JP2009164910A - 撮像装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の人物を撮像した場合に撮像した画像データが、同一の撮像装置に送信されることを簡単に確認することができるようにすることを目的とする。
【解決手段】撮像した画像を表示する表示装置を有し、前記撮像した画像を外部装置に送信することができる撮像装置であって、送信先と人物の識別情報とを関連付けて記憶する記憶処理手段と、前記撮像した画像から人物の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段において取得された識別情報と前記記憶処理手段において記憶された人物の識別情報とを比較する識別情報比較手段と、前記識別情報比較手段において比較された結果に応じて、前記記憶処理手段において記憶された人物の識別情報に関連付けられた前記送信先を取得する送信先取得手段と、前記送信先取得手段において取得された送信先を表示装置に表示する表示処理手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮影した画像を外部装置に送信することができる撮像装置、制御方法及びプログラムに関するものである。
近年、デジタルカメラが広く一般に普及している。このようなデジタルカメラは撮像された被写体の画像データをパーソナルコンピュータ(PC)やプリンタ等の外部装置に送信できるようになっている。例えば、特許文献1に開示された画像伝送システムは画像送信装置に記憶した外部装置の所有者情報と、撮像された画像データ中の被写体情報とを照合し、所有者情報と被写体情報とが一致したことを条件として、画像データを外部装置へ無線伝送する。
また、特許文献2に開示された電子カメラは撮像した画像を識別して、識別された人物に関する情報(例えば電話番号、メールアドレス、氏名等)を表示し、表示した情報に従って通信(メール、通話、URLアクセス)を行う。
特開2005−252457号公報 特開2006−165822号公報
しかしながら、デジタルカメラのような撮像装置の場合、例えば家族(グループ)等の複数の人物が1つのデジタルカメラを共有して、使用することがある。このような場合、グループのうち少なくとも一人の人物が撮像されている画像データであれば、グループが共有するデジタルカメラに送信したいと考える。このようにするには、グループの画像を撮像するデジタルカメラにおいて、グループの複数の人物とグループが共有するデジタルカメラとを関連付けて登録しておけばよい。そして、グループのうち少なくとも一人の人物を撮像したデジタルカメラは撮像した画像データの送信先を、登録した情報に基づいて特定することで、画像データを共有するデジタルカメラに送信できる。また、グループのうち少なくとも一人の人物を撮像したデジタルカメラは撮像した画像と特定した送信先とを共にディスプレイに表示すれば、ユーザは簡単に画像データの送信先を確認することができる。
しかしながら、デジタルカメラが、同一グループに含まれる複数の人物を撮像した場合、撮像した画像データが、グループが共有する同一のデジタルカメラに送信されることが、ユーザには、分かりにくいおそれがある。上述した従来技術では、携帯電話を想定しているため、一人の人物が1つの外部装置を使用することを前提とした表示であり、グループが共有する同一の外部装置に送信されることについては考慮されていない。
本発明は上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、複数の人物を撮像した場合に撮像した画像データが、同一の撮像装置に送信されることを簡単に確認することができるようにすることを目的とする。
本発明は、撮像した画像を表示する表示装置を有し、前記撮像した画像を外部装置に送信することができる撮像装置であって、送信先と人物の識別情報とを関連付けて記憶する記憶処理手段と、前記撮像した画像から人物の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段において取得された識別情報と前記記憶処理手段において記憶された人物の識別情報とを比較する識別情報比較手段と、前記識別情報比較手段において比較された結果に応じて、前記記憶処理手段において記憶された人物の識別情報に関連付けられた前記送信先を取得する送信先取得手段と、前記送信先取得手段において取得された送信先を表示装置に表示する表示処理手段とを有することを特徴とする。
本発明は、撮像した画像を表示する表示装置を有し、前記撮像した画像を外部装置に送信することができる撮像装置における制御方法であって、送信先と人物の識別情報とを関連付けて記憶する記憶処理ステップと、前記撮像した画像から人物の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記識別情報取得ステップにおいて取得された識別情報と前記記憶処理ステップにおいて記憶された人物の識別情報とを比較する識別情報比較ステップと、前記識別情報比較ステップにおいて比較された結果に応じて、前記記憶処理ステップにおいて記憶された人物の識別情報に関連付けられた前記送信先を取得する送信先取得ステップと、前記送信先取得ステップにおいて取得された送信先を表示装置に表示する表示処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明は、撮像した画像を表示する表示装置を有し、前記撮像した画像を外部装置に送信することができる撮像装置を制御するプログラムであって、送信先と人物の識別情報とを関連付けて記憶する記憶処理ステップと、前記撮像した画像から人物の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記識別情報取得ステップにおいて取得された識別情報と前記記憶処理ステップにおいて記憶された人物の識別情報とを比較する識別情報比較ステップと、前記識別情報比較ステップにおいて比較された結果に応じて、前記記憶処理ステップにおいて記憶された人物の識別情報に関連付けられた前記送信先を取得する送信先取得ステップと、前記送信先取得ステップにおいて取得された送信先を表示装置に表示する表示処理ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、複数の人物を撮像した場合に撮像した画像データが、同一の撮像装置に送信されることを簡単に確認することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置(以下、デジタルカメラという)の構成を示す図である。デジタルカメラ1の構成について説明する。
2は撮影レンズである。3は絞り機能を備えるシャッターである。4は光学像を電気信号に変換する撮像素子である。5は撮像素子4のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。6は撮像素子4と、A/D変換器5と、D/A変換器7にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路である。タイミング発生回路6はメモリ制御回路8及びシステム制御部9により制御される。
10は画像処理部(画像処理回路)である。画像処理部10は、A/D変換器5からのデータ又はメモリ制御回路8からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理等の画像処理を行う。8はメモリ制御回路である。メモリ制御回路8はA/D変換器5と、タイミング発生回路6と、画像処理部10と、画像表示メモリ11と、D/A変換器7と、メモリ12とを制御する。A/D変換器5においてデジタル信号に変換されたデータが画像処理部10と、メモリ制御回路8とを介して又は直接メモリ制御回路8を介して、画像表示メモリ11又はメモリ12に書き込まれる。
11は画像表示メモリである。7はD/A変換器である。13は画像表示部であり、例えばTFT LCD等からなる。画像表示メモリ11に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器7を介して画像表示部13に表示される。なお、画像表示部13を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することができる。
12は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリである。メモリ12は所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
14は絞り機能を備えるシャッター3を制御する露光制御部である。露光制御部14はフラッシュ17と連携することによりフラッシュ調光機能を有する。15は撮影レンズ2のフォーカシングを制御する合焦制御部である。16は撮影レンズ2のズーミングを制御するズーム制御部である。17はフラッシュである。フラッシュ17はAF補助光の投光機能とフラッシュ調光機能とを有する。9はデジタルカメラ1全体を制御するシステム制御部(システム制御回路)である。20はシステム制御部9の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
18は電源制御部である。電源制御部18は電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部18は電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御部9の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
19は電源部である。電源部19はアルカリ電池及びリチウム電池等の一次電池、NiCd電池、NiMH電池及びLiイオン電池等の二次電池、ACアダプター等である。
21は液晶表示装置及びスピーカ等の出力装置である。出力装置21はシステム制御部9でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等が出力される。出力装置21はデジタルカメラ1の操作部近辺の視認し易い位置に単数又は複数個所設置される。具体的に、出力装置21は例えばLCD、LED又は発音素子等の組み合わせにより構成されている。
22は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリである。不揮発性メモリ22は外部装置の無線接続情報を記憶することができる。23はメモリカードを接続するためのメモリカードインタフェースである。24は外部機器とUSBを用いて接続するためのUSBインタフェースである。25は、システム制御部9の各種の動作指示を入力するための操作部である。操作部25は、スイッチ、ダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数又は複数の組み合わせで構成されている。なお、操作部25については後述する図2において説明する。
26はシャッタースイッチである。ユーザがシャッタースイッチ26を押下することで、撮像素子4から読み出された信号をA/D変換器5、メモリ制御回路8を介してメモリ12に画像データを書き込む露光処理、画像処理部10やメモリ制御回路8での演算を用いた現像処理の一連の動作が開始する。27は無線通信回路である。無線通信回路27は無線信号を送受信し、無線通信を制御する。28は他の外部装置と無線通信を行うためのアンテナである。
次に、デジタルカメラ1の外観構成について、図2を参照して説明する。図2は、デジタルカメラ1の外観構成を示す図である。デジタルカメラ1は、上述したように画像表示部13、操作部25を備えている。操作部25は、送信ボタン204、SETボタン205、上ボタン206、右ボタン207、下ボタン208、左ボタン209、MENUボタン210等を有している。
送信ボタン204は、画像表示部13の付近に設けられている。ユーザが送信ボタン204を押下することで、システム制御部9に対して、画像データの送信を指示することができる。
SETボタン205は、上ボタン206、右ボタン207、下ボタン208及び左ボタン209で囲まれた中央に設けられる。メニュー操作のときに操作者がSETボタン205を押下することで、メニュー項目を決定するための指示を行うことができる。
上ボタン206、右ボタン207、下ボタン208及び左ボタン209(十字キー)は、SETボタン205の周囲に設けられている。ユーザは、メニュー操作のときに上ボタン206、右ボタン207、下ボタン208、左ボタン209の何れかを押下することで、メニュー項目を切り替えるための指示を行うことができる。
MENUボタン210は、十字キーの付近に設けられる。操作者がMENUボタン210を押下することにより、各種設定のための指示を行うことができる。
次に、図3を参照して、撮像装置と外部装置とを含んで構成される無線ネットワークについて説明する。無線ネットワークは、デジタルカメラ1と、デジタルカメラ201、202、203とが無線接続できるようになっている。ここで、図3に示すデジタルカメラ1は、撮像した画像データを外部装置に送信する送信装置として機能する。また、図3に示すデジタルカメラ201、202、203はデジタルカメラ1から送信された画像データを受信する外部装置である。デジタルカメラ201、202、203は図1及び図2に示すデジタルカメラ1と同様の構成を有している。なお、無線接続されるデジタルカメラ同士はそれぞれが共通の無線接続情報を不揮発性メモリ22に記憶しておき、その情報に基づいて接続動作を行う。
図4は、無線接続情報と外部装置の所有者の識別情報とが関連付けて記憶された管理データ(テーブル)300を示す図である。管理データ300は、デジタルカメラ1の不揮発性メモリ22に記憶されている。管理データ300には登録ナンバー301と、複数の登録データを識別するための登録名302と、対応する外部装置との無線接続に必要な無線パラメータ303と、外部装置を特定するためのデバイスID304とを含んで構成されている。また、管理データ300には、上述した情報に関連付けられて識別情報305としての顔画像の画像情報(顔データ)と、外部装置との接続された状態を示す接続状態306とが含まれている。ここで、識別情報305には、管理データ300の項目に対応する外部装置の所有者の顔データを登録することができる。また、識別情報305としての顔データには図4の登録ナンバー2に示すように、複数の顔データを登録することができる。これは、送信先となる外部装置のデジタルカメラが家族(グループ)等の複数の人物で共有して使用されているような場合であっても、外部装置の情報と対応付けてグループの複数の人物の顔データを登録できるようにするためである。このように複数の人物の顔データを登録できるようにしておくことで、後述するように、グループのうち少なくとも一人の人物が撮像された画像データであれば、管理データ300に基づいて、送信先をグループが共有するデジタルカメラに特定できる。
管理データ300の登録方法としては、ユーザが操作部25を用いて画像データから登録する顔データを切り出した上、ソフトウェアキーボードを用いて登録名、無線パラメータ、デバイスID、切り出した顔データ等を関連付けて入力する方法がある。また、その他の登録方法としては、ユーザがPCとデジタルカメラとを接続し、予めPCで作成しておいた管理データ300をデジタルカメラに送信する方法がある。なお、登録方法はこの場合に限られず、何らかの方法で管理データ300がデジタルカメラ1に登録されていればよい。システム制御部9は入力された管理データ300を不揮発性メモリ22に記憶する(記憶処理手段)。
無線パラメータ303は、機器同士が無線接続するときの接続プロトコルによって定められた様々な種類のパラメータである。例えば、WUSB(Wireless Universal Serial Bus)規格ではデータ暗号化として共通鍵暗号方式を採用しており、WUSBホスト機器とWUSBデバイス機器との間で共通鍵を生成する必要がある。その共通鍵を生成するためのマスター鍵(Connection Key)等からなるCC(Connection Context)を共有するための認証処理がWUSB規格で定義されており、Associationプロセスと呼ばれている。WUSB通信を確立するより前の時点で、そのAssociationプロセスに従ってWUSBホスト機器とWUSBデバイス機器との間でCCを共有しておく必要がある。接続対象となる外部装置との間でAssociationプロセスによって交換したCCや、装置間で生成されたデータ暗号化用の共通鍵等を無線パラメータ303として記憶する。
また、CCに含まれる情報としてWUSBホスト機器を示す固有のID(Connection Host ID)、WUSBデバイス機器を示す固有のID(Connection Device ID)がある。これらの情報を、外部装置を特定するためのデバイスID304として記憶する。なお、デジタルカメラ(送信装置)1と外部装置とがWUSBで接続する際の接続形態として、第1の形態はデジタルカメラ(送信装置)1がWUSBホスト機器となり、外部装置がWUSBデバイス機器となる場合である。また、第2の形態はその逆にデジタルカメラ(送信装置)1がWUSBデバイス機器となり、外部装置がWUSBホスト機器となる場合である。無線パラメータ303やデバイスID304は第1及び第2の形態に対応するデータを保持している。
次に、デジタルカメラ1が撮像した画像データを送信する処理について図5のフローチャートを参照して説明する。ここで、送信する画像データとして、図6に示すように、被写体として「A」601、「B」602、「C」603の人物が撮像された画像データ600を例にする。また、画像データ600を撮像したデジタルカメラ1には、図4で示すような管理データ300が登録されているものとする。図4に示す管理データ300には、3つのデジタルカメラが登録されている。登録ナンバー1には、登録名302を「XXX」とし、所有者を人物「D」として識別情報305に人物「D」の顔データが登録されている。また、登録ナンバー2には、登録名302を「YYY」とし、所有者を人物「A」及び人物「B」として識別情報305に人物「A」及び人物「B」の顔データが登録されている。登録ナンバー3には、登録名302を「ZZZ」とし、所有者を人物「C」として識別情報305に人物「C」の顔データが登録されている。
まず、ステップS100において、システム制御部9は画像表示部13に表示している画像データを解析する。より具体的には、システム制御部9は画像データから人物の被写体情報として、被写体の顔画像(識別情報)を抽出、即ち顔画像を取得する(識別情報取得手段)。次に、システム制御部9は抽出した被写体情報と管理データ300中の識別情報305との照合、即ち比較する(識別情報比較手段)。システム制御部9は、照合の結果を判定し、被写体情報と識別情報とが一致した場合は、一致した識別情報に関連付けられている送信先の外部装置を判定する(送信先取得手段)。システム制御部9は、上述した処理を表示されている人物全てに対して行う。
次に、ステップS102において、システム制御部9は、画像表示部13に表示している人物の付近に、判定した送信先の外部装置の名称を表示する。本実施形態では、システム制御部9は送信先の外部装置の名称として、管理データ300の登録名302を表示する(表示処理手段)。図7に、システム制御部9が判定した送信先の外部装置の名称を表示した画面の一例を示す。図7に示すように、システム制御部9は、人物「A」及び人物「B」の顔領域の付近に、送信先として、登録名「YYY」を表示している。また、システム制御部9は、被写体「C」の顔領域の付近に、送信先の外部装置の名称402として、登録名「ZZZ」を表示している。
デジタルカメラ1は、ユーザが操作部25を用いて、複数表示された人物の顔画像を選択することができる。システム制御部9は、選択された被写体をユーザが識別できるように図7で示すように、操作対象枠401を表示する。さらに、システム制御部9は、選択されている人物の付近に、管理データ300を参照し、送信先(登録名302)と関連付けられた識別情報305に登録されている全ての所有者の顔画像である顔IDを表示する。図7では、システム制御部9は、送信先「YYY」には所有者の識別情報として人物「A」及び人物「B」が登録されているので、所有者としての人物「A」の顔画像である顔ID406及び所有者としての人物「B」の顔画像である顔ID407を表示している。このように、システム制御部9が送信先と共に送信先に関連付けて登録されている識別情報を表示することで、ユーザが送信先の人物を記憶していなくても、送信先が正しいことを確認できる。また、システム制御部9は、選択されている被写体のみに対応した顔IDを表示するので画像表示部13の表示スペースが少なくてよい。
また、システム制御部9は、ユーザに対して同じ送信先であることがさらに理解できるように、図7に示すように人物「A」の顔ID406の枠と、撮像された人物「A」の顔領域を示す顔領域枠403とを同じ色で表示する。同様に、システム制御部9は、人物「B」の顔ID407の枠と、撮像された人物「B」の顔領域を示す顔領域枠404とを同じ色で表示する。なお、図7では、顔IDの枠と顔領域枠とを同じ線種にして表示しているが、ユーザが識別できるのであれば、どのような識別表示を表示してもよい。このように、顔IDの枠と顔領域枠とが同一であることが認識できるように表示することで、ユーザはシステム制御部9が顔の誤識別をしているか否かを簡単に確認できる。
なお、ユーザはMENUボタン210を押下することで操作対象枠401を切り替えることができる。図7に示す状態からユーザがMENUボタン210を押下する。システム制御部9はユーザによるMENUボタン210の押下を検出すると(選択検出手段)、図8に示すように操作対象枠401を人物「B」に切り替えて表示する。
管理データ330には、送信先「YYY」には所有者の識別情報として人物「A」及び人物「B」が登録されている。したがって、図8に示すように、システム制御部9は、所有者としての人物「B」の顔画像である顔ID407及び所有者としての人物「A」の顔画像である顔ID406を表示している。
図9は、ユーザがMENUボタン210を押下して、操作対象枠401を人物「C」に切り替えたときの画面の一例を示す図である。図9では、システム制御部9は、送信先「ZZZ」には所有者の識別情報として人物「C」が管理データ300に登録されているので、所有者としての人物「C」の顔画像である顔ID408を表示している。
図5のフローチャートに戻り、ステップS103において、ユーザはシステム制御部9が表示した顔画像において、顔の誤認別があるか否かを判断する。顔の誤認別がある場合、ステップS104に進む。また、顔の誤認別がない場合、ステップS107に進む。
ステップS104において、ユーザはシステム制御部9が表示している顔IDが同じ送信先として登録されている所有者の顔IDと誤認別されているか否かを判定する。同じ送信先として登録されている所有者の顔IDと誤認別されている場合、ステップS106に進む。同じ送信先として登録されている所有者とは異なる顔IDと誤認別されている場合、ステップS105に進む。
ステップS106において、ユーザはMENUボタン210を押下して誤認別している人物に操作対象枠401を切り替える。ユーザは切り替えた人物においてSETボタン205を押下し、次に右ボタン207又は左ボタン209を押下する。システム制御部9は、右ボタン207又は左ボタン209の押下を検出すると、管理データ300に登録されている識別情報305を参照して、同じ送信先として登録されている所有者の顔IDを順番に表示する。ユーザが正しい顔IDが表示されたときに、SETボタン205を押下することで、システム制御部9は顔IDを確定する。
ステップS105では、システム制御部9は撮像された画像データの人物を送信先が異なる所有者と誤認別した場合の処理である。システム制御部9が誤認別をしなかった場合、図9に示すように、人物「C」の付近に、所有者としての人物「C」の顔画像である顔ID408を表示する。一方、例えば、システム制御部9が誤認別をして、人物「C」を人物「D」として誤認別した場合、図10に示すように、システム制御部9は人物「C」の付近に、送信先「XXX」及び所有者としての人物「D」の顔画像である顔ID409を表示してしまう。このとき、ユーザはMENUボタン210を押下して誤認別している人物に操作対象枠401を切り替える。ユーザは切り替えた人物において送信先の登録名402を上ボタン206又は下ボタン208を押下する。システム制御部9は、上ボタン206又は下ボタン208の押下を検出すると、管理データ300に登録されている登録名302を参照して、送信先(登録名302)を図11に示すように順番に表示する。ユーザは正しい送信先が表示されたときに、さらに右ボタン207又は左ボタン209を押下する。システム制御部9は、右ボタン207又は左ボタン209の押下を検出すると、管理データ300に登録されている識別情報305を参照して、同じ送信先として登録されている所有者として人物の顔IDを順番に表示する。ユーザは正しい顔IDが表示されたときに、SETボタン205を押下することで、システム制御部9は顔IDを確定する。
ステップS107において、ユーザは送信先を選択、即ちMENUボタン210を押下して操作対象枠401を送信したい送信先に対応する人物に切り替えて、送信ボタン204を押下する。例えば、ユーザは人物「A」に操作対象枠401を切り替えて、送信ボタン204を押下する。
ステップS108において、システム制御部9は、送信ボタン204の押下を検出すると、送信先と接続する処理を行う。例えば、人物「A」、即ち送信先「YYY」が選択された状態で、送信ボタン204が押下されたとき、システム制御部9は管理データ300の登録名「YYY」と接続する処理を行う。
ステップS109において、システム制御部9は、管理データ300の登録名302に関連付けられた接続状態306を参照して、TrueかFalseかを判定する。ここで、Trueは既に接続済みであることを示す。Falseは接続されていないことを示す。例えば、システム制御部9は、管理データ300に基づいて登録名「YYY」とは現時点で接続済であることが分かる。なお、Falseの場合、システム制御部9は管理データ300の無線パラメータ303とデバイスID304とを使用し、送信先に接続する処理を行う。送信先と接続状態である場合、ステップS111に処理を進める。送信先との間で接続が失敗した場合、ステップS112に処理を進める。
ステップS111において、システム制御部9は、接続済であるため、送信先に画像データを送信する。例えば、システム制御部9は、画像データ600を送信先「YYY」に送信する。
ステップS110において、現時点では画像データを送信することができないので、システム制御部9は送信予約リストに追加して、記憶する。なお、システム制御部9はこのとき送信する画像データに管理データ300の識別情報305に関連付けられた情報を付加して送信する(人物情報付加手段)。ここで、識別情報に関連付けられた情報とは、氏名や顔画像等の人物情報をいう。画像に写っている人物が登録されている場合には、その人物に対して登録している人物情報を画像データと共に送信することで、送信先の画面において、表示された人物の付近に、その人物の人物情報を表示させることができる。
ステップS112において、ユーザは送信したい送信先が他にあるか否かを判定する。他に送信先がある場合、ステップS103に処理を戻す。他に送信先がない場合、ステップS113に処理を進める。
ステップS113において、ユーザは送信したい画像データが他にあるか否かを判定する。他に画像データがある場合、ユーザは右ボタン207を押下することで、システム制御部9は、次の画像データを画像表示部13に表示して、ステップS100に処理を戻す。他に画像データがない場合、ステップS114に処理を進める。
ステップS114において、ユーザが画像データを送信する操作を終了させることで、システム制御部9は管理データ300の接続状態306を確認し、接続している送信先との接続を切断して、画像データを送信する処理を終了する。
予約送信リストに追加して記憶された画像データを送信先に送信する場合について説明する。この場合、ユーザがシステム制御部9によって表示するメニューモードから予約送信リストを送信するモードを選択することで、システム制御部9は予約送信リストに記憶された情報に基づいて、送信先と接続し画像データを送信する。
このように、第1の実施形態によれば、管理データ300に、1つの送信先に関連付けられて、送信先の所有者の識別情報として複数の人物が登録されている場合、送信先と共には複数の人物の顔画像を画像表示部13に表示する。したがって、撮像した画像データに送信先の外部装置を共有する複数の人物が含まれていたとしても、ユーザは簡単に、同一の外部装置に送信されることを理解できる。これにより例えば、同一の外部装置に同一の画像データを重複して送信するようなことを防止することができる。
また、システム制御部が顔の誤認別をした場合であっても、ユーザの選択に応じて、管理データ300に登録されている識別情報305を参照して、同じ送信先として登録されている所有者の顔IDを順番に表示し、ユーザが正しい顔IDを選択できる。したがって、顔の誤認別がされた場合であっても、ユーザは正しい顔IDに簡単に訂正することができる。
また、システム制御部が顔の誤認別をした場合であっても、ユーザの選択に応じて、管理データ300に登録されている登録名302を参照して、登録名を順番に表示し、ユーザが登録名(送信先)を選択できるように構成している。したがって、顔の誤認別をした場合であっても、ユーザは正しい登録名(送信先)に簡単に訂正することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、ユーザが送信ボタンを押下したときに、送信先との接続状態が接続済であった場合、画像データを送信する処理についてのみ説明した。第2の実施形態では、送信ボタンを押下したときに、送信する画像データを送信予約リストに追加する処理について説明する。なお、第1又は第2の実施形態に係る処理を行うかは、例えばユーザがシステム制御部9によって表示されているメニューモードを選択することにより行われる。
第2の実施形態に係る画像データを送信予約リストに追加する処理について図12のフローチャートを参照して説明する。なお、第2の実施形態におけるステップにおいて、ステップS100からステップS106は第1の実施形態と同一ステップであり、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
ステップS107において、ユーザは送信先を選択、即ちMENUボタン210を押下して操作対象枠401を送信したい送信先に対応する人物に切り替えて、送信ボタン204を押下する。例えば、ユーザは人物「A」に操作対象枠401を切り替えて、送信ボタン204を押下する。
ステップS110において、システム制御部9は送信ボタン204の押下を検出すると、選択されている送信先と画像表示部13に表示されている画像データとを関連付けて不揮発性メモリ22等の記憶装置に送信予約リストとして追加して、記憶する。
ステップS112において、ユーザは送信したい送信先が他にあるか否かを判定する。他に送信先がある場合、ステップS103に処理を戻す。他に送信先がない場合、ステップS113に処理を進める。
ステップS113において、ユーザは送信したい画像データが他にあるか否かを判定する。他に画像データがある場合、ユーザは右ボタン207を押下することで、システム制御部9は、次の画像データを画像表示部13に表示して、ステップS100に処理を戻す。他に画像データがない場合、画像データを送信予約リストに追加する処理を終了する。
次に、予約送信リストに追加して記憶された画像データを送信先に送信する場合について説明する。この場合、ユーザがシステム制御部9によって表示するメニューモードから予約送信リストを送信するモードを選択することで、システム制御部9は予約送信リストに記憶された情報に基づいて、送信先と接続し画像データを送信する。なお、接続先との接続に失敗した場合、システム制御部9は、接続が失敗した送信先の送信予約のみ送信予約リストに残す。
このように第2の実施形態によれば、送信する画像データを一律に送信予約リストに追加して記憶する。そして、送信予約リストに記憶された複数の画像データを一度に送信することができる。したがって、ユーザは複数の画像データを簡単に送信することができる。
(第3の実施形態)
第1及び第2の実施形態では、図7及び図8に示すように、ユーザが人物「A」及び人物「B」のうち何れかを選択したとしても、撮像した同一の画像データが同一の送信先に送信される。第3の実施形態では、画像データのうちユーザが選択した人物の画像に画像処理を行い、画像処理が行われた画像データを送信する処理について説明する。
まず、ユーザがMENUボタン210を押下して操作対象枠401を送信したい送信先に対応する人物「A」に切り替えて、送信ボタン204を押下したとする。システム制御部9は、人物「A」の選択及び送信ボタン204の押下を検出すると、画像データに対して人物「A」の画像を主被写体として画像処理、例えば覆い焼き処理を行うように画像処理部10に指示をする。そして、システム制御部9は人物「A」の画像を主被写体とする画像処理が行われた画像データを送信先に送信する。
同様に、ユーザがMENUボタン210を押下して操作対象枠401を送信したい送信先に対応する人物「B」に切り替えて、送信ボタン204を押下したとする。システム制御部9は、人物「B」の選択及び送信ボタン204の押下を検出すると、画像データに対して人物「B」の画像を主被写体として画像処理、例えば覆い焼き処理を行うように画像処理部10に指示をする。そして、システム制御部9は人物「B」の画像を主被写体とする画像処理が行われた画像データを送信先に送信する。
このように、第3の実施形態によれば、選択した人物を主被写体とするように画像処理を行うので、画像データを送信する送信先の人物に適した画像を送信することができる。
なお、送信先の外部装置をデジタルカメラの場合についてのみ説明したが、この場合に限られるものではない。例えば、送信先の外部装置をプリンタにしてもよい。ここで、送信先の外部装置をプリンタにする場合について、図13〜図16を参照して説明する。まず、ユーザがMENUボタン210を押下して操作対象枠401を送信したい送信先に対応する人物に切り替える。ユーザは切り替えた人物において送信先を上ボタン206又は下ボタン208を押下する。システム制御部9は、上ボタン206又は下ボタン208の押下を検出すると、管理データ300に登録されている登録名402を参照して、送信先を順番に表示する。
例えば、ユーザが操作対象枠401を人物「A」にして選択した状態で、上ボタン206又は下ボタン208を押下したとき、システム制御部9は送信先を図13に示すように、「プリンタ」、「YYY」、「XXX」、「ZZZ」の順番に表示する。ユーザが送信先を「プリンタ」にした場合、システム制御部9は、図14に示すように人物「A」の顔領域の付近に「プリンタ」を表示する。次に、ユーザは送信ボタン204を押下する。システム制御部9は、人物「A」の選択及び送信ボタン204の押下を検出すると、画像データに対して人物「A」の画像を主被写体として画像処理、例えば覆い焼き処理を行うように画像処理部10に指示をする。そして、システム制御部9は人物「A」の画像を主被写体とする画像処理が行われた画像データをプリンタに送信して、印刷の指示をする。
同様に、ユーザが操作対象枠401を人物「B」にして選択した状態で、上ボタン206又は下ボタン208を押下したとき、システム制御部9は送信先を図15に示すように、「プリンタ」「YYY」、「XXX」、「ZZZ」の順番に表示する。ユーザが送信先を「プリンタ」にした場合、システム制御部9は、図16に示すように人物「B」の顔領域の付近に「プリンタ」を表示する。次に、ユーザは送信ボタン204を押下する。システム制御部9は、人物「B」の選択及び送信ボタン204の押下を検出すると、画像データに対して人物「B」の画像を主被写体として画像処理、例えば覆い焼き処理を行うように画像処理部10に指示をする。そして、システム制御部9は人物「B」の画像を主被写体とする画像処理が行われた画像データをプリンタに送信して、印刷の指示をする。
このように、第3の実施形態によれば、選択した人物を主被写体とするように画像処理を行うことができるので、画像を渡す人物に適した画像を印刷することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、送信先に画像データを送信したときに、送信した送信先には既に送信済みであることを画像表示部に表示する。送信済みの送信先に対して送信済みであることを表示する処理について図17のフローチャートを参照して説明する。なお、第4の実施形態における各ステップにおいて、第1の実施形態と同一ステップには、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
第4の実施形態では、ステップS110において、送信予約リストとして追加して記憶した後、及びステップS111において、送信先に画像データを送信した後、ステップS115に処理を進める。ステップS115において、システム制御部9は同じ画像データに写っており、かつ同じ送信先として登録している人物の全てについて、その全ての人物の付近に画像送信済みであることを識別するマークを表示する。
例えば、ユーザがMENUボタン210を押下して人物「A」に操作対象枠401を切り替えて、送信ボタン204を押下したとする。システム制御部9は図18に示すように、人物「A」の付近に、送信先「YYY」には画像送信済みであることを示すチェックマーク501を表示する。また、システム制御部9は管理データ300を参照して、送信先「YYY」に関連付けて登録されている識別情報には人物「A」以外に人物「B」が登録され、その人物「B」が画像データに写っていることを判定する。システム制御部9は、判定された結果に応じて図18に示すように、人物「B」の付近に、送信先「YYY」には画像送信済みであることを示すチェックマーク501を表示する。
ここで、管理データ300では、人物「A」及び人物「B」は同じ外部装置に関連付けて登録されている。したがって、ユーザが操作対象枠401を人物「A」に切り替えて画像データを送信した後、操作対象枠401を人物「B」に切り替えて画像データを送信した場合、同じ外部装置に同一の画像データが送信されてしまう。第4の実施形態によれば、1つの送信先に送信されたとき、その送信先に登録されている人物の被写体の付近にも画像送信済みであることを示すチェックマーク501を表示する。したがって、ユーザは、同一の外部装置に同一の画像データを重複して送信するようなことを防止することができる。
なお、ユーザが人物「C」に操作対象枠401を切り替えて、送信ボタン204を押下したとする。この場合、システム制御部9は管理データ300を参照して、送信先「ZZZ」に関連付けて登録されている識別情報には人物「C」のみであると判定する。したがって、システム制御部9は、図19に示すよう人物「C」の付近に、送信先「ZZZ」には画像送信済みであることを示すチェックマーク501だけを表示する。
また、送信済みであることを示すマークとしてチェックマークを表示する場合について説明したが、この場合に限られず、送信済みであること識別できるのであれば、異なるマークであってもよい。
また、同じ送信先として登録されている人物の顔領域枠を全て点滅させるように表示してもよい。このように表示することで、ユーザは点滅している人物には同一の画像データが送信されることを簡単に確認することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、送信先の外部装置との接続状態を表示する。送信先の外部装置との接続状態を表示する処理について図20のフローチャートを参照して説明する。なお、第5の実施形態におけるステップにおいて、第1の実施形態と同一ステップには、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
第1の実施形態では、ステップS107においてユーザが送信したい送信先に対応する人物に切り替えて、送信ボタン204を押下した後、ステップS108において送信先と接続する処理を行っていた。第5の実施形態では、ステップS100において、画像データの人物の識別情報から関連付けられている送信先の外部装置を判定した後、ステップS108に処理を進める。次に、ステップS108において、システム制御部9は判定した全ての送信先に対して接続を試みる。システム制御部9は接続を試みた結果、接続状態でないことをユーザに識別できるように表示する。
例えば、システム制御部9は複数の送信先と接続を試みた結果、送信先「YYY」との間の接続に失敗し、送信先「ZZZ」との間の接続に成功したとする。この場合、システム制御部9は図21に示すように、人物「A」の付近であり、例えば送信先の外部装置の名称の欄「YYY」をグレーアウトする等にして、接続がされていないことを識別できるように表示する。ユーザは接続がされていない送信先の人物を選択して送信ボタンを押下したとき、ステップS110において、システム制御部9は画像データを送信予約リストに追加して、記憶する。
このように、第5の実施形態によれば、ユーザは送信しようとしている送信先の接続状態でないことを簡単に確認することができる。したがって、ユーザが画像データを送信することを忘れてしまうことを防止することができる。
上述した本発明の実施形態における撮像装置を構成する各手段、又は撮像装置の制御方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによっても実現できる。このプログラム及び上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器からなるシステムに適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが上記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、上記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
デジタルカメラの構成を示す図である。 デジタルカメラの外観構成を示す図である。 無線ネットワークの構成を示す図である。 無線接続情報と識別情報とを関連付けて記憶した管理データを示す図である。 第1の実施形態に係る画像データを送信する処理を示すフローチャートである。 撮像された画像データの一例を示す図である。 送信先の外部装置の名称を表示した画面の一例を示す図である。 操作対象枠を人物「B」に切り替えたときの画面の一例を示す図である。 操作対象枠を人物「C」に切り替えたときの画面の一例を示す図である。 人物「C」の付近に、送信先の登録名「XXX」及び所有者「D」の顔画像を表示した画面の一例を示す図である。 送信先の外部装置の名称を順番に表示する一例を示す図である。 第2の実施形態に係る画像データを送信する処理を示すフローチャートである。 送信先の外部装置の名称を順番に表示する一例を示す図である。 人物「A」の顔領域の付近に「プリンタ」を表示した画面の一例を示す図である。 送信先の外部装置の名称を順番に表示する一例を示す図である。 人物「B」の顔領域の付近に「プリンタ」を表示した画面の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る画像データを送信する処理を示すフローチャートである。 画像送信済みであることを示すチェックマークを表示する画面の一例を示す図である。 画像送信済みであることを示すチェックマークを表示する画面の一例を示す図である。 第5の実施形態に係る画像データを送信する処理を示すフローチャートである。 送信先との接状態を表示する画面の一例を示す図である。
符号の説明
1、201、202、203 デジタルカメラ
25 操作部
27 無線通信回路
28 無線通信アンテナ
204 送信ボタン
205 SETボタン
206 上ボタン
207 右ボタン
208 下ボタン
209 左ボタン
210 MENUボタン
300 管理データ
301 登録ナンバー
302 登録名
303 無線パラメータ
304 デバイスID
305 識別情報
306 接続状態
401 操作対象枠
402 送信先名表示領域
403 顔領域枠
404 顔領域枠
405 送信先名が選択可能であることの表示
406 顔ID
407 顔ID
408 顔ID
409 顔ID
501 送信済みマーク
601 人物「A」
602 人物「B」
603 人物「C」

Claims (11)

  1. 撮像した画像を表示する表示装置を有し、前記撮像した画像を外部装置に送信することができる撮像装置であって、
    送信先と人物の識別情報とを関連付けて記憶する記憶処理手段と、
    前記撮像した画像から人物の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段において取得された識別情報と前記記憶処理手段において記憶された人物の識別情報とを比較する識別情報比較手段と、
    前記識別情報比較手段において比較された結果に応じて、前記記憶処理手段において記憶された人物の識別情報に関連付けられた前記送信先を取得する送信先取得手段と、
    前記送信先取得手段において取得された送信先を表示装置に表示する表示処理手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記表示処理手段は、前記送信先取得手段において取得された送信先と前記送信先に関連付けて記憶されている複数の人物の識別情報と前記撮像した画像とを表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示処理手段は、前記送信先に関連付けて記憶されている複数の人物の識別情報を表示したときに、前記表示した複数の人物の識別情報のうち前記表示された画像の人物に対応する識別情報と、前記表示された人物の画像とに、対応することを示す識別表示を表示することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像に表示された複数の人物のうち、ユーザによって選択された人物を検出する選択検出手段と、
    前記選択検出手段において検出された人物の識別情報に基づいて、前記送信先取得手段において取得された送信先に、前記撮像した画像を送信する画像送信手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記画像送信手段が送信する前記撮像した画像に対して、前記識別情報比較手段において比較された結果に応じて、前記記憶された人物の識別情報に関連付けられた情報を付加する人物情報付加手段を有することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記画像送信手段が送信する前記撮像した画像であって、前記選択検出手段において検出された人物の画像に画像処理をする画像処理手段を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
  7. 前記画像送信手段が、前記選択検出手段において検出された人物の識別情報に基づいて、前記送信先取得手段において取得された送信先に、前記撮像した画像を送信したときに、
    前記表示処理手段は、前記選択検出手段において検出された人物に対応する送信先と、前記選択検出手段において検出された人物の識別情報に基づいて、前記送信先取得手段において取得された送信先と、同一の送信先として関連付けられた識別情報の人物に対応する送信先とに、前記撮像した画像を送信済みであることを示す送信済み表示を表示することを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記画像に表示された複数の人物のうち、ユーザによって選択された人物を検出する選択検出手段と、
    前記選択検出手段において検出された人物の識別情報に基づいて、前記送信先取得手段において取得された送信先に、前記撮像した画像を送信するために、送信予約リストに記憶することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記識別情報は、人物の顔画像の画像情報であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 撮像した画像を表示する表示装置を有し、前記撮像した画像を外部装置に送信することができる撮像装置における制御方法であって、
    送信先と人物の識別情報とを関連付けて記憶する記憶処理ステップと、
    前記撮像した画像から人物の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップにおいて取得された識別情報と前記記憶処理ステップにおいて記憶された人物の識別情報とを比較する識別情報比較ステップと、
    前記識別情報比較ステップにおいて比較された結果に応じて、前記記憶処理ステップにおいて記憶された人物の識別情報に関連付けられた前記送信先を取得する送信先取得ステップと、
    前記送信先取得ステップにおいて取得された送信先を表示装置に表示する表示処理ステップとを有することを特徴とする制御方法。
  11. 撮像した画像を表示する表示装置を有し、前記撮像した画像を外部装置に送信することができる撮像装置を制御するプログラムであって、
    送信先と人物の識別情報とを関連付けて記憶する記憶処理ステップと、
    前記撮像した画像から人物の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップにおいて取得された識別情報と前記記憶処理ステップにおいて記憶された人物の識別情報とを比較する識別情報比較ステップと、
    前記識別情報比較ステップにおいて比較された結果に応じて、前記記憶処理ステップにおいて記憶された人物の識別情報に関連付けられた前記送信先を取得する送信先取得ステップと、
    前記送信先取得ステップにおいて取得された送信先を表示装置に表示する表示処理ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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