JP5262600B2 - 撮像装置、および、プログラム - Google Patents

撮像装置、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、および、プログラムに関し、特に、ブレ補正機構を有する撮像装置の省電力化に好適な撮像装置、および、プログラムに関する。
スチルカメラやビデオカメラなどの撮像装置においては、撮影時の手ブレを補正するしくみを搭載することが一般的になっている。ブレ補正の方法としては、ブレの量と方向に応じてレンズを動かすことで、手ブレによる光軸のズレを補正するレンズシフト方式がある。また、イメージセンサ(撮像素子)を用いるデジタル方式の撮像装置(デジタルカメラ)では、ブレの量と方向に応じてイメージセンサを動かすセンサシフト方式を採用することもできる。
このような機械的な動作によってブレを補正する方式(以下、「機械式ブレ補正方式」とする)では、例えば、ボイスコイルモータなどのアクチュエータによってレンズやイメージセンサを動かすため、ブレ補正動作をおこなうと多くの電力が消費され、バッテリ駆動時間が短くなってしまうことがある。
ここで、デジタルカメラであれば、イメージセンサ上の有効画素領域を制御することでブレを補正する電子式ブレ補正や、撮像された画像に対する画像処理によってブレを補正する方法などを採用することができる。これらの方法であれば機械的な動作を伴わないので電力消費量は軽減されるが、補正効果が低いなどの不都合がある。
このため、多くの撮像装置では、補正効果の高い機械式ブレ補正方式が採用されているが、上述したような消費電力の問題がある。この不都合を解消するため、機械式ブレ補正方式における消費電力の低減を図る手法が提案されている。例えば、特許文献1では、センサシフト方式と、センサシフト方式より電力消費の低いレンズシフト方式を併用し、予め設定された条件に基づいて、レンズシフト方式では十分な効果が得られない場合にのみセンサシフト方式を選択することで、ブレ補正動作時における消費電力の低減を図っている。
特開2008−107646号
ここで、スチルカメラにおける手ブレは、主に、シャッタボタンの押下によってカメラ本体が動いてしまうことで生じるが、このようなシャッタボタン操作にはユーザのクセなどが影響する場合がある。よって、異なるユーザが同じ条件で撮影した場合であっても、ユーザによって手ブレの影響が出る場合と出ない場合がある。この場合、手ブレによる影響が起こらなかったユーザが同条件で撮影する際には、ブレ補正動作をおこなわなくてもよいということになる。
しかしながら、特許文献1などの従来技術では、一律に動作条件が設定されていたため、動作させる必要がない場合にもブレ補正動作がおこなわれる場合がある。このような不要なブレ補正動作を抑制することができれば、電力消費効果をより向上させることができる。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、ブレ補正動作にかかる電力消費をより効果的に低減することのできる撮像装置、および、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる撮像装置は、
ブレ補正機構を有する撮像装置において、
前記撮像装置の使用者毎に設定される、前記ブレ補正機構を動作させる条件を示す条件情報を格納する条件情報格納手段と、
少なくとも前記条件情報格納手段に格納された条件情報に基づいて、前記ブレ補正機構を動作させる動作制御手段と、
撮像時における前記撮像装置の移動量を検出するセンサ手段と、
を備
前記動作制御手段は、撮像時における前記撮像装置のズームレンズの倍率が前記条件情報に記録されている倍率以上となる、且つ、前記センサ手段が検出した移動量が前記条件情報に記録されている移動量以上となる場合に、前記ブレ補正機構を動作させる
ことを特徴とする
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかる撮像装置は、
ブレ補正機構を有する撮像装置において、
前記撮像装置の使用者毎に設定される、前記ブレ補正機構を動作させる条件を示す条件情報を格納する条件情報格納手段と、
少なくとも前記条件情報格納手段に格納された条件情報に基づいて、前記ブレ補正機構を動作させる動作制御手段と、
撮像されたフレーム画像間の移動量を検出する画像処理手段と、
を備
前記動作制御手段は、撮像時における前記撮像装置のズームレンズの倍率が前記条件情報に記録されている倍率以上となる、且つ、前記画像処理手段が検出した移動量が前記条件情報に記録されている移動量以上となる場合に、前記ブレ補正機構を動作させる
ことを特徴とする
上記撮像装置は、
前記撮像装置の使用者を認証する認証手段をさらに備えていることが望ましく、この場合、
前記動作制御手段は、前記認証手段が認証した使用者についての前記条件情報に基づいて、前記ブレ補正機構を動作させることが望ましい。
上記撮像装置は、
前記認証手段が認証した使用者についての条件情報が前記条件情報格納手段に格納されていない場合、当該使用者についての前記条件情報に記録される動作条件を設定する条件設定手段をさらに備えていることが望ましい。
この場合、
前記条件設定手段は、前記ブレ補正機構を動作させずに撮像した画像に基づいて、前記条件情報に動作条件を記録することが望ましい。
上記撮像装置において、
前記条件設定手段は、認証された使用者が任意に指定する動作条件を、前記条件情報として前記条件情報格納手段に格納することが望ましい。
上記撮像装置において、
前記動作制御手段は、前記条件情報と、撮像時に適用される撮像パラメータと、に基づいて、前記ブレ補正機構を動作させることが望ましい。
上記目的を達成するため、本発明の第の観点にかかるプログラムは、
ブレ補正機構及び撮像時における装置の移動量を検出するセンサを有する撮像装置を制御するコンピュータに、
前記撮像装置の使用者毎に設定される、前記ブレ補正機構を動作させる条件を示す条件情報を記憶装置に格納する機能と、
撮像時における前記撮像装置のズームレンズの倍率が前記条件情報に記録されている倍率以上となる、且つ、前記センサが検出した移動量が前記条件情報に記録されている移動量以上となる場合に、前記ブレ補正機構を動作させる機能と、
を実現させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかるプログラムは、
ブレ補正機構を有する撮像装置を制御するコンピュータに、
前記撮像装置の使用者毎に設定される、前記ブレ補正機構を動作させる条件を示す条件情報を記憶装置に格納する機能と、
撮像されたフレーム画像間の移動量を検出する機能と、
撮像時における前記撮像装置のズームレンズの倍率が前記条件情報に記録されている倍率以上となる、且つ、前記検出した移動量が前記条件情報に記録されている移動量以上となる場合に、前記ブレ補正機構を動作させる機能と、
を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、ブレ補正動作にかかる電力消費をより効果的に低減することができる。
本発明にかかる実施形態を、図面を参照して以下に説明する。本実施形態では、本発明をデジタルスチルカメラ(以下、デジタルカメラ)によって実現した場合を例示する。本実施形態にかかるデジタルカメラ1は、主に撮影時の手ブレを補正するためのブレ補正機構を有しているものとする。
図1は、本発明の実施形態にかかるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。本実施形態にかかるデジタルカメラ1の概略的構成は、図示するように、撮像部100、データ処理部200、インタフェース(I/F)部300、などである。
撮像部100は、デジタルカメラ1の撮像動作をおこなう部分であり、例えば、光学装置110、イメージセンサ部120、ブレ補正機構130、などから構成される。
光学装置110は、例えば、レンズ、絞り機構、シャッタ機構、などから構成され、被写体光の集光や合焦、絞り調整、シャッタ動作などといった、撮像する際に必要な光学的要素にかかる動作をおこなう。なお、本実施形態にかかる光学装置110に構成されるレンズは、電動式のズームレンズであるものとする。
イメージセンサ部120は、例えば、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やCMOS(Complementally Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化物半導体)などのイメージセンサや、イメージセンサの駆動回路などから構成され、光学装置110によってイメージセンサ上に結像された被写体光に応じた光電変換をおこなうことで、被写体像を示す電気信号を生成する。
ブレ補正機構130は、光学装置110及び/又はイメージセンサ部120に対して作用する機械的動作を発生させることにより、撮影時にデジタルカメラ1で生じた動きに起因する被写体像のブレ(いわゆる手ブレ)を補正するための構成である。よって、ブレ補正機構130は、ブレの要因となるデジタルカメラ1の動きを検出するための動きセンサ(例えば、加速度や角速度を検出するジャイロセンサなど)や、動きセンサが検出したデジタルカメラ1の動きに応じて撮像部100を構成している部材を動かすアクチュエータ(例えば、ボイスコイルモータなど)、などから構成される。
ここで、デジタルカメラ1が採用しているブレ補正方式が、いわゆるレンズシフト方式などのような光学的ブレ補正方式である場合、ブレ補正機構130のアクチュエータが、光学装置110のレンズ(レンズ群の一部)を動かすよう構成されることで、手ブレなどによる光軸のズレを補正する。
また、デジタルカメラが採用しているブレ補正方式が、いわゆるセンサシフト方式(CCDシフト方式やCMOSシフト方式など)である場合、ブレ補正機構130のアクチュエータが、イメージセンサ部120のイメージセンサを動かすよう構成されることで、手ブレなどによる結像のズレを補正する。
すなわち、本実施形態のデジタルカメラ1におけるブレ補正動作は、レンズやイメージセンサなどに対して作用する機械的動作によってなされているもの(機械式ブレ補正方式)であり、これらは既知のブレ補正技術によって実現されているものとする。
データ処理部200は、撮像部100による撮像動作によって生成された電気信号を処理し、撮像画像を示すデジタルデータを生成するとともに、撮像画像に対する画像処理などをおこなう。図1に示すように、データ処理部200は、制御部210、画像処理部220、画像メモリ230、画像出力部240、内部メモリ250、外部メモリ260、などから構成される。
制御部210は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)などのプロセッサやRAM(Random Access Memory)などの主記憶装置などから構成され、後述する内部メモリ250などに格納されているプログラムを実行することで、デジタルカメラ1の各部を制御する。また、本実施形態では、所定のプログラムを実行することで、後述する各処理にかかる機能が制御部210によって実現される。
画像処理部220は、例えば、ADC(Analog-Digital Converter:アナログ−デジタル変換器)、バッファメモリ、画像処理用のプロセッサ(いわゆる、画像処理エンジン)などから構成され、イメージセンサ部120によって生成された電気信号に基づいて、撮像画像を示すデジタルデータを生成する。
すなわち、イメージセンサ部120から出力されたアナログ電気信号をADCがデジタル信号に変換して順次バッファメモリに格納すると、画像処理エンジンがバッファされたデジタルデータに対し、いわゆる現像処理などをおこなうことで、画質の調整やデータ圧縮などをおこなう。
画像メモリ230は、例えば、RAMやフラッシュメモリなどの記憶装置から構成され、画像処理部220によって生成された撮像画像データや、制御部210によって処理される画像データなどを一時的に格納する。
画像出力部240は、例えば、RGB信号の生成回路などから構成され、画像メモリ230に展開された画像データをRGB信号などに変換して表示画面(後述する表示部310など)に出力する。
内部メモリ250は、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどの記憶装置から構成され、デジタルカメラ1の動作に必要なプログラムやデータなどを格納する。本実施形態では、制御部210などが実行する動作プログラムが格納されている他、制御部210が実行する処理に必要なデータや処理結果のデータなどが内部メモリ250に格納される。
外部メモリ260は、例えば、メモリカードなどといった、デジタルカメラ1に着脱可能な記憶装置から構成され、デジタルカメラ1で撮像した画像データなどを格納する。
インタフェース(I/F)部300は、デジタルカメラ1とその使用者あるいは外部装置とのインタフェースにかかる構成であり、図1に示すように、表示部310、外部インタフェース部320、操作部330、生体認証装置340、などから構成される。
表示部310は、例えば、液晶表示装置などから構成され、デジタルカメラ1を操作や設定をおこなうために必要な種々の画面や、撮影時のライブビュー画像(ファインダ画像)、再生画像、などを表示出力する。本実施形態では、画像出力部240からの画像信号(RGB信号)などに基づいて撮像画像等の表示出力がおこなわれる。なお、表示部310は、EVF(Electronic View Finder)などの形態を含む。
外部インタフェース部320は、ビデオ出力端子などのようなアナログ画像信号を出力するためのインタフェースの他、例えば、USB(Universal Serial Bus)やBluetooth(商標)などのような外部のコンピュータ装置とデータ送受をおこなうインタフェースや、LAN(Local Area Network:構内通信網)などのネットワークに接続するための通信インタフェースなどから構成され、外部装置への画像データの出力などをおこなう。
操作部330は、デジタルカメラ1の筐体外面上に構成されている各種ボタンなどによって構成され、デジタルカメラ1の使用者による操作に応じた入力信号を生成して制御部210に入力する。操作部330を構成するボタンとして、例えば、デジタルカメラ1の電源オン・オフを指示するための電源ボタンや、撮像動作を指示するためのシャッタボタン(レリーズボタン)、デジタルカメラ1のもつ動作モードを指定するためのモードボタン、各種設定をおこなうための十字キーや機能ボタン、などが含まれているものとする。
生体認証装置340は、デジタルカメラ1の使用者を認証するために、使用者の生体的特徴を検出する装置(例えば、指紋読取装置など)である。本実施形態では、生体認証装置340として、指紋読取装置が用いられているものとする。この場合、生体認証装置340(指紋読取装置)は、デジタルカメラ1の筐体外面上において、使用者の手指を接触させることのできる位置に配置されているものとする。
本実施形態では、内部メモリ250に格納されている動作プログラムを制御部210が実行することで、後述する各処理が実現されるが、この場合に制御部210によって実現される機能を、図2を参照して説明する。
図2は、本発明にかかる動作をおこなう際に制御部210によって実現される機能を示した機能ブロック図である。図示するように、制御部210は、ユーザ認証部211、パラメータ設定部212、撮像制御部213、ブレ補正制御部214、などとして機能する。
ユーザ認証部211は、表示部310や生体認証装置340などを制御することで、デジタルカメラ1を操作するユーザの認証をおこなう。本実施形態では、生体認証装置340として指紋読取装置を用いているので、ユーザ認証部211は、生体認証装置340で読み取られる指紋画像に基づいた認証(指紋認証)をおこなう。この場合において、ユーザ認証部211は、生体認証装置340を制御するとともに、認証動作に必要となる画面を生成して表示部310に表示出力する。また、ユーザ認証部211によるユーザ認証によって認証されたユーザ毎に個別のデータ格納領域を内部メモリ250に作成し、必要な情報の記録や更新をおこなう。
パラメータ設定部212は、撮像部100の各部を制御することで、撮像動作時の各種パラメータ(例えば、シャッタスピードや絞り値など)を設定するとともに、ブレ補正機構130を動作させる条件となるパラメータの設定や参照をおこなう。
撮像制御部213は、操作部330のシャッタボタン操作などに応じて光学装置110やイメージセンサ部120を制御することで撮像動作をおこなう。この場合、例えば、被写体の明るさなどを示す情報を光学装置110やイメージセンサ部120から取得し、これらの情報に基づいてパラメータ設定部212が指定する撮像パラメータで動作するよう光学装置110やイメージセンサ部120を制御する。
ブレ補正制御部214は、ブレ補正機構130を制御することで、手ブレなどに起因する被写体像のブレを補正する動作を実行する。上述したように、本実施形態にかかるデジタルカメラ1では、ブレ補正機構130の機械的動作によってブレ補正をおこなっている。このような方式の場合、アクチュエータの駆動が伴うため、ブレ補正動作をおこなうと多くの電力が消費されることになる。よって、本実施形態では、ブレ補正動作を実行させる条件を予め設定し、条件に該当する場合にのみブレ補正動作をおこなうことで、デジタルカメラ1の省電力化を図る。
この場合の「条件」を示す情報(条件情報)は、パラメータ設定部212によって設定され、ユーザ認証部211が認証したユーザ毎の個別情報として内部メモリ250内に格納される。よって、ブレ補正制御部214は、撮像制御部213による撮像動作実行時に、そのときデジタルカメラ1を使用しているユーザについて登録されている条件情報に基づいてブレ補正動作を実行するか否か判別し、実行すると判別した場合にブレ補正機構130を制御して動作させる。
以上が制御部210によって実現される機能である。なお、本実施形態では、制御部210がプログラムを実行することによる論理的処理で上述した各機能が実現されるものとするが、これらの機能を、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)などのハードウェアによって構成してもよい。
以上説明したデジタルカメラ1の構成は、本発明を実現するために必要な構成であり、デジタルカメラとしての基本機能や種々の付加機能に用いられる構成は必要に応じて備えられているものとする。
このような構成のデジタルカメラ1による動作を以下に説明する。ここでは、デジタルカメラ1のもつ機械式ブレ補正方式によるブレ補正動作にかかる電力消費を低減させるために実行される「省電力ブレ補正処理」を、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
本実施形態にかかるデジタルカメラ1には、ユーザが選択可能な動作モードとして「省電力ブレ補正モード」が用意されているものとし、この「省電力ブレ補正モード」が選択された場合や、「省電力ブレ補正モード」が選択された状態でデジタルカメラ1に電源が投入されたことなどを契機に、「省電力ブレ補正処理」が開始されるものとする。
処理が開始されると、ユーザ認証部211によってユーザ認証動作がおこなわれる(ステップS101)。本実施形態では、生体認証装置340として指紋読取装置を用いているので、ユーザ認証部211は、生体認証装置340を駆動制御して使用可能状態にするとともに、指紋読取装置(生体認証装置340)への手指接触をユーザに促す画面を表示部310に表示する。
生体認証装置340は、デジタルカメラ1を現在使用するユーザの指紋画像を読み取ると、例えば、マニューシャ方式などのような指紋照合アルゴリズムなどを用いることで、指紋画像から特徴データを抽出する。
このようにして生体認証の特徴データを取得すると、ユーザ認証部211は、今回取得した特徴データが既に登録済であるか否かを判別することで、当該ユーザが登録ユーザであるか否かを判別する(ステップS102)。ここで、本実施形態にかかるデジタルカメラ1の内部メモリ250には、例えば、図5に示すような、ユーザ毎に各種の情報を記録する「ユーザ情報テーブル」が作成されるものとする。図示するように、「ユーザ情報テーブル」は、一意のユーザ番号をキーとしたレコードから構成され、各レコードには、生体認証装置340の動作によって取得した生体認証の特徴データが記録される。また、各レコードには、当該ユーザについて指定される、ブレ補正動作をおこなう条件を示す情報(「ブレ補正動作条件」)などが記録される。
よって、ユーザ認証部211は、ステップS101の動作で得られた特徴データと、内部メモリ250に格納されている「ユーザ情報テーブル」に登録されている特徴データとを照合することで、現在デジタルカメラ1を使用しているユーザが登録ユーザであるか否かを判別する。
ここで、取得した特徴データが未登録であり、未登録ユーザであると判別した場合(ステップS102:Yes)、ユーザ認証部211は、内部メモリ250のユーザ情報テーブルに新規レコードを作成し、ステップS101で取得した特徴データを記録することで、新たなユーザ情報として登録する(ステップS103)。
このようにして新規のユーザ登録をおこなうと、ユーザ認証部211は、その旨をパラメータ設定部212に通知する。パラメータ設定部212は、新規に登録されたユーザについて、ブレ補正動作をおこなう条件(以下、「動作条件」とする)を設定するための処理をおこなう。
パラメータ設定部212はまず、動作条件の設定をデジタルカメラ1がおこなう「自動設定モード」で設定するかをユーザに問い合わせる確認画面(「自動設定モード確認画面」)を表示部310に表示する(ステップS104)。この自動設定モード確認画面には、上記問い合わせのメッセージの他、問い合わせに対する選択肢などが表示され、ユーザが操作部330を操作して選択肢を選択することで、自動設定モードで設定するか否かを指定する。
ユーザの操作により自動設定モードが選択されると(ステップS105:Yes)、パラメータ設定部212は、自動設定モードで動作条件を設定するための「動作条件設定処理」を実行する(ステップS200)。この「動作条件設定処理」を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
本処理では、ブレ補正機構130を動作させずに複数の条件下で撮像動作をおこない(テスト撮像)、手ブレの影響が現れている撮像画像についての各種パラメータやセンサ検出結果などを分析することで、当該ユーザについての動作条件を設定する。
よって、処理が開始されると、パラメータ設定部212は、テスト撮像で用いる動作パラメータ(テストパラメータ)を設定する(ステップS201)。この場合、パラメータ設定部212は最初に、撮像制御部213を介して撮像部100を制御することで、現在の撮影環境で測光動作などをおこなって、適正露出となるパラメータ(シャッタスピードや絞り値など)を設定する。そして、設定した適正露出パラメータに基づき、この撮影環境において手ブレが発生しやすい状況となるパラメータをテストパラメータとして設定する。
ここで、本実施形態にかかるデジタルカメラ1では、電動式のズームレンズを用いているので、制御部210が撮像部100を制御することで、ズーム倍率を変化させることができる。一般的に、シャッタスピードが「1/焦点距離(秒)」(ここでの焦点距離は、イメージセンサのサイズをフルサイズ(いわゆる35mm判)として換算した値)以上になると手ブレの影響を受けるとされている。つまり、同じシャッタスピードであれば、ズーム倍率が高く(焦点距離が長く)なるほど手ブレの影響を受けやすくなる。
よって、パラメータ設定部212はまず、ズームレンズのワイド端で適正露出を求め、その露出値を基準にテストパラメータを設定する。例えば、焦点距離が28mm(換算値)のワイド端で適正露出となるシャッタスピードが1/60秒であった場合、同じシャッタスピードと絞り値であれば、焦点距離が60mm(換算値)以上となるズーム倍率にすると手ブレの影響を受けやすくなる。
なお、多くのズームレンズでは望遠側のF値が高くなるため、望遠側で適正露出となるシャッタスピードはその分遅くなる。よって、テストパラメータとして設定するズーム倍率(焦点距離)は、レンズのF値を考慮して設定することが望ましい。この計算は、自動露出アルゴリズムの応用によって実現することができる。
また、ズームレンズを望遠端にしても手ブレの影響を受けないと判断される場合は、適正露出のシャッタスピードよりも遅いシャッタスピードをテストパラメータに設定することで、手ブレが発生しやすい状況とする。
ここで、手ブレの影響を受けるか否かの閾値となるシャッタスピード「1/焦点距離(秒)」は、あくまでも目安であり絶対的なものではない。よって、この閾値付近となるシャッタスピードやズーム倍率の組み合わせを複数用意してテストパラメータとし、各テストパラメータを使った複数回の撮像動作をおこなうことで、ユーザの撮影操作とブレの発生との関係を分析することができる。この場合、パラメータ設定部212は、複数用意したテストパラメータを、より手ブレが発生しにくい状況から、より手ブレが発生しやすい状況となる順に指定する。なお、最初に指定するテストパラメータは、手ブレの影響を受けないパラメータであるものとする。
パラメータ設定部212は、最初に指定するテストパラメータを、撮像動作時のパラメータとして設定すると、ユーザに撮像動作、すなわちシャッタボタンの押下を促す操作指示を示す画面(「操作指示画面」)を表示部310に表示する(ステップS202)。
この時点で撮像可能状態となっているので、表示部310には、ファインダ画像としてのライブビュー画像(動画像)が表示される。ここで、パラメータ設定部212は、動画像であるファインダ画像を構成しているフレーム間での画像移動量を計測する(ステップS203)。この場合、イメージセンサ部120のイメージセンサから随時画像メモリ230に展開されているフレーム画像において特徴点を定め、フレーム間での特徴点の移動量をベクトルとして計測する。
つまり、ユーザによるデジタルカメラ1のホールドが弱ければ、ファインダ画像が揺れやすくなり、その状態でシャッタ操作をすれば手ブレとなる可能性が高くなる。よって、ファインダ画像の移動量を計測することで、ユーザ毎のホールド特性を分析することができる。
ここで、ユーザがシャッタボタンを押下したことによる入力信号が操作部330から入力されると(ステップS204:Yes)、撮像制御部213は、パラメータ設定部212が現在指定しているテストパラメータで動作するよう、光学装置110やイメージセンサ部120を制御する。これにより、テスト撮像の撮像動作がおこなわれる。同時に、ブレ補正制御部214は、ブレ補正機構130の動きセンサを動作させ、シャッタボタン押下時に発生した動きを示す検出値を取得する(ステップS205)。
このような撮像動作で得られた画像は画像メモリ230に展開されるので、パラメータ設定部212は、撮像画像を分析することで(ステップS206)、像ブレが発生しているか否かを判別する(ステップS207)。
上述したように、パラメータ設定部212が最初に指定するテストパラメータは、手ブレが生じないパラメータとしているので、最初のテスト撮像では、手ブレによる像ブレのない画像が得られることになる(ステップS207:No)。この場合、パラメータ設定部212は次のテストパラメータを指定して、撮像パラメータとして設定する(ステップS201)。
ここでは、手ブレの発生しにくい状況から手ブレが発生しやすい状況になる順でテストパラメータを指定するので、手ブレが発生しないパラメータであった1回目より、手ブレが発生する可能性のあるパラメータが指定される。
このようにして次のテストパラメータが設定されると、上述したステップS202〜ステップS205と同じ動作がおこなわれ、次の撮像画像が得られることになる。2回目以降のテスト撮像では、パラメータ設定部212は、ブレの発生していない1回目の撮像画像と比較することで(ステップS206)、像ブレが発生しているか否かを判別する(ステップS207)。
ここで、このテスト撮像でもブレが発生していなければ(ステップS207:No)、ステップS201に戻り、次のテストパラメータを設定してステップS201〜ステップS206の動作をおこなう。
このような過程で、撮像画像のブレが検出された場合(ステップS207:Yes)、パラメータ設定部212は、そのテスト撮像の際に適用されたテストパラメータのズーム倍率、検出されたファインダ画像の移動量(ベクトル)、検出されたデジタルカメラ1の動き(角速度)を、当該ユーザについての動作条件とし(ステップS208)、「省電力ブレ補正処理」(図3)のフローに戻る。
「省電力ブレ補正処理」に戻ると、パラメータ設定部212は、内部メモリ250のユーザ情報テーブルにアクセスし、ステップS103で新規登録したユーザ情報のレコードに、「動作条件設定処理」のステップS208で設定された動作条件を記録する(ステップS107)。
一方、ユーザが自動設定モードを指定しなかった場合(ステップS105:No)、パラメータ設定部212は、「動作条件設定処理」を実行せず、動作条件をユーザに任意で設定させるための設定画面(「手動設定画面」)を表示部310に表示する(ステップS106)。
この手動設定画面では、動作条件のパラメータとして、ズーム倍率やファインダ画像の移動量、撮像時のデジタルカメラ1の動き量などについて、例えば、数値の選択肢が表示される。ユーザは操作部330を操作し、各項目について所望する数値を選択する。パラメータ設定部212は、操作部330からの入力信号に基づいて、動作条件の各パラメータに指定された数値を認識し、入力された動作条件のパラメータを、ステップS103で新規登録したユーザ情報のレコードに記録する(ステップS107)。
このようにして認証したユーザについての動作条件が登録される。新規ユーザについての動作条件を登録した場合、パラメータ設定部212は、テスト撮像が終了し、通常の撮像モードに戻る旨を示す画面表示などを表示部310におこなうなどして、撮像モードで動作する。
また、既に登録済のユーザを認証した場合(ステップS102:No)は、ステップS103〜ステップS107の動作をおこなわずに、撮像モードで動作する。
撮像モード下では、ユーザによる任意の撮影となるので、ユーザがシャッタボタンを押下したことで撮像指示が入力されることになる。ここで、撮像指示が入力された場合(ステップS108:Yes)、パラメータ設定部212と撮像制御部213の双方が撮像指示を認識する。この場合、パラメータ設定部212は、その時点での測光結果などに基づいて適正露出となる撮像パラメータ(シャッタスピードや絞り値など)を設定して撮像制御部213に通知するとともに、内部メモリ250のユーザ情報テーブルを参照し、現在使用しているユーザについて登録されている動作条件に該当するか否かを判別する(ステップS109)。
ここで、「動作条件設定処理」(図4)でおこなったテスト撮像と同様、撮像モード下においても、ファインダ画像の移動量が計測されるとともに、シャッタボタン押下時のデジタルカメラ1の動き量が検出されているものとする。よって、パラメータ設定部212は、これらの検出値や撮像時のズーム倍率が、当該ユーザについて登録されている動作条件に該当するか判別するが、このときの適正露出として設定したシャッタスピードでは手ブレの影響を受けない数値であれば、動作条件に該当しないと判別する。
パラメータ設定部212は、これらの判断により、ブレ補正機構130の駆動によるブレ補正動作をおこなう条件(動作条件)に該当するか判別し、該当する場合(ステップS109:Yes)は、撮像パラメータを撮像制御部213に通知して撮像動作を指示するとともに、ブレ補正制御部214にブレ補正機構130を制御してブレ補正動作をおこなうよう指示する。これにより、撮像制御部213が光学装置110やイメージセンサ部120を制御して撮像動作がおこなわれるとともに、ブレ補正制御部214がブレ補正機構130を制御することでブレ補正動作がおこなわれる(ステップS110)。
一方、動作条件に該当しないと判別した場合(ステップS109:No)、パラメータ設定部212は、撮像制御部213に対して撮像動作を指示するが、ブレ補正制御部214に対してブレ補正動作の実行を指示しない。これにより、ブレ補正機構130によるブレ補正動作はおこなわれずに、撮像動作のみが実行される(ステップS111)。
そして、所定の終了イベント(例えば、「省電力ブレ補正モード」の解除やデジタルカメラ1の電源オフ、など)が発生するまで、ステップS108〜ステップS111の処理が繰り返しおこなわれ(ステップS112:No)、終了イベントの発生により(ステップS112:Yes)、本処理を終了する。
以上説明したように、本発明を上記実施形態の如く適用することにより、ユーザ毎に設定される動作条件に基づいてブレ補正動作をおこなうので、不要なブレ補正動作が抑制され電力消費を低減することができる。
この場合において、ズームレンズの倍率を動作条件として登録するので、手ブレの影響が受けやすくなるズームレンズの望遠側において、ユーザの特性に応じた適切な制御をおこなうことができる。
また、撮像時に検出する撮像装置の動き(移動量)を動作条件として登録するので、シャッタボタン操作にかかるユーザのクセに応じた適切な制御をおこなうことができる。
さらに、ファインダ画像として得られる動画像上の動きを動作条件として登録するので、撮像装置のホールドにかかるユーザ特性に応じた適切な制御をおこなうことができる。
ここで、指紋読取装置などの認証装置によってユーザを認証し、認証したユーザについて登録されている動作条件を用いて制御するので、複数の者で撮像装置を使用する場合であっても、適切な制御をおこなうことができる。
また、認証したユーザについての動作条件が登録されていない場合、ブレ補正機構を動作させずにおこなうテスト撮像に基づいて動作条件を設定するので、ユーザの特定に応じた適切なブレ補正動作の制御を容易におこなうことができる。
この場合において、動作条件をユーザが任意に登録することができるので、ユーザの好みに応じた動作条件を設定できる他、自動設定された動作条件を容易に修正することができ、ブレ補正動作のより適切な制御をおこなうことができる。
なお、ユーザ毎に登録された動作条件に該当する場合であっても、例えば、その撮像時に設定されるシャッタスピードなどのパラメータが、手ブレの影響を受けないものであれば、ブレ補正機構を動作させないよう制御することができるので、より効果的に消費電力の低減を図ることができる。
上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
上記実施形態では、本発明にかかる撮像装置をデジタルスチルカメラで実現した場合を例示したが、これに限られず、例えば、フィルムカメラやビデオカメラなどに本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、ユーザを認証する生体認証装置として指紋読取装置を例示したが、ユーザを認証できるものであればこれに限られず任意の方法であってもよい。例えば、撮像装置の撮像機能によってユーザの顔を撮像することで、顔認識による認証をおこなってもよい。あるいは、音声入力可能な撮像装置であれば、ユーザの音声を入力し、声紋認証などによって認証するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、動作条件として登録される事項として、ズーム倍率、撮像装置の移動量、動画像の移動量を例示したが、ブレ発生に起因する事項であれば、これらに限られず任意の事項を条件としてもよい。
上記実施形態で示したデジタルカメラ1のように、ブレ補正機構の動作を制御する機能を予め備えた撮像装置として実現できることはもとより、プログラムの適用により、既存の撮像装置を本発明にかかる撮像装置として機能させることができる。すなわち、機械式ブレ補正方式によるブレ補正機構を備えている撮像装置であれば、上記実施形態の制御部210が実行したプログラムと同様のプログラムを既存の撮像装置に適用し、当該撮像装置の動作を制御しているコンピュータ装置(例えば、CPUなど)に実行させることで、本発明にかかる撮像装置として機能させることができる。
このようなプログラムの適用方法は任意であり、例えば、メモリカード(外部メモリ260)などの記憶媒体に格納して適用できる他、インターネットなどの通信媒体を介して適用することもできる。
本発明の実施形態にかかるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 図1に示す制御部によって実現される機能を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかる「省電力ブレ補正処理」を説明するためのフローチャートである。 図3に示す「省電力ブレ補正処理」で実行される「動作条件設定処理」を説明するためのフローチャートである。 図1に示す内部メモリに格納されている「ユーザ情報テーブル」の例を示す図である。
符号の説明
1…デジタルカメラ、100…撮像部、110…光学装置、120…イメージセンサ部、130…ブレ補正機構、200…データ処理部、210…制御部、211…ユーザ認証部、212…パラメータ設定部、213…撮像制御部、214…ブレ補正制御部、220…画像処理部、230…画像メモリ、240…画像出力部、250…内部メモリ、260…外部メモリ、300…インタフェース部、310…表示部、320…外部インタフェース部、330…操作部、340…生体認証装置

Claims (9)

  1. ブレ補正機構を有する撮像装置において、
    前記撮像装置の使用者毎に設定される、前記ブレ補正機構を動作させる条件を示す条件情報を格納する条件情報格納手段と、
    少なくとも前記条件情報格納手段に格納された条件情報に基づいて、前記ブレ補正機構を動作させる動作制御手段と、
    撮像時における前記撮像装置の移動量を検出するセンサ手段と、
    を備え、
    前記動作制御手段は、撮像時における前記撮像装置のズームレンズの倍率が前記条件情報に記録されている倍率以上となる、且つ、前記センサ手段が検出した移動量が前記条件情報に記録されている移動量以上となる場合に、前記ブレ補正機構を動作させる、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. ブレ補正機構を有する撮像装置において、
    前記撮像装置の使用者毎に設定される、前記ブレ補正機構を動作させる条件を示す条件情報を格納する条件情報格納手段と、
    少なくとも前記条件情報格納手段に格納された条件情報に基づいて、前記ブレ補正機構を動作させる動作制御手段と、
    撮像されたフレーム画像間の移動量を検出する画像処理手段と、
    を備え、
    前記動作制御手段は、撮像時における前記撮像装置のズームレンズの倍率が前記条件情報に記録されている倍率以上となる、且つ、前記画像処理手段が検出した移動量が前記条件情報に記録されている移動量以上となる場合に、前記ブレ補正機構を動作させる、
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記撮像装置の使用者を認証する認証手段をさらに備え、
    前記動作制御手段は、前記認証手段が認証した使用者についての前記条件情報に基づいて、前記ブレ補正機構を動作させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記認証手段が認証した使用者についての条件情報が前記条件情報格納手段に格納されていない場合、当該使用者についての前記条件情報に記録される動作条件を設定する条件設定手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記条件設定手段は、前記ブレ補正機構を動作させずに撮像した画像に基づいて、前記条件情報に動作条件を記録する、
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記条件設定手段は、認証された使用者が任意に指定する動作条件を、前記条件情報として前記条件情報格納手段に格納する、
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記動作制御手段は、前記条件情報と、撮像時に適用される撮像パラメータと、に基づいて、前記ブレ補正機構を動作させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. ブレ補正機構及び撮像時における装置の移動量を検出するセンサを有する撮像装置を制御するコンピュータに、
    前記撮像装置の使用者毎に設定される、前記ブレ補正機構を動作させる条件を示す条件情報を記憶装置に格納する機能と、
    撮像時における前記撮像装置のズームレンズの倍率が前記条件情報に記録されている倍率以上となる、且つ、前記センサが検出した移動量が前記条件情報に記録されている移動量以上となる場合に、前記ブレ補正機構を動作させる機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  9. ブレ補正機構を有する撮像装置を制御するコンピュータに、
    前記撮像装置の使用者毎に設定される、前記ブレ補正機構を動作させる条件を示す条件情報を記憶装置に格納する機能と、
    撮像されたフレーム画像間の移動量を検出する機能と、
    撮像時における前記撮像装置のズームレンズの倍率が前記条件情報に記録されている倍率以上となる、且つ、前記検出した移動量が前記条件情報に記録されている移動量以上となる場合に、前記ブレ補正機構を動作させる機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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