JP2014041211A - 露光システム、露光装置、それを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

露光システム、露光装置、それを用いたデバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のシステムよりもスループットを向上しつつ、投影光学系のフォーカス面と基板の被露光面とを合わせるのに有利な露光システムを提供する。
【解決手段】露光システム1は、複数の露光装置2(2a〜2d)を含む。各露光装置2は、チャックの保持面、またはチャックに保持された状態にある基板の被露光面の高さを計測する高さ計測部と、保持面の複数箇所における高さを第1の面形状データとして記憶する面形状データ記憶部とを有する。露光装置2の一つは、その高さ計測部が計測した被露光面の複数箇所における高さに基づく第2の面形状データと第1の面形状データとに基づいて基板の厚みデータを求め、厚みデータを厚みデータ記憶部6に記憶させる。露光装置2の他の一つは、その面形状データ記憶部に記憶した第1の面形状データと、厚みデータ記憶部6に記憶されている厚みデータとに基づいて、そのチャックに保持された基板の面形状データを得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、露光システムおよび露光装置、ならびにそれを用いたデバイスの製造方法に関する。
露光装置は、半導体デバイスや液晶表示デバイスなどの製造工程に含まれるリソグラフィー工程において、原版(マスクなど)のパターンを、投影光学系を介して感光性の基板(表面にレジスト層が形成されたウエハやガラスプレートなど)に転写する装置である。この露光装置は、一般的な工場の製造ラインでは、基板面へのレジストの塗布および露光後の現像などの処理を実施する塗布現像装置とインライン接続にて組み合わされ、その複数の組み合わせを含む一連の露光システムを構成する。ここで、特に基板をガラスプレートとする液晶表示デバイス製造ラインの露光システムを構成する露光装置では、高精細なパターンを転写するために、露光の際には、露光装置内に含まれる投影光学系のフォーカス面と基板面とを精度良く合わせる必要がある。このとき、露光前の基板の厚みにはばらつきがあるため、フォーカス面と基板の被露光面とを合わせる際には、基板の厚みを考慮し補正を実施することが望ましい。そこで、特許文献1は、被露光面の形状を測定した後に、基板を吸着保持するチャックにて基板の裏面を部分的に押圧させて、被露光面がフォーカス面と合うように基板の形状を補正する露光装置を開示している。さらに、この露光装置は、被露光面の形状計測にかかる時間を短くしてスループットを向上させるために、基板の形状を補正する上記のチャックとは別に、被露光面の形状を計測するためのプリアライメントステージを備えている。
特開昭63−260129号公報
しかしながら、特許文献1に示す露光装置を含む従来の露光システムは、露光装置ごとに基板の形状計測と形状補正とを実施する必要があり、スループットを向上させることが難しかった。特に、複数の露光装置を含み各装置により別工程の露光を基板に行う露光システムで考えれば、一つ一つの露光装置でのスループットの低下は、露光システム全体のスループットに大きく影響する。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、例えば、従来のシステムよりもスループットを向上しつつ、投影光学系のフォーカス面と基板の被露光面とを合わせるのに有利な露光システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、原版に形成されたパターンに光を照射し、投影光学系を介してパターンの像を基板上に露光する複数の露光装置を含む露光システムであって、露光装置は、基板を保持するチャックと、チャックの保持面、またはチャックに保持された状態にある基板の被露光面の高さを計測する高さ計測部と、高さ計測部が計測した保持面の複数箇所における高さを第1の面形状データとして記憶する面形状データ記憶部とを有し、露光装置の少なくとも一つは、その高さ計測部が計測した被露光面の複数箇所における高さに基づく第2の面形状データと第1の面形状データとに基づいて基板の厚みデータを求め、厚みデータを厚みデータ記憶部に記憶させ、露光装置の他の少なくとも一つは、その面形状データ記憶部に記憶した第1の面形状データと、厚みデータ記憶部に記憶されている厚みデータとに基づいて、そのチャックに保持された基板の被露光面における複数箇所の高さを示す面形状データを得る、ことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、従来のシステムよりもスループットを向上しつつ、投影光学系のフォーカス面と基板の被露光面とを合わせるのに有利な露光システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る露光システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る露光装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る事前準備工程の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る露光処理工程の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係るプレートチャックの構成を示す図である。 第2実施形態に係る事前準備工程の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る露光処理工程の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係る露光システムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係る露光システム1の構成を示す概略図である。この露光システム1は、例えば液晶表示デバイス(液晶パネル)の製造工程におけるリソグラフィー工程に採用されるものであり、工場内の製造ラインに設置され、複数の露光装置2と塗布現像装置3との組み合わせを含む。なお、図1では、露光システム1は、一例として、それぞれ4つの露光装置2a〜2dと塗布現像装置3a〜3dとを含むものとする。露光装置2は、マスク(原版)に形成されているパターンを、表面にレジスト(感光剤)層が形成された基板であるガラスプレート(プレート)に転写する。塗布現像装置(コーター・デベロッパー)3は、露光装置2による露光処理の前処理としてレジストをプレートの表面上に塗布する塗布処理と、露光処理の後処理としてパターンが転写されたプレートを現像する現像処理とを実施する。これら複数の露光装置2と塗布現像装置3とは、それぞれインライン接続されている。ここで、インライン接続とは、露光装置2と塗布現像装置3とを、インターフェースロボットなどの基板搬送装置(不図示)を介して接続し、プレートの搬入出を行うとともに、プレートID(基板識別番号)など基板に関する情報の送受信を行うものである。また、露光システム1は、露光システム1の全体の動作を統括するシステム制御部4と、各塗布現像装置3に対してプレートを自動搬送するAGV(Auto Guided Vehicle)5とを有する。さらに、露光システム1は、プレートの厚みに関するデータ(以下「厚みデータ」という)を記憶する厚みデータ記憶部6を備える。この厚みデータ記憶部6は、例えばワークステーションとデータベースソフトとで構成され、プレートごとの厚みデータを、例えばプレートIDをキーとして保存および読み出しができるよう管理する。厚みデータ記憶部6とそれぞれの露光装置2とは、工場内に巡らされた通信回線網7で接続され、それぞれの露光装置2からプレートIDをキーとして厚みデータの送受信が可能である。通信回線網7は、例えばLAN(Local Area Network)で構成し得る。なお、本実施形態でいうシステム制御部4は、制御シーケンスなどを実行する制御用コンピューターなどに加え、ユーザーによる入力を受け付ける操作部や、厚みデータ記憶部6などの付属部をも含むものとしている。ただし、特に厚みデータ記憶部6は、システム制御部4とは別に専用の記憶装置として用意してもよいし、露光装置2内に存在する後述するチャック面形状記憶部27などが兼ねてもよい。
次に、露光システム1に含まれる露光装置2の構成について説明する。図2は、露光装置2の構成を示す概略図である。この露光装置2は、ステップ・アンド・スキャン方式にて、マスク10に形成されているパターンをプレート11に転写する走査型投影露光装置である。なお、図2では、鉛直方向であるZ軸に垂直な平面内で露光時のマスク10およびプレート11の走査方向にY軸を取り、該Y軸に直交する非走査方向にX軸を取っている。そして、本実施形態では、Y軸と投影光学系12の光軸とが平行である。露光装置2は、照明光学系13と、マスクステージ14と、投影光学系12と、プレートステージ15と、高さ計測部16と、制御部17とを備える。照明光学系13は、例えばHgランプなどの光源を有し、マスク10に対してスリット状に成形された照明光を照射する。
マスクステージ14は、例えば真空吸着によりマスク10を保持し、かつ例えばリニアモーターによりY軸方向に可動である。さらに、マスクステージ14は、その側面に少なくともY軸方向に対応した不図示の参照ミラーを備える。そして、露光装置2は、この参照ミラーにそれぞれヘリウムネオンなどのビームを照射することで、マスクステージ14の位置を計測するレーザー干渉計18を備える。参照ミラーとレーザー干渉計18との組は、第1の位置計測部を構成し、計測値は、主制御部25に送信される。
投影光学系12は、鏡筒内に設置され、プレートステージ15に保持されたプレート11に、等倍でパターン像を投影する。この投影光学系12は、台形鏡19と、凹面鏡20と、凸面鏡21との各種ミラーで構成される光学系である。照明光学系13から照射された照明光は、投影光学系12内にて、台形鏡19、凹面鏡20、凸面鏡21、再び凹面鏡20、台形鏡19の順に通過して、プレート11の表面上に結像する。
プレートステージ(基板ステージ)15は、例えば真空吸着によりプレート11を保持するプレートチャック22と、このプレートチャック22をプレート11を保持した状態で移動可能とする駆動部23とを含む。この駆動部23は、例えばリニアモーターにより構成され、X、Y、Z、θ(Z軸回りの回転)、Pitch(X軸回りの回転)、Roll(Y軸回りの回転)の6方向に駆動可能である。さらに、プレートステージ15は、その側面に6方向に対応した不図示の複数の参照ミラーを備える。そして、露光装置2は、これらの参照ミラーにそれぞれヘリウムネオンレーザーからのレーザービームを照射することで、プレートステージ15の位置を計測する複数のレーザー干渉計24を備える。参照ミラーとレーザー干渉計24との組は、第2の位置計測部を構成し、計測値は、主制御部25に送信される。なお、上記の第1の位置計測部と併せ、第2の位置計測部の構成としては、レーザー干渉計に限らず、半導体レーザーを用いたエンコーダなども採用可能である。
高さ計測部16は、例えば、投影光学系12の下面(プレートステージ15に対向する光出射面)に設置され、投影光学系12のフォーカス面と、プレート面またはチャック面との間のZ軸方向の相対位置(間隔)を計測する。ここで、「プレート面」とは、プレート11の被露光面であり、「チャック面」とは、プレートチャック22におけるプレート11の保持面である。この高さ計測部16としては、例えば、プレート面に向けてレーザーを照射し、反射光を受光することで変位を計測するレーザー変位計が採用可能である。この場合、後述する制御部17(主制御部25)は、予め投影光学系12のフォーカス面の位置を記憶しておく。なお、本実施形態では、露光装置2は、構成の簡略化の観点から、1つの高さ計測部16がプレート面およびチャック面の両方の計測を実施するものとしているが、プレート面およびチャック面の反射率や表面粗さによって、複数の高さ計測部16を用意してもよい。
制御部17は、露光装置2の各構成要素の動作および調整などを制御し得る。この制御部17は、少なくとも、主制御部25と、操作部26と、チャック面形状記憶部27とを含む。主制御部25は、例えばボードコンピューターで構成され、露光装置2の各構成要素に回線を介して接続され、プログラムなどにしたがって各構成要素の制御を統括する。操作部26は、例えばワークステーションとヒューマンインターフェースソフトとで構成され、露光処理に関する各種指示の入力を受け、主制御部25に対して指示を送信する。チャック面形状記憶部(面形状データ記憶部)27は、主制御部25に回線を介して接続され、プレートチャック22の面形状(チャック面形状データ)を記憶する。なお、このチャック面形状記憶部27は、制御部17内に単独で設置されるものに限らず、主制御部25や操作部26に構成として含まれるものでもよい。さらに、制御部17は、露光装置2の他の部分と一体で(共通の筐体内に)構成してもよいし、露光装置2の他の部分とは別体で(別の筐体内に)構成してもよい。
次に、露光システム1による露光について説明する。まず、システム制御部4は、露光対象となるプレート11に露光装置2a〜2dのいずれの装置にて露光を実施するかを決定する。次に、システム制御部4は、AGV5により、決定された所望の露光装置2にインライン接続された塗布現像装置3へプレート11を搬入させる。そして、プレート11は、塗布現像装置3にて表面にレジストが塗布された後、露光装置2にて所望のパターンが転写(走査露光)される。特に、露光装置2では、制御部17(主制御部25)は、投影光学系12の投影倍率を等倍とすると、マスク10とプレート11との移動を同期させて走査露光を行うことで、マスク10からのパターンの像をプレート11上(基板上)に転写させることができる。
ここで、本実施形態のように液晶表示デバイスを製造する際には、一般にプレート11には複数層の露光が実施される。この場合、露光システム1内の各露光装置2は、何番目かの特定の層を転写するものや、高精度が要求される層を転写するものなど、それぞれ役割が異なることが多い。したがって、同一のプレート11でも、異なる複数の露光装置2に搬入されることになる。このとき、それぞれの露光装置2における露光の際は、高精細なパターンを転写するために、投影光学系12のフォーカス面とプレート面とを精度良く合わせる必要がある。そして、露光前のプレート11の厚みにはばらつきがあることを鑑みると、フォーカス面とプレート面とを合わせる際には、プレート11の厚みを考慮して補正(例えばプレート11の形状補正)を実施することが望ましい。しかしながら、プレート11が露光装置2内に搬入されたときに、その都度プレート11の形状計測と形状補正とを実施したのでは、スループットが低下する可能性がある。そこで、露光システム1では、このようなスループットの低下を抑えるために、以下のように1つの露光装置2がプレート面形状を計測して厚みデータを算出し、この厚みデータを複数の露光装置2間で共有することで、少なくとも形状計測の時間を短縮させる。
図3は、本実施形態における各露光装置2にて露光を開始する前の事前準備工程の流れを示すフローチャートである。この事前準備工程は、予めすべての露光装置2にてチャック面の形状を計測し、その計測値を保存する工程である。主制御部25は、まず、プレート11をプレートチャック22上に載置していない状態で、プレートステージ15をXYの各軸方向に駆動させながら、高さ計測部16によりチャック面の複数箇所(Xi,Yi)でのZ軸方向の位置を計測させる(ステップS100)。このとき計測された複数のZ軸方向の位置計測値が、チャック面形状データ(第1の面形状データ)となる。そして、主制御部25は、ステップS100にて計測されたチャック面形状データをチャック面形状記憶部27に記憶させる(ステップS101)。ここで、チャック面形状データは、レーザー干渉計24により計測されるプレートステージ15のXY座標データ(XYの各軸方向の位置(Xi、Yi))と関連付けられる。この事前準備工程を経て、露光システム1は、以下のような露光工程を実施する。
図4は、本実施形態における露光工程の流れを示すフローチャートである。以下、この露光工程は、一例として露光システム1内の露光装置2aで実施するものと想定する。主制御部25は、まず、露光工程を開始すると、塗布現像装置3aから搬入される今回の処理対象のプレート11のプレートIDを取得する(ステップS200)。このプレートIDは、露光装置2側で管理されている場合もあるし、露光システム1全体としてシステム制御部4にて管理されている場合もある。次に、主制御部25は、プレート11を塗布現像装置3aから搬入させ、プレートチャック22に吸着保持させる(ステップS201)。次に、主制御部25は、ステップS200で得られたプレートIDをキーとして、厚みデータ記憶部6に今回のプレート11に該当する厚みデータが記憶されているかどうかを判断する(ステップS202)。ここで、主制御部25は、該当する厚みデータが記憶されていないと判定した場合(NO)、ステップS203に移行する。なお、この厚みデータが記憶されていない場合とは、例えば、今回のプレート11に対するパターン転写が、1番目(最初)の層としての転写である場合である。次に、主制御部25は、プレート11をプレートチャック22に保持させた状態で、プレートステージ15をXYの各軸方向に駆動させながら、高さ計測部16によりプレート面の複数箇所(Xi,Yi)でのZ軸方向の位置を計測させる(ステップS203)。このとき計測されたZ軸方向の位置計測値が、プレート面形状データ(第2の面形状データ)となる。次に、主制御部25は、ステップS203にて計測されたプレート面形状データと、事前準備工程で得られたチャック面形状データとの差を演算し、厚みデータ(厚み分布)を算出する(ステップS204)。そして、主制御部25は、プレートIDをキーとして、ステップS204にて算出された厚みデータを露光システム1側の厚みデータ記憶部6に送信し、記憶させる(ステップS205)。なお、厚みデータ記憶部6へ送信するデータは、厚みデータ以外にも、プレート11の厚みを計測した装置情報などを含むものであってもよい。また、プレート面形状データは、レーザー干渉計24により計測されるプレートステージ15のXY座標データ(XYの各軸方向の位置)と関連付けられる。さらに、プレート面形状データとチャック面形状データとの差の演算を考慮すると、プレート面とチャック面とのそれぞれのZ軸方向の位置は、共通するXY座標位置にて計測されることが望ましい。ただし、それぞれのZ軸方向の位置が、異なるXY座標位置で計測される場合には、主制御部25は、例えば補間計算をすることで共通するXY座標位置に変換すればよい。
一方、主制御部25は、ステップS202にて、該当する厚みデータが記憶されていると判定した場合(YES)、次に、厚みデータ記憶部6から記憶されている厚みデータを取得する(ステップS206)。次に、主制御部25は、ステップS206にて取得した厚みデータと、事前処理工程で得られたチャック面形状データとを加算することで、プレート面形状データを算出する(ステップS207)。
次に、主制御部25は、プレート面形状データに基づいて、プレート面が投影光学系12のフォーカス面に合うように、プレートステージ15をZ、Pitch、Rollに駆動しながら、走査露光を実施する(ステップS208)。このとき参照するプレート面形状データは、ステップS203にて計測したもの、またはステップS207にて算出したものである。そして、主制御部25は、プレートチャック22による吸着保持を解除させ、露光処理されたプレート11を露光装置2aから塗布現像装置3aに搬出し(ステップS209)、露光工程を終了する。
なお、ステップS100やS203における各計測工程では、主制御部25は、プレートステージ15を駆動させながら、高さ計測部16によりプレート面のZ軸方向の位置を連続的に計測させた。しかしながら、これらの計測工程における動作は、これに限らず、主制御部25は、例えば、プレートステージ15を一旦静止させて、高さ計測部16に位置を計測させるような動作を繰り返すものでもよい。さらに、ステップS208における走査露光に合わせた補正工程では、主制御部25は、プレートステージ15を各方向に駆動させてプレート11の面形状を変化させることで、フォーカス面とプレート面とを合わせた。しかしながら、フォーカス面とプレート面とを合わせる方式は、これに限らない。例えば、プレート11の面形状を変化させるのではなく、投影光学系12自体の姿勢を変化させることによりフォーカス面の位置や傾きを変化させ、フォーカス面とプレート面とを合わせてもよい。
このように、各露光装置2では、投影光学系12のフォーカス面とプレート面とを合わせる際、共有されたプレート11の厚みデータを利用するので、2層目以降のパターン転写を実施することになるいずれの露光装置2も、プレート面形状を計測する必要がない。したがって、露光システム1(または各露光装置2)全体で見ると、プレート11が搬入されたときにその都度プレート面形状を計測する場合に比べて計測時間を短縮させることができ、結果的にスループットの低下を抑えることができる。また、このとき主制御部25が参照するのは、厚みデータであるため、主制御部25は、仮にプレート11の厚みにばらつきがあったとしても、フォーカス面とプレート面とを合わせる際に適切に反映させて、その精度を向上させることができる。また、複数の露光装置2にて、仮にプレートチャック22の面形状がそれぞれ異なっていたとしても、共有するデータを厚みデータとすれば、ある露光装置2が計測した厚みデータを、他の露光装置2との間で効率良く利用することができる。さらに、露光システム1は、事前にプレート11の形状を計測するプリアライメントステージなどの装置を要しなく、プレート面形状データを各露光装置2内の簡単な構成で計測させる。したがって、露光システム1、特にそれを構成する露光装置2のコスト削減と装置サイズの縮小化を実現することができる。
以上のように、本実施形態によれば、従来のシステムよりもスループットを向上しつつ投影光学系のフォーカス面と基板の被露光面とを合わせるのに有利な露光システム、または露光システムを構成する露光装置を提供することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る露光システムについて説明する。本実施形態に係る露光システムの特徴は、プレート11の厚みのばらつきを補正可能とする駆動部を含むプレートチャック30を備え、主制御部25が、プレートチャック30を用いたプレート11の厚み補正工程を含む露光シーケンスを実行する点にある。まず、本実施形態に係るプレートチャック30の構成について説明する。なお、以下の図5から図7では、第1実施形態と同一構成のものには同一の符号を付し、また、露光装置および塗布現像装置についても、同様に同一の符号を付す。図5は、本実施形態に係る各露光装置2に備えられるプレートチャック30の構成および状態を示す概略斜視図である。特に、図5(a)は、プレート11を保持していない状態にあるプレートチャック30の構成を示す図である。プレートチャック30は、ベースプレート31と、このベースプレート31のXY平面に沿ったX軸方向に延設し、同平面に沿ったY軸方向に並べられた複数の保持部32とを備える。保持部32は、それぞれ例えば真空吸着によりプレート11を保持し得る。さらに、プレートチャック30は、ベースプレート31と各保持部32との間に、それぞれ各保持部32の四隅をZ軸方向上下に個別に変位させる複数の駆動部33を備える。この駆動部33としては、例えば圧電素子が採用可能であるが、保持部32の位置を上記のように変位させることができるのもであれば、パルスモーターなどを採用してもよい。
図5(b)は、プレートチャック30がプレート11の面形状(特にこの場合には厚みのばらつき)を変化させている状態を示す図である。主制御部25は、複数の駆動部33を個別に駆動させることで、各保持部32のZ軸方向の位置を個別に変位させ、プレート11の面形状を所望の形状に変形させる。このプレート11の面形状を変形させる際に、プレート11をすべての保持部32で吸着保持したまま駆動部33が駆動すると、プレート11の変形に歪みが発生し、所望の変形にならない場合がある。そこで、主制御部25は、プレートチャック30にてプレート11の面形状を変形させる際には、保持部32に対し、プレート11を吸着保持させないか、または露光時の吸着圧よりも低い吸着圧でプレート11を保持させる。そして、主制御部25は、駆動部33を駆動させた後(プレート11を変形させた後)に、全ての保持部32に対し露光時の吸着圧でプレート11を保持させる。以下、このようなプレートチャック30によるプレート11の厚み補正工程を含む場合の露光シーケンスについて説明する。
図6は、本実施形態における各露光装置2にて露光を開始する前の事前準備工程の流れを示すフローチャートである。この事前準備工程は、予めすべての露光装置2にてプレートチャック30のチャック面の形状を計測し、その計測値を保存する工程である。まず、主制御部25は、プレートステージ15をXYの各軸方向に駆動させながら、高さ計測部16により各保持部32のそれぞれのチャック面の複数箇所(Xi,Yi)でのZ軸方向の位置を計測させる。そして、主制御部25は、計測された複数のZ軸方向の位置計測値に基づいて駆動部33を適宜駆動させることで、チャック面を平面に近づける(ステップS300)。以下、チャック面が平面に近づいた状態における各駆動部33の駆動位置を「基準位置」という。次に、主制御部25は、プレート11をプレートチャック30上に載置せず、各駆動部33が基準位置にある状態で、ステップS300と同様にチャック面の複数箇所(Xi,Yi)でのZ軸方向の位置を計測させる(ステップS301)。このとき計測された複数のZ軸方向の位置計測値が、チャック面形状データとなる。そして、主制御部25は、ステップS301にて計測されたチャック面形状データをチャック面形状記憶部27に記憶させる(ステップS302)。ここで、このチャック面形状データは、レーザー干渉計24により計測されるプレートステージ15のXY座標データ(XYの各軸方向の位置)と関連付けられる。この事前準備工程を経て、露光システム1は、以下のような露光工程を実施する。
図7は、本実施形態における露光工程の流れを示すフローチャートである。以下、この露光工程は、一例として露光システム1内の露光装置2aで実施するものと想定する。主制御部25は、露光工程を開始すると、まず、第1実施形態でのステップS200と同様に塗布現像装置3aから搬入される今回の露光対象のプレート11のプレートIDを取得する(ステップS400)。次に、主制御部25は、ステップS400で得られたプレートIDをキーとして、厚みデータ記憶部6に今回のプレート11に該当する厚みデータが記憶されているかどうかを判断する(ステップS401)。ここで、主制御部25は、該当する厚みデータが記憶されていないと判定した場合(NO)、ステップS402に移行する。次に、主制御部25は、各駆動部33を基準位置に駆動させた後、プレート11を塗布現像装置3aから搬入させる(ステップS402)。次に、主制御部25は、プレート11をプレートチャック30(保持部32)に吸着保持させる(ステップS403)。次に、主制御部25は、プレート11をプレートチャック30に吸着保持させた状態でプレートステージ15をXYの各軸方向に駆動させながら、高さ計測部16によりプレート面の複数箇所(Xi,Yi)におけるZ軸方向の位置を計測させる(ステップS404)。このとき計測された複数のZ軸方向の位置計測値が、プレート面形状データとなる。次に、主制御部25は、ステップS404にて計測されたプレート面形状データと、事前準備工程で得られたチャック面形状データとの差を演算して、厚みデータを算出する(ステップS405)。そして、主制御部25は、プレートIDをキーとして、ステップS405にて算出された厚みデータを露光システム1側の厚みデータ記憶部6に送信し、記憶させる(ステップS406)。次に、主制御部25は、チャック面形状を変化させやすくするために、プレートチャック30に対して、一旦プレート11の吸着保持を解除させる(ステップS407)。次に、主制御部25は、ステップS404にて取得したプレート面形状データに基づいて、プレート11の面形状が平面に近づくように駆動部33を適宜駆動させ、補正させる(ステップS408)。ここで、主制御部25は、プレート11の面形状のうち、0次成分(プレートステージ15のZ軸方向の駆動で補正可能な成分)と、1次成分(同じくPitch、Rollの各方向の駆動で補正可能な成分)とを駆動部33の駆動で補正しなくともよい。この場合、主制御部25は、以下のステップS415の走査露光時にて、走査に合わせてプレートステージ15をZ、Pitch、Rollの各方向に駆動し、プレート11の面形状を補正すればよい。これに対して、例えば、プレートステージ15のZ、Pitch、Rollの各方向の駆動ストロークが小さい場合には、上記のような0次成分や1次成分の補正を駆動部33の駆動で実施することは有効である。さらに、プレート面形状データから0次成分と1次成分とを引いた値が投影光学系12の焦点深度内に収まる場合にも駆動部33の駆動をさせる必要はなく、この場合、ステップS406から以下のS409までにかかる時間を削減することができる。そして、主制御部25は、再度、プレート11をプレートチャック30に吸着保持させる(ステップS409)。
一方、主制御部25は、ステップS401にて、該当する厚みデータが記憶されていると判定した場合(YES)、次に、厚みデータ記憶部6から記憶されている厚みデータを取得する(ステップS410)。次に、主制御部25は、ステップS410にて取得した厚みデータと、事前処理工程で得られたチャック面形状データとを加算することで、プレート面形状データを算出する(ステップS411)。次に、主制御部25は、ステップS408と同様に、ステップS411にて算出したプレート面形状データに基づいて、プレート11の面形状が平面に近づくように駆動部33を適宜駆動させ、補正させる(ステップS412)。次に、主制御部25は、プレート11を塗布現像装置3aから搬入させる(ステップS413)。次に、主制御部25は、プレート11をプレートチャック30に吸着保持させる(ステップS414)。
次に、主制御部25は、プレート面形状データと、ステップS408またはS412での補正量との差に基づいて、ステップS208と同様にプレート面が投影光学系12のフォーカス面に合うように補正させながら、走査露光を実施させる(ステップS415)。このとき参照するプレート面形状データは、ステップS404にて計測したもの、またはステップS411にて算出したものである。次に、主制御部25は、プレートチャック30による吸着保持を解除させる(ステップS416)。そして、主制御部25は、露光処理されたプレート11を露光装置2aから塗布現像装置3aに搬出し(ステップS417)、露光工程を終了する。
このように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、露光装置2内にプレート11を搬入する前にプレート11の厚みのばらつきを補正するので、さらに効率良く投影光学系12のフォーカス面とプレート面とを合わせることができる。
(デバイスの製造方法)
次に、本発明の一実施形態のデバイス(半導体デバイス、液晶表示デバイス等)の製造方法について説明する。半導体デバイスは、ウエハに集積回路を作る前工程と、前工程で作られたウエハ上の集積回路チップを製品として完成させる後工程を経ることにより製造される。前工程は、前述の露光装置を使用して感光剤が塗布されたウエハを露光する工程と、ウエハを現像する工程を含む。後工程は、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)と、パッケージング工程(封入)を含む。液晶表示デバイスは、透明電極を形成する工程を経ることにより製造される。透明電極を形成する工程は、透明導電膜が蒸着されたガラス基板に感光剤を塗布する工程と、前述の露光装置を使用して感光剤が塗布されたガラス基板を露光する工程と、ガラス基板を現像する工程を含む。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1 露光システム
2 露光装置
4 システム制御部
6 厚みデータ記憶部
10 マスク
11 プレート
12 投影光学系
16 高さ計測部
22 プレートチャック
25 主制御部
27 チャック面形状記憶部

Claims (8)

  1. 原版に形成されたパターンに光を照射し、投影光学系を介して前記パターンの像を基板上に露光する複数の露光装置を含む露光システムであって、
    前記露光装置は、
    前記基板を保持するチャックと、
    前記チャックの保持面、または前記チャックに保持された状態にある前記基板の被露光面の高さを計測する高さ計測部と、
    前記高さ計測部が計測した前記保持面の複数箇所における高さを第1の面形状データとして記憶する面形状データ記憶部とを有し、
    前記露光装置の少なくとも一つは、その前記高さ計測部が計測した前記被露光面の複数箇所における高さに基づく第2の面形状データと前記第1の面形状データとに基づいて前記基板の厚みデータを求め、該厚みデータを厚みデータ記憶部に記憶させ、
    前記露光装置の他の少なくとも一つは、その前記面形状データ記憶部に記憶した前記第1の面形状データと、前記厚みデータ記憶部に記憶されている前記厚みデータとに基づいて、その前記チャックに保持された前記基板の被露光面における複数箇所の高さを示す面形状データを得る、
    ことを特徴とする露光システム。
  2. 前記厚みデータは、前記基板が複数ある場合には、前記基板ごとに算出され、
    前記厚みデータ記憶部は、基板識別番号をキーとして前記厚みデータを管理する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光システム。
  3. 前記露光装置は、前記チャックを移動させる基板ステージを備え、
    前記第2の面形状データに基づいて前記基板ステージを駆動させることで、前記投影光学系のフォーカス面と前記基板の被露光面とを合わせる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の露光システム。
  4. 前記チャックは、ベースプレートと、
    前記ベースプレートに設置され、それぞれが前記基板を保持する複数の保持部と、
    前記複数の保持部の四隅の位置を個別に変位させる複数の駆動部と、を備え、
    前記露光装置は、前記第2の面形状データに基づいて前記駆動部を駆動させることで、前記基板の面形状を平面に近づける、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の露光システム。
  5. 前記露光装置は、前記チャックを移動させる基板ステージを備え、
    前記第2の面形状データと前記駆動部による補正量との差に基づいて前記基板ステージを駆動させることで、前記投影光学系のフォーカス面と前記被露光面とを合わせる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の露光システム。
  6. 前記高さ計測部は、前記投影光学系の前記チャックに対向する面に設置され、前記保持面に向けてレーザーを照射し、反射光を受光することで変位を計測する変位計であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の露光システム。
  7. 原版に形成されたパターンに光を照射し、投影光学系を介して前記パターンの像を基板上に露光する露光装置であって、
    前記基板を保持するチャックと、
    前記チャックの保持面、または前記チャックに保持された状態にある前記基板の被露光面の高さを計測する高さ計測部と、
    前記高さ計測部が計測した前記保持面の複数箇所における高さを第1の面形状データとして記憶する面形状データ記憶部とを有し、
    前記高さ計測部が計測した前記被露光面の複数箇所における高さに基づく第2の面形状データと前記第1の面形状データとに基づいて前記基板の厚みデータを求め、該厚みデータを厚みデータ記憶部に記憶させる、または、
    前記面形状データ記憶部に記憶した前記第1の面形状データと、前記厚みデータ記憶部に記憶されている前記厚みデータとに基づいて、前記チャックに保持された前記基板の被露光面における複数箇所の高さを示す面形状データを得る、
    ことを特徴とする露光装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の露光システムに含まれる露光装置、または請求項7に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    その露光した基板を現像する工程と、
    を含むことを特徴とするデバイス製造方法。
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