JPS6017347A - 一種以上の酵素を利用する検定方法 - Google Patents

一種以上の酵素を利用する検定方法

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JPS6017347A
JPS6017347A JP59090834A JP9083484A JPS6017347A JP S6017347 A JPS6017347 A JP S6017347A JP 59090834 A JP59090834 A JP 59090834A JP 9083484 A JP9083484 A JP 9083484A JP S6017347 A JPS6017347 A JP S6017347A
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electrode
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ヒユ−・アレン・オリバ−・ヒル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 出またはその程度を測定あるいは監視する検定システム
に関するものである。本発明の検定システムは、場合に
よりその酵素または基質を検出または測定するのに使用
することができる。
本発明者等は、ヨーロッパ特許出願第82305598
号明細書において、少なくとも端表面に酵素と、該酵素
が触媒活性になると電荷を電極に移送するメデイエイタ
化合物との組合せ物を具えてなるセンサ電極を提案した
。かかる電極は、適当な電位で釣り合った当該酵素に対
する特異基質と接触する際、基質類の複雑な混合物中で
も酵素/基質反応の存在に応答する信号、すなわち該反
応の程度を指示する信号を生ずる。その理由は、前記酵
素が所望の基質成分に対し特異性があるからである。
かかるシステムの実用操作はメゾイエイタ化合物の組込
みに左右される。かかる化合物として棹種の例が前記特
許出願明細書に開示されており、たとえばポリビオロゲ
ン類、フルオラニル、クロロアニル等があるが、最も特
徴あるメゾイエイタはメタロセン類である。
フェロセン類(ビスシクロペンタジェニル鉄およびその
誘導体)は上述した最後の群に属し、酵素/基質反応で
電荷移送に用いる他のメゾイエイタ類と比べ数多くの利
点を有する。フェロセン( FeCI)、 )およびそ
の誘導体の特異な構造並びに特性については相当猷の理
論的研究および実験的研究がなされている。1951年
に初めて合成されたフェロセンは現在周知のメタロセン
化合物類の最も早い例であった。フェロセン類は水溶液
中の溶解度が劣り、吸光係数が低いため分光光度検定で
は制限されたものとなるが、生物電気化学システムに一
層適していることが確かめられているδフエロセン類は
(a)機能化し得るシクロペンタジェニル環の置換によ
り変化させることのできる広範囲な酸化還元電位と、(
b)電気化学的に可逆な一電子レドツクス特性と、(0
)I)Hと無関係な酸化還元電位および還元状態の緩徐
な自動酸化を有する。
これら化合物は、たとえば一方又は両方のシクロペンタ
ジェニル環の置換および/または重合による誘導値の形
成に役立つ。本発明者等は下表に列挙した如き多数の7
工ロセン誘導体を検討した。
1、1 −ジメチルフェロセン 100 I,D −7
エロセン酢酸 124 8 870 ヒドロキシエチルフエロセン 161 J:s −フェ
ロセン 165 1,D 885 1、1−ビス(ヒドロキシメチル)フェロセン 224
 8 885フエロセンモノカルボン@ 275 S 
420フエロセン1.1 −ジカルボンil 285 
Sクロロフェロセン 845 I,D −メチルトリメ
チルアミノフェロセン 40O S +上表中、Sは水
溶解性、I,Dは水に不溶で3%洗剤( ’I’wee
n − 2 0 )溶液に溶解を示し、Eoは標準カロ
メル電極(以下SOEと略記する)に対するmyで示す
測定値、Eはcm−1「1で示す測定値である。
上記に示した種々の7エロセン類のpH − 7.0に
おける燐酸塩綴衝液中でのSGEに対するE−値は10
0〜400 mVの電位範囲内にある。このt値の傾向
は置換効果に基づいて予期されるものと一致する。一般
に、電子供与基は正の電荷を安定にし、従って電子受容
基より一層酸化を促進する。
上述した7エロセン類のうち、■、1−ジメチルフェロ
センおよびフユロセンモノヵルボン酸が特に広範囲な使
用し得る酵素類のために通常好適であることを確かめた
前述した特許出願明細書に記載された発明は基fi、!
:してグルコースの使用および酵素としてクルコースオ
キシダーゼまたは脱水素酵素の使用(従って、たとえば
糖尿病状況の診断に用いるグルコースセンサ)に特に適
合させたものであるが、一般に適用でき、また本発明者
等によってメゾイエイタ化合物を共同して電気化学的挙
動を検討された他の酵素/基質の組合せとしては下記の
ものがかかるシステムに組入れた特に有用な読取り信号
を出すことがわかった。
酵素 基質 ピルビン酸オキシダーゼ ピルビン酸塩L−アミノ酸オ
キシダーゼ L〜ルアミノ類アルデヒドオキシダーゼ 
アルデヒド類キサンチンオキシダーゼ キサンチン類グ
ルコースオキシダーゼ ダルコース グリコレ−士オキシダーゼ グリコール酸塩サルコシン
オキシダーゼ サルコシン ラクテートオキシダーゼ 乳酸塩 ダルタチオンリダクターゼ NAD(P)Hリポアミド
デバイドロゲナーゼ NADHPQQ酵素類 yル:l−スgQ水5)J素 ダルコースメチルアミン
脱水素酵素 メチルアミンチトクロームB−結合酵素 ラクテートオキシダーゼ 乳酸塩 ・非金属黄色蛋白質類 一酸化炭素オキシドレダクターゼ −酸化炭素キュプロ
プロテインスガラクトーズオキシダーゼ ガラクトース
しかし、すべての酵素/基質の組合せがこの既知のシス
テムの使用に好都合であるとは限らない。
それは、例えば、これら酵素または基質の入手が容易で
ないとかまたは不安定であるとか、あるいは触媒反応中
酵素内の電子変化を使用し易い形に移すことが困難であ
るという理由からである。
従って、本発明は、少くとも更に他の1種の酵素成分を
使用して修正し入念に研究し案出した検定システムを提
供することである。
本発明の一つは、適当な電位に均衡した電極を第1酵素
と、その酵素によって触媒される反応を受ける基質と、
第1酵素が触媒活性になると、その酵素から電荷を電極
に移送するメゾイエイタ化合物とから成るシステムと接
触させて電極を流れる電流によって生起した反応を測定
し、更に少くとも更に他の1種の酵素とこれに関連する
化合物を前記システムに混入し、この第2酵素は基質を
生成しうるものであるがあるいはこれと反応して基質の
存在、すなわちレベルに影響を与えるが、メゾイエイタ
によって電極とは電気化学的に結合しないもので、かく
することにより第2酵素とそれに関連する化合物が存在
する場合と存在しない場合に流れる電極電流の相異を調
べて第2酵素とそれに関連する化合物の反応の程度を測
定し、一方の分量を、他方の分量が知られている場合に
決定する検定方法である。
本発明者の同日付出願の発明の名称[分析装置及びその
センサ電極」にセンサ電極の性質と製造が記載されてい
る。かかる電極は本発明の実施にも好適で、この場合は
、電極の表面に第1酵素とメチイエイタ化合物を付着さ
せてセンサ電極全6V/成するのが好適である。
しかし、本発明者の他の同日付出願の発明の名称「特定
結合システムを用いる検定技術」の発明であって、特定
の結合剤(抗体、または核酸配列)とその検定具として
酵素類またはメゾイエイタ類に及ぼす効果に関するもの
には、電極が清浄な炭素棒であるもの、あるいはメゾイ
エイタだけを有するもの、酵素だけを有するもの、ある
いは時には基質を有するもののシステムが記載されてい
る。
かかるシステムは、所要に応じ本発明に組入れることが
でき、これはセンサ電極自体に限定されず、具体化され
るシステムの詳細に関連せず全体の検定法に関するもの
である。
本発明は主として次の二つに細分できる。
(1)その−は、電極表面に第1酵素とメゾイエイタ化
合物を付着させてセンサ電極を構成することである。
(2)その二は、第2酵素が特定の他の基質に触媒的変
化を鋤かせて第1酵素用の基質を生成することである。
上記第1細分に於ては、次のように操作するのがよい。
すなわち、(a)センサ電極の表面に第1酵素とメゾイ
エイタ化合物を付着させたものを基質に接触させて定常
電流の読みを得、(b)第2酵素とそれに関連する化合
物とから成りその一方の分量が分っていないものを添加
して競合反応を起こさせ、電極電流を低下させ、(C)
その低下の割合、程度すなわち電極電流の低下を補償す
るに要する基質の添加程度を知って未知成分の公社を測
定する。
この方法に於ては、第2酵素としては、キナーゼ、例え
ばヘキソキナーゼが好ましく、また関連化合物としては
リン酸塩に富む化合物例えばATPが好ましい。
本発明の特に有用な方式は、1対の化合物、ヘキソキナ
ーゼとA、 T Pの一方の分量がわかっているものを
組合せて用いその未知の方を検定する方法であり、これ
は、 (a)グルコースの溶液に、電極の表面にグルコースオ
キシドレダクターゼと、その酵素が触媒活性になるとそ
の酵素から電荷を電極に移送するメゾイエイタ化合物と
を有する電極を接触させてそのグルコースレベルに基づ
く定常電極電流を発生させ、(′b)この溶液にヘキソ
キナーゼとATPを添加して、グルコースについて電極
には感応しない競合のホスt、 lル化反応を起こさせ
てその反応に応じて前記定常電流を低下させ、 (C)未知のレベルの値を、電流低下を補償するグルコ
ースの割合、程度からめることを特徴とする。
本発明の他の特に有用な方式はクリアチンキナーゼの検
定方法であり、これは、 (〜へキソキナーゼとアデノシンニリン酸とアデノシン
リン酸とグルコースの混合溶液に、電極表面にグルコー
スオキシドレダクターゼ酵素とその酵素が触媒活性にな
るとその酵素から電荷を電極に移送するメゾイエイタ化
合物とを付着した電極を接触させてそのグルコースレベ
ルに基づく定常電極電流を発生させ、 (b)この溶液に、被検定クリアチンキナーゼを、アデ
ノシンニリン酸(ADP)をクリアチンリン酸の反応に
よりアデノシンニリン酸(ATP)に転化する条件下で
添加してその結果、グルコースをオキシドリグクターゼ
酵素反応と競合させて反応させ、ヘキソキナーゼとAT
I)のホスホリル化によって、電極に不感応のグルコー
ス−6−リン酸を生成し、そのためその生成に対応して
定常電流を低下させ、 (0)未知のクリアチンキナーゼレベルの値を、電流低
下を補償するグルコースの割合、程度からめる方法であ
る。
コノ発明の他の特に価値のある方式はクレアチンの検定
法であり、これは、 (a)へキソキナーゼ、アデノシン三リンI’W(AT
P )、クレアチンキナーゼ、及びグルコースの混合溶
液とそれ自身の表面にグルコースオキシドレダクターゼ
酵素及びメゾイエイタ化合物を有する電極を接触させ、
酵素が触媒活性を有する場合酵素から電極に電荷を移動
させ、それにより、グルコース−6−リン酸への競合的
ATP/ヘキソキナーゼホスホリル化反応後残存する利
用しうるグルコースレベルに応する定常電極電流を生成
させるが、該ホスホリル化反応に電極は感じないため定
常電流が相反して減少される定常電流を生成されること
寥 (b)この溶液に検定すべきクレアチンをA T P 
カADPに転化される条件で加え、クレアチンキナーゼ
によりクレアチンリン酸を生成させ、それにより競合的
グルコースホスホリル化反応に利用されうるA T P
 鮎を減少させること、(0)未知クレアチンレベルの
値を電極電流における変化の割合又は程度からめること を特徴とする。
この発明の第2の細区分はむしろ一層精巧な電極の製作
に役立つ。すなわち、電極自体に第1の酵素、それに対
するメゾイエイタ化合物及び第2酵素を付着させて前記
のさらに新たな基質用のセンサ電極を構成することであ
る0 例えば、電極をサルコシンオキシダーゼ又はデヒドロゲ
ナーゼ、クレアチナーゼ及びtlj&をサルコシンから
電極に移動させるメゾイエイタで波釘することができ、
電極をクレアチンを含有する溶液と接触させてサルコシ
ンに転化してクレアチンを検定する。
さらに例を挙げれば、電極をサルコシンオキシダーゼ又
はデヒドロゲナーゼ、クレアチナーゼ、クレアチニナー
ゼ及び電荷をサルコシンから電極に移送させるメゾイエ
イタで被覆することができ、電極検定すべきフレア、チ
ニンと接触させてクレアチン、次いでサルコシンに転化
してクレアチンを検定する。
発明者らの前述の出願において述べたように、酵素とし
てはグルコースオキシダーゼ又はピロロキノリンキノン
デヒドロゲナーゼ(キナーゼ/ATP法に対し)が好ま
しく、また一般的に言ってフェロセンが好ましいメゾイ
エイタである。この発明が役に立つ可能性のある他の点
は、酵素とメゾイエイタの化学結合の概念である。発明
者らの上記の「特定の結合システムを利用する検定技術
」という名称の同日付出願において詳細に述べたように
グルコースオキシダーゼのタンパク質構遺の場合酵素活
性を害すまでなら8〜12個までの7工ロセン単位を酵
素と化学的に結合させることは可能である。このような
改良酵素/メゾイエイタの結合をこの発明で用いうる。
この発明をさらに図面によって説明する。
グルコースセンサ電極は炭素体から出発してつくった。
その上に1,1−ジメチル7エロセンのトルエン溶液を
付着させた。トルエンを蒸発させ、1.1−ジメチルフ
ェロセンの層を残し、その上に酵素グルコースオキシダ
ーゼをカルボジイミド結合により設ける。この複合電極
に隣接するが接触することなく標準カロメル電極を設け
た。
発明者らの前記ヨーロッパ特許出願第8’280559
8号及び同日付出願の「分析装置及びそれに用いるセン
サー電極」という名称の明細書中に上記−鍛型の@極の
多数の形の製作及び構造的特徴が詳細に述べられる。そ
れらの開示は引用としてここに包含する。このようなフ
ェロセン/グルコースオキシダーゼ電極自体はこの発明
の主題でない。
上記のようにつくられた電極を標準カロメル電極(SO
E)に対して+150 mVに保つ場合、それは有用な
範囲にわたって、それが接触する液体基質中の利用しう
るグルコースレベルに対上直線的に応答する。
前の発明において、基質のグルコースレベルを測定した
。この発明において第1図で例示するように、既知の初
レベル(又は少なくともしゅうぶんなレベル)のグルコ
ースCG)を通常用い、競合反応をこのグルコースに対
して起こさせ、グルコースがグルコースオキシダーゼG
Oと反応して′重子移動すなわち電荷移動を7エロ會ン
を経て電極はJ二連)に与えうるか、加えたヘキソキナ
ーゼ酵素(HK)及びアデノシン三リンfi(ATP)
と電極につながらない反応をしうるかのいずれかが起る
第1の場合においては酵素によりグリセルアルデヒド又
はグルコノラクトンのようなグルコース酸化生成物が生
成され8第2の場合には、グルコース−6−リン酸が生
成するとともにATPがADP(アデノシンニリン酸)
に転化される。ATP及びHKの濃度が高い程この競合
反応が電極宙、流の期待した読みを減少させる程度が大
である。HK濃度既知の場合、A12m度を推論するこ
とができ、その逆も可能である。勿論、電極を定性的表
示すなわちHK/A T Pの存在の単なる検出に用い
ることも可能である。
第2図は前記のようにつくった電極を用いる検定システ
ムの他の可能な配置を示す。この例において検定はホス
ホグアニジン、クレアチンリン酸、CPをクレアチンβ
Nに転化する酵素クレアチンキナーゼ(OK ) (E
、0.2.7.8.2 )の濃度を測定する(システム
はアルギニンリン酸のようなりレアチンリン酸以外のホ
スホグアらジンを基質として有する酵素の検定を同様に
良く行うことができた;又は酵素の適当な選択によりホ
スホエノールビルパートのような他のホスホリル化基質
を検定することができた)。
操作において、トリス/HC1で緩衝化した液系はpH
7のグルコース(G)20mM、クレアチンリン酸(C
P)(20mM)、アデノシンニリンe(ADp)(5
mM)及ヒヘキソキナーゼ(HK)(20m−m7)を
含有する。これを1 、 】1−ジメチルフェロセン/
グルコースオキシダーゼ電極と接触させグルコースがそ
の酸化生成物GLに酸化されるのに応じて定常読みを与
える。クレアチンキナーゼを加える場合ホス7アートが
クレアチンホスファートから除かれクレアチン分子が残
る。このホスファートはクレアチンキナーゼによりアデ
ノシンニリン酸(ADP )に移されアデノシンニリン
酸(ATP )を生じる。かくてこれは酵素へキソキナ
ーゼにより接触される反応においてクルコースト反応し
それによりグルコースヲホスホリル化してグルコース−
6−リンe(GP)を生成させるが、この反応は電極で
ひきおこされたグルコース酸化反応と競合する。その結
果、溶液中のグルコースの活性、したがって電極の電流
は減少する。ホスホリル化されたグルコースは電、極で
活性がない。
クレアチンキナーゼの濃度は電極における電流の減少の
割合を計算することにより;グルコースで元の電流が回
復されるまで滴定することにより;又はシステムを定常
状態に達せしめて最終の電流の読みを最初の電流の読み
と比較することにより推定しうる。第5図は第2図に関
して前述したようなシステムで得られた最初の定常接触
電流がクレアチンキナーゼを含有する溶液をシステムに
加えた場合どのように低下するかを示す。
クレアチンキナーゼ検定は10〜104単位/リットル
の範囲で線状応答を示し、したがって広範囲の状態の診
断、例えば心筋損傷(急性心筋梗塞又は通性(facu
l、tative )心筋損傷のような)振せんせん妄
及び筋ジストロフィー、それラスべてが血液中における
クレアチンキナーゼ準位の上昇を起こす、の診断に用い
うる。
第8図は基質クレアチンの検出に用いうる可能な例をさ
らに示す。この例においてl)H9に緩衝化されクレア
チンキナーゼにより接触される反応の方向は逆になる。
操作において、定常システムを前記のように調製するが
、グルコース(G)、ヘキソキナーゼ(HK)、クレア
チンキナーゼ(OK)及びアデノシンニリン酸(ATP
 )による。上記グルコース1,1′−ジメチルフェロ
セン電極を溶液に導入する場合、定常状態電極電流は上
記グルコースレベルで利用しうるちのより小さい。これ
はアデノシンニリン酸が溶液中のグルコースのGP(グ
ルコース−6−リン酸)へのホスホリル化を推進しした
がってグルコースの電極における活量を減少させるから
である。換言すれば、既知の範囲の競合反応を生じさせ
安定化させる。
この既知の競合反応にクレアチン含有試料を加えた場合
クレアチンもクレアチンキナーゼによりホスホ・リル化
されこれに応じてアデノシンニリン酸のレベルの減少が
起こる;換言すれば第2の未知ルヘルの競合反応が起こ
る。ホスファートをグルコースに移してグルコース−6
−リン酸を生じるのに利用しうるクレアチンキナーゼの
量はりレアチンをクレアチンリン酸に転化させるのに用
いられるものがあるのでしたがって減少させられる。
他の変数が既知である場合、加えたクレアチンのレベル
を検定することが可能であり、又は加えたクレアチンが
既知の場合アデノシン三リン酸のレベル検定が可能であ
り、各場合単に電極における活量の変化を観察すること
によって検定しうる。
この発明の検定システムはプラスマとともに用いうるし
、一般的に言って血清、尿、間質液、全面、唾液等のよ
うな任意の生物学的流体とともに使用することができる
。(例えば)緩衝液中のタレアヂンキナーゼの活量はブ
ラスマ中の酵素の活量とよ((cc ” 0.90 )
相関することを確かめた。
この例の範囲内で種々の改良を行いうる。例えハ、クレ
アチンをグレアチンに転化する酵素をさらに混合して検
定システムをクレアチン用に構成することができる(下
記の第4図はクレアチニン用の他の検定システムを示す
ものではあるが前記のことを含む)。
第4図は異なる型の検定技術を示し、これは基質に対す
る競合反応に依存せず、グリシン誘導体の検定に適する
異なる酵素を利用する。
第4図に示す方法の操作において、電極を前記及び引用
した発明者らの相応する本願の明細書中に述べたように
してつくるが、グルコースオキシダーゼを電極表面に固
定化する代りに表面にサルコシンオキシダーゼ、クレア
チニナーゼ(クレアチニンアミノヒドロラーゼ)及びク
レアチナーゼ(クレアチンアミジノヒドロラーゼ)の混
合物を固定化する。
サルコシン(N−メチルグリシン)は炭素1個の化合物
の代謝における中間物であり、アクチンマイシンの成分
、代謝拮抗物質の効力基である。
サルコシンオキシダーゼは肝臓及び腎臓ミトコンドリア
中に存在しまた微生物源例えばコリネフォルム細菌種の
細胞からも得られる。サルコシンデヒドロゲナーゼはプ
ソイドモナスの細胞から得ることができる。1!極をク
レアチニンを含有する基質と接触する場合 (a)クレアチンがクレアチニンからクレアチニナーゼ
の作用により生成される。
(b)サルコシンがクレアチンから酵素クレアチナーゼ
により生成される。
((1)グリシンがサルコシンから酵素サルコシンオキ
シダーゼにより生成され、この酵素が電子を電極に7エ
ロセンを経て送りクレアチニン濃度に定量的に関係する
読み出し信号を与える0適当に目盛りを決めた装置によ
り測った電極電流はクレアチニン濃度の尺度である。
次にこの発明を特定の例によってさらに詳細しこ説明す
る。
例 1 ルギン(Luggin )毛細管によって作業室力)ら
隔離された、4 mm直径の金の作業電極と、0.5c
m2の白金ガーゼの対向電極と、さらGこ飽和甘木補助
電極(SOE)とを組み込んだ2室の電気イヒ学セルの
作業室に対し、フェロセンモノカルボキシルp (20
0pM )を含む1mlの’l”ris / HC1緩
衝剤(50mM 、 pH7,5)が加えられた。
第6図は、0〜+500mV対SC′Eの範囲にわたる
5 mVs−1の走査速度において得られたfu流の循
環する電圧電流(mv−μA)グラフを示す。この前進
及び逆行の電気化学的波は、E局がこの装置の半波電位
である場合に、可逆的の一組(すなわちカップル) E
H(フエロセンモノ力ルボギシル酸/フェリジニウムモ
ノカルボキシル酸) −= +27 Fi m■対SO
Eと一致する。
サルコシン脱水素酵素f、 Q 工Uml””及びクレ
アチニンアミド水解酵素50IUrnl−”のそのあと
の順次の添加は、フェロセンモノカルボキシル酸の可逆
的電気化学、曲線(a)になんら影響を及ぼさなかった
しかしながら、さらにクレアチナーゼ(り17アチン分
解酵素) (5mM >の添加に際し、ポルタンメトリ
ーによるグラフ(b)が得られた。高められたT13 
Pli ’R流は、フエロセンモノ力ルボギシル酸が、
還元されるザルコシン脱水素酵素を経る反応によって7
エリシニウムイオンから珂生される触媒により連結され
た(−組の)反応を表わす。
、この挙動は反応成分のすべてが存在する場合にのみ観
察される。どの酵素でもどれか存在しないシステムすな
わち系に対しては、クレアチニン、クレアチン及びサル
コシンを、それぞれ、5mM添加しても、フェロセンモ
ノカルボキシル酸の電気化学に影響を及ぼさない。又、
もう1つ別の例において、緩衝剤、クレアチニン、フェ
ロセンモノカルボキシル酸、タレアチンアミジノ氷解酵
素、及びサルコシン脱水素酵素の添加は、なんら触媒的
電流を与えずしてただ前進及び復帰が、クレアチナーゼ
(クレアチン分解酵素)が加えられるまで、フェロセン
モノカルボキシル酸に対して継続する。
用いられたすべての材料は、シグマ化学会社によって供
給された。
里−胆 −クレアチンキナーゼ(活素)に対する効力検
定(評価分析) (a)一般 血栓症による冠状動脈の突然かつ完全な閉鎖は、心筋組
織帯への血液の供給を断ち、酸素及びグル、コースをそ
の組織帯から奪う。罹恵すなわち冒された筋肉への損傷
が、血液循環への心臓酵素の放出に導く。この酵素クレ
アチンキナーゼ、(E(32・7・8・2)(CK)は
、心臓筋肉のうちの可溶性筋漿(筋細胞の物質で、線維
以外のもの)の約20%を構成する。従って、血液中の
OKの高いレベルの存在は、しばしば急性心筋梗塞(A
MI)の診断(鑑別)をもたらす。
血漿中のOK活性を測定する幾つかの方法が、考案され
てきて、1年当り8o百万を越える決定(定量)を行な
うため、臨床生化学検査室で毎日用いられている。
クレアチンキナーゼは、アデノシン−5′−トリホスフ
ェート(ATP)がらクレアチンへのボスフェート残余
(残留物)の可逆的転移を接触的に作用させる。
この反応生成物、クレアチンボスフェートは、収縮、弛
緩及び筋細胞内の物質の輸送のための主要なエネルギー
貯蔵を表わす。
クレアチンキナーゼは、分子[82000の二、量体(
二型性)酵素であり、分子fd41000(8)の2個
のサブユニット(すなわち、副構成単位)から構成され
る。人間の組織には2個の異なったサブユニットの型が
存在し、M(筋)とB(脳)型である。これらのイソエ
ンチームすなわち異性(又は同類)酵素を、電気泳動技
術によって分離することができるし又、山羊の非人間O
K −MB抗体(免疫体)の使用に基礎をおく免疫抑制
法によって分離することもできる。この異なった異性酵
素を分離する方法は臨床上重要であり、それは、血漿に
おける高い異性酵素のレベルが検出され、A M I 
、例えば、手術、筋異栄養(発育異常)、及び筋損傷と
、激しい運動とは別の原因に関連することが見出された
からである。これらは表■で一覧表にされている。これ
は、AMIに対する全血漿OK効力検定の重要性を否定
するように思われるが、実際には、この効力検定は、乙
断がなされる前に他の臨床上の要素も考慮されるので太
き・な価値が残る。
表 工 条 件 全OK活性U/L CK−五(B活性U/L急
性心筋梗塞 80−1970 6−282心臓発生ショ
ック 90−860 5−114心臓発生の細動除去 
180−580 9−41デユシエン筋異栄養 400
−4550 81−280整形外科手術 15−680
 0−18頭部損傷(負傷) 158−880 0−1
8神経外科手術 68−610 0−88ウエイトリフ
ター 110−740 0−10、フェロセンをベース
にしたグルコースm素電極の迅速な応答時間は、嵩グル
コース濃度の警官に加えて、この装置を・嵩グルコース
濃度の変化速度を監視するのに用いることができること
を示す。
かくしてOK活性を、グルコースの消費速度を監視する
グルコース酵素電極によって、例えば第2図に示す連結
した反応連鎖を用いて決定することができる。最適化条
件のもとでは、電極電流の低下速度は、グルコースの消
費速度に比例すべきであり、このグルコースの消費速度
は、順次CKの活性を評価するタレアチンホスフエート
の消費速度に比例するだろう。
(b)試葵 タレアチンホスフエート、アデノシン−5′−ジホスフ
ェート、アデノシン−5′−トリホスフェート、37℃
において800 IU■ の活性をもったウサギの筋肉
からのタレアチンキナーゼ、及び87°Cにおいて16
00 IUm9+”の活性をもったイーストすなわち酵
母からのヘキソキナーゼは、ベーリンガーによって供給
された。D−グルコース及び塩化マグネシウムは、アナ
ラアール(Anala R)グレード(すなわち等級)
を有し、BDT(によって供給された。すべての実験に
は、HOIによってpH7,0に調節された2 54 
トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンが用いられた
〇(○)電気化学実験 4酊直径の熱分解黒鉛の作画電極を用い例1に記載した
セルによって、直流の循環式のポルタンメトリーの実験
を行なった。
グルコース酵素N極を用いた実験は、攪n俸を備付けた
、第1の原型デザインのl mlの8室の電気化学セル
によって行なわれた。定常状態のグルコースに依存する
電流における変化の速度は、オックスフォード電極ボテ
ンシオスタート及びブライギンB5−2フ1チヤートレ
コーダーを用いて、160 mV対s OEニおいテ平
衡を保たせたグルコース酵素電極によって測定された。
すべての効力検定は87°Cにおいてサーモスタットに
よる恒温制御のもとに行なわれた。
(d)血漿試料 ヘパリン化された血漿試料、すなわち生理的抗凝血作用
があるヘパリンを血液に加えて得た血漿試料は、オック
スフォードのジョンラドクリフ病院の臨床生化学検査室
によって冷凍されて供給された。
(e)グルコースオキシダーゼ(酸化酵素)反応の連結
解除 第7図は、(a)において、201nMの塩化マグネシ
ウム及び10 mMのグルコースを含む1)H7,Oの
25 mMのTris −HOI緩衝剤におけるフェロ
センモノカルボキシル酸の直流の循環式のポルタンメト
リーによるグラフを示す。グルコースの酸化酵素の添加
は、グルコースの酵素による連結された酸化から生ずる
、酸化電位において典型的の触媒電流を示す曲線Φ)を
与えた。ヘキソキナーゼ20IUy+J−1が添加され
る場合、ポルタンメトリーによるグラフの変化は観察さ
れない。しかしながら、10 mMの最終濃度へATP
の添加に際しては、触媒作用の挙動はもはや観察されず
、フェロセンの可逆的M気化学に関連するポルタンメト
リーによるグラフが(a)において再び得られる。これ
らの観察は、グルコースの附燐酸反応と一致してグルツ
ース−6−ホスフェートを生成し、かぐしてm気化学的
に連結された酸化反応のためこの受媒質を溶液から取除
く。
コノシステムの成分のうちどれも・フェロセンモノカル
ボキシル酸の電気化学に干渉しなかったか、又は走査さ
れた一位の範囲、0−450 mV対SCg(すなわち
、SOEに対する0−4,50mV)にわたっていかな
る直流による電気化学も示さなかったので、グルコース
酵素%i極の応答を、最初はATP!告器として、次い
でキナーゼ活性の監視のため、調査することは可能であ
った。
(f’l A T Pセンサーとしてのグルコース酵素
電極第8図は、1omMのグルコ、−ス及びヘキソキナ
ーゼ20 IU−におけるグルコース酵素電極の電流一
時間の応答の線図を示す。ATPの5個の部分標本(各
々は、2.0 mMの5個の濃度に対する)の系列が加
えられ、定常状態の電流の減少が1各々添加後に測定さ
れた。第9図は、加えられたA、 T Pの関数として
の定常状態の電流を描く。
第10図は、0.99の相関係数が計算される加えられ
たATPの舟と、消費されたグルコースの量を互いに関
連させる。この実験は、グルコース酵素電極を、ヘキソ
キナーゼの存在において、ATPによるグルコースの化
学量論による消費を監視するのに用いることができるこ
とを示している。この電極を再使用することができる。
すなわち、第8図は、この電極がこの実験の終りにおい
てグルコースをさらに加えるとそれに応答する。
第11図は、ヘキソキナーゼ20工Uml。
A D P (5,0m M )及びタレアチンボスフ
エート(20my )をさらに添加した後に、20 m
Mグルコースにおけるグルコース酵素電極の電流一時間
応答が安定であることを示している。これらの試薬濃度
は、この検定におけるグルコースの消g!速度が、クレ
アチンの活性によって制限されるということを保証する
のに十分過剰であることが見出された。500 IU 
(’の報告された活性をもつ、クレアチンキナーゼかつ
この系に加えられる場合1その電流は時間と共に減少す
る。減少のこの最初の速度から、グルコースの消費の速
度が計算された。このグルコース消費速度は、消費され
たμモルのタレアチンホスフエー) mln ■ にお
ケルクレアチンキナーゼの活性に光斑であるべきである
。これらの結果から0.99の相関係数が計算されたく
第12図)。
al)クレアチンキナーゼの効力検定の検出限度AMI
後の患者においては、80−200 IU7−’の範囲
における血漿OK活性は共通である。この検定手順は従
って、緩衝溶液にて研究する場合、OKの臨床レベルを
監視するのに好適であることが期待される(、第12図
参照)。この電極応答の上限は、約10 IU tnt
 (10000IUl)である。
(i)血漿試料のクレアチンキナーゼの効力検定AMI
後の患者からほんものの血漿試料を得ることは可能でな
かった。それ故、試料は、人間の血漿に臨床的に関連し
た濃度のOKを加えることによってシミュレーションを
行なった。ADPの部分標本、MgGt2及びUKも又
、上に用いたのと同じ試薬濃度を与えるためにこの血漿
に加えた。
この血漿に存在する最初のグルコース濃度は、グルコー
ス酵素電極によって決定され、かつグルコースを加える
ことによって20 mMまで増大した。
この反応はタレアチンホスフエートの添加によって開始
した。表■は、pH7,0における緩衝剤中、及びpH
7,7における血漿中に供給されたクレアチンキナーゼ
の活性に対して得られたデーターを示す。血漿に対する
これらのデーターは、CK(逆反応に対する)の活性が
pH7,0に標準化される。標準化されたデーターに対
する相関図面は第18図に表わされ、これから0.97
の相関係数が得られた。n−9、V−−1,05士0.
08゜グルコース酵素電極に基づく血漿中のクレアチン
キナーゼに対する効力検定の実行は、この方法がほんも
ののAMI後の患者の試料を用いる現在の方法とのもっ
と詳細な比較を受けることができることを示唆する。そ
の上、グルコース酸化酵素とへキソキナーゼとを共に非
可動化すなわち固定することによってこの酵素電極をさ
らに精製することができ、かくしてヘキソキナーゼを効
力検定試料に添加する必要性を除去する。
表 ■ 150 152 64.715/L 150 1.52 6f1.8159 150 1418 59.61.42 90 88 3.7.0 88 70 76 81.5 75 80” 2.5 1i、9 15 15 1.9 4.5 7.5 7..8 2.8 5.3 7゜5 7.8 3.6 8.6
【図面の簡単な説明】
第1図は競合的なグルツース酸化酵素/グルコース及び
ヘキソキナーゼ/グルコース反応ヲ用いてATP又はヘ
キソキナーゼを検出又は測定する模式図であり、 第2図はクレアチンキナーゼを検出又は測定するためさ
らに改良した類似の反応を示す模式図であり、 第3図はクレアチンを検出又は測定するためさらに改良
した類似の反応を示す模式図であり、第4 FAはクレ
アチニンの検出又は検定する反応の模式図であり、 第5図は第2図に関して述べたような定常状態溶液にク
レアチンキナーゼを加える効果を示すグラフであり、 @6図〜第13図はポルタンメトリーによるグラフと、
行った特定の実験から導き出されたグラフによる結果と
を示す。 しj:;に’)+j’9(1”1*fコ文EflE’j
 シ)グし7.牛゛/ヘナーゼン消77O FIG、5゜ OSCE+fすす’rE/mV 50゜FIG、6 時1’/I/今 6[ 02、46810 ATP/Pmo! A丁P?F刀U /pmol ○01 01 10 10 Cバ冷11・生IWtn1 0 .5 1 1.5 IL)/rtdイ#1−刺 FIG、+3゜ 第1頁の続き 優先権主張 @1983年5月5日[相]イギリス(G
B)■8312260 01983年5月5日[相]イギリス (GB)■8312265 @1983年9月6日[株]イギリス (G B )@8323797 01983年9月6日[相]イギリス (GB)■8323798 @1984年2月29日■イギリス (GB)■8405262 @1984年2月29日■イギリス (GB)■8405263 @発明者 アンソニー・ニドワード・ジョージ・カス イギリス国ロンドン・エヌダブ リュ−101エイチジエイ・ト リスヒル・ギアリー・ロード61 手 続 補 正 書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和59年特許願第 90834号 2、発明の名称 一種以上の酵素を利用する検定方法 4代理人 7、補正の内容(別紙の通り) 図面の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 適当な電位に均衡したi!極を、第1酵素と、その
    酵素によって触媒される反応を受ける基質と、第1酵素
    が触媒活性になると、その酵素から電荷を電極に移送す
    るメゾイエイタ化合物とから成るシステムと接触させて
    電極に流れる電流によって生起した反応を測定し、更に
    他の少くとも1種の酵素とこれに関連する化合物を前記
    システムに混入し、この第2酵素は基質を生成しうるち
    のであるかあるいはこれと反応して基質の存在すなわち
    レベルに影響を与えるが、メゾイエイタによって電極と
    は電気化学的に結合しないもので、がぐす名ことにより
    第2酵素とそれに関連する化合物が存在する場合と存在
    しない場合に流れる電極電流の相異を調べて第2酵素と
    それに関連する化合物の反応の程度を測定し一方の分母
    を、他方の分量が知られている場合に決定することを特
    徴とする検定方法。 2、 電極が、その表面に第1酵素とメゾイエイタ化合
    物とを有しセンサ電極を構成する特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 & 第2酵素が基質に対し競合反応を起・ニして電極に
    流れる電流の低下をもたらす特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 4(a)センサ電極の表面に第1酵素とメゾイエイタ化
    合物を付着させたものを基質に接触させて定常電流の読
    みを得、(b)第2酵素とそれに関連する化合物とから
    成りその一方の分量が分っていないものを添加して競合
    反応を起こさせ、電極電流を低下させ、(C)その低下
    の割合、程度、すなわち電極電流の低下を補償するに要
    する基質の添加程度を調べて未知成分の分量を測定する
    特許請求の範囲第8項記載の方法。 5、 第2酵素がキナーゼ、関連化合物が高エネルギー
    リン酸塩である特許請求の範囲第3又は第4項記載の方
    法。 代 第2酵素がヘキソキナーゼ、関連化合物がATPで
    ある特許請求の範囲第8又は第4項記載の方法。 7.1対の化合物、ヘキソキナーゼとATPの一方の分
    量がわかっているものを組合せて用いその未知の方を検
    定する方法において、(a)グルコースの溶液に、電極
    の表面にグルコースオキシドレダクターゼと、その酵素
    が触媒活性になるとその酵素から電荷を電極に移送する
    メゾイエイタ化合物とを有する電極を接触させてそのグ
    ルコースレベルに基づく定常電極電流を発生させ、 (b)この溶液にヘキソキナーゼとATPを添加して、
    グルコースについて電極には感応しない競合のホスホリ
    ル化反応を起こさせてその反応に応じて前記定常電流を
    低下させ、(C)未知のレベルの値を、電流低下を補償
    するグルコースの割合、程度からめることを特徴とする
    検定方法。 & クリアチンキナーゼの検定方法において、(に)へ
    キソキナーゼとアデノシンニリン酸とアデノシンリン酸
    とグルコースの混合溶液に、電極表面にグルコースオキ
    シドレダクターゼ酵素とその酵素が触媒活性になるとそ
    の酵素から電荷を電極に移送するメゾイエイタ化合物と
    を付着した電極を接触させてそのグルコースレベルに基
    づく定常電極電流を発生させ、(b)この溶液に、被検
    定クリアチンキナーゼを、アデノシンニリン酸(ADP
    )をクリアチンリン酸の反応によりアデノシンニリン酸
    + ATP )に転化する条件下で添加してその結果、
    グルコースをオキシドリダクターゼ酵素反応と競合させ
    て反応させ、ヘキソキナーゼとATPのホスホリル化に
    よって、電極に不感応のグルコース−6−リン酸を生成
    し、そのためその生成に対応して定常電流を低下させ、 <C>未知のクリアチンキナーゼレベルのME、電流低
    下を補償するグルコースの割合、程度からめることを特
    徴とする方法。 9 クレアチンの検定方法において、 (a)へキソキナーゼ、アデノシンニリン酸(ATP)
    、クレアチンキナーゼ、及びグルコースの混合溶液とそ
    れ自身の表面にグルコースオキシドレダクターゼ酵素及
    びメゾイエイタ化合物を有する電極を接触させ、酵素が
    触媒活性を有する場合酵素から電極に電荷を移送させ、
    それにより、グルコース−6−リン酸への競合的ATP
    /ヘキソキナーゼホスホリル化反応後残存する利用しう
    るグルコースレベルに応する定常電極電流を生成させる
    が、該ホスホリル化反応に電極は感じないため定常電流
    が相応して減少させる定常電流を生成させることジ (blこの溶液に検定すべきクレアチンをATPがAD
    Pに転化される条件下で加え、クレアチンキナーゼによ
    りクレアチンリン酸を生成させ、それにより競合的グル
    コースホスホリル化反応に利用されうるATP量を減少
    させること、 (C) 未知クレアチンレベルの値を電8Iii電流に
    おける変化の割合又は程度からめること を特徴とする検定方法。 10、第2酵素が、特有の別の基質に触媒による変化を
    及ぼして第1酵素のための基質を生じさせる特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 IL ’l!極に第1酵素と1そのためのメゾイエイタ
    化合物と、第2酵素とを付着させて上記別の基質用のセ
    ンサ電極を構成する特許請求の範囲第1θ項記載の方法
    。 lλ 電極をサルコシンオキシダーゼ又はデバイドロゲ
    ナーゼと、クレアチナーゼと、すAノコシンから電極へ
    電荷を移送するメゾイエイタとで被覆し、この電極をク
    レアチン含有溶液に接触させてサルコシンへ転化しクレ
    アチンを検定する特許請求の範囲第11項記載の方法。 E&電極を、サルコシンオキシダーゼ又はデバイドロゲ
    ナーゼと、クレアチナーゼと、クレアチニナーゼと、及
    びサルコシンから電荷を電極に移送するメゾイエイタと
    で被覆し、これをクレアチニンと接触させて順次クレア
    チン、サルコシンへ転化させクレアチニンを検定する特
    許請求の範囲第11項記載の方法。 14 ml酵Xがグルコースオキシダーゼである特許請
    求の範囲第1項ないし第9項いずれかの記載の方法。 1& 第1酵素がグルコースデバイドロゲナーゼである
    特許請求の範囲第1項ないし第9項いずれかの記載の方
    法。 1a メゾイエイタが7エロセンである特許請求の範囲
    第1項ないし第18項いずれかの記載の方法。 17、メゾイエイタが1.1−ジメチルフェロセンであ
    る特g/f請求の範囲第1項ないし第18項いずれかの
    記載の方法。
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