JP2014045242A - 仮想センサ生成装置、仮想センサ生成方法およびプログラム - Google Patents

仮想センサ生成装置、仮想センサ生成方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが実センサの設置位置を把握していなくてもユーザによる指定位置に応じた実センサを容易に発見して仮想センサの生成に利用することが可能な技術を提供する。
【解決手段】ユーザによる指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサ10を用いて仮想センサ281を生成する仮想センサ生成部250、を備える、仮想センサ生成装置20が提供される。例えば、仮想センサ生成部250は、指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサを検出した場合、検出した実センサ10を用いて仮想センサ281を生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、仮想センサ生成装置、仮想センサ生成方法およびプログラムに関するものである。
近年、RFID(Radio Frequency Identification)などの実センサを用いて、人や物が配置されている場所、時間、状況といった状態を把握するためのコンテキストアウェア装置が開発されている。例えば、コンテキストアウェア装置を利用すれば、状態が所定条件を満たした場合に、ユーザに状態が通知されるといったサービスを構築することができる。コンテキストアウェア装置へのデータ提供技術については、例えば、以下の非特許文献1に挙げられている。
実センサから送信されたセンサデータは、仮想センサ生成装置(「センサデータ提供装置」とも言う。以下同じ。)により仮想化されて仮想センサデータとされる。また、コンテキスト生成装置により仮想センサデータに基づいてコンテキストが生成され、コンテキストはコンテキスト生成装置によりアプリケーションに送信される。コンテキスト生成装置が仮想化センサを取り扱えるようにすることで、実センサを意識することなくセンサデータを利用することができる。
例えば、仮想センサの識別は、センサ識別子UUID(Universally Unique IDentifier)を当該仮想センサに割り当て、UUIDを用いてなされる。また、例えば、センサ種別およびセンシング対象物をセンササービス名として定義すれば、当該センササービス名によりセンサ種別およびセンシング対象物を識別することができる。
"ECHONET Lite 規格書第4部 ECHONET Lite ゲートウェイ仕様"、[online]、ECHONET CONSORTIUM、[平成24年8月1日検索]、インターネット<URL:http://www.echonet.gr.jp/spec/pdf_v100_lite/SpecLiteVer.1.0_04.pdf>
しかしながら、例えば、コンテキスト生成ルールを作成するために、ユーザがセンサ識別子をもとに実センサを選択しようとする場合、センサ識別子からは実センサがどこに設置されているのかを把握することが困難である。また、センサ識別子と実センサの設置位置との組み合わせをもとに実センサを選択することも想定されるが、ユーザが実センサの設置位置を把握する必要がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザが実センサの設置位置を把握していなくてもユーザによる指定位置に応じた実センサを容易に発見して仮想センサの生成に利用することが可能な技術を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザにより指定される指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサを用いて仮想センサを生成する仮想センサ生成部、を備え、前記仮想センサ生成部は、前記指定位置を基準とした前記所定範囲内に存在する実センサを検出した場合、前記検出した実センサを用いて仮想センサを生成する、仮想センサ生成装置が提供される。
前記仮想センサ生成部は、前記指定位置を基準とした前記所定範囲内に存在する実センサを検出した場合、前記指定位置と前記仮想センサの識別情報とが関連付けられてなる情報を登録することにより前記仮想センサを生成してもよい。
前記仮想センサ生成部は、前記実センサと前記仮想センサとを関連付ける関連付け処理を行い、前記仮想センサは、前記仮想センサに関連付けられている前記実センサにより検出されたセンサデータに基づいて仮想センサデータを出力してもよい。
前記仮想センサ生成部は、前記指定位置を基準とした前記所定範囲内に存在し、かつ、前記ユーザによる指定センサ種別に応じたセンサ種別の実センサを検出してもよい。
前記仮想センサ生成部は、前記指定位置を基準とした前記所定範囲内に存在し、かつ、前記ユーザによる指定出力方法に応じた出力方法の実センサを検出してもよい。
前記仮想センサ生成部は、前記仮想センサを生成する前に、前記実センサの設置位置の代わりに前記指定位置が表示されるように制御してもよい。
前記仮想センサ生成部は、複数の実センサの設置位置の合成結果である合成設置位置が前記所定範囲内に存在する場合には、当該複数の実センサを用いて前記仮想センサを生成してもよい。
前記仮想センサ生成部は、前記所定範囲内に実センサが存在する場合には、前記所定範囲を拡張した後の範囲である拡張範囲内に存在する実センサを用いて前記仮想センサを生成し、拡張範囲が表示されるように制御してもよい。
また、本発明のある観点によれば、ユーザにより指定される指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサを用いて仮想センサを生成する仮想センサ生成部、を備える、仮想センサ生成装置が提供される。
また、本発明のある観点によれば、ユーザによる指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサを用いて仮想センサを生成するステップ、を含む、仮想センサ生成方法が提供される。
また、本発明のある観点によれば、コンピュータを、ユーザによる指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサを用いて仮想センサを生成する仮想センサ生成部、を備える仮想センサ生成装置として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、ユーザが実センサの設置位置を把握していなくてもユーザによる指定位置に応じた実センサを容易に発見して仮想センサの生成に利用することが可能である。
本発明の実施形態に係る仮想センサ利用システムの構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る仮想センサ生成装置の機能構成例を示す図である。 仮想センサ生成装置に使用される実センサ情報の構成例を示す図である。 仮想センサ生成装置に使用される実センサ設置情報の構成例を示す図である。 仮想センサ生成装置により表示制御される検索画面の例を示す図である。 仮想センサ生成装置により表示制御される登録画面の例を示す図である。 仮想センサ生成装置に使用される仮想センサ情報の構成例を示す図である。 仮想センサ生成装置に使用されるデータ抽出情報の構成例を示す図である。 仮想センサ生成部の動作の流れの例を示すフローチャートである。 仮想センサ生成装置により表示制御される登録画面の他の例を示す図である。 仮想センサ生成部の動作の流れの他の例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
[構成の説明]
まず、本発明の実施形態に係る仮想センサ利用システム1の構成例について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る仮想センサ利用システム1の構成例を示す図である。図1に示すように、仮想センサ利用システム1は、実センサ10、仮想センサ生成装置20、コンテキスト生成装置30、アプリケーション40および管理端末50を備える。
実センサ10は、所定のセンシングを行った結果として得られたセンシングデータを仮想センサ生成装置20に出力する。実センサ10の種類は特に限定されず、例えば、温度センサであってもよいし、加速度センサであってもよいし、人感センサであってもよいし、湿度センサであってもよいし、音声センサ(例えば、マイクロフォンなど)であってもよいし、RFIDであってもよいし、カメラであってもよい。
図1に示された例では、実センサ10A〜10Cの3つが示されているが、実センサ10の個数は1以上であれば特に限定されない。センシングデータは、例えば、実センサ10によるセンシングの結果として得られる測定値(以下、「センサ値」とも言う。)の他にメタデータ(例えば、実センサ10の設置位置など)が付加されたデータであってもよいし、当該センサ値自体であってもよい。
仮想センサ生成装置20は、実センサ10からセンシングデータの入力を受け、センシングデータに基づいて仮想センサデータを生成し、仮想センサデータをコンテキスト生成装置30に出力する。仮想センサデータの生成には、仮想センサ生成装置20により生成された仮想センサが用いられる。仮想センサ自体も仮想センサ生成装置20により生成されるが、仮想センサは論理的に生成されるセンサであり、実センサ10のように実体が存在する訳ではない。
仮想センサには実センサ10が関連付けられるが、1つの実センサ10に対して1つの仮想センサが関連付けられる場合もあれば、複数の実センサ10に対して1つの仮想センサが関連付けられる場合もある。仮想センサデータの生成には、センシングを行った実センサ10と関連付けられている仮想センサが用いられる。
仮想センサデータは、実センサ10によるセンシングデータと同一のデータであってもよいし、変更されたデータであってもよい。例えば、仮想センサデータは、実センサ10からのセンサデータの一部が抽出されたデータであってもよい。また、仮想センサデータは、コンテキスト生成装置30におけるコンテキスト生成に用いられるように、実センサ10からのセンサデータにおけるセンサ値、メタデータ(例えば、実センサ10の設置位置、実センサ10のセンサ種別など)が変更されたデータであってもよい。なお、仮想センサ生成装置20は、例えば、PC(Personal Computer)により構成されてもよい。
コンテキスト生成装置30は、仮想センサ生成装置20から仮想センサデータの入力を受け、仮想センサデータおよびイベントデータなどに基づいてコンテキストを生成し、コンテキストをアプリケーション40に出力する。コンテキストは、アプリケーション40を動作させるためのデータとして生成される。なお、コンテキスト生成装置30は、例えば、PCにより構成されてもよい。
アプリケーション40は、コンテキスト生成装置30からコンテキストの入力を受け、コンテキストを用いてアクションを起こさせるためのプログラムである。例えば、アプリケーション40は、コンテキストが特定の条件を満たした場合に、警告音を鳴らせるといった動作を制御する。なお、特定の条件を満たした場合にアプリケーション40により制御される動作は特に限定されない。
アプリケーション40が動作する環境は特に限定されないが、例えば、PCであってもよいし、ユーザが使用する携帯端末であってもよい。また、図1には、1つのコンテキストが1つのアプリケーション40により利用される例が示されているが、1つのコンテキストが複数のアプリケーション40により利用されてもよい。
管理端末50は、ユーザ操作の入力を受け、当該ユーザ操作を仮想センサ生成装置20およびコンテキスト生成装置30に出力する機能を有する。また、管理端末50は、仮想センサ生成装置20およびコンテキスト生成装置30からの出力データの入力を受け、当該出力データを出力する機能を有する。例えば、ユーザ操作は、仮想センサ生成装置20およびコンテキスト生成装置30における各種設定などに用いられる。
なお、図1に示した例では、仮想センサ生成装置20およびコンテキスト生成装置30に対して共通の管理端末50が設けられているが、コンテキスト生成装置30およびコンテキスト生成装置30のそれぞれに対して管理端末50が設けられていてもよい。
以上、本発明の実施形態に係る仮想センサ利用システム1の構成例について説明した。続いて、本発明の実施形態に係る仮想センサ生成装置20の機能構成例について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る仮想センサ生成装置20の機能構成例を示す図である。図2に示すように、仮想センサ生成装置20は、実センサ設定部210、実センサ情報保存部220、実センサ設置情報保存部230および実センサデータ制御部240を備える。また、仮想センサ生成装置20は、仮想センサ生成部250、仮想センサデータ生成制御部260、データ抽出部270、データ生成部280、データ抽出情報保存部290および仮想センサ情報保存部295を備える。
実センサ設定部210は、実センサ10に関する情報を設定する機能を有する。例えば、実センサ設定部210は、管理端末50に対して入力されたユーザ操作に基づいて、実センサ10に関する情報を設定することができる。ここでは、実センサ10に関する情報の例として、実センサ情報および実センサ設置情報を用いる。また、実センサ設定部210により設定された実センサ情報は、実センサ情報保存部220に保存され、実センサ設定部210により設定された実センサ設置情報は、実センサ設置情報保存部230に保存される。
ここで、実センサ情報および実センサ設置情報の各々の構成例について説明する。図3は、仮想センサ生成装置20に使用される実センサ情報の構成例を示す図である。図3に示すように、実センサ情報は、一例として、実センサID、センサ種別、単位/スペック、値および出力方法を有している。なお、図3には、実センサ情報の一例を示したに過ぎないため、実センサ情報の構成は、図3に示された例に限定されない。
なお、図3に示した例では、実センサ10のセンサ種別が「湿度」の場合には、センサ値の単位が「パーセント」であり、実センサ10のセンサ種別が「温度」の場合には、センサ値の単位が「℃」である。また、実センサ10のセンサ種別が「音量」の場合には、センサ値のスペックが「ビット数」である。
また、例えば、実センサIDが「ID1」の実センサ10の場合には、イベント検知(例えば、センサ値の変化)によりセンサデータの出力がされる。実センサIDが「ID2」の実センサ10の場合には、センサ値が「0.1℃」単位で、かつ、周期「10回/hour」でセンサデータの出力がされる。また、例えば、実センサIDが「ID6、ID7」の実センサ10の場合には、センサ値が「16ビット」単位で、かつ、周期「30回/second」でセンサデータの出力がされる。
続いて、実センサ設置情報の構成例について説明する。図4は、仮想センサ生成装置20に使用される実センサ設置情報の構成例を示す図である。図4に示すように、実センサ設置情報は、一例として、実センサIDおよび設置位置を有している。なお、図4には、実センサ設置情報の一例を示したに過ぎないため、実センサ設置情報の構成は、図4に示された例に限定されない。
なお、図4に示した例では、実センサ10の設置位置が、緯度、経度および高度を含めた3次元座標を用いた形式により示されている。しかしながら、実センサ10の設置位置の表現形式は、かかる形式に限定されない。例えば、実センサ10の設置位置の表現形式は、緯度および経度を含めた2次元座標を用いた形式であってもよいし、極座標を用いた形式であってもよいし、ベクトルを用いた形式であってもよい。
また、図4には示されていないが、実センサ設置情報には、実センサ10の設置方向が含まれていてもよい。実センサ10の設置方向の表現形式も特に限定されない。実センサ10の設置方向は、例えば、実センサ10の向きを、緯度、経度および高度を含めた3次元座標を用いた形式で示した情報であってもよいし、「上向き/下向き」などのように、実センサ10の向きを所定の区分に分類した結果であってもよい。
図2に戻って説明を続ける。仮想センサ生成部250は、仮想センサ281を生成する機能を有する。図2に示した例では、仮想センサ281が仮想センサ281A〜281Cの3つ存在するが、仮想センサ281の個数は特に限定されない。ここで、仮想センサ生成部250は、ユーザにより指定された位置(以下、「指定位置」とも言う。)を基準とした所定範囲内に存在する実センサを用いて仮想センサ281を生成する。仮想センサ281の生成の例について、図5および図6を用いて説明する。
図5は、仮想センサ生成部250により表示制御される検索画面510の例を示す図である。例えば、図5に示した検索画面510は、管理端末50に対して仮想センサ生成開始操作が入力された場合に、仮想センサ生成部250により表示制御され、管理端末50により表示される。仮想センサ生成部250は、ユーザ操作により検索画面510において指定された情報を用いて実センサ10の検索を行うことができる。
図5に示すように、検索画面510は、センサ種別を指定するためのセンサ種別511と、対象物を指定するための対象物512、位置を指定するための位置513、範囲を指定するための範囲514、出力方法を指定するための出力方法515、最低頻度を指定するための最低頻度516、最大頻度を指定するための最大頻度517、検索ボタン518などを含んでいる。ここで、センサ種別511および出力方法515はラジオボタン、他の項目はテキストボックスで指定可能となっているが、どのような形式で指定可能であってもよい。なお、図5には、検索画面の一例を示したに過ぎないため、検索画面の構成は、図5に示された例に限定されない。
ここで、検索画面510の各項目への入力がなされ、ユーザ操作により検索ボタン518が指定されると、仮想センサ生成部250は、指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサ10の検索を開始する。実センサ10の検索は、例えば、実センサ設置情報保存部230に保存されている設置位置のいずれかが指定位置を基準とした所定範囲内にあるか判断することにより行われる。仮想センサ生成部250は、指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサ10を検出した場合、実センサ10を用いて仮想センサ281を生成する。
ここで、例えば、指定位置は、検索画面510における位置513により指定される。また、所定範囲は、図5に示した例では、範囲514により指定される。範囲514は、所定範囲を位置513からの距離によって規定する場合に、その距離を示す値であるが、所定範囲の規定の手法は特に限定されない。
実センサ10の検索には、指定位置以外の情報がさらに加味されてもよい。例えば、仮想センサ生成部250は、指定位置を基準とした所定範囲内に存在し、かつ、ユーザにより指定されたセンサ種別(以下、「指定センサ種別」とも言う。)に応じたセンサ種別の実センサ10を検出してもよい。指定センサ種別は、例えば、検索画面510におけるセンサ種別511により指定される。例えば、この場合、実センサ10の検索は、実センサ情報保存部220に保存されているセンサ種別のいずれかが指定センサ種別と一致するかさらに判断することにより検索がなされる。
また、例えば、仮想センサ生成部250は、指定位置を基準とした所定範囲内に存在し、かつ、ユーザにより指定された出力方法(以下、「指定出力方法」とも言う。)に応じた出力方法の実センサ10を検出してもよい。指定出力方法は、例えば、検索画面510における出力方法515により指定される。例えば、この場合、実センサ10の検索は、実センサ情報保存部220に保存されている出力方法(例えば、「イベント」「周期」など)のいずれかが指定出力方法と一致するかさらに判断することにより検索がなされる。
指定出力方法が「周期」の場合には、仮想センサ生成部250は、さらにユーザにより指定された出力頻度(以下、「指定出力頻度」とも言う。)に応じた出力頻度の実センサ10を検出してもよい。指定出力頻度は、例えば、検索画面510における最低頻度516および最大頻度517により指定される。例えば、この場合、実センサ10の検索は、実センサ情報保存部220に保存されている値(例えば、「10/hour」など)のいずれかが指定出力頻度と一致するか(例えば、最低頻度516以上であり、最大頻度517以下の値があるか)さらに判断することにより検索がなされる。
なお、例えば、検索画面510において、実センサ10の設置方向を指定することが可能であり、実センサ情報保存部220に実センサ10の設置方向が登録されている場合には、仮想センサ生成部250は、指定位置を基準とした所定範囲内に存在し、かつ、ユーザにより指定された設置方向(以下、「指定設置方向」とも言う。)に応じた設置方向の実センサ10を検出してもよい。例えば、この場合、実センサ10の検索は、実センサ情報保存部220に保存されている設置方向のいずれかが指定設置方向と一致するかさらに判断することにより検索がなされる。
図6は、仮想センサ生成装置20により表示制御される登録画面の例を示す図である。例えば、図6に示した登録画面520は、実センサ10が検出された場合に、仮想センサ生成部250により表示制御され、管理端末50により表示される。仮想センサ生成部250は、ユーザ操作により登録画面520において指定された情報および表示された情報を用いて仮想センサ情報の登録を行うことができる。
図6に示すように、登録画面520においては、検索画面510における指定センサ種別がセンサ種別521に表示され、検索画面510における指定対象物が対象物522に表示され、検索画面510における指定位置が位置523に表示され、検出された実センサ10の出力方法が出力方法524に表示され、検索画面510における指定範囲が範囲528に表示される。登録画面520には、検索画面510において指定された各項目がデータ525Aとして表示されている。
このように、例えば、仮想センサ生成部250は、仮想センサ281を生成する前に、実センサ10の設置位置の代わりに検索画面510における指定位置が位置523に表示されるように制御してもよい。このような制御をすることによって、実センサ10の設置位置をユーザに知られることなく、ユーザからの指定通りのセンサが存在するかのようにユーザへの通知を行うことができる。
また、登録画面520は、出力先を指定するための出力先526、登録ボタン527などを含んでいる。なお、図6には、登録画面の一例を示したに過ぎないため、登録画面の構成は、図6に示された例に限定されない。
ここで、登録画面520の各項目への入力がなされ、ユーザ操作により登録ボタン527が指定されると、仮想センサ生成部250は、仮想センサの識別情報(以下、「仮想センサID」とも言う。)と指定位置(あるいは、指定位置および指定位置以外の各項目)とが関連付けられてなる仮想センサ情報を仮想センサ情報保存部295に登録することにより仮想センサ281を生成する。
より詳細には、仮想センサ情報の登録は、例えば、登録画面520に表示されている各項目、出力先526において指定されている出力先が仮想センサ情報保存部295に保存されることによりなされる。なお、仮想センサ情報保存部295には、登録画面520に表示されたデータがそのまま登録されなくてもよい。例えば、仮想センサ情報保存部295の範囲には「0」が登録されてもよい。ここで、仮想センサ情報の構成例について説明する。
図7は、仮想センサ生成装置20に使用される仮想センサ情報の構成例を示す図である。図7に示すように、仮想センサ情報は、一例として、仮想センサID、対象物、センサ種別、位置、範囲、出力方法および出力先を有している。なお、図7には、仮想センサ情報の一例を示したに過ぎないため、仮想センサ情報の構成は、図7に示された例に限定されない。
図2に戻って説明を続ける。仮想センサ生成部250は、実センサ10と生成した仮想センサ281とを関連付ける関連付け処理を行う。例えば、仮想センサ生成部250は、管理端末50に対して入力されたユーザ操作に基づいて、実センサ10と生成した仮想センサ281とを関連付ける関連付け処理を行うことができる。これにより、仮想センサ281は、仮想センサ281に関連付けられている実センサ10により検出されたセンサデータに基づいて仮想センサデータを出力することが可能となる。
例えば、仮想センサ生成部250による関連付け処理によりデータ抽出情報が生成される。ここで、データ抽出情報について説明する。図8は、仮想センサ生成装置20に使用されるデータ抽出情報の構成例を示す図である。図8に示すように、データ抽出情報は、一例として、データ抽出モジュール、状況、実センサIDおよび仮想センサIDを有している。なお、図8には、データ抽出情報の一例を示したに過ぎないため、データ抽出情報の構成は、図8に示された例に限定されない。データ抽出モジュールおよび状況については、後に説明する。
図1に戻って説明を続ける。仮想センサデータ生成制御部260は、仮想センサ281による仮想センサデータの生成を制御する機能を有する。具体的には、仮想センサデータ生成制御部260は、実センサデータ制御部240、データ抽出部270およびデータ生成部280による動作を制御する。実センサデータ制御部240は、データ抽出情報保存部290により保存されたデータ抽出情報に基づいて、実センサ10からのセンサデータを実センサ10に関連付けられたデータ抽出モジュール271に出力する。
データ抽出部270は、データ抽出モジュール271を有している。図2に示した例では、データ抽出モジュール271がデータ抽出モジュール271A、271Bの2つ存在するが、データ抽出モジュール271の個数は特に限定されない。データ抽出モジュール271は、データ抽出モジュール271は、実センサ10からのセンサデータの一部または全部を抽出して、実センサ10に関連付けられている仮想センサ281に対して出力する。データ抽出モジュール271により抽出されるデータは、状況であってもよいし、属性であってもよい。
ここで、状況とは、例えば、人、物、空間などの状況を示す情報であり、センサ値(例えば、温度、湿度など)や、機械の稼働状態(例えば、通信機能を備えた機械のON/OFF状態)などが該当する。属性とは、例えば、人、物、空間などに備わる性質(あるいは特徴)を示す情報であり、人の性別や、物の種類(例えば、テレビジョン装置、電話機など)などが該当する。
データ生成部280は、仮想センサ281を有している。図2に示した例では、仮想センサ281が仮想センサ281A〜281Cの3つ存在するが、仮想センサ281の個数は特に限定されない。具体的には、仮想センサ281は、仮想センサ281に関連付けられている実センサ10により検出されたセンサデータ(例えば、データ抽出モジュール271から出力されたデータ)に基づいて仮想センサデータを出力先に出力する。例えば、仮想センサ281は、仮想センサ情報保存部295に保存された仮想センサ情報に従って、センサデータを仮想センサデータに変換して出力先に出力することができる。
以上、本発明の実施形態に係る仮想センサ生成装置20の機能構成例について説明した。続いて、本発明の実施形態に係る仮想センサ生成装置20の仮想センサ生成部250の動作の流れの例について説明する。
[動作の説明]
図9は、本発明の実施形態に係る仮想センサ生成部250の動作の流れの例を示すフローチャートである。図9に示したように、仮想センサ生成部250は、センサ種別および対象物を用いて実センサ10を検索する(ステップS1)。仮想センサ生成部250は、該当する実センサ10が存在しない場合には(ステップS2で「No」)、ステップS9に進む。一方、仮想センサ生成部250は、該当する実センサ10が存在する場合には(ステップS2で「Yes」)、指定位置を用いて実センサ10を検索する(ステップS3)。
より具体的には、仮想センサ生成部250は、ユーザによる指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサ10を検索する。仮想センサ生成部250は、該当する実センサ10が存在しない場合には(ステップS4で「No」)、ステップS9に進む。一方、仮想センサ生成部250は、該当する実センサ10が存在する場合には(ステップS4で「Yes」)、出力方法を用いて実センサ10を検索する(ステップS5)。
仮想センサ生成部250は、該当する実センサ10が存在しない場合には(ステップS6で「No」)、ステップS9に進む。一方、仮想センサ生成部250は、該当する実センサ10が存在する場合には(ステップS6で「Yes」)、該当する実センサ10が存在する旨を出力し(ステップS7)、当該実センサ10を用いて仮想センサ281を生成して(ステップS8)、仮想センサ生成部250の動作を終了する。
一方、ステップS9に進んだ場合には、仮想センサ生成部250は、該当する実センサ10が存在しない旨を出力し(ステップS9)、仮想センサ生成部250の動作を終了する。
ここで、ユーザにより具体的な値が指定された場合にどのような動作がなされるかを説明する。まず、図5に示したように、センサ種別511(=指定センサ種別)に「温度」、位置513(=指定位置)に「100,200,0」、範囲514(=指定範囲)に「200」、出力方法515(=指定出力方法)に「周期」、最低頻度516に「25/hour」が指定されたとする。図3に示した実センサ情報を参照すると、実センサID「ID3」〜「ID5」の実センサ10のセンサ種別が指定センサ種別と同一の「温度」である。
さらに、図4に示した実センサ設置情報を参照すると、実センサID「ID3」の実センサ10の設置位置「150,250,0」と指定位置「100,200,0」との距離は、[(150−100)+(250−200)+(0−0)1/2=71<200(=指定範囲)と算出されるため、実センサID「ID3」の実センサ10は、指定位置を基準とした指定範囲に存在する。
同様に、実センサID「ID4」の実センサ10の設置位置「200,200,0」と指定位置「100,200,0」との距離は、[(200−100)+(200−200)+(0−0)1/2=100<200(=指定範囲)と算出されるため、実センサID「ID4」の実センサ10は、指定位置を基準とした指定範囲に存在する。
一方、実センサID「ID5」の実センサ10の設置位置「300,300,10」と指定位置「100,200,0」との距離は、[(300−100)+(300−200)+(10−0)1/2=283>200(=指定範囲)と算出されるため、実センサID「ID5」の実センサ10は、指定位置を基準とした指定範囲に存在しない。
したがって、実センサID「ID3」の実センサ10と実センサID「ID4」の実センサ10とが、センサ種別および位置の条件を満たす。ここで、出力方法について検討すると、ユーザにより指定された最低頻度は「25/hour」であり、実センサID「ID3」の実センサ10の出力頻度は「10/hour」であり、実センサID「ID4」の実センサ10の出力頻度は「20/hour」であるため、出力方法の条件は満たさない。
しかし、実センサID「ID3」の実センサ10の出力頻度「10/hour」と実センサID「ID4」の実センサ10の出力頻度「20/hour」との合計値は「30/hour」であるため、当該合計値は、ユーザにより指定された最低頻度「25/hour」を上回る。そこで、実センサID「ID3」の実センサ10と実センサID「ID4」の実センサ10とを統合した実センサを用いて仮想センサが生成されればよい。
また、この場合、2つの実センサ10が検出されるが、実センサ10の検索結果として表示される登録画面520には、1つの実センサ10についてのデータ525Aとして表示される。また、データ525Aの出力方法524には、実センサID「ID3」の実センサ10の出力頻度「10/hour」と実センサID「ID4」の実センサ10の出力頻度「20/hour」との合計値「30/hour」が表示されればよい。
なお、例えば、ユーザにより指定された最低頻度が「10/hour」であれば、実センサID「ID3」の実センサ10の出力頻度「10/hour」と実センサID「ID4」の実センサ10の出力頻度「20/hour」との各々が当該最低頻度を上回る。この場合には、実センサID「ID3」の実センサ10と実センサID「ID4」の実センサ10との各々を用いて仮想センサが生成されればよい。
以上、本発明の実施形態に係る仮想センサ生成部250の動作の流れの例について説明した。続いて、以下では、本発明の実施形態に係る仮想センサ利用システム1の他の例について説明する。
[他の例]
上記では、ユーザによる指定位置を基準とした所定範囲内に実センサ10の設置位置それ自体が属する場合に仮想センサ生成部250により当該実センサ10が検出される例を示した。しかし、仮想センサ生成部250は、指定位置を基準とした所定範囲内に実センサ10の設置位置それ自体が属していない場合であっても、当該実センサ10を検出してもよい。
例えば、ユーザによる指定位置を基準とした所定範囲内に複数の実センサ10の設置位置の合成結果が属する場合に当該複数の実センサ10が検出されてもよい。仮想センサ生成部250は、複数の実センサ10の設置位置の合成結果である合成設置位置が所定範囲内に存在する場合には、当該複数の実センサ10を用いて仮想センサ281を生成してもよい。複数の実センサ10の設置位置の合成はどのようになされてもよいが、例えば、複数の実センサ10の設置位置の平均値であってもよい。
また、仮想センサ生成部250は、ユーザによる指定位置を基準とした所定範囲内に実センサ10が存在する場合には、所定範囲を拡張した後の範囲である拡張範囲内に存在する実センサ10を用いて仮想センサ281を生成し、拡張範囲が表示されるように制御してもよい。このように、所定範囲を徐々に拡張していきながら実センサ10を検索することによって、実センサ10の検出漏れを低減し、取り扱い可能なセンサデータの数を向上させることが可能となる。
図10は、仮想センサ生成装置20により表示制御される登録画面520の他の例を示す図である。例えば、図10に示した登録画面520は、実センサ10が検出された場合に、仮想センサ生成部250により表示制御され、管理端末50により表示される。仮想センサ生成部250は、ユーザ操作により登録画面520において指定された情報および表示された情報を用いて仮想センサ情報の登録を行うことができる。
図10に示された登録画面520においては、図6に示された登録画面520と同様に、検索画面510において指定された各項目が指定データ525Bとして表示されている。しかし、範囲528は、検索画面510における指定範囲とは異なっていてもよい。このように、例えば、指定範囲を拡張した後の範囲である拡張範囲内に実センサ10が存在する場合には、拡張範囲が範囲528に表示されてもよい。かかる表示がなされれば、ユーザは、検出された実センサ10が指定通りのセンサではなく、代替センサであることを容易に把握することができる。
続いて、本発明の実施形態に係る仮想センサ生成装置20の仮想センサ生成部250の動作の流れの他の例について説明する。
図11は、本発明の実施形態に係る仮想センサ生成部250の動作の流れの他の例を示すフローチャートである。図11におけるステップS1〜S8は、図9におけるステップS1〜S8と同様に実行される。ここで、仮想センサ生成部250は、指定位置を用いて実センサ10を検索し(ステップS3)、該当する実センサ10が存在しない場合には(ステップS4で「No」)、直近に実行されたステップS3の判断に用いられた範囲が上限値を超えたか否かを判定する(ステップS11)。
仮想センサ生成部250は、当該範囲が上限値を超えた場合には(ステップS11で「Yes」)、該当する実センサ10が存在しない旨を出力し(ステップS9)、仮想センサ生成部250の動作を終了する。一方、仮想センサ生成部250は、当該範囲が上限値を超えていない場合には(ステップS11で「No」)、当該判断に用いられた範囲を拡張し、指定位置を基準とした拡張範囲内に存在する実センサ10を検索する(ステップS12)。
続いて、仮想センサ生成部250は、該当する実センサ10の設置位置の平均値を算出し(ステップS13)、ステップS3に戻る。ステップS3に戻った後は、仮想センサ生成部250は、当該平均値を新たな指定位置とし、当該新たな指定位置を基準とした上記の拡張範囲内に存在する実センサ10を検索する。以降の動作に関しては、上記において既に説明した通りに実行される。
ここで、ユーザにより具体的な値が指定された場合にどのような動作がなされるかを説明する。まず、センサ種別511(=指定センサ種別)に「温度」、位置513(=指定位置)に「250,250,0」、範囲514(=指定範囲)に「40」、出力方法515(=指定出力方法)に「イベント」が指定されたとする。図3に示した実センサ情報を参照すると、実センサID「ID3」〜「ID5」の実センサ10のセンサ種別が指定センサ種別と同一の「温度」である。
しかし、図4に示した実センサ設置情報を参照すると、実センサID「ID3」の実センサ10の設置位置「150,250,0」と指定位置「250,250,0」との距離は、[(150−250)+(250−250)+(0−0)1/2=100>400(=指定範囲)と算出されるため、実センサID「ID3」の実センサ10は、指定位置を基準とした指定範囲に存在しない。
同様に、実センサID「ID4」の実センサ10の設置位置「200,200,0」と指定位置「250,250,0」との距離は、[(200−250)+(200−250)+(0−0)1/2=71>40(=指定範囲)と算出されるため、実センサID「ID4」の実センサ10は、指定位置を基準とした指定範囲に存在しない。
また、実センサID「ID5」の実センサ10の設置位置「300,300,10」と指定位置「250,250,0」との距離は、[(300−250)+(300−250)+(10−0)1/2=71>40(=指定範囲)と算出されるため、実センサID「ID5」の実センサ10は、指定位置を基準とした指定範囲に存在しない。
しかし、指定範囲を2倍の「80」に拡張した場合には、実センサID「ID4」の実センサ10と実センサID「ID5」の実センサ10とが拡張範囲に属する。また、実センサID「ID4」の実センサ10の設置位置「200,200,0」と実センサID「ID5」の実センサ10の設置位置「300,300,10」との平均値は、「250,250,5」となるため、当該平均値と指定位置との距離は、[(250−250)+(250−250)+(5−0)1/2=5<40(=指定範囲)と算出される。したがって、当該平均値は、指定位置を基準とした指定範囲に存在する。
そこで、実センサID「ID4」の実センサ10と実センサID「ID5」の実センサ10とを統合した実センサを用いて仮想センサが生成されればよい。また、この場合、2つの実センサ10が検出されるが、実センサ10の検索結果として表示される登録画面520には、1つの実センサ10についてのデータ525Bとして表示される。また、データ525Bの出力方法524には、実センサID「ID4」の実センサ10の出力頻度「20/hour」と実センサID「ID5」の実センサ10の出力頻度「30/hour」との合計値「50/hour」が表示されればよい。
また、上記したように、データ525Bの範囲528には、拡張範囲である「80」が表示されればよい。かかる表示がなされれば、ユーザは、検出された実センサが指定通りのセンサではなく、代替センサであることを容易に把握することができる。
[効果の説明]
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、ユーザによる指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサ10を用いて仮想センサ281を生成する仮想センサ生成部250、を備える、仮想センサ生成装置20が提供される。かかる構成により、ユーザが実センサの設置位置を把握していなくてもユーザによる指定位置に応じた実センサを容易に発見して仮想センサの生成に利用することが可能となる。
[変形例の説明]
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
仮想センサ生成装置20を構成する実センサ設定部210、実センサデータ制御部240、仮想センサ生成部250、仮想センサデータ生成制御部260、データ抽出部270、データ生成部280は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などから構成され、図示しない記憶部により記憶されているプログラムがCPUによりRAMに展開されて実行されることにより、その機能が実現され得る。あるいは、これらの機能ブロックは、専用のハードウェアにより構成されていてもよいし、複数のハードウェアの組み合わせにより構成されてもよい。
尚、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
1 仮想センサ利用システム
10(10A〜10C) 実センサ
20 仮想センサ生成装置
30 コンテキスト生成装置
40 アプリケーション
50 管理端末
210 実センサ設定部
220 実センサ情報保存部
230 実センサ設置情報保存部
240 実センサデータ制御部
250 仮想センサ生成部
260 仮想センサデータ生成制御部
270 データ抽出部
271(271A,271B) データ抽出モジュール
280 データ生成部
281(281A〜281C) 仮想センサ
290 データ抽出情報保存部
295 仮想センサ情報保存部

Claims (11)

  1. ユーザにより指定される指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサを用いて仮想センサを生成する仮想センサ生成部、
    を備え、
    前記仮想センサ生成部は、前記指定位置を基準とした前記所定範囲内に存在する実センサを検出した場合、前記検出した実センサを用いて仮想センサを生成する、仮想センサ生成装置。
  2. 前記仮想センサ生成部は、前記指定位置を基準とした前記所定範囲内に存在する実センサを検出した場合、前記指定位置と前記仮想センサの識別情報とが関連付けられてなる情報を登録することにより前記仮想センサを生成する、
    請求項1に記載の仮想センサ生成装置。
  3. 前記仮想センサ生成部は、前記実センサと前記仮想センサとを関連付ける関連付け処理を行い、
    前記仮想センサは、前記仮想センサに関連付けられている前記実センサにより検出されたセンサデータに基づいて仮想センサデータを出力する、
    請求項1に記載の仮想センサ生成装置。
  4. 前記仮想センサ生成部は、前記指定位置を基準とした前記所定範囲内に存在し、かつ、前記ユーザによる指定センサ種別に応じたセンサ種別の実センサを検出する、
    請求項1に記載の仮想センサ生成装置。
  5. 前記仮想センサ生成部は、前記指定位置を基準とした前記所定範囲内に存在し、かつ、前記ユーザによる指定出力方法に応じた出力方法の実センサを検出する、
    請求項1に記載の仮想センサ生成装置。
  6. 前記仮想センサ生成部は、前記仮想センサを生成する前に、前記実センサの設置位置の代わりに前記指定位置が表示されるように制御する、
    請求項1に記載の仮想センサ生成装置。
  7. 前記仮想センサ生成部は、複数の実センサの設置位置の合成結果である合成設置位置が前記所定範囲内に存在する場合には、当該複数の実センサを用いて前記仮想センサを生成する、
    請求項1に記載の仮想センサ生成装置。
  8. 前記仮想センサ生成部は、前記所定範囲内に実センサが存在する場合には、前記所定範囲を拡張した後の範囲である拡張範囲内に存在する実センサを用いて前記仮想センサを生成し、拡張範囲が表示されるように制御する、
    請求項1に記載の仮想センサ生成装置。
  9. ユーザにより指定される指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサを用いて仮想センサを生成する仮想センサ生成部、
    を備える、仮想センサ生成装置。
  10. ユーザによる指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサを用いて仮想センサを生成するステップ、
    を含む、仮想センサ生成方法。
  11. コンピュータを、
    ユーザによる指定位置を基準とした所定範囲内に存在する実センサを用いて仮想センサを生成する仮想センサ生成部、
    を備える仮想センサ生成装置として機能させるためのプログラム。

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