JP2014046328A - 多段式横型鍛造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高速運転が可能な多段式横型鍛造装置を提供する。
【解決手段】 多段式横型鍛造装置10では、把持具40ごとに一つずつ設けられている複数のスライダSLを備えている。したがって、スライダSLは、一つのワーク11の移送を担えばよいため、小さくして軽くすることができる。また、ワーク移送の割付角度は、一つのワーク11の鍛造加工の割付角度に適合すればよいため、大きくすることができる。そのため、一つのスライダで全てのワークを移送する形態と比べて、スライダSLによる移送開始から次回の移送開始直前までの1周期の時間が同じ場合、スライダSLの慣性力を小さくすることができる。つまり、多段式横型鍛造装置10によれば、スライダSLの慣性力が所定値以下となる範囲内で1周期の時間を可及的に短くすることができる。その結果、高速運転が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、多段式横型鍛造装置に関する。
ワークを所定の移送方向に移送しつつ、移送途中に複数回の鍛造加工を行うことによりワークを所定の形状に成形する多段式横型鍛造装置が知られている。特許文献1に開示された多段式横型鍛造装置は、モータが回転駆動するクランク軸にコンロッドを介して連結された複数のラムを有している。クランク軸が回転すると、各ラムに固定されたパンチは時間差をもってワークをダイに押圧する。つまり、各工程間で加工タイミングがずれている。
また、特許文献1に開示された多段式横型鍛造装置は、一つのスライダにより全てのワークの移送を行う。スライダは、ワークを把持する全ての把持具と一体に移送方向に往復移動する。
特開2011−212733号公報
ところで、特許文献1に開示された多段式横型鍛造装置では、一つのスライダで全てのワークを移送するため、スライダが大きくて重い。また、全てのパンチが同時にワークに押圧される形態と比較して鍛造加工の割付角度が大きく、ワーク移送の割付角度が小さいため、スライダの移動速度を速くする必要がある。そのため、スライダの慣性力が大きくなる傾向にある。
一方、スライダの慣性力は、スライダの駆動手段の強度の観点および把持具の把持力の観点から、所定値以下にする必要がある。そのため、スライダの移動速度を速くするには限界があり、高速運転が困難であるという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、高速運転が可能な多段式横型鍛造装置を提供することである。
本発明による多段式横型鍛造装置は、全ての把持具のうち一部の把持具と一体に移送方向に往復移動可能な複数のスライダを備えていることを特徴とする。
したがって、スライダは、全てのワークのうち一部のワークの移送を担えばよいため、小さくして軽くすることができる。また、ワーク移送の割付角度は、全てのワークのうち一部のワークの鍛造加工の割付角度に適合すればよいため、大きくすることができる。
そのため、一つのスライダで全てのワークを移送する形態と比べて、スライダによる移送開始から次回の移送開始直前までの1周期の時間が同じ場合、スライダの慣性力を小さくすることができる。言い換えると、本発明によれば、スライダの慣性力が所定値以下となる範囲内で1周期の時間を可及的に短くすることができる。その結果、高速運転が可能となる。
本発明の一実施形態による多段式横型鍛造装置を示す上面図である。 図1の多段式横型鍛造装置を矢印II方向から見た図である。 図1のクランク軸のクランク角度とパンチのストロークとの関係を示すグラフである。 図1の矢印IV部分を拡大して示す拡大図である。 図1の円筒溝カムのカム溝を平面に展開して示す展開図である。 図1のクランク軸のクランク角度とスライダの移送方向位置との関係を示すグラフである。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による多段式横型鍛造装置の構成を図1〜図6に基づき説明する。本実施形態の多段式横型鍛造装置10は、ワーク11を水平な移送方向に移送する途中で複数回の鍛造加工を行うことにより、ワーク11を例えば自動車用の点火プラグのハウジングまたはスタータのクラッチハウジングなどに成形する。
図1および図2に示すように、多段式横型鍛造装置10は、フレーム20、ダイ21、ラム23、パンチP1〜P6、第1駆動手段30、把持具40、第2駆動手段50、スライダSL1〜SL7、および第3駆動手段60を備えている。スライダSL1〜SL7および第3駆動手段60は、ワーク11を移送するトランスファ装置を構成している。以下、パンチP1〜P6を特に区別しないとき単に「パンチP」と記載し、スライダSL1〜SL7を特に区別しないとき単に「スライダSL」と記載する。また、便宜上、図1では後述の第1アーム53および第2アーム55の図示を省略しており、図2ではフレーム20の側壁の一部を切り欠いている。
ダイ21は、複数設けられ、ダイブロック22を介してフレーム20に着脱可能に固定されている。本実施形態では、ダイ21は6つ設けられている。各ダイ21は、ワーク11の移送方向に並ぶように一直線上に配置されている。
ラム23は、ダイ21ごとに一つずつ設けられ、例えば図示しないガイド部材などを介してフレーム20に支持されている。ラム23は、ダイ21に対し接近および離間する方向である加工方向へ往復移動可能である。加工方向は、移送方向に直交し且つ水平である。
パンチPは、ダイ21ごとに一つずつ設けられ、ラム23のうちダイ21との対向部分に着脱可能に固定されている。パンチPは、ラム23がダイ21側に移動するとき、ダイ21との間に位置するワーク11をダイ21に押圧することにより、ダイ21と協働してワーク11に鍛造加工を施す。
第1駆動手段30は、動力源としてのモータ31と、フレーム20に回転可能に支持されているクランク軸33と、モータ31の出力軸32とクランク軸33とを回転伝達可能に連結しているベルト36およびベルト車37、38と、クランク軸33とラム23とを連結しているコンロッド39と、を備えている。クランク軸33は、両端の軸支持部34に対し偏心する複数の偏心部35を有している。偏心部35は、コンロッド39ごとに一つずつ形成されている。各偏心部35は、回転位相が60度ずつずらされている。
図3は、クランク軸33の回転角度であるクランク角度と、各パンチP1〜P6の加工方向の位置であるストロークとの関係を示すグラフである。クランク角度の360度を1周期とすると、パンチPは、第1駆動手段30により加工方向に周期的に往復移動させられる。各パンチP1〜P6は、移動タイミングが1周期の中で互いに等間隔にずらされており、時間差をもってワーク11に順次押圧される。
図1および図2に戻って、把持具40は、加工方向でダイ21に対しラム23側に隣接する位置において移送方向に並ぶように複数設けられている。本実施形態では、把持具40は7つ設けられている。把持具40は、ワーク11を挟むように把持可能な一対のフィンガ41と、一対のフィンガ41を保持しているカセット42と、カセット42内に設けられ、一対のフィンガ41を把持状態に付勢している図示しない付勢手段と、を備えている。
第2駆動手段50は、把持具40ごとに一つずつ設けられモータ31に連動する複数のカム機構51を含む。カム機構51は、後述の円筒溝カム62と一体にカム軸O1まわりに回転可能な円板カム52と、円板カム52の外周面との接触により支持軸54まわりに揺動する第1アーム53と、一端部が支持軸54に固定され、他端部が把持具40と周期的に係合する第2アーム55と、を有している。第2アーム55の他端部は、把持具40と係合することによりフィンガ41の把持状態を解放可能である。第2駆動手段50は、フィンガ41の把持状態を周期的に解放する解放手段である。
図1、図2および図4に示すように、スライダSLは、把持具40ごとに一つずつ、つまり7つ設けられている。各スライダSL1〜SL7は、ワーク11の移送方向に並ぶように一直線上に配置され、2本のスライダシャフト57、58により把持具40と一体に移送方向に往復移動可能に支持されている。スライダシャフト57、58は、移送方向に延びるシャフトであり、フレーム20に固定されている。
ここで、移送方向においてワーク11を搬入する位置、ダイ21と一致する位置、および、ワーク11を搬出する位置に設定された複数の停留位置に関し、移送方向で互いに隣り合う一対の停留位置のうち移送方向後方の停留位置を後方停留位置とし、移送方向前方の停留位置を前方停留位置とする。スライダSLは、後方停留位置と前方停留位置との間で往復移動可能であり、スライダSLの移送方向の幅は、スライダSLの後方停留位置から前方停留位置までの可動距離よりも小さく設定されている。また、各スライダSL1〜SL7の可動範囲は、移送方向で互いに重なるように設定されている。
第3駆動手段60は、スライダSLごとに一つずつ設けられモータ31に連動する複数のカム機構61を含む。第3駆動手段60は、第1駆動手段30および第2駆動手段50と共通の動力源であるモータ31の回転をスライダSLに伝達し、スライダSLを移送方向に周期的に往復移動させる。
カム機構61は、円筒溝カム62、カムフォロア67、第1揺動レバー68および第2揺動レバー69を有している。
円筒溝カム62は、クランク軸33、第1連結軸71および第2連結軸72を介してモータ31に回転伝達可能に連結されている。各円筒溝カム62は、移送方向で並ぶように同軸上に配置され、互いに一体に形成されている。カムフォロア67は、特許請求の範囲に記載の「接触子」に相当し、円筒溝カム62の軌道面すなわち後述の各カム溝63、64、65、66との接触により移送方向に揺動する。第1揺動レバー68は、一端部にカムフォロア67が固定され、他端部が支点軸73により支持されている。第1揺動レバー68は、支点軸73まわりに回動可能である。第2揺動レバー69は、一端部が第1揺動レバー68の他端部に固定され、他端部に係合孔70を有している。係合孔70には、スライダSLに形成された係合突起74が嵌合している。第2揺動レバー69は、スライダSLの係合突起74に移送方向の動力を伝達可能に係合し、支点軸73まわりに回動可能である。カム機構61は、カムフォロア67の移送方向への揺動を第1揺動レバー68および第2揺動レバー69を介してスライダSLに伝達する。
図5に示すように、円筒溝カム62は、スライダSLを後方停留位置から前方停留位置まで送るための送り用カム溝63と、スライダSLを前方停留位置で停留させるための前方停留用カム溝64と、スライダSLを前方停留位置から後方停留位置まで戻すための戻し用カム溝65と、スライダSLを後方停留位置で停留させるための後方停留用カム溝66とを有している。各円筒溝カム62は、回転位相が約60度ずつずらされている。
図4に示すように、支点軸73とカムフォロア67との中心間距離である第1有効レバー長さL1は、支点軸73と係合突起74との中心間距離である第2有効レバー長さL2よりも短い。本実施形態では、前述のように、各スライダSL1〜SL7の可動範囲が移送方向で互いに重なり、また各円筒溝カム62が同軸上に配置されながらも、第1有効レバー長さL1が第2有効レバー長さL2よりも短いことによって、隣接する円筒溝カム62は、互いのカム溝同士が重ならないように配置可能であり、また第3駆動手段60は、隣接するスライダSL同士がぶつからないように各スライダSL1〜SL7を時間差で移動可能である。
図6は、クランク角度と、各スライダSL1〜SL7の移送方向位置との関係を示すグラフである。図5中の「ST1〜ST8」は停留位置である。図5に示すように、スライダSLは、第3駆動手段60により移送方向に周期的に往復移動させられる。各スライダSL1〜SL7は、移動タイミングが1周期の中で等間隔にずらされており、互いにぶつからないように時間差をもって後方停留位置と前方停留位置との間を順次往復移動する。
具体的には、例えばスライダSL1は、クランク角度340度から90度までの間に停留位置ST1から停留位置ST2まで送られる。把持具40は、クランク角度340度直前に把持状態とされ、把持したワーク11を停留位置ST2まで移送し、クランク角度90度直後に解放状態とされる。
続いてスライダSL1は、クランク角度90度から240度までの間、停留位置ST2に停留させられる。この間にパンチP1による鍛造加工が行われる。
続いてスライダSL1は、クランク角度240度から290度までの間に停留位置ST2から停留位置ST1まで戻される。把持具40は、解放状態のまま停留位置ST1に移動する。
続いてスライダSL1は、クランク角度290度から340度までの間、停留位置ST1に停留させられる。この間にノックアウト装置80(図1参照)によりダイ21内のワーク11がダイ21外に排出される。排出されたワーク11は、クランク角度340度直前に把持具40により把持される。
本実施形態では、スライダSLの送り移送の割付角度は110度であり、スライダSLの戻り移送の割付角度は50度である。また、スライダSLの停留位置ST2での停留角度すなわち鍛造加工の割付角度は150度であり、スライダSLの停留位置ST1での停留角度すなわちノックアウト作動の割付角度は50度である。
スライダSLの送り移送の割付角度は、スライダSLの戻り移送の割付角度よりも大きく設定されている。これにより、スライダSLの送り速度は、スライダSLの戻り速度よりも遅く設定されている。
以上説明したように、第1実施形態による多段式横型鍛造装置10では、把持具40ごとに一つずつ設けられた複数のスライダSLを備えていることを特徴とする。
したがって、スライダSLは、一つのワーク11の移送を担えばよいため、小さくして軽くすることができる。また、ワーク移送の割付角度は、一つのワーク11の鍛造加工の割付角度に適合すればよいため、大きくすることができる。
そのため、一つのスライダで全てのワークを移送する形態と比べて、スライダSLによる移送開始から次回の移送開始直前までの1周期の時間が同じ場合、スライダSLの慣性力を小さくすることができる。つまり、本実施形態によれば、スライダSLの慣性力が所定値以下となる範囲内で1周期の時間を可及的に短くすることができる。その結果、高速運転が可能となる。
また、本実施形態では、各スライダSL1〜SL7は、移送方向で一直線上に配置されており、第3駆動手段60は、隣接するスライダSL同士がぶつからないように各スライダSL1〜SL7を時間差で移動させる。
したがって、スライダSL同士がぶつかることによる装置の故障および異音の発生を回避することができる。
また、本実施形態では、スライダSLの送り移送の割付角度は戻り移送の割付角度よりも大きく設定され、スライダSLの送り速度は戻り速度よりも遅く設定されている。
したがって、把持具40の把持力が限界を超えない範囲内でスライダSLの送り速度を可及的に速くすることができ、高速運転が可能となる。
また、本実施形態では、第3駆動手段60は、モータ31と、スライダSLごとに一つずつ設けられモータ31に連動する複数のカム機構61とを含む。カム機構61は、モータ31の回転を円筒溝カム62とカムフォロア67と第1揺動レバー68と第2揺動レバー69とを介してスライダSLに機械的に伝達する。
したがって、電気的な制御を行うことなくスライダSLを移送方向に揺動させることができる。
また、本実施形態では、第1揺動レバー68の第1有効レバー長さL1は、第2揺動レバー69の第2有効レバー長さL2よりも短い。また、スライダSLの移送方向の幅は、スライダSLの後方停留位置から前方停留位置までの可動距離よりも小さく設定されている。したがって、各スライダSL1〜SL7の可動範囲が移送方向で互いに重なり、また各円筒溝カム62が同軸上に配置されながらも、第1有効レバー長さL1が第2有効レバー長さL2よりも短く且つスライダSLの移送方向の幅が可動距離よりも小さいことによって、第3駆動手段60は、隣接するスライダSL同士がぶつからないように各スライダSL1〜SL7を時間差で移動可能である。
また、本実施形態では、スライダSLは後方停留位置と前方停留位置との間で往復移動可能であり、円筒溝カム62は、スライダSLを後方停留位置から前方停留位置まで送るための送り用カム溝63と、スライダSLを前方停留位置から後方停留位置まで戻すための戻し用カム溝65とを有する。送り用カム溝63の周方向長さは、戻し用カム溝65の周方向長さよりも長い。これにより、スライダSLの送り速度を戻り速度よりも遅く設定することができる。
また、本実施形態では、第3駆動手段60は、第1駆動手段30および第2駆動手段50と共通の動力源であるモータ31の回転を利用してスライダSLを移送方向に往復移動させる。
したがって、多段式横型鍛造装置10が備える動力源は一つで済む。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、スライダの数は、7つ以外であってもよい。
本発明の他の実施形態では、スライダは、複数の把持具ごとに一つずつ設けられてもよい。要するに、複数設けられれば本発明の効果を得ることができる。
本発明の他の実施形態では、スライダの送り速度は、スライダの戻り速度以上であってもよい。
本発明の他の実施形態では、スライダは、2本のシャフトに限らず、1本もしくは3本以上のシャフトまたはレール等により支持されてもよい。
本発明の他の実施形態では、ダイ、ラムおよびパンチの数は、6つ以外であってもよい。
本発明の他の実施形態では、スライダを支持するシャフトは、支持部材を介してフレームに固定されてもよい。
本発明の他の実施形態では、第3駆動手段のカム機構は、円筒溝カム以外の例えば円板カムまたは平板カムなどを有していてもよい。
本発明の他の実施形態では、第1有効レバー長さは、第2有効レバー長さL2以上であってもよい。
本発明の他の実施形態では、各パンチは、移動タイミングが1周期の中で不揃いにずらされていてもよい。
本発明の他の実施形態では、把持具は、他の機械的構成によっても実現可能である。また、把持具を駆動する第2駆動装置は、電気的構成によっても実現可能である。
本発明の他の実施形態では、第2駆動手段は、フィンガを周期的に把持させるものであってもよい。
本発明の他の実施形態では、第1駆動手段、第2駆動手段および第3駆動手段は、別々の動力源を備えていてもよい。
本発明の他の実施形態では、自動車用の点火プラグのハウジングまたはスタータのクラッチハウジング以外のものを成形してもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10・・・多段式横型鍛造装置
11・・・ワーク
20・・・フレーム
21・・・ダイ
23・・・ラム
30・・・第1駆動手段
40・・・把持具
50・・・第2駆動手段
60・・・第3駆動手段
P1、P2、P3、P4、P5、P6・・・パンチ
SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SL6、SL7・・・スライダ

Claims (9)

  1. ワーク(11)を所定の移送方向に移送しつつ、移送途中に複数回の鍛造加工を行うことによりワークを所定の形状に成形する多段式横型鍛造装置(10)であって、
    フレーム(20)と、
    移送方向に並ぶように前記フレームに固定されている複数のダイ(21)と、
    前記ダイに対し接近および離間する方向である加工方向へ往復移動可能な複数のラム(23)と、
    前記ラムに固定され、ワークを前記ダイに押圧することにより鍛造加工を行う複数のパンチ(P1、P2、P3、P4、P5、P6)と、
    前記ラムを加工方向に周期的に往復移動させる第1駆動手段(30)と、
    ワークを把持可能であり、移送方向に並ぶ複数の把持具(40)と、
    前記把持具の把持状態を周期的に解放するか、あるいは前記把持具を周期的に把持状態とする第2駆動手段(50)と、
    全ての前記把持具のうち一部の把持具と一体に移送方向に往復移動可能な複数のスライダ(SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SL6、SL7)と、
    前記スライダを移送方向に周期的に往復移動させる第3駆動手段(60)と、
    を備えることを特徴とする多段式横型鍛造装置。
  2. 各前記スライダは、移送方向で一直線上に配置されており、
    前記第3駆動手段は、隣接する前記スライダ同士がぶつからないように各前記スライダを時間差で移動させることを特徴とする請求項1に記載の多段式横型鍛造装置(10)。
  3. 前記スライダの移送方向前方への移動速度を送り速度とし、
    前記スライダの移送方向後方への移動速度を戻り速度とすると、
    前記スライダの送り速度は、前記スライダの戻り速度とは異なることを特徴とする請求項1または2に記載の多段式横型鍛造装置(10)。
  4. 前記スライダの送り速度は、前記スライダの戻り速度よりも遅いことを特徴とする請求項3に記載の多段式横型鍛造装置(10)。
  5. 前記第3駆動手段は、
    一つの動力源(31)と、
    前記スライダごとに一つずつ設けられ、前記動力源に連動する複数のカム機構(61)と、
    を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の多段式横型鍛造装置(10)。
  6. 前記カム機構は、
    前記動力源に動力伝達可能に連結されているカム(62)と、
    前記カムの軌道面(63、64、65、66)との接触により移送方向に揺動する接触子(67)と、
    一端部が前記接触子に固定され、他端部を支持する支点軸(73)まわりに回動可能な第1揺動レバー(68)と、
    一端部が前記支点軸または前記第1揺動レバーの他端部に固定され、他端部が前記スライダに移送方向の動力を伝達可能に係合し、前記支点軸まわりに回動可能な第2揺動レバー(69)と、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の多段式横型鍛造装置(10)。
  7. 前記支点軸と前記接触子との距離を第1有効レバー長さ(L1)とし、
    前記支点軸と前記第2揺動レバーの前記スライダへの係合部(70)との距離を第2有効レバー長さ(L2)とすると、
    第1有効レバー長さは第2有効レバー長さよりも短いことを特徴とする請求項6に記載の多段式横型鍛造装置(10)。
  8. 前記スライダは、移送方向で後方に位置する後方停留位置と、移送方向で前方に位置する前方停留位置との間で往復移動可能であり、
    前記カムは、前記スライダを後方停留位置から前方停留位置まで送るための送り用カム溝(63)と、前記スライダを前方停留位置で停留させるための前方停留用カム溝(64)と、前記スライダを前方停留位置から後方停留位置まで戻すための戻し用カム溝(65)と、前記スライダを後方停留位置で停留させるための後方停留用カム溝(66)と、を有する円筒溝カムであり、
    前記送り用カム溝の周方向長さは、前記戻し用カム溝の周方向長さよりも長いことを特徴とする請求項6または7に記載の多段式横型鍛造装置(10)。
  9. 前記動力源は、前記第1駆動手段の動力源および前記第2駆動手段の動力源と共通のものであることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載の多段式横型鍛造装置(10)。
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