JP2014048924A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報処理装置11は、目標/行動情報受付部112と、改善情報特定部113と、改善情報送信部114と、を備える。目標/行動情報受付部112は、ユーザのユーザ端末12から送信された当該ユーザの目標の内容を示す目標情報または行動の内容を示す行動情報を受け付ける。改善情報特定部113は、目標/行動情報受付部112により当該受け付けた目標情報および行動情報が所定の忌避ワードを含む場合に、過去の目標の達成状況または行動の実施状況に基づいて、達成実績または実施実績があり、かつ、所定の忌避ワードを含まない目標情報または行動情報を改善情報として特定する。そして、改善情報送信部114は、改善情報特定部113により当該特定した改善情報をユーザのユーザ端末12に送信する。
【選択図】図4
Description
そこで、目標や行動の改善案を適切に提案することにより、目標設定や行動設定の精度を向上して目標の達成や行動の実施を促すことができるシステムの実現が望まれていた。
ユーザの目標、または目標の達成のために実施すべきユーザの行動の設定を補助する情報処理装置であって、
ユーザの目標の内容を示す目標情報またはユーザの行動の内容を示す行動情報を当該ユーザの端末から受け付ける目標/行動情報受付手段と、
前記目標/行動情報受付手段により受け付けられた前記目標情報または前記行動情報が所定の忌避ワードを含む場合に、過去の目標の達成状況または行動の実施状況に基づいて、達成実績または実施実績があり、かつ、前記所定の忌避ワードを含まない目標情報または行動情報を、改善情報として特定する改善情報特定手段と、
前記改善情報特定手段により特定された前記改善情報を、前記ユーザの端末に送信する改善情報送信手段と、
を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態に係る目標/行動設定アシストシステム10の構成を示す図である。
本実施形態の目標/行動設定アシストシステム10は、1人または複数人のユーザに対して、当該ユーザの目標設定と目標の達成のために実施すべき行動設定との少なくとも一方を補助する目的で使用される。
以下、ユーザ端末12―1〜12―nを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「ユーザ端末12」と単に呼ぶ。また、ユーザ端末12と呼んでいる場合には、その構成要素の符号についても、1〜nを省略して説明する。
ユーザ端末12は、本実施形態では例えば、所定のユーザにより携帯されるスマートフォンで構成されている。所定のユーザが使用するユーザ端末12−k(kは、1〜nのうちの任意の整数値)は、当該ユーザの目標の内容を示す目標情報、または当該目標に到達するまでにユーザが実施すべき行動の内容を示す行動情報を生成して、情報処理装置11に送信する。
この場合、情報処理装置11は、ユーザ端末12−kから目標情報または行動情報を受信して受け付けると、当該目標/行動情報が所定の忌避ワードを含むか否かを判定する。
ここで「忌避ワード」とは、人(ユーザであるか否かを問わない)が過去に目標を立てたにも関わらず、当該目標を達成することができなかった際に、当該目標又は行動の内容に含まれていた語句のうち、次回以降の目標または行動の内容に含まれている場合に忌避(排除)すべき語句をいう。なお、ここでいう「達成することができなかった」とは、完全達成を意味する。換言すると、目標の一部は達成することができたが、目標の一部が達成することができなかった場合にも、当該目標又は行動の内容に含まれていた語句が忌避ワードとして採用される場合もある。
即ち、このような忌避ワードを含む目標情報や行動情報が生成された場合、情報処理装置1は、過去の経験上、その目標の達成可能性が低いと判断できる。
そこで、目標/行動情報が所定の忌避ワードを含む場合には、情報処理装置11は、目標の達成実績または行動の実施実績があり、かつ、前記所定の忌避ワードを含まない目標情報または行動情報を改善情報として特定する。
ここで、「達成実績」とは、過去に、ユーザを含む「人」が、特定のワードを含む目標を掲げて当該目標を実際に達成した事実の履歴をいう。
また、「実施実績」とは、過去に、ユーザを含む「人」が、特定のワードを含む目標を掲げて当該目的に実際に到達した場合に、その到達までに実施した行動の履歴をいう。
改善情報の特定は、予め記憶されている過去の目標の達成状況または行動の実施状況に基づいて行われる。そして、情報処理装置11は、当該特定した改善情報をユーザ端末12−kに送信する。
入力部27は、電源ボタン、操作ボタン等各種ボタン等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
記憶部28は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、目標情報や行動情報等の各種情報のデータを記憶する。
なお、ユーザ端末12は本実施形態ではスマートフォンで構成されているので、入力部57に含まれる各種ボタン等には、ハードウェアボタンのみならず、出力部56の画面に表示されるソフトウェアボタンも含まれる。即ち、入力部57は、出力部56のディスプレイに積層されるタッチパネルも含むように構成されている。
また、通信部59は、インターネットを含むネットワーク13を介して情報処理装置11との間で行う通信を制御する。
目標/行動設定アシスト処理とは、次のような一連の処理をいう。即ち、ユーザ端末12は、ユーザの入力操作により受け付けられた目標または行動に基づいて目標情報または行動情報を生成して情報処理装置11に送信する。情報処理装置11は、当該目標情報または行動情報を受信すると、それに忌避ワードが含まれるか否かを判定する。情報処理装置11は、忌避ワードが含まれる場合、目標/行動ログDB131を参照して、達成実績または実施実績があり、かつ、所定の忌避ワードを含まない目標情報または行動情報を改善情報として特定し、ユーザ端末12に送信する。ユーザ端末12は、当該改善情報を受信して、出力部26から表示出力することで、ユーザに提示する。
また、目標達成情報受付処理とは、次のような一連の処理をいう。即ち、ユーザ端末12は、ユーザの入力操作により受け付けられた目標または行動に基づいて目標情報または行動情報を生成して情報処理装置11に送信する。情報処理装置11は、その目標情報または行動情報を受信すると、当該目標情報または行動情報と、それに対応する達成状況または実施状況とを関連付けて目標/行動ログDB131に記憶させる。そして、情報処理装置11は、当該目標の達成度の高い目標設定の内容に特徴的な語句、または当該行動の実施頻度の低い行動設定の内容に特徴的な語句を、新たな忌避ワード候補として抽出する。そして、情報処理装置11は、抽出した忌避ワード候補を、所定の条件が満たした場合に忌避ワードとして忌避ワードDB132に記憶させる。
CPU21においては、目標/行動設定アシスト処理の実行が制御される場合、目標達成情報受付部111と、目標/行動情報受付部112と、改善情報特定部113と、改善情報送信部114と、目標達成情報受付部115と、が機能する。
また、記憶部28の一領域には、目標/行動ログデータベース131(以下、「目標/行動ログDB131」と略記する)と、忌避ワードデータベース132(以下、「忌避ワードDB132」と略記する)と、が格納されている。
図5に示すように、目標情報とは、ユーザの目標を示す文字列から構成される情報であり、行動情報とは、当該目標を達成するためになすべき行動を示す文字列から構成される情報である。
具体的には例えば、図5の1行目においては、「商品知識を身につける」という目標情報に対して、「商品カタログを全種類読む」という行動情報が設定されている。この場合、ユーザは、「商品カタログを全種類読む」という行動を実施することによって、「商品知識を身につける」という目的の達成を目指すことになる。
詳細な説明は省略するが、図5の2行目〜20行目にもそれぞれ、「目標情報」の一例と、それに対する「行動情報」の一例とが示されている。
図6は、目標/行動ログDB131の構造の一例を示す図である。
目標/行動ログDB131においては、1つの行に所定の1つの目標情報または行動情報が対応付けられており、各行毎に、当該行に対応付けられた「目標/行動情報」、並びに、その「達成/実施状況」および「分類」が対応付けられて記憶されている。
「目標/行動情報」とは、当該行に対応付けられた目標情報または行動情報である。
「達成/実施状況」とは、目標にどの程度達成したのかを示す状況、または当該目標の達成に向けてどの程度行動の実施をしたのかを状況を示す情報であり、本実施形態では、「否達成」と「達成」とに分類される。「否達成」とは、当該目標の達成または行動の実施ができていないことを示し、「達成」とは、当該目標の達成または行動の実施ができていることを示す。
「分類」とは、分類対象として予め設定された複数の属性(グループ)のうち、目標情報または行動情報が分類された属性(グループ)を示す情報であり、本実施形態では、属性として、目標情報または行動情報を生成した人が属する業界の種類が採用されている。
本例では、目標/行動ログDB131の1行目には、「挨拶の徹底」という目標情報が対応付けられている。即ち、1行目には、「目標情報」として「挨拶の徹底」が記憶され、当該「目標情報」に対応する「達成/実施状況」として「否達成」が記憶され、「分類」として「建設」が記憶されている。即ち、過去に、建設の業界に属する人が、「挨拶の徹底」という目標を掲げたものの、当該目標を達成できなかった、または当該目標を達成するためになすべき行動を実施できなかったという事実(履歴)がある、ということが目標/行動ログDB131の1行目に示されている。
目標/行動ログDB131の2行目には、「入室する際、全員が朝大声で挨拶する」という1行目の目標に対する行動情報が対応付けられている。即ち、2行目には、「行動情報」として「入室する際、全員が朝大声で挨拶する」が記憶され、当該「行動情報」に対応する「達成/実施状況」として「達成」が記憶され、「分類」として「建設」が記憶されている。即ち、過去に、建設の業界に属する人が、「挨拶の徹底」という目標に対して「入室する際、全員が朝大声で挨拶する」という行動情報を掲げたところ、目標が達成できた、または当該目標を達成するためになすべき行動が実施できたという事実(履歴)がある、ということが目標/行動ログDB131の2行目に示されている。
目標/行動ログDB131の3行目には、「挨拶を心がける」という1行目の目標に対する行動情報が対応付けられている。即ち、3行目には、「行動情報」として「挨拶を心がける」が記憶され、当該「行動情報」に対応する「達成/実施状況」として「否達成」が記憶され、「分類」として「IT」が記憶されている。即ち、過去にITの業界に属する人が、「挨拶の徹底」という目標に対して「挨拶を心がける」という行動情報を掲げたところ、目標が達成できなかった、または当該目標を達成するためになすべき行動が実施できなかったという事実(履歴)がある、ということが目標/行動ログDB131の3行目に示されている。
改善情報特定部113は、抽出した忌避ワード候補のうち所定の条件を満たすものを、新たな忌避ワードとして、当該目標設定または行動設定の内容と対応付けて忌避ワードDB132に記憶する。
図7は、忌避ワードDB132の構造の一例を示す図である。
忌避ワードDB132においては、1つの行に所定の1つの忌避ワードが対応付けられており、各行毎に、当該行に対応付けられた忌避ワードについての、「忌避ワードID」、および、「忌避ワード」を示す文字列が対応付けられて記憶されている。
「忌避ワードID」とは、忌避ワードを一意に識別するための識別子を示す。即ち、1つの忌避ワードに対し1つの忌避ワードIDが付されている。
本例では、忌避ワードDB132の1行目には、「忌避ワードID」として「001」が記憶され、「忌避ワード」として、「徹底」が記憶されている。即ち、ユーザが「徹底」というワードを使用して目標または行動を設定した場合、即ち「徹底」を含む目標情報または行動情報が生成された場合には、当該目標が達成できないか、または当該目標を達成するためにすべき行動が実施できないと判断される。
忌避ワードDB132の2行目には、「忌避ワードID」として「002」が記憶され、「忌避ワード」として、「改善」が記憶されている。即ち、ユーザが「改善」というワードを使用して目標または行動を設定した場合、即ち「改善」を含む目標情報または行動情報が生成された場合には、当該目標が達成できないか、または当該目標を達成するためにすべき行動が実施できないと判断される。
「達成情報」とは、とあるワードを含む目標が掲げられた場合、過去の達成履歴等から判断される、当該目標の達成確率や達成の見込みを示す情報である。即ち、当該ワードを使用した場合の、目標の達成確率や達成の見込みを示す情報が、達成情報である。この達成情報は、各ワード毎に、達成確率や達成の見込みがアイコンや数値で表現された分布図、即ちいわゆる業界天気図のような図で提示されるとユーザにとって見易いので便宜である。
「実施頻度」とは、とあるワードを含む目標が掲げられた場合、過去の達成履歴等から判断される、当該目標を達成するためになすべき行動の実施の頻度を示す情報である。即ち、当該ワードを使用した場合の、行動の実施の頻度を示す情報が、頻度情報である。この頻度情報は、各ワード毎に、実施頻度がアイコンや数値で表現された分布図、即ちいわゆる業界天気図のような図で提示されると、ユーザにとって見易いので便宜である。
さらに、改善情報送信部114は、所定の推奨ワードを含む目標情報または行動情報についてその旨を報知する情報をユーザのユーザ端末12に送信する。
「推奨ワード」とは、経験上、目標を設定する際に、ユーザが使用することにより当該目標を達成できる確率または度合いが高くなるワードをいう。ユーザに対し、推奨ワードを認識させることによって、当該目標を達成するためにはどのようなワードを使用しなければならないのか、または、どのようなことを考えなければならないか、を報知することができる。
ユーザ端末12のCPU51においては、目標/行動設定アシスト処理の実行が制御される場合、ユーザ情報生成部121と、情報提示部122と、情報送受信部123と、が機能する。
また、情報送受信部123は、情報処理装置11から改善情報が送信された場合には、通信部59(図3参照)を介して改善情報を受信する。
図8は、図1の目標/行動設定アシストシステム10を構成する情報処理装置11およびユーザ端末12が目標/行動設定アシスト処理をそれぞれ実行する場合における相互の処理の関係について説明するアローチャートである。
図9は、図1の目標/行動設定アシストシステム10を構成する情報処理装置11およびユーザ端末12が目標達成情報受付処理をそれぞれ実行する場合における相互の処理の関係について説明するアローチャートである。
この処理が終了すると、目標達成情報受付処理は終了となる。
これにより、ユーザが設定した目標または実施すべき行動に対し、適切な目標または行動の改善案をユーザに対し自動的に提案することができる。ユーザは提案された改善案を認識することで、より優れた目標設定または行動設定を行うことができる。したがって、ユーザの目標設定や行動設定の精度を向上して目標の達成や行動の実施を促すことができる。
目標達成情報受付部111は、目標情報または行動情報を、当該目標の達成状況または当該行動の実施状況を示す情報と関連付けて受け付けて、目標/行動ログDB131に記憶する制御を実行する。そして、改善情報特定部113は、ユーザの目標情報または行動情報を文字列解析することで忌避ワードを含む目標または行動の内容を所定の属性に分類して、目標/行動ログDB131に記憶された目標情報または行動情報のうち、分類された当該属性が一致し、かつ、達成実績または実施実績があり、かつ、忌避ワードを含まないものを抽出し、抽出された目標情報または行動情報を改善情報として特定する。
これにより、目標/行動ログDB131に業種や役職が異なる様々な属性の目標情報や行動情報が記憶されている場合であっても、ユーザの業種や役職に応じた改善情報を特定することができる。したがって、改善情報の特定をより正確に行うことができる。
これにより、ユーザは、当該改善情報に基づいて目標および行動を設定した場合に、当該目標または行動を達成できる確率を予め予測することができる。したがって、ユーザの目標設定/行動設定の精度を向上して目標の達成または行動の実施を促すことができる。
これにより、目標設定および行動設定に使用してもユーザの目標を達成できる見込みの低い語句を見極めて、それを新たな忌避ワードとして抽出することで、ユーザの目標設定や行動設定の精度を向上して目標の達成または行動の実施を促すことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る目標/行動設定アシストシステム10の情報処理装置11について説明する。
第2実施形態に係る目標/行動設定アシストシステム10の情報処理装置11は、第1実施形態に係る目標/行動設定アシストシステム10の情報処理装置11と基本的に同様のハードウェア構成を取ることができる。したがって、図2は、第2実施形態に係る情報処理装置11のハードウェアの構成を示すブロック図でもある。
また、第2実施形態に係る情報処理装置11は、第1実施形態に係る情報処理装置11と基本的に同様の機能的構成を取ることができる。ただし、第2実施形態の情報処理装置11は、目標変更情報受付部116をさらに、備える。次に、図10を参照して、第2実施形態の情報処理装置11の機能的構成について、第1実施形態と相違する点についてのみ説明する。
第2実施形態の目標達成情報受付部111、目標/行動情報受付部112、改善情報送信部114、および目標達成情報受付部115のそれぞれについては、第1実施形態の目標達成情報受付部111、目標/行動情報受付部112、改善情報送信部114、および目標達成情報受付部115のそれぞれとは、基本的に同様の機能的構成を取ることができる。うpって、これらの説明については省略する。
目標変更情報受付部116は、目標情報または行動情報と、その後変更された目標または行動を示す目標変更情報または行動変更情報とを、当該目標の達成状況または当該行動の実施状況を示す情報と関連付けて受け付けて、目標/行動ログDB131に記憶する制御を実行する。
「その後変更された目標または行動」とは、ユーザが目標または行動を設定した後に、新たに設定した目標または行動をいう。
そして、第2実施形態の改善情報特定部113は、目標/行動ログDB131を解析することで、忌避ワードを含む目標情報または行動情報に関連付けて記憶された目標変更情報または行動変更情報であって、かつ、忌避ワードを含まないものを抽出し、抽出された目標変更情報または行動変更情報を改善情報として特定する。次に、図11を参照して第2実施形態の記憶部28に記憶されている目標/行動ログDB131について説明する。
目標変更情報受付部116は、目標情報または行動情報と、その後変更された目標または行動を示す目標変更情報または行動変更情報とを、当該目標の達成状況または当該行動の実施状況を示す情報と関連付けて受け付けて、目標/行動ログDB131に記憶する制御を実行する。そして、改善情報特定部113は、目標/行動ログDB131を解析することで、忌避ワードを含む目標情報または行動情報に関連付けて記憶された目標変更情報または行動変更情報であって、かつ、忌避ワードを含まないものを抽出し、抽出された目標変更情報または行動変更情報を改善情報として特定する。
これにより、ユーザが一度設定した後に、新たな目標または行動を設定した場合であっても、適切な目標または行動の改善案をユーザに対し自動的に提案することができる。ユーザは提案された改善案を認識することで、より優れた目標または行動設定をさらに行うことができる。したがって、ユーザの目標設定/行動設定の精度を向上を累積して行うことができ、更なる目標の達成または行動の実施を促すことができる。
例えば、本発明は、表示機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
Claims (8)
- ユーザの目標、または目標の達成のために実施すべきユーザの行動の設定を補助する情報処理装置であって、
ユーザの目標の内容を示す目標情報またはユーザの行動の内容を示す行動情報を当該ユーザの端末から受け付ける目標/行動情報受付手段と、
前記目標/行動情報受付手段により受け付けられた前記目標情報または前記行動情報が所定の忌避ワードを含む場合に、過去の目標の達成状況または行動の実施状況に基づいて、達成実績または実施実績があり、かつ、前記所定の忌避ワードを含まない目標情報または行動情報を、改善情報として特定する改善情報特定手段と、
前記改善情報特定手段により特定された前記改善情報を、前記ユーザの端末に送信する改善情報送信手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 目標情報または行動情報を、当該目標の達成状況または当該行動の実施状況を示す情報と関連付けて受け付けて、目標/行動ログデータベースに記憶する制御を実行する目標達成情報受付手段をさらに備え、
前記改善情報特定手段は、前記ユーザの目標情報または行動情報を文字列解析することで前記忌避ワードを含む目標または行動の内容を所定の属性に分類して、前記目標/行動ログデータベースに記憶された目標情報または行動情報のうち、分類された前記属性が一致し、かつ、達成実績または実施実績があり、かつ、前記忌避ワードを含まないものを抽出し、抽出された前記目標情報または前記行動情報を前記改善情報として特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 目標情報または行動情報と、その後変更された目標または行動を示す目標変更情報または行動変更情報とを、当該目標の達成状況または当該行動の実施状況を示す情報と関連付けて受け付けて、目標/行動ログデータベースに記憶する制御を実行する目標変更情報受付手段をさらに備え、
前記改善情報特定手段は、前記目標/行動ログデータベースを解析することで、前記忌避ワードを含む目標情報または行動情報に関連付けて記憶された目標変更情報または行動変更情報であって、かつ、前記忌避ワードを含まないものを抽出し、抽出された前記目標変更情報または前記行動変更情報を前記改善情報として特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記改善情報送信手段は、前記改善情報とともに、当該改善情報の達成度を示す達成情報および/または実施頻度を示す実施頻度情報を合わせて送信する
ことを特徴とする請求項1乃至3のうち何れかに記載の情報処理装置。 - 前記改善情報特定手段は、前記目標/行動ログデータベースを解析することで、前記改善情報のうち、達成度が低い目標設定および実施頻度が低い行動設定がなされたものの内容にとって特徴的な語句を、新たな忌避ワード候補として抽出する
ことを特徴とする請求項2乃至3のうち何れかに記載の情報処理装置。 - 前記改善情報送信手段は、さらに、所定の推奨ワードを含む目標情報または行動情報についてその旨を報知する情報を前記ユーザの端末に送信する
ことを特徴とする請求項1乃至5のうち何れかに記載の情報処理装置。 - ユーザの目標、または目標の達成のために実施すべきユーザの行動の設定を補助する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザの目標の内容を示す目標情報またはユーザの行動の内容を示す行動情報を当該ユーザの端末から受け付ける目標/行動情報受付ステップと、
前記目標/行動情報受付ステップにより受け付けられた前記目標情報または前記行動情報が所定の忌避ワードを含む場合に、過去の目標の達成状況または行動の実施状況に基づいて、達成実績または実施実績があり、かつ、前記所定の忌避ワードを含まない目標情報または行動情報を、改善情報として特定する改善情報特定ステップと、
前記改善情報特定ステップにより特定された前記改善情報を、前記ユーザの端末に送信する改善情報送信ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - ユーザの目標、または目標の達成のために実施すべきユーザの行動の設定を補助するコンピュータを、
ユーザの目標の内容を示す目標情報またはユーザの行動の内容を示す行動情報を当該ユーザの端末から受け付ける目標/行動情報受付手段、
前記目標/行動情報受付手段により受け付けられた前記目標情報または前記行動情報が所定の忌避ワードを含む場合に、過去の目標の達成状況または行動の実施状況に基づいて、達成実績または実施実績があり、かつ、前記所定の忌避ワードを含まない目標情報または行動情報を、改善情報として特定する改善情報特定手段、
前記改善情報特定手段により特定された前記改善情報を、前記ユーザの端末に送信する改善情報送信手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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