JP2014043995A - ミストサウナ機能付き浴室暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミストサウナの準備完了を正確に判断して報知精度を向上させたミストサウナ機能付き浴室暖房装置を提供する。
【解決手段】浴室5内の温度を検出する浴室温度検出手段と、浴室内の湿度を検出する湿度検出手段と、ミストサウナ運転の開始時に計時を開始するタイマ20(16)と、少なくともタイマがタイムアップしたとき、ミストサウナの準備完了を報知する報知制御手段18(16)とを備える。報知制御手段18は、タイムアップ遅延手段22(16)を備える。タイムアップ遅延手段22は、タイマ20が計時を開始してタイムアップするまでの間に、浴室の温度と浴室の湿度との少なくとも何れか一方の検出値が上昇から下降に転じたとき、その検出値が下降に転じてから下降に転じる直前の値に復帰するまでの時間に対応してタイマ20のタイムアップを遅延させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室内を温風により暖房しつつ浴室内に湯を噴霧して、サウナ効果を生じさせるミストサウナ機能を有する浴室暖房装置に関する。
従来より、熱源機と、熱源機から循環供給される温水を用いて浴室を暖房する浴室暖房装置と、熱源機を遠隔操作するリモコンとを備えた温水暖房システムにおいて、台所等に設けられたリモコンと浴室に設けられた浴室暖房装置とを、熱源機を介して双方向に通信可能に構成し、リモコンによる浴室の暖房の開始指示を可能にすると共に、暖房により浴室の温度が設定温度に達したときに、リモコンによる報知(浴室の温度が適温になったことの報知)を行うようにした構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、浴室暖房装置にミストノズルから湯を噴霧するミスト噴霧ユニットを組み込み、浴室を暖房しながらミストノズルから湯を噴霧することでサウナ効果を生じさせるミストサウナ機能を備えた構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−195578号公報 特開2011−52923号公報
特許文献2に記載された浴室暖房装置においては、浴室リモコンのミストスイッチがオン操作されたときに、暖房ユニットによる浴室内の暖房とミスト噴霧ユニットによる浴室内への湯の噴霧によるミストサウナ運転が開始される。そして、この場合に、特許文献1に記載された温水暖房システムのように、浴室内の温度が設定温度に達した時に報知を行って、浴室内がミストサウナの入り頃であるミストサウナ状態になったことを使用者に知らせることが考えられる。
しかし、浴室内の温度は、温度センサ等の設置位置によって検出温度の差が大きくなるおそれがある。また、浴室の広さや外気温等の影響で、例えば、ミストサウナ運転の開始時点での浴室の温度が比較的高い場合には、浴室内が充分な湿度に達していないにもかかわらず、浴室内が短時間のうちにミストサウナの設定温度(例えば33℃等)に達してしまう。このため、浴室内がミストサウナ状態となったことを浴室内の温度が設定温度に達したことのみで判断すると、浴室内の加湿が不十分な状態であっても前記の報知が行われるおそれがある。
そして、このような不正確な報知により、浴室内がミストサウナの入り頃になったと思って入浴した使用者に、不快感を与えてしまうという不都合がある。
そこで、浴室内がミストサウナ状態となるのに要するミストサウナ準備時間に相当するタイムアップ時間を設定したタイマを設け、このタイマがタイムアップしたときにミストサウナの準備完了を報知することが考えられる。この場合には、浴室内の温度と湿度とが共に所定の値に達する所要時間をミストサウナ準備時間とし、ミストサウナ準備時間をタイムアップ時間として設定する。こうすることで、浴室内の温度が設定温度に達したことのみで判断した場合に比べて、報知精度を向上させることができる。
しかし、ミストサウナ運転が開始された後、タイマがタイムアップしないうちに浴室のドアが一時的に開閉されると、浴室内の温度や湿度が一時的に低下する。このため、タイマがタイムアップしても一時的に低下した浴室内の温度や湿度はミストサウナ状態となるまで充分に上昇せず、この状態でミストサウナの準備完了が報知されるおそれがある。
本発明はかかる不都合を解消して、ミストサウナの準備完了を正確に判断して報知精度を向上させたミストサウナ機能付き浴室暖房装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、浴室内を温風により暖房しつつ浴室内に湯を噴霧するミストサウナ運転を行うミストサウナ機能付き浴室暖房装置において、浴室内の温度を検出する浴室温度検出手段と、浴室内の湿度を検出する湿度検出手段と、浴室内がミストサウナ状態となるのに要するミストサウナ準備時間に相当するタイムアップ時間が予め設定され、ミストサウナ運転の開始時に計時を開始するタイマと、少なくとも前記タイマがタイムアップしたとき、ミストサウナの準備完了を報知する報知制御手段とを備え、前記報知制御手段は、前記タイマが計時を開始してタイムアップするまでの間に、前記浴室温度検出手段による検出温度と前記湿度検出手段による検出湿度との少なくとも何れか一方の検出値が、上昇から下降に転じ、その後下降に転じる直前の値に復帰するように変動したとき、前記検出値が下降に転じてから下降に転じる直前の値に復帰するまでの時間に対応して前記タイマのタイムアップを遅延させるタイムアップ遅延手段を備えることを特徴とする。
上記構成において、ミストサウナ運転が開始されると、タイマが作動を開始する。ミストサウナ運転の開始とは、例えば、使用者がミストサウナ運転の開始を指示する操作を行ったとき、又は、浴室内にミストが噴霧され始めたとき等を挙げることができる。
そして、タイマがタイムアップすると報知制御手段がミストサウナの準備完了を報知する。タイマには、浴室内がミストサウナ状態となるのに要するミストサウナ準備時間に相当するタイムアップ時間が予め設定されているので、報知制御手段による報知が行われれば、浴室内がミストサウナの入り頃であるミストサウナ状態になっている。
一方、タイマが計時を開始してタイムアップするまでの間に、浴室温度検出手段による検出温度と湿度検出手段による検出湿度との少なくとも何れか一方の検出値が、上昇から下降に転じ、その後下降に転じる直前の値に復帰するように変動することがある。このような前記検出値の変動は、例えば、使用者によって浴室のドアが一時的に開閉されたことによって生じる。
そこで、本発明においては、タイムアップ遅延手段が、前記検出値が下降に転じてから下降に転じる直前の値に復帰するまでの時間に対応して前記タイマのタイムアップを遅延させる。こうすることにより、タイマが計時している最中に浴室のドアが一時的に開閉されても、浴室内がミストサウナ状態となるまでタイマがタイムアップすることがなく、報知精度を向上させることができる。
また、本発明において、前記報知制御手段は、前記タイマがタイムアップし、且つ、前記浴室温度検出手段による検出温度と前記湿度検出手段による検出湿度との少なくとも何れか一方の検出値が、ミストサウナの準備完了を示す所定の値以上となったときに、前記報知を行なうことが好ましい。
浴室温度検出手段や湿度検出手段による検出値は、浴室温度検出手段や湿度検出手段の設置位置によって誤差が生じるおそれがあり、浴室温度検出手段や湿度検出手段が設置された位置での検出値がミストサウナの準備完了を示す所定の値以上となっても、浴室全体がミストサウナの準備完了を示す所定の値以上となっているとは限らない。しかし、本発明においては、前記タイマがタイムアップしたときに、更に前記検出値が所定の値以上となったときに報知を行なうので、ミストサウナの準備完了を前記検出値から確実に確認することができ、報知精度を一層向上させることができる。
また、本発明における前記タイムアップ遅延手段の一態様として、前記タイムアップ遅延手段は、前記タイマが計時を開始してタイムアップするまでの間における前記検出値が上昇から下降に転じたとき、前記タイマに、タイムアップするまでの残り時間を維持して計時の停止を指示する計時停止指示手段と、該計時停止指示手段により前記タイマの計時が停止した後に前記検出値が下降に転じる直前の値に復帰したとき、前記タイマに、前記残り時間の計時の再開を指示する計時再開指示手段とを備えることを特徴とする。
この態様によると、タイマが作動を開始した後、タイマがタイムアップしないうちに前記検出値が上昇から下降に転じると、前記計時停止指示手段がタイマにタイムアップするまでの残り時間を維持して計時の停止を指示する。その後、前記検出値が下降に転じる直前の値に復帰すると、前記計時再開指示手段がタイマに前記残り時間の計時の再開を指示する。こうすることで、タイマが計時を開始してタイムアップするまでの間に前記検出値が下降に転じてから下降に転じる直前の値に復帰するまでの間はタイマが停止し、タイマが停止していた時間だけタイムアップを遅延させることができる。
これにより、タイマが計時している最中に浴室のドアが一時的に開閉されても、浴室内がミストサウナ状態となるまでタイマがタイムアップすることがなく、報知精度を向上させることができる。
また、本発明における前記タイムアップ遅延手段の他の態様として、前記タイムアップ遅延手段は、前記タイマが計時を開始してタイムアップするまでの間における前記検出値が下降に転じてから下降に転じる直前の値に復帰するまでの時間を採取する変動時間採取手段と、該変動時間採取手段により採取した時間を、予め設定されているタイムアップ時間に加算することにより前記タイマのタイムアップ時間を補正するタイムアップ時間補正手段とを備えることを特徴とする。
この態様によると、タイマが作動を開始した後、タイマがタイムアップしないうちに前記検出値が上昇から下降に転じると、前記変動時間採取手段が、前記検出値が下降に転じる直前の値に復帰するまでの時間(変動時間)を採取する。次いで、タイムアップ時間補正手段が、変動時間採取手段により採取した時間を、予め設定されているタイムアップ時間に加算してタイムアップ時間を補正する。こうすることで、タイマが計時を開始してタイムアップするまでの間に前記検出値が下降に転じてから下降に転じる直前の値に復帰するまでの時間だけタイマのタイムアップを遅延させることができる。
これにより、タイマが計時している最中に浴室のドアが一時的に開閉されても、浴室内がミストサウナ状態となるまでタイマがタイムアップすることがなく、報知精度を向上させることができる。
浴室暖房装置の要部の概略構成を示す説明図。 暖房コントローラの構成を模式的に示すブロック図。 本実施形態によるミストサウナ運転のフローチャート。 他の実施形態によるミストサウナ運転のフローチャート。
本実施形態のミストサウナ機能付き浴室暖房装置は、図1に示す暖房ユニット1と、図外のミスト噴霧ユニットとを備えている。暖房ユニット1は、図1に示すように、その下面に吸込み口2及び吹出し口3が形成された筐体4を備え、浴室5の天井部6に配置されている。
暖房ユニット1の筐体4の内部には、吸込み口2から吹出し口3に至る通風路を画成する通風ケース7と、通風ケース7内に配置されて、浴室5内の空気を通風ケース7内の通風路を介して循環させる循環ファン8と、周囲の空気を加熱する暖房用放熱器9とが収容されている。
更に、暖房ユニット1の筐体4の吸込み口2の付近には、浴室5の室温を検出する浴室温度センサ10(浴室温度検出手段)と、浴室5の湿度を検出する浴室湿度センサ11(湿度検出手段)とが配設されている。
本実施形態では、浴室温度センサ10としてサーミスタを用い、浴室湿度センサ11として絶対湿度センサを用いている。浴室湿度センサ11として絶対湿度センサを用いているので、浴室の絶対湿度を直接検出することができる。
なお、浴室湿度センサ11として相対湿度センサを用いてもよい。相対湿度センサを用いた場合には、温度毎の飽和水蒸気量のデータを予めメモリに保持し、検出した相対湿度を浴室温度センサ10の検出温度に基づいて絶対湿度に変換する処理を行えばよい。
循環ファン8は、吸込み口2から通風ケース7内に浴室5の空気を強制的に取込み、吹出し口3から浴室5に吹出す。このとき、暖房用放熱器9は、通風ケース7内に取り込んだ浴室5の空気を加熱して温風を生成する。これにより、吹出し口3からは温風が吹き出して浴室5が暖房される。
暖房用放熱器9は、図外の熱媒循環路の一部を構成している熱媒往き管12と熱媒戻り管13とに接続されている。熱媒循環路は、図示しないが、熱源機の暖房用バーナで加熱される暖房用熱交換器に接続されており、この熱媒循環路には水或いは不凍液等からなる熱媒体が循環する。
ミスト噴霧ユニットは、ミストノズル14と、ミストノズル14に接続されたミスト水路15とを備えている。ミストノズル14は、暖房ユニット1の筐体4に設けられ、温風と共に浴室5に湯を噴霧する。ミスト水路15は、図示しないが、前記熱媒循環路の熱媒体と熱交換を行う液液熱交換器に接続されており、ミスト水路15の内部を流通する水道水等のミスト用水が熱媒循環路の熱媒体により液液熱交換器を介して加熱される。
また、筐体4内部には、暖房ユニット1及びミスト噴霧ユニットを制御する暖房コントローラ16が設けられている。
暖房コントローラ16は、CPUやメモリ等により構成された電子ユニットであり、メモリに保持された制御用プログラムをCPUで実行することによって、図2に示すように、暖房運転及びミストサウナ運転等を実行する暖房運転制御部17、浴室5がミストサウナ状態となったときにミストサウナの準備完了を報知するための制御を行う報知制御部18(本発明における報知制御手段)、及び、ミストサウナ運転の実行時間を計時する運転タイマ19としての機能を備えている。
報知制御部18は、浴室5がミストサウナ状態となるまでの準備時間を計時するミストサウナ準備タイマ20(本発明におけるタイマ)、ミストサウナ準備タイマ20のタイムアップ時間を設定するタイムアップ時間設定部21、ミストサウナ準備タイマ20のタイムアップを遅延させる処理を行うタイムアップ遅延処理部22(タイムアップ遅延手段)を機能として備えている。そして、本実施形態におけるタイムアップ遅延処理部22は、図示しないが、ミストサウナ準備タイマ20に計時停止を指示する計時停止指示手段及びミストサウナ準備タイマ20に計時再開を指示する計時再開指示手段として機能する。
暖房コントローラ16は上述した熱源機に設けられる熱源コントローラ23に通信可能に接続されている。熱源コントローラ23には、浴室リモコン24及び台所リモコン25が通信可能に接続されている。
浴室リモコン24のミストスイッチ(図示しない)の操作によってミストサウナ運転の開始が指示されると、その信号が熱源コントローラ23を介して暖房コントローラ16に送信され、ミストサウナ運転が開始される。
そして、暖房コントローラ16は、浴室5内がミストサウナ状態(例えば、室温33℃以上、且つ絶対湿度30g/m3)となったタイミングで、浴室リモコン24及び台所リモコン25による報知を行なう処理を実行する。以下、図3に示したフローチャートに従って、この処理について説明する。なお、図示しないが、浴室リモコン24及び台所リモコン25には、夫々、音声による報知器やLEDによる報知ランプが設けられている。
暖房コントローラ16は、浴室リモコン24のミストスイッチがONされると、図3のSTEP1でミストサウナ運転の開始指示を認識し、STEP2に進む。
STEP2において、タイムアップ時間設定部21は、予め記憶されたデータテーブルに基づいて、浴室温度センサ10の検出温度に応じたタイムアップ時間を設定する。なお、データテーブルにおける浴室の温度とタイムアップ時間との関係では、浴室の温度が低いほど長いタイムアップ時間が対応している。
続くSTEP3で、運転タイマ19をスタートさせる。運転タイマ19は、ミストサウナ運転の実行時間がタイムアップ時間とされている。ミストサウナ運転の実行時間は、浴室リモコン24の操作によって設定が可能であり、初期設定は1時間になっている。
次いで、STEP4で、暖房運転制御部17は、ミストサウナ運転を開始し、浴室5の温風暖房とミストノズル14からの噴霧が開始される。これにより浴室5の温度及び湿度が次第に上昇する。
次いで、STEP5で、報知制御部18は、ミストサウナ準備タイマ20をスタートさせ、続くSTEP6でミストサウナ準備タイマ20のタイムアップを待つ。
そして、STEP6でミストサウナ準備タイマ20がタイムアップすると、STEP7に進む。STEP7で浴室湿度センサ11の検出湿度がミストサウナの準備完了を示す所定の値(本実施形態では、絶対湿度30g/m3)以上となると、報知制御部18は、STEP8に進んで、浴室リモコン24及び台所リモコン25に対して、ミストサウナ準備完了の報知を指示する。
これにより、浴室リモコン24及び台所リモコン25においては、ミストサウナの準備完了を知らせる報知(LEDの点灯や「ミストサウナの準備が完了しました」との音声出力等)が行われる。
その後、STEP9において運転タイマがタイムアップすると、STEP10に進んで、暖房運転制御部17が浴室5の温風暖房とミストノズル14からの噴霧を停止させ、処理を終了する。
一方、STEP6でミストサウナ準備タイマ20のタイムアップを待っている間に、STEP11で浴室温度センサ10の検出温度が上昇から低下に転じると、STEP12に進む。STEP11で浴室温度センサ10の検出温度が上昇から低下に転じるのは、浴室5のドアが開閉されたこと等が考えられる。
そして、STEP12に進むと、ミストサウナ準備タイマ20は、タイムアップ遅延処理部22の機能である計時停止指示手段からの指示により計時を停止させる。このとき、計時停止指示手段はミストサウナ準備タイマ20がタイムアップするまでの残りの時間を維持してミストサウナ準備タイマ20を停止させる。
その後、STEP13で浴室温度センサ10により浴室5の温度低下直前の温度への復帰が検出されると、STEP14に進む。そして、STEP14に進むと、ミストサウナ準備タイマ20は、タイムアップ遅延処理部22の機能である計時再開指示手段の指示により計時を再開し、STEP6に戻る。このとき、ミストサウナ準備タイマ20は、STEP12において計時を停止した時点でのタイムアップまでの残り時間を計時する。
こうすることにより、ミストサウナ準備タイマ20が計時している最中に浴室5のドアが開閉されて浴室5の温度が一時的に低下しても、その温度低下が生じている間はミストサウナ準備タイマ20の計時が停止される。従って、ミストサウナ準備タイマ20のタイムアップが結果的に遅延した状態となり、浴室5がミストサウナ状態になる前にミストサウナ準備タイマ20がタイムアップすることがない。
なお、本実施形態においては、STEP7で、浴室湿度センサ11の検出湿度を用いているが、これに替えて、浴室温度センサ10の検出温度を用いてもよく、或いは、浴室温度センサ10の検出温度と浴室湿度センサ11の検出湿度との両方を用いてもよい。
また、本実施形態においては、STEP11とSTEP13とで、浴室温度センサ10の検出温度を用いているが、これに替えて、浴室湿度センサ11の検出湿度を用いてもよく、或いは、浴室温度センサ10の検出温度と浴室湿度センサ11の検出湿度との両方を用いてもよい。
次に、他の実施形態について説明する。他の実施形態においては、図2に示す報知制御部18において、タイムアップ遅延処理部22(タイムアップ遅延手段)の構成が異なるのみで、それ以外の構成は前述の実施形態と同一である。
他の実施形態におけるタイムアップ遅延処理部22は、図示しないが、浴室温度センサ10の検出温度が上昇から低下に転じたときにその時点のミストサウナ準備タイマ20の計時時間(タイマ時間T1)を記憶すると共に浴室温度センサ10の検出温度が低下直前の温度に復帰したときにその時点のミストサウナ準備タイマ20の計時時間(タイマ時間T2)を記憶し、更にタイマ時間T1とタイマ時間T2との時間差を算出することにより変動時間を採取する変動時間採取手段、及び、タイムアップ時間設定部21において先に設定したミストサウナ準備タイマ20のタイムアップ時間に上記変動時間を加算してタイムアップ時間を補正するタイムアップ時間補正手段として機能する。
このように構成した他の実施形態における報知制御部18の処理を、図4に示したフローチャートに従って説明する。
図4において、STEP1〜STEP10は、図3のフローチャートと同一であることにより、その説明を省略する。
図4を参照して、STEP6でミストサウナ準備タイマ20のタイムアップを待っている間に、STEP15で浴室温度センサ10の検出温度が上昇から低下に転じると、STEP16に進み、タイムアップ遅延処理部22の機能である変動時間採取手段により、その時点のタイマ時間T1を記憶する。
その後、STEP17で浴室温度センサ10により浴室5の温度低下直前の温度への復帰が検出されると、STEP18に進み、タイムアップ遅延処理部22の機能である変動時間採取手段により、その時点のタイマ時間T2を記憶する。
次いで、STEP19に進んで、変動時間採取手段がタイマ時間T1とタイマ時間T2との時間差を変動時間として算出し、STEP20に進む。STEP20に進むと、タイムアップ遅延処理部22の機能であるタイムアップ時間補正手段によりSTEP2において設定したミストサウナ準備タイマ20のタイムアップ時間を補正し、STEP6へ戻る。
STEP20でのタイムアップ時間補正手段による処理は、具体的には、STEP19で算出された変動時間を、STEP2において設定したタイムアップ時間に加算することによりタイムアップ時間を補正する。こうすることにより、ミストサウナ準備タイマ20が計時している最中に浴室5のドアが開閉されて浴室5の温度が一時的に低下しても、その温度低下が生じている時間(変動時間)だけタイムアップ時間が長くなり、ミストサウナ準備タイマ20のタイムアップが結果的に遅延した状態となる。これにより、浴室5がミストサウナ状態になる前にミストサウナ準備タイマ20がタイムアップすることがない。
なお、STEP16及びSTEP18では、ミストサウナ準備タイマ20を用いて変動時間を算出しているが、これに替えて、浴室温度センサ10の検出温度が上昇から低下に転じたときから低下直前の温度に復帰するまでの時間を計時する計時手段を報知制御部18に設けてもよい。これによれば、タイマ時間T1とタイマ時間T2との時間差を算出するような演算を行うことなく変動時間を採取することができる。
また、他の実施形態においても、STEP15とSTEP17とで、浴室温度センサ10の検出温度を用いているが、これに替えて、浴室湿度センサ11の検出湿度を用いてもよく、或いは、浴室温度センサ10の検出温度と浴室湿度センサ11の検出湿度との両方を用いてもよい。
5…浴室、10…浴室温度センサ(浴室温度検出手段)、11…浴室湿度センサ(湿度検出手段)、20…ミストサウナ準備タイマ(タイマ)、18…報知制御部(報知制御手段)、22…タイムアップ遅延処理部(タイムアップ遅延手段)。

Claims (4)

  1. 浴室内を温風により暖房しつつ浴室内に湯を噴霧するミストサウナ運転を行うミストサウナ機能付き浴室暖房装置において、
    浴室内の温度を検出する浴室温度検出手段と、浴室内の湿度を検出する湿度検出手段と、浴室内がミストサウナ状態となるのに要するミストサウナ準備時間に相当するタイムアップ時間が予め設定され、ミストサウナ運転の開始時に計時を開始するタイマと、少なくとも前記タイマがタイムアップしたとき、ミストサウナの準備完了を報知する報知制御手段とを備え、
    前記報知制御手段は、前記タイマが計時を開始してタイムアップするまでの間に、前記浴室温度検出手段による検出温度と前記湿度検出手段による検出湿度との少なくとも何れか一方の検出値が、上昇から下降に転じ、その後下降に転じる直前の値に復帰するように変動したとき、前記検出値が下降に転じてから下降に転じる直前の値に復帰するまでの時間に対応して前記タイマのタイムアップを遅延させるタイムアップ遅延手段を備えることを特徴とするミストサウナ機能付き浴室暖房装置。
  2. 請求項1記載のミストサウナ機能付き浴室暖房装置において、
    前記報知制御手段は、前記タイマがタイムアップし、且つ、前記浴室温度検出手段による検出温度と前記湿度検出手段による検出湿度との少なくとも何れか一方の検出値が、ミストサウナの準備完了を示す所定の値以上となったときに、前記報知を行なうことを特徴とするミストサウナ機能付き浴室暖房装置。
  3. 請求項1又は2記載のミストサウナ機能付き浴室暖房装置において、
    前記タイムアップ遅延手段は、前記タイマが計時を開始してタイムアップするまでの間における前記検出値が上昇から下降に転じたとき、前記タイマに、タイムアップするまでの残り時間を維持して計時の停止を指示する計時停止指示手段と、該計時停止指示手段により前記タイマの計時が停止した後に前記検出値が下降に転じる直前の値に復帰したとき、前記タイマに、前記残り時間の計時の再開を指示する計時再開指示手段とを備えることを特徴とするミストサウナ機能付き浴室暖房装置。
  4. 請求項1又は2記載のミストサウナ機能付き浴室暖房装置において、
    前記タイムアップ遅延手段は、前記タイマが計時を開始してタイムアップするまでの間における前記検出値が下降に転じてから下降に転じる直前の値に復帰するまでの時間を採取する変動時間採取手段と、該変動時間採取手段により採取した時間を、予め設定されているタイムアップ時間に加算することにより前記タイマのタイムアップ時間を補正するタイムアップ時間補正手段とを備えることを特徴とするミストサウナ機能付き浴室暖房装置。
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