JP2014041529A - 商品登録装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】再起動後、商品登録装置は装着されたリムーバブルメディアのドライブを認識できない。
【解決手段】一実施形態によれば、装置本体に設けられ商品の販売登録処理を実行するデータ処理部と、このデータ処理部にバス接続され、装置本体に装着される周辺デバイスのポート及びカード型デバイスのスロットのうちの少なくとも一方にバス接続されたインターフェース部と、このインターフェース部に接続のポート又はスロットをドライブと認識しドライブに接続された対応デバイスがリムーバブル又は固定を示す情報を生成する管理部と、この管理部によりドライブに割付けられたドライブ名および情報を対応付けたテーブルを記憶する記憶部と、この記憶部のテーブルによりリムーバブルメディアが接続されたスロットに割付けられたドライブに対応する情報をリムーバブルから固定へ変更し変更内容を維持する変更設定部とを備える商品登録装置が提供される。
【選択図】図2

Description

一実施形態は商品登録装置およびプログラムに関する。
従来、USB(universal serial bus)デバイス等の拡張デバイスを着脱可能にしたインターフェースを有するコンピュータ機器が知られている(例えば特許文献1参照)。パソコンOS(オペレーティングシステム)は、それぞれシステムバスに接続された複数の入出力メディアについて、リムーバブル又は固定を示すドライブ情報を管理している。メモリを増設する場合、内蔵のハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SDD)等が用いられている。これらのハードディスクドライブやソリッドステートドライブはオペレーティングシステムによって固定メディアであると認識される。パソコンの再起動後でもオペレーティングシステムが各ドライブを認識するため、アプリケーションプログラムもこれらのドライブを正しく認識する。
POS(point of sales)端末などの商品登録装置には、パソコンOSを採用したパソコンが用いられている。商品登録装置はUSBメモリやSDメモリカードなどのリムーバブルメディアを増設メモリとして使う。商品登録装置は再起動する前、プログラムがリムーバブルメディアを安全に取外す処理を実行する。安全に取外す処理とは、キャッシュされているデータの損失を防ぐために書込みを完了させる処理又は通電を停止する処理等を言う。
特開2003−108274号公報
しかし、従来技術では、リムーバブルメディアが取外されるときに、商品登録装置が安全に取外す処理を実行し、オペレーティングシステムはリムーバブルメディアがこの装置から切り離されたと認識するため、商品登録装置の再起動後、アプリケーションは装着された状態のリムーバブルメディアのドライブを認識することができない。商品登録装置は、業務終了後、リムーバブルメディアにファイルをバックアップする処理を行う。次回、装置の起動時、商品登録装置は装着されたリムーバブルメディアを認識できない。例えば不具合などで商品登録装置が再起動したときでさえ、商品登録装置は装着された状態のリムーバブルデバイスのドライブを認識できない。
このような課題を解決するため、一実施形態によれば、装置本体に設けられ商品の販売登録処理を実行するデータ処理部と、このデータ処理部にバス接続され、前記装置本体に装着される周辺デバイスのポートおよびカード型デバイスのスロットのうちの少なくとも一方にバス接続されたインターフェース部と、このインターフェース部に接続の前記ポート又は前記スロットをドライブと認識し、前記ドライブに接続された対応デバイスがリムーバブル又は固定を示す情報を生成する管理部と、この管理部により前記ドライブに割付けられたドライブ名および前記情報を対応付けたテーブルを記憶する記憶部と、この記憶部の前記テーブルによりリムーバブルメディアが接続された前記スロットに割付けられた前記ドライブに対応する前記情報を前記リムーバブルから前記固定へ変更し変更内容を維持する変更設定部と、を備える商品登録装置が提供される。
また、別の一実施形態によれば、コンピュータに、商品の販売登録処理を実行する機能と、周辺デバイスのポートおよびカード型デバイスのスロットのうちの少なくとも一方に対応デバイスが接続されたことを検知する機能と、前記ポート又は前記スロットをドライブと認識し、前記ドライブに接続された前記対応デバイスがリムーバブル又は固定を示す情報を生成する機能と、前記ドライブに割付けられたドライブ名および前記情報を対応付けたテーブルを生成する機能と、前記テーブルによりリムーバブルメディアが接続された前記スロットに割付けられた前記ドライブに対応する前記情報を前記リムーバブルから前記固定へ変更する機能と、を実行させるプログラムが提供される。
実施の形態に係る商品登録装置の斜視図である。 実施の形態に係る商品登録装置の制御系を主体にした要部構成のブロック図である。 実施の形態に係る商品登録装置によるリムーバブルメディアを固定ドライブ扱いにする実行処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態に係る商品登録装置の記憶部のテーブルの第1の例を示す線図である。 実施の形態に係る商品登録装置の記憶部のテーブルの第2の例を示す線図である。
以下、実施の形態に係る商品登録装置およびプログラムについて、図1乃至図5を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
図1は実施の形態に係る商品登録装置の斜視図である。POS端末10(商品登録装置)はパソコンPOS端末であり、装置本体11と、バーコードを読取るスキャナ12と、装置本体11に設けられスキャンにより商品の販売登録処理を実行するデータ処理部13と、商品登録操作から代金支払い操作までの一取引毎に売上登録される商品の販売データを蓄積記憶する取引情報記憶部14とを備えている。更にPOS端末10は、USBポート15(ポート)およびカードスロット16(スロット)と、データ処理部13およびUSBポート15及びカードスロット16のそれぞれにバス接続されたインターフェース部17と、USBポート15およびカードスロット16をそれぞれドライブと認識してドライブ名を付与し、複数のドライブに接続された対応デバイスがリムーバブル又は固定を示すドライブ情報(情報)を生成する管理部18とを備えている。ドライブ名とはC、D、…、Y、Zというアルファベット一文字により表されるドライブ文字を言う。更にPOS端末10は、この管理部18により複数のドライブに割付けられたドライブ名およびドライブ情報をドライブ毎に対応付けたテーブルデータを記憶するテーブル記憶部19(記憶部)と、このテーブル記憶部19のテーブルデータにより、リムーバブルメディアが接続されたUSBポート15又はカードスロット16に割付けられたドライブに対応するドライブ情報をリムーバブルから固定へ変更し変更内容を維持する変更設定部20とを備えている。
装置本体11には、スキャン入力された商品登録情報や、商品決済、売上データの生成のための操作時の情報を表示するオペレータ表示器21(表示器)と、客面側を向く客面表示器22と、レシートを印字出力するプリンタ23とが設けられている。データ処理部13は、商品を登録し、その商品の販売データを売上処理し、登録締めによって一人の顧客が買上げる商品の登録終了が宣言されると顧客が買上げた商品の代金を決済処理する。データ処理部13は全体制御も行う。取引情報記憶部14は、例えば商品コードに対応付けて商品情報を登録してある商品マスタファイルや複数のトランザクションデータを取引毎に登録するトランザクションファイルを記憶する。
USBポート15は装置本体11に装着される周辺デバイス用の接続口である。周辺デバイスとはメモリ、キーボード、ポインティングデバイスあるいはパソコン等を言う。カードスロット16はSDメモリカード用の挿し込み口である。POS端末10はUSBポート15、カードスロット16に加えてCFメモリカード用のカードスロット24を装置本体11に設けても良い。インターフェース部17はデータ処理部13に、取引情報記憶部14の記憶領域を拡張した拡張記憶領域を提供する。
図2はPOS端末10の制御系を主体にした要部構成のブロック図である。既述の符号はそれらと同じ要素を表す。インターフェース部17はUSBコントローラ25、SDメモリカードコントローラ26及びCFメモリカードコントローラ27を備える。USBコントローラ25はシステムバス28及びUSBメモリ29間をインターフェースする。USBコントローラ25は、CPU(central processing unit)32がUSBメモリ29へ発行する制御コマンドを生成する。USBコントローラ25は、例えば転送クロックの生成、制御コマンドに対するレスポンスの受信、データの出力及び給電制御等を行う。SDメモリカードコントローラ26はSDメモリカード30のリーダライタ機能を有し、SDメモリカード30からのデータや設定内容の読込みと、CPU32からSDメモリカード30へのデータ書込みを行う。CFメモリカードコントローラ27はCFメモリカード31のリーダライタ機能を有する。
管理部18はUSBメモリ29、SDメモリカード30又はCFメモリカード31が接続されたドライブを、専らバックアップのための用いられる専属ドライブ(バックアップドライブ)として取り扱うものである。管理部18は接続デバイスについてリムーバブルから固定への変更をドライブ毎に指定している。管理部18又はデータ処理部13は、キャッシュされているデータの損失を防ぐために書込みを完了させ又は通電を停止させてから対応デバイスを安全に取外す処理を実行してもよい。テーブル記憶部19はハードディスクドライブ35の記憶領域に割当てられた記憶領域である。変更設定部20により固定へと変更された内容をオペレータ表示器21が画面表示してもよい。
同図において、POS端末10はCPU32をデータ処理部13、管理部18、変更設定部20として機能させるコンピュータプログラムを記憶するROM(read only memory)33と、作業領域を有するRAM(random access memory)34と、装置本体11に内蔵の上記ハードディスクドライブ35とを備えている。このハードディスクドライブ35は取引情報記憶部14の記憶領域と、CPU32により実行されるオペレーティングシステム(OS)により書込みされる記憶領域と、アプリケーションプログラムにより書込みされるテーブル記憶部19の記憶領域とを有する。
更にハードディスクドライブ35は装置本体11のシステム情報を記憶するシステム記憶領域36を有する固定ドライブである。ハードディスクドライブ35は第1の固定ドライブ名C及び第2の固定ドライブ名DをOSにより割付けられてもよい。このシステム記憶領域36は、装置本体11に物理的に接続された入出力デバイスについてそれぞれ、ドライブ名及びリムーバブル又は固定の種別を対応付けた関係を保持している。管理部18はシステム記憶領域36内の対応関係と実質同じ対応関係を持つドライブ情報をテーブル37としてテーブル記憶部19に生成する。
また、ROM33に記憶のプログラムはCPU32に次の各機能を実行させる。データ処理部13により商品の販売登録処理を実行する機能。インターフェース部17によってUSBポート15にUSBメモリ30が接続されたこと、カードスロット16にSDメモリカード30が接続されたこと、又はカードスロット24にCFメモリカード31が接続されたことを検知する機能。オペレーティングシステム及び管理部18によってUSBポート15、カードスロット16、24をそれぞれドライブと認識し、各ドライブに接続されたデバイスがリムーバブル又は固定を示す情報を生成する機能。管理部18によってテーブル37を生成する機能。変更設定部20によってSDメモリカード30やCFメモリカード31等のリムーバブルメディアが接続されたカードスロット16又はカードスロット24に対応するドライブ情報をリムーバブルから固定へ変更する機能。
更にPOS端末10は、ストアコンピュータとの間でファイルを送受信するための通信インターフェース38と、オペレータ表示器21用のコントローラ39と、客面表示器22用のコントローラ40と、プリンタ23用のプリンタコントローラ41と、スキャナ12用のスキャナコントローラ42とを備えている。
上述の構成のPOS端末10は、起動時、オペレーティングシステムが入出力デバイスについてのドライブ情報を収集する。全てのドライブ名について順番にデバイスが装着されているかどうかをオペレーティングシステムはサーチする。オペレーティングシステムは、物理的に接続されている全ての入出力デバイスをサーチし、入出力デバイスがリムーバブルか固定かを示すドライブ接続状態情報(ドライブコレクション情報)をシステム記憶領域36に保持する。ハードディスクドライブ35の2つのドライブC、D、USBメモリ29、SDメモリカード30及びCFメモリカード31について重複しないドライブ名がシステム記憶領域36に収集される。この状態でPOS端末10は商品登録処理を行う。POS端末10はスキャナ12からのコードデータによって商品マスタファイルを検索して商品を特定し商品単品データを読出し、商品点数及び金額を登録処理する。POS端末10はトランザクションデータを生成する。
データをバックアップするタイミングにおいてオペレータがPOS端末10に接続のリムーバブルメディアを装置本体11から取外す。バックアップのタイミングとは例えば閉店前の売上データを集計し又は確定するときや、精算レポートを作成するときなどを言う。
バックアップのタイミングにおいてオペレータ操作によってPOS端末10は売上ファイル等をバックアップ用のリムーバブルメディアにコピーし、オペレータ操作によりこのリムーバブルメディアを取外すことをPOS端末10へ指令する。例えば精算締めキーの押下をトリガとしてPOS端末10は接続されているリムーバブルメディアのドライブをリムーバブルから固定へと変更させる処理のプログラムを起動する。
図3はPOS端末10によるリムーバブルメディアを固定ドライブ扱いにする実行処理を説明するためのフローチャートである。既述の符号はそれらと同じ要素を表す。ステップA1において、例えばアプリケーションプログラム側の管理部18が指定ドライブの情報を収集する。指定ドライブとは例えば既にリスト化されている全てのドライブを言う。管理部18はシステム記憶領域36内の対応関係と同じ対応関係のドライブ情報をテーブル37としてテーブル記憶部19に生成する。
図4はテーブル37の第1の例を示す線図である。既述の符号はそれらと同じ要素を表す。リムーバブルメディアについての情報は何れも「リムーバブル」である。ドライブC、DについてはこれらのドライブC、DをPOS端末10はOS情報だけではリムーバブルドライブとして認識できないため、ドライブC、DをPOS端末10はリムーバブルドライブ(外付けメディア)と扱わないようにする。これはドライブC、Dについてはオペレーティングシステム側が別途固定ドライブ情報の設定ファイルを持ち、固定ドライブ扱いで設定されているからである。
図3のステップA2において管理部18はテーブル37から指定ドライブに接続の対応デバイスがリムーバブルであるかどうかを判定する。例えばハードディスクドライブ35の第1のドライブCについてのテーブル37の対応関係により管理部18はリムーバブルでないと判定する。このステップA2において管理部18は「いいえ」を通り、ステップA3において、管理部18はドライブ名をCからDへ等一つ繰り下げる処理、他の全てのドライブについて判定したかどうかを判定する処理及びこの判定に結果により終了かステップA2に戻るかを分岐する処理を行う。ステップA2においてドライブ名を繰り下げし、未だ全ての判定が終わっていない場合、「いいえ」を通り、ステップA2において管理部18はハードディスクドライブ35の第2のドライブDについてリムーバブルでないと判定する。管理部18は「いいえ」を通り、ステップA3、ステップA4の処理の実行を経て、ステップA2において、管理部18はドライブ名Eについての判定を行う。
ドライブ名EについてのステップA2において管理部18はリムーバブルであると判定すると、「はい」を通り、ステップA4において設定部20は対応するドライブ情報をリムーバブルから固定へ変更する。テーブル37上で、ドライブ名EについてSDメモリカード30がリムーバブルドライブから固定ドライブへと変更される。引き続きステップA5において管理部18は固定ドライブ扱いにされているかどうかを確認してから、「はい」を通り、ステップA6において、管理部18は安全な取外し処理を実行する。例えばオペレータ表示器21の右下のシステムトレイ上のアイコンがポップアップされて「ハードウェアの安全な取外しが完了しました」という旨の文字列が画面に表示される。ステップA3の処理を管理部18が実行し、ステップA2、A1に処理が戻る。尚同図の例では、ステップA5の他のルートに警告等を行う処理をしてもよい。
あるいは、ドライブ名FのUSBメモリ29についてリムーバブルと判定すると(ステップA2の「はい」のルート)、管理部18は対応のドライブ情報をリムーバブルから固定へ変更し(ステップA4)、安全な取外し処理を実行する(ステップA5、A6)。
あるいは、ドライブ名GのCFメモリカード31についてリムーバブルと判定すると(ステップA2の「はい」のルート)、管理部18は対応のドライブ情報をリムーバブルから固定へ変更し(ステップA4)、安全な取外し処理を実行する(ステップA5、A6)。
ステップA3において管理部18は残りの指定ドライブはないことを判定し処理を終える。USBメモリ29、SDメモリカード30及びCFメモリカード31のうちの何れか一以上に対する書込み途中のデータが存在する場合、このデータの書込みをPOS端末10は完了させ、通電を停止する。何れのリムーバブルメディアも、データの損失が発生せずに取外し可能となる。
図5はテーブル37の第2の内容を示す線図である。対応するドライブE、F、Gの内容が「リムーバブル」から「固定」へ書替えられている。同図の内容は保持され続ける。POS端末10は、プリンタ23から売上情報を出力し、あるいは売上データを通信インターフェース38からストアコンピュータへ送る。オペレータはPOS端末10の電源を落とす。その後、POS端末10が起動したときに、起動直後からドライブE、F、Gをアプリケーションは参照することができるようになる。レジカウンタに置かれて使用されるPOS端末10では、これらのドライブE、F、Gをバックアップ用の専用ドライブとして使い続けることができるようになる。
例えば上位装置から配布用のファイルを、USBメモリ29やSDメモリカード30を介して配布先のPOS端末10にコピーするとする。USBメモリ29、SDメモリカード30及びCFメモリカード31のうちの何れもPOS端末10に接続されていないとする。開店前の作業の際、配布元の上位のサーバ装置あるいは他のPOS端末装置は設定データが記述された「aaa.dat」という名のファイルを作成し、このファイルを、USBメモリ29、SDメモリカード30及びCFメモリカード31のうちの何れかのリムーバブルメディアにコピーする。配布を受けるPOS端末10はこのリムーバブルメディアがUSBポート15やカードスロット16、24に挿し込まれたことを検知すると、ドライブ構造やファイルリストを表示するアプリケーションプログラムを立ち上げて、画面上でファイルを何れかのディレクトリにコピーする。また、USBメモリ29だけがPOS端末10に接続されている状態でオペレータがSDメモリカード30及びCFメモリカード31の何れか1つ又は両方を追加してPOS端末10へ接続する場合の例も同様に行われる。
一般に、PC−POS端末装置にバックアップドライブを増設する場合、他の内蔵ハードディスクドライブやソリッドステートドライブを増設することは、パソコンの都合によりできない。パソコンの都合とは店舗において内蔵ハードディスクドライブ等の増設を行ってPOSシステムの機器として使われることが実際の業務から起こりにくいことを言う。本実施形態に係る商品登録装置及びプログラムによれば、USBメモリ29、SDメモリカード30又はCFメモリカード31をバックアップドライブとして専用に用いることができる。
従来、USBフラッシュメモリを接続する業務では業務終了と同時にPOS端末は自動的にデータ上切り離して「安全に取外す」処理も実施している。USBフラッシュメモリを固定ドライブ扱いにしてUSBフラッシュメモリをバックアップメディアとしてオペレータは使用したかったが、上記処理要因により、USBフラッシュメモリが切り離されてしまうため、実現できていなかった。また、USBフラッシュメモリ以外のリムーバブルメディアもUSBフラッシュメモリと同様に自動的に「安全に取外す」処理が実行されるため、バックアップメディアとして使用できなかった。
これに対して、実施形態に係る商品登録装置及びプログラムによれば固定ドライブ情報設定ファイルによって管理されるSDメモリカード30用ドライブを固定ドライブ扱いに変更することができるため、POS業務のデータバックアップ先としてSDメモリカード30用のドライブに変更して使い続けることができるようになる。CFメモリカード31についてもPOS端末10は同様である。また、万一不具合が生じてPOS端末10が再起動した場合であっても、装着された状態のリムーバブルデバイスのドライブを認識できるようになるため、設備投資にかかる費用を削減することができる。メモリ増設作業を簡略化することができる。
尚、上記の実施形態は実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。上記の実施形態では変更設定部20がシステム領域の情報と同じ対応関係を複製する例であったが、オペレーティングシステム側と異なる対応関係をアプリケーションプログラム側が生成する手法はこの例に限られるものではなく、別の手法や変更してもよい。変更して実施した実施品に対して実施形態に係る商品登録装置の優位性は何ら損なわれるものではない。商品登録装置はECRなど、POSシステムが使用される業種に用いられる。上記説明ではリムーバブルメモリの例であったが、装置本体11に取付け及びそれから取外しが可能な他のリムーバブルデバイスについても商品登録装置は同様に処理を行う。
リムーバブルメディアは、ミニSDカード、マイクロSD(登録商標)カード、SDHCメモリカード、ミニSDHCカード、マイクロSDHCカード、SDXCメモリカード、マイクロSDXCカードでもよい。リムーバブルメディアは、MMC(登録商標)や、HS−MMC、MMCプラス(登録商標)、RS−MMC、DV−RS−MMC、MMCモバイル、MMCマイクロ(登録商標)の各カードでもよい。リムーバブルメディアは、メモリスティック、マジックゲートメモリスティック、メモリスティック Duo、メモリスティック Pro、メモリスティック ProDuo、メモリスティックマイクロ等でもよい。リムーバブルメディアは、スマートメディア、xDピクチャカード、トランスフラッシュ又はPCカードでもよい。
上記例では、実施の形態に係る商品登録装置は、USBポート15、カードスロット16及びカードスロット24のうちの少なくとも何れかを設けることで足りる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…POS端末(商品登録装置)、11…装置本体、12…スキャナ、13…データ処理部、14…取引情報記憶部、15…USBポート(ポート)、16…カードスロット(スロット)、17…インターフェース部、18…管理部、19…テーブル記憶部(記憶部)、20…変更設定部、21…オペレータ表示器(表示器)、22…客面表示器、23…プリンタ、24…カードスロット(スロット)、25…USBコントローラ、26…SDメモリカードコントローラ、27…CFメモリカードコントローラ、28…システムバス、29…USBメモリ(リムーバブルメディア)、30…SDメモリカード(リムーバブルメディア)、31…CFメモリカード(リムーバブルメディア)、32…CPU、33…ROM、34…RAM、35…ハードディスクドライブ(固定ドライブ)、36…システム記憶領域、37…テーブル、38…通信インターフェース、39,40…コントローラ、41…プリンタコントローラ、42…スキャナコントローラ。

Claims (6)

  1. 装置本体に設けられ商品の販売登録処理を実行するデータ処理部と、
    このデータ処理部にバス接続され、前記装置本体に装着される周辺デバイスのポートおよびカード型デバイスのスロットのうちの少なくとも一方にバス接続されたインターフェース部と、
    このインターフェース部に接続の前記ポート又は前記スロットをドライブと認識し、前記ドライブに接続された対応デバイスがリムーバブル又は固定を示す情報を生成する管理部と、
    この管理部により前記ドライブに割付けられたドライブ名および前記情報を対応付けたテーブルを記憶する記憶部と、
    この記憶部の前記テーブルによりリムーバブルメディアが接続された前記スロットに割付けられた前記ドライブに対応する前記情報を前記リムーバブルから前記固定へ変更し変更内容を維持する変更設定部と、を備える商品登録装置。
  2. 前記管理部は前記リムーバブルメディアが接続された前記ドライブをバックアップドライブとして割当てる請求項1記載の商品登録装置。
  3. 前記管理部は前記変更を複数のドライブ毎に指定する請求項1記載の商品登録装置。
  4. 前記変更設定部により前記固定へと変更された内容を画面表示する表示器を更に備えた請求項1記載の商品登録装置。
  5. 前記管理部は、キャッシュされているデータの損失を防ぐために書込みを完了させ又は通電を停止させてから前記対応デバイスの取外し処理を実行する請求項1記載の商品登録装置。
  6. コンピュータに、
    商品の販売登録処理を実行する機能と、
    周辺デバイスのポートおよびカード型デバイスのスロットのうちの少なくとも一方に対応デバイスが接続されたことを検知する機能と、
    前記ポート又は前記スロットをドライブと認識し、前記ドライブに接続された前記対応デバイスがリムーバブル又は固定を示す情報を生成する機能と、
    前記ドライブに割付けられたドライブ名および前記情報を対応付けたテーブルを生成する機能と、
    前記テーブルによりリムーバブルメディアが接続された前記スロットに割付けられた前記ドライブに対応する前記情報を前記リムーバブルから前記固定へ変更する機能と、
    を実行させるプログラム。
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