JP2014045159A - 太陽電池セルユニット、配線シート付き太陽電池セルユニット及び太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池セルユニット、配線シート付き太陽電池セルユニット及び太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】単結晶シリコンを効率的に使用する太陽電池セルユニット、配線シート付き配線ユニット及び太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】正八角形の外形を有する太陽電池セルを分割して得られる、正八角形の4辺を含み対向する辺が全て平行の六角形の外形を有する第1の太陽電池セル10aと、正八角形の一辺を斜辺とした直角三角形の外形を有する第2、第3、第4及び第5の太陽電池セル10b、10c、10dを用い、第1の太陽電池セル10aの4辺に、第2〜第5の太陽電池セル10b、10c、10dの斜辺を対向させて略長方形の外形を形成した。
【選択図】図4

Description

本発明は太陽電池セルユニット、配線シート付き太陽電池セルユニット及び太陽電池モジュールに関する。
将来の需給が懸念され、かつ地球温暖化現象の原因となる二酸化炭素排出の問題がある石油等の化石燃料の代替エネルギー源として太陽電池が注目されている。
この太陽電池は光エネルギーを電力に変換する光電変換層にpn接合を用いており、このpn接合を構成する太陽電池セルの基板として、一般的にはシリコンウエハが用いられている。
シリコンウエハを基板とする太陽電池セルには、単結晶シリコンウエハを基板に用いた単結晶シリコン太陽電池セルと、多結晶シリコンウエハを基板に用いた多結晶シリコン太陽電池セルがある。単結晶シリコン太陽電池セルはセル中に結晶欠陥が無い分、多結晶シリコン太陽電池セルより発電効率に優れている。単結晶シリコン太陽電池の基板となる単結晶シリコンウエハは、単結晶シリコンインゴットを輪切りにすることにより得られる。現在一般に実用化されている製造方法で製造された単結晶シリコンインゴットはいずれも円柱状であるため、単結晶シリコンウエハの形状も必然的に円形となる。したがって、円形の単結晶シリコンウエハの全てを用いて円形の単結晶シリコン太陽電池セルを作製し、それを複数枚使って太陽電池モジュールを作製した場合、平面上に隙間無く並べることが出来ないという問題がある。上記問題を解決するため、円柱状の単結晶シリコンインゴットから四角形の単結晶シリコンウエハを切り出して作られた四角形の単結晶シリコン太陽電池セルを作製し、それを複数枚使って太陽電池モジュールを作製する方法がある。しかし、この方法では、円柱状の単結晶シリコンインゴットをそのまま輪切りにして得られる円形の単結晶シリコンウエハ面積に比べて63.7%しか太陽電池セルとして用いることが出来ないという問題があった。
上記問題を解決する手段として、特許文献1が開示されている。図9は、特許文献1に開示された太陽電池素子及び太陽電池モジュールを示す図である。まず、図9(a)において、106は台形状の太陽電池素子であり、円柱状のインゴットを正六角柱状にカットし、その後、ウェハ状にスライスし、接合形成,電極形成等のプロセスを経て図9(b)に示す正六角形状の素子105を形成し、その後、ダイシングソー,スクライバ等により、正六角形状の素子105を、対向する頂点を結ぶ線により台形状に2分割している。
107は五角形状の太陽電池素子であり、正六角形状の素子105を、対向する辺の中心を結ぶ線により五角形状に2分割している。
つぎに図9(a)に示す長方形の太陽電池モジュール108を形成する場合、2個の台形状の素子106を組み合わせて正六角形状に形成し、この正六角形状の素子を上下左右に隣接して配列し、左側及び右側の欠如部に、それぞれ台形状の素子106を、隣接する各素子106と対向する辺が平行関係になるように配列し、左側及び右側の各素子の側縁を直線状にする。
さらに、上端部及び下端部にそれぞれ五角形状の素子107を、隣接する各素子106と対向する辺が平行関係になるように配列し、上端部及び下端部の各素子107の側縁を直線状にする。
さらに、接続線109の実線は素子106,107の上面に位置し、破線は素子106,107の裏面に位置している。
そして、接続線109は、左側の上端部の素子107から下方の各素子106及び下端部の素子107を経、その下端部の素子107から前記左側の各素子106の右側に隣接した上方の各素子106を経、上端の素子106から右側に隣接した素子106を経て下方の各素子106及び下端部の素子107を経、この素子107から前記と同様上方の各素子106を接続し、最後に上端部の素子107を接続している。
以上の構成により、特許文献1の発明は、切り捨てる部分の少ない太陽電池素子を提供し、かつ、大きな有効面積を有する太陽電池モジュールを提供するとしている。
特開平9−148601号公報
しかしながら、特許文献1の太陽電池素子及び太陽電池モジュールにおいても、元の円形の単結晶シリコンウエハの82.3%しか太陽電池素子に使用することが出来ないという問題があった。
本発明の目的は、単結晶シリコンウエハを効率的に使用する太陽電池セルユニット、配線シート付き太陽電池セルユニット及び太陽電池モジュールを提供することにある。
本発明に係る太陽電池セルユニットは、正八角形の外形を有する太陽電池セルを分割して得られる、正八角形の4辺を含み対向する辺が全て平行の六角形の外形を有する第1の太陽電池セルと、正八角形の一辺を斜辺とした直角三角形の外形を有する第2、第3、第4及び第5の太陽電池セルを用い、第1の太陽電池セルの4辺に、第2〜第5の各太陽電池セルの斜辺を対向させて略長方形の外形を形成した。
ここで、本発明に係る太陽電池セルユニットは、第1〜第5の各太陽電池セルは、第1導電型の半導体基板、半導体基板の一方の面に形成された、第1導電型拡散層、及び、第1導電型とは異なる導電型の第2導電型拡散層、並びに、第1導電型拡散層上に形成した第1導電型用電極、及び、第2導電型拡散層上に形成した第2導電型用電極からなることが好ましい。
また、本発明に係る太陽電池セルユニットは、半導体基板は、単結晶シリコンであることが好ましい。
また、本発明に係る太陽電池セルユニットは、第1導電型用電極及び第2導電型用電極は、回転対称に形成されたことが好ましい。
また、本発明に係る配線シート付き太陽電池セルユニットは、太陽電池セルユニットと、絶縁性基材と、絶縁性基材上に形成された第1導電型用配線及び第2導電型用配線とからなる配線シートとを含み、太陽電池セルユニットの第1導電型用電極は第1導電型用配線に接続され、太陽電池セルユニットの第2導電型用電極は第2導電型用配線に接続されることが好ましい。
また、本発明に係る配線シート付き太陽電池セルユニットは、複数の太陽電池セルユニットを含み、配線シートは、絶縁性基材上に形成された接続用配線を有し、太陽電池セルユニットに接続された第1導電型用配線と、隣接する太陽電池セルユニットに接続された第2導電型用配線は、接続用配線により接続されていることが好ましい。
また、本発明に係る太陽電池モジュールは、配線シート付き太陽電池セルユニットが封止材中に封止されていることが好ましい。
本発明により、単結晶シリコンウエハを効率的に使用する太陽電池セルユニット、配線シート付き太陽電池セルユニット及び太陽電池モジュールを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る太陽電池セルユニットに用いられる正八角形の太陽電池セルを電極のある側から見た平面図である。 図1の正八角形の太陽電池セル10のY−Y´における断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る太陽電池セルユニットに用いられる正八角形の太陽電池セルの分割方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る太陽電池セルユニットを電極のある側から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る配線シート付き太陽電池セルユニットを受光面側から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る配線シート付き太陽電池セルユニットの配線シートを太陽電池セルユニットのある側から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る太陽電池モジュールの模式的断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る太陽電池セルユニットを電極のある側から見た平面図である。 特許文献1に開示された太陽電池素子及び太陽電池モジュールを示す図である。
以下本発明に係る太陽電池セルユニット、配線シート付き太陽電池セルユニット及び太陽電池モジュールの構造を図を用いて説明する。以降、本願において、複数の太陽電池セルを組み合わせて一体で取り扱うものを太陽電池セルユニットと称する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る太陽電池セルユニットに用いられる正八角形の太陽電池セルを電極のある側から見た平面図である。正八角形の太陽電池セル10は、第1導電型の正八角形の半導体基板11と、正八角形の半導体基板11の一方の面のみに形成された、第1導電型用電極12a、12b、12c、12d及び12eと、第1導電型とは異なる導電型用の電極である第2導電型用電極13a、13b、13c、13d及び13eからなる。以降、正八角形の半導体セル10の各頂点を図1の左端の頂点から右回りにA,B,G,C,D,E,H,Fとし、点Gから直線BCに下ろした垂線との交点をP、点Hから直線EFに下ろした垂線との交点をQとする。
正八角形の半導体基板11は、たとえば、単結晶シリコンなどの円柱の半導体インゴットを正八角柱に切り出し、それを輪切りにすることにより得られる。円柱の半導体インゴットをそのまま輪切りにすることにより得られる円形の半導体基板に対し、正八角形の半導体基板11の面積は最大で90%となる。
第1導電型用電極12a及び第2導電型用電極13aは、いずれも正八角形の太陽電池セル10の6つの頂点A、B、C、D、E、Fに囲まれた領域内に形成され、辺BCと平行な帯状形状をしている。また、第1導電型用電極12a及び第2導電型用電極13aの中で辺BCに最も近い電極の中心と辺BCまでの距離はLで、第1導電型用電極12a及び第2導電型用電極13aの中で辺EFに最も近い電極の中心と辺EFまでの距離もLである。また、第1導電型用電極12aと第2導電型用電極13aはピッチΔで交互に形成されている。
第1導電型用電極12b及び第2導電型用電極13bは、いずれも正八角形の太陽電池セル10の2つの頂点C、Gと点Pとに囲まれた直角三角形の領域内に形成され、辺GPと平行な帯状形状をしている。第1導電型用電極12b及び第2導電型用電極13bの中で辺GPに最も近い電極の中心と辺GPまでの距離はLで、第1導電型用電極12bと第2導電型用電極13bはピッチΔで交互に形成されている。
第1導電型用電極12c及び第2導電型用電極13cは、いずれも正八角形の太陽電池セル10の2つの頂点B、Gと点Pとに囲まれた直角三角形の領域内に形成され、辺GPと平行な帯状形状をしている。第1導電型用電極12c及び第2導電型用電極13cの中で辺GPに最も近い電極の中心と辺GPまでの距離はLで、第1導電型用電極12cと第2導電型用電極13cはピッチΔで交互に形成されている。
第1導電型用電極12d及び第2導電型用電極13dは、いずれも正八角形の太陽電池セル10の2つの頂点F、Hと点Qとに囲まれた直角三角形の領域内に形成され、辺HQと平行な帯状形状をしている。第1導電型用電極12d及び第2導電型用電極13dの中で辺HQに最も近い電極の中心と辺HQまでの距離はLで、第1導電型用電極12dと第2導電型用電極13dはピッチΔで交互に形成されている。
第1導電型用電極12e及び第2導電型用電極13eは、いずれも正八角形の太陽電池セル10の2つの頂点E、Hと点Qとに囲まれた直角三角形の領域内に形成され、辺HQと平行な帯状形状をしている。第1導電型用電極12e及び第2導電型用電極13eの中で辺HQに最も近い電極の中心と辺HQまでの距離はLで、第1導電型用電極12eと第2導電型用電極13eはピッチΔで交互に形成されている。
図2は、図1の正八角形の太陽電池セル10のY−Y´における断面図である。正八角形の太陽電池セル10は、正八角形の半導体基板11の一方の面側にピラミッド状の凹凸構造であるテクスチャ構造14が形成されており、テクスチャ構造14上には反射防止膜15が形成されている。また、八角形の半導体基板11のもう一方の面側には、第1導電型拡散層16a及び第2導電型拡散層17aがピッチΔで交互に形成されている。また、第1導電型拡散層16a及び第2導電型拡散層17a上には、絶縁性の材料からなるパッシベーション膜18が形成されている。また、第1導電型拡散層16a上及び第2導電型拡散層17a上のパッシベーション膜18には、コンタクトホール19が開口されている。さらに、第1導電型拡散層16a上のコンタクトホール19上には第1導電型用電極12aが形成され、第2導電型拡散層17a上のコンタクトホール19上には第2導電型用電極13aが形成されている。そして、第1導電型用電極12a及び第2導電型用電極13aはピッチΔで交互に形成されている。
なお、図による説明は省略するが、第1導電型用電極12b〜12e及び第2導電型用電極13b〜13eにおいても、図2で示した第1導電型用電極12a及び第2導電型用電極13aと同一の断面構造を有している。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る太陽電池セルユニットに用いられる正八角形の太陽電池セルの分割方法を示す図である。図1で示した正八角形の太陽電池セル10を、辺BC及び辺EFに沿って分割することにより、六角形の外形を有する第1の太陽電池セル10aが得られる。第1の太陽電池セル10aの外形を構成する6つの辺のうち、辺AB、辺CD、辺DE及び辺FAの4つの辺は図1で示した分割前の正八角形の太陽電池セル10の外形を構成していた辺のうちの4辺であるため同じ長さであり、さらに対向する辺の関係にある辺ABと辺DE、辺CDと辺FAはそれぞれ平行である。また、分割により形成された辺BC及び辺EFも同じ長さで、かつ平行である。
次に、第1の太陽電池セル10aを得た時に得られる2つの二等辺三角形の太陽電池セルをそれぞれ辺GP及び辺QHで二等分することにより、それぞれが直角三角形の外形を有する第2の太陽電池セル10b、第3の太陽電池セル10c、第4の太陽電池セル10d及び第5の太陽電池セル10eが得られる。第2〜第5の太陽電池セル10b〜10eのそれぞれの斜辺は、図1で示した分割前の正八角形の太陽電池セル10の外形を構成していた辺のうちの1つである。したがって、第2〜第5の太陽電池セル10b〜10eのそれぞれの斜辺は、第1の太陽電池セル10aの同じ長さの4つのである辺AB、辺CD、辺DE及び辺FAと同じ長さを有する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る太陽電池セルユニットを電極のある側から見た平面図である。太陽電池セルユニット2は、図3で示した方法で形成された第1〜第5の各太陽電池セル10a〜10eからなり、第1の太陽電池セル10aの同じ長さの4つの辺と、第2〜第5の各太陽電池セル10b〜10eの斜辺とを向かい合わせて配置することで略長方形の外形を形成している。
太陽電池セルユニット2は以下の手順で形成される。まず、第1の太陽電池セル10aを配置する。次に、第2の太陽電池セル10bを、第1の太陽電池セル10aの辺ABと第2の太陽電池セル2bの斜辺が向かい合い、かつ第1の太陽電池2aの辺BCと第2の太陽電池セル2bの短い方の隣辺が一直線になるように配置する。次に、第3の太陽電池セル2cを、第1の太陽電池セル10aの辺CDと第3の太陽電池セル10cの斜辺が向かい合い、かつ第1の太陽電池10aの辺BCと第3の太陽電池セル10cの短い方の隣辺が一直線になるように配置する。次に、第4の太陽電池セル10dを、第1の太陽電池セル10aの辺DEと第4の太陽電池セル10dの斜辺が向かい合い、かつ第1の太陽電池セル10aの辺EFと第4の太陽電池セル10dの短い方の隣辺が一直線になり、かつ第3の太陽電池セル10cの長い方の隣辺と第4の太陽電池セル10dの長い方の隣辺とが一直線になるように配置する。最後に、第5の太陽電池セル10eを、第1の太陽電池セル10aの辺FAと第5の太陽電池セル10eの斜辺が向かい合い、かつ第1の太陽電池10aの辺EFと第5の太陽電池セル10eの短い方の隣辺が一直線になり、かつ第2の太陽電池セル10bの長い方の隣辺と第5の太陽電池セル10eの長い方の隣辺とが一直線になるように配置することにより、略長方形の外形を形成する太陽電池セルユニット2が形成される。
第2の太陽電池セル10bの第1導電型用電極12b及び第3の太陽電池セル10cの第1導電型用電極12cは、それぞれ第1の太陽電池セル10aの第1導電型用電極12aの延長線上に配置されている。同様に、第2導電型用電極13b及び第2導電型用電極13cは、第2導電型用電極13aの延長線上に配置されている。
また、第4の太陽電池セル10dの第1導電型用電極12d及び第5の太陽電池セル10eの第1導電型用電極12eは、それぞれ第1の太陽電池セル10aの第1導電型用電極12aの延長線上に配置されている。同様に、第2導電型用電極13d及び第2導電型用電極13eは、第2導電型用電極13aの延長線上に配置されている。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る配線シート付き太陽電池セルユニットの平面図である。配線シート付き太陽電池セルユニット1は、太陽電池セルユニット2と、配線シート3からなる。そして、複数の太陽電池セルユニット2は、電極のある側を下にして配線シート3上に配置されている。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る配線シート付き太陽電池セルユニット1の配線シート3を太陽電池セルユニット2のある側から見た平面図である。配線シート3は、絶縁性基材31の上に、第1導電型用配線32、第2導電型用配線33、接続用配線34、第1導電型用出力取り出し配線35及び第2導電型用出力取り出し配線36が形成されている。
第1導電型用配線32、第2導電型用配線33は、複数の接続用配線34の長手方向と直交する方向に形成されている。第1導電型用配線32は、接続用配線34の一方の側に櫛歯状に延伸しており、第2導電型用配線33は、接続用配線34の逆側に櫛歯状に延伸している。さらに、第1導電型用配線32は第1導電型用出力取り出し配線35からも櫛歯状に延伸しており、第2導電型用配線33は第2導電型用出力取り出し配線36からも櫛歯状に延伸している。そして、第1導電型用配線32と第2導電型用配線33とは、ピッチΔで交互且つ平行に形成されている。
そして、配線シート付き太陽電池セルユニット1は、太陽電池セルユニット2の第1導電型電極12a〜12eと配線シート3の第1導電型用配線32とが接続され、太陽電池セルユニット2の第2導電型電極13a〜13eと配線シート3の第2導電型用配線33とが接続されている。
上記構造により、配線シート付き太陽電池セルユニット1は、複数の太陽電池セルユニット2を電気的に直列に接続した構造となっている。
また、本発明の実施例1に係る配線シート付き太陽電池セルユニット1を用いて、本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュールが作製される。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る太陽電池モジュールの模式的断面図である。太陽電池モジュール40は、配線シート付き太陽電池1、表面保護材41、裏面保護材42、封止材43から構成される。
太陽電池モジュール40は、配線シート付き太陽電池セルユニット1が、表面保護材41と裏面保護材42との間の封止材43中に封止されることにより作製される。
〔第2の実施形態〕
図8は、本発明の第2の実施形態に係る太陽電池セルユニットを電極のある側から見た平面図である。
本発明の第2の実施形態に係る太陽電池セルユニット50は、六角形の外形である第1の太陽電池セル50aと、直角三角形の外形である第2の太陽電池セル50bが2つと、第2の太陽電池セル50bとは線対称の外形である第3の太陽電池セル50cが2つとから構成され、それぞれの太陽電池セルは、第1導電型電極52a〜52c及び第2導電型用電極53a〜53cを有している。第1の実施形態に係る太陽電池セルユニット2と、第2の実施形態に係る太陽電池セルユニット50との違いは、回転対称性を有している点であり、これに伴い、第1の太陽電池セル50aでは、両端が第1導電型用電極52aになるように、第1導電型用電極52a及び第2導電型用電極53aが配置されている。また、太陽電池セル50aの辺ABとDEに向き合うセルが、どちらも太陽電池セル50bであり、同様に、太陽電池セル50aの辺DCとAFに向き合うセルが、どちらも太陽電池セル50cである。
太陽電池セルユニット50が回転対称性を有することにより、第1の実施形態に係る太陽電池セルユニット2における第4の太陽電池セル10dは第2の太陽電池セル10bに置き換えることが出来る。同様に、第1の実施形態に係る太陽電池セルユニット2における第5の太陽電池セル10eは第3の太陽電池セル10cに置き換えることが出来る。
第1の実施形態に係る太陽電池セルユニット2を製造するには、第2〜第5の太陽電池セル10b〜10eを区別しながら太陽電池セルユニット2を製造する必要がある。理由は、第2の太陽電池セル10bと第4の太陽電池セル10d、及び第3の太陽電池セル10cと第5の太陽電池セル10eとは、それぞれの第1、第2導電型用電極の配置が入れ替わっている可能性があるからである。しかし、これらを外見で区別するのは困難である。本発明に係る第2の太陽電池セルユニット50では、第2の太陽電池セル50bと、第3の太陽電池セル50cのそれぞれ2つずつで構成されているため、前記の様な区別をする必要が無い。これにより、第2の実施形態に係る太陽電池セルユニット50は、第1の実施形態に係る太陽電池セルユニット2に比べ、製造工程の簡素化が可能となる。
なお、図による説明は省略するが、第2の実施形態に係る太陽電池セルユニット50の第1及び第2導電型用電極の配置に対応した配線シートを用いることにより、第1の実施形態に係る配線シート付き太陽電池セルユニット1と同様の配線シート付き太陽電池セルユニット及び太陽電池モジュールを製造することが出来る。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることはもちろんである。
本発明に係る配線シート付き太陽電池セルユニット及び太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルユニットを縦横に並べたものであってもよい。
また、本発明に係る配線シート付き太陽電池セルユニット及び太陽電池モジュールに用いられる配線シートは、絶縁性基板の接続用配線を第1導電型用配線及び第2導電型用配線の形成されている面とは反対の面に形成された接続用配線と、第1導電型用配線及び第2導電型用配線と接続用配線の接続する絶縁性基板を貫通する貫通配線を有するものであってもよい。
1…配線シート付き太陽電池セルユニット
2,50…太陽電池セルユニット
3…配線シート
10…正八角形の太陽電池セル
10a〜10e,50a〜50c…太陽電池セル
11…正八角形の半導体基板
12a〜12e,52a〜52e…第1導電型用電極
13a〜13e,53a〜53e…第2導電型用電極
14…テクスチャ構造
15…反射防止膜
16a…第1導電型拡散層
17a…第2導電型拡散層
18…パッシベーション膜
19…コンタクトホール
31…絶縁性基材
32…第1導電型用配線
33…第2導電型用配線
34…接続用配線
35…第1導電型用出力取り出し配線
36…第2導電型用出力取り出し配線
40…太陽電池モジュール
41…表面保護材
42…裏面保護材
43…封止材

Claims (7)

  1. 正八角形の外形を有する太陽電池セルを分割して得られる、正八角形の4辺を含み対向する辺が全て平行の六角形の外形を有する第1の太陽電池セルと、正八角形の一辺を斜辺とした直角三角形の外形を有する第2、第3、第4及び第5の太陽電池セルを用い、
    前記第1の太陽電池セルの4辺に、前記第2〜第5の各太陽電池セルの斜辺を対向させて略長方形の外形を形成した太陽電池セルユニット。
  2. 前記第1〜第5の各太陽電池セルは、第1導電型の半導体基板、前記半導体基板の一方の面に形成された、第1導電型拡散層、及び、前記第1導電型とは異なる導電型の第2導電型拡散層、並びに、前記第1導電型拡散層上に形成した第1導電型用電極、及び、前記第2導電型拡散層上に形成した第2導電型用電極からなる請求項1に記載の太陽電池セルユニット。
  3. 前記半導体基板は、単結晶シリコンである請求項2に記載の太陽電池セルユニット。
  4. 前記第1導電型用電極及び第2導電型用電極は、回転対称に形成された請求項2または3に記載の太陽電池セルユニット。
  5. 請求項2〜4のいずれか1つに記載の太陽電池セルユニットと、
    絶縁性基材と、前記絶縁性基材上に形成された、第1導電型用配線及び第2導電型用配線とからなる配線シートとを含み、
    前記太陽電池セルユニットの前記第1導電型用電極は前記第1導電型用配線に接続され、前記太陽電池セルユニットの前記第2導電型用電極は前記第2導電型用配線に接続される配線シート付き太陽電池セルユニット。
  6. 前記配線シート付き太陽電池セルユニットは、複数の前記太陽電池セルユニットを含み、
    前記配線シートは、前記絶縁性基材上に形成された接続用配線を有し、
    前記太陽電池セルユニットに接続された前記第1導電型用配線と、隣接する前記太陽電池セルユニットに接続された前記第2導電型用配線は、前記接続用配線により接続されている、請求項5に記載の配線シート付き太陽電池セルユニット。
  7. 請求項5または6に記載の配線シート付き太陽電池セルユニットが封止材中に封止された、太陽電池モジュール。
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