JP2019049857A - Ediシステム、サーバ、ediシステムの制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】EDI(Electric Data Exchange)システムにおいて、ファイルフォーマットの変換時間を抑制するための仕組みを提供する。【解決手段】基幹システムで用いる形式のデータである業務データとEDI通信を行うために用いる形式のデータであるEDIデータとの間で相互にフォーマットを変換するEDIシステムであって、EDIサーバは、業務データをフォーマットの異なる他の業務データまたはEDIデータである出力データに変換する際に用いるフォーマットを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されるフォーマットから前記業務データの変換対象とするフォーマットを選択可能な表示アイテムを表示部に表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段で表示された前記表示アイテムによりフォーマットが選択されたことを条件として、前記業務データと前記出力データとのデータ項目の対応関係を決定する決定手段と、を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、EDIシステム、サーバ、EDIシステムの制御方法、およびプログラムに関する。
EDI(Electronic Data Exchange)システムでは、自社の基幹システムで用いる電子データ(業務データ)を業界標準のフォーマットに相互に変換し、業界標準プロトコルに用いてデータの送受信を行うことが知られている。
特許文献1には、サーバに蓄積されたフォーマット定義ファイルに基づいて、業務データからEDIデータ(例えばCSVファイル)を生成するEDIシステムが開示されている。
上述のように、EDIシステムにおいては、基幹システムと標準フォーマットの間でファイルフォーマットを変換する作業が送受信毎に発生する。
また、従来のEDIシステムでは、基幹システムで用いるデータを更にフォーマットだけ変換したい場合がある。このような場合においても、基幹システムと標準フォーマットの間の変換と同様に煩雑な設定をしなければならないおそれがあった。
そのため、EDIシステムは、効率よくシステムを運用するために、ファイルフォーマットの変換にかかる時間を短縮することが望まれていた。しかしながら、これらの点に関して特許文献1では何ら考慮されていなかった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、EDIシステムにおいて、ファイルフォーマットの変換時間を低減するための仕組みを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、基幹システムで用いる形式のデータである業務データとEDI通信を行うために用いる形式のデータであるEDIデータとの間で相互にフォーマットを変換するEDIシステムであって、前記業務データをフォーマットの異なる他の業務データまたは前記EDIデータである出力データに変換する際に用いるフォーマットを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されるフォーマットから前記業務データの変換対象とするフォーマットを選択可能な表示アイテムを表示部に表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段で表示された前記表示アイテムによりフォーマットが選択されたことを条件として、前記業務データと前記出力データとのデータ項目の対応関係を決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、EDIシステムにおいて、ファイルフォーマットの変換時間を低減するための仕組みを提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるEDIシステム100のシステム構成の一例を示す図である。
EDIサーバ101、データベース102が、基幹システム103、クライアント104がLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続される構成となっている。また、インターネット等のネットワークを介して取引先EDIシステムよりEDIデータが送信または受信され、EDIサーバ101にて当該EDIデータを受信または送信する。そして、EDIシステム100は、基幹システム103で用いる形式のデータである業務データとEDI通信を行うために用いる形式のデータであるEDIデータとの間で相互にフォーマットを変換する機能を備える。
EDIサーバ101は、受信したEDIデータを事前設定された変換設定に従ってフォーマット変換して業務データとしてデータベース102に格納する。また、EDIサーバ101は、送信する業務データを変換設定に従ってフォーマット変換する。また、EDIサーバ101は、業務データをフォーマットの異なる他の業務データまたはEDIデータに変換する。
データベース102は、EDIサーバ101によりフォーマット変換された業務データを格納し、格納された業務データは基幹システム103よりアクセス可能となる。データベース102は、本稼働、テストともに使用される。データベース102は、EDIサーバ101や基幹システム103に付随する記憶装置でもよいし、独立したデータベースサーバの記憶装置でもよいし、クラウド環境の外部データベースでもよい。
基幹システム103は、社内の基幹業務で使用されるシステムであり、データベース102にアクセスして業務データを取得し、必要に応じて当該業務データを更新する。
クライアント104は、EDIサーバ101にアクセス可能なユーザ端末であり、EDIサーバ101と連携して、ユーザに対する画面表示やユーザからの入力受付を行う。なお、クライアント104を介さず、EDIサーバ101のディスプレイ210等に画面を表示したり、キーボード等から直接入力を受け付けたりしてもよい。
ここで、「業務データ」とは、基幹システム103で用いる形式のデータを示す。また、「EDIデータ」は、EDI通信を行うために用いる形式のデータを示す。なお、後述する「入力データ」は、「業務データ」を含む。「出力データ」には、「業務データ」あるいは「EDIデータ」が含まれる。
以下、図2を用いて、図1に示したEDIサーバ101、基幹システム103、クライアント104に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例について説明する。
図2は、EDIサーバ101、基幹システム103、クライアント104に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。なお、表示器はCRTや、液晶ディスプレイ等の様々な種類が存在する。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるCFカードメモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLANやインターネット)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
図3は、EDIシステム100のEDIサーバ101の機能構成の一例を示す図である。尚、図3に示すEDIサーバ101の機能構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。また、各機能は、EDIサーバ101のCPU201により実行される。
EDIサーバ101は、機能部として、ファイルフォーマット設定部301と、表示制御部302と、記憶部303と、出力データ生成部304と、処理部305とを備える。
ファイルフォーマット設定部301は、業務データのファイルフォーマットを設定する機能を備える。ここで、ファイルフォーマット設定部301は、図4のS401で示す処理に対応し、業務データにおける、フォーマットを変換する前のファイルフォーマットを設定する。
表示制御部302は、表示部の表示を制御する機能を備える。表示制御部302は、図6から図8で示す各種画面の表示を制御する。ここで、表示部は、クライアント104に表示すべき各種画面を表示するディスプレイ210である。
記憶部303は、出力データ生成部304で用いる出力データの雛型を記憶する機能を備える。具体的に、記憶部303は、業務データをフォーマットの異なる他の業務データまたはEDIデータである出力データに変換する際に用いるフォーマットを記憶する。
出力データ生成部304は、記憶部303で記憶する雛型に対して所定のデータ項目を生成する機能を備える。
処理部305は、対応関係決定部306と、ループマッピング処理部307と、データマッピング処理部308とを備える。処理部305は、フォーマット変換処理に関する各種処理を統括する。また、処理部305は、対応関係決定部306と、ループマッピング処理部307と、データマッピング処理部308以外のフォーマット変換に関する処理を行う機能を備える。対応関係決定部306は、業務データと出力データとのデータ項目の対応関係を決定する機能を備える。ループマッピング処理部307は、ループマッピング処理を行う機能部である。ここで、ループマッピングとは、出力側のループ項目またはDBレコード項目に対して、入力側のループ項目またはDBレコード項目を対応づける処理を示す。ループマッピング処理が行われることにより、入力側の階層構造に対応する出力側のループに対して終了条件を自動で作成することが可能となる。データマッピング処理部308は、データマッピング処理を行う機能部である。ここで、データマッピングとは、出力側のデータ項目またはDBデータ項目に対して、入力側のデータ項目またはDBデータ項目を対応づける処理を示す。
EDIサーバ101は、これらの機能部により、業務データをフォーマットの異なる他の業務データまたはEDIデータに変換した出力データで用いるフォーマットを記憶部303に記憶する。そして、EDIサーバ101は、記憶部303に記憶されるフォーマットから業務データの変換対象とするフォーマットを選択可能な表示アイテムを表示部に表示させる。そして、EDIサーバ101は、対応関係決定部306により、表示制御部302で表示された表示アイテムにより1つのファイルフォーマットが選択されたことを条件として、業務データとEDIデータとのデータ項目の対応関係を決定することができる。以下、EDIサーバ101の具体的な処理について図4〜8に基づいて説明する。
次に、図4を用いて、本実施形態におけるEDIシステム100のフォーマット変換処理について説明する。なお、図4および5で示すフローチャートは、固定長データからCSVファイルへフォーマットを変更する場合を例に説明する。
S401において、EDIサーバ101は、業務データにおける、フォーマットを変換する前のファイルフォーマットを設定する。一例として、ファイルフォーマット設定部301は、固定長データをファイルフォーマットとして設定する。設定された業務データのファイルフォーマットは、表示制御部302により図6のフォーマット変換前の変換設定画面601に示すように表示される。
S402において、表示制御部302は、記憶部303に記憶されるファイルフォーマットをユーザにより選択可能な表示アイテム705を表示部に表示する。表示制御部302は、ユーザの操作に基づいて図7(a)で示す表示アイテム705を表示する。ここで、表示アイテム705は、選択可能なフォーマットの一覧を示す情報を含み、ユーザにより変換先のフォーマットを選択させるための表示である。
S403において、EDIサーバ101は、ユーザにより表示アイテム705から1つのファイルフォーマットの選択を受け付ける。
S404において、表示制御部302は、表示アイテム705で選択されたファイルフォーマットに基づいて詳細設定画面706を表示する。ユーザは、詳細設定画面706から変換したいファイルフォーマットに応じた値を設定できる。設定の一例として、変換したいファイルフォーマットがCSVファイルである場合には、改行コードや文字コードその他のユーザが入力した設定を受け付ける。これにより、EDIサーバ101は、改行コードや文字コード等、形式変換に必要な情報を予め設定可能となり、ユーザの作業負担を低減することができる。
S405において、EDIサーバ101は、詳細設定の入力を受け付ける。詳細設定画面706に示すように、本実施形態では、改行コードをCRLF、文字コードをシフトJIS、区切り文字をカンマとしている例を示す。
S406において、EDIサーバ101の処理部305は、フォーマットを変換する前のファイルフォーマットと、表示制御部302に表示された表示アイテム705から選択されたフォーマットとに基づいて変換処理を行う。なお、S406での具体的な処理内容については図5を用いて後述する。
なお、EDIサーバ101は、S404およびS405とS406との間で処理順序を変更してもよい。
S407において、処理部305は、S406で処理した内容に対してS405で受け付けた各設定値を反映させる。ここで、図8で示す画面に用いる設定値は、予め記憶部303に記憶される。
S408において、表示制御部302は、フォーマットの変換結果を表示部に表示する。
次に、図5を用いて、フォーマット変換処理について説明する。
S501において、処理部305は、変換したいファイルフォーマットに対応した設定の雛型を記憶部303より取得する。なお、当該設定の雛型は、予めファイルとして外部メモリ211に保存しておいてもよい。
S502において、対応関係決定部306は、業務データと出力データとのデータ項目の対応関係を決定する。つまり、表示制御部302で表示された表示アイテム715によりフォーマットが選択されたことを条件として、これらの対応関係を決定している。
S503において、出力データ生成部304が、S501で取得した雛型に対して、変換元である入力側データ(業務データ)に存在するデータ項目と同じ数、同じ項目名を追加する。このため、出力データ生成部304は、変換したいファイルフォーマットに対応した出力側データ(業務データまたはEDIデータ)の変換定義が作成する。
S504において、ループマッピング処理部307が、変換元のファイルフォーマットおよび変換したいファイルフォーマットの組合せに対応したループ項目を、入力側データ、出力側データから取得する。
S505において、ループマッピング処理部307が、対応関係決定部306で決定した対応関係に基づいて、取得した入力側データのループ項目、出力側データのループ項目同士をマッピングする。ループマッピング処理部307がループ項目同士でマッピングを行うことにより、フォーマット変換をする際に設定するが必要な出力側のループ項目の詳細設定に対して適切な値が設定される。
S506において、データマッピング処理部308が、入力側データのデータ項目、出力側データのデータ項目を、同名の項目同士でマッピングする。このデータ項目同士でマッピングすることにより、入力データと出力データが対応づけられる。ここで、S503において、入力側と同じ数だけ出力側にデータ項目を同名で作成されているため、S506の処理完了時には、入力側のすべてのデータ項目と、出力側のすべてのデータ項目がマッピングされている状態となる。この場合、表示制御部302は、図8のマッピング表示領域803で示すように入力側データ(業務データ)と出力側データ(業務データまたはEDIデータ)との対応関係を識別可能な態様で表示する。
次に図6を用いて、フォーマット変換前の変換設定画面を説明する。変換設定画面601は、入力側データ表示領域602と、マッピング表示領域603と、出力側データ表示領域604を含む。
入力側データ表示領域602は、変換元の入力ファイルのファイル構造が表示される。ここで表示されるファイル構造とは、具体的にファイルの形式(タグ固定長形式やCSV形式など)、ファイルの繰り返し構造、データ項目の数などである。次に、出力側データ表示領域604は、入力側データ表示領域602と同様に、出力ファイルのファイル構造が表示される。
マッピング表示領域603は、入力側データ表示領域602に表示されるデータ項目と、出力側データ表示領域604に表示されるデータ項目とが対応づいているか否かを表示する。なお、これら対応づけを行う処理をマッピングと称する。マッピング処理により、入力側データのいずれの項目が出力側データの項目に出力されるかを定義することができる。
次に図7を用いて、フォーマット変換前の選択画面を説明する。図7(a)における変換設定画面701は、変換設定画面601が表示されている状態において表示アイテム705が表示された画面である。表示アイテム705は、選択可能な変換先のフォーマットの一覧を示す情報を含み、ユーザにより変換先のデータフォーマットを選択させるための画面である。本実施形態では、CSV形式、フラット固定長形式、タグ固定長形式のいずれかを選択可能であるがこれに限定されるものではない。
図7(b)における詳細設定画面706は、表示アイテム705において、CSV形式が選択された場合の詳細設定画面である。ユーザは、詳細設定画面706から変換したいファイルフォーマットに応じた詳細情報を設定できる。詳細情報は、一例として、変換したいファイルフォーマットがCSV形式である場合には、改行コードや文字コードその他のユーザが入力した内容を含む。
次に図8を用いて、フォーマット変換後の変換結果表示画面801について説明する。変換結果表示画面801は、入力側データ表示領域802と、マッピング表示領域803と、出力側データ表示領域804を含む。変換結果表示画面801は、変換設定画面601と異なり、マッピング表示領域803にその対応づけを示す表示がされている。マッピング表示領域803において、黒丸で示すデータ項目は、他のデータ項目と対応付けがされていることを示す。また、線分で接続されるデータ項目同士は、互いに対応関係にあること示している。
以上、説明したように、EDIシステムにおいて、フォーマット変換を行う変換設定作成処理を自動的に行うことで、ユーザは、変換設定作成に要する時間短縮、つまりはコスト削減の効果が期待できる。また、ユーザは、手作業の項目を低減できるため、人為的なミスを減らすことができる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本実施形態は、コンピュータや制御コンピュータがプログラム(コンピュータプログラム)を実行することによって実現することもできる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も実施例として適用することができる。また、上記のプログラムも実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、実施形態に基づいて詳述してきたが、特定の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明の範疇に含まれる。さらに、上述した実施形態は一実施形態を示すものにすぎず、上述した実施形態から容易に想像可能な発明も本発明の範疇に含まれる。
100 EDIシステム
101 EDIサーバ
302 表示制御部
303 記憶部
305 処理部
306 対応関係決定部
101 EDIサーバ
302 表示制御部
303 記憶部
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Claims (10)
- 基幹システムで用いる形式のデータである業務データとEDI通信を行うために用いる形式のデータであるEDIデータとの間で相互にフォーマットを変換するEDIシステムであって、
前記業務データをフォーマットの異なる他の業務データまたは前記EDIデータである出力データに変換する際に用いるフォーマットを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されるフォーマットから前記業務データの変換対象とするフォーマットを選択可能な表示アイテムを表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段で表示された前記表示アイテムによりフォーマットが選択されたことを条件として、前記業務データと前記出力データとのデータ項目の対応関係を決定する決定手段と、
を有することを特徴とするEDIシステム。 - 前記業務データにおける、フォーマットを変換する前のフォーマットを設定する設定手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のEDIシステム。
- 前記設定手段で設定されたフォーマットと、前記表示制御手段に表示された表示アイテムから選択されたフォーマットとに基づいてフォーマットを変換する変換処理を行う処理部を更に有することを特徴とする請求項2に記載のEDIシステム。
- 前記表示制御手段は、前記表示アイテムから選択されたフォーマットに対応する詳細設定画面を表示し、
前記処理部は、前記詳細設定画面で入力された値をフォーマットの変換処理の結果に反映させることを特徴とする請求項3に記載のEDIシステム。 - 前記決定手段で決定した対応関係に基づいて、前記業務データと前記出力データとの間でループ項目の対応づけを行うループマッピング処理をするループマッピング処理手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のEDIシステム。
- 前記決定手段で決定した対応関係に基づいて、前記業務データと前記出力データとの間でデータ項目の対応づけを行うデータマッピング処理をするデータマッピング処理手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のEDIシステム。
- 前記表示制御手段は、前記業務データと前記出力データとの対応関係を識別可能な態様で表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のEDIシステム。
- 基幹システムで用いる形式のデータである業務データとEDI通信を行うために用いる形式のデータであるEDIデータとの間で相互にフォーマットを変換するサーバであって、
前記業務データをフォーマットの異なる他の業務データまたは前記EDIデータである出力データに変換する際に用いるフォーマットを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されるフォーマットから前記業務データの変換対象とするフォーマットを選択可能な表示アイテムを表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段で表示された前記表示アイテムによりフォーマットが選択されたことを条件として、前記業務データと前記出力データとのデータ項目の対応関係を決定する決定手段と、
を有することを特徴とするサーバ。 - 基幹システムで用いる形式のデータである業務データとEDI通信を行うために用いる形式のデータであるEDIデータとの間で相互にフォーマットを変換するEDIシステムの制御方法であって、
前記EDIシステムは、前記業務データをフォーマットの異なる他の業務データまたは前記EDIデータである出力データに変換する際に用いるフォーマットを記憶する記憶手段を備え、
前記記憶手段に記憶されるフォーマットから前記業務データの変換対象とするフォーマットを選択可能な表示アイテムを表示部に表示させる表示制御工程と、
前記表示制御工程で表示された前記表示アイテムによりフォーマットが選択されたことを条件として、前記業務データと前記出力データとのデータ項目の対応関係を決定する決定工程と、
を有することを特徴とするEDIシステムの制御方法。 - コンピュータを、請求項1から7のいずれか1項に記載されたEDIシステムの各手段として機能させるためのプログラム。
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JP2021093000A (ja) * | 2019-12-11 | 2021-06-17 | 株式会社東芝 | 情報処理装置およびコンピュータプログラム |
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