JP2014046731A - スクータ型自動二輪車におけるブレーキ装置 - Google Patents

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真二 伊藤
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Takehiko Kita
健彦 北
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Abstract

【課題】前輪を制動するための前輪ブレーキ操作子と、前輪および後輪を連動して制動するための連動ブレーキ操作子と、後輪の車幅方向一側に配置される伝動ケースを有して車体フレームに揺動可能に支承されるユニットスイング式のパワーユニットとを備えるスクータ型自動二輪車において、左右一対のディスクブレーキを前輪に装着するにあたって操舵性に影響を与え難いようにする。
【解決手段】前輪ブレーキ操作子の操作に応じて作動する第1前輪用ディスクブレーキ30が車幅方向一側に配置されるようにして前輪WFに装着され、連動ブレーキ操作子23の操作に応じて作動する第2前輪用ディスクブレーキ31が車幅方向他側に配置されるようにして前輪WRに装着され、第1前輪用ディスクブレーキ30が有する第1ピストン51の直径D1よりも第2前輪用ディスクブレーキ31が有する第2ピストン63の直径D2が小さく設定される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、前輪を制動するための前輪ブレーキ操作子と、前輪および後輪を連動して制動するための連動ブレーキ操作子と、前記後輪の車幅方向一側に配置される伝動ケースを有して車体フレームに揺動可能に支承されるユニットスイング式のパワーユニットとを備えるスクータ型自動二輪車に関し、特にブレーキ装置の改良に関する。
前輪ブレーキ操作子の操作に応じて作動する一対の前輪用ディスクブレーキが前輪の左右両側に配置され、両前輪用ディスクブレーキの一方が連動ブレーキ操作子の操作に応じて作動するようにした自動二輪車が、特許文献1で既に知られており、このものでは、左右一対の前輪用ディスクブレーキが備えるキャリパは複数ポットを有する比較的大型のものであり、一方の前輪用ディスクブレーキのキャリパは、その一部のシリンダが前輪ブレーキ操作子の操作に応じて作動し、残余のシリンダが連動ブレーキ操作子の操作に応じて作動するように構成されている。
特開2007−50810号公報
上記特許文献1で開示されるもののように比較的大きなキャリパを採用する場合、その一部のピストン径が変化しても大きな重量変化は生じない。しかるに小型車両で前輪用に採用される小型のキャリパでは、ピストン径の大きさは重量に大きな影響を与えることになり、特にユニットスイング式のパワーユニットを備えるスクータ型の自動二輪車では、パワーユニットの伝動ケースが後輪の車幅方向一方側に配置されることによって伝動ケース側に重心が偏る傾向にあり、左右一対のディスクブレーキを前輪に装着することで操舵性に大きな影響を与える可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、左右一対のディスクブレーキを前輪に装着するにあたって操舵性に影響を与え難いようにしたスクータ型自動二輪車におけるブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、前輪を制動するための前輪ブレーキ操作子と、前輪および後輪を連動して制動するための連動ブレーキ操作子と、前記後輪の車幅方向一側に配置される伝動ケースを有して車体フレームに揺動可能に支承されるユニットスイング式のパワーユニットとを備えるスクータ型自動二輪車において、前記前輪ブレーキ操作子の操作に応じて作動する第1前輪用ディスクブレーキが車幅方向一側に配置されるようにして前記前輪に装着され、前記連動ブレーキ操作子の操作に応じて作動する第2前輪用ディスクブレーキが車幅方向他側に配置されるようにして前記前輪に装着され、第1前輪用ディスクブレーキが有する第1ピストンの直径よりも第2前輪用ディスクブレーキが有する第2ピストンの直径が小さく設定されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記前輪を軸支するフロントフォークが、前輪の左右両側で上下に延びる左側脚部および右側脚部と、前記前輪の上方で左側脚部および右側脚部を連結するブリッジとを有し、第1前輪用ディスクブレーキおよび第2前輪用ディスクブレーキにそれぞれ接続されるブレーキホースの中間部が、前記ブリッジの下面に左右に並んで支持されることを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、第1前輪用ディスクブレーキが有する第1キャリパならびに第2前輪用ディスクブレーキが有する第2キャリパが、単一のシリンダ孔を有する1ポット型にそれぞれ構成されることを第3の特徴とする。
なお実施の形態の右ブレーキレバー21が本発明の前輪ブレーキ操作子に対応し、実施の形態の左ブレーキレバー23が本発明の連動ブレーキ操作子に対応する。
本発明の第1の特徴によれば、前輪の車幅方向両側に第1および第2前輪用ディスクブレーキが装着され、第2前輪用ディスクブレーキのピストン径よりも大きなピストン径のキャリパを有することで第2前輪用ディスクブレーキよりも重量が大きな第1前輪用ディスクブレーキが、車幅方向でユニットスイング式のパワーユニットの伝動ケースと同じ側に配置されるので、パワーユニットの伝動ケースが車幅方向一側に配置されるにもかかわらず操舵性に影響を与え難くすることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、第1および第2前輪用ディスクブレーキにそれぞれ接続されるブレーキホースの中間部がフロントフォークのブリッジの下面に左右に並んで支持されることにより、前記ブリッジの下方では両ブレーキホースの撓みを同一に設定することができ、フロントフォークの周囲の車体カバーなどに左右で異なるレイアウトを強いることを抑制することができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば、第1および第2前輪用ディスクブレーキがそれぞれ有する第1および第2キャリパが1ポット型に構成されるので、第1および第2キャリパを廉価に製作することができ、スクータ型の自動二輪車への採用が容易となる。
自動二輪車の左側面図である。 ブレーキ装置の構成を示す図である。 図1の3−3線断面図である。
本発明の実施の形態について、添付の図1〜図3を参照しながら説明するが、以下の説明で前後、左右および上下は、自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
先ず図1において、スクータ型の自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク6ならびに該フロントフォーク6に連結されるバー状の操向ハンドル7を操向可能に支承するヘッドパイプ8と、該ヘッドパイプ8から後下がりに延びる傾斜部9aならびに該傾斜部9aの下端から後方に延びる水平部9bを有するダウンチューブ9と、車幅方向に延びてダウンチューブ9の後端に固着されるクロスメンバ10と、該クロスメンバ10の左右両側に前端が固着されて後上がりに延びる左右一対のリヤフレームパイプ11…とを備える。
前記リヤフレームパイプ11…の前端部にはブラケット12が設けられ、内燃機関Eと、該内燃機関Eおよび後輪WR間に設けられる伝動装置(図示せず)とで構成されるユニットスイング式のパワーユニットPの前部が、図示しないリンクを介して前記ブラケット12に上下に揺動可能に支承される。このパワーユニットPは、前記後輪WRの車幅方向一側である左側に配置されるようにして前後に延びる伝動ケース13を有しており、この伝動ケース13内に前記伝動装置が収容される。しかも前記後輪WRは、前記伝動ケース13の後部に軸支される。また前記車体フレームFにおける前記リヤフレームパイプ11…の後部および前記パワーユニットP間にはリヤクッション14が設けられる。
車体フレームFは、合成樹脂製の車体カバー15で覆われるものであり、この車体カバー15の一部は、乗員の足を載せるステップフロア16と、ステップフロア16に連なって車体後部を両側から覆うフレームボディカバー17とを構成し、フレームボディ17上にはタンデム型の乗車用シート18が設けられる。
図2において、前記操向ハンドル7の右端部には、前輪WFを制動するための前輪ブレーキ操作子である右ブレーキレバー21が回動操作を可能として取付けられるとともに、その右ブレーキレバー21の回動操作に応じて液圧を出力する第1マスタシリンダ22が取付けられる。また前記操向ハンドル7の左端部には、前輪WFおよび後輪WRを連動して制動するための連動ブレーキ操作子である左ブレーキレバー23が回動操作を可能として取付けられるとともに、その左ブレーキレバー23の回動操作に応じて液圧を出力する第2マスタシリンダ24が取付けられる。
図3を併せて参照して、前記前輪WFはホイール25の外周にタイヤ26が装着されて成るものであり、この前輪WFに、前記右ブレーキレバー21の回動操作に応じて作動する第1前輪用ディスクブレーキ30と、前記左ブレーキレバー23の回動操作に応じて作動する第2前輪用ディスクブレーキとが装着され、前記後輪WRには、前記左ブレーキレバー23の回動操作に応じて作動する後輪用ディスクブレーキ32が装着される。
前記フロントフォーク6は、前記前輪WFの左側に配置される左側脚部6Lと、前記前輪WFの右側に配置される右側脚部6Rと、前記前輪WRの上方で左側脚部6Lおよび右側脚部6Rを連結するブリッジ6Bとを有しており、左側脚部6Lおよび右側脚部6Rの下端部間に、前記前輪WFにおけるホイール25のホイールハブ25aを貫通する車軸33の両端部が固定される。前記ホイールハブ25aの左側内周および前記車軸33の外周間に第1ボールベアリング34が介装され、前記ホイールハブ25aの右側内周および前記車軸33の外周間に第2ボールベアリング35が介装され、第1および第2ボールベアリング34,35の内輪間に前記車軸33を同軸に囲繞する円筒状の第1スペーサ36が介設される。また第1ボールベアリング34の内輪および左側脚部6L間には前記車軸33を挿通させる円筒状の第2スペーサ37が介装され、第2ボールベアリング35の内輪および右側脚部6R間には前記車軸33を挿通させる円筒状の第3スペーサ38が介装される。さらに第1ボールベアリング34の外方で前記ホイールハブ25aの左側内周および第2スペーサ37間には環状の第1シール部材39が介装され、第2ボールベアリング35の外方で前記ホイールハブ25aの右側内周および第3スペーサ38間には環状の第2シール部材40が介装される。
ところで第1前輪用ディスクブレーキ30および第2前輪用ディスクブレーキ31は、第1前輪用ディスクブレーキ30を車幅方向一側すなわち前記伝動ケース13と同一側である左側に配置するとともに第2前輪用ディスクブレーキ31を車幅方向他側すなわち右側に配置するようにして前輪WFの左右両側に装着される。
第1前輪用ディスクブレーキ30は、前記前輪WFとともに回転する第1ブレーキディスク41と、第1ブレーキディスク41の外周を跨ぐように配置される第1キャリパ42とを備える。第1ブレーキディスク41は、前記ホイール25におけるホイールハブ25aの左側面に、複数のボルト43,43…で締結される。また第1キャリパ42は、前記第1ブレーキディスク41を跨ぐように配置される第1キャリパボディ44に、第1ブレーキディスク41の回転軸線すなわち前輪WFの回転軸線と平行な軸線を有する第1制動用シリンダ45が設けられて成る。
第1キャリパボディ44は、第1ブレーキディスク41の両側に配置される作用部44aおよび反作用部44bと、第1ブレーキディスク41を跨いで前記作用部44aおよび前記反作用部44b間を連結する架橋部44cとから成り、前記フロントフォーク6における左側脚部6Lの下部に設けられるブラケット46に、前記前輪WFの回転軸線と平行に延びる一対の摺動ピン47…を介して第1キャリパボディ44が摺動可能に支持される。
第1キャリパボディ44の前記作用部44aおよび第1ブレーキディスク41間ならびに第1キャリパボディ44の前記反作用部44bおよび第1ブレーキディスク41間には摩擦パッド48,49がそれぞれ介装される。また第1制動用シリンダ45は、第1キャリパボディ44の作用部44aに設けられるものであり、前記摩擦パッド48側に開放するようにして前記作用部44aに設けられる有底の第1シリンダ孔50に第1ピストン51が摺動可能に嵌合されて成る。
第1ピストン50および第1キャリパボディ44の作用部44a間には第1液圧室52が形成され、第1マスタシリンダ22からの液圧を導くブレーキホース53が第1液圧室52に通じるようにして第1キャリパボディ44の作用部44aに接続される。
また第2前輪用ディスクブレーキ31は、前記前輪WFとともに回転する第2ブレーキディスク54と、第2ブレーキディスク54の外周を跨ぐように配置される第2キャリパ55とを備える。第2ブレーキディスク54は、前記ホイール25におけるホイールハブ25aの右側面に、複数のボルト56,56…で締結される。また第2キャリパ42は、第2ブレーキディスク54を跨ぐように配置される第2キャリパボディ57に、第2ブレーキディスク54の回転軸線すなわち前輪WFの回転軸線と平行な軸線を有する第2制動用シリンダ58が設けられて成る。
第2キャリパボディ57は、第2ブレーキディスク54の両側に配置される作用部57aおよび反作用部57bと、第2ブレーキディスク54を跨いで前記作用部57aおよび前記反作用部57b間を連結する架橋部57cとから成り、前記フロントフォーク6における右側脚部6Rの下部に設けられるブラケット59に、前記前輪WFの回転軸線と平行に延びる一対の摺動ピン60…を介して第2キャリパボディ57が摺動可能に支持される。
第2キャリパボディ57の前記作用部57aおよび第2ブレーキディスク54間ならびに第2キャリパボディ57の前記反作用部57bおよび第2ブレーキディスク54間には摩擦パッド60,61がそれぞれ介装される。また第2制動用シリンダ58は、第2キャリパボディ57の作用部57aに設けられるものであり、前記摩擦パッド60側に開放するようにして前記作用部57aに設けられる有底の第2シリンダ孔62に第2ピストン63が摺動可能に嵌合されて成る。
第2ピストン63および第2キャリパボディ57の作用部57a間には第2液圧室64が形成され、第2マスタシリンダ24からの液圧を導くブレーキホース65が第2液圧室64に通じるようにして第2キャリパボディ57の作用部57aに接続される。
ところで第1前輪用ディスクブレーキ30の第1キャリパ42ならびに第2前輪用ディスクブレーキ31の第2キャリパ55は、単一ずつのシリンダ孔50,62を有しており、1ポット型に構成されている。しかも第1前輪用ディスクブレーキ30が有する第1ピストン51の直径D1よりも第2前輪用ディスクブレーキ31が有する第2ピストン63の直径D2が小さく設定される。
また前輪WFを軸支するフロントフォーク6における前記ブリッジ6Bの下面にはホルダ66が取付けられており、第1前輪用ディスクブレーキ30および第2前輪用ディスクブレーキ31にそれぞれ接続されるブレーキホース53,65の中間部は、左右に並ぶようにして前記ホルダ66で保持される。すなわち両ブレーキホース53,65の中間部は前記ブリッジ6Bの下面に左右に並んで支持される。
図2に注目して、前記後輪WRに装着される後輪用ディスクブレーキ32は、第1および第2前輪用ディスクブレーキ30,31と同様に、前記後輪WRとともに回転するブレーキディスク68と、そのブレーキディスク68の外周を跨ぐように配置されるキャリパ69とを備え、第2マスタシリンダ24からの液圧を導くブレーキホース70がキャリパ69に接続される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、車体フレームFには、後輪WRの車幅方向一側(この実施の形態では左側)に配置される伝動ケース13を有するユニットスイング式のパワーユニットPが揺動可能に支承されており、前輪ブレーキ操作子である右ブレーキレバー21の操作に応じて作動する第1前輪用ディスクブレーキ30が車幅方向一側に配置されるようにして前輪WFに装着され、連動ブレーキ操作子である左ブレーキレバー23の操作に応じて作動する第2前輪用ディスクブレーキ31が前記車幅方向他側に配置されるようにして前輪WRに装着され、第1前輪用ディスクブレーキ30が有する第1ピストン51の直径D1よりも第2前輪用ディスクブレーキ31が有する第2ピストン63の直径D2が小さく設定されるので、第2前輪用ディスクブレーキ31よりも重量が大きな第1前輪用ディスクブレーキ30が、車幅方向でユニットスイング式のパワーユニットPの伝動ケース13と同じ側に配置されることになり、パワーユニットPの伝動ケース13が車幅方向一側に配置されるにもかかわらず操舵性に影響を操舵性に影響を与え難くすることができる。
また前輪WFを軸支するフロントフォーク6が、前輪WRの左右両側で上下に延びる左側脚部6Lおよび右側脚部6Rと、前輪WFの上方で左側脚部6Lおよび右側脚部6Rを連結するブリッジ6Bとを有し、第1前輪用ディスクブレーキ30および第2前輪用ディスクブレーキ31にそれぞれ接続されるブレーキホース53,65の中間部が、前記ブリッジ6Bの下面に左右に並んで支持されるので、前記ブリッジ6Bの下方では両ブレーキホース53,65の撓みを同一に設定することができ、フロントフォーク6の周囲の車体カバー15などに左右で異なるレイアウトを強いることを抑制することができる。
さらに第1前輪用ディスクブレーキ30が有する第1キャリパ42ならびに第2前輪用ディスクブレーキ31が有する第2キャリパ55が、単一のシリンダ孔50,62を有する1ポット型にそれぞれ構成されるので、第1および第2キャリパ42,55を廉価に製作することができ、スクータ型の自動二輪車への採用が容易となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態では、連動ブレーキ操作子の操作に応じて作動する後輪用ディスクブレーキ32で後輪WRを制動するようにしたが、連動ブレーキ操作子の操作に応じて作動するドラムブレーキで後輪WRを制動するようにしてもよい。
6・・・フロントフォーク
6L・・・左側脚部
6R・・・右側脚部
6B・・・ブリッジ
13・・・伝動ケース
21・・・前輪ブレーキ操作子である右ブレーキレバー
23・・・連動ブレーキ操作子である左ブレーキレバー
30・・・第1前輪用ディスクブレーキ
31・・・第2前輪用ディスクブレーキ
42・・・第1キャリパ
50,62・・・シリンダ孔
51・・・第1ピストン
53,65・・・ブレーキホース
55・・・第2キャリパ
63・・・第2ピストン
D1・・・第1ピストンの直径
D2・・・第2ピストンの直径
F・・・車体フレーム
P・・・パワーユニット
WF・・・前輪
WR・・・後輪

Claims (3)

  1. 前輪(WF)を制動するための前輪ブレーキ操作子(21)と、前輪(WF)および後輪(WR)を連動して制動するための連動ブレーキ操作子(23)と、前記後輪(WR)の車幅方向一側に配置される伝動ケース(13)を有して車体フレーム(F)に揺動可能に支承されるユニットスイング式のパワーユニット(P)とを備えるスクータ型自動二輪車において、前記前輪ブレーキ操作子(21)の操作に応じて作動する第1前輪用ディスクブレーキ(30)が車幅方向一側に配置されるようにして前記前輪(WF)に装着され、前記連動ブレーキ操作子(23)の操作に応じて作動する第2前輪用ディスクブレーキ(31)が車幅方向他側に配置されるようにして前記前輪(WR)に装着され、第1前輪用ディスクブレーキ(30)が有する第1ピストン(51)の直径(D1)よりも第2前輪用ディスクブレーキ(31)が有する第2ピストン(63)の直径(D2)が小さく設定されることを特徴とするスクータ型自動二輪車におけるブレーキ装置。
  2. 前記前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(6)が、前輪(WF)の左右両側で上下に延びる左側脚部(6L)および右側脚部(6R)と、前記前輪(WF)の上方で左側脚部(6L)および右側脚部(6R)を連結するブリッジ(6B)とを有し、第1前輪用ディスクブレーキ(30)および第2前輪用ディスクブレーキ(31)にそれぞれ接続されるブレーキホース(53,65)の中間部が、前記ブリッジ(6B)の下面に左右に並んで支持されることを特徴とする請求項1記載のスクータ型自動二輪車におけるブレーキ装置。
  3. 第1前輪用ディスクブレーキ(30)が有する第1キャリパ(42)ならびに第2前輪用ディスクブレーキ(31)が有する第2キャリパ(55)が、単一のシリンダ孔(50,62)を有する1ポット型にそれぞれ構成されることを特徴とする請求項1または2記載のスクータ型自動二輪車におけるブレーキ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022027318A1 (zh) * 2020-08-05 2022-02-10 舍弗勒技术股份两合公司 制动装置和车轮单元

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