JP2014050042A - 画像処理装置及び固体撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハイダイナミックレンジ合成による合成画像について、簡易な構成によって露出動作を制御可能とする画像処理装置及び固体撮像装置を提供すること。
【解決手段】実施形態によれば、画像処理装置は、主制御用EV(露出値)算出部31及び副制御用EV算出部32を有する。主制御用EV算出部31は、第1画像信号である長時間露光画像信号S1及び第2画像信号である短時間露光画像信号S2のうち主制御用信号として指定された一方を基に、主制御用EV41を算出する。副制御用信号は、長時間露光画像信号S1及び短時間露光画像信号S2のうち主制御用信号以外の一方である。副制御用信号は、主制御用信号に明るさ調整を追従させる信号である。副制御用EV算出部32は、主制御用EV算出部31で算出された主制御用EV41にハイダイナミックレンジ倍率Mを乗算し、副制御用EV42とする。
【選択図】図7
【解決手段】実施形態によれば、画像処理装置は、主制御用EV(露出値)算出部31及び副制御用EV算出部32を有する。主制御用EV算出部31は、第1画像信号である長時間露光画像信号S1及び第2画像信号である短時間露光画像信号S2のうち主制御用信号として指定された一方を基に、主制御用EV41を算出する。副制御用信号は、長時間露光画像信号S1及び短時間露光画像信号S2のうち主制御用信号以外の一方である。副制御用信号は、主制御用信号に明るさ調整を追従させる信号である。副制御用EV算出部32は、主制御用EV算出部31で算出された主制御用EV41にハイダイナミックレンジ倍率Mを乗算し、副制御用EV42とする。
【選択図】図7
Description
本発明の実施形態は、画像処理装置及び固体撮像装置に関する。
ハイダイナミックレンジ(high dynamic range;HDR)合成は、通常の撮影に比べて幅広いダイナミックレンジを表現するための撮影技法として知られている。HDR合成の手法としては、例えば、互いに電荷蓄積時間を異ならせた長時間露光画像信号と短時間露光画像信号とを取得し、合成画像を生成するものがある。固体撮像装置は、HDR合成画像の撮影とともに自動露出(auto exposure;AE)動作を制御する場合に、長時間露光画像信号及び短時間露光画像信号に対する複雑な演算処理を要することで、回路規模の増大や処理時間の増大が問題となる。
本発明の一つの実施形態は、ハイダイナミックレンジ合成による合成画像について、簡易な構成によって露出動作を制御可能とする画像処理装置及び固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、画像処理装置は、ハイダイナミックレンジ合成部、露出値算出部及び制御量変換部を有する。ハイダイナミックレンジ合成部は、第1画像信号と第2画像信号とを合成し、合成画像を生成する。第1画像信号は、第1電荷蓄積期間における第1画素への入射光量に応じた画像信号である。第2画像信号は、第2電荷蓄積期間における第2画素への入射光量に応じた画像信号である。第2電荷蓄積期間は、第1電荷蓄積期間より短い。露出値算出部は、明るさ調整量が反映された露出値を算出する。明るさ調整量は、撮影時の照度に応じて合成画像の明るさを調整するための調整量である。制御量変換部は、露出値を、電子シャッタ時間、アナログゲイン及びデジタルゲインについての各制御量へ変換する。露出値算出部は、主制御用露出値算出部及び副制御用露出値算出部を含む。主制御用露出値算出部は、第1画像信号及び第2画像信号のうち主制御用信号として指定された一方を基に、主制御用露出値を算出する。主制御用露出値は、主制御用信号についての露出値である。副制御用露出値算出部は、副制御用露出値を算出する。副制御用露出値は、副制御用信号についての露出値である。副制御用信号は、第1画像信号及び第2画像信号のうち主制御用信号以外の一方である。副制御用信号は、主制御用信号に明るさ調整を追従させる信号である。副制御用露出値算出部は、主制御用露出値算出部で算出された主制御用露出値にハイダイナミックレンジ倍率を乗算し、副制御用露出値とする。ハイダイナミックレンジ倍率は、第1電荷蓄積期間及び第2電荷蓄積期間の比として予め設定されている。制御量変換部は、主制御用露出値算出部で算出された主制御用露出値から各制御量への変換と、副制御用露出値算出部で算出された副制御用露出値から各制御量への変換とを、時分割的に実施する。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる画像処理装置及び固体撮像装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す固体撮像装置を備えるデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
図1は、第1の実施形態にかかる固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す固体撮像装置を備えるデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、カメラモジュール2及び後段処理部3を有する。カメラモジュール2は、撮像光学系4及び固体撮像装置5を有する。後段処理部3は、イメージシグナルプロセッサ(image signal processor;ISP)6、記憶部7及び表示部8を有する。カメラモジュール2は、デジタルカメラ1以外に、例えばカメラ付き携帯端末等の電子機器に適用される。
撮像光学系4は、被写体からの光を取り込み、被写体像を結像させる。固体撮像装置5は、被写体像を撮像する。ISP6は、固体撮像装置5での撮像により得られた画像信号の信号処理を実施する。記憶部7は、ISP6での信号処理を経た画像を格納する。記憶部7は、ユーザの操作等に応じて、表示部8へ画像信号を出力する。表示部8は、ISP6あるいは記憶部7から入力される画像信号に応じて、画像を表示する。表示部8は、例えば、液晶ディスプレイである。
固体撮像装置5は、例えば、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)イメージセンサである。固体撮像装置5は、CMOSイメージセンサの他、CCD(charge coupled device)であっても良い。固体撮像装置5は、画素アレイ10、前処理部11、撮像処理回路12、インタフェース(I/F)14、タイミング生成器15及び自動露出(auto exposure;AE)制御回路16を有する。
画素アレイ10は、撮像光学系4により取り込まれた光をフォトダイオードにおいて信号電荷に変換し、被写体像を撮像する。画素アレイ10は、R(赤),G(緑)及びB(青)の各信号値を例えばベイヤー配列に対応する順序で取り込むことにより、アナログ画像信号を生成する。
前処理部11は、画素アレイ10からの画像信号について、相関二重サンプリング、アナログゲイン(AG)及びデジタルゲイン(DG)による増幅、アナログデジタル変換(AD変換)を実施する。
撮像処理回路12は、前処理部11から入力されたデジタル画像信号に対し、種々の信号処理を実施する。撮像処理回路12は、ハイダイナミックレンジ(HDR)合成部13を有する。HDR合成部13は、撮像処理回路12へ入力されたデジタル画像信号のHDR合成を実施し、合成画像を生成する。撮像処理回路12は、HDR合成部13によるHDR合成の他、例えば、キズ補正、ノイズリダクション、シェーディング補正、ホワイトバランス調整等の信号処理を実施する。
I/F14は、撮像処理回路12での信号処理を経た画像信号を出力する。I/F14は、画像信号に対し、外部機器への伝送のための処理、例えば、シリアルデータからパラレル出力あるいはパラレル入力からシリアルデータへの変換等の処理を適宜行う。
AE制御回路16は、撮影時の明るさに応じてデジタルカメラ1のAE動作を制御する。AE制御回路16は、前処理部11に対しAG及びDGのデータを伝送する。AE制御回路16は、タイミング生成器15に対し電子シャッタ時間(ES)のデータを伝送する。撮像処理回路12及びAE制御回路16は、画像処理装置として機能する。タイミング生成器15は、画素アレイ10の駆動のためのパルスを出力する。
図3は、画素アレイにおける画素の配列について説明する図である。画素アレイ10は、Gr,R,Gb及びBの4画素がベイヤー配列として配置されている。R画素は、赤色光を検出する。B画素は、青色光を検出する。Gr画素及びGb画素は、緑色光を検出する。Gr画素は、水平ラインにてR画素と並列している。Gb画素は、水平ラインにてB画素と並列している。
画素アレイ10は、Gr/RラインとB/Gbラインとの2本の水平ラインからなるラインエリアごとに、電荷蓄積期間を交互に異ならせている。長時間露光ラインエリア(第1ラインエリア)17の電荷蓄積期間である第1電荷蓄積期間は、短時間露光ラインエリア(第2ラインエリア)18の電荷蓄積期間である第2電荷蓄積期間より長い。
長時間露光ラインエリア17は、第1画素である長時間露光画素からなる2本の水平ラインにより構成されている。短時間露光ラインエリア18は、第2画素である短時間露光画素からなる2本の水平ラインにより構成されている。長時間露光ラインエリア17及び短時間露光ラインエリア18は、垂直方向において交互に配置されている。
長時間露光画素は、第1電荷蓄積期間における入射光量を検出する。短時間露光画素は、第2電荷蓄積期間における入射光量を検出する。画素アレイ10は、第1電荷蓄積期間における長時間露光画素への入射光量に応じた長時間露光画像信号(第1画像信号)と、第2電荷蓄積期間における短時間露光画素への入射光量に応じた短時間露光画像信号(第2画像信号)とを出力する。HDR合成部13は、撮像処理回路12へ入力された長時間露光画像信号及び短時間露光画像信号を合成する。
図4は、長時間露光画素及び短時間露光画素の出力特性と、HDR合成回路による画像信号の合成について説明する図である。長時間露光画素は、入射光量が所定の飽和光量I0より大きくなると、光電変換により発生する信号電荷がフォトダイオードの蓄積容量に達する。
入射光量が飽和光量I0以下である場合、長時間露光画像信号S1の信号レベルは、入射光量の増加に比例して高くなる。入射光量が飽和光量I0より大きいとき、長時間露光画像信号S1の信号レベルは一定となる。短時間露光画像信号S2の信号レベルは、入射光量が飽和光量I0より大きい場合も、入射光量の増加に比例して高くなる。
HDR合成部13は、長時間露光画素と短時間露光画素とで出力レベルを一致させるために、短時間露光画像信号S2に所定のHDR倍率を乗算する。HDR倍率は、長時間露光画素の第1電荷蓄積期間と短時間露光画素の第2電荷蓄積期間との比である露光比に対応する。HDR合成部13は、長時間露光画像信号S1と、HDR倍率の乗算を経た短時間露光画像信号S2とを使用する補間処理を経て、合成画像信号Sを生成する。
図5は、AE制御回路によるAE動作の制御について説明する図である。図示するグラフの縦軸は入射光に対する信号レベルの調整量を表すものとする。AE制御回路16は、ESに応じて蓄積される電荷量と、AG及びDGに応じた信号レベルの増幅率との調節により、信号レベルの調整量を可変とする。
図示するグラフの横軸は照度を表すものとする。照度は、横軸方向を左から右へ向かうに従って低くなるものとする。AE制御回路16は、撮影時における照度が低いほど信号レベルを稼ぐために、信号レベルの調整量を大きくする。図中、トーンを付した部分はESに応じた信号レベルの調整量、斜線を付した部分はDGによる信号レベルの調整量、網掛けを付した部分はAGによる信号レベルの調整量を表すものとする。
カメラモジュール2は、室内での撮影において、照明光を供給する蛍光灯の電源周波数に起因して画像の明暗が変化する、いわゆるフリッカを生じさせることがある。カメラモジュール2は、フリッカの周期の倍の周期を単位としてESを調節することで、フリッカを抑制可能とする。例えば、蛍光灯の電源周波数が60Hzである場合、カメラモジュール2は、1/120秒刻みでESを調節することでフリッカを抑制可能とする。
例えば、合成画像のフレームレートを60fps(frame per second)とする場合、カメラモジュール2は、60Hzのフリッカを抑制させるには、ESを2/120秒と1/120秒とのいずれかとする。カメラモジュール2は、照度が高い場合に、フリッカの抑制よりも入射光量に対する出力電荷の飽和の抑制を優先させるために、1/120秒以下の範囲においてESを調整する。
この例において、AE制御回路16は、カメラモジュール2による撮影感度を持たせる照度範囲を3段階に分けて、ES、AG及びDGに応じたAE動作の制御(明るさ調整)を切り換える。AE制御回路16は、低い照度範囲b3ではESを2/120秒で一定とし、AGのみの調整を実施する。AE制御回路16は、照度範囲b3に対し高照度側の照度範囲b2ではESを1/120秒で一定とし、DGのみの調整を実施する。
AE制御回路16は、照度範囲b2に対し高照度側の照度範囲b1では、照度が高くなるに従いESを段階的に短くする調整を行う。AE制御回路16は、ESの量子化単位未満に相当する照度の変化量を、DGによって調整する。なお、ESの量子化単位が照度の分解能以下である場合、AE制御回路16は、DGによる調整を行わないこととしても良い。
なお、AE制御回路16によるAE動作の制御の態様は、適宜変更可能であるものとする。例えば、AE制御回路16は、照度に応じてESを決定してから、AG及びDGのいずれを調整対象としても良く、AG及びDGの双方を調整対象としても良い。
AE制御回路16は、合成画像のフレームレートやフリッカの周期に応じてESの設定を適宜変更しても良い。フリッカの周波数60Hzに対して合成画像のフレームレートを30fpsとする場合、AE制御回路16は、ESを最大で4/120秒とする調整をし得る。フリッカの周波数が50Hzである場合、AE制御回路16は、1/100秒刻みでESを調節する。
図6は、AE制御回路によるES、AG及びDGの各制御量の算出について説明する図である。AE制御回路16は、長時間露光画像信号及び短時間露光画像信号のうち主制御用信号として指定された一方を対象としてAE動作の制御を実施する。AE制御回路16は、副制御信号についてのAE動作を、主制御用信号についてのAE動作に追従させる。副制御信号は、長時間露光画像信号及び短時間露光画像信号のうち主制御用信号以外の一方とする。
例えば、長時間露光画像信号が主制御用信号と指定されたとする。AE制御回路16は、長時間露光画像信号を基に、長時間露光画素についての適正露出L1を求め、適正露出L1に応じた制御量を求める。例えば、適性露出L1が照度範囲b3内であるとき、AE制御回路16は、ESについて制御量ES1(例えば2/120秒)、及びAGについて制御量AG1(例えば6倍)を求める。
AE制御回路16は、適正露出L1にHDR倍率Mを乗算することで、短時間露光画素についての適正露出L2を求める。例えば、HDR倍率Mが4倍と設定されている場合、AE制御回路16は、適正露出L1に4を乗算し、適正露出L2とする。
AE制御回路16は、適正露出L2に応じた制御量を求める。例えば、適性露出L2が照度範囲b3内であるとき、AE制御回路16は、ESについて制御量ES2(例えば2/120秒)、及びAGについて制御量AG2(例えば1.5倍)を求める。
図6において、横軸方向におけるL1及びL2の間隔は、HDR倍率Mに応じた照度の差に相当する。主制御用信号のAE動作に副制御用信号のAE動作を追従させるAE制御とは、図6では、横軸方向におけるL1及びL2の間隔を一定としたまま、横軸方向においてL1及びL2を移動させて、縦軸の調整量を参照する動作と表現できる。
図7は、AE制御回路の構成を示すブロック図である。AE制御回路16は、主制御用信号切り換え部20、輝度信号生成部21、輝度平均値算出部22、輝度目標値比較部23、EV算出部24、制御量変換部25、フリッカ検出用積算部26及びフリッカ周期推定部27を有する。
AE制御回路16には、撮像処理回路12(図1参照)からの長時間露光画像信号S1及び短時間露光画像信号S2が入力される。主制御用信号切り換え部20は、AE制御回路16へ入力された長時間露光画像信号S1及び短時間露光画像信号S2のうちの一方を、主制御用信号として出力する。主制御用信号切り換え部20は、主制御用信号の切り換えを指示する切り換え指示信号33に応じて、主制御用信号としての出力を長時間露光画像信号S1と短時間露光画像信号S2とに切り換える。
切り換え指示信号33は、例えば、ユーザによる設定操作に応じた信号とする。カメラモジュール2は、例えば、画像の暗部についての画質を重視する場合は、長時間露光画素からの長時間露光画像信号S1を主制御用信号として選択するものとしても良い。
輝度信号生成部21は、主制御用信号切り換え部20からの主制御用信号から輝度信号35を生成する。輝度信号35は、例えば、YUV色空間の輝度成分に相当する情報についての信号とする。輝度信号生成部21は、例えば、主制御用信号であるRAW画像データからG成分についての輝度情報を抽出し、輝度信号35とする。輝度信号生成部21は、Gr画素及びGb画素で検出されたG成分についての輝度値を、輝度信号35とする。
輝度信号生成部21は、R,G及びBの各成分のうち輝度についての情報を最も多く得られるG成分の輝度値を、輝度信号35として採用する。なお、輝度信号生成部21は、G成分の輝度値のみから輝度信号35を生成する場合に限られない。例えば、輝度信号生成部21は、R,G及びBの各成分の輝度値を使用して輝度信号35を生成しても良い。輝度信号35は、例えば、R,G及びBの各成分の輝度値を所定の比率で加算した信号としても良い。
輝度平均値算出部22は、画面全体について輝度信号35を積分して平均化し、輝度平均値36を算出する。輝度平均値算出部22は、画面内に設定されたエリアごとの重み付けを輝度信号35に施した上で輝度平均値36を算出することとしても良い。
輝度目標値比較部23は、輝度平均値算出部22からの輝度平均値36と、予め設定された輝度目標値とを比較し、差分を求める。輝度目標値比較部23は、輝度平均値36及び輝度目標値の差分を、撮影時の照度に応じて合成画像の明るさを調整するための明るさ調整量37として出力する。明るさ調整量37は、例えば、露出補正のための露出値(EV)の補正量とする。
EV算出部24は、主制御用EV算出部31及び副制御用EV算出部32を含む。主制御用EV算出部31は、主制御用EV41を算出する。主制御用EV41は、主制御用信号についてのEVである。主制御用EV算出部31は、主制御用信号による画像の明るさに輝度目標値比較部23からの明るさ調整量37を反映させる演算により、主制御用EV41を算出する。主制御用EV41は、主制御用信号についての適正露出L1に対応する。
副制御用EV算出部32は、副制御用EV42を算出する。副制御用EV42は、副制御用信号についてのEVである。副制御用EV算出部32は、主制御用EV算出部31で算出された主制御用EV41にHDR倍率Mを乗算し、副制御用EV42とする。副制御用EV42は、副制御用信号についての適正露出L2に対応する。
副制御用EV算出部32は、長時間露光画像信号S1及び短時間露光画像信号S2のいずれが副制御用信号であるかを、切り換え指示信号33から識別する。例えば、HDR倍率Mが4倍と設定され、かつ長時間露光画像信号S1が主制御用信号と指定されている場合、副制御用EV算出部32は、主制御用EV41に1/4を乗算し、副制御用EV42とする。一方、HDR倍率Mが4倍と設定され、かつ短時間露光画像信号S2が主制御用信号と指定されている場合、副制御用EV算出部32は、主制御用EV41に4を乗算し、副制御用EV42とする。なお、HDR倍数Mは、例えば、予め設定された固定値とする。
フリッカ検出用積算部26は、主制御用信号切り換え部20からの主制御用信号について、フリッカ検出のための積分を実施し、積分結果34を出力する。フリッカ周期推定部27は、フリッカ検出用積算部26からの積分結果34を基にフリッカの周期を推定し、推定結果38を出力する。
図8は、フリッカの発生について説明する図である。蛍光灯の照明は、電源周波数の2倍の周波数で明滅している。ラインごとの信号電荷の読み出しを順次行うことで、電子シャッタによる露光開始時刻は、読み出しラインの位置によって異なる。このことから、フレーム内には、蛍光灯の明滅による輝度ムラが、明暗の縞となって現れることとなる。
電源周波数50Hz又は60Hzに対して、フリッカ周期は1/100s又は1/120sとなる。例えば、電源周波数50Hzに対しフレーム周期が1/30sである場合、光量が最大となる水平同期期間T1に当たるラインを明部、光量が最小となる水平同期期間T2に当たるラインを暗部とする1/100s周期の縞が生じることとなる。水平同期期間T1及びT2は、例えば2msとする。
フリッカ検出用積算部26は、ラインを単位とする主制御信号の積分を、画面内の数箇所について実施する。フリッカ周期推定部27は、画面内の箇所ごとの積分結果34の差分から、フリッカ周期を推定する。例えば、フリッカ周期推定部27は、1/100sおきの積分結果34同士の差分と、1/120sおきの積分結果34同士の差分とを比較することで、フリッカ周期が1/100s及び1/120sのいずれであるかを推定する。
なお、電源周波数50Hzに対してフレーム周期が1/100sの整数倍であるとき、及び電源周波数60Hzに対してフレーム周期が1/120sの整数倍であるときは、露光タイミングに関わらず露光量が一定となることで、フリッカは生じないこととなる。フリッカ周期推定部27は、フレーム周期が蛍光灯の明滅の周期の整数倍ではないときにおいて生じるフリッカの周期を推定する。
制御量変換部25は、主制御用EV算出部31からの主制御用EV41を、ESについての制御量ES1、AGについての制御量AG1、及びDGについての制御量DG1へ変換する。制御量変換部25は、適正露出L1である主制御用EV41がいずれの照度範囲(例えば図6に示すb1〜b3)内であるかに応じて、制御量ES1を決定する。
図6に示す例では、主制御用EV41が照度範囲b2及びb3のいずれかに含まれる場合、制御量変換部25は、推定結果38として出力されたフリッカ周期に応じて、制御量ES1を決定する。制御量変換部25は、推定されたフリッカ周期の整数倍である値を、制御量ES1とする。
主制御用EV41が照度範囲b3に含まれる場合、制御量変換部25は、主制御用EV41及び制御量AG1が線形関係にあるものとして、主制御用EV41に応じた制御量AG1を決定する。主制御用EV41が照度範囲b2に含まれる場合、制御量変換部25は、主制御用EV41及び制御量DG1が線形関係にあるものとして、主制御用EV41に応じた制御量DG1を決定する。
主制御用EV41が照度範囲b1に含まれる場合、制御量変換部25は、照度に応じて段階的に設定されたESから、主制御用EV41に対応する制御量ES1を決定する。この場合、制御量変換部25は、推定結果38であるフリッカ周期に関わらず、制御量ES1を決定する。制御量変換部25は、ESの量子化単位内にて主制御用EV41及び制御量DG1が線形関係にあるものとして、主制御用EV41に応じた制御量DG1を決定する。
制御量変換部25は、副制御用EV算出部32からの副制御用EV42を、ESについての制御量ES2、AGについての制御量AG2、及びDGについての制御量DG2へ変換する。制御量変換部25は、適正露出L2である副制御用EV42がいずれの照度範囲(例えば図6に示すb1〜b3)内であるかに応じて、制御量ES2を決定する。制御量変換部25は、主制御用EV41から各制御量ES1、AG1及びDG1への変換と同様に、副制御用EV42を各制御量ES2、AG2及びDG2へ変換する。
制御量変換部25は、主制御用EV算出部31で算出された主制御用EV41から各制御量への変換と、副制御用EV算出部32で算出された副制御用EV42から各制御量への変換とを、時分割的に実施する。AE制御回路16は、主制御用信号及び副制御用信号について、各制御量の生成に共通の制御量変換部25を使用することで、回路規模の抑制を可能とする。
例えば長時間露光画像信号S1が主制御用信号と指定されている場合において、図1に示すタイミング生成器15は、画素アレイ10のうち長時間露光画素に対し、制御量ES1に応じたパルスを出力する。タイミング生成器15は、画素アレイ10のうち短時間露光画素に対し、制御量ES2に応じたパルスを出力する。
また、長時間露光画像信号S1が主制御用信号と指定されている場合において、図1に示す前処理部11は、制御量AG1及びDG1を用いて長時間露光画像信号S1を増幅する。前処理部11は、制御量AG2及びDG2を用いて短時間露光画像信号S2を増幅する。
EV算出部24は、カメラモジュール2が撮影感度を持つ照度範囲に含まれる主制御用EV41及び副制御用EV42を算出する。主制御用EV算出部31は、かかる照度範囲に、主制御用EV41のみならず副制御用EV算出部32で算出される副制御用EV42も含ませるために、主制御用EV41に制限を設ける。
例えば長時間露光画像信号S1を主制御用信号とする場合、短時間露光画像信号S2についての副制御用EV42は、主制御用EV41に対しHDR倍率Mの分だけ高い値となる。主制御用EV算出部31は、カメラモジュール2が撮影感度を持つ最大照度以下の範囲に副制御用EV42が含まれるように、主制御用EV41の最大値を制限する。図6のグラフを参照すると、L1は、L1に対しMに相当する分だけ左側にあるL2が、グラフの左端に到達するときを限度として、グラフの左側(高照度側)への移動となる調整が制限される。
また、例えば短時間露光画像信号S2を主制御用信号とする場合、長時間露光画像信号S1についての副制御用EV42は、主制御用EV41に対しHDR倍率Mの分だけ低い値となる。主制御用EV算出部31は、カメラモジュール2が撮影感度を持つ最小照度以上の範囲に副制御用EV42が含まれるように、主制御用EV41の最小値を制限する。図6のグラフを参照すると、L2は、L2に対しHDR倍率Mの分だけ右側にあるL1がグラフの右端に到達するときを限度として、グラフの右側(低照度側)への移動となる調整が制限される。
EV算出部24は、主制御用EV41にこのような制限を設けることで、カメラモジュール2の撮影感度に応じた主制御用EV41及び副制御用EV42を取得可能とする。AE制御回路16は、長時間露光画像信号S1及び短時間露光画像信号S2の双方について、カメラモジュール2の撮影感度に応じたAE動作の制御を実施することができる。
カメラモジュール2は、例えば、HDR合成を実施するHDR撮影モードと、HDR合成を実施しない通常撮影モードとの切り換えが可能であるものとする。AE制御回路16は、HDR撮影モードであるときに、長時間露光画像信号S1及び短時間露光画像信号S2についての各制御量をそれぞれ求める。
図9は、図7に示すAE制御回路のうち、通常撮影モードにおけるAE動作の制御に使用される要素を示したブロック図である。通常撮影モードにおいて、固体撮像装置5は、HDR撮影モードにおいて長時間露光画素と短時間露光画素とに分類されていた各画素に対し同じ電荷蓄積期間を適用する。
AE制御回路16には、撮像処理回路12からの画像信号S0が入力される。輝度信号生成部21は、画像信号S0から輝度信号35を生成する。輝度平均値算出部22は、輝度信号35を積分して平均化し、輝度平均値36を算出する。輝度目標値比較部23は、輝度平均値36及び輝度目標値の差分を、撮影時の照度に応じて画像の明るさを調整するための明るさ調整量37として出力する。EV算出部24は、画像信号S0による画像の明るさに輝度目標値比較部23からの明るさ調整量37を反映させる演算により、EV43を算出する。
フリッカ検出用積算部26は、画像信号S0について、フリッカ検出のための積分を実施し、積分結果34を出力する。フリッカ周期推定部27は、フリッカ検出用積算部26からの積分結果34を基にフリッカの周期を推定し、推定結果38を出力する。制御量変換部25は、EV算出部24からのEV43を、ESについての制御量ES0、AGについての制御量AG0、及びDGについての制御量DG0へ変換する。
図1に示すタイミング生成器15は、画素アレイ10に対し、制御量ES0に応じたパルスを出力する。前処理部11は、制御量AG0及びDG0により画像信号S0を増幅する。
第1の実施形態に係る固体撮像装置5は、HDR倍率Mを固定として、副制御用信号についての制御量を求めることで、常時調節がなされたHDR倍率Mを適用する場合に比べて、簡易な演算処理によりAE制御を実施できる。固体撮像装置5は、長時間露光画像信号と短時間露光画像信号とに関し簡易な演算処理によって、撮影時の明るさに応じたAE動作の制御を可能とする。
AE制御回路16は、演算処理の簡易化により、回路規模の縮小、処理時間の短縮ができる。固体撮像装置5は、HDR合成を実施しない場合の回路構成に対し、副制御用EV算出部32等の比較的小規模な回路を追加することで、HDR撮影モードにおけるAE動作の制御を実現可能とする。固体撮像装置5は、小規模かつ簡易な回路構成とすることができる。
なお、本実施形態で説明する各回路構成は、本実施形態で説明する機能を実現可能な構成であれば良く、適宜変更可能であるものとする。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態にかかる画像処理装置に含まれるAE制御回路の構成を示すブロック図である。本実施形態のAE制御回路50は、第1の実施形態における固体撮像装置5(図1参照)に適用可能である。第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
図10は、第2の実施形態にかかる画像処理装置に含まれるAE制御回路の構成を示すブロック図である。本実施形態のAE制御回路50は、第1の実施形態における固体撮像装置5(図1参照)に適用可能である。第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
AE制御回路50は、図7に示す制御量変換部25に代えて、制御量変換部である第1制御量変換部(主制御用制御量変換部)51及び第2制御量変換部(副制御用制御量変換部)52が設けられている。
第1制御量変換部51は、主制御用EV算出部31で算出された主制御用EV41を、各制御量ES1、AG1及びDG1へ変換する。第2制御量変換部52は、副制御用EV算出部32で算出された副制御用EV42を、各制御量ES2、AG2及びDG2へ変換する。
第2の実施形態にかかる固体撮像装置5は、第1の実施形態と同様、小規模かつ簡易な回路構成とすることができる。さらに、AE制御回路50は、第1制御量変換部51による主制御用EV41から各制御量への変換と、第2制御量変換部52による副制御用EV42から各制御量への変換とを、並行して実施可能とする。AE制御回路50は、主制御用信号及び副制御用信号についての各制御量を並行して取得可能とすることで、AE動作の高速化を図り得る。
(第3の実施形態)
図11は、第3の実施形態にかかる画像処理装置に含まれるAE制御回路の構成を示すブロック図である。本実施形態のAE制御回路60は、第1の実施形態における固体撮像装置5(図1参照)に適用可能である。第1及び第2の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
図11は、第3の実施形態にかかる画像処理装置に含まれるAE制御回路の構成を示すブロック図である。本実施形態のAE制御回路60は、第1の実施形態における固体撮像装置5(図1参照)に適用可能である。第1及び第2の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
第1制御量変換部51は、主制御用EV41から求めた制御量ES1を、第2制御量変換部52へ出力する。制御量変換部である第1制御量変換部51及び第2制御量変換部52は、主制御用信号と副制御用信号とに対し、ESについて同じ制御量ES1を適用する。第2制御量変換部52は、第1制御量変換部51からの制御量ES1と、副制御用EV算出部32からの副制御用EV42とに応じて、各制御量AG2及びDG2を決定する。第1制御量変換部51及び第2制御量変換部52は、主制御用信号と副制御用信号とに対し、AG及びDGの少なくとも一方については異なる制御量を設定する。
図1に示すタイミング生成器15は、画素アレイ10の長時間露光画素及び短時間露光画素の双方に対し、制御量ES1に応じたパルスを出力する。AE制御回路60は、第1制御量変換部51による主制御用EV41から各制御量への変換と、第2制御量変換部52による副制御用EV42から各制御量への変換とを、並行して実施可能とする。AE制御回路60は、主制御用信号及び副制御用信号についての各制御量を並行して取得可能とすることで、AE動作の高速化を図り得る。
なお、AE制御回路60は、第1制御量変換部51及び第2制御量変換部52に代えて、第1の実施形態の制御量変換部25(図7参照)を適用しても良い。この場合、制御量変換部25は、主制御用EV算出部31で算出された主制御用EV41から各制御量への変換と、副制御用EV算出部32で算出された副制御用EV42から各制御量への変換とを、時分割的に実施する。AE制御回路60は、主制御用信号及び副制御用信号について、各制御量の生成に共通の制御量変換部25を使用することで、回路規模の抑制が可能となる。
図12は、AE制御回路によるES、AG及びDGの各制御量の算出について説明する図である。AE制御回路60は、長時間露光画像信号S1及び短時間露光画像信号S2のうち主制御用信号として指定された一方を対象としてAE動作の制御を実施する。AE制御回路60は、長時間露光画像信号S1及び短時間露光画像信号S2のうち主制御用信号以外の一方である副制御用信号についてのAE動作を、主制御用信号についてのAE動作に追従させる。
例えば、長時間露光画像信号S1が主制御用信号と指定されたとする。第1制御量変換部51は、長時間露光画像信号S1を基に、長時間露光画素についての適正露出L1を求める。第1制御量変換部51は、適正露出L1に応じた制御量、例えばES1及びAG1を求める。
AE制御回路60は、適正露出L1にHDR倍率Mを乗算することで、短時間露光画素についての適正露出L2を求める。第2制御量変換部52は、適正露出L2に応じた制御量を求める。第2制御量変換部52は、ESについての制御量として、長時間露光画像信号S1についての制御量ES1をそのまま採用する。さらに、第2制御量変換部52は、ES以外について、適正露出L2に応じた制御量、例えばAG2を求める。
図12において、直線AGLは、長時間露光画像信号S1についてのAGの制御量と照度との関係を表す。直線AGSは、短時間露光画像信号S2についてのAGの制御量と照度との関係を表す。縦軸方向における直線AGL及びAGSの間隔は、HDR倍率Mに応じたAGの差に相当する。
例えば、適正露出L2が照度範囲b1、適正露出L1が照度範囲b2又はb3(照度範囲b1,b2及びb3については、図6参照)にそれぞれ含まれ、適正露出L1及びL2の照度幅が複数の照度範囲に跨る場合、長時間露光画素と短時間露光画素とでAE動作が異なることとなる。長時間露光画素と短時間露光画素とで、ESについて異なる制御量を適用した場合に、適正露出L2が高照度側となる短時間露光画素のみにフリッカが生じることがあり得る。短時間露光画素のフリッカは、適正露出L1及びL2の照度幅が大きいほど、すなわちHDR倍率Mが大きいほど、発生し易くなる。
第3の実施形態のAE制御回路60は、長時間露光画素と短時間露光画素とで、ESについて同じ制御量を適用することで、短時間露光画素のフリッカの発生を抑制させる。本実施形態のAE制御回路60は、フリッカの抑制が望まれる場合に適している。
例えば、ドライブレコーダに搭載されたカメラモジュール2が、LEDを表示に使用する信号機を撮影した場合に、LEDが点灯する周期とフレームレートとのずれから、LEDが点灯していないものとして画像が記録されることがあり得る。このような場合に、カメラモジュール2は、本実施形態のAE制御回路60の適用によりフリッカを抑制することで、LEDによる信号表示を的確に記録することが可能となる。
第3の実施形態にかかる固体撮像装置5は、第1の実施形態と同様、小規模かつ簡易な回路構成とすることができる。さらに、AE制御回路60は、主制御用信号について決定した制御量ES1をそのまま副制御用信号に対しても適用することで、副制御用信号についてESの制御量を別途算出するための演算処理を省略することができる。これにより、固体撮像装置5は、AE動作の高速化を図り得る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
5 固体撮像装置、10 画素アレイ、12 撮像処理回路、13 HDR合成部、16、50、60 AE制御回路、24 EV算出部、25 制御量変換部、31 主制御用EV算出部、32 副制御用EV算出部、41 主制御用EV、42 副制御用EV、51 第1制御量変換部、52 第2制御量変換部、S1 長時間露光画像信号、S2 短時間露光画像信号。
Claims (5)
- 第1電荷蓄積期間における第1画素への入射光量に応じた第1画像信号と、前記第1電荷蓄積期間より短い第2電荷蓄積期間における第2画素への入射光量に応じた第2画像信号とを合成し、合成画像を生成するハイダイナミックレンジ合成部と、
撮影時の照度に応じて前記合成画像の明るさを調整するための明るさ調整量が反映された露出値を算出する露出値算出部と、
前記露出値を、電子シャッタ時間、アナログゲイン及びデジタルゲインについての各制御量へ変換する制御量変換部と、を有し、
前記露出値算出部は、
前記第1画像信号及び前記第2画像信号のうち主制御用信号として指定された一方を基に、前記主制御用信号についての前記露出値である主制御用露出値を算出する主制御用露出値算出部と、
前記第1画像信号及び前記第2画像信号のうち前記主制御用信号以外の一方であって前記主制御用信号に明るさ調整を追従させる副制御用信号についての前記露出値である副制御用露出値を算出する副制御用露出値算出部と、を含み、
前記副制御用露出値算出部は、前記主制御用露出値算出部で算出された前記主制御用露出値に、前記第1電荷蓄積期間及び前記第2電荷蓄積期間の比として予め設定されたハイダイナミックレンジ倍率を乗算して、前記副制御用露出値とし、
前記制御量変換部は、前記主制御用露出値算出部で算出された前記主制御用露出値から前記各制御量への変換と、前記副制御用露出値算出部で算出された前記副制御用露出値から前記各制御量への変換とを、時分割的に実施することを特徴とする画像処理装置。 - 第1電荷蓄積期間における第1画素への入射光量に応じた第1画像信号と、前記第1電荷蓄積期間より短い第2電荷蓄積期間における第2画素への入射光量に応じた第2画像信号とを合成し、合成画像を生成するハイダイナミックレンジ合成部と、
撮影時の照度に応じて前記合成画像の明るさを調整するための明るさ調整量が反映された露出値を算出する露出値算出部と、
前記露出値を、電子シャッタ時間、アナログゲイン及びデジタルゲインについての各制御量へ変換する制御量変換部と、を有し、
前記露出値算出部は、
前記第1画像信号及び前記第2画像信号のうち主制御用信号として指定された一方を基に、前記主制御用信号についての前記露出値である主制御用露出値を算出する主制御用露出値算出部と、
前記第1画像信号及び前記第2画像信号のうち前記主制御用信号以外の一方であって前記主制御用信号に明るさ調整を追従させる副制御用信号についての前記露出値である副制御用露出値を算出する副制御用露出値算出部と、を含み、
前記副制御用露出値算出部は、前記主制御用露出値算出部で算出された前記主制御用露出値に、前記第1電荷蓄積期間及び前記第2電荷蓄積期間の比として予め設定されたハイダイナミックレンジ倍率を乗算して、前記副制御用露出値とすることを特徴とする画像処理装置。 - 前記制御量変換部は、前記主制御用露出値算出部で算出された前記主制御用露出値から前記各制御量への変換と、前記副制御用露出値算出部で算出された前記副制御用露出値から前記各制御量への変換とを、時分割的に実施することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記制御量変換部は、前記主制御用信号及び前記副制御用信号に対し、前記電子シャッタ時間について同じ制御量を設定し、少なくとも前記アナログゲインについては互いに異なる制御量を設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
- 第1電荷蓄積期間における入射光量を検出する第1画素と、前記第1電荷蓄積期間より短い第2電荷蓄積期間における入射光量を検出する第2画素と、を含む画素アレイと、
前記第1画素への前記入射光量に応じた第1画像信号と、前記第2画素への前記入射光量に応じた第2画像信号とを合成するハイダイナミックレンジ合成部と、
撮影時の照度に応じて前記合成画像の明るさを調整するための明るさ調整量が反映された露出値を算出する露出値算出部と、
前記露出値を、電子シャッタ時間、アナログゲイン及びデジタルゲインについての各制御量へ変換する制御量変換部と、を有し、
前記露出値算出部は、
前記第1画像信号及び前記第2画像信号のうち主制御用信号として指定された一方を基に、前記主制御用信号についての前記露出値である主制御用露出値を算出する主制御用露出値算出部と、
前記第1画像信号及び前記第2画像信号のうち前記主制御用信号以外の一方であって前記主制御用信号に明るさ調整を追従させる副制御用信号についての前記露出値である副制御用露出値を算出する副制御用露出値算出部と、を含み、
前記副制御用露出値算出部は、前記主制御用露出値算出部で算出された前記主制御用露出値に、前記第1電荷蓄積期間及び前記第2電荷蓄積期間の比として予め設定されたハイダイナミックレンジ倍率を乗算して、前記副制御用露出値とすることを特徴とする固体撮像装置。
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