JP2014045344A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に実装された高さの異なる複数の素子で発生した熱を放熱弾性部材を介して効率よくヒートシンクに伝導して十分な放熱効果を得ることができる仕組みを提供する。
【解決手段】電子機器は、高さの異なる複数の素子が実装された基板309と、基板309の素子の実装面に対向して配置されるヒートシンク308と、基板309に実装された前記複数の素子とヒートシンク308との間に圧縮した状態で配置され、素子で発生した熱をヒートシンク308に伝導する複数の放熱弾性部材801とを備える。ヒートシンク308は、基板309の複数の素子の実装面に対向する面に複数の素子に対応する複数の凸部803が形成された凹凸形状部を有し、複数の凸部803は、複数の素子との間に挟まれる複数の放熱弾性部材801の厚みが均一となるように、複数の素子の高さに応じて高さが異なる。
【選択図】図16

Description

本発明は、ヒートシンクを搭載したデジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の電子機器に関する。
デジタルカメラ等の電子機器では、基板に実装された複数の素子とヒートシンクとの間に放熱弾性部材を圧縮させた状態で介装することで、基板で発生した熱を放熱弾性部材を介してヒートシンクに効率よく伝熱して放熱するものがある(特許文献1)。
特許第3830860号公報
ところで、近年のデジタルカメラ等の電子機器では、高性能化に伴い、回路基板の発熱量が増加しており、また、回路基板には高さの異なる複数の素子が実装される。
しかし、上記特許文献1では、基板に実装された複数の素子とヒートシンクとの間に均一厚さの放熱弾性部材を介装しているため、基板にヒートシンクを組み付けた状態では、複数の素子とヒートシンクとの間に配置される放熱弾性部材の厚さが異なってしまう。
即ち、高さが異なる複数の素子のうち、高い素子とヒートシンクとの間に配置される放熱弾性部材は、厚さ寸法が小さくなり、低い素子とヒートシンクとの間に配置される放熱弾性部材は、厚さ寸法が大きくなる。
ここで、放熱弾性部材は、通常、ヒートシンクと比べて熱伝導性が大幅に劣るため、放熱弾性部材の厚さ寸法が大きい部分では、素子で発生した熱がヒートシンクに伝導しにくく、十分な放熱効果が得られない。
そこで、本発明は、基板に実装された高さの異なる複数の素子で発生した熱を放熱弾性部材を介して効率よくヒートシンクに伝導して十分な放熱効果を得ることができる仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、高さの異なる複数の素子が実装された基板と、前記基板の前記素子の実装面に対向して配置されるヒートシンクと、前記基板に実装された前記複数の素子と前記ヒートシンクとの間に圧縮した状態で配置され、前記素子で発生した熱を前記ヒートシンクに伝導する複数の放熱弾性部材と、を備え、前記ヒートシンクは、前記基板の前記複数の素子の実装面に対向する面に前記複数の素子に対応する複数の凸部が形成された凹凸形状部を有し、前記複数の凸部は、前記複数の素子との間に挟まれる前記複数の放熱弾性部材の厚みが均一となるように、前記複数の素子の高さに応じて高さが異なることを特徴とする。
本発明によれば、基板に実装された高さの異なる複数の素子で発生した熱を放熱弾性部材を介して効率よくヒートシンク伝導することができるので、十分な放熱効果を得ることができる。
(a)は本発明の電子機器の第1の実施形態であるデジタルカメラの外観斜視図、(b)は(a)に示すデジタルカメラのカメラ本体からレンズ鏡筒、グリップ部、及びハンドル部を取り外した状態を示す斜視図である。 (a)はカメラ本体の右側面図、(b)はカメラ本体の正面図である。 カメラ本体の内部構造を説明するための分解斜視図である。 遠心ファンをカメラ本体の正面側から見た斜視図である。 (a)は図4に示す遠心ファンを背面側から見た斜視図、(b)は(a)に示す遠心ファンから蓋プレートを取り外した状態を示す斜視図である。 (a)は撮像部の斜視図、(b)は撮像部の分解斜視図である。 (a)は撮像部及び遠心ファンをカメラ本体の背面側から見た図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 ファンダクトユニットの分解斜視図である。 ファンダクトユニットの組立体をカメラ本体の正面側から見た斜視図である。 図9に示すファンダクトユニットを左側から見た斜視図である。 ファンダクトユニットの正面図である。 図11のB−B線断面図である。 ヒートシンクの構造詳細図である。 (a)は図11のC−C線断面図、(b)は(a)のS部拡大図である。 メイン基板、放熱ゴム、及びヒートシンク兼ダクトの配置を示す斜視図である。 図15の反対側から見た斜視図である。 ヒートシンク兼ダクトとメイン基板とを放熱ゴムを介して組み立てた状態の正面図である。 (a)は図17のD−D線断面図、(b)は図17のE−E線断面図である。 メイン基板、放熱板及び背面カバーユニットの配置を示す斜視図である。 メイン基板、放熱板及び背面カバーユニットを組み立てた状態を示す斜視図である。 ヒートシンク、右カバーユニット、左カバーユニット、及び背面ユニットの斜視図である。 ヒートシンク、右カバーユニット、左カバーユニット、及び背面ユニットを組み立てた状態を示す正面図である。 図22の左側面図である。 図23のG−G線要部断面図である。 (a)は図22のF−F線断面図、(b)は(a)のT部拡大図である。 ヒートシンクの詳細図である。 本発明の電子機器の第2の実施形態であるデジタルカメラにおいて、メイン基板、ヒートシンク兼ダクト、弾性部材、遠心ファン、及び撮像部の配置を示す斜視図である。 メイン基板、ヒートシンク兼ダクト、及び遠心ファンを組み立てた状態を示す図である。 図28の上方から見た図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)は本発明の電子機器の第1の実施形態であるデジタルカメラの外観斜視図、図1(b)は図1(a)に示すデジタルカメラのカメラ本体からレンズ鏡筒、グリップ部、及びハンドル部を取り外した状態を示す斜視図である。
本実施形態のデジタルカメラは、図1に示すように、カメラ本体100に対して、交換式のレンズ装置であるレンズ鏡筒101、グリップ部102、及びハンドル部103がそれぞれ着脱可能に装着される。レンズ鏡筒101、グリップ部102、及びハンドル部103は、それぞれ各種入出力手段を有し、カメラ本体100に装着された状態で、カメラ本体100と電気的に接続される。
図2(a)はカメラ本体100の右側面図、図2(b)はカメラ本体100の正面図である。図2(a)に示すように、カメラ本体100には、電源ダイヤル200、操作ボタン類201、強制空冷用の吸気口206(図1(b)参照)、排気口202、及びビューファインダ203が設けられる。また、図2(b)に示すように、カメラ本体100には、CMOSセンサやCCDセンサ等の撮像素子204、及び撮影ボタン205等が設けられる。
図3は、カメラ本体100の内部構造を説明するための分解斜視図である。図3に示すように、カメラ本体100は、正面カバーユニット301、右カバーユニット302、左カバーユニット303、背面カバーユニット304、及び底面カバーユニット305により外装を形成している。
また、カメラ本体100の内部には、撮像素子204を含む撮像部306、放熱用遠心ファン307、ヒートシンク兼ダクト308、メイン基板309、及び放熱板310が配置される。
放熱板310には、熱伝導性に優れた銅板やアルミニウム板等が用いられる。メイン基板309は、デジタルカメラの全ての電子デバイスと電気的に接続され、カメラ本体100で最も電力を消費して発熱する基板である。撮像部306、遠心ファン307、電源ダイヤル200、操作ボタン類201、及び撮影ボタン205もメイン基板309に電気的に接続される。
撮像部306とメイン基板309の間に、通風路を構成する遠心ファン307、及びヒートシンク兼ダクト308を光軸上に配置することで、メイン基板309の熱を撮像部306に伝わりにくくする効果がある。なお、遠心ファン307及びヒートシンク兼ダクト308にいずれか一方でも、断熱効果はある。
撮像部306、遠心ファン307、ヒートシンク兼ダクト308、メイン基板309、及び放熱板310は全て光軸方向の寸法が短い扁平な形状をしている。本実施形態では、撮像部306に対して、遠心ファン307、ヒートシンク兼ダクト308、メイン基板309、及び放熱板310の光軸方向を向く面が略平行に配置される。
また、正面カバーユニット301、及び背面カバーユニット304についても、光軸方向の寸法が短い扁平な形状をしており、撮像部306に対して光軸方向に略平行に配置される。これにより、カメラ本体100の光軸方向の厚さ寸法を短くすることができ、カメラ本体100の薄型化が可能となる。
また、撮像部306に対して、遠心ファン307、ヒートシンク兼ダクト308、メイン基板309、及び放熱板310の光軸方向を向く面が略平行に配置されることで、カメラ本体100の左右方向の幅寸法も短くすることができる。
図4は、遠心ファン307をカメラ本体100の正面側から見た斜視図である。図4に示すように、遠心ファン307は、アルミニウム等からなる蓋プレート401及びアルミダイキャスト等からなる本体403により外装が形成される。
蓋プレート401の中央部には、円形の凸部402が形成され、また、蓋プレート401には、蓋プレート401を本体403及び後述するヒートシンク705にビス701(図8参照)で固定するためのビス穴405が形成されている。遠心ファン307には、メイン基板309と電気的に接続するためのワイヤ404が設けられている。
図5(a)は図4に示す遠心ファン307を背面側から見た斜視図、図5(b)は図5(a)に示す遠心ファン307から蓋プレート401を取り外した状態を示す斜視図である。
図5(a)に示すように、遠心ファン307の背面側には、吸気口406が設けられ、遠心ファン307の側面には、排気口407が設けられている。排気口407は、排気口202に対応する位置に配置される。吸気口406には、ファン基板410が配置されている。
また、図5(b)に示すように、遠心ファン307の内部には、回転することで吸気口406から空気を吸気して排気口407から排気する羽根408と、羽根408を回転させるためのモータ409が設けられている。モータ409の先端は、蓋プレート401の凸部402に嵌め込まれる。
また、モータ409とワイヤ404とは、ファン基板410を介して電気的に接続されている。羽根408には、磁石が設けられ、ファン基板410には、ホール素子が設けられており、ホール素子で羽根408(磁石)の回転数を検知して羽根408の回転数をフィードバック制御する手段を備えている。
また、モータ409の軸先端は、ラジアル方向では、潤滑材を含侵した金属焼結スリーブ軸受により回転可能に支持され、スラスト方向では、耐摩耗性のある部材で軸方向に押えられる。
図6(a)は撮像部306の斜視図、図6(b)は撮像部306の分解斜視図である。
図6に示すように、撮像部306は、撮像素子204と、中央に穴502が形成された素子基板501と、アルミニウム等で形成された素子プレート503とを有する。素子プレート503は、撮像素子204を保持するとともに、撮像素子204で発生した熱を放熱する。
素子プレート503の中央部には、撮像素子204側に突出する凸形状部504が設けられている。凸形状部504を素子基板501の穴502に挿通して撮像素子204の背面に当接させ、撮像素子204と素子プレート503とをUV硬化接着材等で固定する。撮像素子204と素子基板501とは、半田等で電気的に接続される。また、素子基板501とメイン基板309とは、不図示のワイヤにより電気的に接続される。
図7(a)は撮像部306及び遠心ファン307をカメラ本体100の背面側から見た図、図7(b)は図7(a)のA−A線断面図である。
図7に示すように、遠心ファン307は、撮像部306の背面側で撮像部306に対して光軸方向に略平行に近接配置される。撮像部306の素子プレート503の凸形状部504の背面側は、凹形状部とされ、この凹形状部には、遠心ファン307の凸部402が光軸方向に挿入される。これにより、撮像部306と遠心ファン307とが光軸方向に接近して配置され、カメラ本体100の光軸方向の厚さ寸法を、凹形状部を設けない場合よりもより短くすることが可能となる。
ところで、遠心ファン307の騒音特性として、遠心ファン307の回転軸が重力方向に対して略平行となる近傍で、異常騒音や異常振動が生じる現象がある。これは、遠心ファンに関わらず、軸流ファンでも同様の現象が発生する。この現象の原因の一つとして、モータ409の軸が軸受を叩くように振動して騒音となることが知られている。
一方、デジタルカメラは、通常、重力方向に対して光軸が垂直となるように撮影するシーンがほとんどである。つまり、撮像素子204と遠心ファン307とを光軸上で略平行に配置することで、上述した遠心ファン307の異常騒音や異常振動は、通常の撮影状態では起こることはない。
また、撮像素子204の中心(光軸)と遠心ファン307の回転軸の中心とを一致させて配置するか、又は略平行かつ近傍に配置することで、どの角度で撮影した場合でも、異常騒音や異常振動を起こりにくくすることができる。
なお、遠心ファン307のモータ409の起こす磁界によって、撮像素子204、もしくは撮像部306にノイズが乗る可能性がある。その場合、素子プレート503と遠心ファン307との間に、薄い略長方形状の磁気シールド部材を光軸方向で撮像素子204を覆うように配置する。磁気シールド部材の配置箇所としては、素子プレート503の凸形状部504や凹形状部ではない平坦な部分に張り付けると効果的である。
次に、図8乃至図14を参照して、ファンダクトユニットについて説明する。図8はファンダクトユニットの分解斜視図、図9はファンダクトユニットの組立体をカメラ本体100の正面側から見た斜視図、図10は図9に示すファンダクトユニットを左側から見た斜視図、図11はファンダクトユニットの正面図である。図12は図11のB−B線断面図、図13はヒートシンク705の構造詳細図、図14(a)は図11のC−C線断面図、図14(b)は図14(a)のS部拡大図である。なお、図12及び図14(a)では、説明の便宜上、羽根408とモータ409の図示を省略している。
図8に示すように、ファンダクトユニットは、遠心ファン307とヒートシンク兼ダクト308とにより構成される。ヒートシンク兼ダクト308は、ヒートシンク705、開口706を有するプレート704、及び弾性部材703を備える。プレート704は、アルミニウム板等で形成され、ビス702等によりヒートシンク705に固定される。
ヒートシンク705は、アルミダイキャスト等で略長方形状に形成され、放熱面積を拡大するための複数のフィン700を有する。ヒートシンク705は、フィン700側がプレート704で覆われることで、ダクト機能を有し、また、側部に、遠心ファン307の吸気口406に連通する吸気口707(図10)が形成される。
弾性部材703は、リング状に形成されて、プレート704の開口706の外周を囲うようにプレート704に貼り付けられ、遠心ファン307とヒートシンク兼ダクト308の間に挟まれて使用される。遠心ファン307は、ビス701によりヒートシンク705に固定される。
かかる固定状態においては、ヒートシンク兼ダクト308と遠心ファン307との間は、圧縮状態の弾性部材703で密閉されるため、プレート704の開口706を通過する空気が遠心ファン307の吸気口406に吸気されるまでの間で漏れることがない。
図12に示すように、ファンダクトユニットでの吸気から排気までの空気の流れ710は、吸気口707より吸気されてヒートシンク兼ダクト308内を通過し、ヒートシンク兼ダクト308の開口706を経由して遠心ファン307の吸気口406に流入する。吸気口406に流入した空気は、遠心ファン307の排気口407から排気される。つまり、ヒートシンク兼ダクト308に流入した空気は、一度方向を変えてから遠心ファン307に流入して排気される。
ヒートシンク705は、図13に示すように、カメラ本体100の左右方向に延設された複数のフィン700がカメラ本体100の高さ方向に互いに離間して配置されている。また、ヒートシンク705には、遠心ファン307の吸気口406の円形の開口を光軸方向に投影した開口領域713が設けられる。
開口領域713の中心は、遠心ファン307の回転中心と一致しており、複数のフィン700の開口領域713側の延設端700a,700bは、開口領域713の径方向外側で開口領域713の略同心円上に配置されている。これにより、複数のフィン700の表面積を極力増やしつつ、通風抵抗を抑制することができる。
また、複数のフィン700のうちで最も下側に配置されるフィン700とヒートシンク705の下側壁との間には、塵埃や液体を一時的に貯留する貯留部711が設けられている。前記最も下側に配置されるフィン700には、開口領域713と貯留部711とを連通する切欠き部712が形成されている。
図14に示すように、ヒートシンク兼ダクト308のプレート704の開口706は、遠心ファン307の吸気口406の開口より大きく、また、複数のフィン700は、プレート704の開口706の径方向外側に配置される。また、弾性部材703についても、遠心ファン307とプレート704との間で圧縮された状態で、吸気口406の開口の径方向外側に配置される。
ところで、デジタルカメラ等の撮像装置は、屋外で使用することも多く、埃や雨等の環境化の使用においても、遠心ファン307が故障したりファン基板410のショートが発生したりしない対策が求められる。そこで、本実施形態では、埃等の異物や雨等の液体が遠心ファン307に入りにくくするために次のような対策を施している。
図12で説明したように、ファンダクトユニットも状態での吸気から排気までの空気の流れ710は、吸気口707より吸気されヒートシンク兼ダクト308の内部を通過し、開口706を経由して遠心ファン307の吸気口406に流入する。そして、吸気口406に流入した空気は、遠心ファン307の排気口407から排気される。
つまり、遠心ファン307の回転軸に対して略垂直方向に流入した空気710は、方向変更部710aで略90°進行方向を変えた後、遠心ファン307の回転軸に対して略平行方向に遠心ファン307の吸気口406に流入する。
質量をもった埃や雨等は、ヒートシンク兼ダクト308の吸気口707から空気とともに吸入されると、遠心ファン307の吸気口406までの間、加速されながら移動する。そして、ヒートシンク兼ダクト308に流入した空気が略90度進行方向を変える方向変更部710aで、質量をもった埃や雨等は、慣性で直進しようとし、ヒートシンク兼ダクト308の吸気口707と対向する壁面やその近傍面に衝突する。
ここで、通常撮影状態では、ヒートシンク兼ダクト308に流入した空気の方向変更部710aの重力方向の下方に切欠き部712、及び貯留部711が配置される。切欠き部712から貯留部711に入った雨や埃等が再度流入空気に乗らないように、切欠き部712は、貯留部711側に向けて次第に狭くになるように形成(不図示)され、雨や埃等が入り易く出にくいようになっている。
また、質量をもった埃や雨等が衝突するヒートシンク兼ダクト308の壁面やその近傍面、及び貯留部711の内壁面には、連続気泡体(スポンジ等)等の吸水性部材や両面テープ等の粘着部材が配置される。これにより、貯留部711に入った埃や雨等が再度流入空気に乗らない効果を高めることができる。貯留部711に一時的に貯留された雨などの液体は、ヒートシンク705の熱で徐々に蒸発して流入空気と共に排気される。
また、遠心ファン307とヒートシンク兼ダクト308との間に配置される弾性部材703についても吸水性部材で形成され、雨等の液体を遠心ファン307に侵入する前に吸水し、ファン基板410のショートが防止される。
また、弾性部材703の近傍、例えば遠心ファン307の吸気口406の開口外周に両面テープ等の粘着部材を配置することで、埃等が遠心ファン307に入り込むことが防止される。
図15は、メイン基板309、放熱ゴム801、及びヒートシンク兼ダクト308の配置を示す斜視図である。図16は、図15の反対側から見た斜視図である。図17は、ヒートシンク兼ダクト308とメイン基板309とを放熱ゴム801を介して組み立てた状態の正面図である。図18(a)は図17のD−D線断面図、図18(b)は図17のE−E線断面図である。なお、図18(a)及び図18(b)では、説明の便宜上、放熱ゴム801の図示を省略している。
図15に示すように、メイン基板309には、放熱を必要とする素子802が複数実装されている。放熱を必要とする素子802とは、発熱量、消費電力が高い、もしくは保証温度が低いの何れかに適合する素子である。複数の素子のうちで特に保証温度が低い素子は、吸気口707近傍に配置することで効果的に放熱できる。
また、素子802に対応するように配置される放熱弾性部材(本実施形態では、放熱ゴム801)は、熱伝導性と弾性を有するが、ヒートシンク705の熱伝導性に比べると劣る。そのため、放熱ゴム801は、極力薄いものを使用することで、素子802からヒートシンク705に伝熱する際に伝熱ロスを少なくできる。
図16に示すように、ヒートシンク兼ダクト308は、メイン基板309の素子802の実装面と対向する面に、素子802と放熱ゴム801に対応した凹凸形状部を有する。凹凸形状部は、ヒートシンク705の形状の一部である。
図17に示すように、ヒートシンク兼ダクト308とメイン基板309とを組み付けて一体化すると、メイン基板309は、ヒートシンク兼ダクト308と光軸方向での投影でほぼ覆うようになっている。これにより、高効率の放熱が可能となる。
また、放熱ゴム801は、複数の素子802と凹凸形状部の複数の凸部803との間に圧縮状態で一枚ずつ挟まれて、素子802と凸部803に密着する。
図18(a)に示すように、凹凸形状部の複数の凸部803は、各素子802の高さに応じて高さが異なり、ヒートシンク兼ダクト308とメイン基板309とを組み付けた際に、凸部803と素子802との隙間が最小かつ同じとなる。厚み方向(光軸方向)にヒートシンク705の断面積を変えて高さ調整を行う事で、通風路側に効率良く伝熱する事が可能になる。
これにより、複数の放熱ゴム801の厚みを最小及び均一とすることができるため、光軸方向に薄く、かつメイン基板309からヒートシンク兼ダクト308への高効率な熱伝導が可能となる。
また、凹凸形状部の反対側、つまりヒートシンク兼ダクト308の通風路側は平坦な面形状とされる。これにより、ヒートシンク兼ダクト308の通風抵抗を上げることなく放熱効率を上げることができる。
また、図16、図17、及び図18(b)に示すように、ヒートシンク705には、脚部804が三か所設けられており、脚部804は、メイン基板309と直接接触し機械的に接続される。メイン基板309とヒートシンク705の脚部804との接触箇所には、グランドパターンが露出している。これにより、メイン基板309の基板自身の熱を直接ヒートシンク705に伝熱することが可能である。
また、ヒートシンク705とメイン基板309とを部分的に直接接触させて機械的に接続することで、介在する部品も最小かつ考慮する製造ばらつきも最小とすることができ、凹凸形状部の凸部803と各素子802との隙間をより小さくすることが可能となる。
本実施形態では、ヒートシンク705側では、ヒートシンク705とメイン基板309の接触面から凹凸形状部の凸部803までの製造寸法のばらつきのみである。また、メイン基板309側では、ヒートシンク705とメイン基板309の接触面から素子802の実装浮きと素子802自身の高さ公差のみである。
これにより、放熱ゴム801の厚みを最小とすることができるため、メイン基板309とヒートシンク兼ダクト308との組立構造体を光軸方向に薄くでき、かつメイン基板309からヒートシンク兼ダクト308への高効率な熱伝導が可能となる。
図19はメイン基板309、放熱板310及び背面カバーユニット304の配置を示す斜視図、図20はメイン基板309、放熱板310及び背面カバーユニット304を組み立てた状態を示す斜視図である。
図19及び図20に示すように、メイン基板309で発生した熱は、放熱ゴム902、及び放熱板310を介して背面カバーユニット304を構成する背面カバー901に伝熱されて放熱される。放熱板310は、メイン基板309の素子802の熱を拡散し放熱すると共に、ヒートスポット(局所的に熱い箇所)を防ぐ。
これにより、背面カバー901の近傍にメイン基板309を配置しても、背面カバー901の表面が局所的に熱くなるのが防止される。また、メイン基板309で発生した熱は、前述したように、ヒートシンク兼ダクト308に伝熱されて遠心ファン307により強制空冷される。このように、メイン基板309で発生した熱は、正面カバーユニット301側及び背面カバーユニット304側に伝熱されて放熱される。
図21は、ヒートシンク705、右カバーユニット302、左カバーユニット303、及び背面ユニット1000の斜視図である。なお、ここでは、メイン基板309、放熱板310及び背面カバーユニット304の組立体を背面ユニット1000とする。
ヒートシンク705は、アルミダイキャスト等の成形品とされている。従って、ヒートシンク705は、PC樹脂(ポリカーボネート樹脂)やABS樹脂等のプラスティック成形品からなる右カバーユニット302、左カバーユニット303、背面ユニット1000に比べて高熱伝導性、高剛性の材質で形成されている。
図21に示すように、右カバーユニット302は、ヒートシンク705に1つのビス1001で固定される。左カバーユニット303は、ヒートシンク705に2本のビス1001で固定される。背面ユニット1000は、ヒートシンク705に1本のビス1001で固定される。
図22は、ヒートシンク705、右カバーユニット302、左カバーユニット303、及び背面ユニット1000を組み立てた状態を示す正面図である。
図22に示すように、カメラ本体100の左右方向に対向する左カバーユニット303と右カバーユニット302との間にヒートシンク705が配置され、左右のカバーユニット303,302がそれぞれビス1001等によりヒートシンク705に固定される。これにより、カメラ本体100に対して外部からかかる圧縮やねじりに対して剛性を高めることができる。
図23は、図22の左側面図である。左カバーユニット303に形成される強制空冷の吸気口206は、ヒートシンク兼ダクト308の吸気口707に対応して形成される。吸気口206は、カメラ本体100の高さ方向に複数のリブ1003により区画されており、これにより、ユーザの指等がヒートシンク705に触れないようにしている。
図24は図23のG−G線要部断面図、図25(a)は図22のF−F線断面図、図25(b)は図25(a)のT部拡大図である。
図24に示すように、ビス1001の座繰り穴は、通常の座繰り穴より深く形成されており、これにより、ユーザの指等がヒートシンク705の熱が伝熱したビス1001に触れないようにしている。また、複数のリブ1003とヒートシンク705のフィン700とは、カメラ本体100の高さ方向で一致して配置されている。これにより、通風抵抗、及び風切り音が低減するとともに、リブ1003を外部から押されても、リブ1003がフィン700に当接するので、リブ1003の剛性が高まる。
また、図25に示すように、ヒートシンク705には、右カバーユニット302と凹凸係合するリブ1006が設けられており、これにより、右カバーユニット302の剛性を高めている。なお、リブ1006は、ヒートシンク705と右カバーユニット302との光軸方向の位置を規制しているが、光軸方向以外の位置も規制するようにしてもよい。
図26は、ヒートシンク705の詳細図である。図26に示すように、右カバーユニット302、左カバーユニット303、及び背面ユニット1000のヒートシンク705側のビス1001によるビス止め部1008は、ヒートシンク705の左側の上下角隅部、右側の上角隅部及び上側の長辺部に配置される。また、リブ1006は、ヒートシンク705の右側短辺部に配置される。これにより、各ユニット302,303,1000とヒートシンク705の剛性が高められる。
また、ビス止め部1008とリブ1006は、光軸方向で通風路1007とは重ならない位置に配置されており、これにより、各ユニット302,303,1000及びヒートシンク705の剛性を高めつつ光軸方向に薄いヒートシンク705となる。
更に、カメラ本体100の左右方向に対向する左カバーユニット303と右カバーユニット302との間にヒートシンク705を配置することで、左カバーユニット303と右カバーユニット302にそれぞれ吸気口206と排気口202を配置可能となる。これにより、グリップ部102を保持したユーザの手に熱風があたることがなく排気することが可能となる。なお、排気口及び吸気口をカメラ本体100の上下方向に配置してもよい。
以上説明したように、本実施形態では、メイン基板309に実装された高さの異なる複数の素子802で発生した熱を放熱ゴム801を介して効率よくヒートシンク705に伝導することができるので、十分な放熱効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
次に、図27乃至図29を参照して、本発明の電子機器の第2の実施形態であるデジタルカメラについて説明する。なお、本実施形態は、上記第1の実施形態に対して撮像部の配置が異なるだけであるため、符号を流用しつつ相違点についてのみ説明する。
図27は、メイン基板309、ヒートシンク兼ダクト308、弾性部材703、遠心ファン307、及び撮像部1101の配置を示す斜視図である。図28は、メイン基板309、ヒートシンク兼ダクト308、及び遠心ファン307を組み立てた状態を示す図である。図29は、図28の上方から見た図である。
上記第1の実施形態では、撮像部306は、遠心ファン307と略平行かつ光軸方向で投影上重なるように配置している。これに対し、本実施形態では、撮像部1101と遠心ファン307とは、光軸と直交する方向(図ではカメラ本体100の左右方向)に略平行で、かつ光軸と直交する略同一の面に配置されている。
これにより、上記第1の実施形態に比べてカメラ本体100の光軸方向の厚さ寸法を短くしてより薄型化を図ることが可能となる。この場合、正面カバーユニット301の形状や、レンズ鏡筒101の位置が上記第1の実施形態と異なることになる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明の構成は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
100 カメラ本体
202 排気口
206 吸気口
305 ヒートシンク
307 遠心ファン
308 ヒートシンク兼ダクト
309 メイン基板
706 穴
801 放熱ゴム
802 素子

Claims (4)

  1. 高さの異なる複数の素子が実装された基板と、
    前記基板の前記素子の実装面に対向して配置されるヒートシンクと、
    前記基板に実装された前記複数の素子と前記ヒートシンクとの間に圧縮した状態で配置され、前記素子で発生した熱を前記ヒートシンクに伝導する複数の放熱弾性部材と、を備え、
    前記ヒートシンクは、前記基板の前記複数の素子の実装面に対向する面に前記複数の素子に対応する複数の凸部が形成された凹凸形状部を有し、
    前記複数の凸部は、前記複数の素子との間に挟まれる前記複数の放熱弾性部材の厚みが均一となるように、前記複数の素子の高さに応じて高さが異なることを特徴とする電子機器。
  2. 吸気口、及び排気口を有し、前記基板との間に前記ヒートシンクを挟むように配置される強制空冷用のファンを備え、
    前記ヒートシンクは、前記ファンの吸気口に対応する開口が形成され、複数のフィンを有して、前記複数のフィンの間に、外部から吸気した空気を前記開口を介して前記ファンの吸気口に導く通風路が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ヒートシンクの前記凹凸形状部の反対側の面は、平坦な面形状とされ、前記平坦な面に前記複数のフィンが配置されることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記ヒートシンクと前記基板とは、部分的に直接接触して機械的に接続されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器。
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