JP7397250B2 - 線材切断装置 - Google Patents

線材切断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7397250B2
JP7397250B2 JP2019229097A JP2019229097A JP7397250B2 JP 7397250 B2 JP7397250 B2 JP 7397250B2 JP 2019229097 A JP2019229097 A JP 2019229097A JP 2019229097 A JP2019229097 A JP 2019229097A JP 7397250 B2 JP7397250 B2 JP 7397250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive source
cutting
wire
movable blade
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019229097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021094593A (ja
Inventor
賢義 峯
元紀 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
Priority to JP2019229097A priority Critical patent/JP7397250B2/ja
Publication of JP2021094593A publication Critical patent/JP2021094593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7397250B2 publication Critical patent/JP7397250B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

本発明は、圧造加工を実施する圧造機に設けられる線材切断装置に関する。
パンチとダイスを用いてワークに圧造加工を実施する圧造機は、線材を所定寸法に切断してワークを製造する線材切断装置を備える場合が多い。線材切断装置は、金属線などの線材を所定寸法ずつ送る線材送り部と、線材の先端からワークを切断する可動刃と、を備える。一般的な線材切断装置において、可動刃を駆動する駆動源は、パンチを駆動する主駆動源によって兼用される。このため、ワーク形状の複雑化など対応するためにパンチの動作速度を遅く設定すると、可動刃の切断時の動作速度も遅くなる。これにより、ワークの形状精度が低下して、切断品質が犠牲となる。この問題点への対策例として、特許文献1の技術が開示されている。
特許文献1の圧造成形機は、棒状素材を供給するクイル部と、棒状素材を切断するナイフを有するカッターロッド(可動刃)と、主駆動源による駆動動作に同期してカッターロッドを往復動させる駆動部と、主駆動源に基づく駆動に優先してカッターロッドを高速で往動させ棒状素材の切断を行う高速切断用の副駆動源と、を備える。これによれば、主駆動源により成形機側を低速で駆動する時であっても、良好な形状の切断ブランク(ワーク)を得ることができる、とされている。
特許第3845712号公報
ところで、特許文献1の実施形態において、切断終了後のカッターロッドは、主駆動源から駆動されるカム板駆動体やカムによって素材移送用チャックの位置に移動され、切断ブランク(ワーク)がプッシャーに押し出される。つまり、カッターロッドが線材を切断するまでの動作は、副駆動源により駆動されるが、その後の動作は、プッシャーに同調させる必要から主駆動源により駆動される。このように、副駆動源および主駆動源を併用してカッターロッドを駆動するため、線材切断装置の構造が複雑化している。
また、特許文献1の実施形態において、カッターロッドを往動させるカムは、付勢ばねによって往動開始姿勢に戻される。同様に、カムによって往動されたカッターロッドは、別の付勢ばねによって往動開始位置に戻される。このように、往動開始姿勢や往動開始位置への戻り動作が付勢ばねにより駆動される構成では、カッターロッドが遊動する(ふらつく)おそれが生じて、切断時の動作信頼性が低下するという問題点がある。この問題点は、切断動作の高速化に伴って顕著になりやすい。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、主駆動源を併用せずに副駆動源のみにより可動刃を駆動して、構造を簡素化した線材切断装置を提供することを解決すべき課題とする。
本発明の線材切断装置は、 設定された動作速度で動作する主駆動源に駆動されるパンチと、ワークがセットされたダイスとにより前記ワークに圧造加工を実施する圧造機に設けられ、前記ワークを製造する線材切断装置であって、長尺の線材を所定寸法ずつ送る線材送り部と、前記線材の送り方向と直交する方向に往復動作して、前記線材の先端から前記所定寸法の前記ワークを切断する可動刃と、動作速度が可変の副駆動源と、前記主駆動源から駆動されずに前記副駆動源から駆動され、前記可動刃の前記往復動作を駆動する切断駆動機構と、前記可動刃の切断時速度を規定速度以上としつつ、前記ワークの切断が前記圧造加工の実施と同調するように前記副駆動源の前記動作速度を制御する切断制御部と、を備える。
さらに、前記切断駆動機構は、相違する複数のカム面が設けられて前記副駆動源に駆動されるカム部材と、複数の前記カム面にそれぞれ接する複数のカムフォロアおよび前記可動刃を駆動する駆動点が設けられたレバー部材と、をもつ確動カム機構を有する、ことが好ましい。
本発明の線材切断装置において、可動刃は、主駆動源から駆動されずに副駆動源から駆動されて、線材からワークを切断する。また、切断制御部は、可動刃の切断時速度を規定速度以上としつつ、ワークの切断が圧造加工の実施と同調するように副駆動源の動作速度を制御する。したがって、ワークは、規定速度以上の高速で切断されて高い切断品質が確保され、圧造加工に提供される。そして、主駆動源から可動刃へ駆動力を伝達する機構が不要であるので、線材切断装置の構造が簡素化される。
さらに、切断駆動機構が確動カム機構を有する態様において、可動刃の往復動作は、確動カム機構によって安定化される。したがって、切断動作が高速化されても、高い動作信頼性が維持される。
圧造機の構成例を示す平面図である。 圧造機の構成例を示す側面図である。 副駆動源および切断駆動機構の一部の構成を示す平面図である。 図3に示された構成を圧造機の後側からみた背面図である。 線材送り部、可動刃、切断駆動機構の一部、およびプッシャピンを示す平面図である。 図5に示された構成を圧造機の後側からみた背面図である。 線材切断装置の制御に関するブロック図である。 カム部材の実形状を示す正面図である。 主駆動源が通常の動作速度の場合の線材切断装置の動作を表すタイムチャートの図である。 主駆動源が小さな動作速度の場合の線材切断装置の動作を表すタイムチャートの図である。
本発明を実施するための形態を、図1~図10を参考にして説明する。まず、一般的な圧造機10の構成例について説明する。図1は、圧造機10の構成例を示す平面図であり、図2は、圧造機10の構成例を示す側面図である。図1の右上の矢印に示されるように、便宜的に圧造機10の前後左右を定める。圧造機10は、フレーム21、ラム23、7組のパンチ24およびダイス22、一般的な線材切断装置25、トランスファ装置27、ならびに駆動部9などで構成される。圧造機10は、7組のパンチ24およびダイス22により構成された第1~第7圧造工程で、ワークに順次圧造加工を実施する。圧造機10は、パンチ24が水平方向に動作する横型圧造機である。圧造機10の右側から左側に向かう方向(図1の下から上に向かう方向)がワークの搬送方向となる。
フレーム21は、各部を配設するための筐体であり、鉄製で堅牢に形成される。7個のダイス22は、フレーム21の前側寄りに左右方向に並んで取り付けられ、交換可能とされている。各ダイス22の後側には、所定の加工型が形成されている。ラム23は、平面視で概ね矩形であり、フレーム21の中央付近に配置される。ラム23は、前後方向に往復動作する。7個のパンチ24は、ラム23の前側に左右方向に並んで取り付けられ、交換可能とされている。各パンチ24の前側には、所定の加工型が形成されている。各パンチ24は、ラム23とともに往復動作する。各圧造工程において、パンチ24およびダイス22は、対向して配置される。
線材切断装置25は、第1圧造工程の上流側に配設される。線材切断装置25は、線材送り部(図略)、可動刃26、およびプッシャピン(図略)を有する。線材送り部は、線材Lを所定寸法ずつ送り出す。可動刃26は、線材Lの送り出し方向と直交する方向に往復動作し、環状の刃部により線材Lからワークを切断する。プッシャピンは、環状の刃部の内側に保持されたワークを押し出して、トランスファ装置27に受け渡す。線材Lおよびワークの材質として、アルミや鉄、各種の合金などを例示できる。
トランスファ装置27は、ダイス22の上方に配設される。トランスファ装置27は、ワークを把持する7組の把持カセット28(図6参照)、およびトランスファ駆動部を有する。把持カセット28は、ワークを把持する一対のフィンガ、およびフィンガの開閉動作を駆動するフィンガ駆動部などで構成される。トランスファ駆動部は、7組の把持カセット28を左右方向に往復駆動する。最上流の第1の把持カセット28は、線材切断装置25から受け取ったワークを把持して、第1圧造工程のダイス22まで搬送する。第2~第7の把持カセット28は、それぞれ上流側の圧造工程でワークを把持して、下流側の圧造工程まで搬送する。
ラム23を往復駆動するために駆動部9が設けられる。駆動部9は、主駆動源91および、ギヤやシャフトやカムなどを組み合わせた伝達機構により構成される。主駆動源91は、設定された動作速度で動作する。主駆動源91は、例えば、三相交流電源で動作する誘導モータまたは同期モータとすることができる。主駆動源91の回転駆動力は、駆動ベルト92、フライホイール93、および減速機構94を介して、ラム23を往復駆動するクランク軸95に伝達される。さらに、クランク軸95の回転は、第1カム96および側面視でV字形状の第1レバー97からなる確駆カム機構により、シャフト98の前後方向の往復動作に変換される。これにより、主駆動源91の駆動力は、分岐されて伝達される。
シャフト98の前後方向の往復動作は、平面視でV字形状の第2レバー99により可動刃26の左右方向の往復動作に変換される。これにより、可動刃26は、線材Lの切断を行うことができる。また、線材切断装置25の線材送り部およびプッシャピン、ならびにトランスファ装置27のトランスファ駆動部は、伝達機構の図略部分を介して主駆動源91から駆動される。さらに、各圧造工程においてダイス22からワークを突き出す動作を行うキックアウトピンも、主駆動源91から駆動される。
上述した一般的な圧造機10において、ワークの形状が複雑な場合や線材Lの材質によっては、パンチ24の動作速度を遅く設定する場合がある。この場合、主駆動源91の動作速度を遅く設定することになり、必然的に可動刃26の切断時の動作速度も遅くなる。これにより、ワークの切断面の直角度が低下したり、バリが発生したり、切断面が荒れたりして形状精度が低下し、切断品質が犠牲となる。この対策として、一般的な線材切断装置25に代え、実施形態の線材切断装置1を圧造機10に設ける。
実施形態の線材切断装置1は、線材Lを所定寸法ずつ切断して、ワークを製造する。線材切断装置1は、線材送り部4、可動刃5、副駆動源58、切断駆動機構6、プッシャピン69、および切断制御部75などで構成される。図3は、副駆動源58および切断駆動機構6の一部の構成を示す平面図であり、図4は、図3に示された構成を圧造機10の後側からみた背面図である。また、図5は、線材送り部4、可動刃5、切断駆動機構6の一部、およびプッシャピン69を示す平面図である。図6は、図5に示された構成を圧造機10の後側からみた背面図である。
図3に示されるように、副駆動源58は、フレーム21に固定して設けられる。副駆動源58として、出力軸59の回転速度が可変のサーボモータが用いられる。切断駆動機構6は、主駆動源91から駆動されずに副駆動源58から駆動され、可動刃5の往復動作を駆動する。切断駆動機構6は、カム部材61、レバー部材62、およびハンマ部材64などで構成される。
カム部材61は、出力軸59に設けられ、副駆動源58により回転駆動される。カム部材61の副駆動源58に近い側の外周に、非円形の第1カム面611が設けられる。カム部材61の副駆動源58から離れた側の外周に、非円形の第2カム面612が設けられる。図4において、第1カム面611および第2カム面612は、ベース高さおよびリフト高さを表す二重の同心円(破線)で表されており、実形状は示されていない。
レバー部材62は、図4に示されるように、正面からみて第1アーム621および第2アーム622が鋭角を成すV字形状に形成されている。第1アーム621は、第2アーム622よりも図4の紙面奥側に位置する。第1アーム621および第2アーム622が合一する部分は、被支持部623となっており、フレーム21に支持される。これにより、レバー部材62は、被支持部623を支点として揺動する。
第1アーム621の先端に、第1カムフォロア624が設けられている。第1カムフォロア624は、第1アーム621に回転自在に支持されるローラコンタクトの形状をもち、第1カム面611に常に接する。一方、第2アーム622の先端の第1アーム621に近い側に、第2カムフォロア625が設けられている。第2カムフォロア625は、第2アーム622に回転自在に支持されるローラコンタクトの形状をもち、第2カム面612に常に接する。第1カムフォロア624と第1カム面611との接触、および第2カムフォロア625と第2カム面612との接触により、レバー部材62の揺動角度は一つに確定する。つまり、カム部材61およびレバー部材62により、確動カム機構が構成されている。
さらに、第2アーム622の先端の第1アーム621から離れた側に、駆動点626が設けられている。駆動点626は、第1連結ピン631を用いて、連結部材63の一端に結合される。連結部材63の他端は、第2連結ピン632を用いて、ハンマ部材64に結合される。副駆動源58は、出力軸59を回転させて、カム部材61を回転駆動する。カム部材61は、回転することによりレバー部材62を揺動駆動する。レバー部材62は、揺動することにより、ハンマ部材64を往動方向および復動方向(図3~図6の矢印M1方向)に往復駆動する。ハンマ部材64は、フレーム21の筒状部分に保持されており、往復方向以外には動作しない。
線材送り部4は、機外から挿入される長尺の線材Lを所定寸法ずつ送る。図5に示されるように、線材送り部4は、線材挿入体41、固定把持部42、可動把持部43、およびストッパ44などで構成される。線材挿入体41は、前側から線材Lが挿入される貫通孔411を有する。線材挿入体41は、可動刃5が切断を行う際に、線材Lを安定的に支持する。換言すると、線材挿入体41は、可動刃5と組み合わせて使用される固定刃の役割を果たす。
固定把持部42は、線材挿入体41の前側に配置される。可動把持部43は、固定把持部42の前側に配置される。固定把持部42および可動把持部43は、図略の油圧操作機構によって駆動され、線材Lを把持および開放する。また、可動把持部43は、主駆動源91からの駆動により、線材Lの送り方向(矢印M2方向)に往復移動する。ストッパ44は、線材挿入体41の貫通孔411の真後ろに、所定の離隔距離D1だけ離隔して配置される。離隔距離D1は、ワークを切断する所定寸法D1に相当し、ストッパ44の位置を前後に移動して変更できるようになっている。
線材送り部4は、次の1)~4)の動作を繰り返して線材Lを所定寸法D1ずつ送る。
1)可動把持部43は線材Lを把持し、固定把持部42は線材Lを開放する。
2)可動把持部43は、送り方向に移動して、線材Lをストッパ44に当接させる。
3)固定把持部42は線材Lを把持し、可動刃5は切断を行う。
4)切断の間に、可動把持部43は、線材Lを開放して逆方向に移動する。
なお、線材送り部4は、線材Lがストッパ44に当接したことを確認するセンサや、線材Lの直線性を矯正する矯正部などを備えてもよい。また、線材送り部4は、線材Lを挟みつつ間欠回転する一対のローラにより線材Lを送る構成であってもよい。
ハンマ部材64は、図5および図6に示されるように、底部641および円筒部642からなる有底円筒形状に形成されている。底部641の外面は、前記した連結部材63に結合されている。円筒部642の内側に、複数のばね収容部643が周方向に並んで設けられる。円筒部642のばね収容部643よりも内側の中心空間は、可動刃5が配置される空間となっている。
ばね収容部643は、ハンマ部材64の往復方向(矢印M1方向)に延在している。ばね収容部643の内部に、復帰ばね644が収容されている。復帰ばね644の一端は、ばね収容部643の底部641から離れた側の内面に固定される。ばね収容部643の底部641に近い側の端面を貫いて、復帰ピン645が設けられる。復帰ピン645は、復帰ばね644の他端に固定される。復帰ばね644は、復帰ピン645をばね収容部643の内部に引き込む方向の付勢力を有する。
可動刃5は、大径部51、小径部52、取り付け座53、および刃部54が往復方向(矢印M1方向)に順番に並ぶように一体化されて構成される。大径部51は、ハンマ部材64の底部641とばね収容部643の間に配置され、復帰ピン645に結合される。小径部52は、複数のばね収容部643の内側の中心空間に配置され、その一端が大径部51に連なる。取り付け座53は、小径部52の他端に連なって配置され、ハンマ部材64よりも往動方向に突出している。
刃部54は、取り付け座53に取り付けられ、往動方向に延在する。刃部54は、線材挿入体41の後面に摺動するように配置される。刃部54は、取り付け座53から離れた先端付近に、環状のリングカッター55を有する(図6参照)。リングカッター55は、内側に挿入された線材Lの送り方向と直交する方向(せん断方向)に動作し、線材Lの先端からワークを切断して保持する。刃部54は、線材Lの太さや材質の違いなどに対応して交換可能とされている。したがって、リングカッター55の研磨などのメンテナンスが容易である。
プッシャピン69は、図5および図6に示されるように、線材挿入体41の貫通孔411と同じ高さの位置であって、貫通孔411から距離D2の位置に配置される。プッシャピン69は、線材挿入体41の内部の初期位置(図5参照)から、線材挿入体41よりも後側に突出した動作位置まで往復動作する。プッシャピン69は、主駆動源91から駆動され、リングカッター55に保持されたワークを後方に押し出す。
図3~図6において、切断動作を開始する前の状態、すなわち、ハンマ部材64の復動位置、および可動刃5の線材挿入位置が示されている。この状態で、ハンマ部材64の底部641と可動刃5の大径部51の間は、離隔距離G(G<D2)だけ離れている。また、可動刃5が線材挿入位置に位置するとき、リングカッター55は、貫通孔411の真後ろに位置する。この位置関係のときに、線材Lは、リングカッター55の内側を通り、ストッパ44に当接するまで送られる。
ハンマ部材64は、レバー部材62に駆動されて、距離D2に相当する分だけ復動位置から往動方向に往動する。ハンマ部材64が始めに離隔距離Gだけ往動する間、可動刃5は、慣性により線材挿入位置に静止し、復帰ばね644が伸長する。したがって、実際の離隔距離は、減少してゼロに至る。この直後、ハンマ部材64は、離隔距離Gを越えて移動することにより可動刃5をハンマリングして、衝撃を加える。可動刃5は、衝撃によって往動し、リングカッター55は線材Lの先端からワークを切断する。離隔距離Gを設けたことにより、ハンマ部材64から可動刃5に衝撃を加えて切断を行わせることができるので、ワークの切断品質が高められる。
この後、ハンマ部材64および可動刃5は、一緒に往動する。ハンマ部材64は、距離D2に相当する分だけ往動すると、往動位置に到達して停止する。すると、復帰ばね644が縮み、可動刃5は、当初の離隔距離Gが復帰されるまで往動して押し出し位置に到達する。可動刃5が押し出し位置に位置するとき、リングカッター55は、プッシャピン69の動作前方に位置する。この位置関係のときに、プッシャピン69は、初期位置から動作位置まで進んで、リングカッター55に保持されたワークを押し出す。押し出されたワークは、トランスファ装置27の把持カセット28(図6参照)に把持され、第1圧造工程のダイス22まで搬送される。
この後、プッシャピン69は、動作位置から初期位置に戻る。次いで、ハンマ部材64は、レバー部材62に駆動されて、往動位置から復動位置まで復動する。このとき、離隔距離Gは維持される。そして、可動刃5は、押し出し位置から線材挿入位置まで復動する。
次に、実施形態の線材切断装置1の制御の構成について説明する。図7は、線材切断装置1の制御に関するブロック図である。図示されるように、圧造機10は、主制御部71、操作表示部72、およびクランク角度センサ73が設けられている。主制御部71は、ワークの圧造加工の全般を制御し、加工開始前の調整作業等も併せて制御する。操作表示部72は、作業者からの設定操作などを受け付けるとともに、圧造加工の進捗状況などを表示する。例えば、操作表示部72は、主駆動源91の動作速度に相当する1分当たりの生産数(生産速度)の設定操作を受け付ける。主制御部71は、設定操作に基づいて、主駆動源91の動作速度を設定し、あるいは適宜変更設定する。また、操作表示部72は、現状の生産速度やワークの実績生産数などを逐次表示する。
クランク角度センサ73は、クランク軸95の近傍に設けられ、クランク軸95の回転角度Bを検出する。クランク角度センサ73は、主駆動源91の動作状態を検出するセンサの一実施形態である。クランク角度センサ73の検出信号は、主制御部71に伝送され、各種の制御に利用される。
さらに、線材切断装置1の構成要素として、切断制御部75が設けられている。切断制御部75は、主制御部71に通信接続されており、情報の伝送が可能となっている。主駆動源91の動作速度に相当するクランク軸95の回転速度Vの情報、およびクランク軸95の回転角度Bの情報は、主制御部71から切断制御部75に伝送される。切断制御部75は、クランク軸95の回転角度Bに基づいて、可動刃5の切断時速度を規定速度以上としつつ、ワークの切断が圧造加工の実施と同調するように、副駆動源58の回転速度Rを制御する。
切断制御部75は、主駆動源91の動作速度が変更設定された場合に、可動刃5の切断時以外の非切断時速度を変更する。また、切断制御部75は、副駆動源58の回転速度Rを一時的にゼロに制御する。さらに、切断制御部75は、主駆動源91の動作速度が小さく変更設定された場合に、副駆動源58の回転速度Rを一時的にゼロに制御する一時停止時間を長く変更する。さらに、切断制御部75は、主駆動源91の動作速度の大小にかかわらず、プッシャピン69がワークの押し出しを開始してから終了するまでの間、可動刃5のリングカッター55をプッシャピン69の動作前方に停止させるように制御する。切断制御部75の制御機能については、後で述べる総合的な動作の中で、詳細に説明する。
次に、図8は、カム部材61の実形状を示す正面図である。図8は、カム部材61の回転角度0°における第1カムフォロア624および第2カムフォロア625の接触状態をも表している。図8において、紙面奥側の第1カム面611は中太の実線および点線で表示され、紙面手前側の第2カム面612は太線で表示されている。カム部材61は、副駆動源58に駆動されて、図8の時計回りに回転する。
カム部材61の回転角度0°において、第1カムフォロア624は、第1カム面611のベース高さの位置P0に接している。また、第2カムフォロア625は、第2カム面612のリフト高さの位置Q0に接している。カム部材61が回転角度A1、回転角度A2、および回転角度A3だけ回転したとき、第1カムフォロア624は、リフト高さの位置P1、リフト高さの位置P2、およびベース高さの位置P3にそれぞれ接する。同時に、第2カムフォロア625は、ベース高さの位置Q1、ベース高さの位置Q2、およびリフト高さの位置Q3にそれぞれ接する。
したがって、カム部材61の回転角度0°および回転角度A3において、レバー部材62は、ハンマ部材64を往動位置に駆動する。また、カム部材61の回転角度A1および回転角度A2において、レバー部材62は、ハンマ部材64を復動位置(図5および図6に示される位置)に駆動する。
次に、線材切断装置1の総合的な動作について、主駆動源91の動作速度が通常の場合、および小さく変更設定された場合について説明する。主駆動源91が通常の動作速度の場合、例えば、1分間に90個のワークへの圧造加工が実施される。主駆動源91の小さな動作速度は、例えば、通常時の0.7倍程度に変更設定される。図9は、主駆動源91が通常の動作速度の場合の線材切断装置1の動作を表すタイムチャートの図である。また、図10は、主駆動源91が小さな動作速度の場合の線材切断装置1の動作を表すタイムチャートの図である。図9および図10の横軸は、時間軸に相当し、クランク軸95の1回転の時間が示されている。
図9および図10において、上から順番にクランク軸95の回転角度B、プッシャピン69の動作、副駆動源58の回転速度R、カム部材61の回転角度A、およびハンマ部材64の動作が示されている。クランク軸95の回転角度B=0°のとき、プッシャピン69は初期位置にあり、副駆動源58の回転速度Rは0であり、カム部材61の回転角度A=0°であり、ハンマ部材64は往動位置にある。また、可動刃5は、押し出し位置にある。
クランク軸95の回転角度B=0°で、ラム23は後死点に位置する。回転角度B=0~180°の間、ラム23およびパンチ24は前側に前進し、パンチ24はダイス22との間で圧造加工を進める。回転角度B=180°で、ラム23は前死点に到達し、パンチ24は圧造加工を終了する。回転角度B=180°以降、ラム23およびパンチ24は後側に後退する。回転角度B=360°(=0°)で、ラム23は後死点に戻る。これで、圧造加工の1サイクルが終了する。
図9および図10に示されるクランク軸95の回転角度B1(以降、角度B1等と略記)、角度B2、角度B3、および角度B5は、予め設定された固定角度である。角度B1~角度B3は、0~180°の間に設定され、角度B5は、180°よりも大きく設定される。これに対して、角度B4、角度B6、角度B7、および角度B8は、時間で管理されるものであり、主駆動源91の動作速度に応じて変化する可変角度である。なお、角度B7は、角度B8に追従して自動的に定まる。
切断制御部75は、図9に示される時間t1、時間t2、および時間t3の情報を予め記憶している。時間t1、時間t2、および時間t3は、それぞれ固定時間であり、時系列的に連続する。時間t1は、副駆動源58の回転速度Rを0から大きな回転速度RMまで加速する時間である。時間t2は、副駆動源58の回転速度RMを維持する時間である。時間t3は、副駆動源58を回転速度RMから0まで減速する時間である。なお、時間t2<時間t1<時間t3の大小関係がある。切断制御部75は、既知のクランク軸95の回転速度Vに基づいて、角度B5よりも時間t1だけ先行する角度B4を演算することができる。この演算は、主駆動源91の動作速度(換言するとクランク軸95の回転速度V)が変更設定されるたびに実行される。
次に、切断制御部75の制御に基づく切断動作について時系列的に説明する。切断制御部75は、クランク軸95の回転角度Bが0°から角度B1までの間、副駆動源58の回転速度Rを0として、一時的に停止させる。切断制御部75は、角度B1のときに副駆動源58を始動し、角度B2まで副駆動源58を加速して回転速度R1(R1<RM)とし、角度B3まで副駆動源58を減速して回転速度Rを0とする。この制御により、カム部材61は、回転角度0°から回転角度A1まで回転する。すると、第1カムフォロア624の接触位置は、ベース高さの位置P0からリフト高さの位置P1に上昇し、第2カムフォロア625の接触位置は、リフト高さの位置Q0からベース高さの位置Q1に下降する。これにより、レバー部材62は揺動し、ハンマ部材64は往動位置から復動位置に復動する。このとき、可動刃5は押し出し位置から線材挿入位置に復動する。その後、リングカッター55に線材Lが挿入される。
続いて、切断制御部75は、角度B4のときに再び副駆動源58を始動し、角度B5まで副駆動源58を加速して大きな回転速度RMとする。この制御により、カム部材61は、回転速度が加速されつつ回転角度A2まで回転する。カム部材61が加速される間、第1カムフォロア624の接触位置は、位置P1から位置P2までリフト高さを維持し、第2カムフォロア625の接触位置は、位置Q1から位置Q2までベース高さを維持する。したがって、レバー部材62およびハンマ部材64は動作しない。
続いて、切断制御部75は、角度B5のときから時間t2が経過する(角度B6のとき)まで、副駆動源58の回転速度RMを維持するする。この制御により、カム部材61は、大きな回転速度で回転角度A2からさらに回転する。すると、第1カムフォロア624の接触位置は、リフト高さの位置P2からベース高さの位置P3に向かって急峻に下降し、第2カムフォロア625の接触位置は、ベース高さの位置Q2からリフト高さの位置Q3に向かって急峻に上昇する。これにより、レバー部材62は高速で揺動し、ハンマ部材64は復動位置から往動位置に向かって高速で往動する。
ハンマ部材64の往動の初期に離隔距離Gが解消され、時間t2が経過する以前に、可動刃5が往動を開始して線材Lを切断する。このとき、カム部材61が大きな回転速度で回転し、かつ第1カム面611および第2カム面612の傾斜が急峻であるので、可動刃5は、大きな切断時速度で切断動作を行うことができる。なお、図9のタイムチャートで、ハンマ部材64の時間t2の間の動作線の傾きが、規定速度の切断時速度を表している。したがって、ハンマ部材64によるハンマリングの効果と、可動刃5の高速の切断時速度との総合的な作用により、ワークの形状精度がさらに一層高められる。
時間t2が経過した後、切断制御部75は、副駆動源58の回転速度RMを減速して、時間t3が経過したときに(角度B8のときに)回転速度Rが0となるように制御する。角度B6と角度B8の間の角度B7において、カム部材61が回転角度A3まで回転する。このとき、第1カムフォロア624の接触位置は、ベース高さの位置P3に到達し、第2カムフォロア625の接触位置は、リフト高さの位置Q3に到達する。したがって、レバー部材62は停止し、ハンマ部材64は往動位置に停止する。
この後、可動刃5は、押し出し位置まで往動し、次回の角度B1までの間、押し出し位置に停止する。したがって、リングカッター55は、プッシャピン69の動作前方に停止する。プッシャピン69は、動作位置に進んでリングカッター55に保持されたワークを押し出し、初期位置に戻る。これで、切断動作の1サイクルが終了する。切断動作の1サイクルは、圧造加工の1サイクルと同調している。
主駆動源91が小さな動作速度の場合、図10に示されるように、クランク軸95の1回転に相当するタイムチャートは、横軸(時間軸)の方向に長くなる。切断制御部75は、可動刃5の切断時速度を規定速度に保ちつつ、副駆動源58の回転速度Rを一時的にゼロに制御する一時停止時間を長く変更する。具体的に、切断制御部75は、図9と同じく角度B1から角度B3までの間、副駆動源58を回転させる。さりながら、切断制御部75は、角度B2における副駆動源58の回転速度R2を図9の回転速度R1よりも小さく制御して(R2<R1)、角度B3におけるカム部材61の回転角度A1を維持する。
また、切断制御部75は、切断の瞬間を含む時間t1、時間t2、および時間t3の時間帯(角度B4から角度B8まで)では、図9と同じ制御を行う。これにより、主駆動源91の動作速度の大小に関係なく、規定速度の切断時速度を変更せずに切断動作を行うことができる。この制御によれば、副駆動源58の一時停止時間である角度B3から角度B4までの時間、および角度B8から角度B1までの時間が長く変更される。
実施形態の線材切断装置1において、可動刃5は、主駆動源91から駆動されずに副駆動源58から駆動されて、線材Lからワークを切断する。また、切断制御部75は、可動刃5の切断時速度を規定速度以上としつつ、ワークの切断が圧造加工の実施と同調するように副駆動源58の回転速度Rを制御する。したがって、ワークは、規定速度以上の高速で切断されて高い切断品質が確保され、圧造加工に提供される。そして、主駆動源91から可動刃5へ駆動力を伝達する機構が不要であるので、線材切断装置1の構造が簡素化される。
さらに、切断駆動機構6が確動カム機構を有するので、可動刃5の往復動作は、確動カム機構によって安定化される。したがって、切断動作が高速化されても、高い動作信頼性が維持される。
なお、実施形態において、可動刃5の切断時速度は、任意に設定できるので、従来技術の圧造機で実現できなかった規定速度を超える高速にすることができる。これによれば、ワークの形状精度の更なる向上につながる。また、切断制御部75は、主駆動源91の動作速度が変更設定されるたびに角度B4を演算するとしたが、別法もある。例えば、角度B4の値を変更した制御プログラムを入れ替えるようにしてもよい。また、主駆動源91の動作速度と角度B4との対応関係を表す一覧表を予め記憶させておき、切断制御部75が一覧表を検索するようにしてもよい。さらに、ハンマ部材64を省略して、レバー部材62が可動刃5を直接的に駆動する構成としてもよい。本発明は、実施形態の構成に限定されるものではなく、上述した以外にも様々な応用や変形が可能である。
1:線材切断装置
21:フレーム 22:ダイス 23:ラム 24:パンチ
25:一般的な線材切断装置 27:トランスファ装置
4:線材送り部 5:可動刃 51:大径部 52:小径部
53:取り付け座 54:刃部 55:リングカッター 58:副駆動源
6:切断駆動機構 61:カム部材 611:第1カム面 612:第2カム面
62:レバー部材 624:第1カムフォロア 625:第2カムフォロア
626:駆動点 64:ハンマ部材 69:プッシャピン
71:主制御部 73:クランク角度センサ 75:切断制御部
10:圧造機
D1:所定寸法(離隔距離) D2:距離 G:離隔距離 L:線材

Claims (9)

  1. 設定された動作速度で動作する主駆動源に駆動されるパンチと、ワークがセットされたダイスとにより前記ワークに圧造加工を実施する圧造機に設けられ、前記ワークを製造する線材切断装置であって、
    長尺の線材を所定寸法ずつ送る線材送り部と、
    前記線材の送り方向と直交する方向に往復動作して、前記線材の先端から前記所定寸法の前記ワークを切断する可動刃と、
    動作速度が可変の副駆動源と、
    前記主駆動源から駆動されずに前記副駆動源から駆動され、前記可動刃の前記往復動作を駆動する切断駆動機構と、
    前記可動刃の切断時速度を規定速度以上としつつ、前記ワークの切断が前記圧造加工の実施と同調するように前記副駆動源の前記動作速度を制御する切断制御部と、
    を備える線材切断装置。
  2. 前記切断駆動機構は、相違する複数のカム面が設けられて前記副駆動源に駆動されるカム部材と、複数の前記カム面にそれぞれ接する複数のカムフォロアおよび前記可動刃を駆動する駆動点が設けられたレバー部材と、をもつ確動カム機構を有する、請求項1に記載の線材切断装置。
  3. 前記副駆動源は、回転速度が可変のサーボモータであって、前記カム部材を回転駆動し、
    前記カム部材は、回転することにより前記レバー部材を揺動駆動し、
    前記レバー部材は、揺動することにより前記可動刃の前記往復動作を駆動する、
    請求項2に記載の線材切断装置。
  4. 前記切断駆動機構は、切断を開始する前の前記可動刃に対して離隔するとともに、前記副駆動源に駆動されて前記可動刃をハンマリングし切断を行わせるハンマ部材を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の線材切断装置。
  5. 前記切断制御部は、前記主駆動源の前記動作速度が変更設定された場合に、前記可動刃の切断時以外の非切断時速度を変更する、請求項1~4のいずれか一項に記載の線材切断装置。
  6. 前記切断制御部は、前記副駆動源の前記動作速度を一時的にゼロに制御する、請求項1~5のいずれか一項に記載の線材切断装置。
  7. 前記切断制御部は、前記主駆動源の前記動作速度が小さく変更設定された場合に、前記可動刃の前記切断時速度を前記規定速度に保ちつつ、前記副駆動源の前記動作速度を一時的にゼロに制御する一時停止時間を長く変更する、請求項6に記載の線材切断装置。
  8. 前記可動刃は、環状に形成されて切断した前記ワークを内側に保持するものであり、
    前記線材切断装置は、前記主駆動源に駆動されて前記可動刃に保持された前記ワークを押し出すプッシャピンをさらに備え、
    前記切断制御部は、前記主駆動源の前記動作速度の大小にかかわらず、前記プッシャピンが前記ワークの押し出しを開始してから終了するまでの間、前記可動刃を前記プッシャピンの動作前方に停止させるように制御する、請求項1~7のいずれか一項に記載の線材切断装置。
  9. 前記圧造機は、前記主駆動源の動作状態を検出するセンサを備え、
    前記切断制御部は、前記センサの検出信号に基づいて前記副駆動源の前記動作速度を制御する、
    請求項1~8のいずれか一項に記載の線材切断装置。
JP2019229097A 2019-12-19 2019-12-19 線材切断装置 Active JP7397250B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019229097A JP7397250B2 (ja) 2019-12-19 2019-12-19 線材切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019229097A JP7397250B2 (ja) 2019-12-19 2019-12-19 線材切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021094593A JP2021094593A (ja) 2021-06-24
JP7397250B2 true JP7397250B2 (ja) 2023-12-13

Family

ID=76430077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019229097A Active JP7397250B2 (ja) 2019-12-19 2019-12-19 線材切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7397250B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003071542A (ja) 2001-09-03 2003-03-11 Sakamura Mach Co Ltd 圧造成形機の線材供給装置
JP2003220443A (ja) 2002-01-29 2003-08-05 Sakamura Mach Co Ltd 圧造成形機
JP3191865U (ja) 2014-04-24 2014-07-17 株式会社阪村機械製作所 金属線加工機の線材切断装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003071542A (ja) 2001-09-03 2003-03-11 Sakamura Mach Co Ltd 圧造成形機の線材供給装置
JP2003220443A (ja) 2002-01-29 2003-08-05 Sakamura Mach Co Ltd 圧造成形機
JP3191865U (ja) 2014-04-24 2014-07-17 株式会社阪村機械製作所 金属線加工機の線材切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021094593A (ja) 2021-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6245675B1 (ja) 圧造機
EP0373845B2 (en) Rotary cup infeed
JP5588802B2 (ja) 線材切断装置
US20050050972A1 (en) Device connected to a crank for moving a part mounted on a slider relative thereto
CN105382134B (zh) 一种数控顶出线材镦锻机及工作方法
JP7397250B2 (ja) 線材切断装置
US2768394A (en) Disengageable drive means in a heading machine
JP5929635B2 (ja) 多段式横型鍛造装置
JP7192174B2 (ja) 線材切断装置
JP4268670B1 (ja) 走行プレノッチ装置
JP7302118B2 (ja) トランスファ装置
US3934293A (en) Feeding device for wire stock in a high speed cold heading device
JP2004160544A (ja) ストリップ形状ブランクをプレス機へ間歇的に供給するための装置及び方法
CN102059317A (zh) 高精度切料系统
WO2022071134A1 (ja) 加工ラインシステム
US4058865A (en) Automatic high-speed cold heading machine
US2695060A (en) Cutter
KR930007569B1 (ko) 금속파이프의 선단 성형기(wheel type forming machine)
JP3845712B2 (ja) 圧造成形機
JP7152639B2 (ja) トランスファ装置
US3919909A (en) Press with adjustable stroke
US3263471A (en) Heading apparatus
JP5219681B2 (ja) トランスファプレス装置及びプレス方法
JP2006130532A (ja) 線材移送切断機
US3267499A (en) Article forming method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7397250

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150