JP2014050768A - 混合装置、混合物製造システム、及び混合物の製造方法 - Google Patents

混合装置、混合物製造システム、及び混合物の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】流体である原料をより十分に混合できる装置、システム及び方法を提供すること。
【解決手段】流体である原料を混合する混合装置20であって、対向配置された一対の回転板32,35を有し、一対の回転板32,35の対向する側の面には、回転中心を中心にして円状かつ回転板32,35の径方向に関して互いに異なる位置に凸部33,36が設けられ、凸部33,36同士の間に介在する隙間45が回転板32,35の外部へと連通し、隙間45へと供給された原料が隙間45を通過することで混合される混合手段30と、一対の回転板32,35の両方を互いに反対方向に又は一方を回転させる回転手段と、混合された原料である混合物が流通する混合物流通路48と、混合物流通路48の圧力を検出する圧力検出手段61と、圧力検出手段61により検出された圧力に基づいて混合物流通路48の圧力の調節する圧力調節手段62と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体である原料を混合して、混合物を製造する技術に関する。
従来、流体の原料を混合する装置は、対向配置された一対の回転板を備え、回転板同士の隙間に原料を供給しながら、回転板を一体的に回転させる。これにより、隙間を原料が通過し、混合物が製造される。また、混合効率を向上するため、回転板の対向する面に凹凸を設け、隙間を複雑な形状とした装置が種々提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
また、流体である原料を混合する装置には、一般的に、混合された原料である混合物を回転板の外方へ導出して回収するために、混合物が流通すると共に混合物を回収する回収路(混合物流通路)が設けられている。
特開平11−114396号公報 特開2001−321651号公報 特開2010−99574号公報 特開2010−260031号公報
しかし、従来の流体である原料を混合する装置では、回転板の外方への遠心力等により流体の原料が回転板の内部に十分にとどまることができずに、流体の原料が十分に混合されていない状態で、回収路により回転板の外方へ導出されてしまうことがある。このような状態においては、流体の原料を十分に混合することができない。そのため、流体の原料を十分に混合できる装置、システム及び方法が望まれている。
本発明は、流体のである原料をより十分に混合できる装置、システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明は、流体である原料を混合する混合装置であって、対向配置された一対の回転板を有し、前記一対の回転板の対向する側の面には、回転中心を中心にして円状かつ前記回転板の径方向に関して互いに異なる位置に凸部が設けられ、前記凸部同士の間に介在する隙間が前記回転板の外部へと連通する混合手段であって、前記隙間へと供給された前記原料が前記隙間を通過することで混合される混合手段と、前記一対の回転板の両方を互いに反対方向に又は一方を回転させる回転手段と、混合された前記原料である混合物が流通する混合物流通路と、前記混合物流通路の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段により検出された圧力に基づいて前記混合物流通路の圧力の調節する圧力調節手段と、を備える混合装置に関する。
また、前記圧力検出手段と前記圧力調節手段との間又は前記圧力検出手段の下流側における前記混合物流通路に、振動型攪拌混合装置が接続されていることが好ましい。
また、前記回転手段は、前記一対の回転板の各々の回転速度を独立して調節する速度調節手段を有することが好ましい。
また、本発明は、前記混合装置と、前記隙間へと前記原料を供給する原料供給手段と、前記隙間から前記混合物を回収する回収手段であって、前記混合物流通路を有する回転手段と、を備える混合物製造システムに関する。
また、前記原料供給手段は、前記回転板の少なくとも一方の回転軸の内部に設けられ、前記原料が流通する1以上の供給路を有することが好ましい。
本発明によれば、流体である原料をより十分に混合できる装置、システム及び方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る混合物製造システムの概略構成図である。 図1の混合物製造システムが備える混合装置の要部拡大図である。 図2における一方の回転板の平面図である。 図2における他方の回転板の平面図である。 図2における回転板の回転状況と、原料の流れのイメージを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る混合物製造システムの概略構成図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る混合物製造システムの概略構成図である。図2は、図1の混合物製造システムが備える混合装置の要部拡大図である。図3は、図2における一方の回転板の平面図である。図4は、図2における他方の回転板の平面図である。図5は、図2における回転板の回転状況と、原料の流れのイメージを示す図である。
図1及び図2に示すように、混合物製造システム10は、混合装置20、原料供給手段としての供給部40、回収手段としての回収部47、圧力検出手段としての圧力検出部61、圧力調節手段としての圧力調節バルブ62、制御装置80を備える。
混合装置20は、液体である原料を混合する。混合装置20は、混合手段としての混合部30を有する。
混合部30は、対向配置された一対の回転板32,35を有する。一対の回転板32,35の対向する側の面には、凸部33,36が設けられている。
回転板32,35の略中央には、回転軸31,34が、回転板32,35の平面方向に略直交して設けられている。回転軸31,34には、モータ50a,50bが設けられている。回転板32,35は、モータ50a,50bにより回転軸31,34が回転させられることで、回転する。モータ50a,50bは、回転軸31,34を介して一対の回転板32,35を互いに反対方向に回転させる。なお、図1では、モータ50a,50bが回転軸31,34に直接設けられているが、これに限られず、ベルト及びプーリ等を介して間接的に設けられてもよい。また、回転板32,35を反対方向に回転できる限りにおいて、モータの数は単数であってもよい。
凸部33,36は、回転中心を中心にして円状(図3及び図4)、かつ回転板32,35の径方向(図2における左右方向)に関して互いに異なる位置に設けられる。凸部33,36同士の間に介在する隙間45は、回転板32,35の外部へと連通する。
凸部33,36は、回転板32,35の径方向に関し、交互に配置される。これにより、いずれの凸部33,36の間も狭まるため、原料の混合効率を更に向上することができる。ただし、求められる混合効率によっては、凸部33,36が交互に配置されていなくても足りる。
本実施形態においては、凸部33,36の形状は、円柱である。このような凹部を有しない形状(例えば、円柱、楕円柱)の場合、原料が凸部33,36の外周全体を滑らかに流れるため、凸部33,36への原料の付着が抑制されやすい。ただし、凸部33,36の形状はこれに限られず、矩形柱等の任意の形状であってよい。
回転板32,35の回転方向は、一定であっても、可変であってもよい。回転板32,35の回転方向が一定である場合には、回転手段(不図示)の構成を簡素化できる点で好ましい。回転手段(不図示)は、一対の回転板32,35の両方を互いに反対方向に回転させる。回転板32,35の回転方向が可変である場合には、後述の原料の流れをより複雑化できる点で好ましい。なお、回転板32,35の回転方向が反対であることは、常に継続されることが好ましいが、そのような期間が部分的にでも存在すればよい。
回転手段(不図示)は、一対の回転板32,35の各々の回転速度を独立して調節する調節手段(図示せず)を有することが好ましい。これにより、凸部33,36の数、形状、配置等に応じて、混合を適度に行うことができる。例えば、凸部の数が少なかったり、凸部が回転板32,35の径方向に関して内側に配置されていたり、凸部の形状が滑らかであったりする場合、その凸部が設けられた回転板は高速で回転させることが好ましい。他方、凸部の数が多かったり、凸部が回転板の径方向に関して外側に配置されていたり、凸部の形状が角部を有したりする場合、その凸部が設けられた回転板は高速で回転させることが好ましい。
図2に示すように、回転軸31,34の内部には、供給路411が設けられている。供給路411には、後述の供給部からの原料が流通する。なお、供給路を、供給路411に内管を設けることにより、二重管の供給路としてもよい。また、供給路は回転軸31,34とは別体としてもよく、また、すべての供給部が回転軸の内部に設けられていなくてもよいが、本実施形態は構成が簡素である点で有利である。
供給部40は、隙間45へ原料を供給する。供給部40は、第1供給部415、第2供給部418、第3供給部46を備える。第1供給部415、第2供給部418及び第3供給部46の各々には、流体の原料が収容されている。第1供給部415、第2供給部418及び第3供給部46には、不図示のポンプ、不図示のフィーダー等が設けられている。流体の原料が紛体の場合には、粉体は、好ましくは、フィーダー(不図示)により、第1供給部415、第2供給部418及び第3供給部46から混合装置20に向けて送り出される。流体の原料が液体の場合には、液体は、好ましくは、ポンプ(不図示)により、第1供給部415、第2供給部418及び第3供給部46から混合装置20に向けて送り出される。
第1供給部415、第2供給部418、第3供給部46には、第1流通路412、第2流通路416、第3流通路44がそれぞれ設けられている。
第1流通路412、第2流通路416及び第3流通路44は、供給路411へと接続され、最終的に隙間45へと連通される。第1供給部415、第2供給部418及び第3供給部46のポンプ(不図示)やフィーダー(不図示)の出力に応じた量の原料が隙間45へと供給される。なお、第1流通路412、第2流通路416、第3流通路44と、供給路411との接続構造は適宜選択すればよく、詳細な説明を省略する。
回収部47は、隙間4から混合物を回収する。回収部47は、回転板32,35を包囲する筐体21と、この筐体21から延出する回収路48とを有する。回収路48は、隙間4から筐体21へと放出された混合物を回収する回収路であって、混合された原料である混合物が流通する混合物流通路でもある。
供給路411から隙間45へと供給された原料は、隙間45を通過することで混合物に混合され、回転板32,35の外部へと放出される。放出された混合物は、筐体21に収容され、回収路(混合物流通路)48から筐体21の外部へと回収されていく。なお、本実施形態における筐体21と回転軸31,34とは、ベアリング23,25を介して密接されており、これにより、回転軸31,34を回転させることができる。
また、筐体21の内部は、激しい混合が行われるため、温度が上昇しやすい。このため、温度上昇による悪影響(例えば、原料の変質)を抑制する観点で、筐体21を冷却する冷却手段を設けてもよい。冷却手段の具体的構造は特に限定されないが、例えば、筐体21の外面に、冷却水が内通するジャケットを取り付けることができる。
回収路(混合物流通路)48は、図1に示すように、混合装置20の筐体21に接続されている。回収路48には、筐体21の外部へ向けて、混合された原料である混合物が流通する。回収路48には、上流側から順に、圧力検出手段としての圧力検出部61、圧力調節手段としての圧力調節バルブ62が設けられている。
圧力検出部61は、回収路48の内部の圧力を検出する。圧力検出部61は、圧力調節バルブ62に機械的に又は電気的に接続されている。例えば、圧力検出部61が圧力調節バルブ62に機械的に接続されている場合には、圧力検出部61が検出した回収路48の内部の圧力を機械的動力に変換して、この変換された機械的動力は、圧力調節バルブ62に伝達される。また、例えば、圧力検出部61が圧力調節バルブ62に電気的に接続されている場合には、圧力検出部61が不図示の制御部を備え、制御部(不図示)は、圧力検出部61が検出した回収路48の内部の圧力を、検出信号として圧力調節バルブ62に送信する。
圧力調節バルブ62は、圧力検出部61により検出された圧力に基づいて、圧力検出部61から伝達された機械的動力又は圧力検出部61から送信された検出信号により、回収路48の内部の圧力を調節する。
具体的には、圧力調節バルブ62は、遠心力により回転板32,35から回収路48側に混合物が放出されない圧力又は放出されにくい圧力になるように、圧力検出部61により検出された圧力に基づいて、回収路48の内部の圧力を調節する。詳細には、圧力調節バルブ62は、圧力検出部61により検出された圧力に基づいて、回収路48の内部の圧力が回転板32,35を包囲する筐体21の内部の圧力よりも高くなるように、回収路48の内部の圧力を調節する。
制御装置80は、本実施形態の混合物製造システム10における各部を制御する。具体的には、制御装置80は、混合物製造システム10に所望の動作を実行させるように、モータ50a,50bを制御する。
次に、回転板32,35の回転状況と、原料の流れのイメージについて説明する。図5に示すように、停止状態にある回転板32,35(図5(A))が回転すると、隙間45に供給された原料が、回転する凸部33,36により動かされ、遠心力によって外方へと付勢される。このとき、本発明での回転板32,35は反対方向に回転するため、外方へと動こうとする原料は凸部33,36に繰り返し激しく衝突し、原料の流れが複雑になる(図5(B))。これにより、原料は、複雑な隙間45を十分に通過した後に、回転板32,35の外部へと放出されるので、原料をより十分に混合することができる。
本実施形態においては、隙間45は、図2に示すように、回転板32,35の回転中心411、外縁、及びその間43において、回転板32,35の外部へ連通している。このように、隙間45は、回転板32,35の径方向に関して異なる2箇所以上において、回転板32,35の外部へと連通することが好ましい。これにより、隙間45に供給された原料が、隙間45から放出される前に、十分な距離に亘って通過するため、混合効率をより向上することができる。
回転板32,35の径方向に関して同じ箇所において隙間45が連通した場合、回転板32,35の回転に伴って、その回転方向に移動させられた原料は、すぐに、回転板32,35から放出されてしまう。また、原料の混合を、前後に分けて順次行いたい場合には、原料の供給路が隙間45へ連通する箇所を回転板32,35の径方向に関して互いに異ならせればよく、同時に行いたい場合には、原料の供給路が隙間45へ連通する箇所を回転板32,35の径方向に関して略同じにすればよい。
ここで、本実施形態においては、圧力調節バルブ62は、回収路48の内部の圧力を、回転板32,35を包囲する筐体21の内部の圧力よりも高くなるように調節する。そのため、回転板32,35は、回転板32,35に流体である原料が滞留された状態で、回転する。これにより、隙間45が連通する位置に関わらず回転板32,35に原料を滞留させることができるため、流体である原料を十分に混合することができる。
第1実施形態の混合装置20によれば、例えば、次の効果が奏される。
第1実施形態の混合装置20は、対向配置された一対の回転板32,35を有し、一対の回転板32,35の対向する側の面には、回転中心を中心にして円状かつ回転板32,35の径方向に関して互いに異なる位置に凸部33,36が設けられ、凸部33,36同士の間に介在する隙間45が回転板32,35の外部へと連通する混合部30であって、隙間45へと供給された原料が隙間45を通過することで混合される混合部30と、一対の回転板32,35の両方を互いに反対方向に又は一方を回転させる回転手段と、混合された原料である混合物が流通する回収路(混合物流通路)48と、回収路48の圧力を検出する圧力検出部61と、圧力検出部61により検出された圧力に基づいて回収路48の圧力の調節する圧力調節バルブ62と、を備える。
そのため、圧力調節バルブ62は、遠心力により回転板32,35から回収路48側に混合物が放出されない圧力又は放出されにくい圧力になるように、回収路48の内部の圧力を調節することができる。これにより、回転板32,35に流体である原料が滞留されるため、流体の原料をより十分に混合することができる。
また、本実施形態においては、凸部33,36は、回転板32,35の径方向に関し、交互に配置される。これにより、いずれの凸部33,36の間も狭まるため、原料の混合効率を更に向上することができる。
また、本実施形態おいては、回転手段(不図示)は、一対の回転板32,35の各々の回転速度を独立して調節する調節手段(図示せず)を有する。これにより、混合装置20は、凸部33,36の数、形状、配置等に応じて、混合を適度に行うことができる。
また、本実施形態おいては、隙間45は、回転板32,35の径方向に関して異なる2箇所以上において、回転板32,35の外部へと連通する。これにより、隙間45に供給された原料が、隙間45から放出される前に、十分な距離に亘って通過する。これにより、混合効率をより向上することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。図6は、本発明の第2実施形態に係る混合物製造システムの概略構成図である。なお、第1実施形態以外の各実施形態の説明において、第1実施形態と共通するものについては、同一符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態の混合物製造システム10Aは、回収路(混合物流通路)48に振動型攪拌混合装置70が設けられる点において、第1実施形態の混合物製造システム10と主に異なる。
第2実施形態の混合物製造システム10Aは、混合装置20A、原料供給手段としての供給部40、回収手段としての回収部47、振動型攪拌混合装置70、圧力検出手段としての圧力検出部61、圧力調節手段としての圧力調節バルブ62、制御装置80を備える。
第2実施形態の混合装置20Aにおいては、回収路48には、上流側から順に、圧力検出手段としての圧力検出部61、振動型攪拌混合装置70、圧力調節手段としての圧力調節バルブ62が設けられている。
振動型攪拌混合装置70は、液体同士あるいは液体と気体との混合を攪拌体の振動によって攪拌混合をすることにより行ない、混合物質を得るための装置である。振動型攪拌混合装置70としては、例えば、バイブロミキサー(登録商標)(VIBRO MIXER、例えば、特公平2−15247号公報、特開平2−15247号公報、特開平2−293035号公報、特開2008−237122号公報等に開示された振動型攪拌混合装置)が挙げられる。
振動型攪拌混合装置70は、図6に示すように、管状のケーシング71内に攪拌体73と、溶液供給管78とを備える。攪拌体73は、駆動軸77と、この駆動軸77に取り付けられた螺旋状の攪拌羽根74とを有する。攪拌体73は、振動型攪拌混合装置70の動作時において、駆動モータ72の駆動により駆動軸77が軸方向に振動する(ケーシング71の長手方向の上下に振動する)。
溶液供給管78からは、適宜、流入口75から流入した流体である原料に混合させるための溶剤等の溶液が供給される。
振動型攪拌混合装置70は、流入口75から流入した流体がケーシング71内を流通する間に攪拌体73が軸方向に振動すると、ケーシング71内の流体に乱流が生じ、被混合流体間において新界面の形成と拡散が常時行われる。振動型攪拌混合装置70により流体と溶液との混合が促進されて混合された流体は、吐出口76から吐出される。
圧力検出部61は、前述の第1実施形態の圧力検出部61と同様に、回収路48の圧力を検出する。第2実施形態においては、振動型攪拌混合装置70のケーシング71は、流入口75から吐出口5までの間が連通している。そのため、圧力検出部61により検出される回収路48の圧力とは、筐体21から、振動型攪拌混合装置70のケーシング71の内部を介して、圧力調節バルブ62までの回収路48の圧力である。つまり、回収路48及び振動型攪拌混合装置70のケーシング71の内部の圧力は、略同じである。
圧力調節バルブ62は、圧力検出部61により検出された圧力に基づいて、回収路48及び振動型攪拌混合装置70のケーシング71の内部の圧力を調節する。
具体的には、圧力調節バルブ62は、第1実施形態と同様に、遠心力により回転板32,35から回収路48側に混合物が放出されない圧力又は放出されにくい圧力になるように、圧力検出部61により検出された圧力に基づいて、回収路48及び振動型攪拌混合装置70のケーシング71の内部の圧力を調節する。
制御装置80は、第2実施形態の混合物製造システム10Aにおける各部を制御する。具体的には、制御装置80は、混合物製造システム10Aに所望の動作を実行させるように、モータ50a,50b及び振動型攪拌混合装置70の駆動モータ72等を制御する。
次に、第2実施形態の混合物製造システム10Aの動作例について説明する。
例えば、混合装置20において、第1供給部415から酸化リチウムの粉体及びカーボンの紛体を供給すると共に、第3供給部46から溶剤を供給する。そして、混合装置20においては、圧力調節バルブ62により回収路48の内部の圧力が高くなるように調節された状態で、原料が混合される。
その後、混合装置20おいて混合された混合物は、回収路48を介して、振動型攪拌混合装置70へ送り出される。
振動型攪拌混合装置70においては、溶液供給管78から、樹脂バインダ溶液を供給する。そして、振動型攪拌混合装置70において、混合装置20Aにおいて混合された混合物と樹脂バインダ溶液とが混合される。
これにより、混合装置20Aにおいて原料が十分に混合され、更に、振動型攪拌混合装置70において原料が十分に混合される。
また、例えば、混合装置20Aにおいて、第1供給部415からヘキサンや灯油等の液体を供給すると共に、第3供給部46から二酸化炭素等の気体ガスを供給する。そして、混合装置20Aにおいては、圧力調節バルブ62により回収路48の内部の圧力が高くなるように調節された状態で、原料が混合される。
その後、混合装置20Aにおいて混合された混合物は、回収路48を介して、振動型攪拌混合装置70へ送り出される。
振動型攪拌混合装置70においては、溶液供給管78から、触媒や硬化剤を供給する。そして、振動型攪拌混合装置70において、混合装置20Aにおいて混合された混合物と触媒や硬化剤とが混合される。
これにより、混合装置20Aにおいて原料が十分に混合され、更に、振動型攪拌混合装置70において原料が十分に混合される。
第2実施形態の混合装置20Aによれば、圧力検出部61と圧力調節バルブ62との間における回収路48には、振動型攪拌混合装置70が接続されている。そのため、流体である原料は、混合装置20Aにより十分に混合された後に、振動型攪拌混合装置70において十分に混合される。これにより、流体である原料をより十分に混合できる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
例えば、前記実施形態においては、一対の回転板32,35の両方を互いに反対方向に回転させて原料を混合する構成としたが、これに制限されず、一対の回転板32,35のうちのいずれか一方を回転させて原料を混合するように構成してもよい。
また、前記第1実施形態及び第2実施形態においては、圧力調節手段を圧力調節バルブ62で構成したが、これに制限されない。例えば、圧力調節手段を圧力調節バルブ62に代えて吸込ポンプ(不図示)により構成してもよい。具体的には、混合装置20において混合された混合物を回収路48側に吸い込んで回収しやすいように、回収路48に吸込ポンプを設ける場合がある。吸込ポンプにより回収路48側に混合物を吸引する場合には、吸込ポンプにより回収路(混合物流通路)48の圧力を減圧する。これより、混合物を回収路48側に混合物を吸い込むことができる。これに対して、吸込ポンプによる吸い込みを吐き出す側に変えることにより回収路48の圧力を上昇させることで、吸込ポンプを圧力調節手段として利用することができる。
吸込ポンプを圧力調節手段として利用する場合には、吸込ポンプは、圧力検出部61により検出された圧力に基づいて回収路48の圧力を調節することができる。第2実施形態においては、吸込ポンプにより回収路48の圧力を上昇させるように調節する場合には、振動型攪拌混合装置70の混合能力を低下させた状態で、吸込ポンプにより回収路48の圧力を上昇させる。
また、前記第2実施形態においては、振動型攪拌混合装置70は、圧力検出部61と圧力調節バルブ62との間における混合物流通路48に接続されているが、これに制限されず、例えば、圧力検出部61の下流側における混合物流通路48に接続されていてもよい。
また、前記実施形態における凸部33,36は、回転板32,35の径方向に関し異なる箇所に、同じ個数で同心円状に配置されているが、これに限られない。例えば、径方向に関して外方の箇所では凸部の数を増し、内方の箇所では凸部の数を減らしてもよい。これにより、凸部同士の間隔が均等化し、原料の隙間45内での滞留をより延長することができる。
本発明は、上記の混合物製造システムを用いた混合物の製造方法も包含する。この方法は、一対の回転板32,35の両方を互いに反対方向に又は一方を回転させた状態で、隙間45へと原料を供給し、隙間45を通過させることで混合させ、生成された混合物を隙間45から回収する工程を有する。これにより、原料の流れが複雑になり、原料は、凸部33,36同士の間に介在する複雑な隙間45を十分に通過した後に、回転板32,35の外部へと放出される。このため、流体である原料をより十分に混合することができる。
本発明において、流体とは粉体又は液体を指し、供給される原料はいずれも異なるのが一般的であるが、同じであってもよい。例えば、粉体は、リチウムイオン電池の電極材料等の無機質の粉体である。この粉体は凝集して粒子径が大きくなりやすく、粒子径を均一化させるために細化状態で混合物中に存在させる必要がある。液体は、樹脂製のポリマー、水、溶剤等である。この液体は粉体を繋ぐ役割を有し、紛体の分散を促進させる分散剤や不粘着化剤等を含んでもよい。粉体が油性物であり、液体が水であってもよく、この場合には、混合物に含まれる油性物が微細化されて乳化する。また、他の例として、混合物がアクリル及びウレタンから構成されるハイブリッド・ポリマーであってもよい。
製造した混合物は、そのまま利用してもよく、更なる加工(例えば混合)を行った後に利用してもよい。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
10 混合物製造システム
20 混合装置
30 混合部(混合手段)
31,34 回転軸
32,35 回転板
33,36 凸部
40 供給部(原料供給手段)
45 隙間
47 回収部(回収手段)
48 混合物流通路、回収路
61 圧力検出部(圧力検出手段)
62 圧力調節バルブ(圧力調節手段)
70 振動型攪拌混合装置

Claims (5)

  1. 流体である原料を混合する混合装置であって、
    対向配置された一対の回転板を有し、前記一対の回転板の対向する側の面には、回転中心を中心にして円状かつ前記回転板の径方向に関して互いに異なる位置に凸部が設けられ、前記凸部同士の間に介在する隙間が前記回転板の外部へと連通する混合手段であって、前記隙間へと供給された前記原料が前記隙間を通過することで混合される混合手段と、
    前記一対の回転板の両方を互いに反対方向に又は一方を回転させる回転手段と、
    混合された前記原料である混合物が流通する混合物流通路と、
    前記混合物流通路の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段により検出された圧力に基づいて前記混合物流通路の圧力の調節する圧力調節手段と、を備える混合装置。
  2. 前記圧力検出手段と前記圧力調節手段との間又は前記圧力検出手段の下流側における前記混合物流通路に、振動型攪拌混合装置が接続されている請求項1に記載の混合装置。
  3. 前記回転手段は、前記一対の回転板の各々の回転速度を独立して調節する速度調節手段を有する請求項1又は2に記載の混合装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の混合装置と、
    前記隙間へと前記原料を供給する原料供給手段と、
    前記隙間から前記混合物を回収する回収手段であって、前記混合物流通路を有する回転手段と、を備える混合物製造システム。
  5. 前記原料供給手段は、前記回転板の少なくとも一方の回転軸の内部に設けられ、前記原料が流通する1以上の供給路を有する請求項4に記載の混合物製造システム。
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