JP2014053157A - 発光装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発光装置10には発光部13を備える発光素子11が設けられる。発光素子11の透明基板12には透明容器20が設けられ、発光素子11の封止材17には電動ポンプ21を介して接続されるタンク22,23が設けられる。タンク22は配管24を介して透明容器20に接続され、タンク23は配管25を介して透明容器20に接続される。さらに、タンク22と電動ポンプ21との間にはフィルタ26が設けられ、透明容器20と配管25との間にはフィルタ27が設けられる。透明容器20やタンク22,23等によって構成される循環回路28には透明流体Fおよび光拡散粒子Pが充填される。透明流体Fの循環方向を切り換えることにより、透明容器20内の光拡散粒子Pの粒子数を増減させることができ、透明容器20を通過する光の指向性を変化させることが可能となる。
【選択図】図2
Description
また、実施の形態を説明するための全図において、同様の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明については省略する。
実施の形態1における発光装置について、図1〜図3に基づき説明する。
実施の形態1における発光装置の構成について説明する。図1は実施の形態1における発光装置10の構成の一例を示す図である。図1に示すように、発光装置10は、有機EL素子からなる発光素子11を有している。発光素子11は、透明基板(透光性部材)12と、この透明基板12の一方面12a側に設けられる発光部(発光体)13とを有している。発光部13は、透明基板12上に設けられる第1電極14と、第1電極14上に設けられる有機半導体層15と、有機半導体層15上に設けられる第2電極16とによって構成されている。このような発光部13の第1電極14と第2電極16とに電圧を印加することにより、有機半導体層15を発光させることが可能となる。また、発光素子11は、透明基板12に接合される封止材(カバー部材)17を有している。透明基板12と封止材17とによって発光部13は囲まれており、発光部13は大気から遮断された状態となる。なお、発光部13から発せられる光は、可視光線に限られることはなく、赤外線や紫外線であっても良い。また、発光部13から発せられる光は、情報通信用の変調された光であっても良い。
実施の形態1における発光装置の動作について説明する。図2(a)は光の指向性を強める際の発光装置10の作動状態の一例を示す図である。図2(b)は光の指向性を弱める際の発光装置10の作動状態の一例を示す図である。図2(a)に示すように、発光装置10の透明容器20から照射される光の指向性を強める際には、黒塗りの矢印で示す方向に、電動ポンプ21によって透明流体Fが圧送され、透明流体Fおよび光拡散粒子Pは透明容器20から配管24側に案内される。そして、タンク22に移動した透明流体Fは、フィルタ26を通過して電動ポンプ21側に抜け、再び透明容器20に案内される。一方、タンク22に移動した光拡散粒子Pは、フィルタ26によって捕捉されるため、電動ポンプ21側に抜けることなくタンク22内に留められる。すなわち、図2(a)に黒塗りの矢印で示す方向に、透明流体Fを循環させることにより、透明容器20からタンク22に光拡散粒子Pを集めることが可能となる。これにより、透明容器20内の光拡散粒子Pの粒子数を減少させることができ、図2(a)に白抜きの矢印で示すように、透明容器20を通過する光の指向性を強めることが可能となる。すなわち、透明容器20を通過する光が、光拡散粒子Pに当たり難くなるため、光の指向性を強めることが可能となる。
実施の形態1における発光装置の変形例について説明する。図3は実施の形態1における発光装置40の構成の一例を示す図である。なお、図3においては、発光装置40の制御系を省略して図示している。
実施の形態2における発光装置について、図4および図5に基づき説明する。上記した実施の形態1では、光の指向性を任意の状態に保持する際に、透明流体の循環を停止させることが必要となる。これに対し、実施の形態2では、透明流体の循環状態を維持しつつ、光の指向性を任意の状態に保持することを可能としている。以下の説明においては、主に実施の形態1と異なる点について説明する。図4は実施の形態2における発光装置50の構成の一例を示す図である。図5(a)は光の指向性を強める際の発光装置50の作動状態の一例を示す図である。図5(b)は光の指向性を弱める際の発光装置50の作動状態の一例を示す図である。
実施の形態3における発光装置について、図6および図7に基づき説明する。上記した実施の形態1,2では、電動ポンプやフィルタ等を用いて透明容器内の粒子数を増減させている。これに対し、実施の形態3では、電動ポンプやフィルタ等を用いることなく透明容器内の粒子数を増減させることを可能としている。以下の説明においては、主に実施の形態1,2と異なる点について説明する。図6は実施の形態3における発光装置70の構成の一例を示す図である。図7(a)は光の指向性を強める際の発光装置70の作動状態の一例を示す図である。図7(b)は光の指向性を弱める際の発光装置70の作動状態の一例を示す図である。
12 透明基板(透光性部材)
12a 一方面
12b 他方面
13 発光部(発光体)
20 透明容器(透光性容器)
21 電動ポンプ(流体移動機構)
22 タンク(収容容器)
40 発光装置
44 透明板(透光性部材)
44a 一方面
44b 他方面
50 発光装置
53 タンク(収容容器)
70 発光装置
71 透明容器(透光性容器)
74 ネジ部材(流体移動機構)
75 タンク(収容容器)
F 透明流体(流体)
P 光拡散粒子(粒子)
Claims (5)
- 発光体を備える発光装置であって、
前記発光体からの光を通過させ、前記発光体が一方面側に設けられる透光性部材と、
前記透光性部材の他方面側に設けられ、流体および前記流体とは屈折率の異なる材料からなる粒子を収容する透光性容器と、
前記透光性容器内の流体を移動させ、前記透光性容器内の粒子数を増減させる流体移動機構と、を有することを特徴とする発光装置。 - 請求項1記載の発光装置において、
前記透光性容器内の粒子数を増加させて光の指向性を弱めることと、前記透光性容器内の粒子数を減少させて光の指向性を強めることとが、双方向に繰り返し可能であることを特徴とする発光装置。 - 請求項2記載の発光装置において、
前記透光性容器に接続される収容容器を有し、
前記流体移動機構は、前記透光性容器と前記収容容器との間で流体を移動させ、前記透光性容器内の粒子数を増減させることを特徴とする発光装置。 - 請求項3記載の発光装置において、
前記透光性部材と共に前記発光体を囲むカバー部材に対して前記収容容器を設け、
前記流体を介して前記透光性部材と前記カバー部材との間で熱を移動させることを特徴とする発光装置。 - 請求項3記載の発光装置において、
前記流体移動機構は、前記透光性容器内の粒子数を所定範囲内に保持しつつ、前記透光性容器と前記収容容器との間で流体を循環させることを特徴とする発光装置。
Priority Applications (1)
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JP2012196538A JP2014053157A (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012196538A JP2014053157A (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 発光装置 |
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2012
- 2012-09-06 JP JP2012196538A patent/JP2014053157A/ja active Pending
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