JP2014050061A - 撮像装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者の操作性を向上させる撮像装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】撮像装置は、像を撮像して画像情報を取得する撮像制御部と、画像情報の出力処理をする出力処理制御部と、前記撮像制御部が画像情報を取得する処理の第1動作モードを定める第1設定情報、前記出力処理制御部が画像情報を出力する出力処理の第2動作モードを定める第2設定情報、及び、前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せを識別する識別情報を関連付けて、識別情報毎に記憶する記憶部と、特定の使用者に応じて定められる前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せに対応する特定の識別情報に基づいて、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第2設定情報に応じて前記出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第1設定情報に応じて前記撮像制御部に取得させる動作モード制御部とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】撮像装置は、像を撮像して画像情報を取得する撮像制御部と、画像情報の出力処理をする出力処理制御部と、前記撮像制御部が画像情報を取得する処理の第1動作モードを定める第1設定情報、前記出力処理制御部が画像情報を出力する出力処理の第2動作モードを定める第2設定情報、及び、前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せを識別する識別情報を関連付けて、識別情報毎に記憶する記憶部と、特定の使用者に応じて定められる前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せに対応する特定の識別情報に基づいて、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第2設定情報に応じて前記出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第1設定情報に応じて前記撮像制御部に取得させる動作モード制御部とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、操作性を向上させる撮像装置及びプログラムに関する。
撮像装置(カメラ)は、撮影処理を行うための多くの機能を備えている。使用者の目的に即した機能の動作モードを指定する設定情報が撮像装置に設定され、撮像装置は、設定された設定情報に応じた動作モードに従って撮影処理を行う。
また、撮像装置は、撮影した画像情報を外部の装置において印刷させるために、印刷させる画像情報を外部の装置に出力することができる。その際、撮像装置から外部の装置に印刷処理の設定情報を画像情報に付加して提供する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
また、撮像装置は、撮影した画像情報を外部の装置において印刷させるために、印刷させる画像情報を外部の装置に出力することができる。その際、撮像装置から外部の装置に印刷処理の設定情報を画像情報に付加して提供する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1によれば、外部の装置において画像情報を印刷させる印刷処理の各設定情報を、外部の装置に印刷処理を行わせる段階で設定することが必要となる。
また、撮像装置が備えている機能が多くなるにつれ、使用者が独自に設定できる設定項目数が多くなり操作が煩雑化している。設定項目には、それぞれ推奨される標準設定が設けられているが、使用者が標準設定以外の設定を利用する場合には、個別に設定することが必要とされるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、使用者の操作性を向上させる撮像装置及びプログラムを提供することにある。
また、撮像装置が備えている機能が多くなるにつれ、使用者が独自に設定できる設定項目数が多くなり操作が煩雑化している。設定項目には、それぞれ推奨される標準設定が設けられているが、使用者が標準設定以外の設定を利用する場合には、個別に設定することが必要とされるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、使用者の操作性を向上させる撮像装置及びプログラムを提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明は、像を撮像して画像情報を取得する撮像制御部と、画像情報の出力処理をする出力処理制御部と、前記撮像制御部が画像情報を取得する処理の第1動作モードを定める第1設定情報、前記出力処理制御部が画像情報を出力する出力処理の第2動作モードを定める第2設定情報、及び、前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せを識別する識別情報を関連付けて、識別情報毎に記憶する記憶部と、特定の使用者に応じて定められる前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せに対応する特定の識別情報に基づいて、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第2設定情報に応じて前記出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第1設定情報に応じて前記撮像制御部に取得させる動作モード制御部とを備えることを特徴とする撮像装置である。
また、本発明は、撮像装置が備えるコンピュータに、撮像制御部が像を撮像して画像情報を取得するステップと、出力処理制御部が画像情報の出力処理をするステップと、前記撮像制御部が画像情報を取得する処理の第1動作モードを定める第1設定情報、前記出力処理制御部が画像情報を出力する出力処理の第2動作モードを定める第2設定情報、及び、前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せを識別する識別情報を関連付けて、識別情報毎に記憶部が記憶するステップと、特定の使用者に応じて定められる前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せに対応する特定の識別情報に基づいて、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第2設定情報に応じて前記出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第1設定情報に応じて前記撮像制御部に取得させるステップとを実行させるためのプログラムである。
この発明によれば、使用者の操作性を向上させる撮像装置及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。以下の説明において、同様の構成要素については、同じ符号を付してその説明を簡略化或いは省略することがある。
本実施形態における撮像装置(カメラ)は、像を撮像して画像情報を取得するように制御する撮像制御部と、画像情報の出力処理をする出力処理制御部とを備える。撮像装置において、撮像制御部が画像情報を取得する処理の第1動作モードを定める第1設定情報、出力処理制御部が画像情報を出力する出力処理の第2動作モードを定める第2設定情報、及び、第1動作モードと第2動作モードとの組合せを識別する識別情報が関連付けられて、識別情報毎に記憶部に記憶されている。
上記の撮像装置は、特定の使用者に応じて定められる第1動作モードと第2動作モードとの組合せに対応する特定の識別情報に基づいて、特定の識別情報に関連付けられる第2設定情報に応じて出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、特定の識別情報に関連付けられる第1設定情報に応じて撮像制御部に取得させる。
上記の撮像装置は、特定の使用者に応じて定められる第1動作モードと第2動作モードとの組合せに対応する特定の識別情報に基づいて、特定の識別情報に関連付けられる第2設定情報に応じて出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、特定の識別情報に関連付けられる第1設定情報に応じて撮像制御部に取得させる。
本実施形態の撮像装置は、上記のように特定の使用者が標準設定以外の設定を利用する場合の操作性を高めている。
最初に、使用者が標準設定以外の設定を利用する場合を想定し、従来の一般的な撮像装置を用いることによって生じうる課題と、その課題に対して本実施形態の撮像装置が行う対処方法の概要について説明する。
(1)撮影処理における設定情報の管理
一般的な撮像装置(カメラ)は、撮影環境に影響されることなく適切な画像を容易に取得するために、撮影環境に応じて各種設定項目を自動で調整する自動調整処理を実施する。例えば、撮像装置の自動調整処理には、オートアイリス機能、オートフォーカス機能、オートホワイトバランス機能等の撮影処理における設定項目の設定を最適化する処理が含まれる。上記の各機能に対する自動調整処理により、予め定められた標準設定を基準にして、標準設定から所定の調整範囲が定められており、その調整範囲として制限された範囲で最適な値に各種設定の設定値を調整されている。このように各機能に対する自動調整処理を撮像装置が行うことにより、各種設定項目の設定値が自動で調整された最適な撮影を行うことができる。しかしながら、自動調整処理により調整できる範囲は、制限された範囲に限られていることから、使用者の意図する設定とならない場合がある。自動調整処理により調整できる範囲を超えて、マニュアル操作による撮影を可能とする撮像装置がある。ただし、マニュアル操作の場合、その設定情報の設定を再現する設定情報の管理が、設定項目が多くなるにつれ困難になる。
一方、本実施形態における撮像装置は、特定の使用者に応じた特定の識別情報に基づいて、特定の識別情報に関連付けられる第1設定情報に応じて画像情報を取得できることから、マニュアル操作による設定を使用者毎に再現することを容易とする。
一般的な撮像装置(カメラ)は、撮影環境に影響されることなく適切な画像を容易に取得するために、撮影環境に応じて各種設定項目を自動で調整する自動調整処理を実施する。例えば、撮像装置の自動調整処理には、オートアイリス機能、オートフォーカス機能、オートホワイトバランス機能等の撮影処理における設定項目の設定を最適化する処理が含まれる。上記の各機能に対する自動調整処理により、予め定められた標準設定を基準にして、標準設定から所定の調整範囲が定められており、その調整範囲として制限された範囲で最適な値に各種設定の設定値を調整されている。このように各機能に対する自動調整処理を撮像装置が行うことにより、各種設定項目の設定値が自動で調整された最適な撮影を行うことができる。しかしながら、自動調整処理により調整できる範囲は、制限された範囲に限られていることから、使用者の意図する設定とならない場合がある。自動調整処理により調整できる範囲を超えて、マニュアル操作による撮影を可能とする撮像装置がある。ただし、マニュアル操作の場合、その設定情報の設定を再現する設定情報の管理が、設定項目が多くなるにつれ困難になる。
一方、本実施形態における撮像装置は、特定の使用者に応じた特定の識別情報に基づいて、特定の識別情報に関連付けられる第1設定情報に応じて画像情報を取得できることから、マニュアル操作による設定を使用者毎に再現することを容易とする。
(2)複数の使用者によって撮像装置が共用される場合の設定情報の管理
一般的な撮像装置は、使用者が最後に行った操作に応じた設定情報を記憶することができるが、複数の使用者によって共用される際の設定情報の管理には適していない。例えば、一般的な撮像装置が設定情報を記憶する場合、最後に設定された情報を有効な情報として記憶する。また、一般的な撮像装置は、使用者(ユーザ)を判別していない。そのため、このような撮像装置は、最後に設定された情報を保持することができても、使用者を判別していないことにより、その操作を行った使用者を特定することができず、何れかの使用者によって最後に設定された情報を単に保持することになる。また、先に使用していた使用者の設定が、次に使用する使用者の設定と必ずしも同じであるとは限らない。そのため、最後に設定された設定情報を撮像装置が保持することができたとしても、使用者が代わるたびに、使用者がそれぞれ各自の嗜好に応じた設定を都度行うことが必要になる。
一方、本実施形態における撮像装置は、特定の使用者に応じた特定の識別情報に基づいて、特定の識別情報に関連付けられる第1設定情報に応じて画像情報を取得できることから、使用者が代わっても、使用者に応じた設定を使用者毎に再現することを容易とする。
一般的な撮像装置は、使用者が最後に行った操作に応じた設定情報を記憶することができるが、複数の使用者によって共用される際の設定情報の管理には適していない。例えば、一般的な撮像装置が設定情報を記憶する場合、最後に設定された情報を有効な情報として記憶する。また、一般的な撮像装置は、使用者(ユーザ)を判別していない。そのため、このような撮像装置は、最後に設定された情報を保持することができても、使用者を判別していないことにより、その操作を行った使用者を特定することができず、何れかの使用者によって最後に設定された情報を単に保持することになる。また、先に使用していた使用者の設定が、次に使用する使用者の設定と必ずしも同じであるとは限らない。そのため、最後に設定された設定情報を撮像装置が保持することができたとしても、使用者が代わるたびに、使用者がそれぞれ各自の嗜好に応じた設定を都度行うことが必要になる。
一方、本実施形態における撮像装置は、特定の使用者に応じた特定の識別情報に基づいて、特定の識別情報に関連付けられる第1設定情報に応じて画像情報を取得できることから、使用者が代わっても、使用者に応じた設定を使用者毎に再現することを容易とする。
(3)画像情報の情報管理機能
一般的な撮像装置の情報管理機能は、撮像装置毎に一律に処理して、使用者を識別することなく情報を纏めて記憶している。撮像装置毎に一律に処理する情報管理機能によって纏めて記憶されている情報から特定の情報を抽出することは困難である。例えば、撮像装置は、その内部に設けられた記憶領域(記憶部)に記憶される画像情報(データ)を共有データとして纏めて管理する。それゆえ、一旦記憶された画像情報(データ)から選んだ画像情報を外部記憶に保存する際には、外部記憶に保存しようとする個々の画像情報(データ)をそれぞれ選別して保存させることが必要とされる。このような撮像装置は、画像情報の数の増加、又は、使用者の人数の増加に伴い、特定の情報を抽出することがさらに困難となる。
一方、本実施形態における撮像装置は、特定の使用者に応じた特定の識別情報に基づいて、特定の識別情報に関連付けられる第2設定情報に応じて出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、特定の識別情報に関連付けて取得する。これにより、特定の識別情報に関連付けられる第2設定情報に応じて画像情報の出力処理の対象として選択する際にも、同じ識別情報に応じて処理できることから、画像情報の数の増加、又は、使用者の人数の増加を伴う場合であっても、特定の情報を抽出することを容易とする。
一般的な撮像装置の情報管理機能は、撮像装置毎に一律に処理して、使用者を識別することなく情報を纏めて記憶している。撮像装置毎に一律に処理する情報管理機能によって纏めて記憶されている情報から特定の情報を抽出することは困難である。例えば、撮像装置は、その内部に設けられた記憶領域(記憶部)に記憶される画像情報(データ)を共有データとして纏めて管理する。それゆえ、一旦記憶された画像情報(データ)から選んだ画像情報を外部記憶に保存する際には、外部記憶に保存しようとする個々の画像情報(データ)をそれぞれ選別して保存させることが必要とされる。このような撮像装置は、画像情報の数の増加、又は、使用者の人数の増加に伴い、特定の情報を抽出することがさらに困難となる。
一方、本実施形態における撮像装置は、特定の使用者に応じた特定の識別情報に基づいて、特定の識別情報に関連付けられる第2設定情報に応じて出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、特定の識別情報に関連付けて取得する。これにより、特定の識別情報に関連付けられる第2設定情報に応じて画像情報の出力処理の対象として選択する際にも、同じ識別情報に応じて処理できることから、画像情報の数の増加、又は、使用者の人数の増加を伴う場合であっても、特定の情報を抽出することを容易とする。
(4)印刷指定時の情報管理機能
一般的な撮像装置の印刷情報管理機能は、使用者を識別することなく、撮像装置毎に一律に処理している。このような撮像装置においては、外部の装置に印刷させる対象の画像情報(データ)を指定する際に使用者の手を煩わせている。例えば、撮像装置は、外部装置において印刷する画像情報(データ)も共有データとして管理する。そのため、印刷を指定する使用者が外部装置において印刷を行わせる場合に、画像情報(データ)に付与する印刷情報を変更(修正)して、印刷情報を変更(修正)した画像情報(データ)を纏めて印刷させるか、又は、印刷を指定する画像情報(データ)を個別にマニュアル操作によって指定して印刷させるかの何れかの方法を指定する。このように、外部の装置において印刷する対象の画像情報(データ)を指定する際に、使用者の手を煩わせている。また、印刷を指定する対象の画像情報(データ)に付与する印刷情報として規格化されたDPOF(登録商標)情報がある。このDPOF(登録商標)情報を利用する場合も、上記のように、このDPOF(登録商標)情報を変更して纏めて印刷させることができる。このDPOF(登録商標)情報を利用する場合も、外部の装置において印刷する対象の画像情報(データ)を指定することが上記と同様に必要になる。
一方、本実施形態における撮像装置は、特定の使用者に応じた特定の識別情報に基づいて、特定の識別情報に関連付けられる第2設定情報に応じて出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、特定の識別情報に関連付けて取得する。また、特定の識別情報に関連付けられる第2設定情報に応じて画像情報の出力処理の対象として選択する際にも、同じ識別情報に応じて処理することにより、外部の装置において印刷する対象の画像情報(データ)の指定を容易に行うことができる。
一般的な撮像装置の印刷情報管理機能は、使用者を識別することなく、撮像装置毎に一律に処理している。このような撮像装置においては、外部の装置に印刷させる対象の画像情報(データ)を指定する際に使用者の手を煩わせている。例えば、撮像装置は、外部装置において印刷する画像情報(データ)も共有データとして管理する。そのため、印刷を指定する使用者が外部装置において印刷を行わせる場合に、画像情報(データ)に付与する印刷情報を変更(修正)して、印刷情報を変更(修正)した画像情報(データ)を纏めて印刷させるか、又は、印刷を指定する画像情報(データ)を個別にマニュアル操作によって指定して印刷させるかの何れかの方法を指定する。このように、外部の装置において印刷する対象の画像情報(データ)を指定する際に、使用者の手を煩わせている。また、印刷を指定する対象の画像情報(データ)に付与する印刷情報として規格化されたDPOF(登録商標)情報がある。このDPOF(登録商標)情報を利用する場合も、上記のように、このDPOF(登録商標)情報を変更して纏めて印刷させることができる。このDPOF(登録商標)情報を利用する場合も、外部の装置において印刷する対象の画像情報(データ)を指定することが上記と同様に必要になる。
一方、本実施形態における撮像装置は、特定の使用者に応じた特定の識別情報に基づいて、特定の識別情報に関連付けられる第2設定情報に応じて出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、特定の識別情報に関連付けて取得する。また、特定の識別情報に関連付けられる第2設定情報に応じて画像情報の出力処理の対象として選択する際にも、同じ識別情報に応じて処理することにより、外部の装置において印刷する対象の画像情報(データ)の指定を容易に行うことができる。
ところで、DPOF(登録商標)情報(例えば、DPOF version 1.10参照)においては、印刷を指定する使用者を特定する情報として「ユーザー情報」がある。この「ユーザー情報」の要素として、「ユーザー名」、「住所」、「電話番号」が含まれており、画像情報に関連付けて、画像情報に付加する情報として記録することができる。しかしながら、この「ユーザー情報」は、印刷を指定する処理においても利用されていないため、撮像装置の情報管理機能によって書き換えることすらできない撮像装置が多く存在する。
このように、従来の一般的な撮像装置は、個々の使用者の目的や利用形態がそれぞれ異なっていても、標準設定以外の設定を容易に利用することができないものであった。
これに対し、本実施形態における撮像装置は、個々の使用者の目的に応じて利用形態が異なる場合であっても、標準設定以外の設定を容易に利用可能とするものである。また、本実施形態における撮像装置は、仮に1台の撮像装置を複数の使用者が共用する場合であっても、先に使用する使用者の設定から、次に使用する使用者の設定への変更を容易とする。
以下、本発明の一実施形態の詳細について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態による撮像装置の外観を示す図である。図1に示すXYZ直交座標系を設定し、構成要素の位置関係等を説明することがある。このXYZ直交座標系において、Y軸方向は、レンズ鏡筒200の光軸とほぼ平行な方向である。このXYZ直交座標系において、X軸方向及びZ軸方向は、それぞれY軸方向と直交し、かつ互いに直交する方向である。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態による撮像装置の外観を示す図である。図1に示すXYZ直交座標系を設定し、構成要素の位置関係等を説明することがある。このXYZ直交座標系において、Y軸方向は、レンズ鏡筒200の光軸とほぼ平行な方向である。このXYZ直交座標系において、X軸方向及びZ軸方向は、それぞれY軸方向と直交し、かつ互いに直交する方向である。
この図1に示す撮像装置1は、カメラボディ100及びレンズ鏡筒200を備える。
カメラボディ100の正面112には、レンズマウント(不図示)が設けられており、レンズマウントを介してレンズ鏡筒200が設けられている。
カメラボディ100は、レンズマウントが設けられている正面112に対して側方を向く側面のうち上部に配置された頂面(上面)113と、正面112とは反対側に配置された背面114とを有する。正面112及び背面114は、それぞれ、Y軸方向とほぼ直交している。頂面113は、Z軸方向とほぼ直交している。
なお、本実施形態のカメラボディ100には、撮影用の補助光を発する発光部をアクセサリとして配置することができる。
カメラボディ100の正面112には、レンズマウント(不図示)が設けられており、レンズマウントを介してレンズ鏡筒200が設けられている。
カメラボディ100は、レンズマウントが設けられている正面112に対して側方を向く側面のうち上部に配置された頂面(上面)113と、正面112とは反対側に配置された背面114とを有する。正面112及び背面114は、それぞれ、Y軸方向とほぼ直交している。頂面113は、Z軸方向とほぼ直交している。
なお、本実施形態のカメラボディ100には、撮影用の補助光を発する発光部をアクセサリとして配置することができる。
カメラボディ100は、頂面113にそれぞれ配置された、レリーズスイッチ116及び電源スイッチ118を備える。カメラボディ100は、レリーズスイッチ116が押下されたことを検出して、撮像処理等の各種処理を行う。電源スイッチ118は、カメラボディ100において撮影可能な状態(オン状態)と休止状態(オフ状態)とを切り替えるスイッチである。
カメラボディ100は、背面114にそれぞれ配置された、表示部102、設定スイッチ104、及び使用者検出部106を備える。表示部102は、液晶表示素子や有機エレクトロルミネッセンス表示素子等の表示素子を備える。表示部102には、撮像される画像、各種設定を示す画像、アクセサリなどの状態を示す画像、撮像条件を示す画像等を表示することができる。設定スイッチ104は、カメラボディ100やアクセサリの各種設定項目を変更するための使用者の操作入力を、受け付けることができる。各種設定項目は、ズーム倍率設定、撮影モード設定、ホワイトバランス設定、露光時間設定、表示切り替え設定のうちの少なくとも1つを含む。撮影モード設定は、例えば、オートモード設定又はマニュアルモード設定を含む。使用者検出部106は、撮像装置1を操作する使用者を特定するためのセンサーであり、例えば、使用者が使用者検出部106に触れた指の指紋を検出する。使用者検出部106は、撮像装置1を操作する使用者を特定する使用者認証モードを機能させるか否かの設定スイッチを備える。
続いて、本実施形態による撮像装置について説明する。
図2は、本実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。この図2には、撮像装置1の構成として、カメラボディ100及びレンズ鏡筒200が示されている。なお、レンズ鏡筒200は、カメラボディ100のアクセサリに含まれる。
図2は、本実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。この図2には、撮像装置1の構成として、カメラボディ100及びレンズ鏡筒200が示されている。なお、レンズ鏡筒200は、カメラボディ100のアクセサリに含まれる。
撮像装置1においてレンズ鏡筒200は、光学系210、光学系駆動部220、光学系制御部230を備える。
レンズ鏡筒200における光学系210は、撮像素子8への光の出力を調整する光学素子と、その光学素子などを保護する鏡筒部などを備えている。例えば、光学系210は、焦点を調整する機能、通過する光量を調整する絞り機能、撮影画角を変更するズーム機能、手ブレによる像揺れを補正する機能などを有し、それぞれの状態を検出する各種センサー、エンコーダなどが設けられる。光学系駆動部220は、カメラ制御部20からの制御信号に応じて光学系210をモータなどのアクチュエータによって駆動して、撮像素子8への光の出力を調整する。例えば、光学系駆動部220は、光学系210の焦点を調整するフォーカシング制御、絞りにより通過する光量を調整する露出制御、撮影画角を変更するズーミング制御、手ブレによる像揺れを補正する手ブレ補正(VR)制御を、光学系制御部230からの制御指令に応じて行う。光学系駆動部220は、それぞれの制御指令に応じて、光学系210のフォーカシング制御を行うにはオートフォーカス(AF)制御用モータを駆動し、露出制御を行うには絞り開口制御用モータを駆動し、ズーミング制御を行うにはパワーズーム制御用モータを駆動し、手ブレ補正(VR)制御を行うにはVR制御用モータを駆動する。また、光学系駆動部220は、光学系制御部230からの指令に応じてレンズ鏡筒200を伸筒又は縮筒させる伸筒・縮筒制御用モータを駆動する。光学系制御部230は、光学系210に設けられた各種センサー、エンコーダの情報を収集し、カメラ制御部20に通知する。光学系制御部230から通知される情報には、レンズ鏡筒200の種類を示すレンズ種類情報、レンズ焦点距離情報、絞り機能によって設定された絞り値、焦点調整機能により設定された被写体焦点距離情報、消費電力情報などが含まれる。その消費電力情報は、駆動状態に消費する消費電力を示し、レンズ種類情報や、駆動されている状態に応じて変化する情報である。
このような、レンズ鏡筒200は、カメラボディ100に設けられているレンズマウントを介して、カメラボディ100と着脱可能な状態に固定して、カメラボディ100に取り付けられる。
レンズ鏡筒200における光学系210は、撮像素子8への光の出力を調整する光学素子と、その光学素子などを保護する鏡筒部などを備えている。例えば、光学系210は、焦点を調整する機能、通過する光量を調整する絞り機能、撮影画角を変更するズーム機能、手ブレによる像揺れを補正する機能などを有し、それぞれの状態を検出する各種センサー、エンコーダなどが設けられる。光学系駆動部220は、カメラ制御部20からの制御信号に応じて光学系210をモータなどのアクチュエータによって駆動して、撮像素子8への光の出力を調整する。例えば、光学系駆動部220は、光学系210の焦点を調整するフォーカシング制御、絞りにより通過する光量を調整する露出制御、撮影画角を変更するズーミング制御、手ブレによる像揺れを補正する手ブレ補正(VR)制御を、光学系制御部230からの制御指令に応じて行う。光学系駆動部220は、それぞれの制御指令に応じて、光学系210のフォーカシング制御を行うにはオートフォーカス(AF)制御用モータを駆動し、露出制御を行うには絞り開口制御用モータを駆動し、ズーミング制御を行うにはパワーズーム制御用モータを駆動し、手ブレ補正(VR)制御を行うにはVR制御用モータを駆動する。また、光学系駆動部220は、光学系制御部230からの指令に応じてレンズ鏡筒200を伸筒又は縮筒させる伸筒・縮筒制御用モータを駆動する。光学系制御部230は、光学系210に設けられた各種センサー、エンコーダの情報を収集し、カメラ制御部20に通知する。光学系制御部230から通知される情報には、レンズ鏡筒200の種類を示すレンズ種類情報、レンズ焦点距離情報、絞り機能によって設定された絞り値、焦点調整機能により設定された被写体焦点距離情報、消費電力情報などが含まれる。その消費電力情報は、駆動状態に消費する消費電力を示し、レンズ種類情報や、駆動されている状態に応じて変化する情報である。
このような、レンズ鏡筒200は、カメラボディ100に設けられているレンズマウントを介して、カメラボディ100と着脱可能な状態に固定して、カメラボディ100に取り付けられる。
撮像装置1においてカメラボディ100は、撮像処理部10、記憶部11、操作検出回路13、表示部制御回路14、インタフェース部15、表示部102、メモリー制御回路16、メモリー17、及び、カメラ制御部20を備える。また、カメラボディ100には、撮像装置1を駆動する電力を供給する電池90を収納する電池収納部90Bが設けられている。
カメラボディ100における撮像処理部10は、撮像素子制御回路7、撮像素子8及び映像回路9を備える。撮像素子8は、CCD(Charge Coupled Device)或いはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサーなどの受光素子であり、光学系210から出力され結像された像を電気信号に変換してアナログの画像信号を出力する。映像回路9は、撮像素子8が出力する画像信号を増幅し、デジタル信号に変換する。撮像素子制御回路7は、撮像素子8を駆動させ、撮像素子8により結像された像の画像信号への変換や、変換された画像信号の出力などの動作を制御する。
カメラボディ100における撮像処理部10は、撮像素子制御回路7、撮像素子8及び映像回路9を備える。撮像素子8は、CCD(Charge Coupled Device)或いはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサーなどの受光素子であり、光学系210から出力され結像された像を電気信号に変換してアナログの画像信号を出力する。映像回路9は、撮像素子8が出力する画像信号を増幅し、デジタル信号に変換する。撮像素子制御回路7は、撮像素子8を駆動させ、撮像素子8により結像された像の画像信号への変換や、変換された画像信号の出力などの動作を制御する。
記憶部11は、不揮発メモリー11aとバッファメモリー11bとを備える。
不揮発メモリー11aは、カメラ制御部20を動作させるプログラムや、撮像され生成された画像データ、装置の状態を示す情報、負荷の消費電力を示す情報、使用者から入力された各種設定や撮像条件などの情報を記憶する。
不揮発メモリー11aは、システムにおける構成を示す構成情報、装置の状態を示す情報、負荷の消費電力を示す情報、使用者から入力された各種設定や撮像条件などの情報をデータベースとして記憶してもよい。例えば、使用者から入力された各種設定や撮像条件などの情報を、「設定情報データベース」として記憶する。本実施形態における使用者から入力された各種設定や撮像条件などの情報には、撮像制御部23が画像情報を撮像処理部10によって取得させる撮像処理の動作モード(第1動作モード)を定める第1設定情報、出力処理制御部22が画像情報を出力させる出力処理の動作モード(第2動作モード)を定める第2設定情報などが含まれる。例えば、不揮発メモリー11aは、上記の第1設定情報、第2設定情報、及び、第1動作モードと第2動作モードとの組合せを識別する識別情報を関連付けて、識別情報毎に記憶する。
また、第2設定情報には、例えば、画像情報を印刷させる処理の第2動作モードを定める印刷指定情報、自装置(撮像装置1)が他の装置(例えば、サーバー装置1300(図9参照))と通信することの許可を得るための第1認証情報、他の装置(例えば、サーバー装置1300(図9参照))に対する通信を中継する中継装置1500(図9参照)との通信の許可を得るための第2認証情報、又は、画像情報を表示させる処理の第2動作モードを定める表示指定情報などが含まれていてもよい。
バッファメモリー11bは、カメラ制御部20の制御処理に用いられる一時的な情報の記憶領域を含み、例えば、撮像処理部10から出力された画像信号の情報や、画像信号に応じて生成された画像データなどの情報を記憶する。
不揮発メモリー11aは、カメラ制御部20を動作させるプログラムや、撮像され生成された画像データ、装置の状態を示す情報、負荷の消費電力を示す情報、使用者から入力された各種設定や撮像条件などの情報を記憶する。
不揮発メモリー11aは、システムにおける構成を示す構成情報、装置の状態を示す情報、負荷の消費電力を示す情報、使用者から入力された各種設定や撮像条件などの情報をデータベースとして記憶してもよい。例えば、使用者から入力された各種設定や撮像条件などの情報を、「設定情報データベース」として記憶する。本実施形態における使用者から入力された各種設定や撮像条件などの情報には、撮像制御部23が画像情報を撮像処理部10によって取得させる撮像処理の動作モード(第1動作モード)を定める第1設定情報、出力処理制御部22が画像情報を出力させる出力処理の動作モード(第2動作モード)を定める第2設定情報などが含まれる。例えば、不揮発メモリー11aは、上記の第1設定情報、第2設定情報、及び、第1動作モードと第2動作モードとの組合せを識別する識別情報を関連付けて、識別情報毎に記憶する。
また、第2設定情報には、例えば、画像情報を印刷させる処理の第2動作モードを定める印刷指定情報、自装置(撮像装置1)が他の装置(例えば、サーバー装置1300(図9参照))と通信することの許可を得るための第1認証情報、他の装置(例えば、サーバー装置1300(図9参照))に対する通信を中継する中継装置1500(図9参照)との通信の許可を得るための第2認証情報、又は、画像情報を表示させる処理の第2動作モードを定める表示指定情報などが含まれていてもよい。
バッファメモリー11bは、カメラ制御部20の制御処理に用いられる一時的な情報の記憶領域を含み、例えば、撮像処理部10から出力された画像信号の情報や、画像信号に応じて生成された画像データなどの情報を記憶する。
操作検出回路13は、入力部に入力された使用者の操作を検出し、検出した操作情報を制御信号としてカメラ制御部20に入力する。入力部は、例えば電源スイッチ118、レリーズスイッチ116、設定スイッチ104などを備える。
表示部制御回路14は、例えば、表示部102の点灯、消灯や明るさ調整などの表示制御や、カメラ制御部20から出力される画像データを表示部102に表示させる処理を行う。表示部102は、画像データなどを表示する。
インタフェース部(I/F部)15は、通信処理部22bからの制御に応じて、カメラボディ100に直接接続されるアクセサリ(レンズ鏡筒200など)以外の装置と通信する。例えば、インタフェース部(I/F部)15は、無線LAN、近接無線通信、赤外線通信、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠した通信などの通信手段によって通信する。
表示部制御回路14は、例えば、表示部102の点灯、消灯や明るさ調整などの表示制御や、カメラ制御部20から出力される画像データを表示部102に表示させる処理を行う。表示部102は、画像データなどを表示する。
インタフェース部(I/F部)15は、通信処理部22bからの制御に応じて、カメラボディ100に直接接続されるアクセサリ(レンズ鏡筒200など)以外の装置と通信する。例えば、インタフェース部(I/F部)15は、無線LAN、近接無線通信、赤外線通信、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠した通信などの通信手段によって通信する。
メモリー制御回路16は、カメラ制御部20とメモリー17との情報の入出力を制御し、例えば、カメラ制御部20によって生成された画像データなどの情報をメモリー17に記憶させる処理や、メモリー17に記憶されている画像データなどの情報を読み出してカメラ制御部20に出力する処理などを行う。メモリー17は、例えば、メモリーカードなどカメラボディ100から抜き差し可能な記憶媒体であり、カメラ制御部20によって生成される画像データなどが記憶される。
カメラ制御部20は、不揮発メモリー11aに記憶されたプログラムに基づいてカメラボディ100の各部の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)などからなる。例えば、カメラ制御部20は、操作検出回路13に入力される使用者からの操作情報に応じて、カメラボディ100への電源の投入、光学系駆動部220を介した光学系210の駆動制御、撮像素子制御回路7を介した撮像素子8の駆動制御、表示部制御回路14を介した表示部102の表示制御、撮像素子8で検出した被写体の撮影処理の制御を行う。
本実施形態におけるカメラ制御部20は、画像処理部21、出力処理制御部22、撮像制御部23、操作検出処理部24、識別情報生成部25、アクセサリ通信部26、及び、動作モード制御部27を備える。
カメラ制御部20における撮像制御部23は、使用者の操作入力に基づいた撮影処理の撮影処理開始指令又は撮影処理終了指令などの制御信号が操作検出回路13から入力されることに応じて、各部に対して必要な制御信号を出力する。撮像制御部23は、撮像処理開始命令が入力されると光学系210を駆動させ、画像データを生成する撮像処理を行う。撮像制御部23は、予め使用者から入力された撮影条件に応じて、光学系制御部230を介して光学系210のフォーカシング、露出制御、ズーミング、手ブレ補正(VR)制御などの制御を行う。要するに、本実施形態における撮像制御部23は、画像情報を撮像処理部10によって取得させる撮像処理の第1動作モードを定める第1設定情報に応じて、像を撮像して画像情報を取得する撮像処理を制御する。
画像処理部21は、撮像素子8の撮像領域内に捉えられ映像回路9に出力された画像信号を読み出し、読み出した画像信号に基づいて画像データを生成する画像処理を行う。画像処理部21は、画像処理により生成した画像データをバッファメモリー11bに記憶させる。
本実施形態における出力処理制御部22は、画像情報を出力させる出力処理の第2動作モードを定める第2設定情報に応じて画像情報の出力処理を制御する。
例えば、出力処理制御部22は、印刷指定処理部22a、通信処理部22b、表示指定処理部22cを備える。
例えば、出力処理制御部22は、印刷指定処理部22a、通信処理部22b、表示指定処理部22cを備える。
例えば、印刷指定処理部22aは、例えば、画像情報を印刷させる処理の第2動作モードを定める印刷指定情報が第2設定情報に含まれている場合、特定の識別情報に関連付けられる印刷指定情報を出力処理の対象とする画像情報に付与する。
本実施形態における通信処理部22bは、例えば、自装置(撮像装置1)が他の装置(例えば、サーバー装置1300(図9参照))と通信することの許可を得るための第1認証情報が第2設定情報に含まれている場合、特定の識別情報に関連付けられる第1認証情報に基づいて通信が許可された他の装置(サーバー装置1300(図9参照))に対して出力処理の対象とする画像情報を送る。
本実施形態における通信処理部22bは、他の装置(例えば、サーバー装置1300(図9参照))に対する通信を中継する中継装置1500(図9参照)との通信の許可を得るための第2認証情報が第2設定情報に含まれている場合、特定の識別情報に関連付けられる第2認証情報によって通信が許可された中継装置1500(図9参照)を介して、他の装置(サーバー装置1300(図9参照))に対して出力処理の対象とする画像情報を送る。
本実施形態における通信処理部22bは、他の装置(例えば、サーバー装置1300(図9参照))に対する通信を中継する中継装置1500(図9参照)との通信の許可を得るための第2認証情報が第2設定情報に含まれている場合、特定の識別情報に関連付けられる第2認証情報によって通信が許可された中継装置1500(図9参照)を介して、他の装置(サーバー装置1300(図9参照))に対して出力処理の対象とする画像情報を送る。
本実施形態における表示指定処理部22cは、例えば、第2設定情報に、画像情報を表示させる処理の第2動作モードを定める表示指定情報が含まれている場合、特定の識別情報に関連付けられる表示指定情報に応じて出力処理の対象とする画像情報を表示部に表示させる。
また、表示指定処理部22cは、画像処理部21によって生成されバッファメモリー11bに記憶された画像データを一定時間間隔毎に読み出し、読み出した画像データをリアルタイムに表示部102に表示させ、動画像としてメモリー17に記録させてもよい。
また、表示指定処理部22cは、設定情報の設定を使用者に行わせる表示画面を表示する場合に、操作が許可された使用者の識別情報に関連付けられた操作履歴情報に応じた設定項目を表示する表示画面を生成する。
また、表示指定処理部22cは、画像処理部21によって生成されバッファメモリー11bに記憶された画像データを一定時間間隔毎に読み出し、読み出した画像データをリアルタイムに表示部102に表示させ、動画像としてメモリー17に記録させてもよい。
また、表示指定処理部22cは、設定情報の設定を使用者に行わせる表示画面を表示する場合に、操作が許可された使用者の識別情報に関連付けられた操作履歴情報に応じた設定項目を表示する表示画面を生成する。
操作検出処理部24は、使用者の操作を検出する検出処理をする。例えば、操作検出処理部24は、操作検出回路13が検出した使用者の操作情報を判定し、判定した情報を記憶部11に記録するとともに、必要とされる各種処理の制御指令を出力する。例えば、オートフォーカス(AF)処理では、操作検出回路13によりAF操作を検出すると、レンズ鏡筒200における光学系駆動部220のAF制御を行うAF制御用モータを駆動して光学系210を調整することによりAF制御を行う。操作検出処理部24は、検出処理により検出された使用者の操作と、記憶部11が記憶する操作履歴情報(操作履歴情報データベースに記憶されている操作の履歴情報)とに基づいた、使用者の操作に基づいた設定情報の学習処理を行う。
識別情報生成部25は、検出された使用者の操作に応じて、検出された使用者が特定の使用者であるか否かを判定する。例えば、識別情報生成部25は、第1動作モードと第2動作モードとの組合せを特定することが許可される特定の使用者であるか否かを判定する。識別情報生成部25は、第1動作モードと第2動作モードとの組合せを特定することが許可される特定の使用者であると判定された使用者に対応する特定の識別情報を生成する。
より具体的には、識別情報生成部25は、使用者検出部106によって検出された情報と、使用者を認証する認証処理の鍵とする認証情報とを比較して、一致度が所定の値より高いと判定された認証処理の鍵とする認証情報に対応する使用者を特定する。識別情報生成部25は、特定された使用者について、一致度が所定の値より高いと判定された認証処理の鍵とする認証情報に関連付けられる使用者の識別情報を生成する。換言すれば、特定された使用者は本装置(撮像装置1)を使用したことがある場合、過去に使用した際に登録された認証情報に応じた識別情報が、識別情報生成部25によって生成される。
より具体的には、識別情報生成部25は、使用者検出部106によって検出された情報と、使用者を認証する認証処理の鍵とする認証情報とを比較して、一致度が所定の値より高いと判定された認証処理の鍵とする認証情報に対応する使用者を特定する。識別情報生成部25は、特定された使用者について、一致度が所定の値より高いと判定された認証処理の鍵とする認証情報に関連付けられる使用者の識別情報を生成する。換言すれば、特定された使用者は本装置(撮像装置1)を使用したことがある場合、過去に使用した際に登録された認証情報に応じた識別情報が、識別情報生成部25によって生成される。
動作モード制御部27は、特定の使用者に対応する特定の識別情報に基づいて第1設定情報に応じて撮像制御部23に画像情報を取得させる。動作モード制御部27は、特定の使用者であると判定されなかった使用者に共通に所望の動作モードを提供する第1動作モードと第2動作モードとの組合せに対応する所望の識別情報に基づいた第1設定情報に応じて撮像制御部23に画像情報を取得させる。動作モード制御部27は、第2設定情報に応じて出力処理制御部22に画像情報の出力処理を実行させる。
アクセサリ通信部26は、各アクセサリにそれぞれ設けられている制御部(アクセサリ制御部)と通信可能な状態で接続される。アクセサリ通信部26は、アクセサリ制御部と通信することにより、アクセサリ制御部にアクセサリが備える負荷部を駆動させる制御指令を送出する。本実施形態におけるアクセサリ通信部26は、レンズ鏡筒200の光学系制御部230と通信可能な状態で接続される。アクセサリ通信部26は、光学系制御部230と通信することにより、光学系制御部230に光学系駆動部220を駆動させる制御指令を送出する。
カメラ制御部20が設定する各種設定情報の一例について説明する。
「光学系駆動部の種類情報」は、光学系駆動部220の種類を示す種別情報を示し、光学系210を駆動する複数の光学系駆動部220について、それぞれ格納される。例えば、「フォーカシング(AF)」、「露出」、「ズーミング」、「手ブレ補正(VR)」などの光学系210を制御する制御項目が格納される。
「撮影モード情報」は、設定可能な撮影モードに応じて、光学系駆動部220の駆動が異なる場合の撮影モードを示し、それぞれの撮影モードに対する撮影モード情報が格納される。例えば、「スポーツ」、「風景」、「ポートレート」などの情報が格納される。
「自動動作モード設定」は、予め定められた制御条件に従ってカメラ制御部20が、各種状態を自動で調整する操作モードを機能させるか否かを示し、自動で調整する場合「ON」、手動で設定する場合「OFF」が格納される。
「光学系駆動部の種類情報」は、光学系駆動部220の種類を示す種別情報を示し、光学系210を駆動する複数の光学系駆動部220について、それぞれ格納される。例えば、「フォーカシング(AF)」、「露出」、「ズーミング」、「手ブレ補正(VR)」などの光学系210を制御する制御項目が格納される。
「撮影モード情報」は、設定可能な撮影モードに応じて、光学系駆動部220の駆動が異なる場合の撮影モードを示し、それぞれの撮影モードに対する撮影モード情報が格納される。例えば、「スポーツ」、「風景」、「ポートレート」などの情報が格納される。
「自動動作モード設定」は、予め定められた制御条件に従ってカメラ制御部20が、各種状態を自動で調整する操作モードを機能させるか否かを示し、自動で調整する場合「ON」、手動で設定する場合「OFF」が格納される。
この各種設定情報は、不揮発メモリー11aの記憶領域に設けられており、カメラ制御部20によって所定の情報が書き込まれ、また、書き込まれた情報が参照される。
続いて、図3を参照し、撮像装置における処理の概略を説明する。
図3は、撮像装置における処理の概略を示すシーケンス図である。
図3は、撮像装置における処理の概略を示すシーケンス図である。
まず、電源が投入された後、撮像装置1(カメラ制御部20)は、撮像装置1を初期化する初期動作を実施する。この初期動作においては、カメラ制御部20は、各部の状態を標準設定の状態にする。例えば、表示画面・UI(ユーザーインタフェース)の初期化処理を実施する(ステップS110)。
カメラ制御部20は、個人認証アシストを行うか否かを判定する。個人認証アシストとは、予め登録されている使用者に応じた設定に、各種設定を変更する処理をいう(ステップS120)。
ステップS120における判定結果により個人認証アシストを行わない(ステップS120:No)と判定された場合には、動作モードについて、標準設定を基本とする通常動作モードに応じた動作パラメータを設定し(ステップS130)、ステップS165に進む。
一方、ステップS120における判定結果により個人認証アシストを行う(ステップS120:Yes)と判定された場合には、カメラ制御部20は、動作モードを指定する使用者を認証する個人認証処理を行う(ステップS140)。個人認証処理の詳細については後述とする。
カメラ制御部20は、個人認証処理の結果に応じた動作パラメータを設定する(ステップS160)。例えば、カメラ制御部20(識別情報生成部25)は、個人認証処理によって特定された使用者に応じた識別情報に基づいて、その識別情報に関連付けられる第1動作モードを定める第1設定情報、又は、第2動作モードを定める第2設定情報を、動作パラメータとして設定する。
カメラ制御部20は、個人認証アシストを行うか否かを判定する。個人認証アシストとは、予め登録されている使用者に応じた設定に、各種設定を変更する処理をいう(ステップS120)。
ステップS120における判定結果により個人認証アシストを行わない(ステップS120:No)と判定された場合には、動作モードについて、標準設定を基本とする通常動作モードに応じた動作パラメータを設定し(ステップS130)、ステップS165に進む。
一方、ステップS120における判定結果により個人認証アシストを行う(ステップS120:Yes)と判定された場合には、カメラ制御部20は、動作モードを指定する使用者を認証する個人認証処理を行う(ステップS140)。個人認証処理の詳細については後述とする。
カメラ制御部20は、個人認証処理の結果に応じた動作パラメータを設定する(ステップS160)。例えば、カメラ制御部20(識別情報生成部25)は、個人認証処理によって特定された使用者に応じた識別情報に基づいて、その識別情報に関連付けられる第1動作モードを定める第1設定情報、又は、第2動作モードを定める第2設定情報を、動作パラメータとして設定する。
まず、ステップS130又はステップS160において設定された動作モードの動作パラメータに応じて、カメラ制御部20は、撮像装置1を動作させる。
カメラ制御部20は、実行する処理が、「キャプチャーモード」、「データ・アップロードモード」、「プリントモード」の何れの処理が選択されているかを判定する(ステップS165)。
ステップS165における判定の結果、実行する処理が「キャプチャーモード」であると判定された場合には、カメラ制御部20は、「キャプチャーモード」の処理を行う(ステップS200)。
或は、ステップS165における判定の結果、実行する処理が「データ・アップロードモード」であると判定された場合には、カメラ制御部20は、「データ・アップロードモード」の処理を行う(ステップS300)。
或は、ステップS165における判定の結果、実行する処理が「プリントモード」であると判定された場合には、カメラ制御部20は、「プリントモード」の処理を行う(ステップS400)。
なお、「キャプチャーモード」の処理(ステップS200)、「データ・アップロードモード」の処理(ステップS300)、及び、「プリントモード」の処理(ステップS400)についてのより具体的な説明は、後述とする。
カメラ制御部20は、実行する処理が、「キャプチャーモード」、「データ・アップロードモード」、「プリントモード」の何れの処理が選択されているかを判定する(ステップS165)。
ステップS165における判定の結果、実行する処理が「キャプチャーモード」であると判定された場合には、カメラ制御部20は、「キャプチャーモード」の処理を行う(ステップS200)。
或は、ステップS165における判定の結果、実行する処理が「データ・アップロードモード」であると判定された場合には、カメラ制御部20は、「データ・アップロードモード」の処理を行う(ステップS300)。
或は、ステップS165における判定の結果、実行する処理が「プリントモード」であると判定された場合には、カメラ制御部20は、「プリントモード」の処理を行う(ステップS400)。
なお、「キャプチャーモード」の処理(ステップS200)、「データ・アップロードモード」の処理(ステップS300)、及び、「プリントモード」の処理(ステップS400)についてのより具体的な説明は、後述とする。
また、カメラ制御部20は、「キャプチャーモード」の処理(ステップS200)、「データ・アップロードモード」の処理(ステップS300)、及び、「プリントモード」の処理(ステップS400)を実行中に、所定の操作が行われたか否かを検出する。まず、カメラ制御部20は、電源スイッチの操作を検出して、電源遮断操作が行われたか否かを判定する(ステップS172)。ステップS172における判定結果により、電源遮断操作が行われたと判定した場合(ステップS172:Yes)には、カメラ制御部20は、撮像装置1を機能させる処理を終了させて、ステップS180に進む。
一方、ステップS172における判定結果により、電源遮断操作が行われていないと判定した場合(ステップS172:No)には、カメラ制御部20は、操作入力未検出タイマーを起動させてから、予め定められた所定期間が経過するまでの間に操作入力を検出したか否かを判定する(ステップS173)。
ステップS173における判定結果により、操作入力未検出タイマーを起動させてから、予め定められた所定期間が経過するまでの間に操作入力を検出した場合(ステップS173:Yes)には、カメラ制御部20は、操作入力未検出タイマーを停止して(ステップS174)、ステップS165に進む。
一方、ステップS173における判定結果により、操作入力未検出タイマーを起動させてから、予め定められた所定期間が経過するまでの間(タイムアウトするまでの間)に操作入力を検出しなかった場合(ステップS173:No)には、カメラ制御部20は、停止していた操作入力未検出タイマーを起動する(ステップS175)。次に、カメラ制御部20は、操作入力未検出タイマーがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS176)。ステップS176における判定結果により、操作入力未検出タイマーがタイムアウトしたと判定した場合(ステップS176:Yes)には、カメラ制御部20は、撮像装置1を機能させる処理を終了させて、ステップS180に進む。
一方、ステップS176における判定結果により、操作入力未検出タイマーがタイムアウトしていないと判定した場合(ステップS176:No)には、ステップS165に進む。
カメラ制御部20は、設定された動作モードに応じて撮像装置1を機能させる処理を終了させた後、設定情報データベースの更新処理を行う(ステップS180)。
カメラ制御部20は、ステップS200、S300、S400において撮像装置1を機能させていた設定状態を設定情報データベースに記憶させて、次回撮像装置1を機能させるための情報として保持させる。
ステップS140において認証された個人認証処理の結果を解除する(ステップS190)。これにより、カメラ制御部20は、次に使用者を認証するための準備を行うことができる。続けて撮像装置1を機能させる場合には、カメラ制御部20は、上記ステップS120からの処理を繰り返し行う。
ステップS140において認証された個人認証処理の結果を解除する(ステップS190)。これにより、カメラ制御部20は、次に使用者を認証するための準備を行うことができる。続けて撮像装置1を機能させる場合には、カメラ制御部20は、上記ステップS120からの処理を繰り返し行う。
以上に示したように、ステップS110からS190までの処理により、電源が投入された後、まず個人設定動作フラグが立っていなければ(オフ状態であれば)、カメラ制御部20は、個人認証処理を行わない通常の動作で撮像装置1を起動させる。個人設定動作フラグが立っていれば(オン状態であれば)、認証動作に移行して、個人認証処理が行われる。
続いて、図4を参照し、本実施形態における個人認証処理について説明する。
図4は、本実施形態における個人認証処理を示すフローチャートである。この図4に示される、個人認証処理は、前述の図3におけるステップS140に対応する。
図4は、本実施形態における個人認証処理を示すフローチャートである。この図4に示される、個人認証処理は、前述の図3におけるステップS140に対応する。
まず、カメラ制御部20は、個人認証処理の実施を促す表示を表示部102に表示させる(ステップS141)。
カメラ制御部20は、何れかの操作釦が押下されることを検出し、操作釦の押下が検出されるまで待機する(ステップS142)。
カメラ制御部20(識別情報生成部25)は、使用者検出部106(指紋センサ)を起動させる(ステップS143)。
識別情報生成部25は、使用者の操作を検出した使用者検出部106から指紋情報を取得する(ステップS144)。識別情報生成部25は、使用者検出部106から取得した指紋情報を、登録されている指紋情報と照合する(ステップS145)。識別情報生成部25は、照合結果から、取得された指紋情報が登録されているものであるか否かを判定する(ステップS146)。ステップS146における判定結果により、取得された指紋情報が登録されているものであると判定した場合(ステップS146:Yes)には、ステップS151に進む。
カメラ制御部20は、何れかの操作釦が押下されることを検出し、操作釦の押下が検出されるまで待機する(ステップS142)。
カメラ制御部20(識別情報生成部25)は、使用者検出部106(指紋センサ)を起動させる(ステップS143)。
識別情報生成部25は、使用者の操作を検出した使用者検出部106から指紋情報を取得する(ステップS144)。識別情報生成部25は、使用者検出部106から取得した指紋情報を、登録されている指紋情報と照合する(ステップS145)。識別情報生成部25は、照合結果から、取得された指紋情報が登録されているものであるか否かを判定する(ステップS146)。ステップS146における判定結果により、取得された指紋情報が登録されているものであると判定した場合(ステップS146:Yes)には、ステップS151に進む。
一方、ステップS146における判定結果により、取得された指紋情報が登録されているものでないと判定した場合(ステップS146:No)には、カメラ制御部20は、新規登録であることを確認するための確認表示(「新規登録か」)を表示部102に表示させる(ステップS147)。「新規登録か」の確認表示に対して、カメラ制御部20は、使用者からの回答を検出する(ステップS148)。ステップS148において、検出された回答結果により、識別情報生成部25は、新規登録を希望する要求であるか否かを判定する(ステップS149)。ステップS149における判定結果により、新規登録を希望する要求であると判定した場合(ステップS149:Yes)には、ステップS153に進む。
一方、ステップS149における判定結果により、新規登録を希望する要求でないと判定した場合(ステップS149:No)には、識別情報生成部25は、検出した指紋情報を破棄して(ステップS150)、個人認証を繰り返し行うためステップS141に進む。
一方、ステップS146における判定結果により、取得された指紋情報が登録されているものであると判定された場合(ステップS146:Yes)には、識別情報生成部25は、照合された指紋情報に関連付けられている識別情報(ID)、即ち、認証された使用者を特定する識別情報を発行する(ステップS151)。識別情報生成部25は、検出した指紋情報を破棄するとともに、発行された識別情報を個人認証処理の結果として出力し(ステップS152)、個人認証処理を終了する。
一方、ステップS149における判定結果により、新規登録を希望する要求であると判定された場合(ステップS149:Yes)には、識別情報生成部25は、新規登録を希望する使用者に対し、使用者を特定する識別情報を新たに発行する(ステップS153)。識別情報生成部25は、新たに発行された識別情報と、新規登録を希望する使用者の指紋情報とを関連付けて記憶部11に記憶させるとともに、新たに発行された識別情報を個人認証処理の結果として出力し(ステップS154)、個人認証処理を終了する。
以上に示した個人認証処理により、生体認証等を活用し、使用者の個人認証を行うことができる。この個人認証処理において、使用者の個人認証を行うことにより、使用者を容易に特定することができ、特定した使用者の識別情報を取得する。
続いて、図5を参照し、キャプチャーモードの処理について説明する。
図5は、キャプチャーモードの処理を示すフローチャートである。この図5に示される、キャプチャーモードの処理は、前述の図3におけるステップS200に対応する。本実施形態におけるキャプチャーモードの処理とは、いわゆる撮影処理を含む処理である。
図5は、キャプチャーモードの処理を示すフローチャートである。この図5に示される、キャプチャーモードの処理は、前述の図3におけるステップS200に対応する。本実施形態におけるキャプチャーモードの処理とは、いわゆる撮影処理を含む処理である。
まず、保存先として利用可能な、特定された使用者の指定フォルダーが存在するか否かを判定して、保存先の有無を確認する(ステップS210)。
ステップS210における判定により、保存先として利用可能な、特定された使用者の指定フォルダーが記憶部11に存在しないと判定された場合(ステップS210:No)、特定された使用者が利用する個別フォルダーを新規に作成するとともに、記憶部11に保持させ(ステップS260)、ステップS215に進む。
ステップS210における判定により、保存先として利用可能な、特定された使用者の指定フォルダーが記憶部11に存在しないと判定された場合(ステップS210:No)、特定された使用者が利用する個別フォルダーを新規に作成するとともに、記憶部11に保持させ(ステップS260)、ステップS215に進む。
一方、ステップS210における判定により、保存先として利用可能な、特定された使用者の指定フォルダーが存在すると判定された場合(ステップS210:Yes)、又は、上記ステップS260の処理を終えた場合には、カメラ制御部20は、撮影を開始させる操作を検出して、撮影を開始させる操作が行われたか否かを判定する(ステップS215)。ステップS215における判定により、撮影を開始させる操作が行われたと判定されるまで、カメラ制御部20はステップS215の判定を繰り返す。
ステップS215における判定により、撮影を開始させる操作が行われたと判定された場合(ステップS215:Yes)には、カメラ制御部20は撮影処理を行う(ステップS220)。
カメラ制御部20は、記憶部11に保持されている所定の保存先の指定フォルダーに、撮影した画像情報(データ)を記憶させる(ステップS230)。
カメラ制御部20は、記憶部11に保持されている所定の保存先の指定フォルダーに、撮影した画像情報(データ)を記憶させる(ステップS230)。
カメラ制御部20は、学習機能を機能させる設定が行われているか否かを判定する(ステップS240)。
ステップS240における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていると判定された場合(ステップS240:Yes)には、カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習する(ステップS500)。なお、ステップS500の処理の詳細は、後述とする。
ステップS240における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていると判定された場合(ステップS240:Yes)には、カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習する(ステップS500)。なお、ステップS500の処理の詳細は、後述とする。
一方、ステップS240における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていないと判定された場合(ステップS240:No)には、カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習することなく、キャプチャーモードの処理を終える。
以上に示したキャプチャーモードの処理により、使用者毎に設けられたユーザーフォルダーに、撮影データを使用者毎に仕分けして保存するようにした。また、キャプチャーモードの処理(撮影処理)は、使用者の識別情報に応じて設定される設定情報に基づいて行われている。さらに、学習機能を有効にしている場合、キャプチャーモードの処理を終える段階で、設定情報データベースに当該使用者に応じた設定情報を記憶させている。上記の設定情報として、撮影処理において必要な設定値(例えば、AWB、AF、AE、ISO感度、ファイルサイズ・フォーマット等)の変更を行った場合、今回の設定変更を学習機能によって、設定情報データベースに反映する。なお、全てのパラメータを何れのタイミングで反映するかは、使用履歴等に応じて変更してもよい。
続いて、図6を参照し、データ・アップロードモードの処理について説明する。
図6は、データ・アップロードモードの処理を示すフローチャートである。この図6に示される、データ・アップロードモードの処理は、前述の図3におけるステップS300に対応する。
図6は、データ・アップロードモードの処理を示すフローチャートである。この図6に示される、データ・アップロードモードの処理は、前述の図3におけるステップS300に対応する。
まず、カメラ制御部20は、通信可能な通信回線の接続ポートが、有線回線か無線回線かを判定(確認)する(ステップS310)。
ステップS310における判定により、通信可能な通信回線の接続ポートが有線回線であると判定された場合(ステップS310:「有線」)、或は、ステップS365における判定により、指定の接続ポートの識別情報(例えば、SSID)に基づいて接続されたと判定された場合(ステップS365:Yes)には、カメラ制御部20は、データを送信して保存させる(アップロードする)保存先との通信を接続する(ステップS315)。
カメラ制御部20は、データをアップロードする保存先との通信が接続された後、個別フォルダーに記憶されているデータをデータの保存先に送り、保存先の指定フォルダーに記憶させる(ステップS320)。
ステップS310における判定により、通信可能な通信回線の接続ポートが有線回線であると判定された場合(ステップS310:「有線」)、或は、ステップS365における判定により、指定の接続ポートの識別情報(例えば、SSID)に基づいて接続されたと判定された場合(ステップS365:Yes)には、カメラ制御部20は、データを送信して保存させる(アップロードする)保存先との通信を接続する(ステップS315)。
カメラ制御部20は、データをアップロードする保存先との通信が接続された後、個別フォルダーに記憶されているデータをデータの保存先に送り、保存先の指定フォルダーに記憶させる(ステップS320)。
カメラ制御部20は、学習機能を機能させる設定が行われているか否かを判定する(ステップS340)。
ステップS340における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていると判定された場合(ステップS340:Yes)には、カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習する(ステップS500)。なお、ステップS500の処理の詳細は、後述とする。カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報の学習を終えた後、データ・アップロードモードの処理を終える。
一方、ステップS340における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていないと判定された場合(ステップS340:No)には、カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習することなく、データ・アップロードモードの処理を終える。
ステップS340における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていると判定された場合(ステップS340:Yes)には、カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習する(ステップS500)。なお、ステップS500の処理の詳細は、後述とする。カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報の学習を終えた後、データ・アップロードモードの処理を終える。
一方、ステップS340における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていないと判定された場合(ステップS340:No)には、カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習することなく、データ・アップロードモードの処理を終える。
一方、ステップS310における判定により、通信可能な通信回線の接続ポートが無線回線であると判定された場合(ステップS310:「無線」)には、カメラ制御部20は、設定情報データベース(DB)に登録されている接続ポートの識別情報(ID(例えば、SSID))が存在する否かを判定する(ステップS350)。
ステップS350における判定により、設定情報データベース(DB)に登録されている指定の接続ポートの識別情報(ID(例えば、SSID))が存在すると判定された場合(ステップS350:Yes)、或いは、ステップS375における判定により、接続可能な接続ポートが存在すると判定された場合(ステップS375:Yes)には、カメラ制御部20は、設定情報データベース(DB)に登録されている指定の接続ポートの識別情報(SSID)に基づいて接続ポートへの接続を試みて(ステップS355)、暗号キーを送信する(ステップS360)。
カメラ制御部20は、指定の接続ポートの識別情報(SSID)に基づいて接続されたか否かを判定する(ステップS365)。ステップS365における判定により、指定の接続ポートの識別情報(SSID)に基づいて接続されたと判定されるまで、カメラ制御部20は、ステップS365の判定を繰り返す。ステップS365における判定により、指定の接続ポートの識別情報(SSID)に基づいて接続されたと判定された場合(ステップS365:Yes)には、ステップS315に進む。
ステップS350における判定により、設定情報データベース(DB)に登録されている指定の接続ポートの識別情報(ID(例えば、SSID))が存在すると判定された場合(ステップS350:Yes)、或いは、ステップS375における判定により、接続可能な接続ポートが存在すると判定された場合(ステップS375:Yes)には、カメラ制御部20は、設定情報データベース(DB)に登録されている指定の接続ポートの識別情報(SSID)に基づいて接続ポートへの接続を試みて(ステップS355)、暗号キーを送信する(ステップS360)。
カメラ制御部20は、指定の接続ポートの識別情報(SSID)に基づいて接続されたか否かを判定する(ステップS365)。ステップS365における判定により、指定の接続ポートの識別情報(SSID)に基づいて接続されたと判定されるまで、カメラ制御部20は、ステップS365の判定を繰り返す。ステップS365における判定により、指定の接続ポートの識別情報(SSID)に基づいて接続されたと判定された場合(ステップS365:Yes)には、ステップS315に進む。
一方、ステップS350における判定の結果、設定情報データベース(DB)に登録されている指定の接続ポートの識別情報(ID(例えば、SSID))が存在しないと判定された場合(ステップS350:No)には、カメラ制御部20は、接続ポートの識別情報(SSID)をスキャンする(ステップS370)。カメラ制御部20は、接続ポートの識別情報(SSID)をスキャンした結果に基づいて、接続可能な接続ポートが存在するか否かを判定する(ステップS375)。
ステップS375における判定により、接続可能な接続ポートが存在すると判定された場合(ステップS375:Yes)には、ステップS355に進む。
ステップS375における判定により、接続可能な接続ポートが存在しないと判定された場合(ステップS375:No)には、カメラ制御部20は、接続可能な接続ポートが存在しないことを表示部102に表示して(ステップS380)、データ・アップロードモードの処理を終える。
ステップS375における判定により、接続可能な接続ポートが存在すると判定された場合(ステップS375:Yes)には、ステップS355に進む。
ステップS375における判定により、接続可能な接続ポートが存在しないと判定された場合(ステップS375:No)には、カメラ制御部20は、接続可能な接続ポートが存在しないことを表示部102に表示して(ステップS380)、データ・アップロードモードの処理を終える。
以上に示したデータ・アップロードモードの処理により、使用者毎に設けられたユーザーフォルダーに使用者毎に仕分けして保存されている撮影データを保存先に送信して保存させるようにした。また、データ・アップロードモードの処理は、認証処理によって特定された使用者の識別情報に応じて設定される設定情報に基づいて行われている。さらに、データ・アップロードモードの処理を終える段階で、設定情報データベースに当該使用者に応じた設定情報を記憶させている。
なお、データ・アップロードモードの処理において利用する通信回線は、有線通信回線、無線通信回線の何れであってもよい。保存先の装置に対する通信における接続完了を検出した後、保存先の装置に対して転送を行い、保存先の装置が備える保存フォルダーに記憶させる。保存先の装置として、例えば、端末装置1100(図9参照、パーソナルコンピュータ(PC))や、ハードディスク(HDD)などを備えるストレージ装置(サーバー装置1200(図9参照)、又は、サーバー装置1300(図9参照))などが挙げられる。
また、学習機能が有効である場合、接続ポート、接続ポートへの接続に関する設定、サーバー装置、又は、指定フォルダーの設定変更がある場合、今回の設定変更を学習機能によって設定情報データベースに反映する。ただし、全てのパラメータを何れのタイミングで反映するかは、使用履歴等に応じて変更してもよい。
続いて、図7を参照し、プリントモードの処理について説明する。
図7は、プリントモードの処理を示すフローチャートである。この図7に示される、プリントモードの処理は、前述の図3におけるステップS400に対応する。
図7は、プリントモードの処理を示すフローチャートである。この図7に示される、プリントモードの処理は、前述の図3におけるステップS400に対応する。
まず、カメラ制御部20における出力処理制御部22(通信処理部22b)は、記憶部11に記憶されている構成情報に基づいて、通信により接続可能なプリンター(例えば、プリンター1400(図9参照))が存在するか否かを判定する(ステップS410)。
ステップS410における判定により、通信可能なプリンターが存在すると判定された場合(ステップS410:Yes)には、出力処理制御部22(通信処理部22b)は、データ(画像情報、及び、画像情報に付与された印刷指定情報)を通信により接続可能なプリンター(例えば、プリンター1400(図9参照))に送り、データ(画像情報)を印刷させる(ステップS420)。
ステップS410における判定により、通信可能なプリンターが存在すると判定された場合(ステップS410:Yes)には、出力処理制御部22(通信処理部22b)は、データ(画像情報、及び、画像情報に付与された印刷指定情報)を通信により接続可能なプリンター(例えば、プリンター1400(図9参照))に送り、データ(画像情報)を印刷させる(ステップS420)。
カメラ制御部20(操作検出処理部24)は、学習機能を機能させる設定が行われているか否かを判定する(ステップS440)。
ステップS440における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていると判定された場合(ステップS440:Yes)には、カメラ制御部20(操作検出処理部24)は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習する(ステップS500)。なお、ステップS500の処理の詳細は、後述とする。カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報の学習を終えた後、プリントモードの処理を終える。
一方、ステップS440における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていないと判定された場合(ステップS440:No)には、カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習することなく、プリントモードの処理を終える。
ステップS440における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていると判定された場合(ステップS440:Yes)には、カメラ制御部20(操作検出処理部24)は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習する(ステップS500)。なお、ステップS500の処理の詳細は、後述とする。カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報の学習を終えた後、プリントモードの処理を終える。
一方、ステップS440における判定により、学習機能を機能させる設定が行われていないと判定された場合(ステップS440:No)には、カメラ制御部20は、使用者の操作による操作の履歴情報に基づいて使用者の設定情報を学習することなく、プリントモードの処理を終える。
ステップS410における判定により、通信可能なプリンター(例えば、プリンター1400(図9参照))が存在しないと判定された場合(ステップS410:No)には、カメラ制御部20(通信処理部22b)は、記憶部11における構成情報に登録されている他のプリンターが存在するか否かを判定する(ステップS450)。
ステップS450における判定により、記憶部11における構成情報に登録されている他のプリンターが存在しないと判定された場合(ステップS450:No)には、カメラ制御部20(表示指定処理部22c)は、接続可能なプリンターが存在しないことを表示部102に表示し(ステップS460)、ステップS440に進む。
一方、ステップS450における判定により、記憶部11における構成情報に登録されている他のプリンターが存在すると判定された場合(ステップS450:Yes)には、カメラ制御部20は、接続可能なプリンターを定める設定情報を、記憶部11における構成情報に登録されていると判定された他のプリンターを指定する情報を設定し(ステップS480)、ステップS410に進む。
一方、ステップS450における判定により、記憶部11における構成情報に登録されている他のプリンターが存在すると判定された場合(ステップS450:Yes)には、カメラ制御部20は、接続可能なプリンターを定める設定情報を、記憶部11における構成情報に登録されていると判定された他のプリンターを指定する情報を設定し(ステップS480)、ステップS410に進む。
以上に示したプリントモードの処理により、使用者毎に設けられたユーザーフォルダーに使用者毎に仕分けして保存されている撮影データとしての画像情報を、外部の装置(例えば、プリンター1400(図9参照)において印刷させるようにした。また、プリントモードの処理は、認証処理によって特定された使用者の識別情報に応じて設定される設定情報に基づいて行われている。さらに、プリントモードの処理を終える段階で、設定情報データベースに当該使用者に応じた設定情報を記憶させている。
また、学習機能が有効である場合、新規にプリンターをシステム構成に追加する設定、その他印刷における設定(例えば、DPOF情報の使用・未使用、印刷枚数やサイズ等の設定)の変更を行った場合、今回の設定変更を学習機能によって設定情報データベースに反映する。ただし、全てのパラメータを何れのタイミングで反映するかは、使用履歴等に応じて変更してもよい。
続いて、図8を参照し、学習機能の処理について説明する。
図8は、学習機能の処理を示すフローチャートである。この図8に示される、学習機能の処理は、前述の図5、6、7におけるステップS500に対応する。
図8は、学習機能の処理を示すフローチャートである。この図8に示される、学習機能の処理は、前述の図5、6、7におけるステップS500に対応する。
撮像装置1において、学習機能を有効とするか否かが設定情報に基づいて判定され、学習機能の処理を行うことになった場合の処理について説明する。
撮像装置1が、学習機能の処理を行う場合、使用者の操作履歴として、使用者の操作に応じてパラメータの設定値を変更したタイミングと、パラメータの設定値とを、時間の経過に応じて管理するため操作履歴情報データベースを構築し、個別フォルダー内に保存しておく。この操作履歴情報データベースに保持される履歴情報を参照し、単位時間当たりの設定変更の回数から、設定変更の操作が頻繁に行われているかを判定する頻度情報を得ることが可能となる。
撮像装置1が、学習機能の処理を行う場合、使用者の操作履歴として、使用者の操作に応じてパラメータの設定値を変更したタイミングと、パラメータの設定値とを、時間の経過に応じて管理するため操作履歴情報データベースを構築し、個別フォルダー内に保存しておく。この操作履歴情報データベースに保持される履歴情報を参照し、単位時間当たりの設定変更の回数から、設定変更の操作が頻繁に行われているかを判定する頻度情報を得ることが可能となる。
まず、操作履歴情報データベース(DB)から操作の履歴情報(履歴データ)を読み込む(ステップS510)。
操作履歴情報データベース(DB)に記憶されている設定情報と現行の設定情報とを比較する(ステップS520)。
操作履歴情報データベース(DB)に記憶されている設定情報と現行の設定情報とを比較する(ステップS520)。
ステップS520の判定により、操作履歴情報データベース(DB)に記憶されている設定情報と、現在設定されている設定情報とが相違すると判定した場合には、現在設定されている設定情報に変更されたことを示す情報を操作履歴情報データベース(DB)に追加して、操作履歴情報データベース(DB)に保持されている操作履歴情報を更新する(ステップS530)。
次に、更新回数を制限する閾値(更新回数閾値)に基づいて、操作履歴情報(履歴データ)の更新回数が前述の更新閾値を越えたか(更新回数閾値<履歴データの更新回数)否かを判定する(ステップS540)。
ステップS540の判定により、履歴データの更新回数が前述の更新閾値を越えた(更新回数閾値<履歴データの更新回数)と判定された場合(ステップS540:Yes)には、現行の設定情報を設定情報データベースに反映し、設定情報データベースの設定値を現行の設定情報にして(ステップS550)、学習機能の処理を終える。
一方、ステップS540の判定により、履歴データの更新回数が前述の更新閾値を越えていない(更新回数閾値≧履歴データの更新回数)と判定された場合(ステップS540:No)には、現行の設定情報を設定情報データベースの設定値に反映せずに、設定情報データベースの設定値を保持して(ステップS560)、学習機能の処理を終える。
以上に示した学習機能の処理により、変更された頻度が比較的高い設定情報を、使用者が好んで利用する設定と判定して設定情報データベースに反映し、変更された頻度が比較的低い設定情報を、変更することが必要とされなかった設定情報と判定して設定情報データベースの値を保持するようにした。この学習機能の処理は、個々の設定情報の項目、或は、関連する設定情報の項目を纏めたグループを単位として、学習機能による更新を行うか否かを判定することができる。
また、パラメータの種類によっては反映実行の判断ではなく、反映レベルを可変したり、設定変更値に傾きを持たせたりしても良い。
また、パラメータの種類によっては反映実行の判断ではなく、反映レベルを可変したり、設定変更値に傾きを持たせたりしても良い。
続いて、以上に示した本実施形態における撮像装置1を、複数の使用者が共用する場合の特徴について整理する。
(設定情報の使用者毎のデータベース化)
本実施形態における撮像装置1は、使用者(ユーザ)の設定情報(設定パラメータ)を、使用者毎にデータベース化する。以下、使用者(ユーザ)の設定情報(設定パラメータ)を記憶させるデータベースを「個別ユーザーデータベース」という。「個別ユーザーデータベース」は、登録された使用者に対応する識別情報に対応させて設けられる。それぞれ設けられる「個別ユーザーデータベース」は、上記の「設定情報データベース」、「操作履歴情報データベース」に加え、撮影した画像を記憶させる「画像情報データベース」も含む。なお、「個別ユーザーデータベース」は、例えば、記憶部11における個別フォルダーに、使用者に対応する識別情報に対応付けられて記憶される。
このように、撮像装置1は、使用者に係る各情報を使用者毎にデータベース化することにより、登録された使用者に対応する識別情報をキーにして、「個別ユーザーデータベース」に含まれる「設定情報データベース」、「操作履歴情報データベース」、「画像情報データベース」を参照することができる。
これにより、撮像装置1は、マニュアル操作が行われた場合の設定情報の操作履歴も、使用者毎に容易に管理することができる。また、撮像装置1は、複数の使用者が撮像装置1を共用する場合であっても使用者毎に区別して処理することができる。
さらに、撮像装置1において、同じ使用者に係る個々のデータベースは共通の識別情報に基づいて関連付けられていることから、個々のデータベース毎に異なる識別情報を設けることなく、識別情報の管理を簡素化することができる。
なお、上記のとおり、「個別ユーザーデータベース」は、登録された使用者に対応する識別情報に対応させて設けられるが、特定の使用者が複数の「個別ユーザーデータベース」を設けることを制限するものではなく、特定の使用者が、その用途に応じて複数の「個別ユーザーデータベース」を設けてもよい。
本実施形態における撮像装置1は、使用者(ユーザ)の設定情報(設定パラメータ)を、使用者毎にデータベース化する。以下、使用者(ユーザ)の設定情報(設定パラメータ)を記憶させるデータベースを「個別ユーザーデータベース」という。「個別ユーザーデータベース」は、登録された使用者に対応する識別情報に対応させて設けられる。それぞれ設けられる「個別ユーザーデータベース」は、上記の「設定情報データベース」、「操作履歴情報データベース」に加え、撮影した画像を記憶させる「画像情報データベース」も含む。なお、「個別ユーザーデータベース」は、例えば、記憶部11における個別フォルダーに、使用者に対応する識別情報に対応付けられて記憶される。
このように、撮像装置1は、使用者に係る各情報を使用者毎にデータベース化することにより、登録された使用者に対応する識別情報をキーにして、「個別ユーザーデータベース」に含まれる「設定情報データベース」、「操作履歴情報データベース」、「画像情報データベース」を参照することができる。
これにより、撮像装置1は、マニュアル操作が行われた場合の設定情報の操作履歴も、使用者毎に容易に管理することができる。また、撮像装置1は、複数の使用者が撮像装置1を共用する場合であっても使用者毎に区別して処理することができる。
さらに、撮像装置1において、同じ使用者に係る個々のデータベースは共通の識別情報に基づいて関連付けられていることから、個々のデータベース毎に異なる識別情報を設けることなく、識別情報の管理を簡素化することができる。
なお、上記のとおり、「個別ユーザーデータベース」は、登録された使用者に対応する識別情報に対応させて設けられるが、特定の使用者が複数の「個別ユーザーデータベース」を設けることを制限するものではなく、特定の使用者が、その用途に応じて複数の「個別ユーザーデータベース」を設けてもよい。
(個人認証処理)
カメラ制御部20は、生体認証等により、使用者の個人認証を行う。使用者の個人認証を行う方法には、一般に知られている各手法を適用することができる。カメラ制御部20は、使用者の個人認証を行うことにより、使用者を容易に特定することができ、特定した使用者の識別情報を生成することができる。
なお、特定の使用者が複数の「個別ユーザーデータベース」を設ける場合には、個人認証だけでは、利用する「個別ユーザーデータベース」を特定できない場合が生じうる。上記の場合には、個人認証に基づいて複数の候補を絞り込み、絞り込んだ候補の中から使用者に選択させるようにしてもよい。その際には、カメラ制御部20は、パスワードによって選択入力の制限を設けても良い。
カメラ制御部20は、生体認証等により、使用者の個人認証を行う。使用者の個人認証を行う方法には、一般に知られている各手法を適用することができる。カメラ制御部20は、使用者の個人認証を行うことにより、使用者を容易に特定することができ、特定した使用者の識別情報を生成することができる。
なお、特定の使用者が複数の「個別ユーザーデータベース」を設ける場合には、個人認証だけでは、利用する「個別ユーザーデータベース」を特定できない場合が生じうる。上記の場合には、個人認証に基づいて複数の候補を絞り込み、絞り込んだ候補の中から使用者に選択させるようにしてもよい。その際には、カメラ制御部20は、パスワードによって選択入力の制限を設けても良い。
(使用者毎の設定情報の自動設定処理)
カメラ制御部20は、上記の個人認証処理によって取得した識別情報に基づいて、「個別ユーザーデータベース」を参照して各種設定情報を自動で設定する。
自動で設定を行う設定情報には、例えば、撮影時おける撮影環境に応じた自動調整処理(オートアイリス(AE)、オートフォーカス(AF)、オートホワイトバランス(AWB)等)の設定情報や、その他の処理(被写体の顔検出処理、高ダイナミックレンジ化処理(HDR、ADR等)の設定情報がある。
特定の使用者が操作していると判定できた場合には、カメラ制御部20は、使用者の識別情報に基づいて設定情報(パラメータ設定)を「個別ユーザーデータベース」から読み出して自動で設定を行う。これにより、撮像装置1は、すでに当該撮像装置1を利用したことがある使用者に対して、当該使用者に適切な設定を提供することができる。
カメラ制御部20は、上記の個人認証処理によって取得した識別情報に基づいて、「個別ユーザーデータベース」を参照して各種設定情報を自動で設定する。
自動で設定を行う設定情報には、例えば、撮影時おける撮影環境に応じた自動調整処理(オートアイリス(AE)、オートフォーカス(AF)、オートホワイトバランス(AWB)等)の設定情報や、その他の処理(被写体の顔検出処理、高ダイナミックレンジ化処理(HDR、ADR等)の設定情報がある。
特定の使用者が操作していると判定できた場合には、カメラ制御部20は、使用者の識別情報に基づいて設定情報(パラメータ設定)を「個別ユーザーデータベース」から読み出して自動で設定を行う。これにより、撮像装置1は、すでに当該撮像装置1を利用したことがある使用者に対して、当該使用者に適切な設定を提供することができる。
(学習機能によるアシスト処理)
撮像装置1は、撮影シーンや撮影被写体の情報を使用者毎に記憶しておき、撮影シーンや撮影被写体に応じてより良い画像を取得できるように、撮像装置1が推奨する設定になるように誘導するアシスト処理を行う。
例えば、撮像装置1は、撮影シーンや撮影被写体の情報を使用者毎に記憶しておくことにより、蓄積された情報から使用者の撮影実行時の設定情報の履歴情報を判定することができる。その判定結果に基づいて、撮影シーンや撮影被写体に応じてより良い画像を取得できるように、撮像装置1は、推奨する設定になるように設定情報を算出して、推奨される状態に誘導することが可能となる。
撮像装置1は、撮影シーンや撮影被写体の情報を使用者毎に記憶しておき、撮影シーンや撮影被写体に応じてより良い画像を取得できるように、撮像装置1が推奨する設定になるように誘導するアシスト処理を行う。
例えば、撮像装置1は、撮影シーンや撮影被写体の情報を使用者毎に記憶しておくことにより、蓄積された情報から使用者の撮影実行時の設定情報の履歴情報を判定することができる。その判定結果に基づいて、撮影シーンや撮影被写体に応じてより良い画像を取得できるように、撮像装置1は、推奨する設定になるように設定情報を算出して、推奨される状態に誘導することが可能となる。
(使用者毎の情報管理)
撮像装置1は、撮影データを使用者毎に管理する。
撮像装置1は、撮影データを使用者毎に仕分けして、使用者の識別情報に基づいて同使用者のユーザーフォルダーに自動で保存する。また、使用者の操作に応じて同使用者のユーザーフォルダーに手動で保存することもできる。
なお、撮像装置1は、撮影データを記憶させておく領域として、撮像装置1内の記憶領域(記憶部11)の他に、メモリーカードなどの外部記憶媒体(例えば、メモリー17)や、通信手段(例えば、通信回線1600(図9))を介して書き込まれる外部装置(例えば、サーバー装置1200、1300など)の記憶領域を選択してもよい。
撮像装置1は、撮影データを使用者毎に管理する。
撮像装置1は、撮影データを使用者毎に仕分けして、使用者の識別情報に基づいて同使用者のユーザーフォルダーに自動で保存する。また、使用者の操作に応じて同使用者のユーザーフォルダーに手動で保存することもできる。
なお、撮像装置1は、撮影データを記憶させておく領域として、撮像装置1内の記憶領域(記憶部11)の他に、メモリーカードなどの外部記憶媒体(例えば、メモリー17)や、通信手段(例えば、通信回線1600(図9))を介して書き込まれる外部装置(例えば、サーバー装置1200、1300など)の記憶領域を選択してもよい。
(通信処理におけるセキュリティ性の確保)
撮像装置1は、通信手段(例えば、通信回線1600(図9))を介して外部装置(例えば、サーバー装置1200、1300など)に撮影データを自動で送信して、外部装置(例えば、サーバー装置1200、1300など)の記憶領域に自動で記憶させてもよい。撮像装置1は、撮影データを保管する保管場所に自動で送信する場合には、使用者の識別情報に基づいて、使用者毎に指定した保管場所、即ち転送先をデータベースから読み込み、所定の送信先に自動送信を実行させる。
なお、転送先は、例えば、使用者のパーソナルコンピュータ(PC)や、使用者が利用可能なサーバー装置(Webサーバ等)などが挙げられる。
また、転送先の情報とともに、転送先の装置の利用許諾を認証する認証情報(ログインID,パスワード情報など)を一緒に管理することにより、速やかに認証処理を行うことができる。
撮像装置1は、通信手段(例えば、通信回線1600(図9))を介して外部装置(例えば、サーバー装置1200、1300など)に撮影データを自動で送信して、外部装置(例えば、サーバー装置1200、1300など)の記憶領域に自動で記憶させてもよい。撮像装置1は、撮影データを保管する保管場所に自動で送信する場合には、使用者の識別情報に基づいて、使用者毎に指定した保管場所、即ち転送先をデータベースから読み込み、所定の送信先に自動送信を実行させる。
なお、転送先は、例えば、使用者のパーソナルコンピュータ(PC)や、使用者が利用可能なサーバー装置(Webサーバ等)などが挙げられる。
また、転送先の情報とともに、転送先の装置の利用許諾を認証する認証情報(ログインID,パスワード情報など)を一緒に管理することにより、速やかに認証処理を行うことができる。
(通信処理におけるセキュリティ性の確保)
また、撮像装置1は、通信手段を利用する際に認証処理が必要とされる場合がある。特に、通信手段が無線通信による場合、例えば、中継装置1500(図9参照)を利用するためのセキュリティーキーが必要とされることがある。
例えば、中継装置1500(図9参照)を利用するためのセキュリティーキーが必要とされる場合には、使用者の識別情報に基づいて、使用者毎に指定した通信手段の中継装置1500(図9参照)を利用するためのセキュリティーキーをデータベースから読み込み、所定の中継装置1500(図9参照)の認証を自動で実行させる。
また、撮像装置1は、通信手段を利用する際に認証処理が必要とされる場合がある。特に、通信手段が無線通信による場合、例えば、中継装置1500(図9参照)を利用するためのセキュリティーキーが必要とされることがある。
例えば、中継装置1500(図9参照)を利用するためのセキュリティーキーが必要とされる場合には、使用者の識別情報に基づいて、使用者毎に指定した通信手段の中継装置1500(図9参照)を利用するためのセキュリティーキーをデータベースから読み込み、所定の中継装置1500(図9参照)の認証を自動で実行させる。
(印刷情報管理)
印刷情報管理をユーザー毎に実施。
DPOFへの反映時、ユーザー情報を付加。
印刷情報管理は、データベースに構築でも、DPOFでもよい。
印刷情報管理をユーザー毎に実施。
DPOFへの反映時、ユーザー情報を付加。
印刷情報管理は、データベースに構築でも、DPOFでもよい。
続いて、図9を参照し、本実施形態における撮像装置1を中心に構成されるカメラシステムの一例について説明する。
図9は、本実施形態のカメラシステムを模式化した概略構成図である。
この図に示されるカメラシステム1000においては、撮像装置1を複数の使用者が共用する場合を例示する。
このカメラシステム1000には、撮像装置1、端末装置1100、サーバー装置1200、1300、中継装置1500、プリンター1400、及び、メモリー17が示されている。
撮像装置1が備える記憶部11には、使用者UAによって利用される個別フォルダーFAと、使用者UBによって利用される個別フォルダーFBと、使用者UCによって利用される個別フォルダーFCと、使用者UDによって利用される個別フォルダーFDとが設けられている。
また、撮像装置1において、使用者UAによって利用される設定情報データベースDBAが、個別フォルダーFAに設けられ、使用者UBによって利用される設定情報データベースDBBが、個別フォルダーFBに設けられ、使用者UCによって利用される設定情報データベースDBCが、個別フォルダーFCに設けられ、使用者UDによって利用される設定情報データベースDBDが、個別フォルダーFDに設けられている。
図9は、本実施形態のカメラシステムを模式化した概略構成図である。
この図に示されるカメラシステム1000においては、撮像装置1を複数の使用者が共用する場合を例示する。
このカメラシステム1000には、撮像装置1、端末装置1100、サーバー装置1200、1300、中継装置1500、プリンター1400、及び、メモリー17が示されている。
撮像装置1が備える記憶部11には、使用者UAによって利用される個別フォルダーFAと、使用者UBによって利用される個別フォルダーFBと、使用者UCによって利用される個別フォルダーFCと、使用者UDによって利用される個別フォルダーFDとが設けられている。
また、撮像装置1において、使用者UAによって利用される設定情報データベースDBAが、個別フォルダーFAに設けられ、使用者UBによって利用される設定情報データベースDBBが、個別フォルダーFBに設けられ、使用者UCによって利用される設定情報データベースDBCが、個別フォルダーFCに設けられ、使用者UDによって利用される設定情報データベースDBDが、個別フォルダーFDに設けられている。
端末装置1100は、いわゆるパーソナルコンピュータによって構成される。端末装置1100が備える記憶領域には、例えば、使用者UBによって利用される個別フォルダーFBと、使用者UCとによって利用される個別フォルダーFCとが設けられている。
サーバー装置1200は、使用者によって操作可能な位置に設けられた、いわゆるローカルサーバーである。サーバー装置1200が備える記憶領域には、例えば、使用者UAによって利用される個別フォルダーFAが設けられている。
サーバー装置1300は、通信網を介して通信可能な位置に設けられた、いわゆるネットワークサーバーである。サーバー装置1300が備える記憶領域には、例えば、使用者UDによって利用される個別フォルダーFDが設けられている。
中継装置1500は、撮像装置1がサーバー装置1300と通信網を介して通信する際の通信を中継する。中継装置1500は、撮像装置1からの無線信号を受信して、その無線信号に含まれる認証情報に応じて、通信を中継すべき撮像装置1の信号と判定した場合に、撮像装置1とサーバー装置1300との通信を中継する。
プリンター1400は、撮像装置1から受信した情報を印刷する。プリンター1400が備える記憶領域には、使用者UAによって利用される個別フォルダーFAと、使用者UBによって利用される個別フォルダーFBと、使用者UCによって利用される個別フォルダーFCと、使用者UDによって利用される個別フォルダーFDとが設けられている。
メモリー17には、使用者UAによって利用される個別フォルダーFAと、使用者UBによって利用される個別フォルダーFBと、使用者UCによって利用される個別フォルダーFCと、使用者UDによって利用される個別フォルダーFDとが設けられている。
この図9に示されるように、個別フォルダーFAからFDには、使用者UAからUDに対応する「個別ユーザーデータベース」が構築されている。
「個別ユーザーデータベース」には、使用者毎の生体認証データ、撮影データの内部保存フォルダー指定、データ保存用周辺機器及びその記憶領域(個別フォルダー)の指定、無線接続時に必要な認証情報(SSIDやWepキー等のセキュリティーパスコード)、指定プリンター及びプリンターの個別設定情報を要素に含めて構成されている。
「個別ユーザーデータベース」には、使用者毎の生体認証データ、撮影データの内部保存フォルダー指定、データ保存用周辺機器及びその記憶領域(個別フォルダー)の指定、無線接続時に必要な認証情報(SSIDやWepキー等のセキュリティーパスコード)、指定プリンター及びプリンターの個別設定情報を要素に含めて構成されている。
例えば、使用者UAが撮像装置1を使用した場合、撮影データはメモリー17の個別フォルダーFA(FolderA)に保存される。また、メモリー17の個別フォルダーFA(FolderA)に保存された撮影データを無線通信によって送信する場合、サーバー装置1200の個別フォルダーFA(FolderA)に保存される。
また、使用者UAが同撮影データをプリンター1400において印刷させる場合には、メモリー17の個別フォルダーFA(FolderA)に保存された撮影データが撮像装置1から指定のプリンター(プリンター1400)に対して送信される。プリンター1400は、撮像装置1から送信された撮影データを、プリンター1400における個別フォルダーFA(FolderA)に一時的に記憶させて、その後、記憶させた撮影データの印刷処理を行う。
また、使用者UAが同撮影データをプリンター1400において印刷させる場合には、メモリー17の個別フォルダーFA(FolderA)に保存された撮影データが撮像装置1から指定のプリンター(プリンター1400)に対して送信される。プリンター1400は、撮像装置1から送信された撮影データを、プリンター1400における個別フォルダーFA(FolderA)に一時的に記憶させて、その後、記憶させた撮影データの印刷処理を行う。
また、使用者UBが撮像装置1を使用した場合、撮影データはメモリー17の個別フォルダーFB(FolderB)に保存される。また、メモリー17の個別フォルダーFB(FolderB)に保存された撮影データを端末装置1100に送信する場合、端末装置1100の個別フォルダーFB(FolderB)に保存される。
また、使用者UBが同撮影データをプリンター1400において印刷させる場合には、メモリー17の個別フォルダーFB(FolderB)に保存された撮影データが撮像装置1から指定のプリンター(プリンター1400)に対して送信される。プリンター1400は、撮像装置1から送信された撮影データを、プリンター1400における個別フォルダーFB(FolderB)に一時的に記憶させて、その後、記憶させた撮影データの印刷処理を行う。
また、使用者UBが同撮影データをプリンター1400において印刷させる場合には、メモリー17の個別フォルダーFB(FolderB)に保存された撮影データが撮像装置1から指定のプリンター(プリンター1400)に対して送信される。プリンター1400は、撮像装置1から送信された撮影データを、プリンター1400における個別フォルダーFB(FolderB)に一時的に記憶させて、その後、記憶させた撮影データの印刷処理を行う。
また、使用者UCが撮像装置1を使用した場合、撮影データはメモリー17の個別フォルダーFC(FolderC)に保存される。また、メモリー17の個別フォルダーFC(FolderC)に保存された撮影データを端末装置1100に送信する場合、端末装置1100の個別フォルダーFC(FolderC)に保存される。
また、使用者UCが同撮影データをプリンター1400において印刷させる場合には、メモリー17の個別フォルダーFC(FolderC)に保存された撮影データが撮像装置1から指定のプリンター(プリンター1400)に対して送信される。プリンター1400は、撮像装置1から送信された撮影データを、プリンター1400における個別フォルダーFC(FolderC)に一時的に記憶させて、その後、記憶させた撮影データの印刷処理を行う。
また、使用者UCが同撮影データをプリンター1400において印刷させる場合には、メモリー17の個別フォルダーFC(FolderC)に保存された撮影データが撮像装置1から指定のプリンター(プリンター1400)に対して送信される。プリンター1400は、撮像装置1から送信された撮影データを、プリンター1400における個別フォルダーFC(FolderC)に一時的に記憶させて、その後、記憶させた撮影データの印刷処理を行う。
また、例えば、使用者UDは、複数の使用者をメンバーに含むグループとして登録されているグループユーザである。グループユーザとして登録されている使用者UDにおいて、グループユーザに含まれるメンバーの生体認証の登録は、グループに含まれるメンバーに応じて行われる。それゆえ、同メンバーの生体認証の登録数は、メンバーの人数に一致させることにより、それぞれ登録された各メンバーの生体認証を行うことができる。
使用者UDのメンバーが撮像装置1を使用した場合、撮影データはメモリー17の個別フォルダーFD(FolderD)に保存される。また、メモリー17の個別フォルダーFD(FolderD)に保存された撮影データを無線通信によって送信する場合、サーバー装置1300の個別フォルダーFD(FolderD)に保存される。
なお、メモリー17の個別フォルダーFD(FolderD)に保存された撮影データをサーバー装置1300の個別フォルダーFD(FolderD)に送信する場合、中継装置1500は、撮像装置1からの無線信号を受信して、その無線信号に含まれる認証情報に応じて、通信を中継すべき撮像装置1の信号と判定した場合に、撮像装置1とサーバー装置との通信を中継する。
また、使用者UDが同撮影データをプリンター1400において印刷させる場合には、メモリー17の個別フォルダーFD(FolderD)に保存された撮影データが撮像装置1から指定のプリンター(プリンター1400)に対して送信される。プリンター1400は、撮像装置1から送信された撮影データを、プリンター1400における個別フォルダーFD(FolderD)に一時的に記憶させて、その後、記憶させた撮影データの印刷処理を行う。
使用者UDのメンバーが撮像装置1を使用した場合、撮影データはメモリー17の個別フォルダーFD(FolderD)に保存される。また、メモリー17の個別フォルダーFD(FolderD)に保存された撮影データを無線通信によって送信する場合、サーバー装置1300の個別フォルダーFD(FolderD)に保存される。
なお、メモリー17の個別フォルダーFD(FolderD)に保存された撮影データをサーバー装置1300の個別フォルダーFD(FolderD)に送信する場合、中継装置1500は、撮像装置1からの無線信号を受信して、その無線信号に含まれる認証情報に応じて、通信を中継すべき撮像装置1の信号と判定した場合に、撮像装置1とサーバー装置との通信を中継する。
また、使用者UDが同撮影データをプリンター1400において印刷させる場合には、メモリー17の個別フォルダーFD(FolderD)に保存された撮影データが撮像装置1から指定のプリンター(プリンター1400)に対して送信される。プリンター1400は、撮像装置1から送信された撮影データを、プリンター1400における個別フォルダーFD(FolderD)に一時的に記憶させて、その後、記憶させた撮影データの印刷処理を行う。
これらの処理を指定する情報が「個別ユーザーデータベース」に設定されており、それぞれの処理は、設定されている情報に従って自動で実施される。要するに、各動作開始時に使用者自身がマニュアル操作で設定することを必要とせずに、撮像装置1は、自動で実施することができる。
このように、使用者毎に定義する個別の識別情報か、又は、グループに死傷者としての権限を与えるグループユーザとしての識別情報を定義して、データを保存しておく場所の共有やそのデータの使用権利を定める設定情報として設定することにより、情報のセキュリティーレベルを高めることに寄与する。
また、個人所有の撮像装置1であっても、撮影画像データの保存場所が一元管理されていると、旅行等イベントにてその撮像装置1をグループで使用する場合に、プライベート画像をグループメンバーに自由に見られてしまう虞がある。
そこで、プライベート画像を保存するフォルダーと、グループメンバーで共有する画像を保存するフォルダーとを分離することにより、上記の問題を回避することができる。さらには、プライベート画像を保存するフォルダーを、撮像装置1の記憶部11に設定し、グループメンバーが参照できるフォルダーを、サーバー装置1200、又は1300において設定する。これにより、グループメンバーが撮影した画像データを参照する場合には、サーバー装置のフォルダーを参照することで、撮像装置1の利用状況に気兼ねなく、撮影した画像を再生することが可能となる。
また、個人所有の撮像装置1であっても、撮影画像データの保存場所が一元管理されていると、旅行等イベントにてその撮像装置1をグループで使用する場合に、プライベート画像をグループメンバーに自由に見られてしまう虞がある。
そこで、プライベート画像を保存するフォルダーと、グループメンバーで共有する画像を保存するフォルダーとを分離することにより、上記の問題を回避することができる。さらには、プライベート画像を保存するフォルダーを、撮像装置1の記憶部11に設定し、グループメンバーが参照できるフォルダーを、サーバー装置1200、又は1300において設定する。これにより、グループメンバーが撮影した画像データを参照する場合には、サーバー装置のフォルダーを参照することで、撮像装置1の利用状況に気兼ねなく、撮影した画像を再生することが可能となる。
続いて、図10を参照して、使用者が切り替わる場合の撮像装置における処理の一例について説明する。
図10は、使用者が切り替わる場合の撮像装置における処理を示す図である。この図10には、撮像装置1を使う使用者が、使用者UA、使用者UB、使用者UYの順に切り替わる場合が示されている。なお、使用者UAとUBは撮像装置1にすでに登録されている使用者であり、使用者UYは使用者として未登録であるものとして以下の説明を行う。
図10は、使用者が切り替わる場合の撮像装置における処理を示す図である。この図10には、撮像装置1を使う使用者が、使用者UA、使用者UB、使用者UYの順に切り替わる場合が示されている。なお、使用者UAとUBは撮像装置1にすでに登録されている使用者であり、使用者UYは使用者として未登録であるものとして以下の説明を行う。
この図10に示す手順に従い、使用者UAによって電源投入の操作(Power ON)がなされたことを検出し、撮像装置1が起動する(ステップS610)。撮像装置1は、電源が投入(電源ON)された後、撮像装置1から使用者UAに対する認証要求(ID認証の要求)を出力する。撮像装置1は、使用者UAに認証要求に応じた操作(生体認証の操作)を行わせ、生体認証の操作に基づいて認証処理を行う。撮像装置1は、使用者UAの認証情報に基づいて、データベースにすでに登録されている情報の中に使用者UAの認証情報(認証コード)が存在するか否かを判定するための検索処理を行う。登録されている情報が検出された場合には、撮像装置1は、ID認証完了通知を使用者UAに対して出力する(ステップS640)。
撮像装置1は、個人認証結果に応じて、動作パラメータを設定して(ステップS660)、撮影・再生・データ保存等の処理を実行する(ステップS680)。
使用者UAは、その後、設定されたセキュリティーレベルで撮像装置1を使用することができる。
撮像装置1は、個人認証結果に応じて、動作パラメータを設定して(ステップS660)、撮影・再生・データ保存等の処理を実行する(ステップS680)。
使用者UAは、その後、設定されたセキュリティーレベルで撮像装置1を使用することができる。
ここで、使用者UAが撮像装置1の使用を終え、使用者UBが新たに撮像装置1の使用を開始する。
撮像装置1は、撮像装置1から使用者UBに対する認証要求(ID認証の要求)を出力する。撮像装置1は、使用者UBに認証要求に応じた操作(生体認証の操作)を行わせ、生体認証の操作に基づいて認証処理を行う。撮像装置1は、使用者UBの認証情報に基づいて、データベースにすでに登録されている情報の中に使用者UBの認証情報(認証コード)が存在するか否かを判定するための検索処理を行う。登録されている情報が検出された場合には、撮像装置1は、ID認証完了通知を使用者UBに対して出力する(ステップS740)。
撮像装置1は、個人認証結果に応じて、動作パラメータを設定して(ステップS760)、撮影・再生・データ保存等の処理を実行する(ステップS780)。
使用者UBは、その後、設定されたセキュリティーレベルで撮像装置1を使用することができる。
撮像装置1は、撮像装置1から使用者UBに対する認証要求(ID認証の要求)を出力する。撮像装置1は、使用者UBに認証要求に応じた操作(生体認証の操作)を行わせ、生体認証の操作に基づいて認証処理を行う。撮像装置1は、使用者UBの認証情報に基づいて、データベースにすでに登録されている情報の中に使用者UBの認証情報(認証コード)が存在するか否かを判定するための検索処理を行う。登録されている情報が検出された場合には、撮像装置1は、ID認証完了通知を使用者UBに対して出力する(ステップS740)。
撮像装置1は、個人認証結果に応じて、動作パラメータを設定して(ステップS760)、撮影・再生・データ保存等の処理を実行する(ステップS780)。
使用者UBは、その後、設定されたセキュリティーレベルで撮像装置1を使用することができる。
ここで、使用者UBが撮像装置1の使用を終え、使用者UYが新たに撮像装置1の使用を開始する。
未登録の使用者UYは、使用できるまでの処理が前述の使用者UA,UBと異なり、前述の図4において示したように、ユーザー登録を処理を行った後に、使用できるようになる。
撮像装置1は、撮像装置1から使用者UYに対する認証要求(ID認証の要求)を出力する。撮像装置1は、使用者UYに認証要求に応じた操作(生体認証の操作)を行わせ、撮像装置1は、生体認証の操作に基づいて認証処理を行う。撮像装置1は、使用者UYの認証情報に基づいて、データベースにすでに登録されている情報の中に使用者UBの認証情報(認証コード)が存在するか否かを判定するための検索処理を行う。使用者UYの場合、撮像装置1は、登録されている情報を検出できず、未登録状態(ID未登録)であることを使用者UYに通知するとともに、新規登録を行うか否かの確認要求を使用者UYに通知する。使用者UYは、新規登録の確認要求に応じて新規登録の申請を行う。撮像装置1は、新規登録の申請を受け、使用者UYの新規登録処理を行い、新たに登録した識別情報に基づいて、ID認証完了通知を使用者UYに対して出力する(ステップS840)。
撮像装置1は、個人認証結果に応じて、動作パラメータを設定して(ステップS860)、撮影・再生・データ保存等の処理を実行する(ステップS880)。
使用者UYは、その後、設定されたセキュリティーレベルで撮像装置1を使用することができる。
未登録の使用者UYは、使用できるまでの処理が前述の使用者UA,UBと異なり、前述の図4において示したように、ユーザー登録を処理を行った後に、使用できるようになる。
撮像装置1は、撮像装置1から使用者UYに対する認証要求(ID認証の要求)を出力する。撮像装置1は、使用者UYに認証要求に応じた操作(生体認証の操作)を行わせ、撮像装置1は、生体認証の操作に基づいて認証処理を行う。撮像装置1は、使用者UYの認証情報に基づいて、データベースにすでに登録されている情報の中に使用者UBの認証情報(認証コード)が存在するか否かを判定するための検索処理を行う。使用者UYの場合、撮像装置1は、登録されている情報を検出できず、未登録状態(ID未登録)であることを使用者UYに通知するとともに、新規登録を行うか否かの確認要求を使用者UYに通知する。使用者UYは、新規登録の確認要求に応じて新規登録の申請を行う。撮像装置1は、新規登録の申請を受け、使用者UYの新規登録処理を行い、新たに登録した識別情報に基づいて、ID認証完了通知を使用者UYに対して出力する(ステップS840)。
撮像装置1は、個人認証結果に応じて、動作パラメータを設定して(ステップS860)、撮影・再生・データ保存等の処理を実行する(ステップS880)。
使用者UYは、その後、設定されたセキュリティーレベルで撮像装置1を使用することができる。
なお、未登録者が多い使用環境の場合は、毎回個別に使用者の新規登録の確認を行うと無駄に時間を費やすことになる。そこで、予め、セキュリティーフリーのグループ登録をしておくことにより、使用者の制限をかけない共有カメラとして機能させる共用カメラモードを定義することも可能である。
以上に示したように、本実施形態における撮像装置1は、上記に示した構成を備えていることにより、使用者の操作性を向上させることを可能とする。
なお、上述の実施形態の要件は、発明の技術的な特徴に影響のない範囲で適宜変更することができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
なお、上記の実施形態における撮像装置1が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリー及びマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、この撮像装置1が備える各部は、メモリー及びCPU(演算処理装置)により構成され、撮像装置1が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリーにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、撮像装置1が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み取らせて、実行することにより各部による処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるものであってもよい。
1 撮像装置、
11 記憶部、
20 カメラ制御部、
22 出力処理制御部、
23 撮像制御部、
27 動作モード制御部、
28 使用者認証部
11 記憶部、
20 カメラ制御部、
22 出力処理制御部、
23 撮像制御部、
27 動作モード制御部、
28 使用者認証部
Claims (10)
- 像を撮像して画像情報を取得する撮像処理を制御する撮像制御部と、
画像情報の出力処理を制御する出力処理制御部と、
前記撮像制御部が画像情報を取得させる撮像処理の第1動作モードを定める第1設定情報、前記出力処理制御部が画像情報を出力させる出力処理の第2動作モードを定める第2設定情報、及び、前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せを識別する識別情報を関連付けて、識別情報毎に記憶する記憶部と、
特定の使用者に応じて定められる前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せに対応する特定の識別情報に基づいて、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第2設定情報に応じて前記出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第1設定情報に応じて取得する撮像処理を前記撮像制御部23に制御させる動作モード制御部と
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記第2設定情報には、前記画像情報を印刷させる処理の前記第2動作モードを定める印刷指定情報が含まれており、
前記出力処理制御部は、
前記特定の識別情報に関連付けられる前記印刷指定情報を前記出力処理の対象とする画像情報に付与する印刷指定処理部
を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記第2設定情報には、自装置が他の装置と通信することの許可を得る第1認証情報が含まれており、
前記出力処理制御部は、
前記第1認証情報に基づいて通信が許可された前記他の装置に対して、前記画像情報を送る通信処理部
を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。 - 前記前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せを特定することが許可される前記特定の使用者であるか否かを判定し、前記特定の使用者であると判定された使用者に対応する前記特定の識別情報を生成する識別情報生成部と
を備え、
前記動作モード制御部は、
前記特定の使用者に対応する前記特定の識別情報に基づいて前記第1設定情報に応じて前記撮像制御部に前記画像情報を取得させる
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記使用者の操作を検出する検出処理をする検出処理部
を備え、
前記識別情報生成部は、
前記検出された使用者の操作に応じて、前記検出された使用者が前記特定の使用者であるか否かを判定する
ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。 - 前記動作モード制御部は、
前記特定の使用者であると判定されなかった使用者に共通に所望の動作モードを提供する前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せに対応する所望の識別情報に基づいた前記第1設定情報に応じて前記撮像制御部に前記画像情報を取得させる
ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記第2設定情報には、前記他の装置に対する通信を中継する中継装置との通信の許可を得るための第2認証情報が含まれており、
前記通信処理部は、
前記特定の識別情報に関連付けられる前記第2認証情報によって通信が許可された前記中継装置を介して、他の装置に対して前記出力処理の対象とする画像情報を送る
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記第2設定情報には、前記画像情報を表示させる処理の前記第2動作モードを定める表示指定情報が含まれており、
前記出力処理制御部は、
前記特定の識別情報に関連付けられる前記表示指定情報に応じて前記出力処理の対象とする画像情報を表示部に表示させる表示指定処理部
を備えることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記動作モード制御部は、
前記特定の識別情報に関連付けられる前記第2設定情報に応じて前記出力処理制御部に前記画像情報の出力処理を実行させる
ことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項に記載の撮像装置。 - 撮像装置が備えるコンピュータに、
撮像制御部が像を撮像して画像情報を取得するステップと、
出力処理制御部が画像情報の出力処理をするステップと、
前記撮像制御部が画像情報を取得する処理の第1動作モードを定める第1設定情報、前記出力処理制御部が画像情報を出力する出力処理の第2動作モードを定める第2設定情報、及び、前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せを識別する識別情報を関連付けて、識別情報毎に記憶部が記憶するステップと、
特定の使用者に応じて定められる前記第1動作モードと前記第2動作モードとの組合せに対応する特定の識別情報に基づいて、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第2設定情報に応じて前記出力処理制御部が出力処理の対象とする画像情報を、前記特定の識別情報に関連付けられる前記第1設定情報に応じて前記撮像制御部に取得させるステップと
を実行させるためのプログラム。
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JP2012193868A JP2014050061A (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 撮像装置及びプログラム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113164814A (zh) * | 2018-12-07 | 2021-07-23 | 索尼互动娱乐股份有限公司 | 娱乐装置、发光控制装置、操作设备、发光控制方法和程序 |
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2012
- 2012-09-04 JP JP2012193868A patent/JP2014050061A/ja active Pending
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