160T3/es active Active
- 2007-11-07 JP JP2009537504A patent/JP5718571B2/ja active Active
- 2007-11-07 US US12/515,218 patent/US8969045B2/en active Active
- 2007-11-07 EP EP07819639.1A patent/EP2102103B1/de active Active
-
2013
- 2013-10-03 JP JP2013208296A patent/JP2014054252A/ja active Pending
-
2015
- 2015-03-03 US US14/636,837 patent/US20160010143A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11507534A (ja) * | 1995-06-07 | 1999-07-06 | プロメガ コーポレイション | 酵素媒介ルミネセンスのための試薬及び分析を抑制する方法 |
JP2003524379A (ja) * | 1998-09-04 | 2003-08-19 | インサイト・ファーマスーティカルズ・インコーポレイテッド | 環状ヌクレオチド関連タンパク質 |
JP2002191396A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-07-09 | Kikkoman Corp | ルシフェラーゼ発光反応の増強法 |
JP2004531233A (ja) * | 2001-02-14 | 2004-10-14 | ケンブリッジ・ユニバーシティ・テクニカル・サービシーズ・リミテッド | Dna重合の検出方法 |
WO2005118853A2 (en) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Asm Scientific, Inc. | Recombinase polymerase amplification |
WO2006013837A1 (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-09 | Toyo B-Net Co., Ltd. | ルシフェラーゼ発光方法および発光試薬 |
WO2008061626A1 (de) * | 2006-11-20 | 2008-05-29 | Bayer Schering Pharma Aktiengesellschaft | Verfahren zum nachweis von pyrophosphat mit biolumineszenz detektion |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
BIOCHEM. BIOPHYS. RES. COMMUN., vol. 237, no. 2, JPN6012066981, 18 August 1997 (1997-08-18), pages 445 - 450, ISSN: 0002982860 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2535160T3 (es) | 2015-05-05 |
EP2102103B1 (de) | 2015-01-21 |
JP2010509924A (ja) | 2010-04-02 |
US20160010143A1 (en) | 2016-01-14 |
US8969045B2 (en) | 2015-03-03 |
DE102006054562A1 (de) | 2008-05-21 |
US20100092966A1 (en) | 2010-04-15 |
JP5718571B2 (ja) | 2015-05-13 |
WO2008061626A1 (de) | 2008-05-29 |
EP2102103A1 (de) | 2009-09-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5718571B2 (ja) | 生物発光検出によるピロリン酸塩の検出方法 | |
Eisenthal et al. | Enzyme assays: a practical approach | |
Tipton | Principles of enzyme assay and kinetic studies | |
EP1060263B1 (en) | Method and compositions for detecting luciferase in biological samples | |
CA2437253A1 (en) | Improved method for detection of atp using modified luciferase resistant to detergents | |
Lundin | Optimization of the firefly luciferase reaction for analytical purposes | |
Kawasaki et al. | Determination of inorganic phosphate by flow injection method with immobilized enzymes and chemiluminescence detection | |
JP3059435B1 (ja) | cAMPおよびアデニル酸シクラ―ゼの酵素的蛍光定量アッセイ | |
CA2036714A1 (en) | Quantitative determination of a dna polymerase and a test kit useful in same | |
JP5155515B2 (ja) | トランスフェラーゼ酵素活性を検出する方法 | |
WO2004035818A1 (en) | Use of osmolytes to heat stabilise luciferase and/or apyrase | |
JPH0847399A (ja) | 生物発光の測定方法 | |
Adams et al. | The Methionase Chain Reaction: An enzyme-based autocatalytic amplification system for the detection of thiols | |
JP5812285B2 (ja) | デヒドロゲナーゼまたは対応する基質の測定方法および測定用キット | |
FR2540137A1 (fr) | Procede tres sensible d'analyse quantitative enzymatique | |
WO2012050536A1 (en) | Method of the adenosine diphosphate quantitative determination | |
JPH026520B2 (ja) | ||
JPS6017347A (ja) | 一種以上の酵素を利用する検定方法 | |
Younès et al. | A bioluminescence method for direct measurement of phosphodiesterase activity | |
JP5633669B2 (ja) | Adpの測定方法およびadp測定用キット | |
US7521188B2 (en) | Optical monitoring of cleaving enzyme activity | |
Kim et al. | A colorimetric assay for sulfiredoxin activity using inorganic phosphate measurement | |
CN110779887A (zh) | 一种测定磷酸甘油酸激酶活性的方法 | |
Brodelius | Enzyme assays | |
Racek et al. | The use of N-ethylmaleimide in the calorimetric assay of activated creatine kinase with a tetrazolium |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150120 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20150226 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150313 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20150420 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20151019 |