JP2014045001A - 蓄電デバイス用電極板,蓄電デバイス用電極群及び蓄電デバイス - Google Patents

蓄電デバイス用電極板,蓄電デバイス用電極群及び蓄電デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】電極板の活物質層におけるクラックの発生を抑制することができる蓄電デバイス用電極板,蓄電デバイス用電極群及び蓄電デバイスを提供する。
【解決手段】相互に間隔をあけて長手方向に並んで配置され、活物質層が設けられる略矩形状の活物質形成部14a,14cと、電極板11a,11bにおける一対の長辺の一方の端部を長手方向に延びる、活物質層が形成されていない第1の未形成部16と、一対の長辺の他方の端部を長手方向に延びる、活物質層が形成されていない第2の未形成部17と、隣り合う活物質形成部14a,14cの間を幅方向に延びる、活物質層が形成されない第3の未形成部18とが設けられ、第3の未形成部18における長手方向の長さは、隣接する前記第3の未形成部18の間で比較すると連続的に変化していることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、蓄電デバイスに用いられる電極板、電極群、及びこれを備えた蓄電デバイスに関する。
近年、電子機器の小型化・軽量化の進歩は目覚ましく、それに伴い、当該電子機器の駆動用電源として用いられる電池に対しても小型化・軽量化の要求が一層高まっている。このような小型化・軽量化の要求を満足するために、リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池が蓄電デバイスとして開発されている。
また、高出力密度、良好なサイクル性能などの特性を有する蓄電デバイスとして、電気二重層キャパシタが知られている。さらに、高エネルギー密度特性および高出力特性を必要とする用途に対応する蓄電デバイスとして、リチウムイオン二次電池および電気二重層キャパシタの蓄電原理が組み合わされたリチウムイオンキャパシタが注目されている。
このような蓄電デバイスにおいて、エネルギー密度及び出力密度を高くするには、いわゆる巻回型の電極を用いてデバイスを小型化することが好適である。巻回型の電極を収納する容器内の容積を効率的に利用する手法として、正負両電極板上にその幅方向に沿って活物質層が形成されていない活物質層未形成領域を設け、該活物質層未形成領域を折り曲げ部とし、活物質層形成領域を折り曲げない巻回型電極の電極構造が提案されている(例えば、特許文献1および2参照。)。
特開2007−26786号公報 特開2011−14238号公報
しかしながら、上記の特許文献1および2に開示されている構成の電極板では、ロール状に巻き取った場合に、電極板に形成された活物質層の端部にクラック(ひび割れ)が生じ易いという問題があった。具体的には、蓄電デバイスの製造過程において、蓄電デバイスの容器に納められる前の電極板は、ロール状に巻き取った状態で保管されている。特許文献1および2の電極板では、帯状に形成された電極板の一対の長辺の少なくとも一方にまで活物質層が形成された領域の端部が達している。電極板をロール状に巻き取ると、この端部にクラックが生じやすくなるという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、電極板の活物質層におけるクラックの発生を抑制することができる蓄電デバイス用電極板,蓄電デバイス用電極群及び蓄電デバイスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の蓄電デバイス用電極板は、集電体上に活物質層が設けられ、帯状に形成された蓄電デバイス用電極板であって、前記電極板の前記集電体上には、相互に間隔をあけて長手方向に並んで配置され、前記活物質層が設けられる略矩形状の活物質形成部と、前記電極板における一対の長辺の一方の端部を前記長手方向に延びる、前記活物質層が形成されていない第1の未形成部と、前記一対の長辺の他方の端部を前記長手方向に延びる、前記活物質層が形成されていない第2の未形成部と、隣り合う前記活物質形成部の間を幅方向に延びる、前記活物質層が形成されない第3の未形成部と、が設けられ、前記第3の未形成部における前記長手方向の長さは、隣接する前記第3の未形成部の間で比較すると連続的に変化していることを特徴とする。
本発明の蓄電デバイス用電極板によれば、第1の未形成部および第2の未形成部を設けたことにより、電極板をロール状に巻き取っても活物質層にクラックが生じにくくなる。特許文献1および2の電極板と異なり、本発明の電極板では第1の未形成部および第2の未形成部が設けられているため、活物質層が電極板の長辺に接する部分にまで設けられていない。そのため、電極板をロール状に巻き取った際に、活物質層における長辺に近い部分に応力が集中しにくくなり、当該部分にクラックが生じにくくなる。
さらに、隣接する第3の未形成部における長手方向の長さ(以下、「第3の未形成部の横幅」と表記する。)を連続的に変化させ、例えば、長手方向の一方から他方に向かって、第3の未形成部の横幅が次第に広くなるように形成することで、蓄電デバイス用電極板を用いて巻回型電極の電極構造を形成しやすくなる。つまり、電極板における第3の未形成部の横幅が狭い側の端部を巻回構造の内側に配置し、横幅が広い側の端部を巻回構造の外側に配置することで、巻回構造を形成しやすくなる。ここで長手方向とは、帯状の電極板における1対の長辺に沿う方向のことであり、幅方向とは、一対の長辺の一方から他方に、好ましくは最短距離で向かう方向のことである。
上記発明においては、前記第1の未形成部には、前記電極板から電流を取り出す引出端子が配置される引出端子配置部が設けられ、前記第2の未形成部は、前記第1の未形成部と比較して前記幅方向の長さが短いことが好ましい。
このように第2の未形成部における幅方向の長さ(以下、「第2の未形成部の横幅」と表記する。)を、第1の未形成部よりも短くすることで、電極板からの電力の取り出しやすさを確保しつつ、蓄電デバイス用電極板を用いた蓄電デバイスのエネルギー密度を高めることができる。例えば、第2の未形成部の横幅を、第1の未形成部の横幅と同じ広さで形成すると、電極板の面積に対する活物質層が設けられる活物質形成部の面積の割合が減少し、蓄電デバイスのエネルギー密度が減少する。その一方で、第1の未形成部の横幅を、第2の未形成部の横幅と同じように狭くすると、電極板から電流を取り出す引出端子が取り付けられる引出端子配置部を設けることが困難になる。
本発明の蓄電デバイス用電極群は、上記本発明の前記電極板における前記集電体が正極集電体であり、かつ、前記活物質形成部に正極活物質層が設けられた正極板、および、前記集電体が負極集電体であり、かつ、前記活物質形成部に負極活物質層が設けられた負極板であり、前記正極板および前記負極板の間にセパレータが配置され、前記正極板および前記負極板の前記第3の未成形部において折り曲げられ、前記正極板、前記セパレータおよび前記負極板が扁平状に巻回されていることを特徴とする。
本発明の蓄電デバイス用電極群によれば、正極電極板および負極電極板として上記本発明の蓄電デバイス用電極板を用いているため、正極電極板および負極電極板をロール状に巻き取っても活物質層にクラックが生じにくくなる。
本発明の蓄電デバイス用電極群は、上記本発明の前記電極板における前記集電体が正極集電体であり、かつ、前記活物質形成部に正極活物質層が設けられた正極板、および、前記集電体が負極集電体であり、かつ、前記活物質形成部に負極活物質層が設けられた負極板であり、前記正極板および前記負極板は、前記正極活物質層が設けられた前記活物質形成部と、前記負極活物質層が設けられた前記活物質形成部とが対向して配置されるとともに、前記正極板の前記第1の未形成部が前記負極板の前記第2の未形成部と対向し、かつ、前記負極板の前記第1の未形成部が前記正極板の前記第2の未形成部と対向して配置され、前記正極板および前記負極板の間にセパレータが配置され、前記正極板および前記負極板の前記第3の未成形部において折り曲げられ、前記正極板、前記セパレータおよび前記負極板が扁平状に巻回されていることが好ましい。
このように正極板の第1の未形成部と負極板の第2の未形成部とを対向させ、正極板の第2の未形成部と負極板の第1の未形成部とを対向させることにより、正極板の引出端子配置部を電極群の一方に集め、負極板の引出端子配置部を電極群の他方に集めることができ、電極群から電流を取り出しやすくなる。
上記発明において前記正極板および前記負極板の前記第1の未形成部には、それぞれ前記正極板および前記負極板から電流を取り出す引出端子が、前記第1の未形成部から突出して設けられていることが好ましい。
上記発明において前記正極板に設けられた前記活物質層は、中心を合わせて対向配置された前記負極板に設けられた前記活物質層よりも端部が内側に配置されていることが好ましい。
このように正極板の活物質形成部の端部を、負極板の活物質形成部の端部よりも活物質形成部の中心側に配置させることにより、電極群が充電放電を繰り返した際に電極群が短絡する不具合の発生を抑制できる。例えば、正極板の活物質層と、負極板の活物質層との間で所定イオン(例えば、リチウムイオン)の吸蔵や放出を行う蓄電デバイス用電極群の場合では、正極板の活物質層から放出された所定イオンは、負極板の活物質層に吸蔵される。
このとき、負極板の活物質層に放出された所定イオンを完全に吸蔵できない部位が発生すると、その部位に所定イオンの析出物(金属リチウム)が針状に析出する。この針状の析出物がセパレータを突き破り正極板と負極板とを短絡させる。上述のように負極板の活物質層の形成面積を、正極板の活物質層の形成面積よりも大きくすることで、所定イオンを完全に吸蔵しやすくなり、針状析出物の形成を抑制することができる。
本発明の蓄電デバイスは、上記本発明の蓄電デバイス用電極群と、電解質と、少なくとも前記蓄電デバイス用電極群および前記電解質を内部に収容するケースと、が設けられていることを特徴とする。
本発明の蓄電デバイスによれば、上記本発明の蓄電デバイス用電極群を用いているため、蓄電デバイスの製造過程において、正極電極板および負極電極板をロール状に巻き取っても活物質層にクラックが生じにくくなる。
本発明の蓄電デバイス用電極板,蓄電デバイス用電極群及び蓄電デバイスによれば、第1の未形成部および第2の未形成部を設けたことにより、電極板をロール状に巻き取った際に、活物質層における長辺に近い部分に応力が集中しにくくなり、電極板の活物質層におけるクラックの発生を抑制できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る蓄電デバイスの全体構成を説明する模式図である。 図1の電極群の構成を説明する摸式的なA−A断面視図である。 図1の電極群のサイズを説明するA−A断面視図である。 図2の正極板および負極板の構成を説明する模式図である。 図2の正極板、負極板、および、セパレータの配置を説明する模式図である。 正極活物質形成部または負極活物質形成部の構成を説明する断面視図である。 正極活物質形成部と負極活物質形成部との構成の差を説明する断面視図である。 図2の正極板および負極板の重ね合わせ状態を説明する模式図である。 本発明の別の実施形態に係る蓄電デバイスの電極群、正極タブリードおよび負極タブリードの配置を説明する模式図である。 図9の蓄電デバイスの全体構成を説明するC−C’断面視図である。
この発明の一実施形態に係る蓄電デバイス1について、図1から図10を参照しながら説明する。本実施形態では蓄電デバイス1が、リチウムイオンキャパシタである例に適用して説明する。なお、蓄電デバイス1は、上述のようにリチウムイオンキャパシタであってもよいし、リチウムイオン電池や電気二重層キャパシタであってもよく、その形式を特に限定するものではない。
蓄電デバイス1には、図1の模式図に示すように、電極群10と、正極タブリード(引出端子)31aおよび負極タブリード(引出端子)31cと、ラミネート外装型の角型ケース(ケース)41と、が主に設けられている。
電極群10は蓄電デバイス1における充電および放電を行う中心的な構成要素である。電極群10は、図2の電極群10の模式断面図に示すように、正極板(電極板)11aと、負極板(電極板)11cと、セパレータ21と、から主に構成され、負極板11c、セパレータ21、正極板11a、セパレータ21の順に積層された層が扁平状に巻回されて構成されたものである。
なお、図2に示す電極群10は、理解を容易にするために巻回の回数を3回として示しているものであり、巻回の回数を3回に限定するものではない。巻回の回数は、3回以上であってもよく、その回数を限定するものではない。本実施形態では、電極群10における巻回の回数を20回とした例に適用して説明する。
ここで巻回の回数は、正極板11aおよび負極板11cにおける巻回の回数であり、かつ、後述する正極板11aおよび負極板11cに設けられたリード部15を除いた巻回の回数を意味する。言い換えると、セパレータ21における巻回の回数を意味するものではない。本実施形態の電極群10では、セパレータ21が正極板11aおよび負極板11cよりも1回多く巻回され、電極群10の最外周を覆っている。また、実際の電極群10では、正極板11a、負極板11cおよびセパレータ21を積層させた状態で巻回されている。なお、セパレータ21は、正極板11aおよび負極板11cよりも2〜3回多く巻回されていてもよい。
図3は本実施形態における電極群10のサイズを示す図である。電極群10の最内周巻き幅Winは86(mm)であり、最小半径Rは0.5(mm)以下である。巻き幅Woutは93(mm)であり、厚さTは7.2+2R(mm)である。後述する正極板11aの正極活物質形成部14aや、負極板11cの負極活物質形成部14cが形成される領域の幅Wpは、正極活物質形成部14aでは79.6(mm)であり、負極活物質形成部14cでは81.6(mm)である。
また、負極板11c、セパレータ21、正極板11a、セパレータ21の順に積層された層の厚さtは350(μm)である(図2参照)。そのうち、正極板11aの厚さが190(μm)であり、負極板11cの厚さが100(μm)であり、2枚のセパレータ21の厚さの合計が60(μm)である。
正極板11aは、図4(a)および図5に示すように、正極集電体(集電体)13aと、正極活物質層が設けられる正極活物質形成部(活物質形成部)14aと、リード部15と、第1の未形成部16と、第2の未形成部17と、第3の未形成部18と、正極引出端子配置部(引出端子配置部)19aとから主に形成されたものである。また、負極板11cは、図4(b)および図5に示すように、負極集電体(集電体)13cと、負極活物質層が設けられる負極活物質形成部(活物質形成部)14cと、リード部15と、第1の未形成部16と、第2の未形成部17と、第3の未形成部18と、負極引出端子配置部(引出端子配置部)19cとから主に形成されたものである。
正極集電体13aは、導電性を有する膜状の部材であり、正極活物質形成部14aと正極タブリード31aとの間を導電可能とするものである。正極集電体13aの表面には、正極活物質形成部14aおよび正極タブリード31aが形成される領域を除き、絶縁膜が設けられていてもよい。正極集電体13aの材料としては、例えばアルミニウムや、ステンレス鋼などを挙げることができる。また、絶縁膜を構成する材料としては、例えばポリイミド系、エポキシ系等の樹脂材料を挙げることができる。
負極集電体13cは、導電性を有する膜状の部材であり、負極活物質形成部14cと負極タブリード31cとの間を導電可能とするものである。負極集電体13cの表面には、負極活物質形成部14cおよび負極タブリード31cが形成される領域を除き、絶縁膜が設けられていてもよい。負極集電体13cの材料としては、例えば銅や、ステンレス鋼などを挙げることができる。また、絶縁膜を構成する材料としては、例えばポリイミド系、エポキシ系等の樹脂材料を挙げることができる。
正極活物質形成部14aは正極集電体13aの上に設けられた矩形状の領域であり、正極活物質の層が設けられる部分である。上述の正極活物質層を形成する正極活物質としては、例えば活性炭粉末、導電性高分子、ポリアセン系有機半導体などを用いることができる。
負極活物質形成部14cは負極集電体13cの上に設けられた矩形状の領域であり、負極活物質の層が設けられる部分である。上述の負極活物質層を形成する負極活物質としては、例えば黒鉛、ハードカーボン、ポリアセン系有機半導体などを用いることができ、負極活物質にはリチウムイオンが吸蔵され、担持されている。本実施形態では、40層の正極活物質形成部14aおよび負極活物質形成部14cが設けられている例に適用して説明する。
正極活物質層および負極活物質層は、正極活物質または負極活物質をバインダー等と共に溶媒中に分散させたスラリーを、間欠塗工等により集電体上に塗工し乾燥することによって形成することができる。このようにして形成された正極活物質層および負極活物質層は、通常、図6に示すように、それぞれ正極活物質形成部14aおよび負極活物質形成部14cの端部で盛り上がり部BPを形成する。本実施形態では盛り上がり部BPの高さHが5(μm)以下である例に適用して説明する。かかる盛り上がり部BPの高さHが高すぎると、電極板をロール状に巻き取った場合に電極板が変形したり、蓄電デバイスの内部抵抗や容量にバラツキが生じたり、電極板を巻回する際に嵩張って所定のサイズに収まらなかったりする等の問題が生じやすくなる。
正極活物質形成部14aは帯状の正極板11aにおける長手方向(図4(a)の上下方向)に間隔をあけて離散的に配置され、負極活物質形成部14cは帯状の負極板11cにおける長手方向(図4(b)の上下方向)に間隔をあけて離散的に配置されている。正極活物質形成部14aおよび負極活物質形成部14cの周囲には第1の未形成部16、第2の未形成部17および第3の未形成部18が主に配置されている。
また、図7に示すように、中心を合わせて正極活物質形成部14aおよび負極活物質形成部14cを対向して配置すると、言い換えると正極活物質層および負極活物質層を対向して配置すると、正極活物質形成部14aの端部は負極活物質形成部14cよりも内側に位置するように形成されている。正極活物質形成部14aの端部は、負極活物質形成部14cの端部よりも0.1(mm)から5(mm)の範囲で内側に位置することが好ましい。
リード部15は、正極板11aおよび負極板11cの長手方向における一方の端部、より具体的には、巻回された際に内側になる端部に設けられた正極活物質層や、負極活物質層が設けられていない部分である。
第1の未形成部16、第2の未形成部17および第3の未形成部18は、正極板11aにおける正極活物質形成部14aが設けられていない部分、または、負極板11cにおける負極活物質形成部14cが設けられていない部分である。
第1の未形成部16は、正極板11aにおける一対の長辺の一方の端部を長手方向に延びる部分、または、負極板11cにおける一対の長辺の一方の端部を長手方向に延びる部分である。
第2の未形成部17は、正極板11aにおける一対の長辺の他方の端部を長手方向に延びる部分、または、負極板11cにおける一対の長辺の他方の端部を長手方向に延びる部分である。第2の未形成部17は、第1の未形成部16と比較して横幅方向(図4(a)および図4(b)の左右方向)の長さが狭く形成されている。さらに、第2の未形成部17は横幅方向の長さが1(mm)以上、10(mm)以下であることが好ましい。
第2の未形成部17の横幅方向の長さが1(mm)未満の場合には、正極集電体13aや負極集電体13cの強度が弱くなり、正極板11aや負極板11cをロール状に巻いて保管する際に、クラックが発生しやすくなる。また横幅方向の長さが10(mm)を超える場合には、電極群10のエネルギー密度は低くなりやすい。
第3の未形成部18は、隣接する正極活物質形成部14aの間を正極板11aにおける一対の長辺の一方から他方に向かって延びる部分、または、隣接する負極活物質形成部14cの間を負極板11cにおける一対の長辺の一方から他方に向かって延びる部分である。第3の未形成部18は、負極板11c、セパレータ21、正極板11a、セパレータ21の順に積層された層を扁平状に巻回する際に、折り曲げられる部分である。
また、第3の未形成部18における横幅方向(図4(a)および図4(b)の上下方向)の長さは、リード部15に近い第3の未形成部18から、遠い第3の未形成部18に向かうに従い連続的に広くなるように形成されている。言い換えると、隣接する正極活物質形成部14a、または、隣接する負極活物質形成部14cの中心間の距離L1,L2,L3,…、がリード部15から離れるに伴い連続的に広くなるように形成されている。
正極引出端子配置部19aは正極タブリード31aが配置される部分であり、正極板11aの正極集電体13aが絶縁膜に覆われることなく露出している部分である。正極引出端子配置部19aは、正極板11aの第1の未形成部16であって、正極活物質形成部14aと並んで配置されている。負極引出端子配置部19cは負極タブリード31cが配置される部分であり、負極板11cの負極集電体13cが絶縁膜に覆われることなく露出している部分である。負極引出端子配置部19cは、負極板11cの第1の未形成部16であって、負極活物質形成部14cと並んで配置されている。
セパレータ21は、図2および図5に示すように、正極板11aおよび負極板11cの間に配置され、扁平状に巻回された正極板11aと負極板11cとが互いに接触しないようにするものである。セパレータ21における巻回構造の内側の端部(図5の下側の端部)は、正極板11aおよび負極板11cの端部と比較すると突出するように配置されている。このようにすることで、内側の端部における正極板11aと負極板11cとの短絡が抑制される。また、電極群10に含まれる一対のセパレータ21のうちの一方は、図2に示すように、巻回構造の外側の端部が正極板11aおよび負極板11cよりも長い形状に形成され、電極群10の最外周を覆っている。
セパレータ21としては、例えばガラス繊維、セルロース繊維、または、ポリプロピレン繊維などから形成された不織布が用いることができる。また、セパレータ21には電解液が含浸されている。電解液としては、例えばリチウム塩の非プロトン性有機溶媒電解質溶液を用いることができる。
リチウム塩を構成する陰イオンとしては、例えばPF6 -、BF4 -、AS6 -、SbF6 -、N(CF3SO32 -、C(CF3SO33 -、CF3(SO3-、F-、ClO4 -、AlF4 -、TaF6 -、NbF6 -、SiF6 -、CN-、F(HF)n -などが挙げられる。
非プロトン性有機溶媒としては、例えばプロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ビニレンカーボネート、スホラン、メチルスルホラン、アセトニトリル、フッ素化γ−ブチロラクトン、γ−ブチロラクトン、フッ素化プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネートなどが挙げられる。
次に、図8を参照しながら正極板11aおよび負極板11cの重ね合わせ状態について説明する。図8では正極板11aおよび負極板11cが重ね合わされた状態を負極板11c側から見ている。
正極板11aおよび負極板11cは、正極活物質形成部14aと負極活物質形成部14cとが対向するように重ね合わされている。さらに、正極板11aおよび負極板11cは、正極板11aの第1の未形成部16と負極板11cの第2の未形成部17とが対向するとともに、正極板11aの第2の未形成部17と負極板11cの第1の未形成部16とが対向するように重ね合わされている。
より具体的には、負極板11cにおける第2の未形成部17の端部は、正極板11aにおける第1の未形成部16の端部から8(mm)内側に配置されている。同様に、正極板11aにおける第2の未形成部17の端部は、負極板11cにおける第1の未形成部16の端部から8(mm)内側に配置されている。正極板11aにおける第1の未形成部16の端部から負極板11cにおける第1の未形成部16の端部までは100(mm)の間隔となるように正極板11aおよび負極板11cは重ね合わされている。
さらに、正極引出端子配置部19a、および、負極引出端子配置部19cは、第1の未形成部16の端部から中心に向かって5(mm)、かつ、長辺に沿う方向に50(mm)の矩形状の領域として形成されている。
また、セパレータ21の横幅方向(図8の上下方向の長さ)の長さは86(mm)に形成されている。セパレータ21における一方の端部(図8の上側の端部)は、正極板11aにおける第1の未形成部16の端部から8(mm)内側に配置され、他方の端部(図8の下側の端部)は、負極板11cにおける第1の未形成部16の端部から8(mm)内側に配置されている。
正極タブリード31aは、図1および図8に示すように、正極板11aの横幅方向(図8の上下方向)に延びて、正極板11aに導電可能に接続されるものである。負極タブリード31cは、負極板11cの横幅方向に延びて、負極板11cに導電可能に接続されるものである。
具体的には、正極タブリード31aは正極板11aの正極引出端子配置部19aにおいて、負極タブリード31cは負極板11cの負極引出端子配置部19cにおいて、溶接等により電気的に接続されている。
正極タブリード31aおよび負極タブリード31cは、図1に示すように、角型ケース41を貫通して配置され、電極群10から電流を外部に放電する際、または、外部から電極群10に電流を充電する際に用いられる端子である。
角型ケース41は、電極群10、正極タブリード31aおよび負極タブリード31c、並びに、電解液を内部に収納する両端が閉じられた容器である。
上記の構成の正極板11aおよび負極板11c(蓄電デバイス1)によれば、第1の未形成部16および第2の未形成部17を設けたことにより、正極板11aおよび負極板11cをロール状に巻き取っても正極活物質形成部14aに設けられた正極活物質層および負極活物質形成部14cに設けられた負極活物質層にクラックが生じにくくなる。特許文献1および2の電極板と異なり、本実施形態の正極板11aおよび負極板11cでは第1の未形成部16および第2の未形成部17が設けられているため、正極活物質層や負極活物質層が正極板11aや負極板11cの長辺に接する部分にまで設けられていない。そのため、正極板11aおよび負極板11cをロール状に巻き取った際に、正極活物質層や負極活物質層における長辺に近い部分に応力が集中しにくくなり、当該部分にクラックが生じにくくなる。
さらに、隣接する第3の未形成部18の横幅を連続的に変化させ、例えば、長手方向の一方から他方に向かって、第3の未形成部18の横幅が次第に広くなるように形成することで、正極板11aおよび負極板11cを用いて巻回型電極の電極構造を形成しやすくなる。つまり、正極板11aおよび負極板11cにおける第3の未形成部18の横幅が狭い側の端部を巻回構造の内側に配置し、横幅が広い側の端部を巻回構造の外側に配置することで、巻回構造を形成しやすくなる。
第2の未形成部17の横幅を、第1の未形成部16よりも短くすることで、正極板11aおよび負極板11cからの電力の取り出しやすさを確保しつつ、正極板11aおよび負極板11cを用いた蓄電デバイス1のエネルギー密度を高めることができる。例えば、第2の未形成部17の横幅を、第1の未形成部16の横幅と同じ広さで形成すると、正極板11aや負極板11cの面積に対する正極活物質形成部14aや負極活物質形成部14cの面積の割合が減少し、蓄電デバイス1のエネルギー密度が減少する。その一方で、第1の未形成部16の横幅を、第2の未形成部17の横幅と同じように狭くすると、正極板11aおよび負極板11cから電流を取り出す正極タブリード31aおよび負極タブリード31cが取り付けられる正極引出端子配置部19aや負極引出端子配置部19cを設けることが困難になる。
さらに、正極板11aの第1の未形成部16と負極板11cの第2の未形成部17とを対向させ、正極板11aの第2の未形成部17と負極板11cの第1の未形成部16とを対向させることにより、正極引出端子配置部19aを電極群10の一方に集め、負極引出端子配置部19cを電極群の他方に集めることができ、電極群10から電流を取り出しやすくなる。
正極活物質形成部14aの端部を、負極活物質形成部14cの端部よりも正極活物質形成部14aの中心側に配置させることにより、電極群10が充電放電を繰り返した際に電極群10が短絡する不具合の発生を抑制できる。例えば、正極板11aの活物質層と、負極板11cの活物質層との間でリチウムイオンの吸蔵や放出を行う本実施形態の蓄電デバイス1の場合では、正極板11aの活物質層から放出されたリチウムイオンは、負極板11cの活物質層に吸蔵される。
このとき、負極板11cの活物質層に放出されたリチウムイオンを完全に吸蔵できない部位が発生すると、その部位にリチウムイオンの析出物である金属リチウムが針状に析出する。この針状の金属リチウムがセパレータ21を突き破り正極板11aと負極板11cとを短絡させる。上述のように負極板11cの活物質層の形成面積を、正極板11aの活物質層の形成面積よりも大きくすることで、リチウムイオンを完全に吸蔵しやすくなり、針状金属リチウムの形成を抑制することができる。
なお、正極タブリード31aおよび負極タブリード31cは、図9に示すように、正極板11aや負極板11cの長手方向に延びて配置されていてもよい。言い換えると、上述の実施形態と比較して正極タブリード31aおよび負極タブリード31cが引き出される方向を90°程度回転させることにより、正極タブリード31aおよび負極タブリード31cが同一方向に延びて配置されていてもよい。
図10は、図9に示す電極群10を有する蓄電デバイス1の構成を示している。この場合、正極タブリード31aや負極タブリード31cは、それぞれ端部がまとめられた正極板11aの第1の未形成部16や負極板11cの第1の未形成部16と溶接されることにより電気的に接続されている。
角型ケース41は、アルマイト処理を施した金属から形成された容器であり、その厚さは0.2(mm)程度である。図10に示す角型ケース41は、電極群10を収納する部分から正極タブリード31aおよび負極タブリード31cが溶接される部分に向けて(正極タブリード31a側では図9の右から左に向けて、負極タブリード31c側では図9の左から右に向けて)、段階的に絞られる段差形状に形成されている。
つまり、1つ目の段差は、電極群10が収納されている部分から、正極タブリード31aや負極タブリード31cが正極タブリード31aや負極タブリード31cと溶接されている部分に向かう領域に形成されている。2つ目の段差は、正極タブリード31aや負極タブリード31cが正極板11aの第1の未形成部16や負極板11cの第1の未形成部16と溶接されている部分から、角型ケース41が融着される部分に向かう領域に形成されている。
1つ目の段差部は、図10に示すように3(mm)程度の長さを有している。正極タブリード31aや負極タブリード31cが正極板11aの第1の未形成部16や負極板11cの第1の未形成部16と溶接されている部分は3(mm)程度の長さを有している。角型ケース41が融着される部分は10mm程度の長さを有している。
1…蓄電デバイス、10…電極群、11a…正極板(電極板)、11c…負極板(電極板)、13a…正極集電体(集電体)、13c…負極集電体(集電体)、14a…正極活物質形成部(活物質形成部)、14c…負極活物質形成部(活物質形成部)、16…第1の未形成部、17…第2の未形成部、18…第3の未形成部、19a…正極引出端子配置部(引出端子配置部)、19c…負極引出端子配置部(引出端子配置部)、21…セパレータ、31a…正極タブリード(引出端子)、31c…負極タブリード(引出端子)、41…角型ケース(ケース)

Claims (7)

  1. 集電体上に活物質層が設けられ、帯状に形成された蓄電デバイス用電極板であって、
    前記電極板の前記集電体上には、
    相互に間隔をあけて長手方向に並んで配置され、前記活物質層が設けられる略矩形状の活物質形成部と、
    前記電極板における一対の長辺の一方の端部を前記長手方向に延びる、前記活物質層が形成されていない第1の未形成部と、
    前記一対の長辺の他方の端部を前記長手方向に延びる、前記活物質層が形成されていない第2の未形成部と、
    隣り合う前記活物質形成部の間を幅方向に延びる、前記活物質層が形成されない第3の未形成部と、
    が設けられ、
    前記第3の未形成部における前記長手方向の長さは、隣接する前記第3の未形成部の間で比較すると連続的に変化していることを特徴とする蓄電デバイス用電極板。
  2. 前記第1の未形成部には、前記電極板から電流を取り出す引出端子が配置される引出端子配置部が設けられ、
    前記第2の未形成部は、前記第1の未形成部と比較して前記幅方向の長さが短いことを特徴とする請求項1に記載の蓄電デバイス用電極板。
  3. 請求項1又は2に記載の前記電極板は、前記集電体が正極集電体であり、かつ、前記活物質形成部に正極活物質層が設けられた正極板、および、前記集電体が負極集電体であり、かつ、前記活物質形成部に負極活物質層が設けられた負極板であり、
    前記正極板および前記負極板の間にセパレータが配置され、前記正極板および前記負極板の前記第3の未成形部において折り曲げられ、前記正極板、前記セパレータおよび前記負極板が扁平状に巻回されていることを特徴とする蓄電デバイス用電極群。
  4. 請求項2に記載の前記電極板は、前記集電体が正極集電体であり、かつ、前記活物質形成部に正極活物質層が設けられた正極板、および、前記集電体が負極集電体であり、かつ、前記活物質形成部に負極活物質層が設けられた負極板であり、
    前記正極板および前記負極板は、前記正極活物質層が設けられた前記活物質形成部と、前記負極活物質層が設けられた前記活物質形成部とが対向して配置されるとともに、
    前記正極板の前記第1の未形成部が前記負極板の前記第2の未形成部と対向し、かつ、前記負極板の前記第1の未形成部が前記正極板の前記第2の未形成部と対向して配置され、
    前記正極板および前記負極板の間にセパレータが配置され、前記正極板および前記負極板の前記第3の未成形部において折り曲げられ、前記正極板、前記セパレータおよび前記負極板が扁平状に巻回されていることを特徴とする蓄電デバイス用電極群。
  5. 前記正極板および前記負極板の前記第1の未形成部には、それぞれ前記正極板および前記負極板から電流を取り出す引出端子が、前記第1の未形成部から突出して設けられていることを特徴とする請求項4に記載の蓄電デバイス用電極群。
  6. 前記正極板に設けられた前記活物質層は、中心を合わせて対向配置された前記負極板に設けられた前記活物質層よりも端部が内側に配置されていることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用電極群。
  7. 請求項3から6のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用電極群と、
    電解質と、
    少なくとも前記蓄電デバイス用電極群および前記電解質を内部に収容するケースと、
    が設けられていることを特徴とする蓄電デバイス。
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