JP2014045369A - 携帯情報端末装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザにとっての利便性を低下させることなく、他の情報機器と無線通信を行うことができる携帯情報端末装置を提供する。
【解決手段】 Bluetooth規格およびIEEE802.11x規格に準拠して無線通信可能な携帯電話装置10において、制御部21は、前記2つの通信規格で外部の機器2,3と同時に無線通信可能に接続している状態であるか否かを判定し、同時接続状態であれば、利用している周波数帯が同一か否かを判定し、周波数帯が同一であれば、動作中のプロファイルがHSPまたはHFPであるか否かを判定し、プロファイルがHSPまたはHFPであれば、通話状態であるか否かを判定し、通話状態であれば、2つの通信規格を示す項目を含む選択肢が設けられたメニュー画面M4を表示部31に表示させ、メニュー画面M4において、一方の通信規格を示す項目が選択されると、他方の通信規格による外部の機器との接続を切断させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、互いに異なる複数の通信規格に準拠して他の情報機器と無線通信を行うことが可能な、携帯電話装置などの携帯情報端末装置、プログラムおよび記録媒体に関する。
近年、スマートフォンやフィーチャーフォンなどの携帯電話装置では、「3G(3rd Generation)」と称される第3世代移動通信システムなどの移動体通信システムを利用した通信、Bluetooth(登録商標)対応機器との無線通信、および無線LAN(Local Area Network)での通信を行うことが可能となっている。
これらの通信は同時に利用することが可能なため、たとえば、無線LAN経由でインターネットに接続してWebブラウジングを利用しつつ、Bluetoothに対応したヘッドセットを装着して、通信先との通話を行うといったことも可能となっている。
しかしながら、このような利用シーンにおいて、無線LAN経由でデータ通信を行う際に、アクセスポイントとの無線通信に2.4GHz帯のISMバンド(Industrial, Scientific and Medical Band)が用いられると、Bluetooth規格に準拠した無線通信との間で混信が生じて、通信品質が劣化してしまい、場合によっては、アクセスポイントとの接続が切断される、といったユーザにとって意図しない動作が起こってしまうという問題がある。
たとえば、特許文献1には、Bluetooth規格に準拠して無線通信を行うブルートゥースモジュールと、IEEE802.11b規格に準拠して無線通信を行う無線LANモジュールとが搭載されたパーソナルコンピュータにおいて、一方の通信規格による無線通信だけを有効に機能させ、他方の通信規格による無線通信を使用不能にするといった技術が開示されている。
特開2003−87269号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、ユーザは、キーボードを用いてホットキーを入力し、無線機器切替ユーティリティを起動させて、2つの通信規格のうちの一方の通信規格による無線通信だけが許容されるように、事前に設定しておかなければならない。したがって、一方の通信規格による無線通信を利用しているときに、他方の通信規格による無線通信を利用するためには、そのための設定操作を行わなければならず、ユーザにとっての利便性は低い。また、特許文献1に記載の技術によれば、2つの通信規格のうちのいずれか一方の通信規格による無線通信しか許容されないので、上記のような利用シーンが不可能となり、この点においても利便性は低い。
本発明の目的は、ユーザにとっての利便性を低下させることなく、他の情報機器と無線通信を行うことができる携帯情報端末装置、プログラムおよび記録媒体を提供することである。
本発明は、外部の機器と無線通信する無線通信手段であって、互いに異なる無線通信規格に準拠してそれぞれ無線通信する複数の無線通信手段と、
画像情報に基づいて画面を表示する表示手段と、
前記画面に選択肢が設けられている場合に、任意の項目を選択するための操作を受け付ける操作受付手段と、
前記複数の無線通信手段、表示手段、および操作受付手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
少なくとも2つ以上の前記無線通信手段が、それぞれ異なる外部の機器と無線通信可能に接続している同時接続状態であるか否かを判定する接続状態判定部と、
前記接続状態判定部によって同時接続状態であると判定された場合に、無線通信可能に接続している各無線通信手段が利用している周波数帯が同一であるか否かを判定する周波数帯判定部と、
前記周波数帯判定部によって同一であると判定された場合に、同一の周波数帯を利用している無線通信手段を示す各項目を含む選択肢が設けられた選択画面の画像情報を生成し、該第1の選択画面を前記表示手段に表示させる表示制御部と、
前記操作受付手段を介して前記選択肢の中から一の無線通信手段を示す項目が選択されると、同一の周波数帯を利用している前記各無線通信手段のうち、該一の無線通信手段を除く残余の無線通信手段と外部の機器との接続を切断させる無線通信制御部とを有することを特徴とする携帯情報端末装置である。
また本発明は、Bluetooth(登録商標)規格に準拠して外部の機器と無線通信する第1の無線通信手段と、
IEEE802.11諸規格のうちの少なくとも1つに準拠して外部の機器と無線通信する第2の無線通信手段と、
外部の電話機との間で通話を行うために、移動体通信網の基地局と無線通信する第3の通信手段と、
画像情報に基づいて画面を表示する表示手段と、
前記画面に選択肢が設けられている場合に、任意の項目を選択するための操作を受け付ける操作受付手段と、
前記第1〜第3の無線通信手段、表示手段、ならびに操作受付手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記第1および第2の無線通信手段が、それぞれ異なる外部の機器と無線通信可能に接続している同時接続状態であるか否かを判定する接続状態判定部と、
前記接続状態判定部によって同時接続状態であると判定された場合に、第2の無線通信手段が利用している周波数帯が、第1の無線通信手段が利用している周波数帯と同一であるか否かを判定する周波数帯判定部と、
前記周波数帯判定部によって同一であると判定された場合に、前記第1の無線通信手段による動作中のプロファイルが、通話のために利用され得るプロファイルであるか否かを判定するプロファイル判定部と、
前記プロファイル判定部によって通話のために利用され得るプロファイルであると判定された場合に、外部の電話機との間で通話が行われている状態であるか否かを判定する通話状態判定部と、
前記通話状態判定部によって通話が行われている状態であると判定された場合に、前記第1および第2の無線通信手段を示す各項目を含む選択肢が設けられた第1の選択画面の画像情報を生成し、該第1の選択画面を前記表示手段に表示させる表示制御部と、
前記操作受付手段を介して前記選択肢の中から一方の無線通信手段を示す項目が選択されると、他方の無線通信手段と外部の機器との接続を切断させる無線通信制御部とを有することを特徴とする携帯情報端末装置である。
また本発明は、前記表示制御部は、前記他方の無線通信手段と外部の機器との接続が前記無線通信制御部によって切断された後に、前記一方の無線通信手段と外部の機器との接続が切断されると、前記他方の無線通信手段と外部の機器との接続を再開させるか否かを選択させるための第2の選択画面の画像情報を生成し、該第2の選択画面を前記表示手段に表示させ、
前記無線通信制御部は、前記操作受付手段を介して再開させる旨の項目が選択されると、前記他方の無線通信手段と外部の機器との接続を開始させることを特徴とする。
また本発明は、前記選択肢は、同時接続状態を維持するための項目をさらに含むことを特徴とする。
また本発明は、コンピュータを、前記携帯情報端末装置における制御手段として機能させるためのプログラムである。
また本発明は、前記プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
本発明によれば、ユーザにとっての利便性を低下させることなく、他の情報機器と無線通信を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る携帯電話装置10においてサポートされている通信環境を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る携帯電話装置10の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 制御部21が通信方式制御プログラム22を実行することによって実現される各種の機能を示す機能ブロック図である。 制御部21が通信方式制御プログラム22を実行することによって行われる通信方式制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 通信方式制御処理中に操作面31aに表示されるメニュー画面を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話装置10においてサポートされている通信環境を説明するための図である。本実施形態に係る携帯電話装置10は、通信先の電話機へ通話可能に接続するために、移動体通信のセルラーネットワークの無線基地局1との間で無線通信を行うことが可能であるとともに、Bluetooth(登録商標)対応の他の情報機器2(外部の機器)との間でBluetooth規格に準拠して無線通信を行うことが可能であり、さらに、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイント3(外部の機器)との間で、IEEE802.11a/b/g/n規格のうちの少なくとも1つに準拠して無線通信を行うことが可能である。
図2は、本発明の一実施形態に係る携帯電話装置10の概略的な構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る携帯電話装置10は、タッチパネル11と、キー操作部12と、音声処理部13と、受話口に設けられるスピーカ14と、送話口に設けられるマイクロホン15と、移動体通信モジュール16と、Bluetoothモジュール17と、無線LANモジュール18と、フラッシュメモリ19と、RAM(Random Access Memory)20と、制御部21とを含んで構成され、たとえばスマートフォンによって実現される。
タッチパネル11は、ユーザによってタッチ操作される操作面31a(図1参照)を有し、その操作面31aが外部に露出するように、筐体内に収容されている。タッチパネル11は、その操作面31aに画像データに応じた画像を表示する表示部31と、表示部31に重畳されたタッチセンサ32とを有する。表示部31は、たとえば液晶パネルおよびバックライトを備える液晶ディスプレイ装置や、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ装置などの公知の表示装置によって実現される。
タッチセンサ32は、たとえば投影型静電容量方式のセンサによって実現され、ユーザが指やスタイラスなどを用いて、操作面31aに対して行ったタップ操作やフリック操作などのタッチ操作を、タッチ操作が行われた操作面31a上での位置とともに検出し、検出信号を制御部21へ与える。
キー操作部12は、携帯電話装置10の正面部や側面部に設けられる各種の操作キーを有し、ユーザによって任意の操作キーが押圧操作されると、当該操作キーが操作されたことを示す操作信号が、キー操作部12から制御部21に与えられる。
音声処理部13は、携帯電話装置10の電話機能により通話を行うための音声の入出力インターフェイスであり、スピーカ14およびマイクロホン15が接続され、スピーカ14を介して音声を出力し、マイクロホン15を介して音声を入力する。
移動体通信モジュール16は、たとえばIMT−2000(International Mobile Telecommunications 2000)規格に準拠した第3世代移動通信システムなどの移動体通信システムによる無線通信を実行する無線通信デバイスである。移動体通信モジュール16は、移動体通信のセルラーネットワークの無線基地局1との間で無線接続を確立することによって、CDMA(Code Division Multiple Access)等の方式によって無線通信を行う。
Bluetoothモジュール17は、Bluetooth規格に準拠した無線通信を実行する無線通信デバイスである。Bluetoothモジュール17は、Bluetoothに対応した他の情報機器2との間で無線接続を確立することによって、該他の情報機器2との間でデータの送受信を行う。
無線LANモジュール18は、たとえばIEEE802.11a/b/g/n規格のうちの少なくとも1つに準拠した無線通信を実行する無線通信デバイスである。無線LANモジュール18は、無線LANのアクセスポイント3との間で無線接続を確立することによって、そのアクセスポイント3との間でデータの送受信を行う。
フラッシュメモリ19は、携帯電話装置10の基本的な機能を実現するオペレーティングシステムプログラムのほか、たとえばメールアプリケーション(電子メール機能)を実現するためのメールプログラム、ブラウザアプリケーション(Webブラウジング機能)を実現するためのブラウザプログラム、電話帳アプリケーション(電話帳機能)を実現するための電話帳プログラムなどとともに、本実施形態に係る携帯電話装置10において実行される複数の無線通信方式による無線通信を制御するためのソフトウェアである通信方式制御プログラム22が記憶されている。
制御部21は、携帯電話装置10の各部の動作を制御する処理部であり、たとえばCPU(Central Processing Unit)によって実現される。制御部21は、フラッシュメモリ19からRAM20にロードされる、オペレーティングシステムプログラム、各種のアプリケーションプログラム、および通信方式制御プログラム22などを実行する。
図3は、制御部21が通信方式制御プログラム22を実行することによって実現される各種の機能を示す機能ブロック図である。制御部21は、フラッシュメモリ19に記憶される通信方式制御プログラム22を実行することによって、接続状態判定部41、周波数帯判定部42、プロファイル判定部43、通話状態判定部44、表示制御部45、無線通信制御部46として機能する。
接続状態判定部41は、Bluetoothモジュール17によって、携帯電話装置10と、Bluetoothに対応した他の情報機器2との間で無線接続が確立している状態(以下、「Bluetooth接続状態」と称する)であるか否かを判定するとともに、無線LANモジュール18によって、携帯電話装置10と、無線LANのアクセスポイント3との間で無線接続が確立している状態(以下、「無線LAN接続状態」と称する)であるか否かを判定する。
周波数帯判定部42は、接続状態判定部41によって無線LAN接続状態であると判定された場合に、携帯電話装置10とアクセスポイント3とが、どの周波数帯を利用して無線接続しているのかを判定する。具体的には、2.4GHz帯および5GHz帯のうちのいずれの周波数帯を利用して無線接続しているのかを判定する。
また周波数帯判定部42は、携帯電話装置10とアクセスポイント3とが、2.4GHz帯を利用して無線接続していると判定された場合には、さらに、無線LANのデータ転送レート(ビットレート[単位:bps])の規格値を取得する。
プロファイル判定部43は、接続状態判定部41によってBluetooth接続状態であると判定された場合に、携帯電話装置10と他の情報機器2とが、どのプロファイルによって無線接続しているのかを判定する。
通話状態判定部44は、接続状態判定部41によってBluetooth接続状態であると判定された場合に、携帯電話装置10が、移動体通信モジュール16と無線基地局1との間で無線接続を確立することによって、他の電話機と通話可能に接続されている状態(以下、「通話状態」と称する)であるか否かを判定する。
表示制御部45は、接続状態判定部41によって無線LAN接続状態かつBluetooth接続状態であると判定された場合に、後述するメニュー画面の画像データを生成し、生成した画像データを表示部31に与えることによって、メニュー画面を操作面31aに表示させる。
無線通信制御部46は、表示制御部45によって操作面31aにメニュー画面が表示され、かつそのメニュー画面の中に、無線LAN接続状態およびBluetooth接続状態のうちのいずれを優先するかをユーザに選択させるための2つのアイコンが表示されている場合に、一方のアイコンがタップ操作されたことがタッチセンサ32を介して検出されると、他方のアイコンに対応した通信規格による無線接続を切断する。
図4は、制御部21が通信方式制御プログラム22を実行することによって行われる通信方式制御処理の処理手順を示すフローチャートである。図5は、通信方式制御処理中に操作面31aに表示されるメニュー画面M1〜M6を示す図である。
携帯電話装置10に電源が投入されると処理を開始し、ステップs1に進む。ステップs1で、接続状態判定部41は、無線LAN接続状態であるか否かを判定するとともに、Bluetooth接続状態であるか否かを判定し、無線LAN接続状態かつBluetooth接続状態である、すなわち同時接続状態と判定されるとステップs2に進む。なお、ステップs1の処理は、同時接続状態であると判定されるまで繰り返し行われる。
ステップs2で、周波数帯判定部42は、携帯電話装置10と無線LANのアクセスポイント3とが、2.4GHz帯および5GHz帯のうちのいずれの周波数帯を利用して無線接続しているのかを判定する。5GHz帯を利用していると判定された場合にはステップs3に進み、2.4GHz帯を利用していると判定された場合にはステップs4に進む。
ステップs3で、表示制御部45は、図5(a)に示すように、無線LANによる接続が5GHz帯を利用して行われていることを示す文字情報W1を含んだメニュー画面M1の画像データを生成し、生成した画像データを表示部31に与えることによって、メニュー画面M1を操作面31aに表示させ、通信方式制御処理を終了する。
ステップs4で、周波数帯判定部42は、ビットレートを取得し、ステップs5に進む。ステップs5で、プロファイル判定部43は、携帯電話装置10と、Bluetooth規格に準拠して無線接続中の他の情報機器2との間で動作しているプロファイルを取得し、ステップs6に進む。
ステップs6で、プロファイル判定部43は、取得したプロファイルの中に、通話のために利用され得るプロファイルが含まれているか否かを判定する。具体的には、取得したプロファイルの中に、HSP(Headset Profile)またはHFP(Hands-Free Profile)が含まれているか否かを判定し、含まれていない場合にはステップs7に進み、含まれている場合にはステップs8に進む。
ステップs7で、表示制御部45は、図5(b)に示すように、無線LANによる接続が2.4GHz帯を利用して行われていることおよびビットレートを示す文字情報W21と、動作中のプロファイルを示す文字情報W22とを含んだメニュー画面M2の画像データを生成し、生成した画像データを表示部31に与えることによって、メニュー画面M2を操作面31aに表示させ、通信方式制御処理を終了する。図5(b)では、動作中のプロファイルが、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)である場合を示している。
ステップs8で、通話状態判定部44は、携帯電話装置10が、移動体通信モジュール16と無線基地局1との間で無線接続を確立することによって、他の電話機と通話状態であるか否かを判定し、通話状態でない場合にはステップs9に進み、通話状態である場合にはステップs10に進む。
ステップs9で、表示制御部45は、図5(c)に示すように、無線LANによる接続が2.4GHz帯を利用して行われていることおよびビットレートを示す文字情報W31と、動作中のプロファイルを示す文字情報W32と、通話状態でないことを示す文字情報W33とを含んだメニュー画面M3の画像データを生成し、生成した画像データを表示部31に与えることによって、メニュー画面M3を操作面31aに表示させ、通信方式制御処理を終了する。
ステップs10で、表示制御部45は、図5(d)に示すように、無線LANによる接続が2.4GHz帯を利用して行われていることおよびビットレートを示す文字情報W41と、動作中のプロファイルを示す文字情報W42と、通話状態であることを示す文字情報W43と、選択可能な3つのアイコンI1〜I3とを含んだメニュー画面M4の画像データを生成し、生成した画像データを表示部31に与えることによって、メニュー画面M4を操作面31aに表示させ、ステップs11に進む。
ここで、図5(d)に示すように、アイコンI1は、無線LANを優先して接続する場合に選択されるアイコンであり、アイコンI2は、Bluetoothを優先して接続する場合に選択されるアイコンであり、アイコンI3は、同時接続状態を維持する場合に選択されるアイコンである。
ステップs11で、無線通信制御部46は、タッチパネル11から入力される検出信号を監視して、アイコンI1がタップ操作されたか否かを判定し、アイコンI1がタップ操作された場合にはステップs12に進み、タップ操作されていない場合にはステップs17に進む。
ステップs12で、無線通信制御部46は、Bluetoothモジュール17によって他の情報機器2との間で確立された無線接続を切断し、ステップs13に進む。
ステップs13で、接続状態判定部41は、無線LANモジュール18と無線LANのアクセスポイント3との間で確立された無線接続が切断されたか否かを判定し、切断された場合にはステップs14に進む。なお、ステップs13の処理は、無線接続が切断されたと判定されるまで繰り返し行われる。
ステップs14で、表示制御部45は、図5(e)に示すように、ステップs12で切断された他の情報機器2との無線接続を再開させるか否かをユーザに選択させるためのメニュー画面M5の画像データを生成し、生成した画像データを表示部31に与えることによって、メニュー画面M5を操作面31aに表示させ、ステップs15に進む。このメニュー画面M5には、無線接続を再開させる場合に選択させるアイコンI4と、無線接続を再開しない場合に選択されるアイコンI5とが含まれている。
ステップs15で、無線通信制御部46は、タッチパネル11から入力される検出信号を監視して、アイコンI4がタップ操作されたか否かを判定し、アイコンI4がタップ操作された場合にはステップs16に進み、アイコンI5がタップ操作された場合には通信方式制御処理を終了する。ステップs16で、無線通信制御部46は、Bluetoothモジュール17を制御し、他の情報機器2との間で無線接続を確立させ、通信方式制御処理を終了する。
ステップs17で、無線通信制御部46は、タッチパネル11から入力される検出信号を監視して、アイコンI2がタップ操作されたか否かを判定し、アイコンI2がタップ操作された場合にはステップs18に進み、タップ操作されていない場合にはステップs23に進む。
ステップs18で、無線通信制御部46は、無線LANモジュール18によって無線LANのアクセスポイント3との間で確立された無線接続を切断し、ステップs19に進む。
ステップs19で、接続状態判定部41は、Bluetoothモジュール17と他の情報機器2との間で確立された無線接続が切断されたか否かを判定し、切断された場合にはステップs20に進む。なお、ステップs19の処理は、無線接続が切断されたと判定されるまで繰り返し行われる。
ステップS20で、表示制御部45は、図5(f)に示すように、ステップs18で切断された無線LANのアクセスポイント3との無線接続を再開させるか否かをユーザに選択させるためのメニュー画面M6の画像データを生成し、生成した画像データを表示部31に与えることによって、メニュー画面M6を操作面31aに表示させ、ステップs21に進む。このメニュー画面M6には、無線接続を再開させる場合に選択させるアイコンI6と、無線接続を再開しない場合に選択されるアイコンI7とが含まれている。
ステップs21で、無線通信制御部46は、タッチパネル11から入力される検出信号を監視して、アイコンI6がタップ操作されたか否かを判定し、アイコンI6がタップ操作された場合にはステップs22に進み、アイコンI7がタップ操作された場合には通信方式制御処理を終了する。ステップs22で、無線通信制御部46は、無線LANモジュール18を制御し、アクセスポイント3との間で無線接続を確立させ、通信方式制御処理を終了する。
ステップs23で、無線通信制御部46は、タッチパネル11から入力される検出信号を監視して、アイコンI3がタップ操作されたか否かを判定し、アイコンI3がタップ操作された場合には通信方式制御処理を終了する。タップ操作されていない場合にはステップs11に戻る。
以下、このような通信方式制御処理が実行される利用シーンの一例について説明する。たとえば携帯電話装置10を用いて、IEEE802.11a/b/g/n規格のうちの少なくとも1つに準拠して無線LAN経由でインターネットに接続してWebブラウジングを利用しているときに、予めペアリングしているヘッドセット(他の情報機器2)に電源が投入されることによって、そのヘッドセットと携帯電話装置10とが、Bluetooth経由で無線接続を開始すると、あるいは、ヘッドセット(他の情報機器2)と携帯電話装置10とがBluetooth経由で無線接続しているときに、携帯電話装置10と無線LANのアクセスポイント3とが、IEEE802.11a/b/g/n規格のうちの少なくとも1つに準拠して無線接続を開始すると、携帯電話装置10と無線LANのアクセスポイント3とが、2.4GHz帯および5GHz帯のうちのいずれの周波数帯を利用して無線接続しているのかが判定される。
そして、5GHz帯を利用して無線接続している場合には、アクセスポイント3との無線通信とヘッドセットとの無線通信とが干渉することによる通信品質の劣化が生じるおそれがないので、メニュー画面M1を表示して処理を終了する。
一方、2.4GHz帯を利用して無線接続している場合であっても、動作中のプロファイルにHSPまたはHFPが含まれていない場合には、たとえば動作中のプロファイルがA2DPである場合には、アクセスポイント3との無線通信とヘッドセットとの無線通信とが干渉することによる通信品質の劣化が生じるおそれがないので、メニュー画面M2を表示して処理を終了する。
また、動作中のプロファイルにHSPまたはHFPが含まれている場合であっても、携帯電話装置10が無線基地局1との間で無線接続を確立することによって、他の電話機と通話状態でなければ、アクセスポイント3との無線通信とヘッドセットとの無線通信とが干渉することによる通信品質の劣化が生じるおそれがないので、メニュー画面M3を表示する。
そして、メニュー画面M3が表示されているときに、他の電話機からの着信に応答して、ヘッドセットを利用した通話が開始されると、アクセスポイント3との無線通信とヘッドセットとの無線通信とが干渉することによる通信品質の劣化が生じるおそれがあるため、メニュー画面M4を表示して、いずれの無線通信を優先させるかをユーザに選択させる。
ここで、ユーザの操作によって、無線LANが優先された場合には、携帯電話装置10とヘッドセットとの無線接続が切断される。これにより、携帯電話装置10とアクセスポイント3との無線通信の通信品質が劣化することを防止することができる。たとえば、携帯電話装置10で、インターネットを介してサーバからファイルをダウンロードしているような場合に、通信品質の劣化により不所望にダウンロードが中断されることを防止することができる。
また、ユーザの操作によって、Bluetoothが優先された場合には、携帯電話装置10とアクセスポイント3との無線接続が切断される。これにより、携帯電話装置10とヘッドセットとの無線通信の通信品質が劣化することを防止することができる。換言すれば、通信先との通話が不所望に途切れてしまうことを防止することができる。
また、メニュー画面M4には、同時接続状態を維持させるためのアイコンI3が設けられているので、ユーザは、通信品質の劣化が起こりうることを承知の上で、同時接続状態を維持させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、2つの異なる通信規格のうちの一方の通信規格によって無線接続している状態から同時接続状態に遷移したときであって、かつ2つの通信規格による無線接続が互いに干渉して通信品質が劣化するような場合に、いずれの無線通信を優先させるかをユーザに選択させるように構成されている。したがって、従来技術のように、事前の設定が不要となるだけでなく、2つの通信規格によって他の情報機器2およびアクセスポイント3との同時の無線接続を可能にしつつ、互いに干渉して通信品質が劣化するような場合にのみ、ユーザは、優先する無線接続を選択するように促されるので、ユーザにとっての利便性を低下させることなく、外部の機器2,3と無線通信を行うことができる。
また、ユーザの選択により、一方の通信規格による無線接続が切断された場合には、他方の通信規格による無線接続の接続状態が監視され、他方の通信規格による無線接続が切断されると、一方の通信規格による無線接続を再開するか否かをユーザに選択させるように構成されているので、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
上述した実施形態では、通信方式制御プログラム22は、フラッシュメモリ19に記憶されているが、他の実施形態では、他の半導体メモリやハードディスクなどの記憶デバイスに記憶されていてもよく、または、コンピュータで読取り可能な記録媒体に記録され、外部記憶装置として設けられたプログラム読取装置に該記録媒体を挿入することによって、該記録媒体からプログラムが読み出される構成であってもよい。
本体と分離可能に構成される記録媒体は、たとえば磁気テープ/カセットテープなどのテープ系の記録媒体、フロッピー(登録商標)ディスクなどの磁気ディスクのディスク系の記録媒体、フレキシブルディスク/ハードディスクなどの磁気ディスクもしくはCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)/MO(Magneto Optical disk)/MD(Mini Disk)/DVD(Digital Versatile Disk)などの光ディスクのディスク系の記録媒体、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系の記録媒体、またはマスクROM/EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)/EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)/フラッシュROMなどの半導体メモリを含む固定的にプログラムを担持する記録媒体であってもよい。
10 携帯電話装置
11 タッチパネル
16 移動体通信モジュール
17 Bluetoothモジュール
18 無線LANモジュール
19 フラッシュメモリ
21 制御部
22 通信方式制御プログラム
31 表示部
32 タッチセンサ
41 接続状態判定部
42 周波数帯判定部
43 プロファイル判定部
44 通話状態判定部
45 表示制御部
46 無線通信制御部

Claims (6)

  1. 外部の機器と無線通信する無線通信手段であって、互いに異なる無線通信規格に準拠してそれぞれ無線通信する複数の無線通信手段と、
    画像情報に基づいて画面を表示する表示手段と、
    前記画面に選択肢が設けられている場合に、任意の項目を選択するための操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記複数の無線通信手段、表示手段、および操作受付手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    少なくとも2つ以上の前記無線通信手段が、それぞれ異なる外部の機器と無線通信可能に接続している同時接続状態であるか否かを判定する接続状態判定部と、
    前記接続状態判定部によって同時接続状態であると判定された場合に、無線通信可能に接続している各無線通信手段が利用している周波数帯が同一であるか否かを判定する周波数帯判定部と、
    前記周波数帯判定部によって同一であると判定された場合に、同一の周波数帯を利用している無線通信手段を示す各項目を含む選択肢が設けられた選択画面の画像情報を生成し、該第1の選択画面を前記表示手段に表示させる表示制御部と、
    前記操作受付手段を介して前記選択肢の中から一の無線通信手段を示す項目が選択されると、同一の周波数帯を利用している前記各無線通信手段のうち、該一の無線通信手段を除く残余の無線通信手段と外部の機器との接続を切断させる無線通信制御部とを有することを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. Bluetooth(登録商標)規格に準拠して外部の機器と無線通信する第1の無線通信手段と、
    IEEE802.11諸規格のうちの少なくとも1つに準拠して外部の機器と無線通信する第2の無線通信手段と、
    外部の電話機との間で通話を行うために、移動体通信網の基地局と無線通信する第3の通信手段と、
    画像情報に基づいて画面を表示する表示手段と、
    前記画面に選択肢が設けられている場合に、任意の項目を選択するための操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記第1〜第3の無線通信手段、表示手段、ならびに操作受付手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記第1および第2の無線通信手段が、それぞれ異なる外部の機器と無線通信可能に接続している同時接続状態であるか否かを判定する接続状態判定部と、
    前記接続状態判定部によって同時接続状態であると判定された場合に、第2の無線通信手段が利用している周波数帯が、第1の無線通信手段が利用している周波数帯と同一であるか否かを判定する周波数帯判定部と、
    前記周波数帯判定部によって同一であると判定された場合に、前記第1の無線通信手段による動作中のプロファイルが、通話のために利用され得るプロファイルであるか否かを判定するプロファイル判定部と、
    前記プロファイル判定部によって通話のために利用され得るプロファイルであると判定された場合に、外部の電話機との間で通話が行われている状態であるか否かを判定する通話状態判定部と、
    前記通話状態判定部によって通話が行われている状態であると判定された場合に、前記第1および第2の無線通信手段を示す各項目を含む選択肢が設けられた第1の選択画面の画像情報を生成し、該第1の選択画面を前記表示手段に表示させる表示制御部と、
    前記操作受付手段を介して前記選択肢の中から一方の無線通信手段を示す項目が選択されると、他方の無線通信手段と外部の機器との接続を切断させる無線通信制御部とを有することを特徴とする携帯情報端末装置。
  3. 前記表示制御部は、前記他方の無線通信手段と外部の機器との接続が前記無線通信制御部によって切断された後に、前記一方の無線通信手段と外部の機器との接続が切断されると、前記他方の無線通信手段と外部の機器との接続を再開させるか否かを選択させるための第2の選択画面の画像情報を生成し、該第2の選択画面を前記表示手段に表示させ、
    前記無線通信制御部は、前記操作受付手段を介して再開させる旨の項目が選択されると、前記他方の無線通信手段と外部の機器との接続を開始させることを特徴とする請求項2記載の携帯情報端末装置。
  4. 前記選択肢は、同時接続状態を維持するための項目をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の携帯情報端末装置。
  5. コンピュータを、請求項1〜4のいずれか1つに記載の携帯情報端末装置における制御手段として機能させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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