JP2014039777A - 空気清浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイの着脱を容易に行うことができるとともに、電極ユニットの着脱を行うことができる空気清浄装置を提供すること。
【解決手段】本発明の空気清浄装置は、電極を内部に有する電極ユニット50を、筐体10の底面14に対して近接離間可能に設け、電極ユニット50が、筐体10の底面14に近接した位置で保持される第1の動作状態と、電極ユニット50が、筐体10の底面14から離間した位置で保持される第2の動作状態を有し、トレイ40の装着後には電極ユニット50を第1の動作状態とし、トレイ40の着脱動作時には電極ユニット50を第2の動作状態とすることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、細菌やウィルスなどの浮遊微生物を除去する空気清浄装置に関する。
水道水を電気分解して電解水を生成し、この電解水を用いて空気中に浮遊するウィルス等の除去を行う空気除菌装置が既に提案されている。
この種の空気除菌装置では、電解水を長時間に亘り循環させると、この電解水に汚れが生じ、この汚れにより電解性能が低下し、除菌性能が低下する。
従って、除菌性能の低下を防止するために、定期的に電解水を排水する構成が考えられている(特許文献1)。
特許文献1は、電解槽と、電解槽によって生成された電解水が供給される気液接触部材と、電解槽によって生成された電解水を貯留すると共に気液接触部材から流下する電解水を受ける水受け皿と、水受け皿に貯留した電解水を汲み上げて再び気液接触部材に供給する循環ポンプと、気液接触部材に室内空気を送る送風ファンを筐体内に備えている。
そして、特許文献1では、筐体の上部の一室に水受け皿に水を供給するための給水タンクと、水受け皿から排水された水を受ける排水タンクとをまとめて配置し、筐体の上部の一面にこれら給水タンク及び排水タンクを取り出し可能な取出扉を設けている。
特開2011−30697号公報
特許文献1の構成によれば、筐体の上部の一室に水受け皿に水を供給するための給水タンクと、水受け皿から排水された水を受ける排水タンクとをまとめて配置し、筐体の上部の一面にこれら給水タンク及び排水タンクを取り出し可能な取出扉を設けているため、給水タンクと排水タンクとを1つの取出扉から取り出すことができ、給水及び排水作業の手間を省くことができる。
しかし、特許文献1では、トレイの着脱を容易に行うことができない。
そこで本発明は、トレイの着脱を容易に行うことができるとともに、電極ユニットの着脱を行うことができる空気清浄装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の空気清浄装置は、着脱可能な給水用タンクと、前記給水用タンク内の水が供給されるフィルタ部材と、前記給水用タンク内の前記水を前記フィルタ部材に導く供給水路を形成するトレイと、前記供給水路の前記水を電気分解する電極と、前記フィルタ部材と接触する空気流れを形成する風路と、前記風路に空気流れを生じさせる送風機とを筐体内に備えた空気清浄装置であって、前記電極を内部に有する電極ユニットを、前記筐体の底面に対して近接離間可能に設け、前記電極ユニットが、前記筐体の前記底面に近接した位置で保持される第1の動作状態と、前記電極ユニットが、前記筐体の前記底面から離間した位置で保持される第2の動作状態とを有し、前記トレイの装着後には前記電極ユニットを前記第1の動作状態とし、前記トレイの着脱動作時には前記電極ユニットを前記第2の動作状態とすることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の空気清浄装置において、前記トレイの裏面には凸状レール部材を形成し、前記筐体の前記底面には、前記凸状レール部材を摺動可能に保持する凹状ガイダーを形成し、前記第2の動作状態では、前記凸状レール部材を前記凹状ガイダーに対して摺動させることで前記トレイの脱着を行え、前記第1の動作状態では、前記電極ユニットが前記トレイの動作を規制して前記トレイの脱着を行えないことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の空気清浄装置において、前記トレイに残留するスケールを含む汚水を汲み上げるポンプと、前記ポンプで汲み上げた前記汚水を貯留する排水用タンクとを備え、前記給水用タンク、前記フィルタ部材、及び前記排水用タンクを前記トレイに着脱可能に載置し、前記第2の動作状態で、前記給水用タンク、前記フィルタ部材、前記排水用タンク、及び前記トレイを取り外し、前記給水用タンク、前記フィルタ部材、前記排水用タンク、及び前記トレイを取り外した後に、前記第1の動作状態として、前記電極ユニットの着脱を行えることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の空気清浄装置において、前記筐体の前記底面には、前記電極ユニットから滴下する前記水を受ける電極用トレイを設け、前記トレイの装着時には、前記電極用トレイが前記トレイで覆われることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項3又は請求項4に記載の空気清浄装置において、前記トレイの上面を第1の領域と第2の領域に仕切る仕切り板を設け、前記第1の領域には、前記給水用タンクと前記排水用タンクを配置し、前記第2の領域には、前記フィルタを配置し、前記電極ユニットを前記第1の領域に配置し、前記第2の領域が前記風路の一部を形成することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項2に記載の空気清浄装置において、前記筐体の前記底面に底上げ部を形成し、前記凹状ガイダーを前記底上げ部に形成したことを特徴とする。
本発明によれば、トレイの装着後には前記電極ユニットを第1の動作状態とすることで供給水路内に電極を位置させて電解水を生成させ、トレイの着脱動作時には前記電極ユニットを第2の動作状態とすることで、トレイの着脱動作をスムーズに行うことができる。
本発明の一実施例の空気清浄装置外観斜視図 同空気清浄装置の開閉扉を開いた状態を示す外観斜視図 図2の状態から給水用タンクと排水用タンクとを取り外した状態を示し、電極ユニットが第1の動作状態であることを示す外観斜視図 図2の状態から給水用タンクと排水用タンクとを取り外した状態を示し、電極ユニットが第2の動作状態であることを示す外観斜視図 図4の状態からトレイを取り外した状態を示し、電極ユニットが第2の動作状態であることを示す外観斜視図 図4の状態から給水用タンクと排水用タンクとを取り外した状態を示し、電極ユニットが第1の動作状態であることを示す外観斜視図 本実施例に用いる、給水用タンク、フィルタ部材、及び排水用タンクをトレイに載置した状態を示す斜視図 同トレイの上面図 給水用タンクの斜視図 仕切り板の正面図 本実施例に用いるトレイの上面側斜視図 同トレイの裏面側斜視図 同トレイの正面図 本実施例による空気清浄装置の電極ユニットを示す要部斜視図 本実施例による空気清浄装置の側断面図 同空気清浄装置の側断面斜視図
本発明の第1の実施の形態による空気清浄装置は、電極を内部に有する電極ユニットを、筐体の底面に対して近接離間可能に設け、電極ユニットが、筐体の底面に近接した位置で保持される第1の動作状態と、電極ユニットが、筐体の底面から離間した位置で保持される第2の動作状態を有し、トレイの装着後には電極ユニットを第1の動作状態とし、トレイの着脱動作時には電極ユニットを第2の動作状態とするものである。本実施の形態によれば、トレイの装着後には電極ユニットを第1の動作状態とすることで供給水路内に電極を位置させて電解水を生成させ、トレイの着脱動作時には電極ユニットを第2の動作状態とすることで、トレイの着脱動作をスムーズに行うことができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による空気清浄装置において、トレイの裏面には凸状レール部材を形成し、筐体の底面には、凸状レール部材を摺動可能に保持する凹状ガイダーを形成し、第2の動作状態では、凸状レール部材を凹状ガイダーに対して摺動させることでトレイの脱着を行え、第1の動作状態では、電極ユニットがトレイの動作を規制してトレイの脱着を行えないものである。本実施の形態によれば、凸状レール部材と凹状ガイダーとでトレイをスライドさせて着脱できるとともに、供給水路内に電極を位置させた状態ではトレイの着脱を防止することができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態による空気清浄装置において、トレイに残留するスケールを含む汚水を汲み上げるポンプと、ポンプで汲み上げた汚水を貯留する排水用タンクとを備え、給水用タンク、フィルタ部材、及び排水用タンクをトレイに着脱可能に載置し、第2の動作状態で、給水用タンク、フィルタ部材、排水用タンク、及びトレイを取り外し、給水用タンク、フィルタ部材、排水用タンク、及びトレイを取り外した後に、第1の動作状態として、電極ユニットの着脱を行えるものである。本実施の形態によれば、頻繁に行う必要がある、給水、排水、及びフィルタ部材やトレイの掃除を容易に行えるとともに、電極ユニットの着脱も使用者が容易に行うことができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3の実施の形態による空気清浄装置において、筐体の底面には、電極ユニットから滴下する水を受ける電極用トレイを設け、トレイの装着時には、電極用トレイがトレイで覆われるものである。本実施の形態によれば、トレイを取り外した状態で、電極ユニットから滴下する水で筐体底面を濡らすことがなく、トレイを装着した状態ではトレイによって覆われ、トレイの装着時には電極用トレイを取り外す必要が無いため、使用者の作業負担を軽減できる。
本発明の第5の実施の形態は、第3又は第4の実施の形態による空気清浄装置において、トレイの上面を第1の領域と第2の領域に仕切る仕切り板を設け、第1の領域には、給水用タンクと排水用タンクを配置し、第2の領域には、フィルタを配置し、電極ユニットを第1の領域に配置し、第2の領域が風路の一部を形成するものである。本実施の形態によれば、電極ユニットを風路と仕切られた第1の領域に配置することで、電気分解時に発生する酸化ガスが風路に流れ込み、送風機などに用いられている材料を劣化させることを防止することができる。
本発明の第6の実施の形態は、第2の実施の形態による空気清浄装置において、筐体の底面に底上げ部を形成し、凹状ガイダーを底上げ部に形成したものである。本実施の形態によれば、底上げ部の高さだけ凸状レール部材の突出量を少なくすることができ、凸状レール部材の破損を防止することができる。
以下に、本発明の一実施例による空気清浄装置について説明する。
図1は本実施例の空気清浄装置の外観斜視図、図2は同空気清浄装置の開閉扉を開いた状態を示す外観斜視図、図3は図2の状態から給水用タンクと排水用タンクとを取り外した状態を示し、電極ユニットが第1の動作状態であることを示す外観斜視図、図4は図2の状態から給水用タンクと排水用タンクとを取り外した状態を示し、電極ユニットが第2の動作状態であることを示す外観斜視図、図5は図4の状態からトレイを取り外した状態を示し、電極ユニットが第2の動作状態であることを示す外観斜視図、図6は図4の状態から給水用タンクと排水用タンクとを取り外した状態を示し、電極ユニットが第1の動作状態であることを示す外観斜視図である。
図1に示すように、本実施例による空気清浄装置は、筐体10の前面には開閉扉11を、両側面には吸入口12を、天面には吹出口13を有する。
図2に示すように、開閉扉11を開くと、筐体10内には給水用タンク20と排水用タンク30とがトレイ40に着脱可能に載置されている。給水用タンク20と排水用タンク30とは、開閉扉11に対向する位置に並設されている。
給水用タンク20と排水用タンク30とは、トレイ40を引き出すことなく開閉扉11を開いた状態でトレイ40から取り外すことができる。
図3は、給水用タンク20と排水用タンク30とをトレイ40から取り外した状態を示している。
図3に示す状態では、電極ユニット50は第1の動作状態にある。第1の動作状態では、電極ユニット50は、筐体10の底面14に近接した位置で保持され、トレイ40内の水中に配置されている。電極ユニット50が第1の動作状態にある場合にはトレイ40を筐体10から引き出すことはできない。
図4に示す状態では、電極ユニット50は第2の動作状態にある。第2の動作状態では、電極ユニット50は、筐体の底面14から離間した位置で保持され、トレイ40から更に上方に引き上げられている。電極ユニット50の引き上げは、図3及び図4に示すレバー51によって使用者が操作する。
図4に示すように、電極ユニット50を第2の動作状態としたときには、電極ユニット50は、仕切り板41に当接しないため、図5に示すようにトレイ40を筐体10内から取り出すことができる。
図6では、トレイ40を取り出した状態で、レバー51の操作により、電極ユニット50を再び第1の動作状態に移動させている。
給水用タンク20への給水と排水用タンク30からの排水作業、更にはトレイ40の清掃作業は、図1から図5に示す順番で、給水用タンク20、排水用タンク30、トレイ40を取り外し、給水、排水、清掃後に、図5から図1に示す順番で装着を行うことで完了する。
図2から図6に示すように、開閉扉11の内面にはボトル15が着脱可能に取り付けられている。ボトル15には、タブレット状の食塩が入っており、給水用タンク20及び排水用タンク30の装着時に、トレイ40中に必要量の食塩を投入することで水の塩素濃度を高める。
図5及び図6に示すように、筐体10の底面14には、底上げ部19が形成され、底上げ部19の上面には凹状ガイダー16を形成している。また、筐体10の底面14には、ポンプ駆動部17を設けている。
図7は、本実施例に用いる、給水用タンク、フィルタ部材、及び排水用タンクをトレイに載置した状態を示す斜視図、図8は同トレイの上面図、図9は給水用タンクの斜視図、図10は仕切り板の正面図である。
図7及び図8に示すように、トレイ40には、給水用タンク20、フィルタ部材60、及び排水用タンク30が載置されている。またトレイ40には仕切り板41が設けられている。フィルタ部材60及び仕切り板41はトレイ40に対し着脱可能に設けられている。
トレイ40の上面は、仕切り板41によって第1の領域と第2の領域に仕切られている。第1の領域には、給水用タンク20と排水用タンク30が配置され、第2の領域には、フィルタ部材60が配置されている。電極ユニット50は第1の領域に配置している。
排水用タンク30には、上部に取っ手31が形成され、上面は開閉蓋32となっている。この開閉蓋32には接続口33が設けられている。
図8に示すように、フィルタ部材60は、吸水性繊維素材を円筒状部材外周面に設け、駆動機構61によって回転する。フィルタ部材60は、通過する空気を電解水に接触させて空気を除菌する気液接触機能を果たす。
図9に示すように、給水用タンク20は、上部及び一方の側部に取っ手21が形成され、下部に蓋22を有する。この蓋22を取り外して水道水を注入する。蓋22には押圧によって開となるピンを備え、トレイ40上に載置されると、ピンが押されて内部の水が滴下される。
図10に示すように、仕切り板41には、トレイ40に残留するスケールを含む汚水を汲み上げるポンプ70と、このポンプ70で汲み上げた汚水を排水用タンク30に導くホース71を設けている。
ポンプ70は、図5及び図6で示すポンプ駆動部17によって動作する。ポンプ駆動部17は磁気結合によってポンプ70を駆動する。
ポンプ70で汲み上げた汚水は、ホース71から接続口33を通り排水用タンク30内に導かれる。
排水用タンク30内には、例えばフロートスイッチからなる排水検知手段が設けられ、所定の汚水量になるとポンプ駆動部17の動作を停止する。
図11は本実施例に用いるトレイの上面側斜視図、図12は同トレイの裏面側斜視図、図13は同トレイの正面図である。
供給水路42は、給水用タンク20の下方に位置する第1の供給水路42aと、フィルタ部材60の下方に位置する第2の供給水路42bと、第2の供給水路42bの出口側につながる貯留部42cと、第1の供給水路42aの出口側につながり第2の供給水路42bの入口側につながる電極用水路42dとから構成されている。電極ユニット50は電極用水路42dに配置される。ポンプ70は、貯留部42cから汚水を汲み上げる。
給水は、第1の供給水路42a、電極用水路42d、及び第2の供給水路42bを順次通過した後に貯留部42cに導かれるため、汚水は新鮮な水に押されながら貯留部42cに移動し、トレイ40の供給水路42に残留している汚水を確実に排水用タンク30に回収することができる。
貯留部42cの底面は、供給水路42の中で最も低く形成している。貯留部42cの底面を低くすることで、スケールなどの比重の大きな成分を貯留部42cに溜めやすくし、トレイ40の供給水路42への残留を少なくして排水用タンク30での確実な回収を行うことができる。
トレイ40の裏面には凸状レール部材43を形成している。この凸状レール部材43は、図5及び図6で示す筐体10の底面14の凹状ガイダー16に摺動可能に保持され、電極ユニット50が第2の動作状態では、凸状レール部材43を凹状ガイダー16に対して摺動させることでトレイ40の脱着を行える。
図14は本実施例による空気清浄装置の電極ユニットを示す要部斜視図である。
電極ユニット50は、筐体10の底面14に対して近接離間可能に設けてあり、近接離間動作はレバー51によって行うことができる。図14では、電極ユニット50が、筐体10の底面14に近接した位置で保持される第1の動作状態を示している。
電極ユニット50は、内部に電極を有し、これら電極間に電圧を印加することにより、水を電解して電解水を生成する。塩化物イオンを含む水が電解されることで、次亜塩素酸を含む電解水が生成される。次亜塩素酸は活性酸素種に含まれ、強力な酸化作用や漂白作用を有する。次亜塩素酸が溶解した水溶液、すなわち生成される電解水は、ウィルス等の不活化、殺菌、有機化合物の分解等、種々の空気清浄効果を発揮する。
筐体10の底面14には、電極ユニット50から滴下する水を受ける電極用トレイ44を設けている。電極用トレイ44は底面14の凹部に配置され、トレイ40の装着時には、電極用トレイ44はトレイ40で覆われる。電極ユニット50の下方に電極用トレイ44を設けることで、トレイ40を取り外した状態で、電極ユニット50から滴下する水で筐体10の底面14を濡らすことがなく、トレイ40を装着した状態ではトレイ40によって覆われ、トレイ40の装着時には電極用トレイ44を取り外す必要が無いため、使用者の作業負担を軽減できる。
図14を用いて電極ユニット50の取り外し動作について説明する。
図14(a)は、電極ユニット50を引き下ろした状態であり、電極ユニット50の上部は蓋体52で覆われている。蓋体52を取り外した状態を図14(b)に示す。電極ユニット50は、一対の係合爪53によって保持枠54に着脱される。電極ユニット50にはユニット側コネクター55aが、保持枠54には本体側コネクター55bが設けられている。ユニット側コネクター55a及び本体側コネクター55bにはそれぞれ配線コードが接続されているが、配線コードについては図示を省略する。蓋体52は、電極ユニット50の動作時に、この配線コードが絡まないために設けている。
ユニット側コネクター55aと本体側コネクター55bとを外した後に、図14(c)に示すように、一対の係合爪53を保持枠54から取り外して、電極ユニット50の交換を行う。
新たな電極ユニット50の装着は、図14(c)、(b)、(a)の順で行う。
図15は本実施例による空気清浄装置の側断面図、図16は同空気清浄装置の側断面斜視図である。
筐体10の両側面に設けた吸入口12から筐体10内に吸入された空気は、筐体10の後面18側から下方に引っ張られ、フィルタ部材60と風路板81の下端との隙間を通過し、風路板81によって形成された風路80内を上昇する。風路80に空気流れを生じさせる送風機82が筐体10内の上方に配置され、送風機82によって空気は吹出口13から吹き出される。
以上のように本実施例による空気清浄装置によれば、トレイ40の装着後には電極ユニットを第1の動作状態とすることで供給水路42内に電極を位置させて電解水を生成させ、トレイ40の着脱動作時には電極ユニットを第2の動作状態とすることで、トレイ40の着脱動作をスムーズに行うことができる。
また本実施例による空気清浄装置によれば、凸状レール部材43と凹状ガイダー16とでトレイ40をスライドさせて着脱できるとともに、供給水路42内に電極を位置させた状態ではトレイ40の着脱を防止することができる。
また本実施例による空気清浄装置によれば、給水用タンク20、フィルタ部材60、及び排水用タンク30をトレイ40に着脱可能に載置し、第2の動作状態で、給水用タンク20、フィルタ部材60、排水用タンク30、及びトレイ40を取り外し、給水用タンク20、フィルタ部材60、排水用タンク30、及びトレイ40を取り外した後に、第1の動作状態として、電極ユニット50の着脱を行えるものである。また、頻繁に行う必要がある、給水、排水、及びフィルタ部材60やトレイ40の掃除を容易に行えるとともに、電極ユニット50の着脱も使用者が容易に行うことができる。
また本実施例による空気清浄装置によれば、電極ユニット50を風路80と仕切られた第1の領域に配置することで、電気分解時に発生する酸化ガスが風路80に流れ込み、送風機82などに用いられている材料を劣化させることを防止することができる。
また本実施例による空気清浄装置によれば、底上げ部19の高さだけ凸状レール部材43の突出量を少なくすることができ、凸状レール部材43の破損を防止することができる。
本発明は、空間に浮遊する微生物を除去する空気清浄装置であるが、浮遊微生物除去機能を有する加湿器としても適している。
10 筐体
11 開閉扉
12 吸入口
13 吹出口
14 底面
15 ボトル
16 凹状ガイダー
17 ポンプ駆動部
18 後面
19 底上げ部
20 給水用タンク
21 取っ手
22 蓋
30 排水用タンク
31 取っ手
32 開閉蓋
33 接続口
40 トレイ
41 仕切り板
42 供給水路
42a 第1の供給水路
42b 第2の供給水路
42c 貯留部
42d 電極用水路
43 凸状レール部材
44 電極用トレイ
50 電極ユニット
51 レバー
52 蓋体
53 係合爪
54 保持枠
55a ユニット側コネクター
55b 本体側コネクター
60 フィルタ部材
61 駆動機構
70 ポンプ
71 ホース
80 風路
81 風路板
82 送風機

Claims (6)

  1. 着脱可能な給水用タンクと、前記給水用タンク内の水が供給されるフィルタ部材と、前記給水用タンク内の前記水を前記フィルタ部材に導く供給水路を形成するトレイと、前記供給水路の前記水を電気分解する電極と、前記フィルタ部材と接触する空気流れを形成する風路と、前記風路に空気流れを生じさせる送風機とを筐体内に備えた空気清浄装置であって、前記電極を内部に有する電極ユニットを、前記筐体の底面に対して近接離間可能に設け、前記電極ユニットが、前記筐体の前記底面に近接した位置で保持される第1の動作状態と、前記電極ユニットが、前記筐体の前記底面から離間した位置で保持される第2の動作状態とを有し、前記トレイの装着後には前記電極ユニットを前記第1の動作状態とし、前記トレイの着脱動作時には前記電極ユニットを前記第2の動作状態とすることを特徴とする空気清浄装置。
  2. 前記トレイの裏面には凸状レール部材を形成し、前記筐体の前記底面には、前記凸状レール部材を摺動可能に保持する凹状ガイダーを形成し、前記第2の動作状態では、前記凸状レール部材を前記凹状ガイダーに対して摺動させることで前記トレイの脱着を行え、前記第1の動作状態では、前記電極ユニットが前記トレイの動作を規制して前記トレイの脱着を行えないことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 前記トレイに残留するスケールを含む汚水を汲み上げるポンプと、前記ポンプで汲み上げた前記汚水を貯留する排水用タンクとを備え、前記給水用タンク、前記フィルタ部材、及び前記排水用タンクを前記トレイに着脱可能に載置し、前記第2の動作状態で、前記給水用タンク、前記フィルタ部材、前記排水用タンク、及び前記トレイを取り外し、前記給水用タンク、前記フィルタ部材、前記排水用タンク、及び前記トレイを取り外した後に、前記第1の動作状態として、前記電極ユニットの着脱を行えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気清浄装置。
  4. 前記筐体の前記底面には、前記電極ユニットから滴下する前記水を受ける電極用トレイを設け、前記トレイの装着時には、前記電極用トレイが前記トレイで覆われることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の空気清浄装置。
  5. 前記トレイの上面を第1の領域と第2の領域に仕切る仕切り板を設け、前記第1の領域には、前記給水用タンクと前記排水用タンクを配置し、前記第2の領域には、前記フィルタを配置し、前記電極ユニットを前記第1の領域に配置し、前記第2の領域が前記風路の一部を形成することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の空気清浄装置。
  6. 前記筐体の前記底面に底上げ部を形成し、前記凹状ガイダーを前記底上げ部に形成したことを特徴とする請求項2に記載の空気清浄装置。
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