JP6525043B2 - データ生成装置、データ生成方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、データ生成装置、データ生成方法及びプログラムに関する。
特開2014−153797号公報(特許文献1)は、仮想センサを含むセンサネットワークを開示する。ここで、仮想センサとは、他のセンサ(たとえば、実センサ)から得られたセンシングデータを分析加工して新たなセンシングデータとして出力するものをいう。このセンサネットワークにおいては、仮想センサのメタデータ(仮想センサを識別するための属性情報)が仮想センサマスターDB(データベース)に登録される(特許文献1参照)。
特開2014−153797号公報
仮想センサは実センサのセンシングデータを入力とするため、仮想センサのメタデータは、仮想センサにセンシングデータを出力する実センサのメタデータの影響を受ける。すなわち、仮想センサのメタデータは、実センサのメタデータと矛盾してはいけない。したがって、仮想センサのメタデータを生成する場合には、実センサのメタデータを考慮する必要がある。上記特許文献1においては、仮想センサのメタデータの具体的な生成方法が開示されていない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、仮想センサに関連付けられるメタデータとして、適切なメタデータを生成可能なデータ生成装置、データ生成方法及びプログラムを提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本発明の一側面に係るデータ生成装置は、仮想センサに関連付けられるメタデータである第1メタデータを生成するように構成されたデータ生成装置であって、仮想センサは、実センサが対象を観測することによって得られたセンシングデータを入力として、新たなセンシングデータを出力するように構成されており、データ生成装置は、実センサのメタデータである第2メタデータを取得するように構成された取得部と、第1メタデータの仮入力を受け付けるように構成された受付部と、受付部を介して仮入力された第1メタデータと、取得部によって取得された第2メタデータとの整合性を判定するように構成された判定部と、判定部による判定結果に基づいて、最終的な第1メタデータを生成するように構成された生成部とを備える。
このデータ生成装置においては、仮入力された第1メタデータ(仮想センサのメタデータ)と、第2メタデータ(実センサのメタデータ)との整合性が判定され、判定結果に基づいて最終的な第1メタデータが生成される。このデータ生成装置によれば、第1メタデータを生成する場合に、第1メタデータと第2メタデータとの整合性が判定されるため、第2メタデータとの整合がとれた第1メタデータを生成することができる。
上記一側面に係るデータ生成装置において、受付部は、予め定められた入力項目に対する情報の入力を受け付けることによって、第1メタデータの仮入力を受け付けるように構成されてもよい。
このデータ生成装置によれば、第1メタデータの仮入力のための入力項目が予め定められているため、ユーザは、第1メタデータの仮入力を容易に行なうことができる。
上記一側面に係るデータ生成装置は、第1メタデータの仮入力を行なうための画面を出力するように構成された出力部をさらに備えてもよく、画面は、上記入力項目を含んでもよい。
このデータ生成装置によれば、出力部によって出力された画面に入力項目が含まれるため、ユーザは、入力項目を視覚的に確認しながら、第1メタデータの仮入力を容易に行なうことができる。
上記一側面に係るデータ生成装置は、データ生成装置の外部に設けられた外部装置にデータを送信するように構成された送信部をさらに備えてもよく、外部装置は、第2メタデータを記憶するように構成されてもよく、送信部は、生成部によって生成された第1メタデータを外部装置に送信してもよく、外部装置は、受信された第1メタデータを記憶するように構成されてもよい。
このデータ生成装置によれば、外部装置において第1メタデータ(仮想センサのメタデータ)が記憶されるため、一度生成された第1メタデータを利用することによって、次回以降、該第1メタデータが関連付けられた仮想センサを容易に指定することができる。
上記一側面に係るデータ生成装置において、送信部によって送信される第1メタデータには、第1メタデータが仮想センサのメタデータであることを示す識別情報が付与されてもよい。
このデータ生成装置によれば、第1メタデータに識別情報(第1メタデータが仮想センサのメタデータであることを示す識別情報)が付与されているため、第1メタデータと第2メタデータとを区別することができる。
上記一側面に係るデータ生成装置において、送信部によって送信される第1メタデータには、第1メタデータが仮想センサによって出力されるセンシングデータのメタデータであることを示す識別情報が付与されてもよい。
このデータ生成装置によれば、第1メタデータに識別情報(第1メタデータが仮想センサによって出力されるセンシングデータのメタデータであることを示す識別情報)が付与されているため、第1メタデータと第2メタデータとを区別することができる。
また、本発明の一側面に係るデータ生成方法は、仮想センサに関連付けられるメタデータである第1メタデータを生成するデータ生成方法であって、仮想センサは、実センサが対象を観測することによって得られたセンシングデータを入力として、新たなセンシングデータを出力するように構成されており、データ生成方法は、実センサのメタデータである第2メタデータを取得する取得ステップと、第1メタデータの仮入力を受け付ける受付ステップと、仮入力された第1メタデータと、取得された第2メタデータとの整合性を判定する判定ステップと、判定ステップにおける判定結果に基づいて、最終的な第1メタデータを生成するステップとを含む。
このデータ生成方法においては、仮入力された第1メタデータと、第2メタデータとの整合性が判定され、判定結果に基づいて最終的な第1メタデータが生成される。このデータ生成方法によれば、第1メタデータを生成する場合に、第1メタデータと第2メタデータとの整合性が判定されるため、第2メタデータとの整合がとれた第1メタデータを生成することができる。
また、本発明の一側面に係るプログラムは、仮想センサに関連付けられるメタデータである第1メタデータをコンピュータに生成させるプログラムであって、仮想センサは、実センサが対象を観測することによって得られたセンシングデータを入力として、新たなセンシングデータを出力するように構成されており、プログラムは、実センサのメタデータである第2メタデータを取得する取得ステップと、第1メタデータの仮入力を受け付ける受付ステップと、仮入力された第1メタデータと、取得された第2メタデータとの整合性を判定する判定ステップと、判定ステップにおける判定結果に基づいて、最終的な第1メタデータを生成するステップとをコンピュータに実行させる。
このプログラムにおいては、仮入力された第1メタデータと、第2メタデータとの整合性が判定され、判定結果に基づいて最終的な第1メタデータが生成される。このプログラムによれば、第1メタデータを生成する場合に、第1メタデータと第2メタデータとの整合性が判定されるため、第2メタデータとの整合がとれた第1メタデータを生成することができる。
本発明によれば、仮想センサに関連付けられるメタデータとして、適切なメタデータを生成可能なデータ生成装置、データ生成方法及びプログラムを提供することができる。
センサネットワークシステムを示す図である。 第2サーバによって実現される仮想センサの属性の項目の一例を示す図である。 第2サーバによって実現される仮想センサの属性の内容の一例を示す図である。 第2サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 仮想センサクラスライブラリの一例を示す図である。 制御部の機能構成の一例を示す図である。 仮想センサメタデータ生成シミュレータ部の詳細な機能構成の一例を示す図である。 仮想センサの「クラス」選択後に、ユーザ端末のモニタに表示される画面の一例である。 実センサ側メタデータDBのデータマップの一例を示す図である。 仮想センサにセンシングデータを出力する実センサの選択時の画面の一例を示す図である。 入力センサの選択後にユーザ端末のモニタに表示される画面の一例である。 演算開始ボタンの押下後にユーザ端末のモニタに表示される画面の一例を示す図である。 仮想センサインスタンステーブルの一例を示す図である。 仮想センサのメタデータのシミュレーションの具体的処理手順を示すフローチャートである。 図13のステップS9における具体的処理手順を示すフローチャートである。
[1.適用例]
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施の形態」とも称する。)について、図面を用いて詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下で説明する本実施の形態は、あらゆる点において本発明の例示にすぎない。本実施の形態は、本発明の範囲内において、種々の改良や変更が可能である。すなわち、本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じて具体的構成を適宜採用することができる。
図1は、本発明が適用される場面の一例(センサネットワークシステム100)を示す図である。センサネットワークシステム100においては、センシングデバイス(たとえば、実センサ、仮想センサ(後述))によって生成されたセンシングデータが、データ提供側からデータ利用側に流通可能である。
図1に示されるように、センサネットワークシステム100は、センサネットワーク部1と、アプリケーションサーバ2と、管理システム3とを含む。センサネットワーク部1、アプリケーションサーバ2及び管理システム3は、インターネット90を介して相互に通信可能に接続されている。なお、センサネットワークシステム100に含まれる各構成要素(アプリケーションサーバ2、センサネットワークアダプタ11及び実センサ10等)の数は、図1に示されるものに限定されない。
センサネットワークシステム100においては、たとえば、仮想センサを実現する管理システム3やセンサネットワーク部1(実センサ10)がデータ提供側となり、アプリケーションサーバ2がデータ利用側となる。なお、仮想センサとは、たとえば、1又は複数のセンサ(たとえば、実センサ10)によって生成されたセンシングデータを入力として、新たなセンシングデータを出力する仮想的なセンサである。本実施の形態においては、特に、仮想センサによって生成されたセンシングデータが流通する点を中心に説明する。
センサネットワーク部1は、たとえば、複数のセンサネットワークアダプタ11を含む。複数のセンサネットワークアダプタ11の各々には複数の実センサ10が接続されており、各実センサ10はセンサネットワークアダプタ11を介してインターネット90に接続されている。
実センサ10は、対象を観測することによってセンシングデータを得るように構成されている。実センサ10は、たとえば、画像センサ(カメラ)、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、力センサ、音センサ、RFID(Radio Frequency IDentification)センサ、赤外線センサ、姿勢センサ、降雨センサ、放射能センサ及びガスセンサ等であり、どのような種類のセンサであってもよい。また、実センサ10は、必ずしも固設型である必要はなく、携帯電話、スマートフォン及びタブレット等の移動型であってもよい。また、各実センサ10は、必ずしも単一のセンシングデバイスで構成されている必要はなく、複数のセンシングデバイスによって構成されていてもよい。また、実センサ10は、どのような目的で設置されていてもよく、たとえば、工場におけるFA(Factory Automation)及び生産管理、都市交通制御、気象等の環境計測、ヘルスケア並びに防犯等のために設置されていてもよい。
センサネットワーク部1において、たとえば、各センサネットワークアダプタ11は別々の(遠い)場所に配置され、各センサネットワークアダプタ11に接続される各実センサ10は同一の(近い)場所に配置されるが、これらの配置場所はこれに限定されない。
各アプリケーションサーバ2は、センシングデータを利用するアプリケーションを実行するように構成されており、たとえば、汎用のコンピュータによって実現されている。アプリケーションサーバ2は、インターネット90を介して必要なセンシングデータを取得する。上述のように、本実施の形態において、各アプリケーションサーバ2は、センサネットワークシステム100におけるデータ利用側として動作し得る。
管理システム3は、第1サーバ4と、第2サーバ7とを含む。第1サーバ4は、センサネットワークシステム100におけるセンシングデータの流通を実現するためのサーバである。詳細については後述するが、第1サーバ4は、たとえば、センサネットワークシステム100において、データ提供側とデータ利用側とのマッチング(データ利用側の要求を満たすデータ提供側の探索)を行なう。第2サーバ7は、仮想センサを実現するためのサーバである。詳細については後述するが、第2サーバ7は、たとえば、1又は複数の実センサ10によって生成されたセンシングデータを入力として、新たなセンシングデータを出力する仮想センサを実現する。なお、第2サーバ7は、本発明における「データ生成装置」の一例である。
第1サーバ4は、実センサ側メタデータデータベース(DB)41と、アプリ側メタデータデータベース(DB)42と、仮想センサ側メタデータデータベース(DB)43と、メタデータマッチング部40とを含む。センシングデータの流通を実現するために、実センサ側メタデータDB41及び仮想センサ側メタデータDB43には提供側データカタログ(DC)が予め登録され、アプリ側メタデータDB42には利用側データカタログ(DC)が予め登録される。
利用側DCは、データ利用側(たとえば、アプリケーションサーバ2)が必要としているセンサの属性を示すカタログである。一方、提供側DCは、外部装置(たとえば、アプリケーションサーバ2)にセンシングデータを提供可能なデータ提供側(たとえば、実センサ10)の属性を示すカタログである。たとえば、実センサ側メタデータDB41には、外部装置にセンシングデータを提供可能な実センサ10の属性を示す提供側DCが登録される。また、たとえば、仮想センサ側メタデータDB43には、外部装置にセンシングデータを提供可能な仮想センサの属性を示す提供側DCが登録される。なお、仮想センサ側メタデータDB43には、仮想センサインスタンステーブル44が含まれるが、仮想センサインスタンステーブル44については後程説明する。
図2Aは、第2サーバ7によって実現される仮想センサの属性の項目の一例を示す図である。図2Bは、第2サーバ7によって実現される仮想センサの属性の内容の一例を示す図である。図2Aに示されるように、仮想センサの属性の項目としては、たとえば、「センサクラス」、「センサクラスナンバー」、「センサ種別」、「センサの位置・姿勢」等がある。また、図2Bに示されるように、たとえば、「センサクラス」の一例は「1」であり、「センサクラスナンバー」の一例は「001」であり、「センサ種別」の一例は「速度センサ」であり、「センサの位置・姿勢」の一例は「東京都千代田区半蔵門交差点、東向」である。たとえば、図2Bに含まれる項目の一部又は全部を含むカタログが仮想センサの提供側DCの一例となる。
再び図1を参照して、メタデータマッチング部40は、実センサ側メタデータDB41及びアプリ側メタデータDB42を参照し、提供側DCが利用側DCの要求(アプリケーションサーバ2が必要としているセンシングデータの属性に関する要求)を満たす場合に、実センサ10にデータフロー制御指令を送信する。データフロー制御指令とは、データ提供側からデータ利用側にセンシングデータを流通させる指令である。
一方、実センサ側メタデータDB41に利用側DCの要求を満たす提供側DCが登録されていない場合に、メタデータマッチング部40は、仮想センサ側メタデータDB43及びアプリ側メタデータDB42を参照する。そして、仮想センサ側メタデータDB43に登録されている提供側DCがアプリ側メタデータDB42に登録されている利用側DCの要求を満たす場合に、メタデータマッチング部40は、第2サーバ7にデータフロー制御指令を送信する。
第2サーバ7は、仮想センサDB5と、仮想センサシミュレータ装置6とを含む。仮想センサDB5は、仮想センサの生成に必要な情報(たとえば、仮想センサクラスライブラリ54(後述))を記憶するデータベースである。仮想センサDB5については、後程詳しく説明する。
仮想センサシミュレータ装置6は、仮想センサを実際に生成する前に、仮想センサを疑似的にシミュレーションする装置である。仮想センサシミュレータ装置6においては、仮想センサのみならず、仮想センサに付与されるメタデータ(たとえば、仮想センサ側メタデータDB43に登録される提供側DCに含まれる情報)もシミュレーションされる。たとえば、仮想センサの生成時に仮想センサシミュレータ装置6においては、仮想センサの定義者が、仮想センサのメタデータを仮入力し、仮入力されたメタデータに基づいてメタデータのシミュレーションが行なわれる。
仮想センサは実センサ10のセンシングデータを入力とするため、仮想センサのメタデータは、仮想センサにセンシングデータを出力する実センサ10(以下、「入力センサ」とも称する。)のメタデータの影響を受ける。仮想センサによって生成されるセンシングデータの信頼性を維持するためにも、仮想センサのメタデータは、実センサ10のメタデータと矛盾すべきではない。したがって、仮想センサのメタデータを生成する場合には、実センサ10のメタデータを考慮する必要がある。
本実施の形態において、仮想センサシミュレータ装置6は、仮想センサのメタデータのシミュレーション時に、仮想センサの定義者によって仮入力されたメタデータ(第1メタデータ)と、仮想センサにセンシングデータを出力する実センサ10(入力センサ)のメタデータ(第2メタデータ)との整合性を判定する。そして、仮想センサシミュレータ装置6は、判定結果に基づいて最終的なメタデータを生成する。
本実施の形態に従う第2サーバ7によれば、仮想センサのシミュレーション時に、仮想センサの定義者によって仮入力されたメタデータと、入力センサ(実センサ10)のメタデータとの整合性が判定されるため、入力センサのメタデータと整合のとれた、仮想センサのメタデータを生成することができる。以下、仮想センサを実現する第2サーバ7の構成例、動作例について順に説明する。
[2.構成例]
<2−1.第2サーバのハードウェア構成>
図3は、第2サーバ7のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、本実施の形態において、第2サーバ7は、汎用コンピュータによって実現されている。
図3に示されるように、第2サーバ7は、制御部300と、通信インターフェース(I/F)510と、記憶部400とを含み、各構成は、バス350を介して電気的に接続されている。
制御部300は、CPU(Central Processing Unit)310、RAM(Random Access Memory)320、ROM(Read Only Memory)330等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行なうように構成されている。制御部300については、後程詳しく説明する。
通信I/F510は、インターネット90を介して、第2サーバ7の外部に設けられた外部装置(たとえば、第1サーバ4、アプリケーションサーバ2及びセンサネットワーク部1)と通信するように構成されている。通信I/F510は、たとえば、有線LAN(Local Area Network)モジュールや無線LANモジュールで構成される。
記憶部400は、たとえば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置である。記憶部400は、たとえば、仮想センサシミュレータプログラム60と、仮想センサDB5とを記憶するように構成されている。
仮想センサシミュレータプログラム60は、制御部300によって実行される第2サーバ7の制御プログラムである。仮想センサシミュレータプログラム60は、仮想センサを実際に生成する前に、疑似的にシミュレーションするためのプログラムである。仮想センサシミュレータプログラム60に従って制御部300により実行される処理については、後程詳しく説明する。
仮想センサDB5は、仮想センサを実現するために必要な情報を記憶するデータベースである。仮想センサDB5は、仮想センサクラスライブラリ54を含む。仮想センサクラスライブラリ54は、仮想センサの抽象概念である「クラス」を複数管理するライブラリである。仮想センサの「インスタンス」(実体、事例)は、対応する「クラス」に基づいて生成される。
図4は、仮想センサクラスライブラリ54の一例を示す図である。図4に示されるように、仮想センサクラスライブラリ54においては、複数の「クラス」が管理されている。各「クラス」は、「機能」及び「分野」の観点で整理されている。「機能」としては、たとえば、「機能A」、「機能B」、「機能C」、「機能D」及び「機能E」がある。「分野」としては、たとえば、「一般」、「FA領域」、「環境領域」、「社会システム領域」及び「ヘルスケア領域」がある。
<2−2.第2サーバの機能構成>
図5は、制御部300の機能構成の一例を示す図である。制御部300は、記憶部400に記憶されたプログラム(仮想センサシミュレータプログラム60を含む。)をRAM320に展開する。そして、制御部300は、RAM320に展開されたプログラムをCPU310により解釈及び実行することによって、各構成要素を制御する。これによって、図5に示されるように、制御部300は、データ入出力部51、仮想センサ演算部53及び仮想センサシミュレータ装置6として動作する。
データ入出力部51は、たとえば、1又は複数の実センサ10からセンシングデータの入力を受けるとともに、仮想センサ演算部53によって生成された仮想センサのセンシングデータを外部装置に出力するように構成されている。
仮想センサ演算部53は、たとえば、仮想センサの各「クラス」に対応した仮想センサ関数を実行可能に構成されており、データ入出力部51を介して取得された実センサ10のセンシングデータを入力として、仮想センサのセンシングデータを演算するように構成されている。
仮想センサシミュレータ装置6は、仮想センサシミュレータプログラム60によって実現される機能モジュールであって、仮想センサシミュレータAPI部61と、仮想センサメタデータ生成シミュレータ部62と、仮想センサメタデータ生成部63とを含む。仮想センサシミュレータ装置6は、仮想センサを実際に生成する前に、仮想センサを疑似的にシミュレーションするように構成されている。
仮想センサシミュレータAPI部61は、仮想センサの定義者の指示に応じて、1又は複数の入力センサ(実センサ10)を選択するように構成されている。
上述のように、本実施の形態においては、仮想センサのシミュレーション時に、仮想センサの定義者によって、仮想センサのメタデータが仮入力される。仮想センサメタデータ生成シミュレータ部62は、仮入力されたメタデータと、入力センサのメタデータとの整合がとれているかを判定するように構成されている。仮想センサメタデータ生成シミュレータ部62については、後程詳しく説明する。
仮想センサメタデータ生成部63は、シミュレーション結果に基づいて仮想センサのメタデータを生成するとともに、生成されたメタデータを仮想センサ側メタデータDB43に送信(登録)するように構成されている。
図6は、仮想センサメタデータ生成シミュレータ部62の詳細な機能構成の一例を示す図である。図6に示されるように、仮想センサメタデータ生成シミュレータ部62は、取得部621と、受付部622と、判定部623とを含む。
取得部621は、入力センサのメタデータを実センサ側メタデータDB41から取得するように構成されている。受付部622は、仮想センサの定義者による、仮想センサのメタデータの仮入力を受け付けるように構成されている。判定部623は、取得部621を介して取得された実センサ10のメタデータと、受付部622を介して仮入力された仮想センサのメタデータとが矛盾していないか(整合がとれているか)を判定するように構成されている。
[3.動作例]
<3−1.仮想センサの定義者による操作手順>
仮想センサの定義者は、新たな仮想センサを生成するために、たとえば、不図示のユーザ端末(たとえば、スマートフォン、PC(Personal Computer)、タブレット等)から、第2サーバ7にアクセスする。これによって、ユーザ端末のモニタには、第2サーバ7から受信された画面が表示される。
たとえば、ユーザ端末のモニタには、仮想センサの「クラス」を選択する画面が表示される。たとえば、ユーザ端末のモニタには、図4に示されるようなGUI(Graphical User Interface)が表示される。このGUIにおいては、複数の選択ボタン56が表示されている。複数の選択ボタン56の各々は、仮想センサの各「クラス」に対応している。ユーザは、生成したい仮想センサの「クラス」に対応した選択ボタン56を押下する。
図7は、仮想センサの「クラス」選択後に、ユーザ端末のモニタに表示される画面の一例である。この一例においては、仮想センサの「クラス」として、「平均気温センサ」が選択されている。「平均気温センサ」とは、複数の実センサ10によって検知された複数の「気温」の平均値をセンシングデータとして出力する仮想センサである。
図7に示されるように、表記欄201は、選択された「クラス」が「平均気温センサ」である旨を示す。表示欄202は、「平均気温センサ」の入力センサ(実センサ10)の複数の候補を、選択済みメタデータリストとして表示する。
図8は、実センサ側メタデータDB41(図1)のデータマップの一例を示す図である。図8に示されるように、実センサ側メタデータDB41においては、登録されている各実センサ10のメタデータ(「センサID」、「センサクラス」、「センサ種別」、「実センサクラスNo.」、「センサの位置・姿勢」、「センサ所有者ID」、「動作履歴」、「データ信頼度」及び「IPアドレス」等)が管理されている。表示欄202には、実センサ側メタデータDB41に記憶されている複数の実センサ10の一部又は全部が表示される。
再び図7を参照して、入力欄203は、選択済みメタデータリストに含まれる複数の入力センサ(実センサ10)の候補のうち、定義者によって選択された実センサ10の情報を表示する領域である。表示欄205は、表記欄201に表示される仮想センサに、入力欄203に表示される実センサ10のセンシングデータが入力された場合の出力例を表示する領域である。演算開始ボタン210は、仮想センサのシミュレーションの開始指示を受け付けるボタンである。メタデータ生成ボタン220は、仮想センサのメタデータの生成指示を受け付けるボタンである。
図9は、入力センサの選択時の画面の一例を示す図である。図9に示されるように、たとえば、この例では、枠101に含まれる4つの実センサ10(「温度センサ」(R010、R011、R012、R013))が入力センサとして選択される。
入力センサとして選択された4つの実センサ10は、入力欄203に転記表示される。R010、R011、R012及びR013は、いずれも「京都駅」近辺に設置された温度センサである。したがって、R010、R011、R012及びR013を入力センサとする仮想センサ(表記欄201に表示される仮想センサ)は、「京都駅」近辺の「平均気温センサ」となる。
図10は、入力センサの選択後にユーザ端末のモニタに表示される画面の一例である。図10に示されるように、入力センサが選択されると、各入力センサ付近に各入力センサの代表データ225が表示される。たとえば、この例において、代表データ225は、「温度(センシングデータ)」及び「測定時刻(日時)(メタデータ)」である。たとえば、仮想センサの定義者は、この画面を参照することによって、R010による温度測定は「2017/3/14」に行なわれており、測定温度は「12.1℃」であったことを認識することができる。
また、この画面においては、設定欄204が表示されている。設定欄204は、ユーザが、仮想センサのメタデータの仮入力、及び、オプションの設定を行なうための領域である。
この例では、設定欄204には、「仮想センサメタデータ設定部」と、「オプション」とが含まれている。「仮想センサメタデータ設定部」には、たとえば、「測定対象」、「測定場所」、「時刻」、「対価」及び「センシングデータ種類」が含まれている。また、「オプション」には、たとえば、「単位選択」、「データ出力間隔」、「精度」、「タイマー機能」、「トリガ入力有無」及び「緊急メール設定」が含まれている。このように、本実施の形態においては、仮想センサのメタデータの仮入力のための項目が予め定められている(画面に表示されている)ため、仮想センサの定義者は、メタデータの仮入力を容易に行なうことができる。
「仮想センサメタデータ設定部」及び「オプション」に含まれる項目は、たとえば、「クラス」毎に予め準備されており、仮想センサの定義者によって選択された「クラス」に対応する項目が画面に表示される。
たとえば、この段階において、仮想センサの定義者は、「仮想センサメタデータ設定部」に含まれる各メタデータの仮入力を行なうことができる。メタデータの仮入力が完了すると、仮想センサの定義者は、演算開始ボタン210を押下することができる。
図11は、演算開始ボタン210の押下後にユーザ端末のモニタに表示される画面の一例を示す図である。演算開始ボタン210が押下されると、仮想センサのシミュレーションが実行される。具体的には、仮想センサのセンシングデータが算出されるとともに、仮入力された仮想センサのメタデータが入力センサ(実センサ10)のメタデータと矛盾していないかが判定される。
図11に示されるように、仮想センサのセンシングデータが算出され、算出結果(代表データ226)が表示欄205付近に表示される。たとえば、この例においては、測定時刻(日時)が「2017/3/14 10:00」であり、温度が「12.5℃」であると表示される。
また、仮入力された仮想センサのメタデータが入力センサのメタデータと矛盾しているか否かの判定結果を示す判定結果アイコン227が設定欄204内に表示される。たとえば、各項目について、矛盾していない(整合している)場合には「OK」と表示され、矛盾している(整合していない)場合には「NG」と表示される。
この例においては、R010、R011、R012及びR013のすべてが、「2017/3/14 10:00」に、「京都駅」周辺で「外気」の温度測定を行なっているため、各項目において「OK」と表示されている。たとえば、測定場所については、「京都駅八条口」及び「京都駅前」のいずれにも「京都駅」という共通のキーワードが入っているため、メタデータとして「京都駅」が設定されても問題ないと判定されている。たとえば、この例(入力センサの測定場所が「京都駅八条口」及び「京都駅前」)において、仮想センサの測定場所(メタデータ)として「大阪駅」が仮入力されていたとすると、入力センサのメタデータと仮想センサのメタデータとが矛盾することになるため、判定結果アイコン227は、「NG」を示すことになる。
仮想センサのシミュレーションが完了すると、たとえば、仮想センサの定義者は、仮想センサのオプション設定を行なうことができる。定義者は、たとえば、センシングデータの単位選択を行なうことができる。なお、このようなオプション設定は、必ずしも必要ではない。
その後、メタデータ生成ボタン220が押下されると、シミュレーションされた仮想センサが実際に生成され、仮想センサのメタデータが仮想センサ側メタデータDB43(図1)に登録されるとともに、インスタンスに関する情報が仮想センサインスタンステーブル44(図1)に登録される。
図12は、仮想センサインスタンステーブル44の一例を示す図である。図12に示されるように、仮想センサインスタンステーブル44は、仮想センサのインスタンス(実体、事例)に関する情報を管理するテーブルである。仮想センサインスタンステーブル44は、たとえば、各インスタンスの「仮想センサインスタンスNo.」、「仮想センサクラスNo.」、「使用実センサNo.」、「位置情報」、「定義者ID」及び「定義日」を管理する。
以上のように、本実施の形態において、第2サーバ7は、仮想センサのメタデータのシミュレーション時に、仮想センサの定義者によって仮入力されたメタデータ(第1メタデータ)と、入力センサ(実センサ10)のメタデータ(第2メタデータ)との整合性を判定する。そして、仮想センサシミュレータ装置6は、判定結果に基づいて最終的なメタデータを生成する。したがって、第2サーバ7によれば、入力センサのメタデータと整合のとれた、仮想センサのメタデータを生成することができる。
<3−2.具体的処理手順>
図13は、メタデータのシミュレーションの具体的処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、仮想センサの定義者の指示に従って、制御部300(仮想センサシミュレータ装置6)によって実行される。
図13を参照して、仮想センサのクラスが定義者によって選択されると(図4)、制御部300は、定義者の選択に従って仮想センサのクラスを選択する(ステップS1、図7)。仮想センサの入力センサが定義者によって選択されると、制御部300は、定義者の選択に従って入力センサを選択する(ステップS3、図9)。仮想センサのメタデータが定義者によって仮入力されると、制御部300は、定義者の仮入力に従って仮想センサのメタデータを仮設定する(ステップS5、図11)。
その後、制御部300は、シミュレーション指示が行なわれたか否か(演算開始ボタン210(図11)が押下されたか否か)を判定する(ステップS7)。シミュレーション指示が行なわれたと判定されると(ステップS7において「Y」)、制御部300は、シミュレーションのための演算を実行し、結果を表示する(ステップS9)。すなわち、制御部300は、仮入力された仮想センサのメタデータが入力センサのメタデータと矛盾しないか否かを判定し、判定結果を出力する。ステップS9における処理については、後程詳しく説明する。
ステップS9におけるシミュレーションが完了したか、又は、シミュレーション指示がないと判定されると(ステップS7において「N」)、制御部300は、定義者の設定に従って、仮想センサのオプションデータを設定する(ステップS11)。
その後、定義者によってメタデータ生成ボタン220(図11)が押下されると、制御部300は、シミュレーションされた仮想センサのメタデータ(仮想センサ側メタデータ)を生成し(ステップS13)、生成されたメタデータを仮想センサ側メタデータDB43に送信するように通信I/F510を制御する(ステップS15)。なお、制御部300は、仮想センサのメタデータを仮想センサ側メタデータDB43に送信する場合に、併せて、該メタデータが仮想センサのメタデータであることを示す識別情報を仮想センサ側メタデータDB43に送信する。
このように、本実施の形態においては、一度生成された仮想センサのメタデータが仮想センサ側メタデータDB43に登録される。したがって、次回以降、該メタデータが関連付けられた仮想センサを容易に指定することができる。
また、仮想センサ側メタデータDB43に登録されるメタデータには、識別情報(実センサのメタデータではなく、仮想センサのメタデータであることを示す識別情報)が付与される。したがって、仮想センサのメタデータと、実センサ10のメタデータとを容易に区別することができる。
図14は、図13のステップS9における具体的処理手順を示すフローチャートである。図14を参照して、制御部300は、実センサ側メタデータDB41から入力センサ(実センサ10)のメタデータを取得する(ステップS91)。
その後、制御部300は、仮入力された仮想センサのメタデータと、取得された入力センサのメタデータとの整合性を判定する(ステップS92)。制御部300は、判定結果を出力する(ステップS93)。
[4.特徴]
以上のように、本実施の形態において、第2サーバ7は、仮想センサのメタデータのシミュレーション時に、仮想センサの定義者によって仮入力されたメタデータ(第1メタデータ)と、仮想センサにセンシングデータを出力する実センサ10のメタデータ(第2メタデータ)との整合性を判定する。そして、仮想センサシミュレータ装置6は、判定結果に基づいて最終的なメタデータを生成する。したがって、第2サーバ7によれば、入力センサのメタデータと整合のとれた、仮想センサのメタデータを生成することができる。
[5.変形例]
<5−1>
上記実施の形態においては、仮想センサのメタデータのシミュレーション後に、定義者によりメタデータ生成ボタン220が押下されることによって、仮想センサのメタデータが生成された。しかしながら、仮想センサのメタデータを生成するトリガはこれに限定されない。たとえば、シミュレーション後に判定結果が「OK」であれば、メタデータ生成ボタン220の押下がなくても、仮想センサのメタデータを生成するような構成であってもよい。
<5−2>
また、上記実施の形態においては、仮想センサのメタデータのシミュレーションにおける判定結果が「NG」であっても、定義者によってメタデータ生成ボタン220が押下されると、メタデータが生成された。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はなく、たとえば、シミュレーションにおける判定結果が「NG」である場合には、メタデータ生成ボタン220の押下を許可しないような構成であってもよい。また、シミュレーションにおける判定結果が「NG」である場合に、たとえば、メタデータの修正候補を画面に出力するような構成であってもよいし、単にメタデータを修正するように促すような表示を画面に出力するような構成であってもよい。また、仮入力されたメタデータと矛盾しないメタデータを有する実センサ10が実センサ側メタデータDB41に登録されていない場合に、その旨を画面に出力するような構成であってもよい。
<5−3>
また、上記実施の形態においては、第1サーバ4と第2サーバ7とが別々のサーバで実現されたが、第1サーバ4及び第2サーバ7によって実現される機能が1つのサーバによって実現されてもよい。
<5−4>
また、上記実施の形態においては、仮想センサのシミュレーションが第2サーバ7において行なわれたが、シミュレーションの主体はこれに限定されない。たとえば、仮想センサのシミュレーションに必要なプログラムがアプリケーションサーバ2にインストールされ、アプリケーションサーバ2によって仮想センサのシミュレーションが行なわれてもよい。
<5−5>
また、上記実施の形態においては、第2サーバ7が仮想センサ側メタデータDB43に仮想センサのメタデータを送信する場合に、併せて、該メタデータが仮想センサのメタデータである旨を示す識別情報が送信された。しかしながら、識別情報の内容はこれに限定されない。たとえば、第2サーバ7が仮想センサのセンシングデータのメタデータを生成し、該メタデータを仮想センサ側メタデータDB43に送信する場合には、該メタデータが仮想センサのセンシングデータのメタデータである旨を示す識別情報が送信されてもよい。
1 センサネットワーク部、2 アプリケーションサーバ、3 管理システム、4 第1サーバ、5 仮想センサDB、6 仮想センサシミュレータ装置、7 第2サーバ、10 実センサ、11 センサネットワークアダプタ、40 メタデータマッチング部、41 実センサ側メタデータDB、42 アプリ側メタデータDB、43 仮想センサ側メタデータDB、44 仮想センサインスタンステーブル、51 データ入出力部、52 仮想センサ関数、53 仮想センサ演算部、54 仮想センサクラスライブラリ、56 選択ボタン、61 仮想センサシミュレータAPI部、62 仮想センサメタデータ生成シミュレータ部、63 仮想センサメタデータ生成部、90 インターネット、100 センサネットワークシステム、101 枠、201 表記欄、202,205 表示欄、203 入力欄、204 設定欄、210 演算開始ボタン、220 メタデータ生成ボタン、225,226 代表データ、227 判定結果アイコン、300 制御部、310 CPU、320 RAM、330 ROM、350 バス、400 記憶部、510 通信I/F、621 取得部、622 受付部、623 判定部。

Claims (8)

  1. 仮想センサに関連付けられるメタデータである第1メタデータを生成するように構成されたデータ生成装置であって、
    前記仮想センサは、実センサが対象を観測することによって得られたセンシングデータを入力として、新たなセンシングデータを出力するように構成されており、
    前記データ生成装置は、
    前記実センサのメタデータである第2メタデータを取得するように構成された取得部と、
    前記第1メタデータの仮入力を受け付けるように構成された受付部と、
    前記受付部を介して仮入力された前記第1メタデータと、前記取得部によって取得された前記第2メタデータとの整合性を判定するように構成された判定部と、
    前記判定部による判定結果に基づいて、最終的な前記第1メタデータを生成するように構成された生成部とを備える、データ生成装置。
  2. 前記受付部は、予め定められた入力項目に対する情報の入力を受け付けることによって、前記第1メタデータの仮入力を受け付けるように構成されている、請求項1に記載のデータ生成装置。
  3. 前記第1メタデータの仮入力を行なうための画面を出力するように構成された出力部をさらに備え、
    前記画面は、前記入力項目を含む、請求項2に記載のデータ生成装置。
  4. 前記データ生成装置の外部に設けられた外部装置にデータを送信するように構成された送信部をさらに備え、
    前記外部装置は、前記第2メタデータを記憶するように構成されており、
    前記送信部は、前記生成部によって生成された前記第1メタデータを前記外部装置に送信し、
    前記外部装置は、受信された前記第1メタデータを記憶するように構成されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデータ生成装置。
  5. 前記送信部によって送信される前記第1メタデータには、前記第1メタデータが前記仮想センサのメタデータであることを示す識別情報が付与されている、請求項4に記載のデータ生成装置。
  6. 前記送信部によって送信される前記第1メタデータには、前記第1メタデータが前記仮想センサによって出力されるセンシングデータのメタデータであることを示す識別情報が付与されている、請求項4に記載のデータ生成装置。
  7. 仮想センサに関連付けられるメタデータである第1メタデータを生成するデータ生成方法であって、
    前記仮想センサは、実センサが対象を観測することによって得られたセンシングデータを入力として、新たなセンシングデータを出力するように構成されており、
    前記データ生成方法は、
    コンピュータが、前記実センサのメタデータである第2メタデータを取得する取得ステップと、
    コンピュータが、前記第1メタデータの仮入力を受け付ける受付ステップと、
    コンピュータが、仮入力された前記第1メタデータと、取得された前記第2メタデータとの整合性を判定する判定ステップと、
    コンピュータが、前記判定ステップにおける判定結果に基づいて、最終的な前記第1メタデータを生成するステップとを含む、データ生成方法。
  8. 仮想センサに関連付けられるメタデータである第1メタデータをコンピュータに生成させるプログラムであって、
    前記仮想センサは、実センサが対象を観測することによって得られたセンシングデータを入力として、新たなセンシングデータを出力するように構成されており、
    前記プログラムは、
    前記実センサのメタデータである第2メタデータを取得する取得ステップと、
    前記第1メタデータの仮入力を受け付ける受付ステップと、
    仮入力された前記第1メタデータと、取得された前記第2メタデータとの整合性を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおける判定結果に基づいて、最終的な前記第1メタデータを生成するステップとを前記コンピュータに実行させる、プログラム。
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