JP2014044814A - 発光モジュール装置、照明装置および発光装置 - Google Patents

発光モジュール装置、照明装置および発光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な配線構造で、出力する光の色分離を有効に防止することができる発光モジュール装置、照明装置および発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置が、第1発光素子3Aを収納する第1発光部12Aと、第2発光素子3Bを収納する第2発光部12Bとを備える。第1発光部12A側における第1端部には、回路基板20から制御電力が供給される第3端子部43と第4端子部44とが並んで設けられる。第2発光部12B側における第2端部には、回路基板20から制御電力が供給され、第3端子部43と相対する位置に配置される第5端子部45と第4端子部44と相対する位置に配置される第6端子部46とが並んで設けられる。第3端子部43から第5端子部45に電流が流れるとともに、第6端子部46から第4端子部44に電流が流れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体発光素子を用いた発光モジュール装置、照明装置および発光装置に関する。
近年、省エネルギー性やその他の様々な目的のために、従来の照明装置に代えて半導体発光素子である発光ダイオード(Light-emitting Diode:LED)を用いた照明装置が提案されている。
また、従来の光源では実現困難であった色調可変照明の光源としてもLEDは期待されている。特許文献1には、調色可能なように、出力される光のスペクトルが互いに異なる複数の発光部がそれぞれ設けられた複数の半導体発光装置を備えた発光モジュール装置が記載されている。
特許文献1に記載されている発光モジュール装置は、各半導体発光装置に設けられた各発光部の制御系統毎に独立して複数の導体パターンが設けられ、各半導体発光装置に制御電力を供給する電力供給回路基板を有する。そして、電力供給回路基板は、各半導体発光装置を互いに並列に接続するための並列接続部を有する。
特開2012−4266号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている発光モジュール装置は、制御系統が異なる複数の導体パターンを電気的に非接触の状態で交差するように並列接続部が構成されており、配線構造が複雑になるという問題がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡易な配線構造で、出力する光の色分離を有効に防止することができる発光モジュール装置、照明装置および発光装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明による発光モジュール装置は、第1発光素子と、第2発光素子と、前記第1発光素子を収納し、前記第1発光素子の発光に基づき所定の色の光を出射する第1発光部と、前記第2発光素子を収納し、前記第2発光素子の発光に基づき所定の色の光を出射する第2発光部とを有する複数の発光装置と、前記複数の発光装置が配列され、各発光装置に制御電力を供給する第1端子部及び第2端子部を有する回路基板と、を備える。また、前記各発光装置は、前記回路基板上に、前記第1発光部、及び前記第2発光部が当該各発光装置の配列方向に対して交互に位置するように配置されており、前記第1発光部側における前記各発光装置の第1端部には、第3端子部と第4端子部とが並んで設けられ、前記第2発光部側における前記各発光装置の前記第1端部と相対する第2端部には、前記第3端子部と相対する位置に配置される第5端子部と前記第4端子部と相対する位置に配置される第6端子部とが並んで設けられる。そして、前記各発光装置は、前記第3端子部と前記第5端子部とが電気的に接続され、前記第3端子部から前記第5端子部に電流が流れるとともに、前記第4端子部と前記第6端子部とが電気的に接続され、前記第6端子部から前記第4端子部に電流が流れることを特徴とする。
従って、複数の発光装置が、各発光装置の第1発光部と第2発光部とが当該各発光装置の配列方向に交互に位置するようにそれぞれ配置されているので、発光モジュール装置が出力する光の色分離を良好に防止することができる。また、第1発光部に制御電力を供給するための内部配線と第2発光部に制御電力を供給するための内部配線とが交差しないように配設されるので、制御系統が異なる複数の導体パターンが交差する場合に比べて、配線構造をより簡易にすることができる。
本発明による照明装置は、本発明による発光モジュール装置と、前記第1発光部が出射する光および前記第2発光部が出射する光の輝度と色度とのうち少なくとも一方を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
従って、制御部が、第1発光部が出射する光および第2発光部が出射する光の輝度と色度とのうち少なくとも一方を制御するので、出力する光の色分離を有効に防止しつつ、第1発光部が出射する光と第2発光部が出射する光との合成光である照明装置から発せられる光の輝度と色度とのうち少なくとも一方を制御することができる。
また、本発明による発光装置は、第1発光素子と、第2発光素子と、前記第1発光素子を収納し、前記第1発光素子の発光に基づき所定の色の光を出射する第1発光部と、前記第2発光素子を収納し、前記第2発光素子の発光に基づき所定の色の光を出射する第2発光部とを備える。また、前記発光装置は、前記第1発光部側における発光装置の第1端部には、回路基板から制御電力が供給される第3端子部と第4端子部とが並んで設けられ、前記第2発光部側における前記第1端部と相対する発光装置の第2端部には、回路基板から制御電力が供給され、前記第3端子部と相対する位置に配置される第5端子部と前記第4端子部と相対する位置に配置される第6端子部とが並んで設けられる。そして、前記発光装置は、前記第3端子部と前記第5端子部とが電気的に接続され、前記第3端子部から前記第5端子部に電流が流れるとともに、前記第4端子部と前記第6端子部とが電気的に接続され、前記第6端子部から前記第4端子部に電流が流れることを特徴とする。
従って、本発明による発光装置では、第1発光部に制御電力を供給するための内部配線と第2発光部に制御電力を供給するための内部配線とが交差しないように配設されるので、制御系統が異なる複数の導体パターンが交差する場合に比べて、配線構造をより簡易にすることができる。
本発明によれば、簡易な配線構造で、出力する光の色分離を有効に防止することができる発光モジュール装置、照明装置および発光装置を実現することができる。
本発明の第1実施形態の発光モジュール装置の構成例を示す上面図である。 本発明の第1実施形態の発光モジュール装置の発光装置における発光素子の実装状態を示す上面図である。 図2に示すIII-III線に沿う断面図である。 本実施形態における発光装置のベースの表面を示す上面図である。 本実施形態における発光装置のベースの裏面を示す下面図である。 第2実施形態の発光モジュール装置の構成例を示す上面図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態の発光モジュール装置10を含む照明装置1の構成例を示す上面図である。図1に示すように、概略的な構成として、照明装置1は、発光モジュール装置10と制御電力供給部(制御部)30とを含む。発光モジュール装置10は、複数の発光装置1−1〜1−nと、当該複数の発光装置1−1〜1−nが上面上に直線状に配列されている回路基板20とを含む。
複数の発光装置1−1〜1−nについて説明する。複数の発光装置1−1〜1−nは、各発光装置1−1〜1−nは、後述する第1発光部12Aと第2発光部12Bとが当該各発光装置1−1〜1−nの配列方向に交互に位置するようにそれぞれ配置されている。なお、後述する第1発光部12Aと第2発光部12Bとを総称して発光部12ともいう。
回路基板20について説明する。図1に示すように、本実施形態の回路基板20は矩形状に形成され、一方の短辺部と他方の短辺部とには、後述する制御電力供給部30にそれぞれ電気的に接続される第1端子部41と第2端子部42とが設けられている。また、各発光装置1−1〜1−nには、第1端子部41または第2端子部42に電気的に接続される第3端子部43、第4端子部44、第5端子部45および第6端子部46がそれぞれ設けられている。具体的には、発光装置1−1の第3端子部43と第4端子部44とは第1端子部41に電気的に接続され、当該第1端子部41を介して1系統の配線で制御電力供給部30の一方の出力端に接続され、発光装置1−nの第5端子部45と第6端子部46とは第2端子部42に電気的に接続され、当該第2端子部42を介して他の1系統の配線で制御電力供給部30の他方の出力端に接続されている。つまり、本実施形態の発光モジュール装置10は、第1端子部41を介して接続される系統および第2端子部42を介して接続される系統の2系統の配線によって、制御電力供給部30の出力端に接続されている。なお、発光モジュール装置10は、発光装置1−1の第3端子部43に接続される系統および第4端子部44に接続される系統と、発光装置1−nの第5端子部45に接続される系統および第6端子部46に接続される系統との4系統の配線によって制御電力供給部30に接続されていてもよい。
そして、回路基板20には、第1端子部41と発光装置1−1の第3端子部43および第4端子部44とを電気的に接続する配線25が形成されている。また、回路基板20には、第2端子部42と発光装置1−nの第5端子部45および第6端子部46とを電気的に接続する配線26が形成されている。さらに、回路基板20には、発光装置1−1〜1−(n−1)の第5端子部45と発光装置1−2〜1−nの第3端子部43とを電気的に接続する配線27aがそれぞれ形成されている。さらに、回路基板20には、発光装置1−1〜1−(n−1)の第6端子部46と発光装置1−2〜1−nの第4端子部44とを電気的に接続する配線27bがそれぞれ形成されている。すなわち、隣り合う発光装置1−1〜1−(n−1)と発光装置1−2〜1−nとの間は、2本の配線27a,27bで交差することなくそれぞれ接続されている。
従って、発光装置1−1の第3端子部43および第4端子部44は、配線25を介して第1端子部41に電気的に接続されている。また、発光装置1−2〜1−nの第3端子部43および第4端子部44は、自身の発光装置と発光装置1−1との間に存在する発光装置および配線25,27a,27bを介して第1端子部41に電気的に接続されている。さらに、発光装置1−1〜1−(n−1)の第5端子部45および第6端子部46は、自身の発光装置と発光装置1−nとの間に存在する発光装置および配線26,27a,27bを介して第2端子部42に電気的に接続されている。
図2は、本発明の第1実施形態の発光モジュール装置10の発光装置1−1の実装状態を示す上面図である。また、図3は、図2に示すIII-III線に沿う断面図である。図2および図3には、発光装置1−1〜1−nの例として、発光装置1−1について示されているが、発光装置1−2〜1−nの構成は、図2および図3に示す発光装置1−1の構成と同様である。
図2および図3に示すように、発光装置1−1は、平板のベース2上に、側壁部11を有している。図3に示す発光装置1−1の上面図における一方向をX方向、当該上面図においてX方向と直交する方向をY方向、発光装置1−1の高さ方向をZ方向と定義すると、図3に示すように、側壁部11は、ベース2上の+Z方向に設けられている。そして、図2に示すように、+Z方向に設けられた側壁部11に囲まれることによって、第1発光部12Aと第2発光部12Bとが形成されている。第1発光部12Aと第2発光部12Bとは同一の形状であって、並んで配置されている。
発光装置1−1の上面側の方向(+Z方向)は、各発光部12による光の出射方向となり、各発光部12は、図2に示すように、短辺がそれぞれ外側に湾曲している矩形状の開口部を形成している。一方で、発光装置1−1のベース2の下面(ベース2において−Z方向を向く面)には、詳細は後述するが、各半導体発光素子への電力供給のため、図5に示す配線が敷設等されている。
ここで、側壁部11において、第1発光部12Aと第2発光部12Bとを分割する部分(換言すれば、第1発光部12Aと第2発光部12Bとに挟まれた部分)を間仕切り11aという。
図2に示すように、第1発光部12Aには、半導体発光素子であり近紫外光〜紫外光を出力光とする半導体発光素子(以下、単に発光素子という。)3Aが6個実装されている。また、第2発光部12Bには、発光素子3Bが6個実装されている。発光素子3A,3Bを包括的に参照する場合は発光素子3と称する。なお、発光部12に配置される発光素子3の数は相違させてもよい。また、発光部12の各々には、少なくとも1つの発光素子が配置されていればよい。
第1発光部12Aに収納されている発光素子3A(第1発光素子)は、電力が供給されることにより近紫外〜紫領域(波長が360〜430nmである領域)の光を発する。第1発光部12Aには、さらに、発光素子3Aが発した光によって励起されて蛍光を発する第1蛍光部4Aが設けられている。そして、第1発光部12Aは、発光素子3Aが発した光によって励起されて第1蛍光部4Aが発した蛍光である所定の第1の色の光を発する。
第2発光部12Bに収納されている発光素子3B(第2発光素子)は、電力が供給されることにより近紫外領域の光を発する。第2発光部12Bには、さらに、発光素子3Bが発した光によって励起されて蛍光を発する第2蛍光部4Bが設けられている。そして、第2発光部12Bは、発光素子3Bが発した光によって励起されて第2蛍光部4Bが発した蛍光である所定の第2の色の光を発する。第2発光部12Bは、例えば、第1発光部12Aよりも色温度が低い光を発する。従って、第2の色の色温度は、例えば、前述した第1の色の色温度よりも低い。なお、第2発光部12Bは、第1発光部12Aよりも色温度が高い光を発してもよい。つまり、第2の色の色温度は、前述した第1の色の色温度よりも高くてもよい。
<発光部の構成>
次に、発光部12について詳細に説明する。図2及び図3から分かるように、発光部12Aは、発光素子3A及び第1蛍光部4Aを備えている。また、発光部12Bは、発光素子3B及び第2蛍光部4Bを備えている。第1蛍光部4A、第2蛍光部4Bを包括的に参照する場合は蛍光部4と称する。
本実施例において、発光素子3は、例えば、410nmのピーク波長を有した紫色光を発する紫色LEDチップである。具体的な紫色LEDチップとして、例えば、GaNやPSSを基板とし、InGaN半導体が発光層に用いられるGaN系LEDチップがある。本実施例においてLEDチップが発する光のピーク波長は、400nm〜420nmの波長範囲内にあるのが好ましく、405nm〜415nmの波長範囲内にあることがより好ましい。なお、紫色LEDチップに代えて、紫外線を出射する他のLEDチップや、又は近紫外チップを用いてもよい。
蛍光部4は、発光素子3から出射する光を青色光に波長変換する青色蛍光体、紫色LEDチップから出射する紫色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体、紫色LEDチップから出射する紫色光を赤色光に波長変換する赤色蛍光体、これらの蛍光体を保持するとともに紫色LEDチップを覆う母材から構成されている。
従って、本実施例の発光部12は、発光素子3から出射する光を、各種の蛍光体によって青色光、緑色光、及び赤色光に波長変換し、これらの青色光、緑色光、及び赤色光の合成光を白色光として出射する。
具体的な紫色LEDチップとして、例えば、GaNやPSSを基板とし、InGaN半導体が発光層に用いられるGaN系LEDチップがある。本実施例においてLEDチップ3が発する光のピーク波長は、400nm〜420nmの波長範囲内にあるのが好ましく、405nm〜415nmの波長範囲内にあることがより好ましい。なお、紫色LEDチップに代えて、紫外線を出射する他のLEDチップや、又は近紫外チップを用いてもよい。
具体的な青色蛍光体としては、例えば、SBCA、SCA、BAMの中から選択される少なくとも1以上の蛍光体を用いることができる。具体的な緑色蛍光体としては、例えば、β−SiAlON、BSS、BSON、G−BAMの中から選択される少なくとも1以上の蛍光体を用いることができる。具体的な赤色蛍光体としては、例えば、CASON、SCASN、LOS、KSF、KSNAFの中から選択される少なくとも1以上の蛍光体を用いることができる。
また、具体的な母材としては、例えば、シリコーン系樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂等の種々の樹脂又はガラス等の透光性を備える材料を用いることができる。
<ベースの構成>
図4は、本実施形態における発光装置1−1のベース2の表面を示す上面図である。図5は、本実施形態における発光装置1−1のベース2の下面を示す下面図である。図4の上面図において、左側が第1発光部12A側の領域であり、右側が第2発光部12B側の領域である。図5の下面図においては、右側が第1発光部12A側の領域であり、左側が第2発光部12B側の領域である。
ベース2の表面には、配線20A’,20A”,20B’,20B”,21A’,21A”,21B’,21B”が、金等の導電性物質によるめっき処理等の種々の配線形成処理が施されることにより形成されている。なお、配線20A’〜 21B”は、それぞれハッチングで示されている。
図4に示す配線20B’と図5に示す配線21B’とは、例えば、ベース2の側面に施された金等の導電性物質によるめっき処理によって電気的に接続されている。そして、配線21B’は、回路基板20に形成されている配線25または配線27aに、例えば、半田接合によって電気的に接続される。従って、配線21B’は、配線25または配線27aを介して第1端子部41または第5端子部45に電気的に接続される第3端子部43となる。
図4に示す配線20B”,20A’,20A”は、配線21B”,21A’,21A”と、前述した配線20B’と配線21B’との接続と同様に、例えば、ベース2の側面に施された金等の導電性物質によるめっき処理によって電気的にそれぞれ接続されている。そして、配線21B”は回路基板20に形成されている配線27aまたは配線26に、配線21A’は回路基板20に形成されている配線27bまたは配線26に、配線21A”は回路基板20に形成されている配線27bまたは配線25に、前述した配線20B’と同様に、例えば、半田接合によって電気的に接続される。
従って、配線21B”は、配線27aまたは配線26を介して第3端子部43または第2端子部42に電気的に接続される第5端子部45となる。また、配線21A’は、配線27bまたは配線26を介して第4端子部44または第2端子部42に電気的に接続される第6端子部46となる。配線21A”は、配線27bまたは配線25を介して第6端子部46または第1端子部41に電気的に接続される第4端子部44となる。
よって、図4に示す例では、第3端子部43と第4端子部44とはベース2の左端に並んで設けられ、第5端子部45と第6端子部46とはベース2の右端に並んで設けられている。
そして、図4に示す例では、ベース2の上面図において、左端(第1端部)上部に示されている第3端子部43および左端(第1端部)下部に示されている第4端子部44と、右端(第2端部)上部に示されている第5端子部45および右端(第2端部)下部に示されている第6端子部46とは、第1発光部12Aと第2発光部12Bとの間の間仕切り11aが設けられる領域を挟んでベース2における相対する位置にそれぞれ配置されている。
図2および図4に示すように、配線20A”,20A’には、第1発光部12Aに収納されている発光素子3Aの一方の端子が接続される電極である発光素子接続電極120A”,120A’がそれぞれ設けられている。従って、配線20A”は、第4端子部44と発光素子接続電極120A”とを電気的に接続し、配線20A’は、第6端子部46と第1発光部12Aに収納されている発光素子3Aの他方の端子とを電気的に接続する。よって、配線20A”は、第4端子部44と発光素子3Aの一方の端子とを電気的に接続し、配線20A’は、第6端子部46と第1発光部12Aに収納されている発光素子3Aの他方の端子とを電気的に接続する。
そして、配線20A’は、図4に示すベース2の上面図において、第1発光部12Aと第2発光部12Bとの間の間仕切り11aが設けられている領域、および第2発光部12Bの下側の領域を通過するように配設されている。つまり、配線20A’は、発光素子接続電極120A’から第6端子部46に接続されている図4に示すベース2の上面図における右端部に向かって、第2発光部12Bの外側を通過して迂回するように配設されている。
図2および図4に示すように、配線20B’,20B”には、第2発光部12Bに収納されている発光素子3Bの一方の端子が接続される電極である発光素子接続電極120B’,120B”がそれぞれ設けられている。従って、配線20B’は、第3端子部43と発光素子接続電極120B’とを電気的に接続し、配線20B”は、第5端子部45と発光素子接続電極120B”とを電気的に接続する。よって、配線20B’は、第3端子部43と発光素子3Bの一方の端子とを電気的に接続し、配線20B”は、第5端子部45と第2発光部12Bに収納されている発光素子3Bの他方の端子とを電気的に接続する。
そして、配線20B’は、図4に示すベース2の上面図において、第1発光部12Aの上側の領域、および第1発光部12Aと第2発光部12Bとの間の間仕切り11aが設けられている領域を通過するように配設されている。つまり、配線20B’は、発光素子接続電極120B’から第3端子部43に接続されている図4に示すベース2の上面図における左端部に向かって、第1発光部12Aの外側を通過して迂回するように配設されている。
なお、図2および図4に示す例では、発光素子接続電極120A’,120A”,120B’,120B”は、それぞれ3個ずつ設けられている。
図4に示すように、3個の発光素子接続電極120A”、3個の発光素子接続電極120A’、3個の発光素子接続電極120B’、および3個の発光素子接続電極120B”は、ベース2の上面図においてそれぞれ縦方向に並設されている。
また、各発光素子接続電極120A’は、第1発光部12A側において、各発光素子接続電極120A”よりも第2発光部12Bに近い領域にそれぞれ設けられている。また、各発光素子接続電極120B’は、第2発光部12B側において、各発光素子接続電極120B”よりも第1発光部12Aに近い領域にそれぞれ設けられている。
そして、図2および図4に示す例では、各発光素子接続電極120A”と各発光素子接続電極120A’と、および各発光素子接続電極120B’と各発光素子接続電極120B”とは3個の発光素子3Aによってそれぞれ電気的に接続されている。前述したように、各発光素子接続電極120A”には発光素子3Aの一方の端子がそれぞれ接続され、各発光素子接続電極120A’には発光素子3Aの他方の端子がそれぞれ接続される。また、各発光素子接続電極120B’には発光素子3Bの一方の端子がそれぞれ接続され、各発光素子接続電極120B”には発光素子3Bの他方の端子がそれぞれ接続される。
ここで、発光素子3Aの一方の端子がカソード側の端子であり、他方の端子がアノード側の端子である場合に、つまり、各発光素子接続電極120A”に発光素子3Aのカソード側の端子が接続され、各発光素子接続電極120A’に発光素子3Aのアノード側の端子が接続されている場合に、各発光素子接続電極120A’側から各発光素子接続電極120A”側に電流が流れれば、つまり、第6端子部46から第4端子部44に電流が流れれば発光素子3Aは発光し、第1発光部12Aは、発光素子3Aが発した光によって励起されて第1蛍光部4Aが発した蛍光である第1の色の光を発する。
また、前述した発光素子3Aとは逆極性に、各発光素子接続電極120B’に発光素子3Bのアノード側の端子が接続され、各発光素子接続電極120B”に発光素子3Bのカソード側の端子が接続されている場合に、各発光素子接続電極120B’側から各発光素子接続電極120B”側に電流が流れれば、つまり、第3端子部43から第5端子部45に電流が流れれば発光素子3Bが発光し、第2発光部12Bは、発光素子3Bが発した光によって励起されて第2蛍光部4Bが発した蛍光である第2の色の光を発する。
そして、第3端子部43および第4端子部44は間接的に(配線25,27a,27b等を介して)第1端子部41に接続され、第5端子部45および第6端子部46は間接的に(配線26,27a,27b等を介して)第2端子部42に接続されている。従って、第1端子部41から第2端子部42に電流が流れれば、発光素子3Bが発光し、第2発光部12Bは、発光素子3Bが発した光によって励起されて第2蛍光部4Bが発した蛍光である第2の色の光を発する。同様に、第2端子部42から第1端子部41に電流が流れれば、発光素子3Aが発光し、第1発光部12Aは、発光素子3Aが発した光によって励起されて第1蛍光部4Aが発した蛍光である第1の色の光を発する。
<制御電力供給部>
次に、制御電力供給部30について説明する。制御電力供給部30は、回路基板20へ供給する制御電力を制御することによって、各発光装置1−1〜1−nに対する駆動電流を系統毎に独立して制御することで、各発光装置1−1〜1−nの調光および調色のうち少なくとも一方の制御を行う。
具体的には、制御電力供給部30は、商用電源のような交流電源から供給された交流電流を直流電流に変換し、その直流電流から自励発振周波数による所望の周波数の交流電流を生成し、発光モジュール装置10の各発光装置1−1〜1−nにおける発光素子3A,3Bのそれぞれに駆動電流として供給する。ここで、制御電力供給部30は、発光素子3Aの平均電流値と発光素子3Bの平均電流値との比を一定に保ちつつ、発光素子3A,3Bのそれぞれの平均電流値を変化させて、発光モジュール装置10から出力される合成光の色度(色相、色温度)を変えることなく輝度を調整することを可能にしている。また、制御電力供給部30は、発光素子3Aの平均電流値と発光素子3Bの平均電流値との合計値を一定に保ちつつ、発光素子3A,3Bのそれぞれの平均電流値を変化させて、輝度を変えることなく色度(色相、色温度)を調整することを可能にしている。
<本実施形態の効果>
本実施形態によれば、複数の発光装置1−1〜1−nは、各発光装置1−1〜1−nの第1発光部12Aと第2発光部12Bとが当該各発光装置1−1〜1−nの配列方向に交互に位置するようにそれぞれ配置されているので、間仕切り11aが各発光装置1−1〜1−nの配列方向に沿うように配置された場合に比べて、発光モジュール装置10が出力する光の色分離を良好に防ぐことができる。
本実施形態によれば、第1制御系統の配線(配線27a,20B’,20B”等)と第2制御系統(配線27b,20A’,20A”等)とが交差しないように配設されているので、特許文献1に記載されている発光モジュールのように制御系統が異なる複数の導体パターンが互いに交差する場合に比べて、配線構造をより簡易にすることができる。
さらに、本実施形態によれば、第6端子部46と発光素子接続電極120A’とを結ぶ回路が第2発光部12Bの外側を通過するように配設され、第3端子部43と発光素子接続電極120B’とを結ぶ回路が第1発光部12Aの外側を通過するように配設されているので、発光モジュール装置10の配線構造を簡易にすることができる。それにもかかわらず、当該発光モジュール装置10が発する光の色分離を良好に防ぎつつ、色度(色相、色温度)を変えることなく輝度を調整することができ、また、輝度を変えることなく色度(色相、色温度)を調整することが可能にすることができる。
また、本実施形態によれば、発光装置1−1は、第3端子部43および第4端子部44の双方が第1端子部41と電気的に接続され、発光装置1−nは、第5端子部45および第6端子部46の双方が第2端子部42と電気的に接続されているので、発光装置1−1の第1端子部41から発光装置1−nの第2端子部42に向かって電流が流れるときと、発光装置1−nの第2端子部42から発光装置1−1の第1端子部41に向かって電流が流れるときとで、電流が流れる方向を変化させて光を発する発光部12を変化させ、発光モジュール装置10から発せられる光の特性を変化させることが可能になる。
本実施形態によれば、第1発光部12Aが発する光の色と第2発光部12Bが発する光の色とが異なるように構成されているので、第1発光部12Aが発する光と第2発光部12Bが発する光との合成光である発光モジュール装置10から発せられる光の色を、第1発光部12Aが発する光の色と第2発光部12Bが発する光の色との間で調整することができる。
本実施形態の発光モジュール装置10は、例えば、発光装置1−1〜1−nが直線状または曲線状に配列されたラインモジュール照明機器に好適に採用される。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態の発光モジュール装置100を含む照明装置50の構成例を示す上面図である。第1実施形態の発光モジュール装置10は、図1に示すように、発光装置1−1〜1−nが直線状に配列されているが、本実施形態の発光モジュール装置100では、図6に示すように、各発光装置1−1〜1−5の第1発光部12Aと第2発光部12Bとが配列方向に対して交互に位置するように、円周状に配列されている。各発光装置1−1〜1−nの構成および各配線25,26,27a,27bは、第1実施形態における構成と同様なため、説明を省略する。
図6に示すように、第2実施形態の発光モジュール装置100における回路基板200は、前述した第1実施形態における発光装置1−1〜1−nと同様な構成の発光装置1−1〜1−nを搭載(実装)するための基板であり、本実施形態では5個の発光装置(発光装置1−1〜1−5)を搭載する。本実施形態において回路基板200は略円状を呈している。但し、回路基板200の形状はこれに限られず、他の形状を採用してもよい。具体的には、例えば、回路基板200の中心に円形の孔が形成されることで、環状(ドーナツ状)となっていてもよい。
そして、回路基板200には、電気の逆流防止用に設けられるツェナーダイオード等の電力制御用電子部品(図示省略)が設置されていてもよい。なお、このような電力制御用電子部品は、必ずしも回路基板200上に設置する必要はなく、回路基板200の外部に設置してもよい。また、電力制御用電子部品を発光装置1−1〜1−5の内部に配置するようにしてもよい。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、各発光装置1−1〜1−5の第1発光部12Aと第2発光部12Bとが、配列方向に対して交互に位置するように配置されている。このような配置パターンによれば、各発光装置1−1〜1−5の第1発光部12Aと第2発光部12Bとからの射出光が混合されやすくなり、色分離を良好に抑制することができる。
そして、前述した制御電力供給部30に接続されているので、第1実施形態における発光モジュール装置10と同様に、発光モジュール装置100の配線構造が簡易であるにもかかわらず、当該発光モジュール装置100が発する光の色分離を良好に防ぎつつ、色度(色相、色温度)を変えることなく輝度を調整することができ、また、輝度を変えることなく色度(色相、色温度)を調整することが可能である。
本実施形態の発光モジュール装置100は、例えば、光の放射面の外形形状が円形状であるダウンライト照明機器に好適に採用される。
なお、本実施形態では、発光モジュール装置100の光の放射面の外形形状が円形状であるとして説明したが、楕円形状であってもよいし、三角形や四角形等の多角形形状であってもよいし、外郭に曲線が用いられた他の形状であってもよい。
以上に述べた各実施形態の発光装置1−1〜1−nは、電力が供給されることにより近紫外領域の光を発する発光素子3A,3Bが採用されているが、電力が供給されることにより青色光を発する青色発光ダイオード素子等の発光ダイオード素子が採用されてもよく、これらの発光ダイオード素子が組み合わされて採用されてもよい。
また、以上に述べた各実施形態では、発光装置1−1〜1−nは白色光を出力するとして説明したが、他の色を発するように構成されていてもよい。そして、第1蛍光部4Aおよび第2蛍光部4Bのそれぞれには、発光装置1−1〜1−nが発する目的の光の色や、発光素子3A,3Bが近紫外領域の光を発するのか、青色光を発するのか、または白色光を発するのか等に応じて、青色蛍光体、緑色蛍光体、黄色蛍光体、および赤色蛍光体のうちいずれか1種以上の蛍光体がそれぞれ選択されて母材とともに含まれていてもよい。なお、各色の蛍光体には、上述した例に限られず他の種類の蛍光体が用いられてもよい。そして、複数種類の蛍光体が充填剤とともに混合されて用いられてもよい。また、母材には光の放射方向を拡散する拡散剤が含まれていてもよい。
なお、第1蛍光部4Aおよび第2蛍光部4Bは、母材とともに含まれる蛍光体が発光素子3A,3Bにそれぞれ直接接触するように構成されていてもよいし、蛍光体が発光素子3A,3Bから離間した位置に配置されるリモートフォスファー型に構成されていてもよい。具体的には、リモートフォスファー型では、例えば、発光素子3A,3Bから離間した位置に硝子等の透光性が高い板が配置され、当該板に蛍光体が塗布されている。なお、当該板が複数の領域に分けられ、青色蛍光体、緑色蛍光体、黄色蛍光体、および赤色蛍光体によって各領域が塗り分けられていてもよい。
また、以上に述べた各実施形態では、発光素子3A,3Bは、それぞれ電気的に並列接続されているが、直列接続されていてもよいし、並列接続と直列接続とが組み合わされて接続されていてもよい。
発光素子3A,3Bの各発光装置1−1〜1−nへの実装方法は、発光素子3A,3Bの種類や構造などに応じて適切な方法を選択可能である。
また、第1発光部12Aおよび第2発光部12Bから発せられる光は、合成光である白色光に限られず、青色光、緑色光、赤色光、またはこれらを合成して得られる有色の合成光であってもよい。
発光素子3のLEDチップに青色光を発する青色LEDチップを用いる場合には、例えば、第1蛍光部4Aは、当該青色光を励起光として吸収して黄色光を発する黄色蛍光体を分散して保持し、第2蛍光部4Bは、当該青色光を励起光として吸収して黄色光を発する黄色蛍光体および赤色光を発する赤色蛍光体を分散して保持してもよい。
また、発光素子3のLEDチップは、以上に述べた種類や発光波長特性に限定されるものではなく、様々なLEDチップなどの半導体発光素子を用いることができる。発光素子3AのLEDチップに青色LEDチップを用い、発光素子3BのLEDチップに赤色LEDチップや紫色LEDチップを用いる等して、発光素子3Aに収容されるLEDチップが発する光のピーク波長と発光素子3Bに収容されるLEDチップが発する光のピーク波長とが相違していてもよい。
1、50 照明装置
2 ベース
3A、3B 発光素子
10、100 発光モジュール装置
11 側壁部
12A 第1発光部
12B 第2発光部
20 回路基板
30 制御電力供給部
41 第1端子部
42 第2端子部
43 第3端子部
44 第4端子部
45 第5端子部
46 第6端子部
1−1〜1−n 発光装置

Claims (10)

  1. 第1発光素子と、第2発光素子と、前記第1発光素子を収納し、前記第1発光素子の発光に基づき所定の色の光を出射する第1発光部と、前記第2発光素子を収納し、前記第2発光素子の発光に基づき所定の色の光を出射する第2発光部とを有する複数の発光装置と、
    前記複数の発光装置が配列され、各発光装置に制御電力を供給する第1端子部及び第2端子部を有する回路基板と、
    を備え、
    前記各発光装置は、前記回路基板上に、前記第1発光部、及び前記第2発光部が当該各発光装置の配列方向に対して交互に位置するように配置されており、
    前記第1発光部側における前記各発光装置の第1端部には、第3端子部と第4端子部とが並んで設けられ、
    前記第2発光部側における前記各発光装置の前記第1端部と相対する第2端部には、前記第3端子部と相対する位置に配置される第5端子部と前記第4端子部と相対する位置に配置される第6端子部とが並んで設けられ、
    前記各発光装置は、前記第3端子部と前記第5端子部とが電気的に接続され、前記第3端子部から前記第5端子部に電流が流れるとともに、前記第4端子部と前記第6端子部とが電気的に接続され、前記第6端子部から前記第4端子部に電流が流れる
    ことを特徴とする発光モジュール装置。
  2. 前記複数の発光装置は、前記回路基板上において直線状に配列されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光モジュール装置。
  3. 前記複数の発光装置は、前記回路基板上において円周状に配列されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光モジュール装置。
  4. 前記第6端子部と前記第1発光素子とを結ぶ回路は、前記第2発光部の外側を通過するように配設され、
    前記第1発光部は、前記第6端子部から前記第4端子部に電流が流れたときの前記第1発光素子の発光に基づき発光し、
    前記第3端子部と前記第2発光素子とを結ぶ回路は、前記第1発光部の外側を通過するように配設され、
    前記第2発光部は、前記第3端子部から前記第5端子部に電流が流れたときの前記第2発光素子の発光に基づき発光する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の発光モジュール装置。
  5. 前記複数の発光装置のうち前記第1端子部に接続される1の発光装置は、前記第3端子部及び前記第4端子部の双方が前記第1端子部と電気的に接続され、
    前記複数の発光装置のうち前記第2端子部に接続される1の発光装置は、前記第5端子部及び前記第6端子部の双方が前記第2端子部と電気的に接続される
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の発光モジュール装置。
  6. 前記第2発光部は、前記第2発光素子の発光に基づき前記第1発光部とは異なる色の光を出射する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の発光モジュール装置。
  7. 請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の発光モジュール装置と、
    前記第1発光部が出射する光および前記第2発光部が出射する光の輝度と色度とのうち少なくとも一方を制御する制御部とを備える
    ことを特徴とする照明装置。
  8. 第1発光素子と、
    第2発光素子と、
    前記第1発光素子を収納し、前記第1発光素子の発光に基づき所定の色の光を出射する第1発光部と、
    前記第2発光素子を収納し、前記第2発光素子の発光に基づき所定の色の光を出射する第2発光部と
    を備え、
    前記第1発光部側における発光装置の第1端部には、回路基板から制御電力が供給される第3端子部と第4端子部とが並んで設けられ、
    前記第2発光部側における前記第1端部と相対する発光装置の第2端部には、回路基板から制御電力が供給され、前記第3端子部と相対する位置に配置される第5端子部と前記第4端子部と相対する位置に配置される第6端子部とが並んで設けられ、
    前記第3端子部と前記第5端子部とが電気的に接続され、前記第3端子部から前記第5端子部に電流が流れるとともに、前記第4端子部と前記第6端子部とが電気的に接続され、前記第6端子部から前記第4端子部に電流が流れる
    ことを特徴とする発光装置。
  9. 前記第6端子部と前記第1発光素子とを結ぶ回路は、前記第2発光部の外側を通過するように配設され、
    前記第1発光部は、前記第6端子部から前記第4端子部に電流が流れたときの前記第1発光素子の発光に基づき発光し、
    前記第3端子部と前記第2発光素子とを結ぶ回路は、前記第1発光部の外側を通過するように配設され、
    前記第2発光部は、前記第3端子部から前記第5端子部に電流が流れたときの前記第2発光素子の発光に基づき発光する
    ことを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
  10. 前記第2発光部は、前記第2発光素子の発光に基づき前記第1発光部とは異なる色の光を出射する
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の発光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7552331B2 (ja) 2020-12-17 2024-09-18 ブラザー工業株式会社 光照射ユニット及び液体吐出装置

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