JP2014052968A - ドライバ配信サーバ及びドライバ配信プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】初期設定に係る負荷を低減し、且つプリンタドライバの管理に用いる記憶容量を低減させる。
【解決手段】デバイスを特定する特定情報と、前記デバイスに設定される初期設定情報とが対応付けられた初期設定ファイルが格納された記憶部と、特定されたデバイスのドライバをインストールさせるインストールイメージを生成するインストールイメージ生成部と、を有し、前記インストールイメージ生成部は、前記特定されたデバイスと対応するドライバを取得し、前記初期設定ファイルから前記特定されたデバイスと対応付けられた初期設定情報を抽出し、取得した前記ドライバと抽出された前記初期設定情報とを用いて前記インストールイメージを生成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、デバイスのドライバを配信するドライバ配信サーバ及びドライバ配信プログラムに関する。
従来から、ユーザがプリンタや複合機等の画像形成装置により印刷を行う際には、必要な制御プログラム(以降、プリンタドライバ)をユーザのコンピュータへインストールする必要がある。一般にプリンタドライバは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体により配布されたり、Web上からインストーラと共にダウンロードされたりする。プリンタドライバでは、例えばインストール中やインストール後にユーザによる任意の設定が行われ、印刷を実現する。例えば特許文献1には、インストール用データ生成技術が開示されている。
上記従来におけるプリンタドライバのインストーラでは、ユーザが画像形成装置の印刷条件を自由に設定することができる。しかしながら管理者の観点で見れば、例えば複数のユーザが同種の画像形成装置を使用する際に初期設定を統一させることが困難な状況であると言える。
複数のユーザに対して初期設定を統一させることを考えた場合、事前に初期設定されたプリンタドライバをサーバに格納しておくことも考えられる。しかしながらこの場合、初期設定の設定値の組合わせ分のプリンタドライバを準備しておく必要となり、この準備が管理者の負担となる。またサーバは、多数の組合せ分のプリンタドライバを保持することになり、プリンタドライバの管理に大きな記憶容量が必要となる。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべく成されたものであり、初期設定に係る負荷を低減し、且つプリンタドライバを管理に用いる記憶容量を低減させることが可能なドライバ配信サーバ及びドライバ配信プログラムを提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成すべく以下の如き構成を採用した。
本発明は、デバイスを特定する特定情報と、前記デバイスに設定される初期設定情報とが対応付けられた初期設定ファイルが格納された記憶部と、特定されたデバイスのドライバをインストールさせるインストールイメージを生成するインストールイメージ生成部と、を有し、前記インストールイメージ生成部は、前記特定されたデバイスと対応するドライバを取得し、前記初期設定ファイルから前記特定されたデバイスと対応付けられた初期設定情報を抽出し、取得した前記ドライバと抽出された前記初期設定情報とを用いて前記インストールイメージを生成する。
本発明によれば、初期設定に係る負荷を低減し、且つプリンタドライバの管理に用いる記憶容量を低減させることができる。
第一の実施形態のドライバ配信システムの概要を説明する図である。 第一の実施形態のドライバ配信システムのシステム構成を説明する図である。 第一の実施形態のドライバ配信サーバのハードウェア構成を説明する図である。 第一の実施形態のドライバ配信サーバの機能構成を説明する図である。 第一の実施形態の初期設定ファイルを説明する図である。 第一の実施形態の画像形成装置の選択画面の一例を示す図である。 第一の実施形態の選択画面における画像形成装置の選択を説明するシーケンス図である。 第一の実施形態におけるインストールイメージの生成を説明する図である。 第一の実施形態におけるインストールイメージの生成を説明するシーケンス図である。 第二の実施形態におけるインストールイメージの生成を説明する図である。 第二の実施形態においてプリンタドライバに障害が発生した場合を説明する図である。 第二の実施形態においてインストーラに障害が発生した場合を説明する図である。
クライアントPCにデバイスのドライバを配信する際に、クライアントPCに選択されたデバイスの初期設定情報を反映させたインストールイメージをダウンロードさせることで管理者の負担を低減させる。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態のドライバ配信システムの概要を説明する図である。
本実施形態のドライバ配信システム100は、ドライバ配信サーバ200と、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)300を有する。
本実施形態のドライバ配信サーバ200は、ユーザのプリンタ環境に合わせて構築され、クライアントPC300に対するプリンタドライバのインストールを支援するサービスを提供する。
通常、プリンタドライバをインストールする際は、プリンタドライバの種類やクライアントPC300のIPアドレス、ポートの情報等の初期設定に係る情報が必要である。
本実施形態のドライバ配信システム100では、管理者が、ユーザのプリンタ環境に合わせた初期設定に係る情報を初期設定ファイルとして準備しておく。これにより本実施形態では、初期設定に係る情報の入力をせずに簡単にプリンタドライバをクライアントPC300にインストールすることができる。また本実施形態では、クライアントPC300に設定される画像形成装置の初期設定を初期設定ファイルに設定された初期設定値に統一できる。よって本実施形態では、管理者による初期設定の負担を軽減できる。
図2は、第一の実施形態のドライバ配信システムのシステム構成を説明する図である。本実施形態のドライバ配信システム100は、ドライバ配信サーバ200、クライアントPC300、画像形成装置400を含む。画像形成装置400は、クライアントPC300により用いられるデバイスの一種である。本実施形態では、各装置がネットワークワークを介してTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)による通信が可能なように接続されている。
本実施形態のドライバ配信システム100では、例えばユーザはクライアントPC300のブラウザを使ってドライバ配信サーバ200のプリンタドライバ配信サービスのURL(Uniform Resource Locator)にアクセスする。そしてユーザは、ドライバ配信サーバ200のプリンタドライバ配信サービスがクライアントPC300に表示させる画面で、使用する画像形成装置400を選択する。本実施形態のドライバ配信システム100では、ユーザのこの操作のみでインストーラがクライアントPC300へダウンロードされ、クライアントPC300にインストールされる。
図3は、第一の実施形態のドライバ配信サーバのハードウェア構成を説明する図である。
図3において、ドライバ配信サーバ200は、コンピュータ装置であって、CPU(Central Processing Unit)21と、メモリユニット22と、表示ユニット23と、出力ユニット24と、入力ユニット25と、通信ユニット26と、記憶装置27と、ドライブ28とで構成され、システムバスBに接続される。
CPU21は、メモリユニット22に格納されたプログラムに従ってドライバ配信サーバ200を制御する。メモリユニット22は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read-Only Memory)等にて構成され、CPU21にて実行されるプログラム、CPU21での処理に必要なデータ、CPU21での処理にて得られたデータ等を格納する。また、メモリユニット22の一部の領域が、CPU21での処理に利用されるワークエリアとして割り付けられている。
表示ユニット23は、CPU21の制御のもとに必要な各種情報を表示する。出力ユニット24は、利用者からの指示に応じて各種情報を出力するために用いられる。入力ユニット25は、マウス、キーボード等を有し、シミュレーションシステム100が処理を行なうための必要な各種情報を利用者が入力するために用いられる。
通信ユニット26は、ドライバ配信サーバ200が例えばインターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介する通信の制御をするための装置である。
記憶装置27は、例えば、ハードディスクユニットにて構成され、各種処理を実行するプログラム等のデータを格納する。
ドライバ配信サーバ200によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)等の記憶媒体29によってドライバ配信サーバ200に提供される。即ち、プログラムが保存された記憶媒体29がドライブ28にセットされると、ドライブ28が記憶媒体29からプログラムを読み出し、その読み出されたプログラムがシステムバスBを介して記憶装置27にインストールされる。そして、プログラムが起動されると、記憶装置27にインストールされたプログラムに従ってCPU21がその処理を開始する。
尚、プログラムを格納する媒体としてCD−ROMに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。本発明に係る処理を実現するプログラムは、通信ユニット26によってネットワークを介してダウンロードし、記憶装置27にインストールするようにしても良い。また、ドライバ配信サーバ200が外部との接続を行うUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを有する場合には、USB接続によって外部記憶媒体からプログラムを読み込んでもよい。
クライアントPC300は、ドライバ配信サーバ200と同様のハードウェア構成を有するものであるから、説明を省略する。
次に、本実施形態のドライバ配信サーバ200の機能構成について説明する。図4は、第一の実施形態のドライバ配信サーバの機能構成を説明する図である。
本実施形態のドライバ配信サーバ200は、情報管理部210、インストーライメージ生成部220、Webページ提供部230を有する。
本実施形態の情報管理部210は、例えばドライバ配信システム100を新規に構築する場合や、プリンタドライバをアップデートする場合等に管理者により予め情報が格納される。本実施形態の情報管理部210に格納される情報は、インストーラ211、プリンタドライバ212、ツール213、初期設定ファイル214を含む。また本実施形態の情報管理部210は、例えばドライバ配信サーバ200のメモリユニット22の所定の記憶領域に設けられていても良い。
尚本実施形態では、インストーラ211、プリンタドライバ212は予め情報管理部210に格納されている構成としたが、これに限定されない。例えばインストーラ211、プリンタドライバ212は、例えばドライバ配信サーバ200が接続されたネットワーク等を介してドライバ配信サーバ200が取得しても良い。
本実施形態のインストーラ211は、アプリケーションソフトをコンピュータに導入するソフトウェアであり、例えばプリンタドライバをクライアントPC300にインストールさせる。尚本実施形態のインストーラ211は、プリンタドライバのインストールを行うアプリケーション単位であっても良いし、後述するプリンタドライバも含めても良い。本実施形態のインストーラ211は、自己解凍形式の圧縮ファイルとして情報管理部210に配置される。本実施形態では、インストーラ211を自己解凍形式にすることで、クライアントPC300上で解凍後に自動的にインストーラが起動される。圧縮には、例えば市販のWinRAR等を用いても良い。
本実施形態のプリンタドライバ212は、クライアントPC300と接続された画像形成装置400のドライバを示す。本実施形態の情報管理部210には、クライアントPC300と接続された画像形成装置400の全てに対応するプリンタドライバ212が格納されている。例えばプリンタドライバ212が複数の画像形成装置400全てに対応できる場合は、プリンタドライバ212は1種類である。また例えば複数の画像形成装置400それぞれに対応したプリンタドライバ212が必要となる場合には、情報管理部210に格納されるプリンタドライバ212は複数種類必要となる。具体的には例えば、プリンタドライバ212には、32bit版のプリンタドライバと64bit版のプリンタドライバ等が含まれても良い。
本実施形態のツール213は、ドライバ配信サービスを提供するためのWebアプリケーションやインストーラ211を圧縮する圧縮ツール等が含まれる。
本実施形態の初期設定ファイル214は、ドライバ配信システム100に含まれるプリンタ環境の情報が記載されたファイルである。本実施形態の初期設定ファイル214の詳細は後述する。
本実施形態のインストールイメージ生成部220は、Webページ提供部230によりクライアントPC300に提供されたWebページにおいて、ユーザにより選択された画像形成装置400のプリンタドライバのインストールイメージ221を動的に生成する。
ここで生成されるインストールイメージ221は、選択された画像形成装置400の初期設定値が反映されたプリンタドライバのインストールイメージである。尚インストールイメージとは、基本ソフトなどのインストールに必要なデータとファイルを圧縮したものである。
本実施形態のインストールイメージ221は、情報管理部210から取得したインストーラ211と、プリンタドライバ212と、選択された画像形成装置400の初期設定情報224とを1つのファイルに圧縮したものである。初期設定情報224は、初期設定ファイ214から抽出される。本実施形態の初期設定情報224の詳細は後述する。
尚本実施形態では、一度生成したインストールイメージ221は、使用後に削除しても良いし、保持されても良い。
本実施形態のWebページ提供部230は、クライアントPC300へ提供するWebページを生成する。本実施形態のWebページは、ドライバ配信システム100において使用する画像形成装置400をユーザに選択させる機能を有する選択画面や、選択された画像形成装置400のインストールイメージ221をダウンロードさせる機能を有するダウンロード画面等を含む。尚本実施形態のWebページ提供部230は、初期設定ファイル214に基づき選択画面を生成する。
尚本実施形態では、例えばインストールイメージ生成部220がWebページ提供部230に含まれる構成であっても良い。
以下に本実施形態の初期設定ファイル214について説明する。図5は、第一の実施形態の初期設定ファイルを説明する図である。
図5は、初期設定ファイル214に設定される項目の例を示している。
本実施形態の初期設定ファイル214は、ドライバ配信システム100に含まれる全ての画像形成装置400に係る設定項目毎の初期設定値が含まれる。また本実施形態では、Webページ提供部230がクライアントPC300にする選択画面を生成する際に参照される表示に係る項目も含まれる。
図5に示す初期設定ファイル214では、表示属性51が、選択画面の生成の際に参照される項目である。本実施形態では、例えば表示属性51の項目値が選択画面60で画像形成装置400を選択させるために表示されるボタン等に用いられても良い。
また本実施形態の初期設定ファイル214では、プリンタドライバ212に設定される複数の設定項目52が含まれる。本実施形態の設定項目52は、例えばプリンタドライバ名、カラー印刷/白黒印刷の何れかを示す項目、両面印刷を行うか否かを示す項目、集約の方法を示す項目、画像形成装置400のIPアドレス、通常使うプリンタに設定するか否かを印す項目を含む。
本実施形態では、表示属性51が画像形成装置400を特定する特定情報であり、表示属性51と設定項目52とが対応付けられている。例えば初期設定ファイル214において、表示属性51の項目値51aは、設定項目52の項目値群52aと対応付けられている。したがってこの場合、項目値51aである「32版 営業3F−1 カラー」として特定される画像形成装置400のプリンタドライバ212の初期設定値は、「ドライバ名がBASIC、カラー印刷、両面印刷の際は左へひらく、集約はしない、IPアドレスは××××、通常使うプリンタの設定を行う」となる。
したがって本実施形態では、初期設定ファイル214において、表示属性51の項目値が選択されると、その項目値と対応付けられた初期設定値(項目値群52a)を得ることができる。本実施形態では、表示属性51の項目値の選択は、Webページ提供部230がクライアントPC300に提供する選択画面60で行われる。
尚本実施形態の初期設定ファイル214における設定項目52は、図5に示す項目に限定されない。本実施形態の初期設定ファイル214における設定項目52は、プリンタドライバ212に設定可能な項目であれば良い。よって本実施形態の初期設定ファイル214には、図5に示す設定項目52以外の設定項目が含まれていても良い。初期設定ファイル214の設定項目52は、例えばドライバ配信システム100に接続された複数の画像形成装置400のうち、一台にでも設定が可能な項目であれば、その項目を含んでも良い。
例えば複数の画像形成装置400のうち、一台の画像形成装置には両面印刷機能のみが搭載されており、他の画像形成装置には両面刷機能が搭載されていたとする。この場合、設定項目52には「両面印刷を行うか否かを示す項目」を含む。そして両面印刷機能が搭載されていない画像形成装置においては、この項目の項目値を「両面印刷をしない」としておけば良い。
以下に本実施形態の選択画面60について説明する。
図6は、第一の実施形態の画像形成装置の選択画面の一例を示す図である。
本実施形態では、例えば初期設定ファイル214の表示属性51の項目値が、画像形成装置400を選択するボタンとして選択画面60に表示される。
具体的には本実施形態では、例えば初期設定ファイル214はCSV(Comma-Separated Values)形式のファイルであり、初期設定ファイル214の一行目の表示属性51の項目値から順に、対応するボタンが選択画面60の左上から右方向に表示される。
図6の例では、初期設定ファイル214の表示属性51の項目値51aと対応するボタン61が選択画面60の左上に表示される。同様に図6の例では、項目値51bと対応するボタン62がボタン61の右隣に表示される。また項目値51cと対応するボタン63は、ボタン62の右隣に表示される。さらに項目値51dと対応するボタン64は、ボタン61の下に表示される。
本実施形態では、このようにドライバ配信システム100において使用可能な画像形成装置400の全てに対応したボタンを選択画面60に表示しても良い。
次に、本実施形態のドライバ配信システム100において、クライアントPC300に表示された選択画面60における画像形成装置400の選択について説明する。図7は、第一の実施形態の選択画面における画像形成装置の選択を説明するシーケンス図である。
本実施形態のドライバ配信システム100において、クライアントPC300がドライバ配信サーバ200にアクセスすると、Webページ提供部230がクライアントPC300にWebページを提供する(ステップS71)。続いてWebページは、クライアントPC300において画像形成装置400の選択画面60を表示させる(ステップS72)。
クライアントPC300に表示された選択画面60において画像形成装置400が選択されると、ドライバ配信サーバ200においてWebページ提供部230は、初期設定ファイル214を読み込む(ステップS73)。続いてWebページ提供部230は、初期設定ファイル214から読み出した画像形成装置400に対応する初期設定情報224をクライアントPC300に表示させる(ステップS74)。
尚本実施形態では、選択画面60において選択されたボタンに表示された表示属性の項目値により特定される画像形成装置200が選択されたものと判断される。よってWebページ提供部230は、選択された項目値と対応する設定項目の項目値群を選択された画像形成装置400の初期設定情報224として抽出し、クライアントPC300へ表示させる。
次に図8を参照して本実施形態のドライバ配信サーバ200におけるインストールイメージ221の生成について説明する。図8は、第一の実施形態におけるインストールイメージの生成を説明する図である。
図8では、情報管理部210のプリンタドライバ212が、ドライバ配信システム100に含まれる複数の画像形成装置400全てに対応する全機種対応ドライバである例を示している。
本実施形態のドライバ配信サーバ200において、インストールイメージ生成部220は、初期設定ファイル214から、選択された画像形成装置400と対応した設定項目52の項目値群を抽出し、初期設定情報224とする(ステップS81)。次にインストールイメージ生成部220は、画像形成装置400が選択されると情報管理部210からインストーラ211とプリンタドライバ212とを取得する(ステップS82)。本実施形態では、例えばインストーラ211とプリンタドライバ212の複製を生成し、インストールイメージ生成部220がこの複製を取得しても良い。
続いてインストールイメージ生成部220は、初期設定情報224と、インストーラ211と、プリンタドライバ212とをひとつのファイルに圧縮してインストールイメージ221とする(ステップS83)。
以下に図9を参照して、本実施形態のインストールイメージ221の生成をさらに詳細に説明する。図9は、第一の実施形態におけるインストールイメージの生成を説明するシーケンス図である。
本実施形態のドライバ配信システム100において、クライアントPC300がドライバ配信サーバ200にアクセスする(ステップS901)、ドライバ配信サーバ200はWebページ提供部230により画像形成装置400を選択させる選択画面60をクライアントPC300へ表示させる(ステップS902)。クライアントPC300に表示された選択画面60において、ボタンが操作されることによりクライアントPC300のユーザにより使用される画像形成装置400が選択される(ステップS903)。
画像形成装置400が選択されると、Webページ提供部230は、インストールイメージ生成部220に対してインストールイメージの生成を指示する(ステップS904)。
インストールイメージ生成部230は、この指示を受けて、情報管理部210に格納された初期設定ファイル214から、選択された画像形成装置400と対応する設定値を抽出し、初期設定情報224とする(ステップS905)。具体的には本実施形態では、ボタンにより画像形成装置400の表示属性51の項目値が選択される。そこでインストールイメージ生成部220は、初期設定ファイル214において、選択された表示属性51の項目値と対応付けられた複数の設定項目52の項目値群を抽出し、抽出された項目値群を初期設定情報224とする。
続いてインストールイメージ生成部220は、情報管理部210に格納されたインストーラ211及びプリンタドライバ212の複製(コピー)を生成し、インストーラ211及びプリンタドライバ212を取得する(ステップS906)。続いてインストールイメージ生成部220は、取得したインストーラ211及びプリンタドライバ212と、初期設定情224とを1つのファイルに圧縮する(ステップS907)。この圧縮されたファイルがインストールイメージ221である。尚本実施形態では、ファイルの圧縮は圧縮・解凍アプリケーションを用いて行う。このアプリケーションは、例えば情報管理部210のツール213に含まれても良い。本実施形態では、圧縮・解凍アプリケーションとして、RAR形式の圧縮に対応する圧縮・解凍アプリケーションであるWinRARを使用しても良い。RAR形式とは、データ圧縮のファイルフォーマットの1つである。
続いてインストールイメージ生成部220は、生成したインストールイメージ221をクライアントPC300にダウンロードする(ステップS908)。続いてインストールイメージ生成部230は、インストールイメージ221を削除する(ステップS909)。
尚図9の例ではインストールイメージ221を削除するものとしたが、これに限定されない。インストールイメージ生成部220は、生成したインストールイメージ221をそのまま保持していても良い。
本実施形態のインストールイメージ221は、クライアントPC300にダウンロードされると、解凍されてインストーラ211により初期設定情報224が反映(設定)されたプリンタドライバ212をインストールする。
したがって本実施形態では、ドライバ配信システム100の管理者がクライアントPC300毎にプリンタドライバ212の初期設定をする必要がなくなる。また本実施形態では、設定項目の項目値の組合わせ分のプリンタドライバを準備しておく必要もなくなり、ドライバ配信サーバ200でプリンタドライバを管理する際に、管理に用いる記憶容量を低減させることができる。
また本実施形態では、画像形成装置400が選択される際にプリンタドライバ212の初期設定を反映させる。よって本実施形態では、所望の画像形成装置400に対して所望の機能を実行するように、クライアントPC300に設定させることができる。
例えばユーザが選択画面60においてボタン62を選択した場合を考える。この場合ボタン62に対応する画像形成装置400は、「白黒印刷で両面印刷は実行せず、2ページを1ページに集約する」という機能を実行するようにプリンタドライバ212により自動的に設定される。本実施形態では、ボタン62を選択した全てのユーザに対して、画像形成装置400は「白黒印刷で両面印刷は実行せず、2ページを1ページに集約する」機能が設定される。したがって本実施形態では、管理者の初期設定に係る負荷を大幅に軽減することができる。
尚本実施形態では、ドライバ配信サーバ200は画像形成装置400を動作させるためのプリンタドライバを配信するものとしたが、これに限定されない。本実施形態のドライバ配信サーバ200が配信するドライバは、画像形成装置に限定されず、その他のデバイスであっても良い。その場合ドライバ配信サーバ200の有する初期設定ファイル214は、デバイスを特定する情報と、デバイスに設定可能な設定項目群のそれぞれに設定された設定値群とが対応付けられたものとなる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態では、情報管理部210に格納されたプリンタドライバが複数ある点のみ相違する。よって本発明の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、説明を省略する。
図10は、第二の実施形態におけるインストールイメージの生成を説明する図である。図10の例では、本実施形態の情報管理部210に2種類のプリンタドライバ212A,212Bが格納されている例を示している。図10において、ステップS101は、図8のステップS81と同様であるから説明を省略する。
続いてインストールイメージ生成部220は、まずインストール211の複製を生成し、取得する(ステップS102)。次にインストールイメージ生成部220は、選択された画像形成装置400と対応するプリンタドライバ212Aを選択し、プリンタドライバ212Aの複製を生成して取得する(ステップS103)。尚ここで選択された画像形成装置400に対応するプリンタドライバがプリンタドライバ212Bの場合には、インストールイメージ生成部220はプリンタドライバ212Bを選択する。
ステップS104は図8のステップS83と同様であるから説明を省略する。
このように本実施形態では、複数の画像形成装置400に対応した複数のプリンタドライバ212を有している場合でも、選択された画像形成装置400に対応した初期設定情報224を反映させたプリンタドライバ212をクライアントPC300へダウンロードさせることができる。
したがって本実施形態では、例えば選択されたプリンタドライバ212が同様であっても、初期設定情報224によって初期設定を異ならせることができる。例えばプリンタドライバ212Aが画像形成装置400a,400bに対応し、画像形成装置400aと画像形成装置400bとでは、初期設定ファイル214における設定項目52の項目値群52aに異なる値が設定されている場合を考える。
この場合、画像形成装置400aに対応する初期設定情報224aと画像形成装置400bに対応する初期設定情報224bは異なる。よって画像形成装置400a,400bに対してプリンタドライバ212Aが選択されるが、反映される初期設定情報がそれぞれ異なるため、画像形成装置400a,400bの初期設定も異なるものとなる。
このように本実施形態では、初期設定ファイル214を有することで、画像形成装置毎に自動的に所望の初期設定をさせることができる。
以下に図11を参照して情報管理部210のプリンタドライバ212Aに障害が発生した場合について説明する。
図11は、第二の実施形態においてプリンタドライバに障害が発生した場合を説明する図である。
本実施形態のドライバ配信サーバ200においてプリンタドライバ212Aに障害が発生したことが検知された場合、管理者により改修したプリンタドライバ212A1が情報管理部210に上書きされる(ステップS111)。
本実施形態のドライバ配信サーバ200は、情報管理部210のプリンタドライバ212Aが改修されたことをクライアントPC300に通知し、クライアントPC300において再度使用する画像形成装置400を選択させる。
画像形成装置400が選択されると、ドライバ配信サーバ200はインストールイメージ生成部220により、図10で説明した通りにインストールイメージ221A1を生成する。尚このときインストールイメージ生成部220にインストールイメージ221Aが残っていた場合には、インストールイメージ221Aを削除し(ステップS112)、新たに生成されたインストールイメージ221A1を保持しても良い。
次に図12を参照して情報管理部210のインストーラ211に障害が発生した場合について説明する。
図12は、第二の実施形態においてインストーラに障害が発生した場合を説明する図である。
本実施形態のドライバ配信サーバ200においてインストーラ211に障害が発生したことが検知された場合、管理者により改修したインストーラ211Aが情報管理部210に上書きされる(ステップS121)。
本実施形態のドライバ配信サーバ200は、情報管理部210のインストーラ211Aが改修されたことをクライアントPC300に通知し、クライアントPC300において再度使用する画像形成装置400を選択させる。
画像形成装置400が選択されると、ドライバ配信サーバ200はインストールイメージ生成部220により、図10で説明した通りにインストールイメージ221Bを生成する。尚このときインストールイメージ生成部220にインストールイメージ221Aが残っていた場合には、インストールイメージ221Aを削除し(ステップS122)、新たに生成されたインストールイメージ221Bを保持しても良い。
以上のように本実施形態では、例えばプリンタドライバ212やインストーラ211に変更があった場合等でも、クライアントPC300にこれまでと同様の初期設定がされたプリンタドライバを簡単にインストールさせることができる。
尚図11、12に示した例は、第一の実施形態にも適用できる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 ドライバ配信システム
200 ドライバ配信サーバ
210 情報管理部
211 インストーラ
212 プリンタドライバ
213 ツール
214 初期設定ファイル
220 インストールイメージ生成部
221 インストールイメージ
230 Webページ提供部
300 クライアントPC300
400 画像形成装置
特開2010−009604号公報

Claims (7)

  1. デバイスのドライバを配信するドライバ配信サーバであって、
    デバイスを特定する特定情報と、前記デバイスに設定される初期設定情報とが対応付けられた初期設定ファイルが格納された記憶部と、
    特定されたデバイスのドライバをインストールさせるインストールイメージを生成するインストールイメージ生成部と、を有し、
    前記インストールイメージ生成部は、
    前記特定されたデバイスと対応するドライバを取得し、前記初期設定ファイルから前記特定されたデバイスと対応付けられた初期設定情報を抽出し、取得した前記ドライバと抽出された前記初期設定情報とを用いて前記インストールイメージを生成するドライバ配信サーバ。
  2. 前記インストールイメージ生成部は、
    前記ドライバと、前記ドライバをインストールさせるインストーラと、前記初期設定情報とを自己解凍形式の1つの圧縮ファイルとする請求項1記載のドライバ配信サーバ。
  3. 当該ドライバ配信サーバと接続され、前記ドライバがインストールされる情報処理装置に対し、デバイスを選択させる選択画面を表示させるページ提供部を有し、
    前記インストールイメージ生成部は、
    前記初期設定ファイルから、前記選択画面において選択された前記デバイスの特定情報と対応した初期設定情報を抽出する請求項1又は2記載のドライバ配信サーバ。
  4. 前記ページ提供部は、
    前記選択画面において、前記デバイスの一覧として前記初期設定ファイルにおける前記デバイスの特定情報の一覧を表示させる請求項3記載のドライバ配信サーバ。
  5. 前記記憶部には、
    複数のデバイスに対応するドライバが格納されている請求項1乃至4の何れか一項に記載のドライバ配信サーバ。
  6. 前記デバイスは、画像形成装置を含む請求宇1乃至5の何れか一項に記載のドライバ配信サーバ。
  7. デバイスのドライバを配信するドライバ配信サーバにおいて実行されるドライバ配信プログラムであって、
    前記ドライバ配信サーバは、デバイスを特定する特定情報と、前記デバイスに設定される初期設定情報とが対応付けられた初期設定ファイルが格納された記憶部を有し、
    前記ドライバ配信サーバに、
    特定されたデバイスと対応するドライバを取得するステップと、
    前記初期設定ファイルから前記特定されたデバイスと対応付けられた初期設定情報を抽出するステップと、
    取得した前記ドライバと抽出された前記初期設定情報とを用いて前記特定されたデバイスのドライバをインストールさせるインストールイメージを生成するステップと、を実行させるドライバ配信プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017084123A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 富士通株式会社 動作環境再構築プログラム、動作環境再構築システム、動作環境再構築方法
CN111694604A (zh) * 2020-05-06 2020-09-22 新华三云计算技术有限公司 一种驱动批量安装方法、装置、设备及机器可读存储介质

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