JP2014046877A - 船舶用プロペラ - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス等に際してプロペラをプロペラ軸から抜き易くするために船尾とプロペラとの間を短くしているために推進性能が低下するのを防止できるブレードを組立式とした複合材料製のプロペラを提供する。
【解決手段】軽量素材からなるブレード4をプロペラボス3と別体の組立式にするとともに、ブレードの位置を通常のプロペラボス一体型のブレードの位置よりも後方に変移させてプロペラボスに対して取付け、取外しを可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、推進効率が高い上に軽量にできる船舶用プロペラに関するものである。
船舶用のプロペラ(以下、プロペラ)は船尾管から突出しているプロペラ軸に対して舵の前に取り付けられている。この場合、メンテナンス等に際してプロペラをプロペラ軸から抜かなければならことがあり、その際に舵との間にプロペラの厚みだけのスペースを必要とする。したがって、船尾とプロペラとの間隔(プロペラフロントエリア)はいきおい狭いものとなり(ブロペラを前方に設置する意)、プロペラの水流によってこの空間が負圧になる。而して、この負圧はフロントエリアが小さいほど大きなものとなる。この現象が生ずると、船体をプロペラ側に引き寄せようとする力が発生し、プロペラの前進機能が低下する。
つまり、船体の抵抗をRとすれば、ΔRだけ抵抗が増えることになる。今プロペラのスラストをTとすると、
T=R+ΔR‥(1)
の関係が発生する。
一方、ΔRの抵抗増加分はプロペラのスラストTの減少と捉えることができ、この減少分をΔtとすれば、
R=T−ΔT=T(1−Δ)=T(1−t)‥(2)
となる。[Δ=t(スラスト減少率)]
ところで、船体の推進効率ηは、プロペラ単独効率ηo プロペラ効率比ηr 、船殻効率ηh で表され、これらの値が大きいほど推進効率の高い船となる。上記で船殻効率ηh はスラスト減少率tと傍流係数Ws の比で表される。つまり、
η=ηo * ηr * ηh =ηo * ηr * (1−t)/(1−Ws )‥(3)
すなわち、スラスト減少率tが小さくなるようなプロペラ配置を実現すれば、プロペラのスラスト、つまり、推力Tを船の推進に有効に使うことができ、船体の推進効率ηが増加する。
一般的には、舵の抵抗が増加しない範囲であれば、ブロペラ(特にブレード)を船体からできるだけ離して船体がフロントエリアにあまり影響しないものとすれば、スラスト減少率tを減らすことができる。しかし,通常のボス一体型のブロペラでは、そのボスやブレードの配置も決まっており、しかも、上記したとおり、メンテナンス時等にプロペラを軸から引き抜く必要があり、その際に舵と干渉しないためにある程度前方に寄せて設置せざるを得ず、スラスト減少率tの上昇が避けられない事態になっている。
本発明と似て非なる先行技術として下記特許文献1がある。これは、フロントエリアにフィンを設け、これでプロペラサクションによるプロペラ側への水の流れを止め、かつ、整流化して遅い流れを作り、この遅い流れをプロペラに作用させて推進効率を上げようとするものである。しかし、このようなフィンの存在は船体抵抗の増大になる懸念があり、実際問題はどうなのかという疑問が生ずる。
特開2003−246293号公報
本発明は、ブレードをプロペラボスと分離できるようにしてプロペラを極力後方側へ設置してもプロペラ軸からの引抜きを可能にするとともに、プロペラを後方へ設置したが故にモーメントによってプロペラ軸に大きなモーメントがかかるのをプロペラを複合材料等の軽い材料で構成してそれに対処したものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、軽量素材からなるブレードをプロペラボス(以下、ボス)と別体の組立式にするとともに、ブレードの位置を通常のボス一体型のブレードの位置よりも後方に変移させてボスに対して取付け、取外しが可能にしたことを特徴とする船舶用プロペラを提供したものである。また、請求項4に記載した、ブレードの素材がアルミ青銅鋳物等に代えて炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維で強化された複合材料である手段を提供する。
請求項1の発明によると、組立式のブレードを用いることでボスに対して分離できる。このとき、ブレードはピッチと称される斜めに形成されているから、ボスに対しても斜めに抜き差しすることになる。この点で、舵に邪魔され難い。つまり、舵と接近して設けていても、抜き差し(組立、分解)ができるのである。この場合、請求項4の素材を用いれば、軽量になるから、取扱いがより容易である。
したがって、プロペラを後方に設置することができ、その結果、プロペラフロントエリアを広くでき、プロペラの回転によるスラスト減少率を低く抑えることができ、推進効率を高くすることができる。もちろん、プロペラを後方に設置すれば、プロペラ軸に大きなモーメントがかかるから、軸径を太くしなければならないが、ブレードが軽量になることで太くしなくてもアライメントがとれる利点もある。このように、ブレードを軽量化することは、プロペラ軸の軸径にも影響する。
本発明の船舶用プロペラの側面図である。 本発明の船舶用プロペラの背面図(ボスキャップを外した状態)である。 本発明の船舶用プロペラの要部側面図である。 従来例の船舶用プロペラの側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、まず、プロペラ設置の状態を示す従来例について図4を基に説明しておく。船体の船尾1からはプロペラ軸2が突出しており、これにプロペラボス(ボス)3から複数のブレード(翼板)4が出たプロペラ5が取り付けられている。また、プロペラ5の後方には舵6が設けられている。
この場合、ブレード4の前方と船尾1との間はプロペラフロントエリア(以下、フロントエリア)7となっており、プロペラ5の回転によって起こる下流側への水流によって、このエリア7が負圧になり、スラスト減少率tを生じさせるのは上記したとおりである。このときのスラスト減少率tはフロントエリア7が狭いほど大きくなるが、メンテナンス等に際してプロペラ5をプロペラ軸2から抜くことを考えてフロットエリア7はある程度大きく(プロペラ5の位置を前方寄りにする)せざるを得なかった。
図1は本発明のプロペラ設置の側面図、図2は背面図であるが、本発明はブレード4とボス3とを別体にして組立式にしているものである。組立式の構造は、ブレード4は下端にベース4aを有しており、これから翼板4bが起立しているものであるが、ブレード4は上記したようにポス3に対して斜めに取り付けられているから、ベース4aもボス3に対しても斜めに取り付けられている。本例のベース4aはアリ溝式であり、ボス3にアリ溝8を軸芯に対して斜めに形成し、このアリ溝8に対してベース4aをスライド式で抜き差ししている。なお、アリ溝式に対してベース4aをボルト等で止めるCPP(可変ピッチプロペラ)のような取付け方法が採用されることもある。
以上のボス3の材質は一般にはアルミ青銅鋳物やステンレスを用いている。また、ブレード4はアルミ青銅鋳物やステンレス或いはアルミニウム等の比較的軽量な金属を用いて軽量化を図っている。しかし、この他に炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等で強化された複合材料を用いることが多い。強度が確保されるにもかかわらず大幅に軽量化できるからである。さらに、これらの複合材料はポス3に用いられることもある。とにかく、プロペラが軽量化されることはすべてにおいて大きなメリットとなる。
このプロペラ5の取外し(取付け)について説明しておくと、まず、ブレード4は個々に取り外せるから、それを行う。全部のブレード4を取り外しただけで目的が達成できる場合はそれでよいが、ボス3も取り外さなければならないときには、ボス3をプロペラ軸2の後方に引き抜かなければならない。しかし、多くの場合、舵6が邪魔をしてそれができない。そこで、船体内でプロペラ軸2を前方に移動させて引き抜くことになるのであるが、プロペラ5が後方に設置されている分、それが簡単である。
ボス3の後方にはボスキャップ9を取り付けてボス3が後方にずれるのを規制しなければならない。図4の従来例では、カップ形をしたキャップ9を用いていたが、これは相当に幅を取り、これを使用するためにもプロペラ5を前方に設置しなければならなかった。これに対して図1の本発明では、ブレード4はボス3と別体であるから、ベース4aが抜けないだけの板状のキャップ9としてもよい。これによると、キャップ9を薄くでき、これだけでもプロペラ5の後方設置の理由ができたことになる。
図3の(a)〜(f)は本発明の各種キャップ9を示すものであるが(符号は(a)のみに記す)、ボス3から外れたプロペラ軸2にボス3が後退しないためのナット10を使用するから、このナット10を包み込むキャップタイプとナット10の空間の後側でボス3を押えている板状タイプとがあり、それぞれ目的に応じて使用されている。なお、(c)と(f)ではキャップ9又は板状ハウジング9がナット10の代わりとなっている例である。
1 船尾
2 プロペラ軸
3 プロペラボス
4 ブレード
4a ブレードのベース
4b ブレードのベースから起立する翼板
5 プロペラ
6 舵
7 フロントエリア
8 アリ溝
9 ボスキャップ
10 ナット
本発明は、推進効率が高い上に軽量にできる船舶用プロペラに関するものである。
船舶用のプロペラ(以下、プロペラ)は船尾管から突出しているプロペラ軸に対して舵の前に取り付けられている。この場合、メンテナンス等に際してプロペラをプロペラ軸から抜かなければならことがあり、その際に舵との間にプロペラの厚みだけのスペースを必要とする。したがって、船尾とプロペラとの間隔(プロペラフロントエリア)はいきおい狭いものとなり(ロペラを前方に設置する意)、プロペラの水流によってこの空間が負圧になる。而して、この負圧はフロントエリアが小さいほど大きなものとなる。この現象が生ずると、船体をプロペラ側に引き寄せようとする力が発生し、プロペラの前進機能が低下する。
つまり、船体の抵抗をRとすれば、ΔRだけ抵抗が増えることになる。今プロペラのスラストをTとすると、
T=R+ΔR‥(1)
の関係が発生する。
一方、ΔRの抵抗増加分はプロペラのスラストTの減少と捉えることができ、この減少分をΔtとすれば、
R=T−ΔT=T(1−Δ)=T(1−t)‥(2)
となる。[Δ=t(スラスト減少率)]
ところで、船体の推進効率ηは、プロペラ単独効率ηo プロペラ効率比ηr 、船殻効率ηh で表され、これらの値が大きいほど推進効率の高い船となる。上記で船殻効率ηh はスラスト減少率tと傍流係数Ws の比で表される。つまり、
η=ηo * ηr * ηh =ηo * ηr * (1−t)/(1−Ws )‥(3)
すなわち、スラスト減少率tが小さくなるようなプロペラ配置を実現すれば、プロペラのスラスト、つまり、推力Tを船の推進に有効に使うことができ、船体の推進効率ηが増加する。
一般的には、舵の抵抗が増加しない範囲であれば、ロペラ(特にブレード)を船体からできるだけ離して船体がフロントエリアにあまり影響しないものとすれば、スラスト減少率tを減らすことができる。しかし,通常のボス一体型のロペラでは、そのボスやブレードの配置も決まっており、しかも、上記したとおり、メンテナンス時等にプロペラを軸から引き抜く必要があり、その際に舵と干渉しないためにある程度前方に寄せて設置せざるを得ず、スラスト減少率tの上昇が避けられない事態になっている。
本発明と似て非なる先行技術として下記特許文献1がある。これは、フロントエリアにフィンを設け、これでプロペラサクションによるプロペラ側への水の流れを止め、かつ、整流化して遅い流れを作り、この遅い流れをプロペラに作用させて推進効率を上げようとするものである。しかし、このようなフィンの存在は船体抵抗の増大になる懸念があり、実際問題はどうなのかという疑問が生ずる。
特開2003−246293号公報
本発明は、ブレードをプロペラボスと分離できるようにしてプロペラを極力後方側へ設置してもプロペラ軸からの引抜きを可能にするとともに、プロペラを後方へ設置したが故にモーメントによってプロペラ軸に大きなモーメントがかかるのをプロペラを複合材料等の軽い材料で構成してそれに対処したものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、軽量素材からなるブレードをプロペラボス(以下、ボス)と別体の組立式にするとともに、ブレードの位置を通常のボス一体型のブレードの位置よりも後方に変移させてボスに対して取付け、取外しが可能にしたことを特徴とする船舶用プロペラを提供したものである。また、請求項4に記載した、ブレードの素材がアルミ青銅鋳物等に代えて炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維で強化された複合材料である手段を提供する。
請求項1の発明によると、組立式のブレードを用いることでボスに対して分離できる。このとき、ブレードはピッチと称される斜めに形成されているから、ボスに対しても斜めに抜き差しすることになる。この点で、舵に邪魔され難い。つまり、舵と接近して設けていても、抜き差し(組立、分解)ができるのである。この場合、請求項4の素材を用いれば、軽量になるから、取扱いがより容易である。
したがって、プロペラを後方に設置することができ、その結果、プロペラフロントエリアを広くでき、プロペラの回転によるスラスト減少率を低く抑えることができ、推進効率を高くすることができる。もちろん、プロペラを後方に設置すれば、プロペラ軸に大きなモーメントがかかるから、軸径を太くしなければならないが、ブレードが軽量になることで太くしなくてもアライメントがとれる利点もある。このように、ブレードを軽量化することは、プロペラ軸の軸径にも影響する。
本発明の船舶用プロペラの側面図である。 本発明の船舶用プロペラの背面図(ボスキャップを外した状態)である。 本発明の船舶用プロペラの要部側面図である。 従来例の船舶用プロペラの側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、まず、プロペラ設置の状態を示す従来例について図4を基に説明しておく。船体の船尾1からはプロペラ軸2が突出しており、これにプロペラボス(ボス)3から複数のブレード(翼板)4が出たプロペラ5が取り付けられている。また、プロペラ5の後方には舵6が設けられている。
この場合、ブレード4の前方と船尾1との間はプロペラフロントエリア(以下、フロントエリア)7となっており、プロペラ5の回転によって起こる下流側への水流によって、このエリア7が負圧になり、スラスト減少率tを生じさせるのは上記したとおりである。このときのスラスト減少率tはフロントエリア7が狭いほど大きくなるが、メンテナンス等に際してプロペラ5をプロペラ軸2から抜くことを考えてフロトエリア7はある程度大きく(プロペラ5の位置を前方寄りにする)せざるを得なかった。
図1は本発明のプロペラ設置の側面図、図2は背面図であるが、本発明はブレード4とボス3とを別体にして組立式にしているものである。組立式の構造は、ブレード4は下端にベース4aを有しており、これから翼板4bが起立しているものであるが、ブレード4は上記したようにポス3に対して斜めに取り付けられているから、ベース4aもボス3に対しても斜めに取り付けられている。本例のベース4aはアリ溝式であり、ボス3にアリ溝8を軸芯に対して斜めに形成し、このアリ溝8に対してベース4aをスライド式で抜き差ししている。なお、アリ溝式に対してベース4aをボルト等で止めるCPP(可変ピッチプロペラ)のような取付け方法が採用されることもある。
以上のボス3の材質は一般にはアルミ青銅鋳物やステンレスを用いている。また、ブレード4はアルミ青銅鋳物やステンレス或いはアルミニウム等の比較的軽量な金属を用いて軽量化を図っている。しかし、この他に炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等で強化された複合材料を用いることが多い。強度が確保されるにもかかわらず大幅に軽量化できるからである。さらに、これらの複合材料はポス3に用いられることもある。とにかく、プロペラが軽量化されることはすべてにおいて大きなメリットとなる。
このプロペラ5の取外し(取付け)について説明しておくと、まず、ブレード4は個々に取り外せるから、それを行う。全部のブレード4を取り外しただけで目的が達成できる場合はそれでよいが、ボス3も取り外さなければならないときには、ボス3をプロペラ軸2の後方に引き抜かなければならない。しかし、多くの場合、舵6が邪魔をしてそれができない。そこで、船体内でプロペラ軸2を前方に移動させて引き抜くことになるのであるが、プロペラ5が後方に設置されている分、それが簡単である。
ボス3の後方にはボスキャップ9を取り付けてボス3が後方にずれるのを規制しなければならない。図4の従来例では、カップ形をしたキャップ9を用いていたが、これは相当に幅を取り、これを使用するためにもプロペラ5を前方に設置しなければならなかった。これに対して図1の本発明では、ブレード4はボス3と別体であるから、ベース4aが抜けないだけの板状のキャップ9としてもよい。これによると、キャップ9を薄くでき、これだけでもプロペラ5の後方設置の理由ができたことになる。
図3の(a)〜(f)は本発明の各種キャップ9を示すものであるが(符号は(a)のみに記す)、ボス3から外れたプロペラ軸2にボス3が後退しないためのナット10を使用するから、このナット10を包み込むキャップタイプとナット10の空間の後側でボス3を押えている板状タイプとがあり、それぞれ目的に応じて使用されている。なお、(c)と(f)ではキャップ9又は板状ハウジング9がナット10の代わりとなっている例である。
1 船尾
2 プロペラ軸
3 プロペラボス
4 ブレード
4a ブレードのベース
4b ブレードのベースから起立する翼板
5 プロペラ
6 舵
7 フロントエリア
8 アリ溝
9 ボスキャップ
10 ナット

Claims (5)

  1. 軽量素材からなるブレードをプロペラボスと別体の組立式にするとともに、ブレードの位置を通常のプロペラボス一体型のブレードの位置よりも後方に変移させてプロペラボスに対して取付け、取外しが可能にしたことを特徴とする船舶用プロペラ。
  2. ブレードとプロペラボスとの組立をアリ溝嵌合式やボルト取付け式にした請求項1の船舶用プロペラ。
  3. ブレードの素材がアルミ青銅鋳物、ステンレス、アルミニウム及びこれらを組み合わせたものであり、プロペラボスの素材がアルミ青銅鋳物又はステンレスである請求項1又は2の船舶用プロペラ。
  4. ブレードの素材が請求項3のものに代えて炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維で強化された複合材料である船舶用プロペラ。
  5. ブレードの後方への抜け止めを図る押え板が薄い板状をしている請求項1〜4いずれかの船舶用プロペラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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