JP6146793B2 - 発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置 - Google Patents

発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6146793B2
JP6146793B2 JP2012233287A JP2012233287A JP6146793B2 JP 6146793 B2 JP6146793 B2 JP 6146793B2 JP 2012233287 A JP2012233287 A JP 2012233287A JP 2012233287 A JP2012233287 A JP 2012233287A JP 6146793 B2 JP6146793 B2 JP 6146793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
emitting device
lens
incident
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012233287A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014086232A (ja
Inventor
石川 孝
孝 石川
克行 沖村
克行 沖村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hotalux Ltd
Original Assignee
NEC Lighting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Lighting Ltd filed Critical NEC Lighting Ltd
Priority to JP2012233287A priority Critical patent/JP6146793B2/ja
Publication of JP2014086232A publication Critical patent/JP2014086232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6146793B2 publication Critical patent/JP6146793B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Planar Illumination Modules (AREA)

Description

本発明は、発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置に関する。
近年、省電力、且つ、長寿命なLED発光装置が開発され、実用化されている。その中でも、出射光を狭角に集光可能なものとして、レンズを備えたLED発光装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭60−130001号公報
しかしながら、前述のLED発光装置では、LEDから出射し、レンズに当たった光の全てがレンズに入射するわけではなく、レンズの入射面でレンズ外部へと反射する光が存在する。また、レンズの出射面では、レンズ内部に反射する光が存在する。このように、前述のLED発光装置には、レンズから出射するに至らない反射光が存在しており、光の利用効率が低い。
そこで、本発明は、光の利用効率が向上した発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の発光装置用レンズは、
発光素子の発光部を配置するための凹部、光を出射する出射面、及び、光を反射する反射面を含み、
前記凹部の底面に第1の入射面を含み、
前記凹形状の側面に第2の入射面を含み、
前記反射面は、前記第2の入射面から入射した光を反射し、
前記出射面は、前記第1の入射面から入射した光、及び、前記第2の入射面から入射して前記反射面で反射した光を、出射し、
前記第1の入射面及び前記第2の入射面の少なくとも一方、及び、前記出射面に、反射防止処理がされていることを特徴とする。
本発明の発光装置は、
発光素子及び発光装置用レンズを含み、
前記レンズが、前記本発明のレンズであり、
前記レンズの凹部に、前記発光素子の発光部が配置されていることを特徴とする。
本発明の照明装置は、前記本発明の発光装置を含むことを特徴とする。
本発明によれば、光の利用効率が向上した発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置を提供することが可能である。
図1は、実施形態1の発光装置用レンズを示す断面図である。 図2は、実施形態2の発光装置用レンズを示す断面図である。 図3は、実施形態3の発光装置用レンズを示す断面図である。 図4は、実施形態4の発光装置を示す断面図である。 図5は、実施形態5の照明装置を示す模式図である。 図6は、実施形態6の照明装置を示す斜視図である。 図7は、実施形態6の照明装置の使用例を示す斜視図である。
本発明の発光装置において、前記発光素子は、LEDであることが好ましい。
本発明の発光装置において、前記LEDは、白色LEDであることが好ましい。
本発明の照明装置において、前記発光装置を複数含み、前記複数の発光装置が、面上に配置されているという態様であってもよい。
以下、本発明の発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定及び制限されない。なお、以下の図1から図7において、同一部分には、同一符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、図面においては、説明の便宜上、各部の構造は適宜簡略化して示す場合があり、各部の寸法比等は、実際とは異なり、模式的に示す場合がある。
[実施形態1]
本実施形態は、第1の入射面及び出射面に、反射防止処理がされている発光装置用レンズの一例である。図1は、本実施形態の発光装置用レンズを示す断面図である。なお、図1には、説明の便宜上、本実施形態の発光装置用レンズ1に加えて、発光素子2を示している。発光素子2の詳細については、下記実施形態4において説明する。また、図1では、説明の便宜上、発光装置用レンズ1の平行斜線(ハッチング)を省略し、反射防止処理がされているレンズ面を、波線で示している。これらの点は、図2及び図3において同様である。図1に示すように、本実施形態の発光装置用レンズ1は、発光素子2の発光部2aを配置するための凹部7、光を出射する出射面5、及び、光を反射する反射面6を含む。凹部7には、発光素子2の発光部2aの全部が配置されてもよいし、発光素子2の発光部2aに一部のみが配置されてもよい。図1では、凹部7に1つの発光素子2の発光部2aが配置されているが、本実施形態の発光装置用レンズ1は、これに限定されない。本実施形態の発光装置用レンズ1において、凹部7に、複数の発光素子2の発光部2aが配置されていてもよく、後述の実施形態2〜6においても同様である。凹部7の底面は、第1の入射面3を含む。前記凹形状の側面は、第2の入射面4を含む。反射面6は、第2の入射面4から入射した光L2bを反射する。出射面5は、第1の入射面3から入射した光L1b、及び、第2の入射面4から入射して反射面6で反射した光L2cを、出射する。第1の入射面3及び出射面5には、反射防止処理がされている。第1の入射面3に施された反射防止処理は、発光素子2から入射した光L1aの発光装置用レンズ1外部への反射防止である。出射面5に施された反射防止処理は、発光装置用レンズ1内部への反射防止である。発光装置用レンズ1の各面での光の動きの詳細については、後述する。
発光装置用レンズ1は、透光性材料で形成されている。前記透光性材料としては、例えば、樹脂材料、ガラス、セラミックス等があげられる。前記樹脂材料としては、例えば、ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、アクリル、ポリオレフィン等があげられる。
第1の入射面3は、発光素子2側に凸になるように形成された略球面を有しており、発光素子2から入射した光L1aを出射面5に向けて屈折させる。第2の入射面4は、凹部7の開口が凹部7の底面(第1の入射面3)より広くなるようにテーパ―状に形成されており、発光素子2から入射した光L2aを反射面6に向けて屈折させる。反射面6は、第2の入射面4の凹部7の開口側の端部から出射面5の端部に至る曲面を有しており、第2の入射面4から入射した光L2bを略全反射するように形成されている。
前述のとおり、第1の入射面3及び出射面5には、反射防止処理がされている。前記反射防止処理としては、入射光の反射を防止可能なものであればいかなる処理であってもよいが、例えば、フロスト処理、反射防止フィルムの貼り付け、フッ化マグネシウム等の反射防止剤の塗布等があげられる。前記反射防止フィルムとしては、例えば、市販品を用いてもよい。前記市販品としては、例えば、東レ株式会社製の商品名「ルミクリア(登録商標)」、富士フイルム株式会社製の商品名「CVフィルム」等があげられる。なお、第1の入射面3及び出射面5には、前記反射防止処理に加えて、シボ加工が施されていてもよく、マイクロレンズアレイ状とされていてもよい。
図1を参照して、発光装置用レンズ1の各面での光の動きを、発光素子2から第1の入射面3に入射する光と発光素子2から第2の入射面4に入射する光とに分けて説明する。
発光素子2から第1の入射面3に入射した光L1aは、前述のとおり、出射面5に向けて屈折し、光L1bとなる。ここで、第1の入射面3には、反射防止処理がされているので、破線の矢印で示した反射光L1dが生じるのが防止され、光L1aの略全てが第1の入射面3を透過し、光L1bとなる。この結果、光の利用効率が向上する。光L1bは、出射面5で屈折し、発光装置用レンズ1外部へと出射する(出射光L1c)。ここで、出射面5には、反射防止処理がされているので、破線の矢印で示した反射光L1eが生じるのが防止され、光L1bの略全てが出射面5を透過し、出射光L1cとなる。この結果、光の利用効率が向上する。なお、光L1aは、第1の入射面3に垂直に入射した場合には、そのまま第1の入射面3を透過するが、そのような光はまれである。光L1aは、略全てが図1に示すように第1の入射面3に垂直な方向に対し角度をもって入射するため、第1の入射面3で反射しようとするが、本実施形態の発光装置用レンズ1では、これが防止される。これらの点については、発光装置用レンズ1の反射防止処理がされた各面において同様である。
発光素子2から第2の入射面4に入射した光L2aは、前述のとおり、反射面6に向けて屈折し、光L2bとなる。ここで、光L2aの第2の入射面4での反射光L2eが生じることとなるが、第1の入射面3及び出射面5で反射光が生じるのが防止されているため、充分な光の利用効率向上効果が得られる。光L2bは、前述のとおり、反射面6で略全反射して、光L2cとなる。光L2cは、出射面5で屈折し、発光装置用レンズ1外部へと出射する(出射光L2d)。ここで、出射面5には、反射防止処理がされているので、破線の矢印で示した反射光L2fが生じるのが防止され、光L2cの略全てが出射面5を透過し、出射光L2dとなる。この結果、光の利用効率が向上する。
発光素子2が、後述の白色LEDである場合、出射面5から出射した光の照射面で生じる色ムラを低減可能であることから、第2の入射面4及び反射面6の少なくとも一方に、光拡散処理がされていることが好ましい。前記光拡散処理としては、例えば、酸化チタン等を拡散物質とするアクリル白色塗料の塗布、周期的なプリズムの形成、所定曲率を有する凹面又は凸面の形成等があげられる。なお、前記凹面又は凸面とは、第2の入射面4又は反射面6を、光が入射する側から見たときの凹面又は凸面をいう。このような光拡散処理は、必ずしも第2の入射面4又は反射面6の全域に亘って施す必要はなく、少なくとも各面の発光素子2側端部近傍の領域を含んで施されればよい。なお、出射面5に、前記反射防止処理に加えて、前記光拡散処理を施してもよい。
[実施形態2]
本実施形態は、第2の入射面及び出射面に、反射防止処理がされている発光装置用レンズの一例である。図2は、本実施形態の発光装置用レンズを示す断面図である。図2に示すように、本実施形態の発光装置用レンズ1は、第1の入射面3に代えて、第2の入射面4に、反射防止処理がされている点を除き、図1に示した実施形態1の発光装置用レンズと同様である。
図2を参照して、発光装置用レンズ1の各面での光の動きを、発光素子2から第1の入射面3に入射する光と発光素子2から第2の入射面4に入射する光とに分けて説明する。
発光素子2から第1の入射面3に入射した光L1aは、出射面5に向けて屈折し、光L1bとなる。ここで、光L1aの第1の入射面3での反射光L1dが生じることとなるが、後述のように、第2の入射面4及び出射面5で反射光が生じるのが防止されているため、充分な光の利用効率向上効果が得られる。光L1bは、出射面5で屈折し、発光装置用レンズ1外部へと出射する(出射光L1c)。ここで、出射面5には、反射防止処理がされているので、破線の矢印で示した反射光L1eが生じるのが防止され、光L1bの略全てが出射面5を透過し、出射光L1cとなる。この結果、光の利用効率が向上する。
発光素子2から第2の入射面4に入射した光L2aは、反射面6に向けて屈折し、光L2bになる。ここで、第2の入射面4には、反射防止処理がされているので、破線の矢印で示した反射光L2eが生じるのが防止され、光L2aの略全てが第2の入射面4を透過し、光L2bとなる。この結果、光の利用効率が向上する。光L2bは、反射面6で略全反射して、光L2cとなる。光L2cは、出射面5で屈折し、発光装置用レンズ1外部へと出射する(出射光L2d)。ここで、出射面5には、反射防止処理がされているので、破線の矢印で示した反射光L2fが生じるのが防止され、光L2cの略全てが出射面5を透過し、出射光L2dとなる。この結果、光の利用効率が向上する。
発光素子2が、後述の白色LEDである場合、出射面5から出射した光の照射面で生じる色ムラを低減可能であることから、反射面6に、光拡散処理が施されていることが好ましい。前記光拡散処理は、実施形態1と同様である。なお、第2の反射面4及び出射面5の少なくとも一方に、前記反射防止処理に加えて、前記光拡散処理を施してもよい。
[実施形態3]
本実施形態は、第1の入射面、第2の入射面及び出射面の三面に、反射防止処理が施されている発光装置用レンズの一例である。図3は、本実施形態の発光装置用レンズを示す断面図である。図3に示すように、本実施形態の発光装置用レンズ1は、第2の入射面4にも反射防止処理が施されている点を除き、図1に示した実施形態1の発光装置用レンズと同様である。
図3を参照して、発光装置用レンズ1の各面での光の動きを、発光素子2から第1の入射面3に入射する光と発光素子2から第2の入射面4に入射する光とに分けて説明する。
発光素子2から第1の入射面3に入射した光L1aは、出射面5に向けて屈折し、光L1bとなる。ここで、第1の入射面3には、反射防止処理がされているので、破線の矢印で示した反射光L1dが生じるのが防止され、光L1aの略全てが第1の入射面3を透過し、光L1bとなる。この結果、光の利用効率が向上する。光L1bは、出射面5で屈折し、発光装置用レンズ1外部へと出射する(出射光L1c)。ここで、出射面5には、反射防止処理がされているので、破線の矢印で示した反射光L1eが生じるのが防止され、光L1bの略全てが出射面5を透過し、出射光L1cとなる。この結果、光の利用効率が向上する。
発光素子2から第2の入射面4に入射した光L2aは、反射面6に向けて屈折し、光L2bになる。ここで、第2の入射面4には、反射防止処理がされているので、破線の矢印で示した反射光L2eが生じるのが防止され、光L2aの略全てが第2の入射面4を透過し、光L2bとなる。この結果、光の利用効率が向上する。光L2bは、反射面6で略全反射して、光L2cとなる。光L2cは、出射面5で屈折し、発光装置用レンズ1外部へと出射する(出射光L2d)。ここで、出射面5には、反射防止処理がされているので、破線の矢印で示した反射光L2fが生じるのが防止され、光L2cの略全てが出射面5を透過し、出射光L2dとなる。この結果、光の利用効率が向上する。
発光素子2が、後述の白色LEDである場合、出射面5から出射した光の照射面で生じる色ムラを低減可能であることから、反射面6に、光拡散処理が施されていることが好ましい。前記光拡散処理は、実施形態1と同様である。なお、第2の反射面4及び出射面5の少なくとも一方に、前記反射防止処理に加えて、前記光拡散処理を施してもよい。
[実施形態4]
本実施形態は、本発明の発光装置の一例である。図4は、本実施形態の発光装置10の断面図である。図4に示すように、本実施形態の発光装置10は、発光素子2、本発明の発光装置用レンズ1及び筐体11を含む電球である。図4では、本発明の発光装置用レンズ1を簡略化しているが、実際には、図1から図3に波線で示したように、第1の入射面及び第2の入射面の少なくとも一方、及び、出射面に、反射防止処理がされている。また、図4には、筐体11を含む発光装置(電球)10を例示したが、本発明の発光装置はこれに限定されない。本発明の発光装置は、発光素子及び本発明の発光装置用レンズを含みさえすれば、いかなる形態であってもよい。
発光素子2としては、例えば、LED、有機EL、無機EL等があげられ、LEDであることが好ましい。LEDは、特に限定されず、従来公知のものを使用できるが、白色LEDであることが好ましい。図4において、発光素子2は、例えば、筐体11の底部において、熱導電率の優れた基板(図示せず)に形成された配線パターン上に実装されている。本実施形態の発光装置(電球)10では、発光素子2が、例えば、シリコーン樹脂等に内包され、前記シリコーン樹脂中に蛍光体が分散されていてもよい。このような形態において、例えば、発光素子2を、青色LEDとし、前記蛍光体を、黄色蛍光体又は赤・緑蛍光体の組み合わせとすることで、白色光を得ることができる。また、発光素子2を、近紫外LED(UV−LED)とし、前記蛍光体を赤・緑・青蛍光体の組み合わせ(RGB蛍光体)とすることでも、白色光を得ることができる。図4に示す発光装置(電球)10では、筐体11の底部外側に、その内部に点灯回路等が収容されたケースが固定されているが、本発明の発光装置は、この例に限定されない。
[実施形態5]
本実施形態は、本発明の照明装置の一例である。図5は、本実施形態の照明装置20を示す模式図である。図5に示すように、本実施形態の照明装置20は、図4に示した実施形態4の発光装置(電球)10を、アーム付ライトに使用したものであり、例えば、読書灯、ベッドライト等として用いられる。この照明装置(アーム付ライト)20は、発光装置(電球)10に加えて、発光装置(電球)10に電力を供給する電源回路(図示せず)と、発光装置(電球)10を移動自在に支持するアームとを備えている。前記アームは、複数のパイプ21と、複数のパイプ21を連結する複数の関節部22と、連結された複数のパイプ21及び複数の関節部22を回転自在に支持する軸部23とを備えている。
[実施形態6]
本実施形態は、本発明の照明装置のその他の例である。図6は、本実施形態の照明装置30を示す斜視図である。図6に示すように、本実施形態の照明装置30は、図4に示した実施形態4の発光装置(電球)10を複数(図6では、3行×8列の24個)含み、前記複数の発光装置(電球)10が、電球ケース31の面上に配置された構成である。電球ケース31は、例えば、ポリカーボネート、アクリル等から形成された複数の電球10を内包し得る複数の空洞部を有する板状体である。本発明の照明装置において、本発明の発光装置の配置個数は図6に示す例に限定されず、適宜増減できる。
図7を参照して、図6に示した照明装置30の使用例について説明する。図7に示すように、この照明装置40では、図6に示した照明装置30の電球ケース31底部外側に、その内部に点灯回路等が収容されたパネル基板42が固定されている。また、図7に示す照明装置40では、図6に示した照明装置30が、パネル基板42に固定されたカバー41で覆われている。図7では、カバー41の内部を示すために、カバー41の一部を取り除いた状態を図示している。カバー41は、例えば、アクリル製の半円筒形部材である。図7に示す照明装置40は、例えば、室内照明、街路灯等に用いられる。
実施形態5及び6は、本発明の照明装置の例示に過ぎない。本発明の照明装置は、本発明の発光装置を含みさえすれば、いかなる形態であってもよい。
つぎに、本発明の実施例について比較例と併せて説明する。なお、本発明は、下記の実施例及び比較例により限定及び制限されない。
(実施例1)
図1に示す、第1の入射面及び出射面に、反射防止処理が施されている発光装置用レンズを作製した。発光装置用レンズは、ポリメタクリル酸メチルを用いて形成した。第1の入射面及び出射面の反射防止処理は、フロスト処理により行った。
(実施例2)
図2に示す、第2の入射面及び出射面に、反射防止処理が施されている発光装置用レンズを作製した。発光装置用レンズの形成材料及び反射防止処理方法は、実施例1と同様とした。
(実施例3)
図3に示す、第1の入射面、第2の入射面及び出射面の三面に、反射防止処理が施されている発光装置用レンズを作製した。発光装置用レンズの形成材料及び反射防止処理方法は、実施例1と同様とした。
(比較例1)
第1の入射面及び出射面に、反射防止処理を施さなかったこと以外は、実施例1と同様にして、発光装置用レンズを作製した。
実施例1〜3及び比較例1の発光装置用レンズの凹部にLEDを配置し、実施例1〜3及び比較例1の発光装置用レンズの光利用率(LEDの全光束に対する発光装置用レンズの出射面より出射した全光速の割合)を測定した。その結果を、表1に示す。
(表1)
光利用率
実施例1 93%
実施例2 92%
実施例3 94%
比較例1 90%
表1に示すとおり、実施例1〜3の発光装置用レンズは、反射防止処理を施さなかった比較例1の発光装置用レンズと比べて、光利用率が高かった。
本発明によれば、光の利用効率が向上した発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置を提供することが可能である。本発明の発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置は、幅広い用途に用いることが可能である。
1 発光装置用レンズ
2 発光素子
2a 発光部
3 第1の入射面
4 第2の入射面
5 出射面
6 反射面
7 凹部
10 発光装置
20、30、40 照明装置

Claims (5)

  1. 発光素子の発光部を配置するための凹部、光を出射する出射面、及び、光を反射する反射面を含み、
    前記凹部の底面に第1の入射面を含み、
    前記凹形状の側面に第2の入射面を含み、
    前記反射面は、前記第2の入射面から入射した光を反射し、
    前記出射面は、前記第1の入射面から入射した光、及び、前記第2の入射面から入射して前記反射面で反射した光を、出射し、
    前記第1の入射面及び前記第2の入射面の少なくとも一方、及び前記出射面に、反射防止処理がされ
    前記第1の入射面及び前記出射面に、シボ加工が施され、又は、前記第1の入射面及び前記出射面がマイクロレンズアレイ状とされ、
    前記発光素子が、白色LEDであり、且つ、前記反射面及び前記出射面の少なくとも一方に、光拡散処理が施されていることを特徴とする発光装置用レンズ。
  2. 前記第1の入射面は、前記発光素子側に凸になるように形成された略球面を有しており、
    前記第2の入射面は、前記凹部の開口が、前記凹部の底面である前記第1の入射面より広くなるようにテーパ―状に形成されている、請求項1記載の発光装置用レンズ。
  3. 発光素子及び発光装置用レンズを含み、
    前記レンズが、請求項1又は2記載のレンズであり、
    前記レンズの凹部に、前記発光素子の発光部が配置されていることを特徴とする発光装置。
  4. 請求項3記載の発光装置を含むことを特徴とする照明装置。
  5. 前記発光装置を複数含み、前記複数の発光装置が、面上に配置されている請求項記載の照明装置。
JP2012233287A 2012-10-22 2012-10-22 発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置 Active JP6146793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012233287A JP6146793B2 (ja) 2012-10-22 2012-10-22 発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012233287A JP6146793B2 (ja) 2012-10-22 2012-10-22 発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014086232A JP2014086232A (ja) 2014-05-12
JP6146793B2 true JP6146793B2 (ja) 2017-06-14

Family

ID=50789111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012233287A Active JP6146793B2 (ja) 2012-10-22 2012-10-22 発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6146793B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6292500B2 (ja) * 2013-09-30 2018-03-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具
KR101464654B1 (ko) * 2014-07-30 2014-11-24 나만호 액정표시장치
JP2017016924A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 株式会社アルバジャパン Ledランプ
JP6861538B2 (ja) * 2016-06-22 2021-04-21 三菱電機株式会社 光源装置
JP7117856B2 (ja) * 2018-01-31 2022-08-15 三菱電機株式会社 レンズアレイおよび照明器具

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60130001A (ja) * 1983-12-15 1985-07-11 スタンレー電気株式会社 灯具
JP2952127B2 (ja) * 1992-11-19 1999-09-20 日本電設工業 株式会社 発光装置
JP2005347224A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Olympus Corp 光源装置
JP2007242820A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Asahi Kasei Corp 発光デバイス及び発光デバイスモジュール
JP5149529B2 (ja) * 2007-03-30 2013-02-20 株式会社朝日ラバー 照明用光学部品及びそれを用いた照明器具
TWI384166B (zh) * 2010-02-09 2013-02-01 Everlight Electronics Co Ltd 電子裝置及其發光單元

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014086232A (ja) 2014-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8328406B2 (en) Low-profile illumination device
JP5711147B2 (ja) Led、光ガイド及びリフレクタを備える光源
US8998448B2 (en) LED tube lamp
US8454191B2 (en) LED lighting device
US8246199B2 (en) LED illuminating device
US20120020108A1 (en) Led lighting device
WO2010001604A1 (ja) 照明装置
JP5313991B2 (ja) 光源装置
JP6146793B2 (ja) 発光装置用レンズ、発光装置及び照明装置
WO2014043393A1 (en) Solid state illumination devices including spatially-extended light sources and reflectors
US9612001B2 (en) Lighting arrangement with improved illumination uniformity
CN105637284A (zh) 照明装置
US7470054B2 (en) Light-guide board
US20120020077A1 (en) Led lighting device
KR20110023231A (ko) 봉형 엘이디조명등기구
US20130272025A1 (en) Lighting device and cove lighting module using the same
CN201844228U (zh) 一种led灯具
JP2009181916A (ja) 光源装置
TW201500691A (zh) 透鏡、使用該透鏡的光源裝置及光源模組
TWM423203U (en) High-brightness LED lamp structure
US9752757B2 (en) Light-emitting device with light guide for two way illumination
JP5383758B2 (ja) 照明装置
CA2593294C (en) Light-guide board
KR101389979B1 (ko) 엘이디 램프
JP6514526B2 (ja) Led光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170421

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6146793

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250