JP2014042623A5 - - Google Patents

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に係り、詳しくは、可変表示を行い、遊技者にとって有利な特定状態に制御可能な遊技機に関する。

（１）上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、可変表示を行い、遊技者にとって有利な特定状態（例えば大当り遊技状態など）に制御可能な遊技機（例えばパチンコ遊技機１など）であって、前記特定状態の終了後に、所定条件の成立（例えば大当り種別が「１３Ｒ確変」または「１６Ｒ確変」に決定されたことなど）に基づいて前記特定状態とは異なり遊技者にとって有利な有利状態（例えば高確高ベース状態となる確変状態など）に制御する有利状態制御手段（例えばステップＳ２８３、Ｓ２８４の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ１００のＣＰＵ１０３など）と、未だ開始されていない可変表示について、保留情報を記憶可能な保留記憶手段（例えば第１特図保留記憶部１５１Ａや第２特図保留記憶部１５１Ｂなど）と、前記特定状態に制御するか否かを決定するとともに、前記有利状態において前記特定状態に制御すると決定したときに、該特定状態の終了後に前記有利状態へと再度制御される有利表示結果（例えば大当り種別が「１６Ｒ確変」に対応する大当り図柄など）と、該特定状態の終了後には前記有利状態へと制御しない不利表示結果（例えば大当り種別が「２Ｒ非確変」に対応する大当り図柄など）とのうちのいずれとするかを決定する決定手段（例えばステップＳ２４０〜Ｓ２４３の処理を実行するＣＰＵ１０３など）と、前記保留記憶手段に記憶された保留情報に対応する保留表示を行う保留表示手段（例えば始動入賞記憶表示エリア５Ｈなど）とを備え、前記保留表示の表示態様には、前記有利状態へと制御しないことを示唆する不利保留態様（例えば保留表示パターンＨＰＡに対応した保留表示が行われる場合など）が含まれ、前記決定手段による決定結果が前記不利表示結果とならない保留情報に対応する前記保留表示の表示態様が前記不利保留態様であるときに、表示変更条件（例えば図１９（Ｂ２）に示す「ボタン連打１０回」や「ボタン連打５回」など）の成立に基づいて、前記不利保留態様よりも低い割合で前記有利状態へと制御しないことを示唆する所定保留態様（例えば通常保留表示など）へと変更する保留態様変更手段（例えばステップＳ５２５の処理を実行する演出制御用ＣＰＵ１２０など）をさらに備え、前記保留記憶手段における保留情報の記憶数に応じて異なる割合で、前記表示変更条件として予め用意された複数種類の条件のうちのいずれかが選択される（例えば図１９（Ｂ１）参照）。
このような構成によれば、不利表示結果とならない保留情報に対応する保留表示の表示態様が不利保留態様であるときに、これを所定保留態様へと変更するための表示変更条件は、保留情報の記憶数に応じて異なる割合で選択されることから、有利状態に対する期待感を遊技状況に応じて高めて遊技の興趣を向上させることができる。

Claims (1)

1. 可変表示を行い、遊技者にとって有利な特定状態に制御可能な遊技機であって、
   前記特定状態の終了後に、所定条件の成立に基づいて前記特定状態とは異なり遊技者にとって有利な有利状態に制御する有利状態制御手段と、
   未だ開始されていない可変表示について、保留情報を記憶可能な保留記憶手段と、
   前記特定状態に制御するか否かを決定するとともに、前記有利状態において前記特定状態に制御すると決定したときに、該特定状態の終了後に前記有利状態へと再度制御される有利表示結果と、該特定状態の終了後には前記有利状態へと制御しない不利表示結果とのうちのいずれとするかを決定する決定手段と、
   前記保留記憶手段に記憶された保留情報に対応する保留表示を行う保留表示手段とを備え、
   前記保留表示の表示態様には、前記有利状態へと制御しないことを示唆する不利保留態様が含まれ、
   前記決定手段による決定結果が前記不利表示結果とならない保留情報に対応する前記保留表示の表示態様が前記不利保留態様であるときに、表示変更条件の成立に基づいて、前記不利保留態様よりも低い割合で前記有利状態へと制御しないことを示唆する所定保留態様へと変更する保留態様変更手段をさらに備え、
   前記保留記憶手段における保留情報の記憶数に応じて異なる割合で、前記表示変更条件として予め用意された複数種類の条件のうちのいずれかが選択される、
   ことを特徴とする遊技機。