JP2014046538A - 蛇腹チューブ製造装置 - Google Patents

蛇腹チューブ製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014046538A
JP2014046538A JP2012190857A JP2012190857A JP2014046538A JP 2014046538 A JP2014046538 A JP 2014046538A JP 2012190857 A JP2012190857 A JP 2012190857A JP 2012190857 A JP2012190857 A JP 2012190857A JP 2014046538 A JP2014046538 A JP 2014046538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
tube
molding
manufacturing apparatus
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012190857A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Oishi
雅弘 大石
Tetsushi Nitta
哲史 新田
Masashi Sagara
昌士 相良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2012190857A priority Critical patent/JP2014046538A/ja
Publication of JP2014046538A publication Critical patent/JP2014046538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】煩雑な段取り作業をすることなく直線形状の部分である直管部と、蛇腹形状の部分である蛇腹部とを有する多仕様の蛇腹チューブを製造することができつつ、各仕様の蛇腹チューブの在庫数を削減することができ、輸送コストを削減することができる蛇腹チューブ製造装置を提供すること。
【解決手段】直管部110と、蛇腹部120とを有してなる蛇腹チューブ100を製造する蛇腹チューブ製造装置1において、蛇腹チューブ100の仕様に応じた所定の長さに切断された直線形状の樹脂製チューブ200を成形可能な温度に加熱する加熱部20と、蛇腹部120の成形用の蛇腹成形用金型41を備え、金型プレス成形を行う金型プレス部40を有し、蛇腹成形用金型41と樹脂製チューブ200とを樹脂製チューブ200の延在方向に相対的に移動させることによって、樹脂製チューブ200の延在方向の任意箇所に蛇腹部120を成形する蛇腹成形部30と、を有してなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、直線形状の部分である直管部と、蛇腹形状の部分である蛇腹部とを有してなる蛇腹チューブを製造する蛇腹チューブ製造装置に関する。
従来、自動車等に配索される電線の保護チューブとして、直線形状の部分である直管部と、蛇腹形状の部分である蛇腹部とを有してなる蛇腹チューブが用いられる。このような蛇腹チューブを製造するための蛇腹チューブ製造装置として、例えば特許文献1には、複数の金型をキャタピラ状に配置することによって押出機から送出される樹脂を連続的に蛇腹チューブに成形するものが提案されている。
特開2003−175539号公報
しかしながら、特許文献1に記載された蛇腹チューブ製造装置は、蛇腹部成形用の蛇腹成形用金型と直管部成形用の直管部成形金型とが混在してキャタピラ状に並んでいるため、仕様に応じて蛇腹チューブの延在方向での蛇腹部の形成位置、あるいは蛇腹部の形状を変更する場合、直管部成形金型を含めた全ての金型の並び替えを行う必要があり、段取り作業が複雑になってしまうという問題があった。
また、蛇腹チューブ製造装置は、押出機から成形温度に達した樹脂が連続的に送出されるので、樹脂の送出速度を変えたり、樹脂の送出を停止したりすることができず、少量生産のために製造する蛇腹チューブの仕様を頻繁に切り換えることが難しく、結果的に各仕様の蛇腹チューブの在庫数が増大してしまうという問題があった。
また、蛇腹チューブ製造装置は、押出機、直管部成形金型および蛇腹成形用金型がキャタピラ状に配置された成形機等、比較的大型の設備を有するため、工場の設置スペースを考慮すると、蛇腹チューブを用いる工場毎に設置することは難しく、限定的に蛇腹チューブ製造装置が設置された工場で製造された蛇腹チューブを蛇腹チューブを用いる各工場に輸送しなければならず、輸送コストが増大してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、煩雑な段取り作業をすることなく直線形状の部分である直管部と、蛇腹形状の部分である蛇腹部とを有する多仕様の蛇腹チューブを製造することができつつ、各仕様の蛇腹チューブの在庫数を削減することができ、さらに各工場毎に設定できるため、輸送コストを削減することができる蛇腹チューブ製造装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る蛇腹チューブ製造装置は、直線形状の部分である直管部と、蛇腹形状の部分である蛇腹部とを有してなる蛇腹チューブを製造する蛇腹チューブ製造装置において、前記蛇腹チューブの仕様に応じた所定の長さに切断された直線形状の樹脂製チューブを成形可能な温度に加熱する加熱部と、前記蛇腹部の成形用の蛇腹成形用金型を備え、金型プレス成形を行う金型プレス部を有し、該蛇腹成形用金型と前記樹脂製チューブとを前記樹脂製チューブの延在方向に相対的に移動させることによって、前記樹脂製チューブの延在方向の任意箇所に前記蛇腹部を成形する蛇腹成形部と、を有してなることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る蛇腹チューブ製造装置は、上記の発明において、前記金型プレス部は、前記蛇腹チューブの延在方向に沿って複数の前記蛇腹成形用金型が前記樹脂製チューブの延在方向に移動可能に設けられてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る蛇腹チューブ製造装置は、上記の発明において、前記蛇腹成形用金型は、前記樹脂製チューブの延在方向に移動される土台部と、前記蛇腹部の型となる部分であり、前記土台部に着脱可能に設けられてなる成形形状部と、を有してなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る蛇腹チューブ製造装置は、前記蛇腹チューブを仕様変更する場合の段取り作業が、前記蛇腹成形用金型を前記金型プレス部に取り付けるとともに前記樹脂製チューブの延在方向における位置を設定するだけで完了され、所定の長さに切断された前記樹脂製チューブを材料として用いることによって押出機を用いないようにしているため、材料を無駄にすることなく頻繁に蛇腹チューブの仕様を切り換えることができ、さらには、押出機、金型がキャタピラ状に配置された成形機等、比較的大型の設備を必要しない装置構成であるため、各工場毎に設置することができるため、煩雑な段取り作業をすることなく直線形状の部分である直管部と、蛇腹形状の部分である蛇腹部とを有する多仕様の蛇腹チューブを製造することができつつ、各仕様の前記蛇腹チューブの在庫数を削減することができ、さらに各工場毎に設定できるため、輸送コストを削減することができる。
本発明の請求項2に係る蛇腹チューブ製造装置は、前記樹脂製チューブの延在方向に同時に複数の蛇腹部を形成することができるので、製造時間を短縮することができる。
本発明の請求項3に係る蛇腹チューブ製造装置は、前記蛇腹成形用金型が前記土台部に取り付けられる前記成形形状部を変更することによって、各種の蛇腹形状に対応した金型に変更することができるので、段取り作業をさらに軽減することができる。
図1は、本発明の実施例に係る蛇腹チューブ製造装置を模式的に示した図である。 図2は、図1に示した蛇腹チューブ製造装置の蛇腹成形部の上面図である。 図3は、図3(a)が図1に示した蛇腹成形部を高圧エア送風部側から視た斜視図であり、図3(b)が図1に示した冷却部を冷風送風部側から視た斜視図である。 図4は、図1に示した蛇腹成形用金型の拡大斜視図である。 図5は、図1に示した蛇腹チューブ製造装置によって製造される蛇腹チューブの蛇腹部周辺を拡大した示した図である。 図6は、蛇腹チューブ製造装置による蛇腹チューブの製造手順を示した図である。 図7は、本発明の実施例の変形例1の蛇腹チューブ製造装置を模式的に示した図である。 図8は、図1に示した蛇腹チューブ製造装置の蛇腹成形部の上面図である。 図9は、本発明の実施例の変形例2の蛇腹チューブ製造装置を模式的に示した図である。 図10は、図9に示した蛇腹チューブ製造装置の蛇腹成形部の上面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る蛇腹チューブ製造装置の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1を模式的に示した図である。図2は、図1に示した蛇腹チューブ製造装置1の蛇腹成形部30の上面図である。図3は、図3(a)が図1に示した蛇腹成形部30を高圧エア送風部51側から視た斜視図であり、図3(b)が図1に示した冷却部60を冷風送風部61側から視た斜視図である。図4は、図1に示した蛇腹成形用金型41の拡大斜視図である。図5は、図1に示した蛇腹チューブ製造装置1によって製造される蛇腹チューブ100の蛇腹部120周辺を拡大した示した図である。
なお、本発明の実施例では説明の便宜上、図中矢印に示すように手前、奥、上下方向を定義する。
本発明の実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1は、図5に示すような、直線形状の部分である直管部110と、蛇腹形状の部分である蛇腹部120とを有してなる蛇腹チューブ100を製造する蛇腹チューブ製造装置である。
この蛇腹チューブ製造装置1は、図1に示すように樹脂製チューブ供給部10と、加熱部20と、蛇腹成形部30と、冷却部60と、蛇腹チューブ受取部70と、を有してなり、各部10,20,30,60,70がベルトコンベアー等の搬送ライン80によって接続されるようになっている。
樹脂製チューブ供給部10は、蛇腹チューブ100のベース部材である樹脂製チューブ200が順次供給される部分である。なお、樹脂製チューブ供給部10によって供給される樹脂製チューブ200は、合成樹脂からなり、蛇腹チューブの仕様に応じた所定の長さに切断された直線形状のチューブである。
加熱部20は、樹脂製チューブ供給部10から供給された樹脂製チューブ200を金型プレス成形可能温度まで加熱処理する部分である。この加熱部20は、搬送ライン80によって移動される樹脂製チューブ200をヒーター等の加熱手段21によって加熱するようになっている。
蛇腹成形部30は、加熱部20によって成形可能温度に加熱された樹脂製チューブ200を蛇腹部120の成形用の蛇腹成形用金型41によって仕様に応じた蛇腹チューブ100に成形する部分である。
この蛇腹成形部30は、金型プレス部40と、成形補助部50とを有してなる。
金型プレス部40は、蛇腹成形用金型41を備え、金型プレス成形を行う金型プレス部40を有し、蛇腹成形用金型41と樹脂製チューブ200とを樹脂製チューブ200の延在方向に相対的に移動させることによって、樹脂製チューブ200の延在方向の任意箇所に蛇腹部120を成形する部分である。
金型プレス部40は、蛇腹チューブ100の延在方向に沿って5つの蛇腹成形用金型41が樹脂製チューブ200の延在方向に移動可能に設けられてなる。各蛇腹成形用金型41は、不図示のスライド機構等によって樹脂製チューブ200の延在方向に移動配置されるようになっている。
このため、金型プレス部40は、樹脂製チューブ200の延在方向に沿った5箇所に金型プレスによって蛇腹部120が成形できるようになっている。
また、直線形状の樹脂製チューブ200の延在方向に沿って部分的に蛇腹部120を成形するようにしているため、蛇腹部120が成形される以外の部分は直管部110が成形されるようになっている。
また、この実施例では、図2に示すように、5つの蛇腹成形用金型41が樹脂製チューブ200の延在方向に並んで配置され、5つの蛇腹成形用金型41が同時にプレスされるようになっている。このため、金型プレス部40による一回のプレス処理によって、樹脂製チューブ200の延在方向の5箇所に蛇腹部120が成形されるようになっている。
各蛇腹成形用金型41は、図4に示すように、上金型42と、下金型43とを有してなる。上金型42と下金型43とは、各蛇腹成形用金型41を樹脂製チューブ200の延在方向に移動させる不図示のスライド機構に固定され、樹脂製チューブ200の延在方向に移動される土台部42a,43aと、蛇腹部120の型となる部分であり、土台部42a,43aに着脱可能に設けられてなる成形形状部42b,43bとを有してなる。
各蛇腹成形用金型41は、土台部42a,43aに取り付けられる成形形状部42b,43bを変更することによって、5つの蛇腹成形用金型41の各蛇腹成形用金型41を各種の蛇腹形状に対応した金型に変更することができるようになっている。
成形補助部50は、型閉じされた蛇腹成形用金型41内にある樹脂製チューブ200の筒内に高圧エアを送風することによって、空気圧によって樹脂製チューブ200を径外方向に膨らませ、樹脂製チューブ200を蛇腹成形用金型41に押しつけることによって金型プレス成形を補助するものである。
この成形補助部50は、ブロア等によって実現され、高圧エアを送風する高圧エア送風部51と、樹脂製チューブ200の端部開口のうち、高圧エアが送風される側とは逆側の端部開口を塞ぎ、高圧エア送風部51によって樹脂製チューブ200の筒内に侵入した空気が逃げないように蓋をする蓋部52と、を有してなる。
なお、成形補助部50は、高圧エアを送風することよって樹脂製チューブ200を径外方向に膨らませるものに限らず、真空引きすることによって樹脂製チューブ200を径外方向に膨らませるようにしてもよい。
冷却部60は、金型プレス部40によって金型プレスされた状態の樹脂製チューブ200が固化されるように冷却する部分である。この冷却部60は、図3(b)に示すように、例えば、ブロア等によって実現される冷風送風部61を有してなり、冷風送風部61によって樹脂製チューブ200の筒内に冷風を送ることによって樹脂製チューブ200を固化させる部分である。
なお、冷却部60は、蛇腹成形用金型41に冷却水の流路を設け、この流路に冷水を循環させることによって蛇腹成形用金型41を冷却するようにしても良い。
蛇腹チューブ受け取り部70は、冷却部60によって固化されることによって完成された蛇腹チューブ100を受け取り部分である。この蛇腹チューブ受け取り部70は、例えば、キャスターによって搬送可能となっており、完成された蛇腹チューブ100を例えば電線製造工程等の後工程へ搬送できるようになっている。
このような蛇腹チューブ製造装置1の各部は不図示の制御部に接続され、この制御部からの制御信号に従って動作されるようになっている。
次に、図1および図6を用いて、蛇腹チューブ製造装置1による蛇腹チューブ100の製造手順について説明する。図6は、蛇腹チューブ製造装置1による蛇腹チューブ100の製造手順を示した図である。
なお、この説明では一本の樹脂製チューブ200が蛇腹チューブ100に加工されるまでの流れを示している。
まず、操作者は、装置を可動させる前の段取り作業として、蛇腹チューブ100の仕様に対応するように金型プレス部40の設定を行う。より具体的には、操作者は、蛇腹チューブ100の仕様に応じた5つの蛇腹成形用金型41を金型プレス部40に取り付けた後、各蛇腹成形用金型41をスライド移動させて樹脂製チューブ200の延在方向の所定の金型プレス位置に配置する。
この段取り作業の後、作業者は蛇腹チューブ製造装置1を起動させる。
装置が起動されると、まず、蛇腹チューブ製造装置1は、樹脂製チューブ供給部10によって樹脂製チューブ200を加熱部20に供給開始する(図1参照)。
その後、蛇腹チューブ製造装置1は、搬送ライン80によって加熱部20に搬送された樹脂製チューブ200を、成形可能な温度に加熱する(図1、図6(a)参照)。
その後、蛇腹チューブ製造装置1は、成形温度に加熱された樹脂製チューブ200を搬送ライン80によって蛇腹成形部30に搬送する(図1参照)。
その後、蛇腹チューブ製造装置1は、蛇腹成形部30に搬送された樹脂製チューブ200を、金型プレス部40によって金型プレス成形する(図1、図6(b)参照)。この際、各蛇腹成形用金型41を型閉じした状態で、高圧エア送風部51によって樹脂製チューブの筒内に高圧エアを送り込むことによって、樹脂製チューブ200が各蛇腹成形用金型41に押し付けられる。これにより、5つの蛇腹成形用金型41によって、樹脂製チューブ200の延在方向に沿った5箇所に蛇腹部120が形成され、蛇腹部120が成形される以外の部分は直管部110が成形される。
その後、蛇腹チューブ製造装置1は、金型プレス部40によって成形された樹脂製チューブ200を冷却部60に搬送し、樹脂製チューブ200を冷却し、固化させることによって蛇腹チューブ100を完成させる(図1、図6(c)参照)。ここで、蛇腹チューブ製造装置1は、金型プレス部40によって成形された樹脂製チューブ200を各蛇腹成形用金型41で型閉じしたまま冷却部60に搬送し、冷風送風部61によって樹脂製チューブ200の筒内に冷風を送風する。
最後に、蛇腹チューブ製造装置1は、上金型42と下金型43とを離脱させ、完成された蛇腹チューブ100を搬送ライン80によって蛇腹チューブ受け取り部70まで搬送する(図1、図6(d)参照)。これにより、蛇腹チューブ製造装置1による一本の蛇腹チューブ100の製造が完了される。このように、一本の蛇腹チューブ100の製造が完了されると、蛇腹チューブ製造装置1は、5つの蛇腹成形用金型41を冷却部60から蛇腹成形部30に戻し、必要本数の蛇腹チューブ100が製造されるまで上述した処理を繰り返し実行する。
本発明の実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1は、蛇腹チューブ100を仕様変更する場合の段取り作業が、蛇腹成形用金型41を金型プレス部40に取り付けるとともに樹脂製チューブ200の延在方向における位置を設定するだけで完了され、所定の長さに切断された樹脂製チューブ200を材料として用いることによって押出機を用いないようにしているため、材料を無駄にすることなく頻繁に蛇腹チューブ100の仕様を切り換えることができ、さらには、押出機、金型がキャタピラ状に配置された成形機等、比較的大型の設備を必要しない装置構成であるため、各工場毎に設置することができるため、煩雑な段取り作業をすることなく直線形状の部分である直管部110と、蛇腹形状の部分である蛇腹部120とを有する多仕様の蛇腹チューブ100を製造することができつつ、各仕様の蛇腹チューブ100の在庫数を削減することができ、さらに各工場毎に設定できるため、輸送コストを削減することができる。
また、本発明の実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1は、樹脂製チューブ200の延在方向に同時に複数の蛇腹部120を形成することができるので、製造時間を短縮することができる。
また、本発明の実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1は、蛇腹成形用金型41が土台部42a,43aに取り付けられる成形形状部42b,43bを変更することによって、各種の蛇腹形状に対応した金型に変更することができるので、段取り作業をさらに軽減することができる。
(変形例1)
次に、図7および図8を用いて本発明の実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1の変形例1について説明する。図7は、本発明の実施例の変形例1の蛇腹チューブ製造装置2を模式的に示した図である。図8は、図1に示した蛇腹チューブ製造装置2の蛇腹成形部の上面図である。
この変形例の蛇腹チューブ製造装置2は、蛇腹成形部30に代わって蛇腹成形部31を有してなる点で実施例の蛇腹チューブ製造装置1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
蛇腹成形部31は、金型プレス部40に代わって金型プレス部45を有してなる。
金型プレス部45は、樹脂製チューブ200の延在方向への移動を可能とする不図示の移動機構と、プレス成形に用いる蛇腹成形用金型41の切り換えを行なう金型切替部46とを有してなる。
金型切替部46は、5つの蛇腹成形用金型41をストックし、金型プレスに用いる蛇腹成形用金型41を自動で切り替える部分である。この変形例1では、金型切替部46は、ターレット式を用いているが、これに限定されず、別に設けられた蛇腹成形用金型41のストッカーから金型プレスに用いる蛇腹成形用金型41を呼び出すようにしても構わない。
このような金型プレス部45は、樹脂製チューブ200の延在方向の各蛇腹形成位置に移動可能に設けられ、かつ各蛇腹部120形成位置でプレス成形に用いる蛇腹成形用金型41が自動で切り替わるようになっている。
この変形例1の蛇腹チューブ製造装置2は、蛇腹チューブ100の仕様を切り換える場合、装置を起動させる前の段取りとしては、金型切替部46に蛇腹チューブ100の仕様に応じた蛇腹成形用金型41を取り付ける。また、不図示の制御部には樹脂製チューブ200の各蛇腹部120形成位置に応じた金型プレス部45の樹脂製チューブ200の延在方向での移動量が記憶され、記憶された移動量に基づいて、金型プレス部45が移動されるようになっている。
この変形例1の蛇腹チューブ製造装置2は、蛇腹チューブ100を仕様変更する場合の段取り作業が、蛇腹成形用金型41を金型プレス部45に取り付けるとともに樹脂製チューブ200の延在方向における位置を設定するだけで完了され、所定の長さに切断された樹脂製チューブ200を材料として用いることによって押出機を用いないようにしているため、材料を無駄にすることなく頻繁に蛇腹チューブ100の仕様を切り換えることができ、さらには、押出機、金型がキャタピラ状に配置された成形機等、比較的大型の設備を必要しない装置構成であるため、各工場毎に設置することができるため、本発明に実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1と同様に、煩雑な段取り作業をすることなく直線形状の部分である直管部110と、蛇腹形状の部分である蛇腹部120とを有する多仕様の蛇腹チューブ100を製造することができつつ、各仕様の蛇腹チューブ100の在庫数を削減することができ、さらに各工場毎に設定できるため、輸送コストを削減することができる。
(変形例2)
次に、図9および図10を用いて本発明の実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1の変形例2について説明する。図9は、本発明の実施例の変形例2の蛇腹チューブ製造装置3を模式的に示した図である。図10は、図9に示した蛇腹チューブ製造装置3の蛇腹成形部の上面図である。
この変形例の蛇腹チューブ製造装置3は、蛇腹成形部30に代わって蛇腹成形部32を有してなる点で実施例の蛇腹チューブ製造装置1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
蛇腹成形部32は、金型プレス部40に代わって金型プレス部47を有してなる。
金型プレス部47は、樹脂製チューブ200を延在方向への移動する不図示の移動機構と、プレス成形に用いる蛇腹成形用金型41の切り換えを行なう金型切替部46とを有してなる。
この変形例2の蛇腹チューブ製造装置3は、蛇腹チューブ100の仕様を切り換える場合、装置を起動させる前の段取りとしては、金型切替部46に蛇腹チューブ100の仕様に応じた蛇腹成形用金型41を取り付ける。また、不図示の制御部には樹脂製チューブ200が各蛇腹部120形成位置を蛇腹成形用金型41のプレス位置に位置させるように樹脂製チューブ200の延在方向への移動量が記憶され、記憶された移動量に基づいて、樹脂製チューブ200が移動されるようになっている。
この変形例2の蛇腹チューブ製造装置3は、蛇腹チューブ100を仕様変更する場合の段取り作業が、蛇腹成形用金型41を金型プレス部47に取り付けるとともに樹脂製チューブ200の延在方向における位置を設定するだけで完了され、所定の長さに切断された樹脂製チューブ200を材料として用いることによって押出機を用いないようにしているため、材料を無駄にすることなく頻繁に蛇腹チューブ100の仕様を切り換えることができ、さらには、押出機、金型がキャタピラ状に配置された成形機等、比較的大型の設備を必要しない装置構成であるため、各工場毎に設置することができるため、本発明に実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1と同様に、煩雑な段取り作業をすることなく直線形状の部分である直管部110と、蛇腹形状の部分である蛇腹部120とを有する多仕様の蛇腹チューブ100を製造することができつつ、各仕様の蛇腹チューブ100の在庫数を削減することができ、さらに各工場毎に設定できるため、輸送コストを削減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
なお、本発明の実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1,2,3は、加熱部20と、蛇腹成形部30,31,32とが別に設けられるものを例示したが、これに限らず、蛇腹成形部30,31,32に加熱部が含まれるようにしても構わない。例えば、蛇腹成形用金型41をヒーター等の加熱手段によって加熱することによって、蛇腹成形用金型41を加熱しながら樹脂製チューブ200を金型プレス成形するようにしても構わない。
また、本発明の実施例に係る蛇腹チューブ製造装置1,2,3は、金型プレス部40,45,47が、5つの蛇腹成形用金型41を有してなるものを例示したが、蛇腹成形用金型41の数はこれに限らず、金型プレス部40,45,47は、1以上の蛇腹成形用金型41を有してなればよい。
1,2,3 蛇腹チューブ製造装置
10 樹脂製チューブ供給部
20 加熱部
21 加熱手段
30,31,32 蛇腹成形部
40,45,47 金型プレス部
41 蛇腹成形用金型
42 上金型
43 下金型
42a,43a 土台部
42b,43b 成形形状部
46 金型切替部
50 成形補助部
51 高圧エア送風部
52 蓋部
60 冷却部
61 冷風送風部
70 蛇腹チューブ受取部
80 搬送ライン
100 蛇腹チューブ
110 直管部
120 蛇腹部
200 樹脂製チューブ

Claims (3)

  1. 直線形状の部分である直管部と、蛇腹形状の部分である蛇腹部とを有してなる蛇腹チューブを製造する蛇腹チューブ製造装置において、
    前記蛇腹チューブの仕様に応じた所定の長さに切断された直線形状の樹脂製チューブを成形可能な温度に加熱する加熱部と、
    前記蛇腹部の成形用の蛇腹成形用金型を備え、金型プレス成形を行う金型プレス部を有し、該蛇腹成形用金型と前記樹脂製チューブとを前記樹脂製チューブの延在方向に相対的に移動させることによって、前記樹脂製チューブの延在方向の任意箇所に前記蛇腹部を成形する蛇腹成形部と、
    を有してなることを特徴とする蛇腹チューブ製造装置。
  2. 前記金型プレス部は、
    前記蛇腹チューブの延在方向に沿って複数の前記蛇腹成形用金型が前記樹脂製チューブの延在方向に移動可能に設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の蛇腹チューブ製造装置。
  3. 前記蛇腹成形用金型は、
    前記樹脂製チューブの延在方向に移動される土台部と、前記蛇腹部の型となる部分であり、前記土台部に着脱可能に設けられてなる成形形状部と、を有してなることを特徴とする請求項1または2に記載の蛇腹チューブ製造装置。
JP2012190857A 2012-08-31 2012-08-31 蛇腹チューブ製造装置 Pending JP2014046538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012190857A JP2014046538A (ja) 2012-08-31 2012-08-31 蛇腹チューブ製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012190857A JP2014046538A (ja) 2012-08-31 2012-08-31 蛇腹チューブ製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014046538A true JP2014046538A (ja) 2014-03-17

Family

ID=50606704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012190857A Pending JP2014046538A (ja) 2012-08-31 2012-08-31 蛇腹チューブ製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014046538A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107471618A (zh) * 2016-12-21 2017-12-15 温州风神硅胶制品有限公司 一种波纹管成型机
CN114559639A (zh) * 2022-03-28 2022-05-31 浙江科赛新材料科技有限公司 塑料波纹管成型设备
CN114619654A (zh) * 2022-03-28 2022-06-14 浙江科赛新材料科技有限公司 塑料波纹管的制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107471618A (zh) * 2016-12-21 2017-12-15 温州风神硅胶制品有限公司 一种波纹管成型机
CN114559639A (zh) * 2022-03-28 2022-05-31 浙江科赛新材料科技有限公司 塑料波纹管成型设备
CN114619654A (zh) * 2022-03-28 2022-06-14 浙江科赛新材料科技有限公司 塑料波纹管的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5866398B2 (ja) 成形システム及び成形品の製造方法
CN102398362B (zh) 用于制造椭圆形塑料容器的设备及方法
JP5519560B2 (ja) 中空成形品の製造装置および製造方法
JP2013530854A (ja) プラスチック容器生産用設備
EP3369550B1 (en) Metal mould unit, blow moulding apparatus, and blow moulding method
JP2014046538A (ja) 蛇腹チューブ製造装置
JPWO2017142043A1 (ja) ブロー成形装置およびブロー成形方法
CN104884223B (zh) 搬运装置、成形品制造装置及成形品的制造方法
CA3065176A1 (en) Injection stretch blow molding machine and method for manufacturing hollow molded body
JP3609872B2 (ja) 射出装置のシリンダ温度調整装置
KR101413709B1 (ko) 예열챔버가 마련된 렌즈 성형 장치
KR101518568B1 (ko) 핫 프레스포밍용 금형 제작방법
JP2007131466A (ja) 光学レンズの製造方法および光学レンズの製造装置
JP2002544001A (ja) エンボス加工されたパターンを有するプラスチック部品の製作法及び該方法を実施するための装置
EP4137298A1 (en) Processing apparatus for composite material and processing method for composite material
JP6181451B2 (ja) 射出成形機
JP2006231805A (ja) 押出成形方法および押出成形装置
KR101577192B1 (ko) 프레스 성형장치
JP5740027B2 (ja) 中空成形品の製造装置および製造方法
CN111660540A (zh) 用于吹制成型机的吹制工具
US10173382B2 (en) Blow molding machine with internal tempering device
US9248594B2 (en) Injection molding apparatus with integrated hot runner system
JP2012240367A (ja) 押出成型装置
US9017063B2 (en) Injection molding apparatus with integrated hot runner system
JP7343777B2 (ja) 廃プラスチック成形物の製造装置、および廃プラスチック成形物の製造方法