JP2014053103A - 電池パックの端子部保護カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】不使用の導電部材引出口に外部から指や工具等の異物が誤って挿入されるのを防止する。
【解決手段】電池パック1の上面1aの端子2に導電部材を締め付け固定した部分を覆う樹脂製の端子部保護カバー10Bであって、上面が開放された枠状をなし側壁部11a、11bに、使用するものを選択することによって導電部材の引出方向を異ならせることのできる複数の導電部材引出口12が設けられたカバー本体11と、カバー本体の上面を開閉する蓋体16と、蓋体に連結され各導電部材引出口を使用時は開放し不使用時は閉鎖する小扉15と、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車などに搭載する高電圧車載電池ユニットを作るための電池パックの端子部保護カバーに関するものである。
電気自動車やハイブリッド自動車などの高電圧系車両には、高電圧車載電池ユニットを構成するための複数の電池パックが搭載されており、これら複数の電池パックの接続は、端子付き接続電線や接続用バスバー等の導電部材を使用して行っている。この種の電池パックの端子に端子付き接続電線や接続用バスバー等の導電部材を接続した場合、端子や導電部材の接続部分が外に露出していると安全性に問題があるので、樹脂製の端子部保護カバーで覆うことが行われている。
ところで、電池パックの端子に導電部材を接続する場合、電池パックの配列や周囲部品との関係などに応じて導電部材の引出方向を異ならせることがある。このように導電部材の引出方向を異ならせる場合、その引出方向の違いに応じて端子部保護カバーをそれぞれに作るとコストが嵩むので、選択される可能性のある複数の引出方向に対応できるように複数の導電部材引出口を有した保護カバーを予め作成し、引出方向の違いに拘わらず、共通して同じ形状の端子部保護カバーを使用することが考えられている。
しかしながら、実際に使用する導電部材引出口は端子1個につき1つであり、不使用の導電部材引出口は開口状態のままで残ることになる。そうすると、組み付け時やメンテナンス時などに、不使用の導電部材引出口に外部から指や工具等が誤って挿入されてしまうおそれがあり、安全性に問題を生じる可能性があることが分かった。
なお、例えば、特許文献1などに示されているバッテリ端子カバーの場合は、通常、1個の端子について電線やバスバーの引出口が1箇所設けられているだけであるから、不使用の導電部材引出口が発生するようなことはなく、上述のような問題は生じない。
特開2010−108785号公報
上述したように、端子部保護カバーに、選択して使用できる複数の導電部材引出口を設けた場合、不使用の導電部材引出口が開口状態のまま残ることにより、組み付け時やメンテナンス時などに、不使用の導電部材引出口に外部から指や工具等が誤って挿入されてしまうおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、不使用の導電部材引出口に外部から指や工具等の異物が誤って挿入されるのを防止することができて安全性の向上を図ることのできる電池パックの端子部保護カバーを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 電池パックの上面の端子に導電部材を取り付け固定した部分を覆う樹脂製の端子部保護カバーであって、
前記導電部材の端部を前記端子に対し上方から取り付け固定することができるように上面が開放された枠状をなし、前記電池パックの上面に装着された際に前記端子の周囲を包囲する側壁部に、使用する前記導電部材を選択することによって前記導電部材の引出方向を異ならせることのできる複数の導電部材引出口が設けられたカバー本体と、
該カバー本体の上面を開閉する蓋体と、
該蓋体に設けられ前記各導電部材引出口を使用時は開放し不使用時は閉鎖する開閉部材と、
を備えることを特徴とする電池パックの端子部保護カバー。
(2) 前記開閉部材は、前記蓋体に連結された小扉であることを特徴とする上記(1)に記載の電池パックの端子部保護カバー。
(3) 前記小扉は、上端がヒンジを介して前記蓋体に連結され開閉自在とされた庇状の上開き扉であることを特徴とする上記(2)に記載の電池パックの端子部保護カバー。
上記(1)の構成の端子部保護カバーによれば、端子付き接続電線や接続用バスバー等の導電部材によって、複数の電池パックを高圧電源を作るために順番に接続したりする際に、蓋体を開いた状態にすることで、保護カバー本体の導電部材引出口を開放することができ、その状態で、導電部材の端部を上方から電池パックの端子に取り付け固定することができる。その際、その導電部材については、選択した任意の1個の導電部材引出口から外部に引き出すことができる。
そして、導電部材を電池パックの端子に接続したら、蓋体を被せて保護カバー本体の上面を閉鎖することで、導電部材の端部を端子に接続した部分を保護することができる。
ここで、開閉部材は、導電部材引出口を完全に閉塞するのではなく、導電部材の薄板状の部分が挿通可能な空隙を開口状態にして残してもよい。
上記(2)の構成の端子部保護カバーによれば、開閉部材を、蓋体に連結された小扉としたことで、使用中の導電部材引出口については、導電部材が実際に引き出されていることにより、小扉が開いた状態に保たれることになる。
従って、開いた状態の小扉により、小扉の形状によっては、導電部材が保護カバーから露出している部分を覆い隠すことも可能となり、その露出部分を覆い隠すために設けていた絶縁保護材の使用を省略することができて、コスト削減を図ることができる。
また、他の不使用の導電部材引出口については、導電部材が引き出されていないことにより小扉で閉鎖された状態に保たれるので、その小扉によって外側から指や工具等の異物が挿入されるのを防止することができ、組み付け作業時やメンテナンス時の安全性を確保することができる。
上記(3)の構成の端子部保護カバーによれば、導電部材引出口を開閉する小扉をヒンジを介して蓋体に連結された上開き扉として構成したので、導電部材を端子に接続した後に蓋体を閉じることにより、使用している導電部材引出口から引き出された導電部材に小扉が当たることによって、小扉を自動的に上方に庇状に持ち上げることができる。
本発明によれば、複数の導電部材引出口を閉塞する開閉部材を蓋体に設けたので、不使用の導電部材引出口を開閉部材によって覆い隠すことができ、外部から不使用の導電部材引出口に異物が進入するのを防ぐことができて、組み付け時やメンテナンス時の安全性の向上が図れる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明を案出するに至った前提技術の端子部保護カバーの構成図で、保護カバーを電池パックに装着し、導電部材として端子付き接続電線と接続用バスバー(いずれも端部近傍のみ図示)とを電池パックの2つの端子にそれぞれ取り付け固定(ナットで締め付け固定)し、それら導電部材を端子部保護カバーの左右の側面の導電部材引出口からそれぞれに引き出した状態を示す斜視図である。 図2は図1の部分拡大斜視図である。 図3は図1とは別の方向(正面方向)に端子付き接続電線を引き出した状態を示す斜視図である。 図4は本発明の第1実施形態の端子部保護カバーの蓋体を開いた状態の斜視図である。 図5は同端子部保護カバーの蓋体を閉じた状態の斜視図である。 図6は同端子部保護カバーの正面図である。 図7(a)は図6のA矢視図、図7(b)は図6のB矢視図である。 図8は本発明の第2実施形態の端子部保護カバーの一部構成を示す斜視図である。 図9は同端子部保護カバーの一部構成を示す部分断面図である。 図10は同端子部保護カバーの電池パックに装着する前の状態の一部構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明するが、ここでは、実施形態の端子部保護カバーについて説明する前に、その前提技術である端子部保護カバーについて、図1〜図3を参照しながら先に説明する。
図1は本発明を案出するに至った前提技術の端子部保護カバーの構成図で、保護カバーを電池パックに装着し、導電部材として端子付き接続電線と接続用バスバー(いずれも端部近傍のみ図示)とを電池パックの2つの端子にそれぞれ取り付け固定(ナットで締め付け固定)し、それら導電部材を端子部保護カバーの左右の側面の導電部材引出口からそれぞれに引き出した状態を示す斜視図、図2は図1の部分拡大斜視図、図3は図1とは別の方向(正面方向)に端子付き接続電線を引き出した状態を示す斜視図である。
図1に示す電池パック1の上面1aには、適当な距離をおいてプラスとマイナスの2つの端子2が設けられている。端子2は、雄ねじ付きのポスト状のもので、接続用バスバー5の端部5aや端子付き接続電線6の先端の端子6a等の導電部材の端部を装着した状態で、ナット3で締め付け固定(取り付け固定)できるようになっている。
一方、樹脂製の端子部保護カバー10は、電池パック1の上面の端子2に接続用バスバー5の端部5aや端子付き接続電線6の端子6aをナット3で締め付け固定した際に、その締め付け固定した両方の端子部分を一緒に覆うことのできる大きさの略直方体形状に形成されている。
この端子部保護カバー10は、接続用バスバー5の端部5aや端子付き接続電線6の端子6aを端子2に対して上方から締め付け固定することができるように上面が開放された枠状をなして電池パック1の上面1aに装着される保護カバー本体11と、保護カバー本体11の上面を開閉するために保護カバー本体11に装着された蓋体16とから構成されている。
保護カバー本体11は、電池パック1の上面1aに装着された際に端子2の周囲を包囲する正面側及び左右側面側の側壁部11a、11bに、使用する導電部材を選択することによって接続用バスバー5や端子付き接続電線6の引出方向を異ならせることのできる複数の導電部材引出口12が設けられている。導電部材引出口12は、1つの端子2について複数(図示例では、正面側と側面側の2つ)設けられている。
この端子保護カバー10を使用する場合は、まず、電池パック1の2つの端子2を覆うように保護カバー10を被せて、保護カバー10を電池パック1に装着する。次に蓋体16を開いた状態で、露出した2つの端子2に、それぞれ接続用バスバー5の端部5aと端子付き接続電線6の端子6aを上方から装着し、ナット3で締め付け固定する。この際、図1及び図2に示すように、接続用バスバー5や端子付き接続電線6は、使用の形態に応じて、左右の導電部材引出口12から引き出してもよいし、図3に示すように、正面の導電部材引出口12から引き出してもよい。
このように接続用バスバー5や端子付き接続電線6を端子2に接続したら、蓋体16を閉める。それにより、端子2やそれに接続した導体部分を端子部保護カバー10によって保護することができる。なお、接続用バスバー5や端子付き接続電線6の導体部分が保護カバー10からはみ出る部分は、必要に応じて絶縁保護材7で覆うようにする。
ところで、前述したように導電部材(接続用バスバー5や端子付き接続電線6)を端子2に接続した場合、使用する導電部材引出口12は1つの端子2につき1つで足りるので、残りの導電部材引出口12が不使用のままの開放状態で残ることになる。そうすると、組み付け時やメンテナンス時に指や工具などを誤って不使用の導電部材引出口12に挿入してしまうおそれがある。
そこで、本発明の第1実施形態について説明する。
図4は本発明の第1実施形態の端子部保護カバーの蓋体を開いた状態の斜視図、図5は同端子部保護カバーの蓋体を閉じた状態の斜視図、図6は同端子部保護カバーの正面図、図7(a)は図6のA矢視図、図7(b)は図6のB矢視図である。
本発明の第1実施形態である端子部保護カバー10Aでは、図4〜図7(b)に示すように、各導電部材引出口12の略上半分を閉塞するように、蓋体16に開閉部材20を設けている。
また、蓋体16は、正面から見た後端16a側がヒンジ等により保護カバー本体11に係合され、前端16b側が、ロック手段17によって、保護カバー本体11側のロック手段13に閉状態でロックできるようになっている。それ以外の構成は、図1〜図3の前提技術の端子部保護カバー10と全く同じであるので、その他の説明は省略する。
開閉部材20は、蓋体16の裏側に垂設されたL字状の板部材であり、各端子2に対して一つずつ設けられている。各開閉部材20は、正面側の導電部材引出口12と、左側又は右側の導電部材引出口12と、の両方を同時に閉塞することができる。各開閉部材20は、導電部材引出口12の略上半分の領域をそれぞれ閉塞することができる大きさに形成されており、蓋体16を閉じたときに開閉部材20が導電部材引出口12の略上半分を閉塞できるようになっている。そして、開閉部材20の下方を、導電部材の薄板状の端部5a,6aだけが挿通できるようになっている。一つの端子2に対して使用される導電部材引出口12は、正面側又は側面側の一方であるので、使用されない側の導電部材引出口12は、開閉部材20の下方に空隙が残っている。
この第1実施形態の端子部保護カバー10Aによれば、端子付き接続電線6や接続用バスバー5等の導電部材によって、複数の電池パック1を高圧電源を作るために順番に接続したりする際に、蓋体16を開いた状態にすることで、保護カバー本体11の導電部材引出口12を開放することができ、その状態で、導電部材の端部を上方から電池パック1の端子2に取り付け固定することができる。その際、その導電部材については、選択した任意の1個の導電部材引出口12から外部に引き出すことができる。そして、導電部材を電池パック1の端子に接続したら、蓋体16を被せて保護カバー本体11の上面を閉鎖することで、導電部材の端部を端子2に接続した部分を保護することができる。
また、一方の不使用の導電部材引出口12については、導電部材が引き出されていないことにより開閉部材20の下方に空隙が形成されているが、この空隙は、導電部材の薄板状の部分5a,6aが挿通できる程度の大きさなので、外側から指や工具等の異物が挿入されるのを防止することができる。
次に、本発明第2実施形態について説明する。
図8は実施形態の端子部保護カバーの一部構成を示す斜視図、図9は端子部保護カバーの一部構成を示す部分断面図、図10は端子部保護カバーの電池パックに装着する前の状態の一部構成を示す斜視図である。
本発明の第2実施形態である端子部保護カバー10Bでは、図8〜図10に示すように、各導電部材引出口12の外側を覆うように小扉15を設けている。また、蓋体16は、正面から見た後端16a側がヒンジ等により保護カバー本体11に係合され、前端16b側が、ロック手段17によって、保護カバー本体11側のロック手段13に閉状態でロックできるようになっている。それ以外の構成は、図1〜図3の前提技術の端子部保護カバー10と全く同じであるので、その他の説明は省略する。
前記各小扉15は、蓋体16に連結されており、各導電部材引出口12を使用時は開放し、不使用時は閉鎖する役目を果たす。この場合、小扉15は、上端がヒンジ15aを介して蓋体16に連結されており、上下方向に開閉自在とされた庇状の上開き扉として構成されている。
この実施形態の端子部保護カバー10Bによれば、端子付き接続電線6や接続用バスバー5等の導電部材によって、複数の電池パック1を高圧電源を作るために順番に接続したりする際に、蓋体16を開いた状態にすることで、保護カバー本体11の導電部材引出口12を開放することができ、その状態で、導電部材の端部を上方から電池パック1の端子2に取り付け固定することができる。その際、その導電部材については、選択した任意の1個の導電部材引出口12から外部に引き出すことができる。そして、導電部材を電池パック1の端子に接続したら、蓋体16を被せて保護カバー本体11の上面を閉鎖することで、導電部材の端部を端子2に接続した部分を保護することができる。
その際、使用中の導電部材引出口12については、導電部材が実際に引き出されていることにより、導電部材に小扉15が当たることによって、小扉15が自動的に上方に庇状に持ち上がり、開いた状態に保たれることになる。従って、開いた状態の小扉15により、小扉15の形状によっては、導電部材が保護カバー10Bから露出している部分を覆い隠すことも可能となり、その露出部分を覆い隠すために設けていた絶縁保護材の使用を省略することができて、コスト削減を図ることができる。
また、一方の不使用の導電部材引出口12については、導電部材が引き出されていないことにより小扉15で閉鎖された状態に保たれるので、その小扉15によって外側から指や工具等の異物が挿入されるのを防止することができ、組み付け作業時やメンテナンス時の安全性を確保することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、導電部材引出口12の数は、1つの端子2について2つ設けているが、正面と反対側にもう1つの計3つ設けてもよいし、それ以上設けてもよい。
ここで、上述した本発明に係る電池パックの端子部保護カバーの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 電池パック(1)の上面(1a)の端子(2)に導電部材(5、6)を取り付け固定した部分を覆う樹脂製の端子部保護カバー(10)であって、
前記導電部材(5、6)の端部(5a、6a)を前記端子(2)に対し上方から取り付け固定することができるように上面が開放された枠状をなし、前記電池パック(1)の上面(1a)に装着された際に前記端子(2)の周囲を包囲する側壁部(11a、11b)に、使用する前記導電部材(5、6)を選択することによって前記導電部材(5、6)の引出方向を異ならせることのできる複数の導電部材引出口(12)が設けられたカバー本体(11)と、
該カバー本体(11)の上面を開閉する蓋体(16)と、
該蓋体(16)に設けられ前記各導電部材引出口(12)を使用時は開放し不使用時は閉鎖する開閉部材(20、15)と、
を備えることを特徴とする電池パックの端子部保護カバー(10A、10B)。
[2] 前記開閉部材は、前記蓋体(16)に連結された小扉(15)であることを特徴とする上記[1]に記載の電池パックの端子部保護カバー(10B)。
[3] 前記小扉(15)は、上端がヒンジ(15a)を介して前記蓋体(16)に連結され開閉自在とされた庇状の上開き扉であることを特徴とする上記[2]に記載の電池パックの端子部保護カバー(10B)。
1 電池パック
1a 上面
2 端子
5 接続用バスバー(導電部材)
5a 端部
6 端子付き電線(導電部材)
6a 端子(端部)
10、10A、10B 端子部保護カバー
11 保護カバー本体
11a,11b 側壁部
12 導電部材引出口
15 小扉
15a ヒンジ
16 蓋体
20 開閉部材

Claims (3)

  1. 電池パックの上面の端子に導電部材を取り付け固定した部分を覆う樹脂製の端子部保護カバーであって、
    前記導電部材の端部を前記端子に対し上方から取り付け固定することができるように上面が開放された枠状をなし、前記電池パックの上面に装着された際に前記端子の周囲を包囲する側壁部に、使用する前記導電部材を選択することによって前記導電部材の引出方向を異ならせることのできる複数の導電部材引出口が設けられたカバー本体と、
    該カバー本体の上面を開閉する蓋体と、
    該蓋体に設けられ前記各導電部材引出口を使用時は開放し不使用時は閉鎖する開閉部材と、
    を備えることを特徴とする電池パックの端子部保護カバー。
  2. 前記開閉部材は、前記蓋体に連結された小扉であることを特徴とする請求項1に記載の電池パックの端子部保護カバー。
  3. 前記小扉は、上端がヒンジを介して前記蓋体に連結され開閉自在とされた庇状の上開き扉であることを特徴とする請求項2に記載の電池パックの端子部保護カバー。
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