JP2014045674A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン(62)の出力回転を無段階に変速してフィードチェン(12B)を駆動する無段変速装置(10)を脱穀装置(3)の前壁(50A)の前側に配置し、フィードチェン(12B)を機体外側方へ回動自在に支持する縦方向のフィードチェン回転軸(35B)を無段変速装置(10)の前方に設けることにより解決される。
【選択図】図3
Description
また、特許文献2の伝動機構は、脱穀装置の選別部から無段変速装置を介してフィードチェンを伝動しているために、フィードチェンの伝動効率が低いという問題があった。
請求項1に係る発明は、エンジン(62)を搭載した機体フレーム(1)の前方に配置され、植立穀桿を刈取り後方に搬送する刈取装置(4)と、該刈取装置(4)の後方に配置され、刈取穀桿を脱穀する脱穀装置(3)と、該脱穀装置(3)の扱室(50)の一側に形成された扱ぎ口(26B)に沿って配置され、前記刈取装置(4)から刈取穀桿を引き継いで搬送するフィードチェン(12B)と、前記エンジン(62)の出力回転を無段階に変速してフィードチェン(12B)を駆動する無段変速装置(10)を備えたコンバインであって、
前記無段変速装置(10)を脱穀装置(3)の前壁(50A)の前側に配置し、前記フィードチェン(12B)を機体外側方へ回動自在に支持する縦方向のフィードチェン回動軸(35B)を無段変速装置(10)の前側に配置したことを特徴とするコンバインである。
刈取装置4は、刈取後フレーム28と、刈取後フレーム28の先端部に左右方向に横設された刈取伝動ケース29とによって形成された主枠となる刈取フレーム30に取付けられている。刈取後フレーム28の基部は、機体フレーム1の立設された左右一対の懸架台35,35の上部に回動可能に軸支された横伝動筒36の右側に偏倚した部位に取付けられている。
脱穀装置3は、図4に示すように、前側の上部に穀稈の脱穀を行う扱室50を備え、扱室50の下側に脱穀された穀粒の選別を行なう選別室(選別部)51を備えている。
扱室50には、複数の扱歯を有する扱胴55が前後壁50A,50Cに軸支された扱胴軸に支持されている。そして、扱室50の前壁50Aの左側下部には穀稈供給口26Aが開口され、左壁50Bの下部には扱胴55に沿って扱ぎ口26Bが開口され、後壁50Cの左側下部には排藁口26Cが開口されている。また、扱室50の左側には扱ぎ口26Bに沿って穀桿の株元を挟持して後方に搬送する脱穀部搬送装置12が並設され、脱穀部搬送装置12によって搬送された脱穀が完了した排藁穀桿は、脱穀部搬送装置12の後方に設けられた排藁搬送装置58に引き継がれてさらに後方に搬送された後、一対の排藁カッタ59によって裁断され外部に排出される。
脱穀部搬送装置12は、図3,6等に示すように、上側に位置する挟持杆12Aと、下側に位置するフィードチェン12Bを備えている。挟持杆12Aは、扱室50の上部カバー50Dに対してスプリング等の付勢手段14によってフィードチェン12B側に付勢されている。フィードチェン12Bは、上側チェンレール18Aの前後端部にそれぞれ回転自在に支持された張設輪17B,17Bと、張設輪17B,17Bの間に設けられた駆動スプロケット17Aに巻回されて駆動される無端のチェンである。上側チェンレール18Aに上載された作用側のフィードチェン12Bは、前側から後方に向かって移動する過程で挟持杆12Aと穀稈の株元を挟持する。なお、搬送される穀桿のフィードチェン12Bの終端部等への巻付きを防止するために、後側の張設輪17Bは両側部に巻付防止プレート17Dが設けられたアイドルスプロケットを使用するのが好適である。
変速モータ10Cは、刈取装置4の駆動速度に連動してフィードチェン用油圧式無段変速装置10を変速する。具体的には、走行用油圧式無段変速装置66から出力され、刈取装置4へ伝達される回転の速度を検出し、この回転速度に応じて変速モータ10Cを作動させる。
次に、本実施形態の伝動機構について説明する。エンジン62の回転は、図9に示すように、フィードチェン用油圧式無段変速装置10に伝動される第1経路Aと、走行用油圧式無段変速装置66に伝動される第2経路Bと、グレンタンク5の前方のギヤボックス39に伝動される第3経路Cに分岐して伝動される。
なお、ギヤボックス68には、フィードチェン用油圧式無段変速装置10の出力軸10Bに備えるギヤ68Aの回転速度を測定するフィードチェン速度センサ10Sが設けられている。
また、トランスミッション65内の伝動経路において、副変速装置よりも下手側の部位に設けたセンターギヤ65Gの左右両側部には、左右のサイドクラッチギヤ65Hを係合および離脱自在に軸支している。このセンターギヤ65Gと左右のサイドクラッチギヤ65Hの間には、爪クラッチ式の左右のサイドクラッチ65Iを夫々形成している。この左右のサイドクラッチ65Iには、左右の車軸65Aの基部に取り付けた左右の車軸ギヤを噛み合わせている。
また、操作席6の前下方のステップ上に配置した掻込ペダルの踏み込み操作に連動して、左右のサイドクラッチ65Iが共に遮断操作されるように連繋している。
本実施形態の伝動機構に替えて、フィードチェン12Bを巻回する後側の張設輪17Bを支持する軸17Eと、排塵ファン48を支持する軸48Aを連結して、カウンタ軸71の回転を、軸48A、軸17Eを介してフィードチェン12Bに伝動する。なお、他の伝動機構においては、カウンタ軸71の回転をフィードチェン12Bに伝動するフィードチェン用油圧式無段変速装置10等を設ける必要がなくなる。
次に、本実施形態のフィードチェン速度の変速方法について説明する。操作席6内に設けられた制御装置85の入力側には、図10に示すように、走行装置2の速度Vを検出するする走行速度センサ66Sと、刈取装置4の搬送装置34の速度VHを検出するする搬送速度センサ34Sと、脱穀部搬送装置12のフィードチェン12Bの速度VFを検出するするフィードチェン速度センサ10Sと、副変速レバー15のレバー位置を検出する副変速レバー位置センサ15Sと、主変速レバー16に設けられたフィードチェン12Bの速度VFの増減速を行なう増減速スイッチ16A,16Bが接続されている。一方、出力側には、フィードチェン用油圧式無段変速装置10に設けられた変速モータ10Cが接続されている。
図11には、フィードチェン12Bの速度VFの第1変速方法が図示されている。横軸は走行速度センサ66Sで検出された走行装置2の走行速度Vを示し、V1,2は走行速度Vの第1,2設定値である。左側の縦軸はフィードチェン速度センサ10Sで検出されたフィードチェン12BのVFを示し、VF1,2はフィードチェン12Bの速度VFの第1,2設定値であり、右側の縦軸は搬送速度センサ34Sで検出された搬送装置34の速度VHを示し、VH1,2は搬送速度VHの第1,2設定値であり、VH1,2は走行装置2の走行速度Vが第1,2設定値V1,2時の速度に対応する。
また、実線はフィードチェン12Bの速度VFを示し、破線は搬送装置34の速度VHを示している。
搬送装置34の速度VHがフィードチェン12Bの第1設定値VF1よりも低速と判断された場合には、第1状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを第1設定値VF1に維持する。一方、搬送装置34の速度VHがフィードチェン12Bの第1設定値VF1と等速以上と判断された場合には、第2状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを下式1で演算される速度に制御する。
式1 VF=VF1+K×(V―V1)
但し K=(VH2―VH1)/(V2―V1)
図12には、フィードチェン12Bの速度VFの第2変速方法が図示されている。実線はフィードチェン12Bの速度VFを示し、破線は搬送装置34の速度VHを示し、第1変速方法と同一部材には同一符号を付して重複した記載を省略する。
搬送装置34の速度VHがフィードチェン12Bの第1設定値VF1よりも低速と判断された場合には、第1状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを第1設定値VF1に維持する。一方、搬送装置34の速度VHがフィードチェン12Bの第1設定値VF1と等速以上と判断された場合には、第2状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを下式2で演算される速度に制御する。
式2 VF=VF1+1.5〜2.5×K×(V―V1)
但し K=(VH2―VH1)/(V2―V1)
フィードチェン12Bの速度VFが搬送装置34の第2設定値VH2よりも低速と判断された場合には、第2状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを式2で演算される速度に制御する。一方、フィードチェン12Bの速度VFが搬送装置34の第2設定値VH2と等速以上と判断された場合には、第3状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを第2設定値VF2に維持する。
図13には、フィードチェン12Bの速度VFの第2変速方法における第1増速方法が図示されている。実線はフィードチェン12Bの速度VFを示し、2点鎖線は増速されたフィードチェン12Bの速度VFを示し、破線は搬送装置34の速度VHを示し、第2変速方法と同一部材には同一符号を付して重複した記載を省略する。
増速スイッチ16Aの入力が無いと判断された場合、前述した第1〜3状態のフィードチェン12Bの速度VFを維持する。一方、増速スイッチ16Aの入力があったと判断された場合、第1〜3状態のフィードチェン12Bの速度VFを、下式3〜5で演算される速度に制御する。
式3 vf1=VF1+ΔVF×N
但し、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
式4 vf=(VF1+ΔVF×N)+1.5〜2.5×K×(V―V1)
但し K=(VH2―VH1)/(V2―V1)、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
式5 vf2=VF2+ΔVF×N
但し、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
なお、減速スイッチ16Bの入力があったと判断された場合、第1〜3状態のフィードチェン12Bの速度VFを、下式6〜8で演算される速度に制御する。
式6 vf1=VF1―ΔVF×N
但し、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
式7 vf=(VF1―ΔVF×N)+1.5〜2.5×K×(V―V1)
但し K=(VH2―VH1)/(V2―V1)、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
式8 vf2=VF2―ΔVF×N
但し、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
図14には、フィードチェン12Bの速度VFの第2変速方法における第2増速方法が図示されている。実線はフィードチェン12Bの速度VFを示し、2点鎖線は増速されたフィードチェン12Bの速度VFを示し、破線は搬送装置34の速度VHを示し、第2変速方法と同一部材には同一符号を付して重複した記載を省略する。
増速スイッチ16Aの入力が無いと判断された場合、前述した第2変速方法の第1〜3状態のフィードチェン12Bの速度VFを維持する。一方、増速スイッチ16Aの入力があったと判断された場合、第1,2状態のフィードチェン12Bの速度VFを、式3,4で演算される速度に制御し、第3状態のフィードチェン12Bの速度VFは、第2設定値VF2を維持する。
図15には、フィードチェン12Bの速度VFの第3変速方法が図示されている。実線はフィードチェン12Bの速度VFを示し、破線は搬送装置34の速度VHを示し、第1変速方法と同一部材には同一符号を付して重複した記載を省略する。
搬送装置34の速度VHがフィードチェン12Bの第1設定値VF1よりも低速と判断された場合には、第1状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを第1設定値VF1に維持する。一方、搬送装置34の速度VHがフィードチェン12Bの第1設定値VF1よりも高速と判断された場合には、第2状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを下式9で演算される速度に制御する。なお、引継ぎ時の過剰な穀桿の滞留を防止するために、搬送装置34の速度VHがフィードチェン12Bの第1設定値VF1よりも5〜15%高速になった場合に、高速と判断するのが好適である。
式9 VF=VF1+K×(V―V1´)
但し K=(VH2―VH1)/(V2―V1´)
図16には、フィードチェン12Bの速度VFの第4変速方法が図示されている。実線はフィードチェン12Bの速度VFを示し、破線は搬送装置34の速度VHを示し、第1変速方法と同一部材には同一符号を付して重複した記載を省略する。
搬送装置34の速度VHがフィードチェン12Bの第1設定値VF1よりも低速と判断された場合には、第1状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを第1設定値VF1に維持する。一方、搬送装置34の速度VHがフィードチェン12Bの第1設定値VF1と高速と判断された場合には、第2状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを下式10で演算される速度に制御する。
式10 VF=VF1+1.5〜2.5×K×(V―V1´)
但し K=(VH2―VH1)/(V2―V1´)
フィードチェン12Bの速度VFが搬送装置34の第2設定値VH2よりも低速と判断された場合には、第2状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを式10で演算される速度に制御する。一方、フィードチェン12Bの速度VFが搬送装置34の第2設定値VH2と等速以上と判断された場合には、第3状態に示すように、フィードチェン12Bの速度VFを第2設定値VF2に維持する。
図17には、フィードチェン12Bの速度VFの第4変速方法における第1増速方法が図示されている。実線はフィードチェン12Bの速度VFを示し、2点鎖線は増速されたフィードチェン12Bの速度VFを示し、破線は搬送装置34の速度VHを示し、第2変速方法と同一部材には同一符号を付して重複した記載を省略する。
増速スイッチ16Aの入力が無いと判断された場合、前述した第1〜3状態のフィードチェン12Bの速度VFを維持する。一方、増速スイッチ16Aの入力があったと判断された場合、第1〜3状態のフィードチェン12Bの速度VFを、下式11〜13で演算される速度に制御する。
式11 vf1=VF1+ΔVF×N
但し、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
式12 vf=(VF1+ΔVF×N)+1.5〜2.5×K×(V―V1´)
但し K=(VH2―VH1)/(V2―V1´)、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
式13 vf2=VF2+ΔVF×N
但し、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
なお、減速スイッチ16Bの入力があったと判断された場合、第1〜3状態のフィードチェン12Bの速度VFを、下式14〜16で演算される速度に制御する。
式14 vf1=VF1―ΔVF×N
但し、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
式15 vf=(VF1―ΔVF×N)+1.5〜2.5×K×(V―V1´)
但し K=(VH2―VH1)/(V2―V1´)、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
式16 vf2=VF2―ΔVF×N
但し、ΔVFは1入力当りの増速速度、Nは増速スイッチ16Aの入力回数
図18には、フィードチェン12Bの速度VFの第4変速方法における第2増速方法が図示されている。実線はフィードチェン12Bの速度VFを示し、2点鎖線は増速されたフィードチェン12Bの速度VFを示し、破線は搬送装置34の速度VHを示し、第2変速方法と同一部材には同一符号を付して重複した記載を省略する。
増速スイッチ16Aの入力が無いと判断された場合、前述した第2変速方法の第1〜3状態のフィードチェン12Bの速度VFを維持する。一方、増速スイッチ16Aの入力があったと判断された場合、第1,2状態のフィードチェン12Bの速度VFを、式11,12で演算される速度に制御し、第3状態のフィードチェン12Bの速度VFは、第2設定値VF2を維持する。
3 脱穀装置
4 刈取装置
10 フィードチェン用油圧式無段変速装置(油圧式無段変速装置)
12B フィードチェン
17A 駆動スプロケット
17B 張設輪
26B 扱ぎ口
35B 固定軸(フィードチェン回動軸、刈取装置回動軸)
50 扱室
50A 前壁
51 選別室
53A 第一唐箕
55 扱胴
62 エンジン
68 ギヤボックス
68B 出力軸
68C カップリング
68D 駆動軸
71 カウンタ軸
71C プーリ(第1プーリ)
71D プーリ(第3プーリ)
71E プーリ(第2プーリ)
80 支持部材
A 第1経路
B 第2経路
Claims (9)
- エンジン(62)を搭載した機体フレーム(1)の前方に配置され、植立穀桿を刈取り後方に搬送する刈取装置(4)と、該刈取装置(4)の後方に配置され、刈取穀桿を脱穀する脱穀装置(3)と、該脱穀装置(3)の扱室(50)の一側に形成された扱ぎ口(26B)に沿って配置され、前記刈取装置(4)から刈取穀桿を引き継いで搬送するフィードチェン(12B)と、前記エンジン(62)の出力回転を無段階に変速してフィードチェン(12B)を駆動する無段変速装置(10)を備えたコンバインであって、
前記無段変速装置(10)を脱穀装置(3)の前壁(50A)の前側に配置し、
前記フィードチェン(12B)を機体外側方へ回動自在に支持する縦方向のフィードチェン回動軸(35B)を無段変速装置(10)の前側に配置したことを特徴とするコンバイン。 - 前記フィードチェン(12B)を、無段変速装置(10)から駆動力が入力されるギヤボックス(68)の出力軸(68B)と同軸上に備えた駆動スプロケット(17A)と、該駆動スプロケット(17A)の前側に設けられた前側張設輪(17B)と、前記駆動スプロケット(17A)の後方に設けられた後側張設輪(17B)に巻回し、
機体前後方向において、前記フィードチェン回動軸(35B)を前側張設輪(17B)の近傍に配置した請求項1記載のコンバイン。 - 前記刈取装置(4)を前記フィードチェン回動軸(35B)と同一軸心で回動自在に支持した請求項1または2記載のコンバイン。
- 前記脱穀装置(3)の扱室(50)の下方に選別部(51)を備え、
前記エンジン(62)の回転を脱穀装置(3)及びフィードチェン(12B)に伝達する第1経路(A)と、エンジン(62)の回転を前記刈取装置(4)に伝達する第2経路(B)と、
前記第1経路(A)における選別部(51)よりも上流側の部位に配置したカウンタ軸(71)を設け、
該カウンタ軸(71)の回転を無段変速装置(10)に入力する構成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記カウンタ軸(71)に、該カウンタ軸(71)の回転を前記扱室(50)の扱胴(55)側へ出力する第1プーリ(71C)と、カウンタ軸(71)の回転を前記選別部(51)側へ出力する第2プーリ(71E)と、カウンタ軸(71)の回転を前記無段変速装置(10)側へ出力する第3プーリ(71D)を備えた請求項4記載のコンバイン。
- 前記脱穀装置(3)の前壁(50A)にカウンタ軸(71)を支持する支持部材(80)を備え、該カウンタ軸(71)の軸心方向において、前記第1プーリ(71C)を支持部材(80)に対して一側に偏倚した部位に配置し、第2プーリ(71E)及び第3プーリ(71D)を、前記支持部材(80)に対して第1プーリ(71C)を配置した側とは反対側に偏倚した部位に配置した請求項5記載のコンバイン。
- 前記カウンタ軸(71)を脱穀装置(3)の前壁(50A)の前方において左右方向に向けて配置し、該カウンタ軸(71)の前側に前記フィードチェン回動軸(35B)を配置し、
側面視において、前記無段変速装置(10)をカウンタ軸(71)と前記フィードチェン回動軸(35B)の間の部位に配置した請求項4〜6のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記フィードチェン(12B)駆動用の駆動スプロケット(17A)を備えた駆動軸(68D)を、機体前後方向において前記フィードチェン回動軸(35B)とカウンタ軸(71)の間の部位であって、上下方向において前記無段変速装置(10)の入力軸(10A)とカウンタ軸(71)の間となる部位に配置した請求項7記載のコンバイン。
- 前記無段変速装置(10)から駆動力が入力されるギヤボックス(68)の出力軸(68B)の先端部に、前記駆動スプロケット(12B)と接続されるか、または該駆動スプロケット(12B)を支持する駆動軸(68D)と接続されるカップリング(68C)を設け、
前記フィードチェン(12B)を機体外側方に向けて回動させた場合に、前記出力軸(68B)と駆動スプロケット(17A)との接続が解除されるか、または前記出力軸(68B)と駆動軸(68D)との接続が解除され、
前記フィードチェン(12B)を機体内側方に向けて回動させた場合には、前記出力軸(68B)と駆動スプロケット(17A)とが接続されるか、または前記出力軸(68B)と駆動軸(68D)とが接続される構成とした請求項4〜8のいずれか1項に記載のコンバイン。
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