JP2014054100A - 航続可能距離表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者に必要な注意を払わせるようにする。
【解決手段】車両電費Evとバッテリの蓄電割合SOC1,SOC2とを用いて仮航続可能距離Ltmpを計算する(S120,S130)。そして、減算値ΔLが値0以上のときには、係数kr1を減算値ΔLに乗じてレート値Rtを計算し(S160)、減算値ΔLが値0未満のときには、係数kr1より大きな係数kr2を減算値ΔLに乗じてレート値Rtを計算し(S170)、計算したレート値Rtを前回の航続可能距離(前回L)に加えて航続可能距離Lを計算し(S180)、計算した航続可能距離Lを表示部70に表示する(S190)。
【選択図】図2

Description

本発明は、航続可能距離表示装置に関し、詳しくは、走行用のモータと、モータと電力をやりとりするバッテリと、を備える電動車両に搭載され、車両の航続可能距離を表示部に表示する航続可能距離表示装置に関する。
従来、走行用バッテリの動力でモータを駆動して走行する車両に搭載され、走行用バッテリの消費電力と車両の走行距離とに基づいて走行用バッテリの単位容量当たりの走行距離を電費として演算し、走行用バッテリの電力の残量に基づいて電費の変動を抑制した抑制電費を演算し、走行用バッテリの電力の残量と抑制電費とに基づいて、走行用バッテリの残量の電力で車両が走行する距離の推定値である航続距離を演算する航続距離演算装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、こうした処理により、電費が大きく変動した場合の航続距離の急変を防止している。
特開2012−50293号公報
上述の航続距離演算装置では、走行用バッテリの消費電力と車両の走行距離とに基づく電費に対して、航続距離が長くなるか短くなるかに拘わらず同一の緩変化処理を施して抑制電費を演算し、走行用バッテリの電力の残量と抑制電費とに基づいて航続距離を演算しているが、運転者に必要な注意をより払わせるように航続距離を変化させることが課題の一つとされている。
本発明の航続可能距離表示装置は、運転者に必要な注意をより払わせるようにすることを主目的とする。
本発明の航続可能距離表示装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の航続可能距離表示装置は、
走行用のモータと、該モータと電力をやりとりする少なくとも1つのバッテリと、を備える電動車両に搭載され、車両の航続可能距離を表示部に表示する航続可能距離表示装置であって、
車両電費と前記少なくとも1つのバッテリの蓄電割合とを用いて仮航続可能距離を演算し、該演算した仮航続可能距離に対して緩変化処理を施して航続可能距離を演算し、該演算した航続可能距離を前記表示部に表示する表示制御手段を備え、
前記緩変化処理は、前記演算した仮航続可能距離が前回の航続可能距離未満のときに、前記演算した仮航続可能距離が前回の航続可能距離以上のときに比して航続可能距離を迅速に変化させる処理である、
ことを要旨とする。
この本発明の航続可能距離表示装置では、車両電費と少なくとも1つのバッテリの蓄電割合とを用いて仮航続可能距離を演算し、演算した仮航続可能距離に対して緩変化処理を施して航続可能距離を演算し、演算した航続可能距離を表示部に表示する。これにより、航続可能距離が急変するのを抑制することができ、運転者に違和感を与えるのを抑制することができる。そして、緩変化処理として、仮航続可能距離が前回の航続可能距離未満のときに、仮航続可能距離が前回の航続可能距離以上のときに比して航続可能距離を迅速に変化させる処理を行なう。運転者は、車両が電欠しないようにするために、航続可能距離が減少するときに、航続可能距離が増加するときに比して注意を払うと考えられる。したがって、仮航続可能距離が前回の航続可能距離未満のときに仮航続可能距離が前回の航続可能距離以上のときに比して航続可能距離を迅速に変化させる緩変化処理を仮航続可能距離に施して航続可能距離を演算することにより、運転者に必要な注意をより払わせるようにすることができる。ここで、「航続可能距離」は、バッテリから放電可能な電力量で走行可能な距離(航続距離)をいう。また、「電費」は、単位距離当たりの電力量[Wh/km]として用いるものとした。
こうした本発明の航続可能距離表示装置において、前記緩変化処理は、前記演算した仮航続可能距離と前回の航続可能距離との差分が大きいほど航続可能距離を迅速に変化させる処理である、ものとすることもできる。こうすれば、航続可能距離をより適正に変化させることができる。
また、本発明の航続可能距離表示装置において、前記電動車両は、前記バッテリを複数備え、更に、前記複数のバッテリと前記モータとの接続および遮断を各々に行なう複数のリレーと、を備える車両であり、前記表示制御手段は、複数のバッテリのいずれかと前記モータとを遮断するときには、前記演算した仮航続可能距離を航続可能距離として設定する手段である、ものとすることもできる。こうすれば、モータと接続されているバッテリの数が変化したことを運転者がより把握し易くなるようにすることができる。
さらに、本発明の航続可能距離表示装置において、前記緩変化処理は、レート処理またはなまし処理である、ものとすることもできる。
加えて、本発明の航続可能距離表示装置において、前記電動車両は、前記バッテリからの電力を用いて作動する電気機器を備える車両であり、前記表示制御手段は、第1の所定時間だけ走行したときの走行用の電費と、第2の所定時間だけ走行したときの前記電気機器の電費と、を用いて車両電費を演算する手段である、ものとすることもできる。
本発明の一実施例としての航続可能距離表示装置を搭載する電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例の電子制御ユニット50により実行される航続可能距離表示制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 車両電費Ev,バッテリ装置の電力量Wbsoc,航続可能距離Lの時間変化の様子の一例を示す説明図である。 変形例の航続可能距離表示制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変形例の航続可能距離Lの時間変化の様子の一例を示す説明図である。 変形例の航続可能距離表示制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての航続可能距離表示装置を搭載する電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電気自動車20は、図1に示すように、駆動輪26a,26bにデファレンシャルギヤ24を介して接続された駆動軸22に動力を入出力可能なモータ32と、モータ32を駆動するためのインバータ34と、例えばリチウムイオン二次電池として構成されたバッテリ36,40と、バッテリ36,40とインバータ34との接続や遮断を行なうリレー38,42と、バッテリ36,40とインバータ34とが接続された電力ライン44からの電力供給を受けて乗員室内の空気調和を行なう空調装置46と、運転席近傍に配置されて航続可能距離を表示する表示部70と、車両全体をコントロールする電子制御ユニット50と、を備える。なお、実施例では、表示部70と電子制御ユニット50とが航続可能距離表示装置に該当する。また、以下の説明では、バッテリ36,40からなる組み合わせをバッテリ装置と称することがある。
電子制御ユニット50は、CPU52を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU52の他に処理プログラムを記憶するROM54と、データを一時的に記憶するRAM56と、記憶したデータを保持する不揮発性のフラッシュメモリ58と、図示しない入出力ポートと、を備える。電子制御ユニット50には、モータ32のロータの回転位置を検出する回転位置検出センサ32aからのモータ32のロータの回転位置θmや、モータ32の三相コイルの各相に流れる相電流を検出する電流センサからの相電流,バッテリ36,40の端子間に取り付けられた電圧センサ37a,41aからの端子間電圧Vb1,Vb2,バッテリ36,40の出力端子に取り付けられた電流センサ37b,41bからの充放電電流Ib1,Ib2,バッテリ36,40に取り付けられた温度センサ37c,41cからの電池温度Tb1,Tb2,空調装置46に取り付けられた電力センサ47からの空調装置46の消費電力Pac,イグニッションスイッチ(スタートスイッチ)60からのイグニッション信号,シフトレバー61の操作位置を検出するシフトポジションセンサ62からのシフトポジションSP,アクセルペダル63の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル65の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ66からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ68からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。電子制御ユニット50からは、インバータ34の図示しないスイッチング素子へのスイッチング制御信号や空調装置46への制御信号,表示部70への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。なお、電子制御ユニット50は、回転位置検出センサ32aにより検出されたモータ32のロータの回転位置θmに基づいてモータ32のロータの電気角θeや回転角速度ωm,回転数Nmを演算したり、電流センサ37b,41bにより検出されたバッテリ36,40の充放電電流Ib1,Ib2に基づいてそのときのバッテリ36,40から放電可能な電力量の全容量に対する割合である蓄電割合SOC1,SOC2を演算したり、演算した蓄電割合SOC1,SOC2と電池温度Tb1,Tb2とに基づいてバッテリ36,40を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win1,Win2,Wout1,Wout2を演算したりしている。
こうして構成された実施例の電気自動車20では、電子制御ユニット50は、アクセル開度Accと車速Vとに応じて駆動軸22に出力すべき要求トルクTr*を設定し、バッテリ36,40の入力制限Win1,Win2の和(Win1+Win2),出力制限Wout1,Wout2の和(Wout1+Wout2)をモータ32の回転数Nmで除してモータ32から出力してもよいトルクの上下限としてのトルク制限Tmin,Tmaxを設定し、要求トルクTr*をトルク制限Tmin,Tmaxで制限してモータ32から出力すべきトルクとしてのトルク指令Tm*を設定し、設定したトルク指令Tm*でモータ32が駆動されるようインバータ34のスイッチング素子をスイッチング制御する。
次に、こうして構成された実施例の電気自動車20の動作、特に、表示部70に航続可能距離を表示する際の動作について説明する。ここで、「航続可能距離」は、バッテリ36、40から放電可能な電力量で走行可能な距離(航続距離)をいう。図2は、実施例の電子制御ユニット50により実行される航続可能距離表示制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、数msec毎)に繰り返し実行される。
航続可能距離表示制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット50は、まず、走行電費Edや空調電費Eac,バッテリ36,40の蓄電割合SOC1,SOC2などのデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、「電費」は、実施例では、単位距離当たりの電力量[Wh/km]として用いるものとした。したがって、電費は、値が小さいほど良いということになる。
走行電費Edは、所定時間T1(例えば、2分や3分,5分など)だけ走行したときのモータ32の電力量Wm[Wh]をその間に走行した距離L1[km]で除して演算されてRAM56に書き込まれたものを読み込んで入力するものとした。したがって、走行電費Edは、所定時間T1毎に更新されることになる。なお、モータ32の電力量Wmは、モータ32のトルク指令Tm*と回転数Nmとの積として得られるモータ32の消費電良Pmや、バッテリ36の端子間電圧Vbと充放電電流Ibの積として得られるバッテリ36からの放電電力Pbから空調装置46の消費電力Pacを減じた値(Pb−Pac)の所定時間T1の積算値として演算することができる。
また、空調電費Eacは、所定時間T2(例えば、20分や30分,40分など)だけ走行したときの空調装置46の電力量Wac[Wh]をその間に走行した距離L2[km]で除して演算されてRAM56に書き込まれたものを読み込んで入力するものとした。したがって、空調電費Eacは、所定時間T2毎に更新されることになる。なお、空調装置46の電力量Wacは、空調装置46の消費電力Pacの所定時間T1の積算値として演算することができる。
さらに、バッテリ36,40の蓄電割合SOC1,SOC2は、電流センサ37b,41bにより検出されたバッテリ36,40の充放電電流Ib1,Ib2に基づいて演算されてRAM56に書き込まれたものを読み込んで入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力した走行電費Edと空調電費Eacとの和を車両電費Evとして計算すると共に(ステップS110)、バッテリ36の蓄電割合SOC1[%]に換算係数ke1を乗じて得られるバッテリ36から放電可能な電力量Wbsoc1[Wh]とバッテリ40の蓄電割合SOC2[%]に換算係数ke2を乗じて得られるバッテリ40から放電可能な電力量Wbsoc2[Wh]との和としてバッテリ装置から放電可能な電力量Wbsoc[Wh]を計算し(ステップS120)、バッテリ装置の電力量Wbsocを車両電費Evで除して航続可能距離Lの仮の値としての仮航続可能距離Ltmpを計算する(ステップS130)。ここで、換算係数ke1,ke2は、バッテリ36,40の全容量などに基づいて定められる。
続いて、仮航続可能距離Ltmpから前回に本ルーチンが実行されたときに計算した航続可能距離(前回L)を減じて減算値ΔLを計算し(ステップS140)、計算した減算値ΔLを値0と比較する(ステップS150)。この処理は、航続可能距離Lを前回の航続可能距離(前回L)に対して減少させるか否かを判定する処理である。
そして、減算値ΔLが値0以上のときには、航続可能距離Lを前回の航続可能距離(前回L)に対して増加させるか変化させないと判断し、値0より大きく値1より小さい範囲の係数kr1を減算値ΔLに乗じてレート値Rtを計算し(ステップS160)、計算したレート値Rtを前回の航続可能距離(前回L)に加えて航続可能距離Lを計算し(ステップS180)、計算した航続可能距離Lを表示部70に表示して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。一方、減算値ΔLが値0未満のときには、航続可能距離Lを前回の航続可能距離(前回L)に対して減少させると判断し、係数kr1より大きく値1より小さい範囲の係数kr2を減算値ΔLに乗じてレート値Rtを計算し(ステップS170)、計算したレート値Rtを前回の航続可能距離(前回L)に加えて航続可能距離Lを計算し(ステップS180)、計算した航続可能距離Lを表示部70に表示して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。
ここで、ステップS180の処理は、仮航続可能距離Ltmpに対してレート処理を施して航続可能距離Lを計算する処理である。これにより、航続可能距離Lが急変するのを抑制することができ、運転者に違和感を与えるのを抑制することができる。実施例では、このレート処理に用いるレート値Rtを、減算値ΔLが値0以上のときには減算値ΔLが大きいほど傾きa1(=kr1)の比例傾向で大きくなるよう設定し、減算値ΔLが値0未満のときには減算値ΔLが小さい(絶対値として大きい)ほど傾きa2(=kr2)の比例傾向で小さくなる(絶対値として大きくなる)よう設定するのである。ここで、係数kr1,kr2は、予め実験や解析などによって定めた値を用いることができ、例えば、係数kr1は、値0.000075や値0.00008,値0.000085などを用いることができ、係数kr2は、値0.000095や値0.0001,値0.000105などを用いることができる。一般に、運転者は、車両が電欠しないようにするために、航続可能距離Lが減少するときに、航続可能距離Lが増加するときに比して注意を払うと考えられる。これを踏まえて、実施例では、減算値ΔLに応じた上述のレート値Rtを用いたレート処理を仮航続可能距離Ltmpに施して航続可能距離Lを計算するものとした。これにより、航続可能距離Lが減少するときには、航続可能距離Lが増加するときに比して航続可能距離Lが迅速に変化するから、運転者に必要な注意をより払わせるようにすることができる。
図3は、車両電費Ev,バッテリ装置の電力量Wbsoc,航続可能距離Lの時間変化の様子の一例を示す説明図である。図示するように、航続可能距離Lが減少する時刻t1までと航続可能距離Lが増加する時刻t1後とを比較すると、前者の場合に、後者の場合に比して航続可能距離Lが迅速に変化することが分かる。これにより、運転者に必要な注意をより払わせるようにすることができる。
以上説明した実施例の電気自動車20によれば、車両電費Evとバッテリ36,40の蓄電割合SOC1,SOC2とを用いて仮航続可能距離Ltmpを計算し、計算した仮航続可能距離Ltmpに対してレート処理を施して航続可能距離Lを計算し、計算した航続可能距離Lを表示部70に表示するものにおいて、レート処理として、仮航続可能距離Ltmpから前回の航続可能距離(前回L)を減じて得られる減算値ΔLが値0未満のときには、減算値ΔLが値0以上のときに比して航続可能距離Lを迅速に変化させるから、運転者に必要な注意をより払わせるようにすることができる。
実施例の電気自動車20では、レート値Rtは、絶対値が値1より小さい範囲で、同一の減算値ΔLの絶対値に対して減算値ΔLが負の値のときに正の値のときに比して絶対値が大きくなり、減算値ΔLの絶対値が大きいほど絶対値が比例傾向で大きくなるよう設定するものとしたが、絶対値が値1より小さい範囲で且つ同一の減算値ΔLの絶対値に対して減算値ΔLが負の値のときに正の値のときに比して絶対値が大きくなるものであればよく、減算値ΔLの絶対値が大きいほど絶対値が段階的や曲線的に大きくなるよう設定するものとしてもよいし、減算値ΔLが正の値のときには正の固定値Rt1を設定し、減算値ΔLが負の値のときには固定値Rt1より絶対値が大きな負の固定値Rt2を設定するものとしてもよい。
実施例の電気自動車20では、仮航続可能距離Ltmpに対してレート処理を施して航続可能距離Lを計算するものとしたが、レート処理以外の緩変化処理、例えば、なまし処理などを仮航続可能距離Ltmpに施して航続可能距離Lを計算するものとしてもよい。なまし処理を仮航続可能距離Ltmpに施して航続可能距離Lを計算する場合、例えば、時定数τを用いて次式(1)により計算することができる。ここで、時定数τは、減算値ΔLが負の値のときに、減算値ΔLが正の値のときに比して小さな値を用いればよい。こうすれば、減算値ΔLが負の値のときに、減算値ΔLが正の値のときに比して航続可能距離Lを迅速に変化させることができる。
L=前回L・τ+Ltmp・(1-τ) (1)
実施例の電気自動車20では、走行電費Edは、所定時間T1(例えば、2分や3分,5分など)だけ走行したときのモータ32の電力量Wm[Wh]をその間に走行した距離L1[km]で除した値(Wm/L1)を用いるものとしたが、この値(Wm/L1)を仮走行電費Edtmp(i)としてこの仮走行電費Edtmp(i)とそれまでのn1回(例えば、3回や5回,10回など)の仮走行電費Edtmp(i−1)〜Edtmp(i−n1)との平均値を用いるものとしてもよい。また、実施例の電気自動車20では、空調電費Eacは、所定時間T2(例えば、20分や30分,40分など)だけ走行したときの空調装置46の電力量Wac[Wh]をその間に走行した距離L2[km]で除した値(Wac/L2)を用いるものとしたが、この値(Wac/L2)を仮空調電費Eactmp(j)としてこの仮空調電費Eactmp(i)とそれまでのn2回(例えば、2回や3回,5回など)の仮空調電費Eactmp(j−1)〜Eactmp(j−n2)との平均値を用いるものとしてもよい。
実施例の電気自動車20では、バッテリ36,40のいずれかに異常が生じるなどしてそのバッテリとインバータ34(モータ32)とを遮断するときについては説明していないが、この場合、実施例とは異なる手法によって航続可能距離Lを計算するものとしてもよい。この場合の航続可能距離表示制御ルーチンの一例を図4に示す。このルーチンは、ステップS100の処理に代えてステップS100bの処理を実行する点やステップS132,S134の処理を追加した点を除いて図2のルーチンと同一である。したがって、同一の処理については同一のステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4の航続可能距離表示制御ルーチンでは、電子制御ユニット50は、まず、走行電費Edや空調電費Eac,バッテリ36,40の蓄電割合SOC1,SOC2,リレー38またはリレー42をオフとする(バッテリ36またはバッテリ40とインバータ34(モータ32)とを切り離す)遮断処理を実行するときか否かを示す遮断処理フラグFsoなどのデータを入力する処理を実行する(ステップS100b)。走行電費Edや空調電費Eac,バッテリ36,40の蓄電割合SOC1,SOC2の入力方法については上述した。遮断処理フラグFsoは、遮断処理を実行するときには値1には値1が設定され、それ以外のときには値0が設定されてRAM56に書き込まれたものを読み込んで入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、車両電費Evやバッテリ装置の電力量Wbsoc,仮航続可能距離Ltmpを計算し(ステップS110〜S130)、遮断処理フラグFsoの値を調べる(ステップS132)。そして、遮断処理フラグFsoが値0のときには、実施例と同様に航続可能距離Lを計算し(ステップS140〜S180)、計算した航続可能距離Lを表示部70に表示して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。一方、遮断処理フラグFsoが値1のときには、仮航続可能距離Ltmpをそのまま航続可能距離Lに設定し(ステップS134)、計算した航続可能距離Lを表示部70に表示して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。即ち、遮断フラグFが値1のときには、仮航続可能距離Ltmpに対して緩変化処理を施さずに航続可能距離Lを設定して表示部70に表示するのである。図5は、航続可能距離Lの時間変化の様子の一例を示す説明図である。図中、時刻t2でリレー38またはリレー42をオフとする。こうした処理により、インバータ34(モータ32)に接続されているバッテリの数が2つから1つに変化したことを運転者がより把握し易くなるようにすることができる。
実施例の電気自動車20では、空調装置46が作動しているか否かに拘わらず走行電費Edと空調電費Eacとの和を車両電費Evとして計算するものとしたが、空調装置46が作動しているか否かを考慮して車両電費Evを計算するものとしてもよい。この場合の航続可能距離表示制御ルーチンの一例を図6に示す。このルーチンは、ステップS100の処理に代えてステップS100cの処理を実行する点やステップS102,S104の処理を追加した点を除いて図2のルーチンと同一である。したがって、同一の処理については同一のステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6の航続可能距離表示制御ルーチンでは、電子制御ユニット50は、まず、走行電費Edや空調電費Eac,バッテリ36,40の蓄電割合SOC1,SOC2,空調装置46が作動しているか否かを示す空調フラグFacなどのデータを入力する処理を実行する(ステップS100c)。走行電費Edや空調電費Eac,バッテリ36,40の蓄電割合SOC1,SOC2の入力方法については上述した。空調フラグFacは、空調装置46が作動しているときには値1が設定され、空調装置46が作動していないときには値0が設定されてRAM56に書き込まれたものを読み込んで入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、空調フラグFacの値を調べ(ステップS102)、空調フラグFacが値1のときには、走行電費Edと空調電費Eacとの和を車両電費Evとして計算して(ステップS110)、ステップS120以降の処理を実行する。一方、空調フラグFacが値0のときには、走行電費Edを車両電費Evとして設定して(ステップS104)、ステップS120以降の処理を実行する。こうすれば、空調装置46が作動していいないときには、空調装置46が作動しているときに比して、車両電費Evが小さくなり(電費として良くなり)、航続可能距離Lが大きな値となる。したがって、運転者が図示しないスイッチを操作して空調装置46をオフとしたとき(作動を停止させたとき)には、そのスイッチ操作によって航続可能距離Lが大きくなったことを運転者に報知することができる。
実施例の電気自動車20では、バッテリ36,40が接続された電力ライン44からの電力を用いて作動する電気機器として、空調装置46を考慮するものとしたが、これに加えてまたは代えて、電力ライン44からの電力を降圧して電子制御ユニット50や図示しない補機が接続された低電圧系(例えば、12Vなど)に供給するDC/DCコンバータなどを考慮するものとしてもよい。また、実施例の電気自動車20では、走行電費Edと空調電費Eacとの和を車両電費Evとして計算するものとしたが、空調電費Eacを考慮せずに、走行電費Edを車両電費Evとして設定するものとしてもよい。
実施例の電気自動車20では、2つのバッテリ36,40を備えるものとしたが、1つのバッテリを備えるものとしてもよいし、3つ以上のバッテリを備えるものとしてもよい。
実施例では、駆動輪26a,26bに接続された駆動軸22に動力を入出力可能なモータ32と、モータ32と電力をやりとりするバッテリ36と、を備える電気自動車20に適用するものとしたが、これに加えて、駆動軸22に動力を出力可能なエンジンを備えるハイブリッド自動車に適用するものとしてもよいし、このハイブリッド自動車のハード構成に加えて、システムオフの状態で外部電源と接続されたときに外部電源からの電力を用いてバッテリ36を充電する充電器を備えるいわゆるプラグインの電気自動車やハイブリッド自動車に適用するものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータ32が「モータ」に相当し、バッテリ36が「バッテリ」に相当し、表示部70が「表示部」に相当し、電子制御ユニット50が「表示制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、航続可能距離表示装置の製造産業などに利用可能である。
20 電気自動車、22 駆動軸、24 デファレンシャルギヤ、26a,26b 駆動輪、32 モータ、32a 回転位置検出センサ、34 インバータ、36,40 バッテリ、37a,41a 電圧センサ、37b,41b 電流センサ、37c,41c 温度センサ、38,42 リレー、44 電力ライン、46 空調装置、47 電力センサ、50 電子制御ユニット、52 CPU、54 ROM、56 RAM、58 フラッシュメモリ、60 イグニッションスイッチ、61 シフトレバー、62 シフトポジションセンサ、63 アクセルペダル、64 アクセルペダルポジションセンサ、65 ブレーキペダル、66 ブレーキペダルポジションセンサ、68 車速センサ、70 表示部。

Claims (5)

  1. 走行用のモータと、該モータと電力をやりとりする少なくとも1つのバッテリと、を備える電動車両に搭載され、車両の航続可能距離を表示部に表示する航続可能距離表示装置であって、
    車両電費と前記少なくとも1つのバッテリの蓄電割合とを用いて仮航続可能距離を演算し、該演算した仮航続可能距離に対して緩変化処理を施して航続可能距離を演算し、該演算した航続可能距離を前記表示部に表示する表示制御手段を備え、
    前記緩変化処理は、前記演算した仮航続可能距離が前回の航続可能距離未満のときに、前記演算した仮航続可能距離が前回の航続可能距離以上のときに比して航続可能距離を迅速に変化させる処理である、
    航続可能距離表示装置。
  2. 請求項1記載の航続可能距離表示装置であって、
    前記緩変化処理は、前記演算した仮航続可能距離と前回の航続可能距離との差分が大きいほど航続可能距離を迅速に変化させる処理である、
    航続可能距離表示装置。
  3. 請求項1または2記載の航続可能距離表示装置であって、
    前記電動車両は、前記バッテリを複数備え、更に、前記複数のバッテリと前記モータとの接続および遮断を各々に行なう複数のリレーと、を備える車両であり、
    前記表示制御手段は、複数のバッテリのいずれかと前記モータとを遮断するときには、前記演算した仮航続可能距離を航続可能距離として設定する手段である、
    航続可能距離表示装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つの請求項に記載の航続可能距離表示装置であって、
    前記緩変化処理は、レート処理またはなまし処理である、
    航続可能距離表示装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1つの請求項に記載の航続可能距離表示装置であって、
    前記電動車両は、前記バッテリからの電力を用いて作動する電気機器を備える車両であり、
    前記表示制御手段は、第1の所定時間だけ走行したときの走行用の電費と、第2の所定時間だけ走行したときの前記電気機器の電費と、を用いて車両電費を演算する手段である、
    航続可能距離表示装置。
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