JP2014053509A - 電子機器ユニット及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレーム部材に後から取り付ける基板の、フレーム部材に対する取付精度を高める。
【解決手段】フレーム部材14に対し、第1コネクタ50を備えた第1基板16が移動可能に保持される。第1コネクタ50と接続される第2コネクタ52を備えた第2基板18がフレーム部材14に固定される。第1基板16が移動することで、第2基板18のフレーム部材14に対する位置精度への影響を抑制できる。
を有する。
【選択図】図1

Description

本願の開示する技術は、電子機器ユニット及び電子機器に関する。
電子機器あるいは電子機器内に備えられる電子機器ユニットでは、2枚の基板を重ねて配置した構造が知られている。2枚の基板は、フレーム部材に順次取り付けられると共に、それぞれに設けたコネクタによって、互いに接続される。
特開平8−213104号公報
上記した構造では、後からフレーム部材に取り付ける基板は、先にフレーム部材に取り付けた基板との接続性を確保するために、フレーム部材に対し所定範囲で移動可能とされる。すなわち、後からフレーム部材に取り付ける基板のフレーム部材への取付精度は、先にフレーム部材に取り付けた基板の取付精度に依存してしまう。
本願の開示技術は、フレーム部材に後から取り付ける基板の、フレーム部材に対する取付精度を高めることが目的である。
本願の開示する技術では、フレーム部材に対し第1基板が移動可能に保持されており、第2基板をフレーム部材に取り付ける際に、第1基板を第2基板に追従させて移動させることで、第1コネクタと第2コネクタとを接続できる。第2基板のフレーム部材への取付精度が、第1基板のフレーム部材への取付精度に依存せず、第2基板のみでフレーム部材への取付精度が確保される。
本願の開示する技術によれば、フレーム部材に後から取り付ける基板の、フレーム部材に対する取付精度を高めることが可能である。
第1実施形態の電子機器ユニットを示す分解斜視図である。 第1実施形態の電子機器ユニットを組付途中の状態で示す斜視図である。 第1実施形態の電子機器ユニットを組付途中の状態で示す斜視図である。 第1実施形態の電子機器ユニットを組付途中の状態で示す斜視図である。 第1実施形態の電子機器ユニットを示す分解斜視図である。 第1実施形態の電子機器ユニットを収容孔の近傍で部分的に拡大して示す斜視図である。 第1実施形態の電子機器ユニットを収容孔に第1基板が挿し込まれた状態で部分的に拡大して示す斜視図である。 第1実施形態の電子機器ユニットをピン及び挿入孔の近傍で部分的に拡大して示す斜視図である。 第1実施形態の電子機器ユニットを示す平面図である。 第1実施形態の電子機器ユニットのネジ孔(基準真円孔)と取付ネジとの径の関係を示す平面図である。 第1実施形態の電子機器ユニットのネジ孔(基準長円孔)と取付ネジとの径の関係を示す平面図である。 第1実施形態の電子機器ユニットのネジ孔(固定真円孔)と取付ネジとの径の関係を示す平面図である。 第1実施形態の電子機器を部分的に示す分解斜視図である。 第1実施形態の電子機器を部分的に示す正面図である。 第1実施形態の電子機器の上部のレール板の近傍を部分的に拡大して示す正面図である。 第1実施形態の電子機器の下部のレール板の近傍を部分的に拡大して示す正面図である。 第1実施形態の電子機器ユニットの挿入孔の変形例をピンと共に示す第1基板の断面図である。 第1実施形態の電子機器ユニットの挿入孔の変形例をピンと共に示す第1基板の断面図である。
第1実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、第1実施形態の電子機器ユニット12は、フレーム部材14を有している。このフレーム部材14に、後に詳述するように、第1基板16及び第2基板18が順に取り付けられる。第1基板16と第2基板18とは、1枚の大型基板に代えて、このような大型基板よりも相対的に小型となるように機能に応じて分割された2枚の基板である。
図面において、フレーム部材14の奥行方向、幅方向、高さ方向をそれぞれ、矢印D、W、Hで示す。以下において、単に奥行方向、幅方向、高さ方向というときは、それぞれ矢印D方向、W方向、H方向を言う。奥行方向、幅方向及びこれらを合成した方向が、フレーム部材14の水平方向である。
本実施形態のフレーム部材14は、略長方形状の底壁20と、この底壁20から立設され、フレーム部材14の長手方向に延在する外枠壁22、24を有している(一方の外枠壁22は、図1〜図4では図示省略、図9参照)。底壁20は、後述するように第1基板16がフレーム部材14に取り付けられた状態で第1基板16と対向する対向壁部となっている。
第1基板16は、平面視(矢印A1方向視)にて略L字状に形成されており、幅方向一端部16A側の奥行D1が、幅方向他端部16B側の奥行D2よりも小さい。これに対し、第2基板18は、同じく平面視にて略長方形状に形成されている。そして、第2基板18は、第1基板16の幅方向他端部16B側の奥行D2よりもさらに大きな奥行D3を有している。
外枠壁22、24よりも幅方向内側には、外枠壁22、24と平行に側壁部26、28が設けられている。側壁部26は、第1基板16の幅方向一端部16A側の縁部に沿っている。
側壁部26には、フレーム部材14の幅方向(矢印W方向)に側壁部26を貫通する略長方形状の収容孔30が設けられている。図6及び図7に示すように、収容孔30の開口長さD4(矢印D方向での開口長)は、第1基板16の幅方向一端部16A側の奥行D1よりもわずかに長くされている。また、収容孔30の開口高さH1(矢印H方向での開口高さ)は、第1基板16の厚さT1によりもわずかに高くされている。
したがって、第1基板16の幅方向一端部16Aを、この収容孔30に収容することができる。収容状態で、第1基板16の幅方向一端部16A側と収容孔30との間には、開口方向と直交する方向(奥行方向及び高さ方向)にクリアランスC1が生じる。このクリアランスC1の範囲で、第1基板16の幅方向一端部16A側は、奥行方向及び高さ方向に移動可能である。そして、奥行方向への第1基板16の移動は、第1基板16の一部が収容孔30の横孔縁30Eに接触すると制限される。収容孔30は、移動制限部(接触部)の一例である。
図6から分かるように、収容孔30の下縁部からは、幅方向内側に向かう受け部32が形成されている。同じく、収容孔30の上縁部からは、幅方向外側に向かうストッパ34が形成されている。受け部32及びストッパ34はそれぞれ、収容孔30に部分的に収容された第1基板16に対し、下側及び上側からそれぞれ対向している。特に、受け部32は、収容孔30に部分的に収容された第1基板16に下側から面接触し支持する。これに対し、ストッパ34は、収容孔30に部分的に収容された第1基板16の上方への移動時に、第1基板に面接触し、この移動を制限する。実質的に、受け部32及びストッパ34が、移動制限部(接触部)として作用している。
本実施形態では、受け部32及びストッパ34は面接触するため、受け部32やストッパ34が形成されていない構造(収容孔30の上縁部や下縁部が線状に第1基板16に接触する)と比較して、第1基板16に作用する局所的な荷重が小さくなる。
また、本実施形態では、受け部32及びストッパ34は、側壁部26に収容孔30を形成するときに、受け部32又はストッパ34となる部分を切り残しており、この切り残し部分を折り曲げることで形成されている。これにより、受け部32又はストッパ34となる部材をあらたに設ける必要がなく、部品点数の増加が抑制されている。
なお、本実施形態において、上記した収容孔30の開口高さH1とは、実質的に、受け部32の上面からストッパ34の下面までの間隔である(図6参照)。
図1に示すように、底壁20には、複数(本実施形態では少なくとも2つ)の第1支持台36が上方に向けて設けられている。それぞれの第1支持台36からは、上方に向けて、すなわち底壁20(対向壁部)の法線方向(矢印H方向)にピン38が突出されている。
図8に詳細に示すように、本実施形態では、ピン38のそれぞれを、所定の直径D5(たとえば4.2mm程度)を有する円柱状としている。また、本実施形態では、ピン38を、側壁部28に近い位置(側壁部26からは遠い位置)に設けている。
第1基板16には、ピン38と同数の挿入孔40が形成されている。挿入孔40のそれぞれは、フレーム部材14に対し第1基板16が所定位置に配置されたときにピン38に対応する位置に形成されている。さらに、挿入孔40のそれぞれは、ピン38の直径D5よりも大きな所定の内径D6(たとえば5.2mm程度)を有する円形に形成されている。第1基板16がフレーム部材14に取り付けられた状態で、挿入孔40のそれぞれに、対応するピン38が挿入される。
挿入孔40の内径D6は、ピン38の直径D5よりもわずかに大きい。したがって、図3に示すようにピン38の全体が挿入孔40内に挿入された状態でも、ピン38の外周面と挿入孔40の内周面(内径最小部分)との間にクリアランスC2が生じる。すなわち、ピン38は挿入孔40に遊挿されるので、クリアランスC2の範囲で、第1基板16の幅方向他端部16B側を水平方向に移動させることができる。そして、挿入孔40の内縁がピン38に接触すると、第1基板16の水平方向への移動が制限される。ピン38は移動制限部(接触部)の一例である。
なお、図15に示すように、挿入孔40として、下部(ピン38の挿入方向の手前側)から上部(ピン38の挿入方向の奥側)に向かって内径が漸減され、内周面が傾斜面40Tとなった構造を採用してもよい。この構造では、図16に示すように、挿入孔40へのピン38の挿入時に、挿入孔40の中心とピン38の中心とがずれていても、傾斜面40Tにより、これらの中心が一致する方向へと第1基板16の幅方向他端部16B側が移動する。この構造では、傾斜面40Tを有する挿入孔40の上端部分において内径が最小となり、上端部分の内径が、ピン38との間で上記したクリアランスC2を生じていればよい。
また、挿入孔40としては一定の内径を有し、ピン38として、外径が先端に向かって漸減する先細り形状であっても、挿入孔40の中心とピン38の中心との位置ズレを解消できる。
このようにして、第1基板16の幅方向一端部16A側を収容孔30に収容し、第1基板16の挿入孔40にピン38を挿入した状態で、第1基板16は、水平方向に移動可能に、フレーム部材14で保持される。また、第1基板16は、クリアランスC1の範囲内で、高さ方向(厚み方向)に移動可能である。特に、幅方向一端部16A側を中心として、幅方向他端部16B側を上方に所定範囲で回転させ、第1基板16を傾斜させることが可能である。
図1から分かるように、底壁20及び側壁部26、28には、幅方向内側に向かう複数(本実施形態では5つ)の第2支持台42が延出されている。第2支持台42のそれぞれには、雌ネジ44が形成されている。雌ネジ44のそれぞれには、図4及び図5に示すように、第2基板18をフレーム部材14に固定するための取付ネジ46(雄ネジ)がねじ込まれる。
第2基板18には、取付ネジ46と同数のネジ孔48が形成されている。第2基板18がフレーム部材14の所定位置に配置されたときに、第1基板16と水平方向で対向する。特に本実施形態では、第2基板18は第1基板16と平行になる。そして、ネジ孔48のそれぞれが、特定の雌ネジ44と対応する。したがって、取付ネジ46をネジ孔48に挿通し、さらに雌ネジ44にねじ込むことで、第2基板18をフレーム部材14に位置決めして固定することができる。
特に本実施形態では、ネジ孔48として、1つの基準真円孔48Aと、1つの基準長円孔48B及び、複数(図示の例では3つ)の固定真円孔48Cの3種類の孔が設けられている。
図10A〜図10Cに示すように、基準真円孔48Aの内径D7は、取付ネジ46の直径D11よりもわずかに大きく、固定真円孔48Cの内径D8は、基準真円孔48Aの内径D7よりも大きい。さらに、基準長円孔48Bは、長手方向が固定真円孔48Cの内径程度の内寸D9、短手方向が基準真円孔48Aの内径程度の内寸D10を有し、長手方向が、基準真円孔48Aを中心とする径方向に一致している。具体的には、たとえば、取付ネジ46の直径D11が3.0mm程度である場合、基準真円孔48Aの内径D7は3.2mm程度、固定真円孔の内径D8は4.0mm程度、基準長円孔48Bの内寸は3.2mm×4.0mm程度とされる。
図1〜図3に示すように第1基板16には、第1コネクタ50が取り付けられている。これに対し、第2基板18には、第1コネクタ50と接続可能な第2コネクタ52が取り付けられている。第2基板18をフレーム部材14に固定する際に、先にフレーム部材14に保持された第1基板16を、奥行方向(矢印D)方向及び幅方向(矢印W方向)に適切に移動させることができる。そして、第1基板16のこの移動により、矢印A1方向に見たときの第1コネクタ50の位置を第2コネクタ52に合わせることが可能である。
特に、本実施形態では、第1基板16が底壁20と対向する方向で、第1コネクタ50と第2コネクタ52とが向き合っている。したがって、第1コネクタ50が第2コネクタ52に対し位置合わせされた状態で、第1基板16を第2基板18に接近させる簡単な動作で、第1コネクタ50と第2コネクタ52とを接続できる。
本実施形態では、第1コネクタ50を、第1基板16における幅方向他端部16B側(幅方向一端部16Aの反対側)に設けている。収容孔30に収容された側と反対側に第1コネクタ50が位置しているため、収容孔30に収容された幅方向一端部16A側を移動の起点として、幅方向他端部16B側の第1コネクタ50を移動させることができる。
本実施形態の電子機器ユニット12は、上記のように、フレーム部材14と、このフレーム部材14に取り付けられた第1基板16及び第2基板18を有している。そして、図11に示すように、電子機器ユニット12が、電子機器112の筐体114に取り付けられる。なお、必要に応じて、電子機器ユニット12が筐体114に取り付けられる前に、フレーム部材14にカバー60が装着される。
電子機器112の筐体114は、略直方体状に形成されており、底壁116、天壁118(図11では図示省略、図12参照)、後壁120、前壁122及び2枚の側壁123(手前側の側壁は図示省略)を有する略直方体状に形成されている。
筐体114には、複数枚(図示の例では2枚、ただし1枚であってもよい)の第3基板124がいずれも底壁116と平行になるように装着されている。第3基板124は、被取付部材の一例である。ただし、被取付部材としては、このような基板に限定されるものではない。
フレーム部材14が筐体114に取り付けられた状態で、奥行方向(矢印D方向)に見て、第1基板16及び第2基板18が第3基板124と直交している。すなわち、図11では、図1〜図4と比較して、電子機器ユニット12(フレーム部材14)の向きが90度異なっている。
第2基板18には、第3コネクタ54が取り付けられている。これに対し、第3基板124には、第3コネクタ54と接続可能な第4コネクタ126が取り付けられている。図12から分かるように、フレーム部材14のスライド方向と、第3コネクタ54と第4コネクタ126の接続方向とは一致している(矢印A2方向)。したがって、フレーム部材14を筐体114に対し奥行方向にスライドさせて、第3コネクタ54と第4コネクタ126とを接続することができる。
筐体114の底壁116及び天壁118には、電子機器ユニット12が取り付けられる位置に、上下一対のレール板132が設けられている。図12及び図13に詳細に示すように、レール板132のそれぞれには、フレーム部材14のスライド方向(矢印A1方向)に沿って部分的に筐体114の内部に突出するレール突条128が形成されている。
レール突条128は、フレーム部材14を幅方向両側(図12では上下)から挟むように対向して配置されていることになる。これに対し、フレーム部材14の側壁部26、28には、レール突条128を収容するレール凹部130が、スライド方向に沿って形成されている。そして、レール突条128がレール凹部130内に収容された状態では、レール突条128とレール凹部130との間に所定のクリアランスC3(たとえば0.5mm程度)が生じる。このため、第3コネクタ54と第4コネクタ126との相対位置と、フレーム部材14と筐体114との相対位置とのバラつきを吸収できる。フレーム部材14は筐体114に対し、所定の位置関係を維持してスライド方向に案内されるため、スライド時のフレーム部材14の不用意なガタツキが抑制される。また、第3コネクタ54と第4コネクタ126との接続時の位置精度も高くなる。レール突条128は、案内部材の一例である。
図11から分かるように、第3コネクタ54と第4コネクタ126とは、接続方向(矢印A2方向)に見て、互いに直交する方向で接続される構造である(いわゆる直交コネクタ)。そしてこれにより、第2基板18と第3基板124とが、接続方向(矢印D方向)に見て、互いに直交している。加えて、第3コネクタ54と第4コネクタ126との接続方向は、フレーム部材14の筐体114に対するスライド方向(水平方向)と同一方向である。
次に、本実施形態の電子機器ユニット12に第1基板16及び第2基板18を取り付ける方法、電子機器ユニット12を筐体114に取り付ける方法、電子機器ユニット12及び電子機器112の作用について説明する。
電子機器ユニット12を得るには、最初に、図2に示すように、第1基板16の幅方向一端部16A側を、フレーム部材14の内側から収容孔30へ矢印M1方向に挿し込む。収容孔30(受け部32及びストッパ34)と第1基板16との間にはクリアランスC1が生じる。このため、第1基板16の幅方向一端部16A側を収容孔30へ容易に挿し込むことが可能である。そして、第1基板16の幅方向一端部16Aが外枠壁22(図9参照)に当たるまでは、矢印M1方向へ第1基板16を移動させることが可能である。この段階では、第1基板16は幅方向他端部16B側が上になるようにわずかに傾いている。
次に、第1基板16の幅方向他端部16B側を下げて、ピン38を、対応する挿入孔40に挿入させる。挿入孔40のそれぞれは、ピン38の直径D5よりも大きな所定の内径D6を有しているので、挿入が容易である。この段階で、第1基板16は一時的に第1支持台36上に支持されている。
また、収容孔30と第1基板16とのクリアランスC1に加えて、ピン38と挿入孔40とのクリアランスC2も生じている。したがって、第1基板16はフレーム部材14に対し、奥行方向(矢印D方向)及び幅方向(矢印W方向)にそれぞれクリアランスC2、C1の範囲で移動可能に保持されている。
次に、図3に示すように、第1基板16に対し、第2基板18を上方から(矢印M2方向に)接近させ、第1コネクタ50と第2コネクタ52とを嵌合させて接続する。このとき、対応するネジ48と雌ネジ44とは概略の位置合わせが成される。
その後、取付ネジ46をネジ孔48に挿入して雌ネジ44にねじ込み、第2基板18をフレーム部材14に固定する。このとき、まず、基準真円孔48Aに取付ネジ46を挿通して雌ネジ44に仮留めする。「仮留め」では、第2基板18がフレーム部材14に完全には固定されておらず、第2基板18は基準真円孔48Aを中心として回転可能である。
次に、基準長円孔48Bに取付ネジ46を挿通する。上記したように、第2基板18は基準真円孔48Aを中心として回転可能であり、また、基準長円孔48Bは長手方向が基準真円孔48Aの径方向と一致した長円である。このため、基準長円孔48Bと雌ネジ44との位置のズレを吸収できる。このとき、取付ネジ46を雌ネジ44に最後までねじ込んで締結する。
そして、基準真円孔48Aに仮留めされた取付ネジ46を再度ねじ込んで、完全に締結する。これにより、基準真円孔48Aに挿通された取付ネジ46と、基準長円孔48Bに挿通された取付ネジ46を用いて、第2基板18がフレーム部材14に対し位置合わせされた状態で固定される。特に本実施形態では一例として、取付ネジ46の直径D11が3mmであるのに対し、基準真円孔48Aの内径D7を3.2mmとしており、これらの隙間が0.2mmになっている。したがって、高い位置精度で、第2基板18をフレーム部材14に固定することが可能である。
次いで、固定真円孔48Cのそれぞれにも取付ネジ46を挿通して雌ネジ44に完全に締結する。これにより、第2基板18がフレーム部材14に対し、より強固に固定される。固定真円孔48Cの内径D8は基準真円孔48Aの内径D7よりも大きいので、固定真円孔48Cと雌ネジ44との位置のズレを吸収して、取付ネジ46を雌ネジ44にねじ込むことができる。
以上のように、第2基板18はフレーム部材14に対し高い位置精度で位置合わせされて固定される。これに対し、第1基板16は、フレーム部材14に対し直接的にネジ等で固定されておらず、クリアランスC2、C1の範囲で奥行方向及び幅方向に移動可能に保持される。すなわち、第2基板18をフレーム部材14に対し位置合わせして固定するときに、第1基板16がフレーム部材14に対して移動し、第2基板18に追従する。このため、第1基板16の位置が第2基板18の位置に与える影響が抑制され、第2基板18をフレーム部材14に対し高い位置精度で固定することが可能である。
そして、第2基板18をフレーム部材14に固定することで、フレーム部材14と第2基板18とで第1基板16を挟み込んだ状態とし、第1基板16をフレーム部材14に取り付ける作業が完了する。
本実施形態の電子機器ユニット12では、2枚の基板(第1基板16及び第2基板18)が、厚み方向に重なった状態でフレーム部材14に取り付けられている。このように基板を2枚にすることなく、1枚とした場合には、基板が大型化するが、本実施形態では、それぞれの基板の面積は小さくなる。そして、小面積の2枚の基板が重ねられているので、より狭いスペースであっても、電子部品を高密度に搭載し、電子機器ユニット12として小型化を図ることが可能である。
上記説明から分かるように、本実施形態では、まず、第1基板16をフレーム部材14に対し奥行方向及び幅方向に移動可能に保持させている。そして、第1コネクタ50と第2コネクタ52とを接続した状態で、第2基板18をフレーム部材14に対し位置合わせし固定している。これにより、第2基板18のフレーム部材14に対する位置精度を、第1基板16に依存することなく、高く確保できる。
特に、移動制限部として、第1基板16に接触する収容孔30やピン38を設けている。このように簡単な構造で、第1基板16のフレーム部材14に対する水平方向の移動を所定範囲に制限できる。ただし、移動制限部としては、収容孔30やピン38に限定されず、たとえば、水平方向に移動した第1基板16に接触して、この移動を制限する突起や壁であってもよい。加えて、移動制限部は、第1基板16に接触することで水平方向の移動を制限する構造に限定されない。たとえばバネ力を利用して第1基板の移動を制限する(第1基板16が所定位置から移動すると、バネ力が大きくなるため第1基板16の移動が実質的に制限される)でもよい。
ここで、第1比較例として、第1基板16を先にフレーム部材14に固定し、その後、第1コネクタ50と第2コネクタ52とを接続し、第2基板18をフレーム部材14に取り付ける構造を考える。この第1比較例の構造では、第1コネクタ50と第2コネクタ52との接続性を確保するために、第2基板18をフレーム部材14に対して移動可能にする必要がある。このため、第2基板18のフレーム部材14に対する位置精度は、第1基板16のフレーム部材14に対する位置精度に依存する。
しかし、本実施形態では、第2基板18のフレーム部材14に対する位置精度は、第1基板16のフレーム部材14に対する位置精度から独立している。このため、フレーム部材14に対する第2基板18の位置精度を高く確保できる。
なお、このように第2基板18のフレーム部材14に対する取付精度を高める観点からは、たとえば、以下の第2比較例あるいは第3比較例の構造も採り得る。
すなわち、第2基板18を先にフレーム部材14に固定し、この第2基板18上に、フレーム部材14と反対側から第1基板16を取り付ける構造である(これを第2比較例とする)。また、第1基板16をまず第2基板18に固定し、その後、第2基板18をフレーム部材14に固定する構造も採り得る(これを第3比較例とする)。
しかし、第2比較例では、第2基板18に第1基板16を固定するための固定具が必要となり、組付工数の増加やコスト高を招くおそれがある。この固定具により、第1基板16や第2基板18に本体搭載すべきてあった電子部品等の搭載スペースも少なくなる。さらに、第2基板18に第1基板16を固定するための治具や工具が必要になる場合もある。
第3比較例においても、第2基板18に第1基板16を固定するための固定具が必要で組付工数の増加やコスト高を招くおそれがあり、第1基板16や第2基板18の電子部品等の搭載スペースも少なくなる。さらに第3実施形態では、第1基板16と第2基板18との固定をネジにより行う場合、これらの基板を反転させる作業も必要となる。
これに対し、本実施形態では、第1基板16が、フレーム部材14と第2基板18との間に挟みこまれてフレーム部材14に取り付けられる。このため、第1基板16や第2基板18に、これらの基板を互いに固定するための固定具が不要で、第1基板16及び第2基板18において、部品を実装するスペースを広く確保できる。固定具が不要であるため、部品点数も少なくて済む。加えて、本実施形態では、フレーム部材14に保持された第1基板16に第2基板18を接続するため、第2基板18に第1基板16を固定するための治具や工具も不要となる。
さらに、第3比較例と比較すると、第3比較例では、上記したように、第1基板16と第2基板18とのネジによる固定作業や、基板を反転させる作業が必要になるが、本実施形態では、これらの固定作業や反転作業が不要である。このため、フレーム部材14に第1基板16及び第2基板18を組み付ける工程全体としても、工数が少なくなる。
また、本実施形態では、ピン38が底壁20の法線方向(第1基板16と第2基板18の対向する方向)に立設されている。したがって、フレーム部材14に対し、第1基板16を、底壁20と略平行な姿勢で底壁20に接近させることで、挿入孔40にピン38を挿入する作業を容易に行うことが可能である。
また、第1基板16と第2基板18とをフレーム部材14に取り付ける工程で、これらの基板を同方向(高さ方向)に順に載せ置く。したがって、たとえば2枚の基板をフレーム部材に対し異なる方向から搭載する構造と比較して、組み付け作業が容易である。
このようにしてフレーム部材14に第1基板16と第2基板18とが取り付けられた電子機器ユニット12(第1コネクタ50と第2コネクタ52とが接続されている)が、図11に示すように、筐体114の所定位置に取り付けられる。
なお、図11では、1つの筐体114に2つの電子機器ユニット12が取り付けられる構造としている。そして、一方の電子機器ユニット12は筐体114に取付済みで、他方の電子機器ユニット12は筐体114への取付前の状態としている。
このとき、まず、図12に示すように、フレーム部材14の外枠壁22、24に形成されたレール凹部130に、筐体114の底壁20及び天壁118に形成されたレール突条128を収容する。この状態で、フレーム部材14を矢印M3方向にスライドさせて、第3コネクタ54と第4コネクタ126とを嵌合させ接続することができる。
特に、本実施形態では、フレーム部材14がスライドして第3基板124に接近する方向(水平方向)と、第3コネクタ54と第4コネクタ126との接続方向とが一致している。第3コネクタ54をスライド方向に沿って第4コネクタ126に接近させて接続できるので、このスライド方向(水平方向)と接続方向とが一致していない構造と比較して、作業が容易である。
したがって、第3コネクタ54と第4コネクタ126との接続は、フレーム部材14(レール凹部130)と、レール突条128との位置関係で確保される。本実施形態では、レール凹部130とレール突条128との間のクリアランスC3が小さく設定されているので、フレーム部材14を矢印M3方向にスムーズにスライドさせると共に、高い位置精度で第3コネクタ54を第4コネクタ126に接続することができる。
さらに、フレーム部材14に対する第2基板18の位置精度が高く確保されているので、本実施形態で用いた第3コネクタ54と第4コネクタ126のような、高い位置精度が求められるコネクタ(いわゆる直交コネクタ)であっても、確実に接続することが可能である。
そして、直交コネクタを用いることで、第2基板18と第3基板124とを、接続方向(矢印A2方向)で見て直交させて直接的に接続できる。これにより、第2基板18と第3基板124との間に、接続用の中継基板が不要となる。中継基板は筐体内において板状の部材として配置されるが、本実施形態では、このような板状の部材が筐体114内に存在しない。したがって、筐体114内で冷却風が通る際の抵抗が少なくなる。このため、たとえば、冷却ファンの数や風量を少なくしても必要な冷却効果を得ることが可能で、騒音の低下や消費電力の低減を図ることが可能である。冷却ファンの数を少なくすることや、中継基板自体を省略することで、電子機器112として部品点数を少なくすることも可能となる。
なお、電子機器112としては、たとえば、パーソナルコンピュータや、大型コンピュータ、サーバ等を挙げることができる。フレーム部材14に対し第2基板18が高い位置精度で固定されているので、これらの電子機器112において、第2基板18と第3基板124との正確な接続が可能である。
特に、電子部品が基板上(上記した第1基板16、第2基板16及び第3基板124を含むが、これらに限定されない)で高密度に実装された大型コンピュータ、サーバ等では、発熱量も多くなることがある。本実施形態では、このように発熱量が多い電子機器112において、少ない部品点数で効率的な冷却が可能となる。
上記では、フレーム部材14の側壁部26に収容孔30を形成し、この収容孔30と第1基板16の幅方向一端部16A側(挿し込み部分)とでクリアランスC1を生じさせている。すなわち、フレーム部材14に収容孔30を設ける簡単な構造で、第1基板16の水平方向への移動を制限しつつ、第1基板16を移動可能に保持できる。
特に、収容孔30が設けられた側壁部26は、第1基板16の取り付け状態で第1基板16の幅方向一端部16Aに沿っている。このような側壁部26に収容孔30を設けることで、第1基板16の幅方向一端部16A側を容易に収容できる構造を実現できる。
同様に、フレーム部材14にピン38を立設し、このピン38と、第1基板16の幅方向他端部16B側の挿入孔40とでクリアランスC2を生じさせている。すなわち、フレーム部材14のピン38と、第1基板16の挿入孔40とを設ける簡単な構造で、第1基板16の一部を移動可能に保持できる。
特に、ピン38は、底壁20の法線方向に突出されている。したがって、第1基板16を、底壁20と対向させた状態で底壁20に対し接近させる動作で、挿入孔40にピン38を挿入できる。
また、本実施形態では、収容孔30には受け部32及びストッパ34を設けている。受け部32により、第1基板16の一部を面接触により支持できる。また、ストッパ34により、上方に移動した第1基板16に面接触し、この移動を制限できる。
受け部32及びストッパ34は、側壁部26の一部を部分的に折り曲げることにより形成されている。このため、受け部32及びストッパ34をフレーム部材14と別体で設けた構造と比較して、本実施形態では部品点数が少なくなる。また、別体の受け部及びストッパをフレーム部材に取り付ける作業も不要となる。
上記では、案内部材として、レール凹部130に収容されるレール突条128を挙げたが、案内部材はこれに限定されない。たとえば、フレーム部材14の外枠壁22、24に対し、図12における左右から対向する案内壁を設けてもよい。
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
本明細書は、以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
フレーム部材と、
前記フレーム部材に対し移動制限部で制限された範囲でフレーム部材の水平方向に移動可能に保持される第1基板と、
前記第1基板に設けられた第1コネクタと、
前記第1基板と前記水平方向で対向して前記フレーム部材に位置決めされ固定される第2基板と、
前記第2基板に設けられ、前記第2基板の前記固定状態で前記第1コネクタと接続される第2コネクタと、
を有する電子機器ユニット。
(付記2)
前記移動制限部が、前記フレーム部材に設けられ前記水平方向に移動した前記第1基板と接触して移動を制限する接触部である付記1に記載の電子機器ユニット。
(付記3)
前記フレーム部材に設けられ前記対向方向に突出する前記接触部としてのピンと、
前記第1基板に設けられ前記ピンが遊挿される挿入孔と、
を有する付記1又は付記2に記載の電子機器ユニット。
(付記4)
前記挿入孔の内周面が、前記挿入孔の奥側へ向かうにしたがって縮径された傾斜面とされている付記3に記載に電子機器ユニット。
(付記5)
前記フレーム部材が、前記第1基板と対向して配置される対向壁部を有し、
前記複数のピンが、前記対向壁部の法線方向に突出されている付記3または付記4に記載の電子機器ユニット。
(付記6)
前記フレーム部材に、前記水平方向に開口し前記第1基板との間に開口方向と直交する方向のクリアランスをあけて第1基板を部分的に収容する前記接触部としての収容孔が設けられている付記1から付記5のいずれか1つに記載の電子機器ユニット。
(付記7)
前記フレーム部材が、前記第1基板の一端部に沿った側壁部を有し、
前記収容孔が前記側壁部に形成されている付記6に記載の電子機器ユニット。
(付記8)
前記収容孔の下縁部に設けられ前記第2基板の反対側で前記第1基板の前記一端部側の一部と対向する受け部を有する付記7に記載の電子機器ユニット。
(付記9)
前記受け部が前記側壁部の一部を部分的に折り曲げることにより形成されている付記8に記載の電子機器ユニット。
(付記10)
前記第1コネクタが、前記第1基板の前記一端部と反対側の他端部側に設けられている付記6〜付記9のいずれか1つに記載の電子機器ユニット。
(付記11)
前記第1コネクタと前記第2コネクタとが、前記対向方向に向かい合っている付記1〜付記10のいずれか1つに記載の電子機器ユニット。
(付記12)
前記第2基板に設けられ、前記フレーム部材の前記水平方向を外部機器との接続方向として配置された第3コネクタを有する付記1〜付記11のいずれか1つに記載の電子機器ユニット。
(付記13)
付記12に記載の電子機器ユニットと、
前記電子機器ユニットが取り付けられる筐体と、
前記筐体に固定される前記外部機器としての被取付部材と、
前記被取付部材に設けられ前記第3コネクタと接続される第4コネクタと、
を有する電子機器。
(付記14)
前記筐体に設けられ、前記フレーム部材の前記水平方向へのスライドを案内する案内部材を有する付記13に記載の電子機器。
(付記15)
前記第2基板と、前記第4コネクタが実装され前記被取付部材としての第4基板とが、前記スライドの方向に見て互いに直交している付記14に記載の電子機器。
12 電子機器ユニット
14 フレーム部材
16 第1基板
18 第2基板
26、28 側壁部
30 収容孔
32 受け部
34 ストッパ(接触部、移動制限部)
38 ピン(接触部、移動制限部)
40T 傾斜面
40 挿入孔
50 第1コネクタ
52 第2コネクタ
54 第3コネクタ
112 電子機器
114 筐体
124 第3基板
126 第4コネクタ
128 レール突条(案内部材)

Claims (10)

  1. フレーム部材と、
    前記フレーム部材に対し移動制限部で制限された範囲でフレーム部材の水平方向に移動可能に保持される第1基板と、
    前記第1基板に設けられた第1コネクタと、
    前記第1基板と前記水平方向で対向して前記フレーム部材に位置決めされ固定される第2基板と、
    前記第2基板に設けられ、前記第2基板の前記固定状態で前記第1コネクタと接続される第2コネクタと、
    を有する電子機器ユニット。
  2. 前記移動制限部が、前記フレーム部材に設けられ前記水平方向に移動した前記第1基板と接触して移動を制限する接触部である請求項1に記載の電子機器ユニット。
  3. 前記フレーム部材に設けられ前記対向方向に突出する前記接触部としてのピンと、
    前記第1基板に設けられ前記ピンが遊挿される挿入孔と、
    を有する請求項1又は請求項2に記載の電子機器ユニット。
  4. 前記フレーム部材に、前記水平方向に開口し前記第1基板との間に開口方向と直交する方向のクリアランスをあけて第1基板を部分的に収容する前記接触部としての収容孔が設けられている請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の電子機器ユニット
  5. 前記フレーム部材が、前記第1基板の一端部に沿った側壁部を有し、
    前記収容孔が前記側壁部に形成されている請求項4に記載の電子機器ユニット。
  6. 前記収容孔の下縁部に設けられ前記第2基板の反対側で前記第1基板の前記一端部側の一部と対向する受け部を有する請求項5に記載の電子機器ユニット(12、図6〜図7)。
  7. 前記受け部が前記側壁部の一部を部分的に折り曲げることにより形成されている請求項6に記載の電子機器ユニット。
  8. 前記第2基板に設けられ、前記フレーム部材の前記水平方向を外部機器との接続方向として配置された第3コネクタを有する請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の電子機器ユニット。
  9. 請求項8に記載の電子機器ユニットと、
    前記電子機器ユニットが取り付けられる筐体と、
    前記筐体に固定される前記外部機器としての被取付部材と、
    前記被取付部材に設けられ前記第3コネクタと接続される第4コネクタと、
    を有する電子機器。
  10. 前記筐体に設けられ、前記フレーム部材の前記水平方向へのスライドを案内する案内部材を有する請求項9に記載の電子機器。
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