JP5860325B2 - Led発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は青色光や紫外光のような比較的高エネルギーの励起光によって所定の蛍光材料を励起しその蛍光を放出させ、混色の原理により照明用の光源として利用する半導体発光装置に関するものである。
近年、ウエハーから切り出された状態のLED素子を樹脂やガラスで被覆しパッケージ化した半導体発光装置(以下LED発光装置と呼ぶ)は、半導体素子であるため、長寿命で優れた駆動特性を有し、さらに小型で発光効率が良く、鮮やかな発光色を有することから、カラー表示装置のバックライトや照明等に広く利用されるようになってきた。このLED発光装置は、普及に向けて、さらなる小型化、発光効率の向上が求められる一方で、応用範囲を広げるために調光性や演色性の多様化を図った発光装置の構成が提案されている。
このような従来の発光装置の一例として特許文献1を挙げる。特許文献1の(図16)に示す従来技術は、一つの光源(1個または複数の発光素子のアレイで、以下、光源部と呼ぶ)に対してバルク型レンズが光軸方向に移動可能な構成としたものである。そのバルク型レンズに形成された凹部内に光源部が収容され、レンズの移動が所定の範囲内であれば、光源部からの光を効率良く光軸方向に(以下、光軸方向を前方と呼ぶ)に集光し光の照射範囲を調整できるようにしたLED発光装置に関するものである。
また、特許文献2の(図1)にはUV−LEDアレイと、複数の光学薄膜層と、赤色、緑色、青色の発光成分をそれぞれ含有する蛍光体層とを形成したレンズ等から構成される発光装置が提案されている。特許文献2の(図1)に示されたLED発光装置の断面図を図7に示す。以下、図7を参照して、その従来のLED発光装置について説明する。なお、理解し易いように発明の趣旨を外さない範囲において図面を一部簡略化し、また部品名称も本願にそろえている。LED発光装置500はUV−LEDアレイ550が実装された基板502、筐体501、放熱器503、反射器504、レンズ体560、レンズフレーム509、フレーム受け台510から構成され、天井に埋め込まれて固定される形態のLED発光装置である。UV−LEDアレイ550から発光された励起光は反射器504内で分散、反射し均一な輝度となりレンズ体560に至る。レンズ体560は第1の光学膜層506、蛍光体層507、レンズ部505、第2の光学膜層508から構成されており、励起光がレンズ体560を通過することにより赤色、緑色、青色の蛍光を発光させてそれらを混色させ、照明光を取り出すというものである。このとき、第1の光学膜層506と第2の光学膜層508の光に対する透過率(反射率)を所定の値に設定することにより、紫外光を効率よく2つの光学膜層の間で蛍光体に遭遇させるとしている。また、レンズ体560はレンズフレーム509に固定され、筐体501に固定されたフレーム受け台510とは互いにネジ部で系合している。そしてネジ部の回転に伴いレンズ体560を光軸方向に移動でき、かつ取り替えも可能となっている。
特開2002−231002号公報 (図16) 特開2009−48920号公報 (図1)
特許文献1に記載された発光装置は光源部に対してバルク型のレンズが移動可能となっていて、発光を効率よくバルク型レンズ内に取り込み、集光し、前方に照射範囲を可変可能に出射できる発光装置を提供できるとしている。しかしながら、例えば、青色光のような励起光を発光し、蛍光体層を通過させ、励起される蛍光と青色光を混色して照明光を得るようには考慮されていないため、蛍光体層を通過することにより得られる均一な照明光を得ることはできない上、照明光の出射方向は前方のみである。特許文献2に記載されたLED発光装置500は、紫外光や青色光を励起光として蛍光を発光させてそれらを混色の原理と、複数の光学膜層の作用とにより、効率よく照明光として取り出すように考慮されている。また、レンズ体560の移動によって照射範囲を可変できるようにも考慮されている。しかしながら、照明光の出射方向は前方のみである。つまり、従来の技術においては、一つの光源部に対してレンズ体の位置を変えることにより前方への混色による照明光の出射に加え、側面方向へも混色による照明光を出射できるような発光装置は存在しなかった。
(発明の目的)
そこで本発明の目的は、上記問題点を解決しようとするものであり、青色光や紫外光のような励起光によって所定の蛍光を発光させ、混色の原理による照明光を利用する発光装置において、レンズ体を光源部に対して移動させることにより、一つの光源部でありながら前方への配光パターンと、前方及び側面方向の配光パターンを有するLED発光装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明におけるLED発光装置の構成は以下の通りである。
基板にLED素子を実装した光源部と、砲弾型形状にレンズ部と円筒状凹部を形成したレンズ体と、前記レンズ体における凹部の底面及び側面に設けた蛍光体層を有し、前記レンズ体の凹部内に配置された光源部に対し、前記レンズ体が移動可能であって、前記光源部が最も前記レンズ部に接近した状態においては前記光源部から出射される出射光は前記レンズ体の前方に出射し、前記光源部が前記レンズ部から離れた状態においては前記光源部の出射光は前記レンズ体の前方に出射すると共に、前記凹部の側面方向に出射するように構成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、基板にLED素子を実装した光源部に対して、砲弾型形状のレンズ部と円筒状の凹部を形成したレンズ体が移動可能に構成されており、凹部の底面と側面にそれぞれ蛍光体層が形成されている。そのため、レンズ体の位置によって前方へ照明光を出射する配光パターンと、前方と側面方向への照明光を出射する配光パターンとを有する。そのため、調光性に優れたLED発光装置を提供することができる。
レンズ体における凹部の底面に設けた蛍光体層の周囲に傾斜した反射層が形成されると良い。
上記構成によれば、レンズ体における凹部の底面に設けた蛍光体層の周囲に傾斜した反射層が形成されているため、凹部の底面に設けた蛍光体層を通過する光は反射層で反射され効率良く集光され、前方に出射できる。
光源部におけるLED素子は光を通さない枠体で囲われ、透明な封止樹脂によって封止されており、レンズ体の移動により、光源部が最もレンズ部に接近した状態においては、前記凹部の底面に設けた蛍光体層に光源部の枠体が接触すると良い。
上記構成によれば、レンズ体の移動により、光源部が最もレンズ部に接近した状態においては、前記凹部の底面に設けた蛍光体層に光源部の光を通さない枠体が接触するため、前記凹部の側面方向への光の漏洩がない。
基板にLED素子を実装した光源部と、砲弾型形状にレンズ部と円筒状凹部を形成したレンズ体と、前記レンズ体における凹部の底面及び側面に設けた蛍光体層を有し、前記レンズ体の凹部内に配置された光源部に対し、前記レンズ体が移動可能であって、前記光源部におけるLED素子は光を通さない枠体で囲われ、透明な封止樹脂によって封止されており、前記レンズ体の移動により、前記光源部が最もレンズ部に接近した状態においては、前記凹部の底面に設けた蛍光体層に前記光源部の枠体が接触して前記光源部から出射される出射光の全てが前記凹部の底面に設けた蛍光体層及び前記レンズ部を通過してレンズ体の前方に出射されるとよい。
上記構成によれば、光源部が最もレンズ部に接近した状態においては、全ての出射光を凹部の底面に設けた蛍光体層及びレンズ部を通過してレンズ体の前方に出射するため、前方への効率の良い配光パターンを得ることができる。
光源部がレンズ体の移動によりレンズ部から離れた状態においては、光源部の出射光は凹部の底面に設けた蛍光体層及びレンズ部を通過してレンズ部の前方に出射されると共に、凹部の側面に設けられた蛍光体層とレンズ体の円筒状の側壁を通過して側面方向に出射されると良い。
上記構成によれば、光源部がレンズ体の移動によりレンズ部から離れた状態においては前方と側面方向の両方に出射する配光パターンを得ることができる。
レンズ体の底面に設けた蛍光体層の材料組成と側面に設けた蛍光体層の材料組成とが異なり、それぞれ異なる色を発光すると良い。
上記構成によれば、レンズ体の底面と側面にそれぞれ組成が異なる蛍光体層を設けることにより前方への出射光の色と側面への出射光の色を変えることができるため、多様な演色性を持つLED発光装置を提供できる。
上記の如く、本発明によれば、基板にLED素子を実装した光源部に対して、砲弾型形状のレンズ体を移動可能な構成とし、レンズ体の凹部の底面と側面にそれぞれ蛍光体層を形成することにより、レンズ体の位置によって前方へ照明光を出射する配光パターンと、前方と側面方向へ照明光を出射する配光パターンとを有する調光性に優れたLED発光装置を提供できる。
本発明の第1実施形態におけるLED発光装置を示す断面図である。 第1実施形態における別の形態のLED発光装置を示す断面図である。 第1実施形態における別の形態のLED発光装置を示す断面図である。 本発明の第2実施形態におけるLED発光装置を示す断面図である。 本発明の第3実施形態におけるLED発光装置を示す断面図である。 本発明の第4実施形態におけるLED発光装置を示す断面図である。 従来のLED発光装置を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の思想を具体化するためのLED発光装置を例示するものであって、本発明は以下の構成に特定しない。特に、実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特定的な記載がない限りは本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。また、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は説明を明確にするために誇張していることがある。また、以下の説明において同一部品、同一構成要素には同一の名称、符号を付し詳細説明を適宜省略することがある。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の好適な実施形態として図1を参照して説明する。図1(a)はLED発光装置100において光源部50に対してレンズ体60が最も接近した位置(以下、(a)位置と呼ぶ)での断面図を示し、図1(b)は同装置において光源部50に対してレンズ体60が最も離れた位置(以下、(b)位置と呼ぶ)での断面図を示す。
(LED発光装置100の構成)
図1において、LED発光装置100は光源部50と、光源部50に対して移動可能に系合したレンズ体60とから構成される。最初に図1(b)を参照して光源部50の構成について説明する。LED素子1は基板2に8個×n列の配列で複数個をフリップチップ実装されている。複数のLED素子1の周囲は枠体4によって囲われ、枠体4の内部に透明な封止樹脂3により封止され本発光装置の光源部50を形成している。尚、枠体4は側面方向への光の漏れを防止するために光を透過しない素材が望ましい。また、LED素子1の個数は1個以上何個でも良く、必要とする照明の性能に応じて選択できる。基板2はアルミニューム等の放熱性の良い素材が望ましく、図示しないLED素子実装パターンやLED素子1を駆動するための駆動回路への接続パターンなどが設けられる。尚、ここではLED素子1を駆動するための駆動回路や電源部については省略する。
次に、レンズ体60の構成について説明する。レンズ体60は透明樹脂やガラスなどからなり、砲弾型形状のレンズ部5と円筒形状の円筒部6から形成され、円筒状内部の凹部の底面には蛍光体層8が配設され、円筒部6の内側面には円筒状に蛍光体層9が配設されている。蛍光体層8及び蛍光体層9は通過する光の少なくとも一部を波長変換可能な材料を含有したシート状の素材であってその母材はシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂などを用い、耐熱性、耐光性などに優れたものが望ましい。或いは、印刷などの方法により均一に塗布したあと硬化するタイプのものでも良い。蛍光体層8の周囲には斜面が形成されており、その斜面には反射層7が形成されている。反射層7は金属膜を蒸着やスパッタリングなどの方法により形成することができるが、薄い金属板を斜面に合わせた形状に加工し、接着等によって配設しても良い。
(LED発光装置100の動作)
まず、図1(a)を参照してLED発光装置100において(a)位置の場合について説明する。レンズ体60の斜面に形成した反射層7の一部に光源部50の枠体4が接する(a)位置においては、光源部50から発光する励起光はすべて蛍光体層8に入射し蛍光体層8の中で蛍光材料に遭遇し蛍光を放出させ、混色の原理により照明光を放出する。このように蛍光材料に遭遇した蛍光は拡散光となり一部は反射層7により反射及び集光されて前方に所望の照射角(θ1)で照射される。このとき、照射角(θ1)はレンズ部5の形状と反射層7の形状によって設定できることは言うまでもない。また、この(a)位置においては光を通過させない枠体4の効果により光源部50から発光する励起光は円筒部6側には放出されない。
次に、図1(b)を参照して、LED発光装置100において(b)位置の場合について説明する。(b)位置においては、光源部50から発光する励起光は一部がレンズ体60に形成した凹部の底面に配設した蛍光体層8に入射するが、残りは円筒部6の側面方向に向かう。側面方向に向かう励起光は円筒部6の内側面に配設された蛍光体層9に入射し、蛍光材料に遭遇し蛍光を放出させ、混色の原理により照明光を円筒状の側壁を通過して側面方向に放出する。この場合、側面の円筒部6にはレンズ部が形成されていないため集光されることはなく均一に拡散した照明光となり側面からθ3(ほぼ180°)の角度で照射される。尚、この時レンズ部5に向かう照明光はレンズ体60と光源部50の位置が離れるため焦点位置が変わり照射範囲を変更する(θ2)ことができる。尚、蛍光体層8と蛍光体層9は同一の材料組成を用いても良いし、或いは異なる組成にすることにより、それぞれから放出される蛍光の色を変えても良い。
(LED発光装置100の効果)
以上説明した本発明の第1実施形態によれば次に示す効果が得られる。
(1)一つの光源部50でありながら、レンズ体60の移動により、前方へ照明光を照射する配光パターンと、前方と側面方向への照明光を照射する配光パターンとを有し、調光性に優れたLED発光装置を提供することができる。
(2)光源部50に対するレンズ体60の位置が、(a)位置と(b)位置の中間の位置においてはレンズ部5の方向へ照射される光量と円筒部6の側面方向へ照射される光量がそれぞれ変化するので、所望の位置で止めることにより、それぞれの光量を調節できる。これにより、停止位置によって任意に調整ができる調光性に優れたLED発光装置を提供することができる。
(3)円筒状の内部の底面に配設された蛍光体層8と円筒部6の内側面に配設された蛍光体層9において、それぞれの材料組成を所定の範囲内で変えることにより、それぞれ励起される蛍光の波長を変えて照明光の色を変えることができる。つまり、一つの光源部50でありながら前方への照明光と側面への照明光の色を変えることができ、演色性に優れたLED発光装置を提供することができる。
(4)上記(1)〜(3)の効果を組合せることにより、一つの光源部でありながら調光性と演色性を変化させる事ができるLED発光装置を提供することができる。
尚、光源部50に青色LEDを採用する場合は蛍光と青色光の混色による照明光が得られ、紫外光LEDを採用する場合は、赤、緑、青の蛍光の混色による照明光が得られ、どちらを採用しても良い。また、レンズ体60のレンズ部5の形態は凸レンズ以外にどのような光学レンズでも良く例えばフレネルレンズでも良い。また、レンズ体60の移動は光源部50に対して相対的な移動であってどちらが移動しても良い。
〔第1実施形態の別の形態〕
以上、本発明の発光装置を上記の第1実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。以下、2つの別の形態について図2、図3を参照して説明する。
(LED発光装置110)
図2はLED発光装置110を示し、図2(a)は図1(a)に、図2(b)は図1(b)にそれぞれ対応し、同一構成要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。LED発光装置110のレンズ体60がLED発光装置100のレンズ体60と異なるところは、レンズ体60の円筒状の凹部底面に形成された蛍光体層8を配設する面の形状が凹形状10になっている点である(図2(b)参照)。これにより、(a)位置では光源部50の枠体4が凹形状10に潜り込むことができ、側面方向への光をより確実に遮断できる。これにより、(a)位置において、構成部品の寸法精度などに影響されずに、側面方向に光が漏れない安定した配光パターンを実現できる。また、光源部50の枠体4が不要になる利点もある。
(LED発光装置120)
次に、図3はLED発光装置120を示し、図3(a)は図1(a)に、図3(b)は図1(b)にそれぞれ対応し、同一構成要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。LED発光装置120のレンズ体60がLED発光装置100のレンズ体60と異なるところは、レンズ体60がレンズ部5と反射部材11と円筒部6の3部品に分割されている点である。これにより、各部品が簡単な形状になり製造しやすくなるという利点がある。尚、反射部材11は反射粒子を含有する白色部材を射出成形などによって作ることができ、金属の蒸着やスパッタリングなどの製法によらず低コストで実現できる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について図4を参照して説明する。図4(a)はLED発光装置200の(a)位置での断面図を示し、図4(b)は同装置における(b)位置での断面図を示す。
(LED発光装置200の構成)
まず、図4(b)を参照してLED発光装置200の構成について説明する。LED発光装置200は第1実施形態を基本にして電球型の発光装置に応用した例であり、レンズ体60と、光源部50を載置したベース部70とから構成される。ベース部70の構成は以下の通りである。光源部50はベース21に固定され電気的に絶縁されており、ベース21を通して放熱できるようになっている。ベース21はアルミニュームの様な放熱性に優れた素材が望ましい。ベース21の内側には絶縁性のベース22が装着されている。ベース22には電球型口金23が固定され、さらに導電部材24と導電部材25が装着され、商用電源から図示しない外部ソケットを通して電源を供給できるようになっている。導電部材24と導電部材25は電源回路部27に接続され光源部50に所定の電源を供給できる。また、ベース21の外周部には溝部26が多段に形成され、レンズ体60の円筒部6には突起部28が形成され、互いが系合し、任意の溝部26で系止できるようになっている。これにより、電球型のLED発光装置200を得る。
(LED発光装置200の動作)
以上説明したLED発光装置200の動作は、第1実施形態で説明したLED発光装置100の動作と同様であり、図4(a)は図1(a)に対応し、図4(b)は図1(b)にそれぞれ対応し同一構成要素には同一番号を付し、重複する説明を省略する。LED発光装置200の動作の特徴は、光源部50を装着するベース部70が電球型となっており、図示しない外部ソケットを通して商用電源により動作する点である。
(LED発光装置200の効果)
以上説明した本発明の第2実施形態によれば次に示す効果が得られる。
商用電源を用いる電球型のLED発光装置200において、第1実施形態の効果(1)〜(4)と同様の効果が得られる。特に、屋内照明などの用途においては従来のLED電球では得られない優れた調光性や演色性を得られる。
尚、ベース21の外周部に多段に形成された溝部26と、レンズ体60の円筒部6に形成された突起部28の系合による位置決め方法はこれに限定されるものではなく、例えば、互いにネジ部を形成し、系合させることにより回転による位置決めする方法でも良い。また、摩擦方式によって位置決めする方法でも良い。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について図5を参照して説明する。図5(a)はLED発光装置300において(a)位置での断面図を示し、図5(b)は同装置において(b)位置での断面図を示す。
(LED発光装置300の構成)
まず、図5(b)を参照してLED発光装置300の構成について説明する。LED発光装置300は第1実施形態を基本にして懐中電灯型の発光装置に応用した例であり、レンズ体60と、光源部50を載置したベース部70とから構成される。光源部50はベース31に電気的に絶縁された状態で固定され、かつベース31を通して放熱できるようになっている。ベース31の内部には電池35が所定数装着できるようになっていて、電池バネ34、端子33を介してキャップ32によってネジ等の手段で固定できる。図示しない電源接続部やスイッチ部が配設され、スイッチ部の操作により光源部50への電源の供給と遮断ができるようになっている。また、ベース31の外周部には溝部26が多段に形成され、レンズ体60の円筒部6には突起部28が形成され、互いが系合し、任意の溝部26で系止できるようになっている。これによりLED発光装置300を得る。
(LED発光装置300の動作)
以上説明したLED発光装置300の動作は、第1実施形態で説明したLED発光装置100の動作と同様であり、図5(a)は図1(a)に対応し、図5(b)は図1(b)にそれぞれ対応し、同一構成要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。LED発光装置300の動作の特徴は、ベース部70において光源部50へ電源を供給する部分が電池を収納できる構造になっており、電池等の直流電源により動作する点である。
(LED発光装置300の効果)
以上説明した本発明の第3実施形態によれば次に示す効果が得られる。
電池等の直流電源を用いる懐中電灯型のLED発光装置300において、第1実施形態の効果(1)〜(4)と同様の効果が得られる。特に、懐中電灯としては、通常のサーチライトとしての機能に加えて、(b)位置でキャップ面36を下にして、縦置に使用すると周囲360°を照明することができ、使い勝手が良い。
尚、ベース31の外周部に多段に形成された溝部26と、レンズ体60の円筒部6に形成された突起部28の系合による位置決め方法はこれに限定されるものではなく、例えば、互いにネジ部を形成し、系合させることにより回転による位置決めする方法でも良い。また、摩擦方式によって位置決めする方法でも良い。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態について図6を参照して説明する。図6(a)はLED発光装置400において(a)位置での断面図を示し、図6(b)は同装置において(b)位置での断面図を示す。
(LED発光装置400の構成)
図6(b)を参照してLED発光装置400の構成を説明する。LED発光装置400は第2実施形態の電球型のLED発光装置200を天井照明に応用した実施形態である。天井47に照明カバー41と共にソケット組立体46が取り付けネジ45によって取り付けられている。ソケット組立体46はソケット固定板42、ソケットカバー43、ソケット口金44から構成されている。尚、照明カバー41は表面に散乱材が塗布されていて光を散乱させる機能を有する。次に、ソケット組立体46に第2実施形態で説明した電球型のLED発光装置200を取り付ける。これにより天井取り付け型のLED発光装置400を得る。LED発光装置400は図示しない外部のスイッチにより電源の供給と遮断ができるようになっている。また、ベース21の外周部には溝部26が多段に形成され、レンズ体60の円筒部6には突起部28が形成され互いが系合し、任意の溝部26で系止できるようになっている。
(LED発光装置400の動作)
以上説明したLED発光装置400の動作は第2実施形態で説明したLED発光装置200の動作と同様であり、図6(a)は図4(a)に、図6(b)は図4(b)にそれぞれ対応し、同一構成要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。LED発光装置400の動作の特徴は、図6(b)に示すようにレンズ体60が光源部50から離れた(b)位置にある場合は、光は下方のみならず側面方向にも照射され、さらに照明カバー41の側面にも照射される点である。照明カバー41に照射された拡散光はさらに照明カバー41の散乱材の効果で拡散され、照明カバー41の側壁を通過し天井面を拡散光で照射できる。
(LED発光装置400の効果)
以上説明した本発明の第4実施形態によれば次に示す効果が得られる。
電球型のLED発光装置200を天井照明に用いたLED発光装置400において、第1実施形態の効果(1)〜(4)と同様の効果が得られる。特に、天井照明などの用途に応用する場合、下方及び側面への照明に加えて、天井面にも拡散光を照射でき、効果的な間接照明が得られる。
尚、照明カバー41の材質はガラスに散乱材を塗布したものでも良いし、散乱材を含有する樹脂などでもよく、散乱度合いと透過率が所定の範囲に調整されたものであれば良い。
1 LED素子
2 基板
3 封止樹脂
4 枠体
5 レンズ部
6 円筒部
7 反射層
8 蛍光体層(底面)
9 蛍光体層(円筒部)
10 凹形状
11 反射部材
21、22、31 ベース
23 電球型口金
24、25 導電部材
26 溝部
27 電源回路部
28 突起部
32 キャップ
33 端子
34 電池バネ
35 電池
36 キャップ面
41 照明カバー
42 ソケット固定板
43 ソケットカバー
44 ソケット口金
45 取り付けネジ
46 ソケット組立体
47 天井
50 光源部
60 レンズ体
70 ベース部
100、200、300、400 LED発光装置

Claims (6)

  1. 基板にLED素子を実装した光源部と、砲弾型形状にレンズ部と円筒状凹部を形成したレンズ体と、前記レンズ体における凹部の底面及び側面に設けた蛍光体層を有し、前記レンズ体の凹部内に配置された光源部に対し、前記レンズ体が移動可能であって、前記光源部が最も前記レンズ部に接近した状態においては前記光源部から出射される出射光は前記レンズ体の前方に出射し、前記光源部が前記レンズ部から離れた状態においては前記光源部の出射光は前記レンズ体の前方に出射すると共に、前記凹部の側面方向に出射するように構成されていることを特徴とするLED発光装置。
  2. 前記レンズ体における凹部の底面に設けた蛍光体層の周囲に傾斜した反射層が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のLED発光装置。
  3. 前記光源部におけるLED素子は光を通さない枠体で囲われ、透明な封止樹脂によって封止されており、前記レンズ体の移動により、前記光源部が最もレンズ部に接近した状態においては、前記凹部の底面に設けた蛍光体層に前記光源部の枠体が接触することを特徴とする請求項1又は2に記載のLED発光装置。
  4. 基板にLED素子を実装した光源部と、砲弾型形状にレンズ部と円筒状凹部を形成したレンズ体と、前記レンズ体における凹部の底面及び側面に設けた蛍光体層を有し、前記レンズ体の凹部内に配置された光源部に対し、前記レンズ体が移動可能であって前記光源部におけるLED素子は光を通さない枠体で囲われ、透明な封止樹脂によって封止されており、前記レンズ体の移動により、前記光源部が最もレンズ部に接近した状態においては、前記凹部の底面に設けた蛍光体層に前記光源部の枠体が接触して前記光源部から出射される出射光の全てが前記凹部の底面に設けた蛍光体層及び前記レンズ部を通過してレンズ体の前方に出射されることを特徴とするLED発光装置。
  5. 前記光源部がレンズ体の移動によりレンズ部から離れた状態においては、前記光源部の出射光は前記凹部の底面に設けた蛍光体層及び前記レンズ部を通過してレンズ体の前方に出射されると共に、前記凹部の側面に設けられた蛍光体層と前記レンズ体の円筒状の側壁を通過して側面方向に出射されることを特徴とする請求項4に記載のLED発光装置。
  6. 前記レンズ体の底面に設けた蛍光体層の材料組成と側面に設けた蛍光体層の材料組成とが異なり、それぞれ異なる色を発光することを特徴とする請求項1〜5記載のLED発光装置。
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