JP2014052783A - 出力指示装置、出力装置及びコンテンツ出力システム - Google Patents

出力指示装置、出力装置及びコンテンツ出力システム Download PDF

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Abstract

【課題】様々なネットワーク上に保存されているコンテンツを、効率良く出力できるようにする。
【解決手段】出力するコンテンツの所在情報を含む出力構造化文書を出力装置に提供する出力指示装置であって、前記出力構造化文書を前記出力装置に提供する前に、出力候補となるコンテンツの所在情報を含む事前接続状態確認リストを出力装置に送信する送信手段と、前記出力装置に送信する事前接続状態確認リストに記載されたコンテンツへの接続状態を、前記出力装置から受信する接続状態受信手段と、前記接続状態がアクセス権なしであった場合、前記コンテンツを取得してコンテンツ保存部に保存し、前記コンテンツの所在情報を前記コンテンツの保存場所に変更する接続状態判定手段とを設け、出力の内容を表す出力構造化文書の作成の前に、出力装置側で出力候補となるコンテンツの接続状態の確認を行い、出力指示装置はその内容に従って出力構造化文書を作成する。
【選択図】図4

Description

本発明は出力指示装置、出力装置及びコンテンツ出力システムに関し、特に、様々なネットワーク上に保存されているコンテンツを出力するために用いて好適な技術に関する。
近年Web上のコンテンツ共有サービスが一般ユーザにも広く利用されてきており、多くのユーザはこういったWebサービス上に、多くのコンテンツをアップロードしている。これらのコンテンツは、一般に、Webサービスごとのアカウントに対するアクセス権限が管理されており、各コンテンツへアクセスするためには、各サービスへログインするなどしてアクセストークンを取得する必要がある。このような状況の中で、様々なネットワーク上に、様々な形式で保存されているコンテンツを、簡単に印刷したり、表示したりしたいという要望が高まってきている。
以下に、DLNA(Digital Living Network Alliance)における3Boxプリントモデルについて説明する。DLNAにおける3Boxプリントモデルでは、プリンタとは別の出力指示装置がXHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)文書を作成してプリンタに送信する。
プリンタは、そのXHTML文書に従って、コンテンツサーバから画像をダウンロードし、印刷を行う。この時、プリンタがXHTML文書中に記載されているコンテンツへのリンクへアクセスできない場合がある。この課題に対して、特許文献1では、コンテンツの提供時間の情報を基にコンテンツを一時的に退避させることを提案している。また、特許文献2では、全ての取得コンテンツをコンテンツDB(Database)に登録し、再度印刷する際はそのDBからコンテンツを取得することを提案している。
特開2009−130848号公報 特開2010−3063号公報
特許文献1にて提案されている放送受信装置では、提供期間に制約のあるコンテンツを一時的に保持することを提案している。しかし、提供期間の特定されないコンテンツに関しては、保持するかしないかを判定する方法がない。そのため、提供期間の特定されないコンテンツは全て一次的に保持する必要があり、必要のないコンテンツが蓄積されてしまう。
また、特許文献2では、一度受信したコンテンツを全てDBに登録することで、次回以降のコンテンツへの接続を確実なものにしている。しかし、特許文献2にて提案されている画像形成装置では、DBを用意する手間がかかる上に、全てのコンテンツをDBに保持すると、必要のないコンテンツが蓄積されてしまう。このため、特許文献1、2においては、ネットワーク上に保存されているコンテンツを効率良く出力することが困難である問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、様々なネットワーク上に保存されているコンテンツを、効率良く出力できるようにすることを目的とする。
本発明の出力指示装置は、出力するコンテンツの所在情報を含む出力構造化文書を出力装置に提供する出力指示装置であって、前記出力構造化文書を前記出力装置に提供する前に、出力候補となるコンテンツの所在情報を含む事前接続状態確認リストを出力装置に送信するリスト送信手段と、前記出力装置に送信する事前接続状態確認リストに記載されたコンテンツへの接続状態を、前記出力装置から受信する接続状態受信手段と、前記接続状態がアクセス権なしであった場合、前記コンテンツを取得してコンテンツ保存部に保存し、前記コンテンツの所在情報を前記コンテンツの保存場所に変更する接続状態判定手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、様々なネットワーク上に保存されているコンテンツを、出力装置に効率良く出力させることができる。
本発明の実施形態を示し、コンテンツ出力システムの構成例を示すブロック図である。 実施形態を示し、出力指示装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態を示し、事前接続状態確認リストの具体例を示す図である。 実施形態を示し、接続判定処理の動作を示すフローチャートである。 実施形態における出力構造化文書の具体例を示す図である。 出力指示装置と出力装置とコンテンツサーバとの間のメッセージを示すシーケンス図である。
以下に、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。以下の実施形態においては、具体的な処理例の記載を併記しているが、本発明はこの具体的な処理例に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
<システム全体の構成図>
以下、添付の図面を参照して、本発明に関わる実施形態を説明する。
図1は、本実施形態によるコンテンツ出力システムの構成例を示す図である。
ネットワーク10は、本実施形態におけるホームネットワークとしての有線LAN(Local Area Network)、または無線LAN(Wireless LAN)である。なお、本実施形態ではホームネットワークとして有線LAN、または無線LANを利用しているが、これに限らず、WAN(Wide Area Network)、アドホックネットワーク、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)、などでもよい。
出力指示装置20は、本実施形態のコンテンツ出力システムにおける出力指示装置である。出力指示装置20は、下記の機能を有する。出力装置30に提供する事前接続状態確認リストを作成、送信する機能。出力装置30から接続状態を受信する機能。出力装置30から受信した接続状態に応じて出力構造化文書を作成する機能。作成した出力構造化文書を出力装置30に送信する機能。コンテンツサーバ40、コンテンツサーバ50からコンテンツ情報、及びコンテンツを取得する機能。出力装置30にコンテンツ出力を要求する機能。本実施形態において、出力指示装置20はDLNA(登録商標:Digital Living Network Aliance)における+PR2+(Printing Controller‐2)を有する。
出力指示装置20の具体的な例としては、カメラ装置、ビデオカメラ装置、スマートフォン装置、PC装置、などが挙げられる。なお、本実施形態では、出力指示装置20としてDLNAにおける+PR2+を有する装置を挙げたが、同様な出力構造化文書データを作成、送信する機能、コンテンツ情報を取得する機能、コンテンツ出力を要求する機能、及びそれらの複合でも実施可能である。
出力装置30は、本実施形態におけるホームネットワーク内のコンテンツ出力装置であり、コンテンツ出力機能、及び通信機能を備える。出力装置30の具体例は、プリンタ、FAX、テレビ、携帯電話、スマートフォン、PC、ノートPC、などである。本実施形態において、出力装置30は、DLNAにおけるDMPrとしての機能を有する。特に、出力装置30は、UPnPにおけるPrintEnhancedServiceを有する。なお、本実施形態では、出力装置30としてDLNAにおけるDMPrの機能を有する装置を挙げたが、同様にホームネットワーク内のコンテンツを取得し、出力する他の機能でも実施可能である。
コンテンツサーバ40は、本実施形態におけるホームネットワーク内のコンテンツサーバである。コンテンツサーバ40は、ネットワーク10上の出力装置30からのコンテンツ情報の取得要求に対して、コンテンツ情報を提供する。本実施形態において、コンテンツサーバ40は、DLNAにおけるDMSとしての機能を有する。特に、コンテンツサーバ40は、DMSにおけるCDS(Content Directory Service)を有する。
コンテンツサーバ40の具体的な例としては、ホームサーバ装置、NAS(Network Attached Storage)装置、カメラ装置、ビデオカメラ装置、スマートフォン装置、PC装置、などが挙げられる。なお、本実施形態では、コンテンツサーバ40としてDLNAにおけるDMSの機能を有する装置を挙げたが、同様なホームネットワーク内にコンテンツ、及びコンテンツ情報を提供する機能、及びそれらの複合でも実施可能である。
コンテンツサーバ50は、本実施形態におけるネットワーク60上のコンテンツサーバである。コンテンツサーバ50は、ネットワーク10上の出力装置30からのコンテンツ情報の取得要求に対して、コンテンツ情報を提供する。本実施形態において、コンテンツサーバ50はインターネット上のコンテンツ共有サービスである。コンテンツサーバ50の具体例としては、Picasa(登録商標)やflickr(登録商標)、Facebook(登録商標)などが挙げられる。
なお、本実施形態では、コンテンツサーバ50としてインターネット上のコンテンツ共有サービスを挙げたが、同様なコンテンツ、及びコンテンツ情報を提供する機能、及びそれらの複合を有するネットワーク60上に存在する機能でも実施可能である。また、本実施形態では二つのコンテンツサーバ40、50を挙げたが、この数は二つに限定されるものではなく、一つでもよく、三つ以上でもよい。
ネットワーク60は、ネットワーク10と接続された外部ネットワークである。ネットワーク60はルータなどの通信装置を介してネットワーク10と接続されており、出力装置30はネットワーク10及びネットワーク60を通してコンテンツサーバ40に接続することができる。
本実施形態において、ネットワーク60はインターネットである。ネットワーク60の具体的な例としてインターネット、NGN(Next Generation Network)、社内ネットワーク、他のホームネットワークなどが挙げられる。なお、本実施形態ではネットワーク60としてインターネットを挙げたが、同様なネットワーク機能でも実施可能である。
<出力指示装置の構成>
図2は、本実施形態による出力指示装置20のモジュール構成例を示すブロック図である。
ネットワーク通信制御部201は、ネットワーク10に接続するための通信制御を行う。事前接続状態確認リスト送信部202は、ネットワーク通信制御部201を利用して、ネットワーク10を通して、事前接続状態確認リストを出力装置30に対して送信する。
接続状態受信部203は、ネットワーク通信制御部201を利用して、ネットワーク10を通して、出力装置30から接続状態を受信する。本実施形態では、接続状態はコンテンツのURLに接続した際のステータスコードを利用する。そして、出力装置30はコンテンツとその接続状態とを紐づけた情報を、コンテンツ接続状態情報として出力指示装置20に対して提供する。本実施形態では、接続状態はコンテンツのURLに接続した際のステータスコードを利用するが、同等のコンテンツへの接続状態を意味する情報を用いることも可能であり、これに限定されない。
出力構造化文書送信部204は、ネットワーク通信制御部201を利用して、ネットワーク10を通して、出力装置30へ出力構造化文書データを送信する。
コンテンツ送受信部205は、ネットワーク通信制御部201を利用してコンテンツサーバ40もしくはコンテンツサーバ50からネットワーク10、ネットワーク60を通して、コンテンツを受信する。また、ネットワーク10を通して出力装置30にコンテンツを送信する。
制御部206は、出力指示装置20の全体の制御を行う。制御部206は、事前接続状態確認リスト送信部202〜コンテンツ保存部210の各モジュールを管理、制御する。
事前接続状態確認リスト作成部207は、出力候補のコンテンツの所在情報の一覧を作成する。出力候補のコンテンツの所在情報は、事前に出力指示装置内の情報として保持しておいたものを利用してもよいし、その他ネットワーク上から別途取得してもよい。また、出力指示装置20がコンテンツサーバ40、もしくはコンテンツサーバ50に問い合わせてもよい。問い合わせる際にはUPnPにおけるContent Directory ServiceのBrowseアクションやSearchアクションを利用してもよいし、その他の通信プロトコルを利用してもよい。
出力構造化文書作成部208は、接続状態判定部209から提供される出力コンテンツの候補リスト、及びユーザの指示に従って出力するコンテンツのレイアウトと、コンテンツの所在情報を含む出力構造化文書を作成する。出力構造化文書は、本実施形態においてはXHTMLであるが、同様の情報を記載した文書も可能であり、XHTMLに限定されない。
接続状態判定部209は、出力装置30から受信した接続状態を解析する。解析した接続状態がアクセス権なしであった場合に、コンテンツサーバ40、もしくはコンテンツサーバ50からコンテンツを受信し、コンテンツ保存部210によってコンテンツを保存する。さらに、出力構造化文書作成部208へ提供する出力コンテンツの所在情報を、出力指示装置内の所在情報に書き換える。また、解析した接続状態が、その他の理由で接続失敗であった場合、出力構造化文書作成部208へ提供する出力コンテンツの候補リストから、該当する出力コンテンツの情報を削除する。
コンテンツ保存部210は、コンテンツサーバ40もしくはコンテンツサーバ50から受信したコンテンツを出力指示装置20内に保存し、出力装置30に対して公開する。本実施形態では、コンテンツの保存先を出力指示装置20内としたが、他の出力装置30から接続可能なネットワーク上の記憶装置に保存してもよい。
<事前接続状態確認リスト>
図3は、出力指示装置20が作成し、出力装置30に送信する事前接続状態確認リストの具体的な例を示す図である。本実施形態では、事前接続状態確認リストの具体的な例として、図3に示すように、本実施形態の事前接続状態確認リスト300は、コンテンツのURL(Uniform Resource Locator)の一覧を挙げている。上から二つがローカルネットワーク内のコンテンツサーバ、次の二つがインターネット上のWebサービスが提供するコンテンツサーバ、最後の二つがリモートネットワーク内のコンテンツサーバに存在するコンテンツのURLを示す。
本実施形態では、ローカルネットワーク上の二つのコンテンツサーバのIPアドレスをそれぞれ192.168.0.11、192.168.0.12とする。なお、本実施形態では事前接続状態確認リスト300の例としてコンテンツのURLの一覧を挙げたが、同等のコンテンツの所在を表す情報、またその情報へのリンク情報などでもよい。
本実施形態では、ローカルネットワーク内のコンテンツサーバのURLも事前接続状態確認リスト300に記載した。しかし、出力装置と同一ローカルネットワーク上のコンテンツのURLは、出力装置30から接続可能であるという仮定の下、事前接続状態確認リスト300から除外することもできる。これにより、出力装置30が接続状態の確認を行うコンテンツの数を効率的に減らすことができる。
事前接続状態確認リスト300を出力装置30が出力指示装置20から受信すると、出力装置30は各々のURLに接続し、その接続状態を出力指示装置20に通知する。本実施形態では、コンテンツのURLに対して出力装置30がHTTP(Hypertext Transfer Protocol)HEAD(HTTPメソッドの一つ)リクエストを行う。そして、このリクエストに対するレスポンスのステータスコードの内容を接続状態として扱う。なお、本実施形態ではステータスコードの内容を接続状態として扱うが、同等のコンテンツに対する接続の状態を意味する情報を用いることが可能であり、接続状態はこれに限定されない。
出力装置30は、各コンテンツの接続状態と各コンテンツとを紐づけた情報を、コンテンツ接続状態情報として出力指示装置20に対して返答する。例えば、コンテンツURLと、そのURLへ接続した際のステータスコードを並べた情報を返答してもよい。また、返答する情報量を低減するため、接続状態が接続成功であったコンテンツの情報は返答から削除してもよい。
出力装置30が事前接続状態確認を行う際に、接続状態が接続成功であったコンテンツを一時的に保持しておいてもよい。これにより、出力装置30は出力指示装置20より、出力指示を受信する前にコンテンツを取得することが可能となり、出力時間を短縮することができる。ただし、事前に取得したコンテンツは飽くまで出力候補のコンテンツであり、その後の出力指示装置20からの出力指示で実際の出力がなされない可能性がある。
そのため、出力がなされなかった場合には、所定の時間が経過した後に削除することが好ましい。これにより、出力がなされなかったコンテンツが出力装置30内に蓄積されてしまうことを防ぐことができる。本実施形態では、具体的な時間として30分と定めるとするが、これに限定されない。また、一時的に保持したコンテンツは該当するコンテンツの出力が行われた際に削除してもよい。
<接続状態判定処理>
図4は、出力装置30から受信したコンテンツ接続状態情報を基に出力指示装置20で行う接続状態判定処理の内容を示すフローチャートである。
S400は接続状態判定処理の開始を示す。
S401で接続状態の判定を行う。この判定処理においては、出力指示装置20は出力装置30から受信したコンテンツ接続状態情報を解析する。そして、コンテンツの接続状態が接続成功を意味する場合はS403へ移行し、アクセス権なしを意味する場合はS404へ移行し、アクセス権なし以外の失敗を意味する場合はS402へ移行する。本実施形態では、前述のように、接続状態として、HTTPのステータスコードを用いる。接続成功を表すステータスコードは200、アクセス権なしを表すステータスコードは401である。
S402の処理では、出力装置30からのコンテンツの取得が不能であると判断されるため、出力指示装置20において、該当するコンテンツを以降の出力候補から削除する。これにより、以降、出力指示装置20から出力装置30に対して出力装置30が事前接続状態確認において取得不能であると判断したコンテンツの出力を指示することはなくなる。よって、出力に失敗するケースを未然に防ぐことができる。
S403の処理では、出力装置30からのコンテンツの取得が可能であると判断されるため、出力指示装置20は該当するコンテンツを以降の出力候補として残す。つまりこの処理においては何も行われない。なお、出力装置30でコンテンツ接続状態情報に接続状態が接続成功であったコンテンツの情報を記載しない場合は、この処理が実行されることはない。
S404の処理では、出力装置30からのコンテンツの取得がアクセス権なしのため不可能であると判断されるため、認証済みである出力指示装置20が代理で該当するコンテンツを取得してコンテンツ保存部210に保存する。さらに、コンテンツの所在情報をコンテンツの保存場所に変更する。そして、出力装置30に対して公開する。この公開するURLを該当するコンテンツの新しいURLとして書き換え、以降の出力候補とする。書き換え後のURLは、コンテンツ保存部210中の該当コンテンツが保存された場所を示す。
なおこの時、本実施形態では出力指示装置20は該当するコンテンツに対して認証済みであると仮定したが、認証済みでない場合、この時点で出力指示装置20が該当コンテンツの接続状態を確認し、認証が成功した場合にのみ前述の処理を行うようにしてもよい。この時認証に失敗した場合、S402の処理に移行してもよい。
本実施形態では、図3に示す事前接続状態確認リスト300のうち、WebServer1のコンテンツに対しては出力装置30の接続状態がアクセス権なし、出力指示装置20の接続状態が認証成功とする。また、RemoteServer2のコンテンツに対しての出力装置30の接続状態がアクセス権なし以外の接続失敗とする。
<出力構造化文書>
図5は、出力装置30が出力指示装置20より受信する出力構造化文書の具体的な例を示す図である。本実施形態では、出力構造化文書データの具体的な例として、A4サイズのフレーム内に5つのコンテンツをサムネイル状に出力するためのXHTML文書を取り扱う。なお、本実施形態では、出力構造化文書データの具体例としてXHTML文書を挙げるが、同様の出力指示情報を有する他のデータ形式でもよい。
図5において、500はXHTML文書全体を示す。
501は、各出力コンテンツの出力レイアウト情報を示しており、この情報に従って、出力媒体中の指定された位置に、指定されたサイズで各コンテンツの出力範囲が設定される。
502は、各出力コンテンツの出力形式を定義しており、この出力形式によって実際に出力されるコンテンツの横幅、縦幅、501で指定された出力範囲内の位置、回転量が決定される。
503は、実際に出力するコンテンツのURL及び、502で定義した出力形式の内どの形式を採用するかを記載している。接続状態判定処理にて、事前接続状態確認リスト300に記載の出力候補の内、WebServer1のコンテンツは出力指示装置によって取得、保存され、出力指示装置20内のURLとして書き換えられている。本実施形態では出力指示装置20のIPアドレスは192.168.0.10であるとする。また、RemoteServer2のコンテンツは接続状態判定処理にて、出力候補から除外されるため、503の中には現れない。
<シーケンス図>
図6は、本実施形態におけるシステム全体のメッセージの流れを示すシーケンス図である。以下でこのシーケンス図を用いてユーザが実際にコンテンツの出力を行う流れについて説明する。
まず、ユーザが出力指示装置20にてコンテンツ出力アプリケーションソフトウェアを起動する。出力指示装置20はコンテンツ出力アプリケーションソフトウェアの起動後、事前接続状態確認リスト作成部207により、事前接続状態確認リスト300を作成する。M601にて、出力指示装置20は出力装置30に対して、作成した事前接続状態確認リスト300を送信する。
ここで、出力装置30が複数存在するような場合、どの出力装置を出力対象とするかを選択する。選択の具体的な方法としては、起動する出力アプリケーションソフトウェアによって対象を切り替えてもよいし、出力アプリケーションソフトウェア内で出力装置を選択してもよい。ただし、出力装置の選択方法はこれに限定されない。
M602、M603にて、出力装置30は、事前接続状態確認リスト300に記載されているコンテンツのURLを用いて、各コンテンツへの接続状態の確認を行う。このとき、接続状態が接続成功であった場合、出力装置30はコンテンツを一時的に出力装置30内に保持してもよい。
M604にて、出力装置30は、出力指示装置20に対してM602、M603で確認した接続状態を通知する。
M605にて、出力指示装置20は、M604にて取得した接続状態を用いて接続状態判定処理を行う。ここで、前述したように接続状態に応じて、出力候補のコンテンツとそのURLの更新を行い、M606にてコンテンツの取得を行う。すなわち、出力装置30からのコンテンツの取得がアクセス権なしのため不可能であると判断された場合、認証済みである出力指示装置20が代理で該当するコンテンツを取得してコンテンツ保存部210に保存する。
ここで、ユーザに対して出力候補となるコンテンツの一覧がコンテンツ出力アプリケーションソフトウェアを通じて通知される。ユーザは出力候補となるコンテンツの一覧から、出力するコンテンツを選択し、レイアウトを決定する。
M607にて、ユーザが選択したコンテンツとレイアウトの情報に従って、XHTMLの作成を行う。
M608にて、出力指示を行う。本実施形態においてはUpnp Print Enhanced ServiceのCreateURIJob(「UPNP」は登録商標)アクションにて出力指示を行うが、これに限定されない。このアクションのSourceURI引数にM607で作成したXHTMLのURLを指定する。
CreateURIJobアクションを受信した出力装置30はSourceURIで指定されたURIに接続し、XHTMLを取得する。XHTMLの内容に従って、出力装置30内に一時的に保持していたコンテンツを利用、もしくはコンテンツサーバ40、コンテンツサーバ50、出力指示装置20からコンテンツを取得し、出力を行う。ここで、出力装置30は一時的に保持していたコンテンツのうち、出力されたコンテンツを削除してもよい。また、一時的に保持していたコンテンツのうち、所定の時間内に出力指示命令を受信しなかった場合に、出力されなかったコンテンツに関しては、所定の時間が経過した場合は削除してもよい。
本実施形態のシーケンスでは、ユーザがコンテンツを選択する前に、出力指示装置20が事前接続状態確認リスト300を出力装置30に送信し、リスト内の各コンテンツの接続状態を確認した。しかし、この処理はユーザが出力したいコンテンツを選択した後に行われてもよい。
この場合、出力装置はユーザが選択したコンテンツのみを接続確認すればよいので、出力装置への負荷は低減できる。一方、選択したコンテンツの接続状態がアクセス権なし以外の失敗であった場合、選択したコンテンツが出力できないことになる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201 ネットワーク通信制御部
202 事前接続状態確認リスト送信部
203 接続状態受信部
204 出力構造化文書送信部
205 コンテンツ送受信部
206 制御部
207 事前接続状態確認リスト作成部
208 出力構造化文書作成部
209 接続状態判定部
210 コンテンツ保存部

Claims (14)

  1. 出力するコンテンツの所在情報を含む出力構造化文書を出力装置に提供する出力指示装置であって、
    前記出力構造化文書を前記出力装置に提供する前に、出力候補となるコンテンツの所在情報を含む事前接続状態確認リストを出力装置に送信するリスト送信手段と、
    前記出力装置に送信する事前接続状態確認リストに記載されたコンテンツへの接続状態を、前記出力装置から受信する接続状態受信手段と、
    前記接続状態がアクセス権なしであった場合、前記コンテンツを取得してコンテンツ保存部に保存し、前記コンテンツの所在情報を前記コンテンツの保存場所に変更する接続状態判定手段とを備えたことを特徴とする出力指示装置。
  2. 前記接続状態判定手段は、前記接続状態受信手段により受信した接続状態がアクセス権なし以外の失敗であった場合、前記コンテンツを前記出力候補から削除することを特徴とする請求項1に記載の出力指示装置。
  3. 前記リスト送信手段は、
    前記事前接続状態確認リストから、前記出力装置と同一ローカルネットワーク上に存在するコンテンツの所在情報は除外して、前記事前接続状態確認リストを出力装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の出力指示装置。
  4. 出力候補となるコンテンツの所在情報を含む事前接続状態確認リストを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した事前接続状態確認リストに記載されたコンテンツへの接続状態を確認する確認手段と、
    前記確認手段により確認した接続状態が接続成功であった場合に、前記コンテンツを一時的に保存し、前記一時的に保存した前記コンテンツを削除する削除手段とを備えたことを特徴とする出力装置。
  5. 前記削除手段は、前記受信手段により所定の時間内に出力指示命令を受信しなかった場合に、前記一時的に保存した前記コンテンツを削除することを特徴とする請求項4に記載の出力装置。
  6. 前記削除手段は、前記一時的に保持していたコンテンツのうち、出力されたコンテンツを削除することを特徴とする請求項4に記載の出力装置。
  7. 請求項1〜3の何れか1項に記載の出力指示装置と、請求項4〜6の何れか1項に記載の出力装置とを含むことを特徴とするコンテンツ出力システム。
  8. 出力するコンテンツの所在情報を含む出力構造化文書を出力装置に提供する出力指示方法であって、
    前記出力構造化文書を前記出力装置に提供する前に、出力候補となるコンテンツの所在情報を含む事前接続状態確認リストを出力装置に送信するリスト送信工程と、
    前記出力装置に送信する事前接続状態確認リストに記載されたコンテンツへの接続状態を、前記出力装置から受信する接続状態受信工程と、
    前記接続状態がアクセス権なしであった場合、前記コンテンツを取得してコンテンツ保存部に保存し、前記コンテンツの所在情報を前記コンテンツの保存場所に変更する接続状態判定工程とを備えたことを特徴とする出力指示方法。
  9. 出力候補となるコンテンツの所在情報を含む事前接続状態確認リストを受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信した事前接続状態確認リストに記載されたコンテンツへの接続状態を確認する確認工程と、
    前記確認工程において確認した接続状態が接続成功であった場合に、前記コンテンツを一時的に保存し、前記一時的に保存した前記コンテンツを削除する削除工程とを備えたことを特徴とする出力方法。
  10. 前記削除工程は、前記受信工程において所定の時間内に出力指示命令を受信しなかった場合に、前記一時的に保存した前記コンテンツを削除することを特徴とする請求項9に記載の出力方法。
  11. 前記削除工程は、前記一時的に保持していたコンテンツのうち、出力されたコンテンツを削除することを特徴とする請求項9に記載の出力方法。
  12. 出力するコンテンツの所在情報を含む出力構造化文書を出力装置に提供する出力指示方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記出力構造化文書を前記出力装置に提供する前に、出力候補となるコンテンツの所在情報を含む事前接続状態確認リストを出力装置に送信するリスト送信工程と、
    前記出力装置に送信する事前接続状態確認リストに記載されたコンテンツへの接続状態を、前記出力装置から受信する接続状態受信工程と、
    前記接続状態がアクセス権なしであった場合、前記コンテンツを取得してコンテンツ保存部に保存し、前記コンテンツの所在情報を前記コンテンツの保存場所に変更する接続状態判定工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 出力候補となるコンテンツの所在情報を含む事前接続状態確認リストを受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信した事前接続状態確認リストに記載されたコンテンツへの接続状態を確認する確認工程と、
    前記確認工程において確認した接続状態が接続成功であった場合に、前記コンテンツを一時的に保存し、前記一時的に保存した前記コンテンツを削除する削除工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項12または13に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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