JP2014041120A - 同期サブパターン自動的識別方法及び試験測定機器 - Google Patents

同期サブパターン自動的識別方法及び試験測定機器 Download PDF

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Abstract

【課題】試験パターンに関連した同期サブパターンを自動的に識別する方法、装置及びシステムを提供する。
【解決手段】試験測定機器は、データ・ストリーム内のトリガ・パターンの第1インスタンスに応答してトリガされる。トリガ対トリガ・カウンタ525は、第1トリガ・イベントの時に計数を開始する。試験測定機器は、データ・ストリーム内のトリガ・パターンの第2インスタンスに応答して再びトリガされ、このときに計数が終了する。計数値を試験パターンの所定長と比較し、等しいときに、トリガ・パターンが試験パターンに関連したユニークな同期サブパターンであると自動的に判断する。
【選択図】図5

Description

本発明は、試験測定機器でのビット・エラー検出に関し、試験パターン内の同期サブパターンを自動的に検索し識別する同期サブパターン自動的識別方法及び試験測定機器に関する。
オシロスコープ、ロジック・アナライザなどの試験測定機器を用いて、データを測定及び分析できる。試験パターンを発生して被測定装置(DUT)に供給する。試験パターンは、意図的にストレスをDUTに与える信号を含むことができる。例えば、DUTの動作マージンを決定するために、試験パターンは、信号減衰、ジッタ、又は拡散スペクトラム・クロック(SSC)を含むことができる。
予め記録された正確なパターンを試験測定機器のメモリに蓄積して、入力ビット・ストリームと比較することにより、ビット・エラー検出を実行できる。試験が開始すると、試験測定機器は、入力ストリーム内の同期サブパターンを待ち、予め記録された正しいパターン内容と入力ビットとの比較を開始する。同期サブパターンは、全体が繰り返す固定長の試験パターン内のユニークなパターン(独自パターン)である。
特開2011−39047号公報
同期サブパターンは、DUTの評価に関与する操作者や他の技術者に常に知られているわけではない。特に、試験パターンが長く複雑な場合は、試験パターン内の独自の同期サブパターンを手動で識別することは、困難であるか、又は場合によっては不可能である。従来の1つのアプローチは、入力ビット・ストリームと予め記録した試験パターンとの比較においてエラーが発生しなくなるまで、同期サブパターンの候補を繰り返し選択し続けることである。しかし、かかるアプローチが有効なのは、同期点を決めようとしている間、信号のどのようなビット・エラーもペーシング・プリミティブ(pacing primitives)も入力パターンが含まない場合のみである。さらに、かかるアプローチは、資源集約的であり、非効率である。
よって、試験測定機器でビット毎にエラーを検出するために、試験パターン内の同期サブパターンを自動的に検索し識別できる改良システム、方法及び装置が必要である。本発明の実施例では、従来技術の上述及びその他の制限を解決する。
本発明の概念は、次の通りである。
(1)所定長の試験パターン(415)に関連した同期サブパターン(800)を自動的に識別する方法であって;試験測定機器(120)の入力手段により、被試験装置(110、210)からの試験パターンを含むデータ・ストリーム(320)を受け;メモリ・アドレスに関連したメモリ・ワードの内容をメモリ(318)から受け;上記メモリ・ワードの内容をトリガ・パターンとして設定し;上記トリガ・パターンをトリガ手段(630)にロードし;上記データ・ストリーム内の上記トリガ・パターン(405)の第1インスタンスの検出に応答して、上記試験測定機器をトリガし;上記トリガ・パターンの上記第1インスタンスの検出に応答して、トリガ対トリガ・カウンタ(625)により計数を開始し;上記データ・ストリーム内の上記トリガ・パターンの第2インスタンスの検出に応答して、上記試験測定機器をトリガし;上記トリガ・パターンの第2インスタンスの検出に応答して、上記トリガ対トリガ・カウンタにより上記計数を終了し;上記計数を上記試験パターンの所定長と比較することを特徴とする同期サブパターン自動的識別方法。
なお、括弧内の参照番号は、実施例との対応関係を単に示すものであり、本発明を限定するものではない。
(2)さらに、上記試験パターンの所定長に等しい上記計数値に応答して、上記トリガ・パターンが、上記試験パターンに関連する上記同期サブパターンであるかを判断することを特徴とする概念1の方法。
(3)上記計数の開始は、上記トリガ・パターンの上記第1インスタンスの検出に応答して、時間の計数を開始することを含み;上記計数の終了は、上記トリガ・パターンの上記第2インスタンスの検出に応答して、上記時間の計数を終了することを含み;上記試験パターンの所定長は、時間の長さであり;上記比較は、上記時間の計数値と上記試験パターンの時間の長さとの比較を含むことを特徴とする概念1の方法。
(4)上記計数の開始は、上記トリガ・パターンの上記第1インスタンスの検出に応答して、キャラクタの計数を開始することを含み;上記計数の終了は、上記トリガ・パターンの上記第2インスタンスの検出に応答して、上記キャラクタの計数を終了することを含み;上記試験パターンの所定長は、キャラクタの長さであり;上記比較は、上記キャラクタの計数値と上記試験パターンのキャラクタの長さとの比較を含むことを特徴とする概念1の方法。
(5)さらに、上記試験パターンの所定長に等しくない上記計数値に応答して、上記トリガ・パターンが上記同期サブパターンでないと判断し、上記トリガ・パターンを変更することを特徴とする概念1の方法。
(6)さらに、上記試験パターンの所定長に等しい計数値に応答して、上記同期サブパターンをセーブすることを特徴とする概念1の方法。
(7)さらに、上記メモリの制御を得て;上記計数値をリセットすることを特徴とする概念1の方法。
(8)さらに、待ちカウンタ(550)をリセットし;上記トリガ・パターンの上記第1インスタンスの検出に応答して、上記待ちカウンタにより待ち計数を開始し;上記試験パターンの所定長の少なくとも2倍の後の上記待ち計数の満了に応答して、上記待ちカウンタによる上記待ち計数を終了させることを特徴とする概念1の方法。
(9)さらに、上記テスト・パターンの所定長の2倍内で、所定のトリガ・パターンが上記同期サブパターンであるか否かを判断することを特徴とする概念1の方法。
(10)さらに、上記待ち計数の満了に応答して、上記データ・ストリームの受信を停止すると共に、上記メモリからの読出しを停止することを特徴とする概念8の方法。
(11)さらに、上記データ・ストリーム内の整列されたプリミティブに対する上記トリガ対トリガ・カウンタによる計数をスキップすることを特徴とする概念1の方法。
(12)上記メモリ・アドレスを第1メモリ・アドレスとし、上記メモリ・ワードを第1メモリ・ワードとし;さらに、上記試験パターンの所定長に等しくない計数値に応答して、第2メモリ・アドレスに関連する第2メモリ・ワードのメモリ内容を読み出し、上記第2メモリ・ワードの内容を上記トリガ・パターンに設定することを特徴とする概念1の方法。
(13)上記メモリ・アドレスを第1メモリ・アドレスとし、上記メモリ・ワードを第1メモリ・ワードとし;さらに、上記試験パターンの所定長に等しくない計数値に応答して;一連の繰り返しの各々に対して、第2〜第Nメモリ・アドレスに夫々関連した第2〜第Nメモリ・ワードの選択された1つのメモリ内容から読出しをし;上記一連の繰り返しの各々に対して、上記第2〜第Nメモリ・ワードの選択された1つを上記トリガ・パターンとして設定し;上記一連の繰り返しの各々に対して、上記トリガ・パターンを上記トリガ手段にロードし、上記データ・ストリーム内の上記トリガ・パターンの上記第1インスタンスの検出に応答して上記試験測定機器をトリガし、上記データ・ストリーム内の上記トリガ・パターンの上記第2インスタンスの検出に応答して上記試験測定機器をトリガし、上記トリガ・パターンの上記第2インスタンスに応答して上記計数を終了し、上記計数値を上記テストの所定長と比較し;上記試験パターンの所定長に等しい計数値に応答して、任意の上記一連の繰り返し期間中に、上記トリガ・パターンが上記試験パターンに関連した上記同期サブパターンであるかを判断し、さらなる繰り返しを停止することを特徴とする概念1の方法。
(14)所定長の試験パターン(415)を含むデータ・ストリーム(320)を受ける入力手段(312)と;複数のメモリ・ワードを蓄積するメモリ(318)と;該メモリに結合され、上記複数のメモリ・ワードの中から1つのメモリ・ワードの内容を読み取り、該メモリ・ワードの内容をトリガ・パターン(405)として設定する自動同期ロジック手段(305)と;上記データ・ストリーム内の上記トリガ・パターンの第1インスタンスに応答して試験測定機器(120)をトリガし、上記データ・ストリーム内の上記トリガ・パターンの第2インスタンスに応答して上記試験測定機器をトリガするトリガ手段(630)と;上記トリガ・パターンの上記トリガされた第1インスタンスに応答して計数を開始し、上記トリガ・パターンの上記トリガされた第2インスタンスに応答して上記計数を終了するトリガ対トリガ・カウンタ(625)と;上記計数を上記試験パターンの所定長と比較する比較器(660)とを具える試験測定機器。
(15)上記試験パターンは、同期サブパターンに関連し;上記試験パターンの所定長に等しい計数値に応答して、上記トリガ・パターンが上記試験パターンに関連する上記同期サブパターンであるかを上記自動同期ロジック手段が判断することを特徴とする概念14の試験測定機器。
(16)上記所定長が時間の長さであり、上記トリガ対トリガ・カウンタが時間を計数することを特徴とする概念14の試験測定機器。
(17)上記所定長がキャラクタの長さであり、上記トリガ対トリガ・カウンタがキャラクタを計数することを特徴とする概念14の試験測定機器。
(18)上記試験パターンが同期サブパターンに関連し;上記テスト・パターンの所定長に等しくない上記計数値に応答して、上記自動同期ロジック手段は、上記トリガ・パターンが上記試験パターンに関連した上記同期サブパターンではないと判断し、上記トリガ・パターンを変更することを特徴とする概念14の試験測定機器。
(19)上記トリガ・パターンの上記第1インスタンスに応答して待ち計数を開始し、上記試験パターンの所定長の少なくとも2倍後の満了での上記待ち計数値に応答して上記待ち計数を終了する待ちカウンタ(550)を更に具えることを特徴とする概念14の試験測定機器。
(20)上記待ち計数値の満了に応答して、上記入力手段が上記データ・ストリームの受信を停止し、上記自動同期ロジック手段が上記メモリからの読出しを停止することを特徴とする概念14の試験測定機器。
(21)上記自動同期ロジック手段は、上記試験パターンの所定長の2倍以内で、所定トリガ・パターンが同期サブパターンであるか否かを判断することを特徴とする概念14の試験測定機器。
(22)上記データ・ストリーム内の任意の整列されたプリミティブの計数を上記トリガ対トリガ・カウンタにスキップさせるブランキング・プリミティブ検出器を更に具えたことを特徴とする概念14の試験測定機器。
(23)上記トリガ・パターンは、総合的にユニークなサブ・サブパターンを有する同期サブパターンに対応することを特徴とする概念14の試験測定機器。
本発明の実施例による自動同期エラー検出器を含む試験測定機器と、被測定装置と、信号発生器とを含むシステムのブロック図である。 本発明の実施例による自動同期エラー検出器を含む試験測定機器と、被測定装置と、信号発生器とを含むシステムのブロック図である。 図1及び図2に示し、本発明の実施例による自動同期ロジック手段を含む自動同期エラー検出器の一例のブロック図である。 本発明の実施例により試験パターン内の同期サブパターンを自動的に判断する技術に関連した説明図である。 本発明の実施例により試験パターン内の同期サブパターンを自動的に判断する技術に関連した説明図である。 図3に示し、本発明の実施例によるトリガ対トリガ・パターン比較器及び自動同期ステート・マシンを含む自動同期ロジック手段の一例のブロック図である。 図5に示すトリガ対トリガ・パターン比較器の一例のブロック図である。 図5の自動同期ステート・マシンに関連した種々の動作要素を含むステート・マシン図の一例である。 本発明の実施例によりサブパターン内に独自のサブパターンを有する繰り返し同期サブパターンを示す図である。
本発明の上述及びその他の特徴及び利点は、添付図を参照した実施例の以下の詳細な説明からより一層容易に明らかになろう。
本発明の実施例について詳細に記載するに際し、その例を添付図に示す。以下の詳細説明において、いくつかの特定の詳細は、本発明の概要を理解するためのものである。しかし、これら特定の詳細によらなくても本発明を実施できることが当業者には理解できよう。他の例では、実施例の概念を不必要に不明瞭としないために、既知の方法、手順、コンポーネント、回路及びネットワークについて詳細に説明しない。
ここでは、種々の要素を説明するために第1、第2などの用語を用いるが、これら要素は、これら用語により制限されないことが理解できよう。これら用語は、ある要素を他の要素と区別するためにのみ用いる。例えば、本発明の要旨を逸脱することなく、第1入力手段という用語を第2入力手段に用いることができ、同様に、第2入力手段という用語を第1入力手段に用いることができる。
ここで、種々の実施例の説明に用いる専門用語は、特定の実施例を説明する目的のみであり、本発明の概念を制限することを意図するものではない。文脈が明らかな限り、明細書及び請求項に用いる際に、単数形は複数形を含むものである。ここで用いる用語「及び/又は」は、関連して挙げた1つ以上の項目の任意且つ全ての組合せを包含し且つ言及するものであることが理解できよう。本願で用いる用語「具える」などは、特徴、整数、ステップ、動作、要素及び/又はコンポーネントの存在を特定するものであるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、コンポーネント及び/又はこれらのグループの存在や追加を排除するものではないことが更に理解できよう。図面のコンポーネント及び特徴は、必然的にその縮尺としたものではない。
図1及び図2は、本発明の実施例により、信号発生器105と、被試験装置(例えば、DUT110及び210)と、自動同期エラー検出器125を含む試験測定機器120とを具えたシステム(例えば、100及び200)を示す。信号発生器105は、試験目的の信号を発生できる任意適切な装置である。信号発生器105は、例えば、任意波形発生器(AWG)の如き高速シリアル発生器である。発生する試験信号は、信号減衰、ジッタ、拡散スペクトラム・クロック(SSC)などを意図的に損なうことができるので、DUTに対してストレス試験を実行できる。試験測定機器120は、オシロスコープ、ロジック・アナライザ、スペクトラム・アナライザ、ネットワーク・アナライザなどである。概して、整合性や説明の目的のために、以下の説明では、試験測定機器120をオシロスコープとも呼ぶこともある。
図1は、DUT110を含むシステム100を示す。DUT110は、信号を送受信できる任意の適切なデジタル装置又はアナログ装置である。DUT110は、例えば、受信器112、内部ロジック回路116及び送信器114を含んでいる。DUT110の出力をオシロスコープ120に供給する。
オシロスコープ120は、自動同期エラー検出器125を含む。この自動同期エラー検出器125は、試験パターン内の同期サブパターンを自動的に検索し識別すると共に、試験パターン内のシンボル・エラー・レート及びビット・エラー・レートを検出し測定する。自動同期エラー検出器125については、後に続く添付図を参照して、更に詳細に説明する。一般的に、デジタル的にタイミング変更されるループ・バックとしてDUT110を構成することができる。さらに、システム100は、デジタル的にタイミング変更できるループ・バックにより、受信器の試験を行えるように構成できる。オシロスコープ120及び自動同期エラー検出器125を用いて、受信マージン試験の如き試験を実行できる。この試験は、ループ・バック・モード、好ましくは、タイミング変更できるループ・バック・モードを用いて、DUT110の受信器からのいかなるエラーも検出できる。
図2は、DUT210を含むシステムを示す。DUT210は、例えば、受信器212を含んでいる。DUT210の出力段は、試験測定機器120に結合される。一般的に、DUT210をアナログ・ループ・バックとして構成することができる。さらに、システム200は、アナログ・ループ・バックにより、受信器試験を実行できるように構成することができる。上述のシステム100に関して、オシロスコープ120及び自動同期エラー検出器125を用いて、受信マージン試験の如き試験を実行できる。これら試験は、ループ・バック・モード、好ましくは、アナログ・ループ・バック・モードを用いて、DUT210の受信器からの如何なるエラーも検出できる。システム200のいくつかのコンポーネントは、上述したシステム100のコンポーネントと同じか類似しているので、これらの詳細説明は繰り返さない。
図3は、図1及び図2の自動同期エラー検出器125の一例のブロック図を示す。この自動同期エラー検出器125は、本発明の実施例による入力手段312、メモリ318、自動同期ロジック手段305を含んでいる。
入力手段312は、信号を受信し、デジタル化データ(データ・ストリーム)320を出力する。いくつかの実施例において、この信号は、デジタル信号でもよい。また、いくつかの実施例において、この信号は、デジタル化データ320を表すアナログ信号でもよい。例えば、入力手段312は、クロック及びデータ回復回路(CDR)を含んでいる。このCDRは、信号内で符号化されたデジタル化データ320を回復させる。他の実施例において、入力手段312は、アナログ・デジタル変換器を含み、信号を、その信号のデジタル化表現の信号に変換する。追加の回路は、デジタル化信号を1つの形式又は他の形式のデジタル化データ320に変換する。その信号内で符号化されたデジタル化データ320を受信する任意の回路を入力手段312として用いることができる点を理解できよう。
デジタル化データ320は、種々の形式で表すことができる。例えば、デジタル化データ320は、シリアル・データ又はパラレル・データである。デジタル化データ320は、ランニング・ディスパリティ(RD)情報、ステータス情報などを含むことができる。また、デジタル化データ320は、データに関連した追加の情報、信号なども含むことができる。例えば、上述の如く、入力手段312は、CDRである。よって、デジタル化データ320は、回復されたクロックを含むことができる。他の実施例において、デジタル化データ320は、フレーム・エラーの如きフレーミング情報や、イリーガル8b/10bコード・シーケンスの如きイリーガル符号情報、同期損失情報などを含む。デジタル化データ320は、任意のかかる情報を含むことができる。他の実施例において、デジタル化データ320は、CDRからのタイミング変更されたデマルチプレクス・データである。
メモリ318は、任意の種々のメモリである。ここでは、メモリ318を記録メモリと呼ぶことがあるが、それは、基準試験パターンを記録するためである。記録メモリ318は、ダイナミック・メモリ、スタチック・メモリ、読出し専用メモリ、ランダム・アクセス・メモリなどである。記録メモリ318は、基準試験パターンを含む基準デジタル化データ又は予め記録されたデジタル化データを蓄積する。例えば、基準デジタル化データは、疑似ランダム・ビット・シーケンスである。基準デジタル化データは、疑似ランダム・パターンの長さに対して適切な特定の一連の「1」又は一連の「0」でもよい。
他の例において、基準デジタル化データは、ユーザ定義のパターン、業界標準パターンなどでもよい。基準試験パターンは、全体の繰り返しパターンの中でユニークな任意のデータのシーケンスである。さらに、基準デジタル化データは、開始同期サブパターンを含むか関連することもできる。詳細に後述するように、この開始同期サブパターンを用いて、試験手順又はエラー検出を揃える(整列させる)ことができる。記録メモリ318に蓄積する前に、整列させた任意のプリミティブ、シフト・シーケンスなどを基準データから取り除くこともできる。持続的蓄積手段(例えば、磁気又は光のディスク・ドライブ)から試験パターンを読出し、その試験パターンを記録メモリに書き込むことにより、基準データを予め記録することができる(即ち、試験を開始する前に蓄積することができる)。すなわち、DUTを試験する準備において、基準試験パターン・データは、予め書き込まれているか、又はメモリ318に予め記録されている。その代わりに、自動同期エラー検出器125によるデータの処理を介して、基準試験パターン・データ325を学習することもできる。
記録メモリ318は、メモリ制御器(MC)319を含む。このメモリ制御器319は、自動同期ロジック手段305からの制御信号330に応答して、メモリ318が基準デジタル化データ325を出力するように構成できる。いくつかの実施例において、メモリ制御器319は、メモリ318と一体になっている。しかし、他の実施例において、メモリ制御器319をメモリ318から分離してもよい。例えば、メモリ制御器319を試験測定機器120の制御システムの一部にできる。
オシロスコープ120は、その入力端に、DUTからの試験パターンを含むシリアル・データ・ストリームを受ける。試験パターンは、予め定義した長さ、即ち所定長である。この長さは、信号発生器105及びDUTの試験パラメータ又は特定の試験構成に基づいて決まる。一般的に、特定の試験の期間中、所定長は、固定されている。自動同期ロジック手段305及び/又はメモリ318は、入力手段312からのデータ・ストリーム320を受ける。自動同期ロジック手段は、技術の一部として、記録メモリ318の制御、メモリ内容のスイープ(即ち、予め記録した情報の読出し)を自動的に行い、予め記録した情報を用いてオシロスコープを複数回にわたってトリガし、複数のトリガ・イベントの間の長さと全体の試験パターンの長さを比較して、大きな試験パターン内の同期サブパターンを自動的に求める。この点は、更に詳細に後述する。
図4A及び図4Bは、試験パターン内の同期サーバーを自動的に求める技術に関連したブロック図の例を示す。自動同期ロジック手段305(図3)は、メモリ318のメモリ・アドレス空間を自動的にスイープできる。すなわち、メモリ・アドレス1、2、3・・・Nにて、自動同期ロジック手段305は、そのメモリ・アドレスの内容(例えば、C1、C2、C3・・・CN)を読み取る。自動同期ロジック手段305は、各アドレスにてメモリの内容を得るので、この内容をオシロスコープ120のシリアル・トリガのシリアル・トリガ・パターン405に適用する。
入力データ・ストリーム320内にてシリアル・トリガ・パターン405が検出されると、オシロスコープ120がトリガされる。自動同期ロジック手段305は、入力データ・ストリーム320内で見つかったシリアル・トリガ・パターン405の第1インスタンスとシリアル・トリガ・パターン405の第2インスタンスとの間の時間の長さ410、又はその代わりに、その間のキャラクタの数の長さ410を測定する。図4Aに示すように、複数のトリガ・イベントの間の測定した長さ410が、予め定義された試験パターン415の長さに等しいと、そのシリアル・トリガ・パターン405を、試験パターン415に関連する同期サブパターンと判断する。それとは逆に、図4Bに示すように、測定した長さ412が予め定義された試験パターン415の長さに等しくないと、シリアル・トリガ・パターン405は、試験パターン415に関連した同期サブパターンではないと判断し、そのシリアル・トリガ・パターン405が新たな値に変化する(例えば、メモリ内容C1からメモリ内容C2に変化させる。メモリ内容CNまで以下同様である)。
この方法において、記録メモリに予め記録された内容は、繰り返し読み取られ、候補シリアル・トリガ・パターン405として供給される。各繰り返しにおいて、トリガ・イベントの2つのインスタンスの間の長さを計数し(即ち、入力データ・ストリーム320内で)、この計数値を、予め定義された試験パターン415の長さ410と比較する。かかる比較を実行することにより、高精度且つ低い誤判定にて、同期サブパターンを自動的に判断できる。同期サブパターンが独自且つ正しいサブパターンであると判断した場合、今後のビット毎のエラー検出試験に関連した同期サブパターンとして後で利用するためにセーブする。
別な方法としては、試験パターンの所定長と等しくない計数値に応答して、一連の繰り返しを実行できる。一連の繰り返しの各々に対して、第2〜第Nメモリ・アドレスに関連した第2〜第Nメモリ・ワードの選択された1つのメモリ内容を夫々読み取ることができる。一連の繰り返しの各々に対して、第2〜第Nメモリ・ワードの選択された1つをトリガ・パターンとして設定できる。一連の繰り返しの各々に対して、トリガ・パターンをトリガにロードでき、データ・ストリーム内のトリガ・パターンの第1インスタンスの検出に応答して試験測定機器をトリガでき、トリガ・パターンの第1インスタンスの検出に応答して計数を開始でき、データ・ストリーム内のトリガ・パターンの第2インスタンスの検出に応答して試験測定機器をトリガでき、トリガ・パターンの第2インスタンスの検出に応答して計数を終了でき、この計数値を試験パターンの所定長と比較できる。さらに、任意の一連の繰り返しの期間中に、試験パターンの所定長に等しい計数値に応答して、その繰り返し用のトリガ・パターンが、試験パターンに関連した同期サブパターンであるかを自動的に判断でき、更なる繰り返しを終了できる。
図5は、図3の自動同期ロジック手段の一例のブロック図であり、本発明の実施例によるトリガ対トリガ・パターン比較器525及び自動同期ステート・マシン505を具えている。図6は、図5のトリガ対トリガ・パターン比較器525の一例のブロック図である。次に、これら図5及び図6を参照する。
図5に示すように、自動同期ステート・マシン505は、書き込み又は自動同期ストロボ535に応答して動作を開始し、選択器555に供給される選択信号530を用いてメモリ318の制御を得る。選択器555は、マルチプレクサ、若しくは他の適切なスイッチ又は制御ロジック手段である。選択器555は、自動同期ステート・マシン505からの制御信号(単数又は複数)529と、他のエラー検出ステート・マシン及び/又はロジック手段(図示せず)に関連した制御信号(単数又は複数)520との間で選択を行う。選択された信号に応じて、制御信号515をメモリ318(又はメモリ制御器319)に送る。記録メモリ318の制御を得た後、開始から終了まで一時に一つずつ、又は、同期サブパターンが認識されるまで、ステート・マシン505は、メモリ・アドレス517をスイープできる。すなわち、ステート・マシン505は、一度に一つずつ、メモリ・アドレスに関連したメモリ・ワードの内容を読み取り、各メモリ・ワードの内容を一連のトリガ・パターン560として設定できる。シリアル・トリガ・パターン560をトリガ対トリガ比較器525に転送できる。このトリガ対トリガ比較器525は、図6に示すように、シリアル・トリガ・パターン560をロードするシリアル・トリガ手段630を有する。
トリガ対トリガ・パターン比較器525は、入力データ・ストリーム312を受け、シリアル・トリガ手段630は、入力データ・ストリーム312に現れるシリアル・トリガ・パターン560に応答して、トリガする。すなわち、データ・ストリーム312内のトリガ・パターン560の第1インスタンスの検出に応答して、オシロスコープがトリガされる。このとき、トリガ対トリガ・カウンタ625は、トリガ・パターンの第1インスタンスの検出に応答して、計数値の計数を開始する。シリアル・トリガ手段630は、入力データ・ストリーム312内に現れるシリアル・トリガ・パターン560の第2インスタンスに応答して再びトリガする。トリガ対トリガ・カウンタ625は、トリガ・パターン560の第2インスタンスの検出に応答して計数を終了する。比較器660は、計数値と、ライン510を介して受信した試験パターンの所定長と比較する。すなわち、2つのトリガ・パターンの間の間隔を試験パターンの全体の長さと比較する。
試験パターンの所定長に等しい計数値に応答して、比較器660は、トリガ・パターン560が、試験パターンに関連した同期サブパターンであるかを判断すると共に、等値信号575を自動同期ステート・マシン505に伝送する。逆に、試験パターンの所定長に等しくない計数値に応答して、比較器660は、トリガ・パターン560が、試験パターンに関連した同期サブパターンではないと判断すると共に、不等値信号575を自動同期ステート・マシン505に伝送する。これにより、新たなシリアル・トリガ・パターンが自動的に設定され、シリアル・トリガ出力630にロードされる。
試験パターンの所定長を時間の長さとすることができ、トリガ対トリガ・カウンタ625は、時間を計数できる。代わりに、試験パターンの所定長をキャラクタの長さとし、トリガ対トリガ・カウンタ625がキャラクタを計数するように構成できる。キャラクタを1つ以上のワード、シンボル、バイトなどにできる。
自動同期ステート・マシン505は、リセット信号565及び/又はイネーブル信号570をトリガ対トリガ・パターン比較器525に伝送する。トリガ対トリガ・カウンタ626のリセット・ピン(RES)655にてリセット信号565を受ける。アクティブになると、リセット・ピン655は、トリガ対トリガ・カウンタ625の計数をリセットできる。上述の如く、入力データ・ストリーム312内のシリアル・トリガ・パターン560の第1インスタンスを検出する前に、計数をリセットできる。
ロジック・ゲート640は、イネーブル信号570をブランキング・プリミティブ検出器信号637と一緒に受ける。ロジック・ゲート640の出力信号は、トリガ対トリガ・カウンタ625のイネーブル・ピン(EN)650に供給され、トリガ対トリガ・カウンタ625が計数を進めさせるか、若しくは、時間のある部分又はあるキャラクタの部分の計数をスキップさせる。例えば、一例の実施例において、ロジック・ゲート640は、1つの入力端に反転器645を有するので、ブランキング・プリミティブ検出器635が入力データ・ストリーム312内に、整列されたプリミティブなどを検出した場合、検出器信号637が反転されてイネーブル信号570と共にアンド・ゲートに供給されるので、イネーブル・ピン650に伝送されるイネーブル信号647が生じる。マルチプレクサの如き任意の適切な選択器をロジック・ゲート640の代わりに用いることができる点が理解できよう。
ブランキング・プリミティブ検出器635は、トリガ対トリガ・カウンタ625が任意の順序設定、整列されたプリミティブ、クロック整列、シフト・シーケンスなどをスキップするようにできる。なお、これらは、入力データ・ストリーム312内に存在するものである。すなわち、無視されるデータ・ストリーム312の部分が存在すると、ブランキング・プリミティブ検出器635は、トリガ対トリガ・カウンタ625がこれら部分を無視したり又は計数しないようにしたりすることができる。
再び図5を参照する。自動同期ロジック手段305は、待ちカウンタ550を含んでいる。待ちカウンタ550は、トリガ・パターンの第1インスタンスに応答して待ち計数値の計数を開始し、試験パターンの所定長の2倍、又は所定長の少なくとも2倍の満了のとき、若しくはその頃に、待ち計数値に応答して待ち計数値の計数を終了させる。待ち計数の満了に応答して、入力手段(例えば、図3の312)は、データ・ストリームの受信を停止し、自動同期ロジック手段305は、メモリ318からの読取りを停止する。これは、任意の動作エラー用に追加した予防対策である。例えば、シリアル・トリガ・パターンがユニークか否かにより、入力データ・ストリーム内に全く存在しないシリアル・トリガ・パターンの実りのない検索を持続することを2パターン長内で又はその付近で避けるように判断することが望ましい。このようにして、待ち計数の満了を信号540によりステート・マシン505に伝える。これにより、機器構成などの他の設定を試験及びチェックする手順を停止できる。待ちカウンタ550は、待ち値545を受ける。この待ち値545は、試験パターンの所定長の少なくとも2倍、又は他の適切な待ち値である。これで、同期サブパターンを正確且つ効率的に判断できる。
図7は、図5の自動同期ステート・マシン505に関連した種々の動作要素を含むステート・マシン図の例を示す。システム・リセットにより、自動同期ステート・マシン505がアイドル状態705になる。自動同期ステート・マシン505は、書き込み又は自動同期ストロボ535に応答して動作を開始する。開始すると、710にて自動同期ステート・マシン505は、記録メモリの制御を得る。715にてトリガ対トリガ・カウンタ625及び待ちカウンタ550がリセットされ、第1シリアル・トリガ・パターン(例えば、図4の405)を設定する。動作は、720に進み、シリアル・トリガ・パターンをシリアル・トリガ手段630にロードする。725にて、トリガ対トリガ・カウンタ625がリセット及び/又はイネーブルされて、その他、計数の開始が準備される。
730にて、待ちカウンタ550を準備するが、これには、待ちカウンタのリセット又は再ロードが含まれる。待ちカウンタ550が満了になった後、735にてチェック手順が行われる。このチェック手順には、トリガ対トリガ・カウンタ625が発生した計数値がテスト・パターンの所定長に等しいか否かのチェックも含まれる。計数値が試験パターンの所定長に等しくないと判断されると、動作は、矢印737に沿って740に進み、シリアル・トリガ・パターンが新たなシリアル・トリガ・パターンに変更され、動作は、更なる処理のために720に戻る。そうでなく、計数値が試験パターンの所定長に等しいと判断された場合、処理は矢印739に沿って745に進む。ここでは、シリアル・トリガ・パターンを後で用いるために、同期サブパターンとして蓄積する。
735でのチック処理期間中に自動同期ステート・マシン505がリセットされると、動作は、直ちに矢印749に沿って750に進み、自動同期ステート・マシン505に属するフラグ及び/又は他のステータスを更新する。更なる試験がないと、動作は、矢印747に沿って750に進み、自動同期ステート・マシン505に属するフラグ及び/又は他のステータスを更新する。さらに、745でシリアル・トリガ・パターンをセーブした後、動作は750に進み、同様な処理となる。フラグ又は他のステータスを更新した後、動作は755に進み、記録メモリの制御を解放し、動作は705のアイドル状態に戻る。
図7のステート・マシン図505での判断は、上述の特定の順序で生じる必要がなく、むしろ、これら判断及び動作は、異なる時点で、同じ又は異なるハードウェア機器若しくは他の適切なデジタル・プロセッサによって行われることが理解できよう。これら技術で述べたステップは、図示した又は説明した順序で必然的に生じる必要がないことも理解できよう。
図8は、本発明の実施例により、サブパターン800内にユニークなサブ・サブパターン830を有する繰り返し同期サブパターン800を示す図である。同期サブパターン800は、好ましくは40ビット幅であり、全体的にユニークな10ビット、20ビット、30ビット、又は40ビットのサブ・サブパターンを含む。これらは、同期サブパターン800内で正確に1回生じる。例えば、10ビットのサブ・サブパターンの場合、810が示す10ビットは、ユニークなサブ・サブパターン830に対応する。他の10ビット・ワード(例えば、805、815及び820)は、40ビットのサブ・サブパターンの一部でもよいが、ユニークなサブ・サブパターン830のみを用いて、40ビットの同期サブパターン800のユニーク性を決定するという点で重要ではない。この方法において、シリアル・トリガ・ハードウェアが探す40ビット・ワードが10ビットの全体的にユニークなサブ・サブパターンを含む場合、他の30ビットが他の場所にて現れ、そうでなければビット・エラーであっても、40ビット・ワードは、そのシーケンス内でユニークであるとみなす。その結果、ビット・エラーが試験に影響する可能性が少なくなる。ここでは、40ビット幅の同期サブパターンについて説明したが、実施例はこれに制限されず、ここで説明した発明の概念から逸脱することなく、任意の適切なサブパターン幅とサブ・サブパターン幅を用いることができる点が理解できよう。
更に他の例では、全体の試験パターンが100,000ビットの長さならば、20,000試験パターンの繰り返しがあり、全ての可能なシーケンスを通じて検索する。任意のシーケンスにエラーがあれば、アルゴリズムが正しい同期点を見逃し、再開しなければならない可能性がある。10−9のビット・エラーの場合、10,000パターン当たり1ビットのエラーがある。これは、試験期間中、潜在的に2つのエラーがあることを意味する。各試験が40ビット・ワード(及び所定試験パターンの期待される所定の長さ内でそのワードが繰り返されたか否か)を試験するので、全ての単一の被試験パターンにビット・エラーがあれば、シリアル・トリガ・パターンに対して問題となるまさにその時にビット・エラーが生じる可能性は、約1/1250である。10,000パターンに対して1つのエラーの場合、その可能性は、約1/12,500,000にまで低下する。これらの推定は、ランダムに分布するビット・エラーを仮定している。
上述の説明は、特定実施例に焦点を当てているが、他の構成も考えられる。以下の説明は、適切な単一又は複数のマシーンの簡単且つ一般的な説明であり、本発明のコンセプトのある概念を実現している。典型的には、単一又は複数のマシーンは、システム・バスを含んでいる。このシステム・バスは、プロセッサ、メモリ、蓄積装置、ビデオ・インタフェース、及び入力/出力インタフェース・ポートに付随している。メモリは、例えば、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリ・メモリ(ROM)、又は他のステート保存媒体である。単一又は複数のマシーンは、キーボード、マウスなどの従来の入力装置からの入力や、他のマシーン、仮想現実(VR)環境との相互作用、生体フィードバックから受けた指示、又は他の入力信号により少なくとも部分的に制御される。ここで用いたように、用語「マシーン」は、単一のマシーン、仮想マシーン、又は、これらマシーンや仮想マシーンにコミュニケーション可能に結合されたシステム、又は一緒に動作する複数の装置を広く含む。マシーンの例としては、パーソナル・コンピュータ、ワークステーション、サーバー、ポータブル・コンピュータ、ハンドヘルド装置、電話機、タブレットなどの計算装置と共に、プライベート又はパブリック移動体、例えば、自動車、電車、タクシーなどの輸送手段を含む。
単一又は複数のマシーンは、プログラマブル又は非プログラマブル・ロジック装置又はアレイ、用途特定集積回路(ASIC)、埋め込み形コンピュータ、スマート・カードの如き埋め込み制御器を含むことができる。単一又は複数のマシーンは、ネットワーク・インタフェース、モデム又はコミュニケーション可能な結合を介して1つ以上の遠隔マシーンに1つ以上の結合ができる。複数のマシーンは、イントラネット、インターネット、ローカル・エリア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネットワークなどの物理的及び/又は論理上のネットワークによって相互接続できる。ネットワーク・コミュニケーションは、種々の配線及び/又は無線の短距離又は長距離キャリア及びプロトコルを利用でき、これらには、無線周波数(RF)、サテライト、マイクロ波、電気電子技術者協会(IEEE)545.11、ブルーツース(商標)、光、赤外線、ケーブル、レーザなどを含むことが当業者には理解できよう。
発明の概念の実施例は、機能、手順、データ構造、アプリケーション・プログラムなどを参照し、又はこれらと関連して説明できる。これらをマシーンがアクセスした際の結果は、マシーンによるタスクの実行、若しくは概念上のデータ形式又は低レベルのハードウェア・コンテキストの定義となる。関連データを例えばRAM、ROMなどの揮発性及び/又は不揮発性メモリ、又は他の蓄積装置及び関連した蓄積媒体に蓄積できる。これらには、ハード・ドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、光学蓄積装置、テープ、フラッシュ・メモリ、メモリ・ステック、デジタル・ビデオ・ディスク、バイオロジカル蓄積装置などがある。関連したデータは、物理的及び/又は論理上のネットワークを含む伝送環境により、パケット、シリアル・データ、パラレル・データ、伝搬信号などの形式で配信でき、圧縮形式又は暗号化形式で利用できる。関連データは、分散環境にて使用でき、マシーンのアクセスのために局部的に及び/又は遠隔的に蓄積できる。発明概念の実施例は、1つ以上のプロセッサが実行可能な命令から構成された非一時的なマシーンが読出し可能な媒体を含み、これら命令は、上述の発明概念の要素を実行する命令から構成されている。
本発明の要旨を逸脱することなく、他の同様な又は異なる変形が可能である。よって、本発明の要旨は、特許請求の範囲を除いて限定されない。
100
105 信号発生器
110、210 被試験装置(DUT)
112、212 受信器
114 送信機
116 内部ロジック手段
120 試験測定機器
125 自動同期エラー検出器
305 自動同期ロジック手段
312 入力手段
318 メモリ
319 メモリ制御器
505 自動同期ステート・マシン
525 トリガ対トリガ・パターン・カウンタ
550 待ちカウンタ
555 選択器
630 シリアル・トリガ手段
625 トリガ対トリガ・カウンタ
635 ブランキング・プリミティブ検出器
660 比較器

Claims (2)

  1. 所定長の試験パターンに関連した同期サブパターンを自動的に識別する方法であって、
    試験測定機器の入力手段により、被試験装置からの試験パターンを含むデータ・ストリームを受け、
    メモリ・アドレスに関連したメモリ・ワードの内容をメモリから受け、
    上記メモリ・ワードの内容をトリガ・パターンとして設定し、
    上記トリガ・パターンをトリガ手段にロードし、
    上記データ・ストリーム内の上記トリガ・パターンの第1インスタンスの検出に応答して、上記試験測定機器をトリガし、
    上記トリガ・パターンの上記第1インスタンスの検出に応答して、トリガ対トリガ・カウンタにより計数を開始し、
    上記データ・ストリーム内の上記トリガ・パターンの第2インスタンスの検出に応答して、上記試験測定機器をトリガし、
    上記トリガ・パターンの第2インスタンスの検出に応答して、上記トリガ対トリガ・カウンタにより上記計数を終了し、
    上記計数を上記試験パターンの所定長と比較する
    ことを特徴とする同期サブパターン自動的識別方法。
  2. 所定長の試験パターンを含むデータ・ストリームを受ける入力手段と、
    複数のメモリ・ワードを蓄積するメモリと、
    該メモリに結合され、上記複数のメモリ・ワードの中から1つのメモリ・ワードの内容を読み取り、該メモリ・ワードの内容をトリガ・パターンとして設定する自動同期ロジック手段と、
    上記データ・ストリーム内の上記トリガ・パターンの第1インスタンスに応答して試験測定機器をトリガし、上記データ・ストリーム内の上記トリガ・パターンの第2インスタンスに応答して上記試験測定機器をトリガするトリガ手段と、
    上記トリガ・パターンの上記トリガされた第1インスタンスに応答して計数を開始し、上記トリガ・パターンの上記トリガされた第2インスタンスに応答して上記計数を終了するトリガ対トリガ・カウンタと、
    上記計数を上記試験パターンの所定長と比較する比較器と
    を具えた試験測定機器
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