JP5634420B2 - 画像処理装置及び固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、画像処理装置及び固体撮像装置に関する。
ハイダイナミックレンジ(high dynamic range;HDR)合成は、通常の撮影に比べて幅広いダイナミックレンジを表現するための撮影技法として知られている。HDR合成の手法としては、例えば、互いに露光量(電荷蓄積時間)を異ならせて取得された二以上の画像を合成するものがある。この手法によると、イメージセンサによる出力周期に対して、合成画像のフレームレートに遅れが生じることとなる。このため、特に動画を撮影する場合に、被写体像のブレ(モーションブラー)が生じ易くなることが課題となる。
また、HDR合成の他の手法として、例えば、互いに電荷蓄積時間を異ならせた二つのラインを一組とし、電荷蓄積時間が異なる画素同士の信号電荷を組ごとに加算するものがある。この手法によると、ラインに対し垂直な方向における解像度が、通常の場合に対して実質的に半分となることから、画質を劣化させることとなる。
特開2007−324770号公報 特許第2868915号公報
本発明の一つの実施形態は、合成画像におけるブラーの発生を抑制可能とし、効果的なハイダイナミックレンジ合成を可能とする画像処理装置及び固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、画像処理装置は、ハイダイナミックレンジ合成回路を有する。ハイダイナミックレンジ合成回路は、第1画像信号と第2画像信号とを合成する。第1画像信号は、第1電荷蓄積期間における第1画素への入射光量に応じた画像信号である。第2画像信号は、第2電荷蓄積期間における第2画素への入射光量に応じた画像信号である。第2電荷蓄積期間は、第1電荷蓄積期間より短い。ハイダイナミックレンジ合成回路は、信号レベル調整部、補間処理部、ブラー検出部及び混合処理部を有する。信号レベル調整部は、第1電荷蓄積期間と第2電荷蓄積期間との比に応じて、第2画像信号の信号レベルを調整する。補間処理部は、第1画像信号と、信号レベル調整部での信号レベルの調整を経た第2画像信号と、が入力される。補間処理部は、対象画素とする第1画素について、補間処理によって補間信号を生成する。補間処理部は、対象画素とする第1画素の近傍に位置する周辺画素である第2画素からの第2画像信号を、補間処理に使用する。補間処理部は、対象画素とする第2画素について、補間処理によって補間信号を生成する。補間処理部は、対象画素とする第2画素の近傍に位置する周辺画素である第1画素からの第1画像信号を、補間処理に使用する。ブラー検出部は、第1画像信号と、信号レベル調整部での信号レベルの調整を経た第2画像信号とを使用して、被写体像に生じたブラー量を検出する。混合処理部は、補間信号への第2画像信号の混合処理により、ブラー量に応じた第2画像信号の重み付けを補間信号に施す。
実施形態にかかる固体撮像装置の概略構成を示すブロック図。 図1に示す固体撮像装置を備えるデジタルカメラの概略構成を示すブロック図。 イメージセンサにおける画素の配列について説明する図。 HDR合成回路の構成を示すブロック図。 長時間露光画素及び短時間露光画素の出力特性と、HDR合成回路による画像信号の合成について説明する図。 ゲイン調整回路の構成を示すブロック図。 水平遅延線の構成を示すブロック図。 水平遅延線における同時刻化の対象とする画素について説明する図。 ブラー検出部及びブラー量調整部の構成を示すブロック図。 補間処理部、画像信号選択部及び伸張処理部の構成を示すブロック図。 長時間露光画素に対する補間処理について説明する概念図。 短時間露光画素に対する補間処理について説明する概念図。 混合処理部の構成を示すブロック図。 長時間露光画素及び短時間露光画素の出力特性と、HDR合成回路による画像信号の合成について説明する図。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる画像処理装置及び固体撮像装置を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
図1は、実施形態にかかる固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す固体撮像装置を備えるデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、カメラモジュール2及び後段処理部3を有する。カメラモジュール2は、撮像光学系4及び固体撮像装置5を有する。後段処理部3は、イメージシグナルプロセッサ(image signal processor;ISP)6、記憶部7及び表示部8を有する。カメラモジュール2は、デジタルカメラ1以外に、例えばカメラ付き携帯端末等の電子機器に適用される。
撮像光学系4は、被写体からの光を取り込み、被写体像を結像させる。固体撮像装置5は、被写体像を撮像する。ISP6は、固体撮像装置5での撮像により得られた画像信号の信号処理を実施する。記憶部7は、ISP6での信号処理を経た画像を格納する。記憶部7は、ユーザの操作等に応じて、表示部8へ画像信号を出力する。表示部8は、ISP6あるいは記憶部7から入力される画像信号に応じて、画像を表示する。表示部8は、例えば、液晶ディスプレイである。
固体撮像装置5は、例えば、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)イメージセンサである。固体撮像装置5は、CMOSイメージセンサの他、CCD(charge coupled device)であっても良い。固体撮像装置5は、イメージセンサ10、アナログデジタル変換器(ADC)11、信号処理回路12及びインタフェース(I/F)14を有する。
イメージセンサ10は、撮像光学系4により取り込まれた光をフォトダイオードにより信号電荷に変換し、被写体像を撮像する。イメージセンサ10は、RGBの信号値をベイヤー配列に対応する順序で取り込むことにより、アナログ画像信号を生成する。ADC11は、イメージセンサ10からの画像信号をアナログ方式からデジタル方式へ変換する。
信号処理回路12は、ADC11から入力されたデジタル画像信号に対し、種々の信号処理を実施する。信号処理回路12は、ハイダイナミックレンジ(HDR)合成回路13を有する。HDR合成回路13は、信号処理回路12へ入力されたデジタル画像信号に対し、HDR合成を実施する。信号処理回路12は、HDR合成回路13によるHDR合成の他、例えば、キズ補正、ノイズリダクション、シェーディング補正、ホワイトバランス調整等の信号処理を実施する。
I/F14は、信号処理回路12での信号処理を経た画像信号を出力する。I/F14は、シリアル入力からパラレル出力への変換や、パラレル入力からシリアル出力への変換を行うこととしても良い。
図3は、イメージセンサにおける画素の配列について説明する図である。イメージセンサ10に設けられた画素アレイ17は、Gr、R、Gb、Bの4画素がベイヤー配列として配置されている。R画素は、R光を検出する。B画素は、B光を検出する。Gr画素及びGb画素は、G光を検出する。Gr画素は、水平ラインにてR画素と並列している。Gb画素は、水平ラインにてB画素と並列している。
画素アレイ17は、Gr/RラインとB/Gbラインとの2本の水平ラインからなるラインエリアごとに、電荷蓄積期間を交互に異ならせている。長時間露光ラインエリア(第1ラインエリア)15の電荷蓄積期間である第1電荷蓄積期間は、短時間露光ラインエリア(第2ラインエリア)16の電荷蓄積期間である第2電荷蓄積期間より長い。
長時間露光ラインエリア15は、第1画素である長時間露光画素からなる2本の水平ライン(第1水平ライン)により構成されている。短時間露光ラインエリア16は、第2画素である短時間露光画素からなる2本の水平ライン(第2水平ライン)により構成されている。長時間露光ラインエリア15及び短時間露光ラインエリア16は、垂直方向において交互に配置されている。
イメージセンサ10は、第1電荷蓄積期間における長時間露光画素への入射光量に応じた第1画像信号と、第2電荷蓄積期間における短時間露光画素への入射光量に応じた第2画像信号とを出力する。HDR合成回路13は、信号処理回路12へ入力された第1画像信号及び第2画像信号を合成する。
図4は、HDR合成回路の構成を示すブロック図である。HDR合成回路13は、ラインメモリ(4H)21、信号レベル調整部22、水平遅延線23、補間処理部24、画像信号選択部25、ブラー検出部26、伸張処理部27、混合処理部28及びブラー量調整部30を有する。
ラインメモリ21は、HDR合成回路13へ入力された4ライン分のデジタル画像信号を保持する。信号レベル調整部22は、画像信号の信号レベルを調整する。水平遅延線23は、水平方向についての遅延を画像信号に施す。補間処理部24は、画像信号の補間処理を実施する。画像信号選択部25は、補間処理部24からの画像信号のうち、短時間露光画素からの第2画像信号を選択する。
ブラー検出部26は、被写体像に生じたブラー量を検出する。伸張処理部27は、画像信号の伸張処理を実施する。ブラー量調整部30は、混合処理部28へ入力されるブラー量を調整する。混合処理部28は、伸張処理部27での伸張処理を経た信号と、画像信号選択部25で選択された第2画像信号との混合処理を実施する。
図5は、長時間露光画素及び短時間露光画素の出力特性と、HDR合成回路による画像信号の合成について説明する図である。長時間露光画素は、入射光量が所定の飽和光量より大きくなると、光電変換により発生する信号電荷がフォトダイオードの蓄積容量に達する。
図5の上段に示すグラフにおいて、長時間露光画素から出力される信号レベルを実線、短時間露光画素から出力される信号レベルを破線として表す。入射光量が飽和光量以下である場合、長時間露光画素から出力される信号レベルは、入射光量の増加に比例して高くなる。短時間露光画素から出力される信号レベルは、入射光量が長時間露光画素における飽和光量より大きい場合も、入射光量の増加に比例して高くなる。
信号レベル調整部22は、長時間露光画素と短時間露光画素とで出力レベルを一致させるために、短時間露光画素で得られた第2画像信号に所定のゲインを乗算する。ゲインは、長時間露光画素の第1電荷蓄積期間と短時間露光画素の第2電荷蓄積期間との比である露光比に対応する。
補間処理部24は、長時間露光画素で得られた第1画像信号と、短時間露光画素で得られてから信号レベル調整部22での調整を経た第2画像信号との加算を実施する。図5の中段に示すグラフにおいて、補間処理部24での加算を経た信号レベルを実線として表す。
補間処理部24での加算を経た信号レベルは、入射光量に対する変化量が飽和光量の前後で異なる特性を示す(knee特性)。伸張処理部27は、補間処理部24での補間処理により、飽和光量に対応する出力飽和レベルを超過した信号レベル分についての伸張処理を実施する(knee伸張)。これにより、HDR合成回路13は、飽和光量の前後において近い線形特性を持つHDR合成信号を得る。図5の下段に示すグラフにおいて、伸張処理部27での伸張処理を経た信号レベルを実線として表す。
図4に示すように、信号レベル調整部22には、ラインメモリ21に保持された4本の水平ライン(ラインL1〜L4とする)と、ラインメモリ21で保持される直前の1本の水平ライン(ラインL0とする)とのうち、同色画素からの画像信号を含む3本のラインL0、L2及びL4が入力される。
信号レベル調整部22は、入力される各ラインに対応して、3つのゲイン調整回路29を有する。ゲイン調整回路29は、3本の水平ラインのうち短時間露光ラインエリア16(図3参照)からの第2画像信号に対し、露光比の乗算によるゲイン調整を実施する。
ライン識別カウント20は、3本の水平ラインのうち中央のラインL2が長時間露光ラインエリア15からの第1画像信号及び短時間露光ラインエリア16からの第2画像信号のいずれであるかを表す信号である。例えば、ラインL2が第1画像信号であるときのライン識別カウント20は「1」、ラインL2が第2画像信号であるときのライン識別カウント20は「0」であるものとする。
信号レベル調整部22のうち、ラインL2が入力されるゲイン調整回路29には、反転(NOT)を経たライン識別カウント20が入力される。ラインL2以外のラインL0及びL4が入力されるゲイン調整回路29には、ライン識別カウント20が反転を経ず入力される。
図6は、ゲイン調整回路の構成を示すブロック図である。減算器31は、入力されたラインから所定の黒レベル(例えば64LSB)を差し引く。乗算器32は、減算器31からの出力に露光比(EXP_RATIO)を乗算する。
セレクタ33は、ゲイン調整回路29へ入力されたライン識別カウント20を選択制御入力信号として、乗算器32からの信号35と減算器31からの信号36とのいずれかを選択する。選択制御入力信号「1」に対し、セレクタ33は、乗算器32によるEXP_RATIOの乗算を経た信号35を選択する。選択制御入力信号「0」に対し、セレクタ33は、EXP_RATIOの乗算前の信号36を選択する。加算器34は、セレクタ33による選択結果と、黒レベルとを加算する。ゲイン調整回路29は、加算器34による加算結果を出力する。
ラインL2が長時間露光ラインエリア15からの第1画像信号であるとき、HDR合成回路13には、ライン識別カウント20として「1」が入力される。ラインL0及びL4は、いずれも短時間露光ラインエリア16からの第2画像信号となる。
この場合、ラインL2についてのゲイン調整回路29へは、「1」から「0」へ反転されたライン識別カウント20が入力される。ラインL2についてのゲイン調整回路29において、セレクタ33は、EXP_RATIOの乗算前の信号36を選択する。ラインL0についてのゲイン調整回路29及びラインL4についてのゲイン調整回路29へは、「1」のままのライン識別カウント20が入力される。ラインL0についてのゲイン調整回路29及びラインL4についてのゲイン調整回路29において、セレクタ33は、EXP_RATIOの乗算を経た信号35を選択する。
ラインL2が短時間露光ラインエリア16からの第2画像信号であるとき、HDR合成回路13には、ライン識別カウント20として「0」が入力される。ラインL0及びL4は、いずれも長時間露光ラインエリア15からの第1画像信号となる。
この場合、ラインL2についてのゲイン調整回路29へは、「0」から「1」へ反転されたライン識別カウント20が入力される。ラインL2についてのゲイン調整回路29において、セレクタ33は、EXP_RATIOの乗算を経た信号35を選択する。ラインL0についてのゲイン調整回路29及びラインL4についてのゲイン調整回路29において、セレクタ33は、EXP_RATIOの乗算前の信号36を選択する。
これにより、信号レベル調整部22は、第1及び第2画像信号のうち、第2画像信号に対し選択的に露光比を乗算し、長時間露光画素の出力レベルに短時間露光画素の出力レベルを一致させる。例えば、イメージセンサ10から出力される画像信号が10ビットであって、EXP_RATIOを16倍とした場合、合成画像についての出力ビット数として14ビットを得ることが可能となる。
図7は、水平遅延線の構成を示すブロック図である。フリップフロップ(FF)は、画素ごとの信号を保持する。水平遅延線23は、ラインL0、L2及びL4のそれぞれについて4画素の信号を保持し、水平方向の遅延を施す。
図8は、水平遅延線における同時刻化の対象とする画素について説明する図である。水平遅延線23は、HDR合成の対象である対象画素の信号と、8個の周辺画素の信号とを同時刻化する。周辺画素は、対象画素を中心とする5×5の画素ブロックに含まれる画素であって、対象画素と同色用の画素とする。
図示する例では、画素P23は、ラインL2にて並列する5つの画素の中央に位置する対象画素である。画素P41、P43、P45、P21、P25、P01、P03及びP05は、画素P23を対象画素とした場合の周辺画素である。D41、D43、D45、D21、D23、D25、D01、D03及びD05は、それぞれ画素P41、P43、P45、P21、P23、P25、P01、P03及びP05の信号とする。
図9は、ブラー検出部及びブラー量調整部の構成を示すブロック図である。ブラー検出部26には、水平遅延線23にて同時刻化された9画素の信号が入力される。ラインL4の画素P41、P43及びP45の信号D41、D43及びD45は、中央の画素P43の信号D43を2倍として、加算器41へ入力される。ラインL0の画素P01、P03及びP05の信号D01、D03及びD05は、中央の画素P03の信号D03を2倍として、加算器41へ入力される。
加算器41は、このD41、D43、D45、D01、D03及びD05を加算する。加算器41は、ラインL4及びL0の信号を水平方向について平滑化させることで、ブラー量の検出へのノイズの影響を抑制させる。
ラインL2の画素P21、P23及びP25の信号D21、D23及びD25は、対象画素である画素P23の信号D23の信号を2倍として、加算器42へ入力される。加算器42は、このD21、D23及びD25を加算する。加算器42は、ラインL2の信号を水平方向について平滑化させることで、ブラー量の検出へのノイズの影響を抑制させる。乗算器43は、加算器42におけるラインL2についての加算結果を2倍にする。なお、ブラー検出部26における平滑化のための構成は、適宜変更しても良い。
減算器44は、加算器41におけるラインL4及びL0についての加算結果から、乗算器43におけるラインL2についての乗算結果を減算する。絶対値演算器(Abs)45は、減算器44における減算結果の絶対値を算出する。絶対値演算器45からは、10ビットの信号が乗算器46へ入力される。
ブラー検出部26は、対象画素を含むラインL2の信号と、ラインL2の上下に位置し周辺画素を含むラインL4及びL0の信号との差分の絶対値を、被写体像におけるブラー量の推定値とする。本実施形態において、ブラー量は、信号レベル調整部22による調整を経てからの、対象画素を含むラインL2と、ラインL2とは電荷蓄積期間が異なる上下のラインL4及びL0との信号レベルの差に相当する。
対象画素である画素P23が長時間露光画素である場合、ブラー検出部26は、画素P23を含むラインL2上の長時間露光画素P21、P23及びP25からの第1画像信号と、ラインL4及びL0上の短時間露光画素P41、P43、P45、P01、P03及びP05からの第2画像信号との差分を、画素P23に対するブラー量と推定する。ラインL4及びL0は、第1水平ラインであるラインL2に対し垂直方向における近傍に位置する第2水平ラインである。
対象画素である画素P23が短時間露光画素である場合、ブラー検出部26は、画素P23を含むラインL2上の短時間露光画素P21、P23及びP25からの第2画像信号と、ラインL4及びL0上の長時間露光画素P41、P43、P45、P01、P03及びP05からの第1画像信号との差分を、画素P23に対するブラー量と推定する。ラインL4及びL0は、第2水平ラインであるラインL2に対し垂直方向における近傍に位置する第1水平ラインである。
ブラー量調整部30は、混合処理部28での混合処理において加算する第2画像信号を調整するために、ブラー検出部26で検出されたブラー量に調整を施す。乗算器46は、絶対値演算器45からの10ビット信号に、8ビットのブラーゲイン(BLUR_GAIN)を乗算する。乗算器46は、BLUR_GAINの乗算により、ブラー量のゲイン調整を実施する。
ブラー量調整部30は、BLUR_GAINを使用するブラー量の調整により、混合処理部28における第2画像信号の加算量を所望のレベルに調整する。BLUR_GAINは、例えば、所望とするHDR合成信号の出力特性に応じて適宜設定されるものとする。
乗算器47は、乗算器46による乗算結果に1/1024を乗算し、8ビットの信号とする。クリップ回路48は、ブラー量に対し、予め設定された上限値(MAX_BLUR_W)を使用するクリップ処理を施す。MAX_BLUR_Wは、例えば、HDR合成信号において許容し得るSNRのレベルに応じて設定されるものとする。
クリップ回路48は、乗算器47からの信号(In1)と8ビットのMAX_BLUR_W(In2)とを比較する。例えば、In1>In2が成立する場合、クリップ回路48は、乗算器47からの信号(In1)を出力する。In1>In2が成立しない場合、クリップ回路48は、MAX_BLUR_W(In2)を出力する。ブラー量調整部30は、クリップ回路48からの信号49を出力する。
なお、ブラー量調整部30は、ゲインの乗算によるゲイン調整と、上限値によるクリップ処理との双方を実施する場合に限られない。ブラー量調整部30は、ゲイン調整及びクリップ調整の一方を実施するものとしても良い。HDR合成回路13は、ブラー量調整部30を設けず、ブラー検出部26で検出されたブラー量に調整を実施せず、混合処理部28へ入力させることとしても良い。
図10は、補間処理部、画像信号選択部及び伸張処理部の構成を示すブロック図である。補間処理部24には、水平遅延線23にて同時刻化された9画素のうち対象画素である画素P23の信号D23と、その垂直方向に位置する画素P43及びP03の信号D43及びD03が入力される。
乗算器52は、D23を2倍にする。加算器51は、D43及びD03を加算する。加算器53は、加算器51での加算結果である信号62と、乗算器52での乗算結果である信号63とを加算する。乗算器54は、加算器53による加算結果を1/4倍とする。補間処理部24は、伸張処理部27に対して、乗算器54による乗算結果を補間信号として出力する。また、補間処理部24は、画像信号選択部25に対して、信号62及び63を出力する。
図11は、長時間露光画素に対する補間処理について説明する概念図である。補間処理部24は、対象画素とする長時間露光画素PLに対する補間処理には、長時間露光画素PLからの第1画像信号と、長時間露光画素PLの近傍に位置する2つの短時間露光画素PS1及びPS2からの第2画像信号とを使用する。短時間露光画素PS1及びPS2は、長時間露光画素PLと同色用の画素である。短時間露光画素PS1及びPS2は、それぞれ、垂直方向において1画素を介して長時間露光画素PLと並列している。
補間処理部24は、EXP_RATIOが乗算された短時間露光画素PS1の第2画像信号、長時間露光画素PLの第1画像信号、及びEXP_RATIOが乗算された短時間露光画素PS2の第2画像信号を、1:2:1の割合で加算し、さらに1/4を乗算する。補間処理を経て補間処理部24から出力される補間信号は、長時間露光画素PLに由来する信号成分を50%包含している。
図12は、短時間露光画素に対する補間処理について説明する概念図である。補間処理部24は、対象画素とする短時間露光画素PSに対する補間処理には、短時間露光画素PSからの第2画像信号と、短時間露光画素PSの近傍に位置する2つの長時間露光画素PL1及びPL2からの第1画像信号とを使用する。長時間露光画素PL1及びPL2は、短時間露光画素PSと同色用の画素である。長時間露光画素PL1及びPL2は、それぞれ、垂直方向において1画素を介して短時間露光画素PSと並列している。
補間処理部24は、長時間露光画素PL1の第1画像信号、EXP_RATIOが乗算された短時間露光画素PSの第2画像信号、及び長時間露光画素PL2の第1画像信号を、1:2:1の割合で加算し、さらに1/4とする。補間処理を経て補間処理部24から出力される補間信号は、長時間露光画素PL1及びPL2に由来する信号成分を50%包含している。
移動する被写体を撮影する場合、固体撮像装置5は、露光時間が短いほどブレが少ない被写体像を得ることができる。長時間露光画素と短時間露光画素とでは、被写体像に生じるブレの程度に差が生じることとなる。長時間露光画素と短時間露光画素とを適用する場合、入射光量が飽和光量に達する前後で、長時間露光画素に由来する信号成分と短時間露光画素に由来する信号成分との比率が大きく変化することがある。
補間処理部24は、長時間露光画素に由来する信号成分と短時間露光画素に由来する信号成分とを等しく含ませる補間処理を実施する。補間処理部24は、第1画像信号と第2画像信号との比率に変化があった場合であっても、補間信号については入射光量に対する十分な連続性を確保することができる。
これにより、HDR合成回路13は、入射光量に対する信号レベルについて、飽和光量の前後における変化量の変動を抑制させるようなHDR合成を実施することができる。固体撮像装置5は、HDR合成における不用な信号レベルの変動を抑制させることで、移動する被写体を撮影する場合における偽色等の不具合を低減させる。これにより、固体撮像装置5は、高品質な画像を得ることができる。
画像信号選択部25は、補間処理部24の加算器51からの信号62と乗算器52からの信号63とのうち、第2画像信号を選択する。セレクタ55は、ライン識別カウント20を選択制御入力信号として、信号62及び63のいずれかを選択する。選択制御入力信号「1」に対し、セレクタ55は、D43及びD03の加算結果である信号62を選択する。選択制御入力信号「0」に対し、セレクタ55は、D23についての乗算結果である信号63を選択する。これにより、セレクタ55は、短時間露光画素からの第2画像信号を常時出力する。乗算器56は、セレクタ55による選択結果に1/2を乗算する。画像信号選択部25は、乗算器56による乗算結果を出力する。
伸張処理部27は、補間処理部24での補間処理を経た補間信号に対する伸張処理を実施する。比較器59は、伸張処理部27へ入力された補間信号と所定の出力飽和レベル(例えば1023LBS)とを比較する。比較器59は、伸張処理部27へ入力された補間信号が出力飽和レベルより大きい場合、比較結果として例えば「1」を出力する。比較器59は、伸張処理部27へ入力された補間信号が出力飽和レベル以下であった場合、比較結果として例えば「0」を出力する。
減算器57は、伸張処理部27へ入力された補間信号から出力飽和レベルを差し引く。乗算器58は、減算器57による減算結果に、伸張の倍率として2を乗算する。乗算器58は、補間処理部24における補間処理により出力飽和レベルを超過した信号レベル分に対し、伸張処理のための乗算を施す。加算器60は、乗算器58による乗算結果に出力飽和レベルを加算する。
セレクタ61は、比較器59からの比較結果を選択制御入力信号として、加算器60からの信号と伸張処理部27へ入力された補間信号とのいずれかを選択する。選択制御入力信号「1」に対し、セレクタ61は、乗算器58を使用する伸張処理を経て加算器60から出力される信号を選択する。選択制御入力信号「0」に対し、セレクタ61は、伸張処理前の補間信号を選択する。
これにより、伸張処理部27は、HDR合成により出力飽和レベルより高いレベルとなった信号を対象として、出力飽和レベルからの超過分を伸張させる処理を実施する。伸張処理部27は、セレクタ61で選択された信号64を出力する。
図13は、混合処理部の構成を示すブロック図である。混合処理部28は、伸張処理部27からの信号64への第2画像信号の混合処理により、ブラー量に応じた第2画像信号の重み付けを信号64へ施す。混合処理部28には、伸張処理部27からの信号64、画像信号選択部25からの信号65、及びブラー量調整部30からの信号49が入力される。
減算器70は、ブラー量調整部30から混合処理部28へ入力された信号49を、8ビットへ変換された出力飽和レベル(256LBS)から減算する。乗算器71は、伸張処理部27から混合処理部28へ入力された信号64と、減算器70による減算結果とを乗算する。
乗算器72は、画像信号選択部25から混合処理部28へ入力された信号65と、ブラー量調整部30から混合処理部28へ入力された信号49とを乗算する。加算器73は、乗算器71での乗算結果と乗算器72での乗算結果とを加算する。乗算器74は、加算器73での加算結果に1/256を乗算する。混合処理部28は、乗算器74による乗算結果を出力する。HDR合成回路13は、混合処理部28からの信号を、合成画像信号として出力する。
図14は、長時間露光画素及び短時間露光画素の出力特性と、HDR合成回路による画像信号の合成について説明する図である。実線A1は、長時間露光画素への入射光量と、第1画像信号のレベルとの関係を表す。実線A2は、短時間露光画素への入射光量と、露光比EXP_RATIOによる調整を経た第2画像信号のレベルとの関係を表す。
実線B1は、入射光量と、補間処理部24での補間処理を経た補間信号のレベルとの関係を表す。かかる補間信号は、長時間露光画素に由来する信号成分を50%包含する。実線B2は、入射光量と、混合処理部28での混合処理を経た合成画像信号のレベルとの関係を表す。
補間信号は、被写体の移動等によって長時間露光画素と短時間露光画素とで出力特性が大きく異なることとなった場合に、飽和光量の前後において線形特性が大きく変動する場合がある。グラフは、出力飽和レベルにて大きく折れ曲げられたものとなる。この場合、合成画像には偽色が発生し易くなる。また、合成画像に生じるブラーは、できるだけ低減可能であることが望ましい。
短時間露光画素は、長時間露光画素に対して電荷蓄積時間が短く設定されていることから、輝度の変化に対する反応は、長時間露光画素に対し短時間露光画素のほうが優れている。HDR合成回路13は、ブラー量が大きくなるに従い、短時間露光画素からの第2画像信号の重み付けを大きくする混合処理を実施する。HDR合成回路13は、長時間露光画素に比べて被写体の動きに敏感な短時間露光画素からの出力の比率を、ブラー量が大きいほど高くすることで、合成画像におけるブラーの発生を抑制させることができる。
HDR合成回路13は、BLUR_GAINを使用するゲイン調整により、HDR合成信号の出力特性を適宜変化させる。HDR合成回路13は、出力飽和レベルでの特性の変化を少なくするような第2画像信号の重み付けにより、偽色等の不具合を低減させる。また、HDR合成回路13は、MAX_BLUR_Wを使用するクリップ処理により、SNRの悪化を抑制させる。
HDR合成回路13は、長時間露光画素からの第1画像信号と短時間露光画素からの第2画像信号とを使用するHDR合成を実施することで、複数のフレームの画像を合成する場合に比べて、被写体像のブレを抑制させることができる。HDR合成回路13は、長時間露光ラインエリア15からの出力と短時間露光ラインエリア16からの出力との補間処理を実施することで、イメージセンサ10が持つ解像度を半減させずに合成画像を取得することができる。
以上により、HDR合成回路13は、合成画像におけるブラーの発生を抑制可能とし、効果的なハイダイナミックレンジ合成を実施することができる。なお、図14には、被写体の動きによって短時間露光画素の輝度が明るくなる変化があった場合の関係を表している。HDR合成回路13は、被写体の動きによって短時間露光画素の輝度が明るくなる変化があった場合と、短時間露光画素の輝度が暗くなる変化があった場合とのいずれに対しても、同様の処理を実施する。
本実施形態で説明する各回路構成は、本実施形態で説明する機能を実現可能な構成であれば良く、適宜変更可能であるものとする。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
5 固体撮像装置、10 イメージセンサ、12 信号処理回路、13 ハイダイナミックレンジ合成回路、15 長時間露光ラインエリア、16 短時間露光ラインエリア、17 画素アレイ、22 信号レベル調整部、24 補間処理部、25 画像信号選択部、26 ブラー検出部、28 混合処理部、29 ゲイン調整回路、30 ブラー量調整部。

Claims (2)

  1. 第1電荷蓄積期間における第1画素への入射光量に応じた第1画像信号と、前記第1電荷蓄積期間より短い第2電荷蓄積期間における第2画素への入射光量に応じた第2画像信号とを合成するハイダイナミックレンジ合成回路を有し、
    前記ハイダイナミックレンジ合成回路は、
    前記第1電荷蓄積期間と前記第2電荷蓄積期間との比に応じて、前記第2画像信号の信号レベルを調整する信号レベル調整部と、
    前記第1画像信号と、前記信号レベル調整部での信号レベルの調整を経た前記第2画像信号と、が入力され、対象画素とする前記第1画素について、その近傍に位置する周辺画素である前記第2画素からの前記第2画像信号を使用する補間処理によって補間信号を生成し、対象画素とする前記第2画素について、その近傍に位置する周辺画素である前記第1画素からの前記第1画像信号を使用する補間処理によって補間信号を生成する補間処理部と、
    前記第1画像信号と、前記信号レベル調整部での信号レベルの調整を経た前記第2画像信号とを使用して、被写体像に生じたブラー量を検出するブラー検出部と、
    前記補間信号への前記第2画像信号の混合処理により、前記ブラー量に応じた前記第2画像信号の重み付けを前記補間信号に施す混合処理部と、を有し、
    前記ブラー検出部は、前記対象画素を含む第1水平ライン上の前記第1画素からの前記第1画像信号と、前記第1水平ラインに対し垂直方向における近傍に位置する第2水平ライン上の前記第2画素からの前記第2画像信号との差分を、前記対象画素とする前記第1画素における前記ブラー量と推定し、前記対象画素を含む前記第2水平ライン上の前記第2画素からの前記第2画像信号と、前記第2水平ラインに対し垂直方向における近傍に位置する前記第1水平ライン上の前記第1画素からの前記第1画像信号との差分を、前記対象画素である前記第2画素における前記ブラー量と推定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 第1電荷蓄積期間における入射光量を検出する第1画素と、前記第1電荷蓄積期間より短い第2電荷蓄積期間における入射光量を検出する第2画素と、を含む画素アレイと、
    前記第1画素が前記入射光量に応じて出力する第1画像信号と、前記第2画素が前記入射光量に応じて出力する第2画像信号とを合成するハイダイナミックレンジ合成回路と、を有し、
    前記画素アレイは、前記第1画素を水平方向へ並列させた第1ラインエリアと、前記第2画素を前記水平方向へ並列させた第2ラインエリアとが、垂直方向において交互に配置され、
    前記ハイダイナミックレンジ合成回路は、
    前記第1電荷蓄積期間と前記第2電荷蓄積期間との比に応じて、前記第2画像信号の信号レベルを調整する信号レベル調整部と、
    前記第1画像信号と、前記信号レベル調整部での信号レベルの調整を経た前記第2画像信号と、が入力され、対象画素とする前記第1画素について、前記対象画素を含む前記第1ラインエリアに隣接する前記第2ラインエリアに含まれる前記第2画素からの前記第2画像信号を使用する補間処理によって補間信号を生成し、対象画素とする前記第2画素について、前記対象画素を含む前記第2ラインエリアに隣接する前記第1ラインエリアに含まれる前記第1画素からの前記第1画像信号を使用する補間処理によって補間信号を生成する補間処理部と、
    前記第1画像信号と、前記信号レベル調整部での信号レベルの調整を経た前記第2画像信号とを使用して、被写体像に生じたブラー量を検出するブラー検出部と、
    前記補間信号への前記第2画像信号の混合処理により、前記ブラー量に応じた前記第2画像信号の重み付けを前記補間信号に施す混合処理部と、を有し、
    前記ブラー検出部は、前記対象画素を含む第1水平ライン上の前記第1画素からの前記第1画像信号と、前記第1水平ラインに対し垂直方向における近傍に位置する第2水平ライン上の前記第2画素からの前記第2画像信号との差分を、前記対象画素とする前記第1画素における前記ブラー量と推定し、前記対象画素を含む前記第2水平ライン上の前記第2画素からの前記第2画像信号と、前記第2水平ラインに対し垂直方向における近傍に位置する前記第1水平ライン上の前記第1画素からの前記第1画像信号との差分を、前記対象画素である前記第2画素における前記ブラー量と推定することを特徴とする固体撮像装置。
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