JP2014039751A - 球体移送用管接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体の取付筒部に対して可撓性がある管体を着脱自在で且つ抜け不能に取り付ける接続構造を提供する。
【解決手段】本体1の取付筒部1bに対して接続具3を取り付け、接続具3の筒状接続部3aを管体2の内面2bに沿って挿入することにより、筒状接続部3aの外周面に有する抜け止め手段4で、管体2の内面2bと筒状接続部3aが軸方向へ移動不能に係合して抜け止め保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばパチンコ球などのような球体が通る装置に対して管体を接続するために用いられる球体移送用管接続構造(球体移送用管接続装置)に関する。
従来、この種のパチンコ球が通る装置として、ケース体の内部にパチンコ球が通過する通路部が形成され、前記通路部の末端が前記ケース体から円筒状に突出して、その先端外周面に沿って環状突起を一体形成したパチンコ球の計測装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、パチンコ球が通る装置に接続される管体としては、螺旋管やスプリングチューブが用いられ、計数器の本体から円筒状に突出する取付筒部か、又は支流樋から円筒状に突出するパイプ取付部に対して、前記螺旋管やスプリングチューブの端部を装着し、前記取付筒部の先端に突出形成された環状突起か、或いは前記パイプ取付部の先端に突出形成された係止爪に、前記螺旋管やスプリングチューブの端部を係止させることで抜け止めしている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
特開平8−235339号公報 実公平1−31257号公報 特開平10−146444号公報
このような従来の球体移送用管接続構造では、前記取付筒部の前記環状突起或いは前記パイプ取付部の前記係止爪に向け、前記螺旋管や前記スプリングチューブの端部を回転しながら押し付けることで弾性的に拡径変形させて、前記環状突起或いは前記係止爪を乗り越えるように装着するため、パチンコ球の通過に伴う振動などによって前記環状突起或いは前記係止爪から簡単に外れないように前記螺旋管や前記スプリングチューブの端部を変形し難く形成する必要があった。
しかし、この場合には、装着時において前記螺旋管や前記スプリングチューブの端部を十分に拡径変形させることが困難になり、接続作業に手間がかかって時間を要するという問題があった。さらに、前記環状突起或いは前記係止爪の端部を完全に乗り越えない状態で、前記螺旋管や前記スプリングチューブの挿着作業を止めてしまうおそれもある。この場合には、パチンコ球の通過に伴う振動などで、前記環状突起或いは前記係止爪から前記螺旋管や前記スプリングチューブの端部が簡単に外れてしまうという問題があった。
そこで、このような問題点を解決するために、前記螺旋管や前記スプリングチューブに代えて、可撓性がある管体を前記取付筒部に接着剤などで固着することが考えられる。
しかし乍ら、このような場合には、前記取付筒部の外周面や前記管体の内面に塗布した前記接着剤が前記管体の内部にはみ出してパチンコ球の移動を阻害するおそれがある。
ところで、パチンコ球の通過に伴って前記管体の内周面は摩耗するため、交換が必要になる。交換作業を容易にするために、前記取付筒部に対し前記管体を着脱自在に取り付けると、パチンコ球の通過に伴う振動などによって、前記管体の取り付けが緩んで前記取付筒部から外れる可能性もあった。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものであり、本体の取付筒部に対して可撓性がある管体を着脱自在で且つ抜け不能に取り付けること、などを目的とするものである。
このような目的を達成するために本発明は、球体が通る内部通路及び円筒状に突出する取付筒部を有する本体と、内部に前記球体の管路を有する可撓性の管体と、前記取付筒部に取り付けられて前記管体に挿入される筒状接続部を有する接続具と、を備え、前記筒状接続部の外周面に、前記管体の内面と当接して前記筒状接続部の軸方向へ移動不能に係合する抜け止め手段を設けたことを特徴とする。
前述した特徴を有する本発明は、本体の取付筒部に対して接続具を取り付け、接続具の筒状接続部を管体の内面に沿って挿入することにより、筒状接続部の外周面に有する抜け止め手段で、管体の内面と筒状接続部が軸方向へ移動不能に係合して抜け止め保持される。
したがって、本体の取付筒部に対して可撓性がある管体を着脱自在で且つ抜け不能に取り付けることができる。
その結果、管体の消耗に応じて交換が容易であるとともに、球体の通過に伴う振動などによって管体の取り付けが緩んで外れることがなく安全であり、さらに管体を接続作業が容易で現場作業に有効である。
本発明の実施形態に係る球体移送用管接続構造を示す説明図であり、(a)が全体構成の一部切欠正面図、(b)が管体及び接続具の一部切欠拡大正面図、(c)が接続具の斜視図、(d)が図1(b)の(1D)−(1D)線に沿える横断平面図である。 管体及び接続具の変形例を示す一部切欠拡大正面図である。 本発明の他の実施例に係る球体移送用管接続構造を示す説明図であり、(a)が全体構成の一部切欠正面図、(b)が管体及び接続具の一部切欠拡大正面図、(c)が接続具の斜視図である。 本発明の他の実施例に係る球体移送用管接続構造を示す説明図であり、(a)が全体構成の一部切欠正面図、(b)が管体及び接続具の一部切欠拡大正面図、(c)が接続具の斜視図である。 本発明の他の実施例に係る球体移送用管接続構造を示す説明図であり、(a)が全体構成の一部切欠正面図、(b)が管体及び接続具の一部切欠拡大正面図、(c)が接続具の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る球体移送用管接続構造Aは、図1〜図5に示すように、例えばパチンコ球などの球体Bが通る装置Cに対して管体を接続するための管接続装置である。
詳しく説明すると、球体移送用管接続構造Aは、球体Bが通る内部通路1a及び円筒状に突出する取付筒部1bを有する本体1と、その内部に本体1の内部通路1aから供給される球体Bの管路2aを有する可撓性の管体2と、取付筒部1bに取り付けられて管体2に挿入される筒状接続部3aを有する接続具3と、を主要な構成要素として備えている。
本体1は、例えば特開平8−235339号に記載されるパチンコ球の計測装置、実公平1−31257号に記載されるパチンコ球補給系路における球の分流装置(詳しくは球出口や計数器)、特開平10−146444号に記載されるパチンコ設備の上タンクに取り付けられた支流樋などからなる、球体Bの供給経路(図示しない)の途中に配設される装置Cの本体構造であり、それには、球体Bの供給経路と連通する内部通路1aが形成されている。
本体1において球体Bが通る内部通路1aの先端側(球体Bの移動方向の下流側)には、円筒状の取付筒部1bが本体1から突出して形成される。
取付筒部1bの外径は、後述する管体2の内径よりも小さく形成されている。取付筒部1bにおいて先端側(球体Bの移動方向の下流側)には、その外周面に沿って突出する環状突起1cが形成されている。
管体2は、球体Bが通る装置Cと、その下流側に配備される器具(図示しない)とを連絡するものであり、適度に柔らかくするための可塑剤が添加された例えば塩化ビニル、ポリウレタン、ナイロン(登録商標)、ポリエステルなどの合成樹脂に可塑剤が添加されたもの又はシリコンゴムなどのゴムからなる軟質材料を、押出成形機により押出成形するなどして弾性変形可能に構成することが好ましい。管体2の軟質材料としては、透明又は半透明な材料で形成することにより、管体2を透してその内部が外部から見え、管体2の内部状況を外部から透視可能にすることが好ましい。
管体2の内部には、本体1の内部通路1aから供給された球体Bを落下するように通過させる管路2aが形成されている。
管体2の具体例としては、図1〜図5に示すように、その内面2bとして管体2の内周面から軸方向へ螺旋状に突出して球体Bと接触する螺旋突条2cを設けることにより、管体2の軸方向へ隣り合う螺旋突条2cの間に管路2aが螺旋状に形成されて、本体1の内部通路1aから供給された球体Bを螺旋状に旋回しながら落下させることが好ましい。
螺旋突条2cは、管体2の軟質材料と同系の例えば塩化ビニル、ポリウレタン、ナイロン(登録商標)、ポリエステルなどの合成樹脂に可塑剤が全く添加されないか又は僅かに添加された硬質材料を、押出成形機により押出成形するなどして螺旋状に連続形成することが好ましい。
螺旋突条2cの具体例としては、図1〜図5に示す例の他に、特願2011−271724号明細書に記載される螺旋突条を用いることも可能である。
また、管体2の外面2dは、凹凸がない曲面に形成することが好ましい。
接続具3は、本体1の取付筒部1bと管体2を接続するものであり、その一端側が取付筒部1bに取り付けられて他端側に管体2に挿入される筒状接続部3aを有している。
筒状接続部3aは、管体2の内径と同じか又はそれよりも僅かに大きい円筒状に形成される。管体2の内面2bに螺旋突条2cが突設される場合には、図1〜図5に示すように、筒状接続部3aの外周面に、螺旋突条2cと嵌り合う貫通孔や凹溝などからなる螺旋凹部3bを形成することが好ましい。
さらに、筒状接続部3aの外周面には、管体2の内面2bと対向当接して筒状接続部3aの軸方向へ移動不能に係合する抜け止め手段4を設けている。
抜け止め手段4とは、筒状接続部3aの外周面を、管体2の内面2bとの摩擦抵抗が増大するように形成して、筒状接続部3aに対する管体2の抜けを防止するものである。
抜け止め手段4の具体例としては、図1〜図5に示すように、管体2の内面2bに対し筒状接続部3aの周方向又は軸方向などに食い込んで係合する係止突起4a,4b,4c,4dを突出形成することが好ましい。
さらに必要に応じて、図5に示すように、筒状接続部3aの外側に、管体2の外面2dと対向当接する押圧部材5を設け、押圧部材5を接続具3に取り付けることが好ましい。
また、接続具3は、その一端に、取付筒部1bの先端外周面に沿って形成される環状突起1cと取付筒部1bの軸方向へ移動不能に係合する係止手段6を有することが好ましい。
係止手段6の具体例としては、図1〜図5に示すように、取付筒部1bに向けて係止爪6a,6b,6c,6dを環状突起1cの外径よりも小さくなるように突出形成し、取付筒部1bの径方向へ係止爪6a,6b,6c,6dで環状突起1cを挟み込むことにより、取付筒部1bの軸方向へ移動不能に係合させることが好ましい。
係止手段6のその他の具体例として、特願2012−042434号明細書に記載される係止爪を用いることも可能である。
このような本発明の実施形態に係る球体移送用管接続構造Aによると、本体1の取付筒部1bに対して接続具3の一端を係止手段6などにより取り付け、接続具3の他端に形成される筒状接続部3aを管体2の内面2bに沿って挿入することにより、筒状接続部3aの外周面に設けられる抜け止め手段4で、管体2の内面2bと筒状接続部3aが軸方向へ移動不能に係合して抜け止め保持される。
したがって、本体1の取付筒部1bに対して可撓性がある管体2を着脱自在で且つ抜け不能に取り付けることができる。
その結果、管体2の消耗に応じて交換が容易であるとともに、球体Bの通過に伴う振動などによって管体2の取り付けが緩んで外れることがなく安全であり、さらに管体2を接続作業が容易で現場作業に有効である。
特に、抜け止め手段4が、管体2の内面2bに対し食い込んで係合する係止突起4a,4b,4c,4dである場合には、接続具3の筒状接続部3aを管体2の内面2bに沿って挿入することにより、管体2の内面2bに対して抜け止め手段4となる係止突起4a,4b,4c,4dが食い込み、筒状接続部3aの軸方向へ係合して移動不能に保持される。
したがって、簡単な構造で接続具3の筒状接続部3aに対して管体2を確実に抜け止めすることができる。
さらに、接続具3が、取付筒部1bの外周面に沿って形成される環状突起1cと取付筒部1bの軸方向へ移動不能に係合する係止手段6を有している場合には、取付筒部1bの環状突起1cに対し、接続具3の係止手段6を取付筒部1bの軸方向へ移動不能に係合させることにより、接続具3を介して本体1の内部通路1aと管体2の管路2aが連続するように連結される。
したがって、簡単に且つ短時間で本体1に管体2を接続することができる。
その結果、取付筒部の環状突起或いはパイプ取付部の係止爪に向け、螺旋管やスプリングチューブの端部を回転しながら押し付けることで弾性的に拡径変形させて、環状突起或いはパイプ取付部の係止爪を乗り越えるように装着する従来のものに比べ、接続作業が容易で現場作業に有効である。
次に、本発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1(a)〜(d)及び図2に示すように、接続具3において筒状接続部3aの外周面に、管体2の内面2bの螺旋突条2cと嵌り合う螺旋凹部3bを形成し、抜け止め手段4として管体2の内面2bと筒状接続部3aの周方向に食い込む係止突起4aを設けたものである。
図1(a)〜(d)に示される例では、管体2の内面2bに沿って螺旋突条2cを一条に螺旋巻きし、これと対応して筒状接続部3aの外周面には、貫通孔からなる螺旋凹部3bを一条に螺旋巻きしている。
図2に示される例では、管体2及び接続具3の変形例が示され、管体2の内面2bに沿って突出量が異なる一対の螺旋突条2c,2c′を二条に螺旋巻きし、これらと対応して筒状接続部3aの外周面には、貫通孔からなる螺旋凹部3bと、凹溝からなる螺旋凹部3b′を二条に螺旋巻きしている。
そして、図1(a)〜(d)及び図2に示される例では、筒状接続部3aにおいて外周面の全体をその先端(他端)に向けて外径が徐々に小さくなるテーパー状に形成することにより、管体2に対して筒状接続部3aが容易に挿入できるようにしている。
抜け止め手段4となる係止突起4aは、筒状接続部3aの外周面においてその周方向の一部を爪状に突出させて周方向へ段差が生じるように形成される。図1(a)〜(d)及び図2に示される例では、抜け止め手段4となる係止突起4aを、筒状接続部3aの径方向へ対向する位置に一対、それぞれ筒状接続部3aの軸心に対し若干傾斜して筒状接続部3aの軸方向へ延びるように配置している。
また、その他の例として図示しないが、筒状接続部3aにおいて外周面の先端側のみを部分的にテーパー状に形成したり、抜け止め手段4となる係止突起4aを筒状接続部3aの径方向へ一つ又は三つ以上形成したりすることも可能である。
さらに、取付筒部1bの環状突起1cに対し接続具3を移動不能に係合させる係止手段6は、図1(a)〜(d)及び図2に示される例の場合、接続具3の一端部が円筒状に形成され、そこにスリット6eを設けて複数の筒状片6fを分離形成することにより、各筒状片6fがそれぞれ径方向へ弾性的に拡径変形可能になるとともに、各筒状片6fの末端(一端)内面に係止爪6aをそれぞれ突出形成している。各筒状片6fの末端内縁には、本体1の取付筒部1bの環状突起1cを案内誘導するためのガイド面6gが形成されている。
接続具3の一端部に形成される複数の筒状片6fに向け、本体1の取付筒部1bをガイド面6gに沿って挿入することにより、各筒状片6fが径方向へ拡径変形して、取付筒部1bの環状突起1cが係止爪6aを乗り越え、環状突起1cと係止爪6aが軸方向へ移動不能に係合するように構成されている。
このような本発明の実施例1に係る球体移送用管接続構造Aによると、管体2の内面2bに沿って接続具3の筒状接続部3aを挿入しながら回転してねじ込むことにより、筒状接続部3aの螺旋凹部3bに管体2の螺旋突条2cが嵌入して螺合するとともに、抜け止め手段4として筒状接続部3aの外周面から突出する係止突起4aが、管体2の内面2bと周方向へ食い込んで逆回転不能となり、それによって、管体2の内面2bと筒状接続部3aを軸方向へ移動不能に係合して抜け止め保持する。
したがって、簡単な構造で接続具3の筒状接続部3aに対して管体2を確実に抜け止めすることができるという利点がある。
この実施例2は、図3(a)〜(c)に示すように、抜け止め手段4として管体2の内面2bと筒状接続部3aの軸方向に食い込む係止突起4bを設けた構成が、図1(a)〜(d)及び図2に示した実施例1とは異なり、それ以外の構成は実施例1と同じものである。
図3(a)〜(c)に示される例では、筒状接続部3aにおいて外周面の先端側のみをその先端(他端)に向けて外径が徐々に小さくなるテーパー状に形成することにより、管体2に対して筒状接続部3aが容易に挿入できるようにしている。
抜け止め手段4となる係止突起4bは、筒状接続部3aの外周面においてその軸方向の一部を爪状に突出させて軸方向へ段差が生じるように形成される。図3(a)〜(c)に示される例では、抜け止め手段4となる係止突起4bを、筒状接続部3aの外周面において先端側のテーパー状面部位と円柱面部位の境目に、筒状接続部3aの周方向へ延びるように配置している。
さらに、取付筒部1bの環状突起1cに対し接続具3を移動不能に係合させる係止手段6は、図3(a)〜(c)に示される例の場合、接続具3の一端部に形成される複数の筒状片6f′の末端面を、本体1において取付筒部1bが突出形成される基端面1dまで延長して当接させるとともに、筒状片6f′の内面に係止爪6bをそれぞれ突出形成している。
接続具3の一端部に形成される複数の筒状片6f′に向け、本体1の取付筒部1bをガイド面6g′に沿って挿入することにより、各筒状片6f′が径方向へ拡径変形して、取付筒部1bの環状突起1cが係止爪6bを乗り越え、環状突起1cと係止爪6bが軸方向へ移動不能に係合すると同時に、各筒状片6f′の末端面が本体1の基端面1dと当たるように構成されている。
また、その他の例として図示しないが、図3(a)〜(c)に示される例の係止手段6に代えて、図1(a)〜(d)及び図2に示される例の係止手段6を設けることも可能である。
このような本発明の実施例2に係る球体移送用管接続構造Aによると、管体2の内面2bに沿って接続具3の筒状接続部3aを挿入しながら回転してねじ込むことにより、抜け止め手段4として筒状接続部3aの外周面から突出する係止突起4bが、管体2の内面2bと軸方向へ食い込んで逆移動不能となり、それによって、管体2の内面2bと筒状接続部3aを軸方向へ移動不能に係合して抜け止め保持する。
したがって、前述した実施例1と同様に、簡単な構造で接続具3の筒状接続部3aに対して管体2を確実に抜け止めすることができるという利点がある。
この実施例3は、図4(a)〜(c)に示すように、抜け止め手段4として管体2の内面2bと筒状接続部3aの軸方向に食い込む係止突起4cを設けた構成が、図1(a)〜(d)及び図2に示した実施例1や図3(a)〜(c)に示した実施例2とは異なり、それ以外の構成は実施例1や実施例2と同じものである。
図4(a)〜(c)に示される例では、筒状接続部3aにおいて外周面の全体をその先端(他端)に向けて外径が徐々に小さくなるテーパー状に形成することにより、管体2に対して筒状接続部3aが容易に挿入できるようにしている。
抜け止め手段4となる係止突起4cは、筒状接続部3aの外周面から螺旋状に突出させて軸方向へ段差が生じるように形成される。図4(a)〜(c)に示される例では、抜け止め手段4となる係止突起4cを、断面山型に突出させるとともに、その螺旋方向が螺旋凹部3bの螺旋方向と逆向きで筒状接続部3aの軸方向へ延びるように配置している。
また、その他の例として図示しないが、係止突起4cの断面形状を山型に代えて半円形や矩形に突出させたり、螺旋凹部3bの螺旋方向と同じ向きで配置したりすることも可能である。
さらに、取付筒部1bの環状突起1cに対し接続具3を移動不能に係合させる係止手段6は、図4(a)〜(c)に示される例の場合、接続具3の一端に形成される円筒部を複数に分割し、その一部を接続具3の一端と一体形成して固定側筒状片6hと呼ぶとともに、他部を接続具3の一端と分離して分離側筒状片6iと呼び、これら固定側筒状片6h及び分離側筒状片6iを着脱自在な嵌合部6jによって連結可能に構成している。固定側筒状片6h及び分離側筒状片6iの末端(一端)内面に係止爪6cをそれぞれ突出形成している。
接続具3の一端に一体形成される固定側筒状片6hに向け、本体1の取付筒部1bを挿入し、その後、分離側筒状片6iを嵌合部6jで固定側筒状片6hと着脱自在に連結することにより、係止爪6cが環状突起1cと軸方向へ移動不能に係合するように構成されている。
また、その他の例として図示しないが、図4(a)〜(c)に示される例の係止手段6に代えて、図1(a)〜(d)及び図2に示される例の係止手段6や、図3(a)〜(c)に示される例の係止手段6を設けることも可能である。
このような本発明の実施例3に係る球体移送用管接続構造Aによると、管体2の内面2bに沿って接続具3の筒状接続部3aを挿入しながら回転してねじ込むことにより、抜け止め手段4として筒状接続部3aの外周面から突出する係止突起4cが、管体2の内面2bと軸方向へ食い込んで逆移動不能となり、それによって、管体2の内面2bと筒状接続部3aを軸方向へ移動不能に係合して抜け止め保持する。
したがって、前述した実施例1や実施例2と同様に、簡単な構造で接続具3の筒状接続部3aに対して管体2を確実に抜け止めすることができるという利点がある。
この実施例4は、図5(a)〜(c)に示すように、筒状接続部3aの外側に、管体2の外面2dと対向当接する押圧部材5を設け、押圧部材5を接続具3に取り付ける構成が、図1(a)〜(d)及び図2に示した実施例1や図3(a)〜(c)に示した実施例2や図4(a)〜(c)に示した実施例3とは異なり、それ以外の構成は実施例1や実施例2や実施例3と同じものである。
図5(a)〜(c)に示される例では、押圧部材5が管体2の外径よりも若干大径な円筒状に形成され、押圧部材5の内周面5aをその先端に向けて内径が徐々に縮径されるテーパー状に形成している。押圧部材5の末端側内面と、それと対向する接続具3の末端側外周面には、取り付け手段5bとしてネジ部を形成して着脱自在に連結している。
そして、図5(a)〜(c)に示される例では、筒状接続部3aの外周面を軸方向へ複数に区切って、これら区切られた外周面をそれぞれの先端(他端)に向けて外径が徐々に小さくなるテーパー状に形成することにより、管体2に対して筒状接続部3aが容易に挿入できるようにしている。
抜け止め手段4として係止突起4dを、筒状接続部3aの外周面においてその軸方向の一部を爪状に突出させて軸方向へ段差が生じるように形成される。図5(a)〜(c)に示される例では、抜け止め手段4となる係止突起4dを、筒状接続部3aの外周面において軸方向へ複数に区切られた外周面の境目に、筒状接続部3aの周方向へ延びるように配置している。
さらに、取付筒部1bの環状突起1cに対し接続具3を移動不能に係合させる係止手段6は、図5(a)〜(c)に示される例の場合、特願2012−042434号明細書に記載されるように、取付筒部1bの径方向に対向する係止爪6dを有し、取付筒部1bに対する接続具3の移動に伴い、係止爪6dの間に取付筒部1bをその径方向へ挟み込んで、環状突起1cに対し取付筒部1bの軸方向へ移動不能に係合させるように構成されている。
また、その他の例として図示しないが、図5(a)〜(c)に示される例の係止手段6に代えて、図1(a)〜(d)及び図2に示される例の係止手段6や、図3(a)〜(c)に示される例の係止手段6や、図4(a)〜(c)に示される例の係止手段6を設けることも可能である。
このような本発明の実施例4に係る球体移送用管接続構造Aによると、接続具3の筒状接続部3aを管体2の内面2bに沿って挿入し、この挿入状態で押圧部材5を接続具3に取り付けることにより、押圧部材5の内周面5aが管体2の外面2dに当接して、押圧部材5と筒状接続部3aとの間に管体2が挟み込まれ、それに伴って抜け止め手段4が管体2の内面2bとより強く係合する。
したがって、接続具3の筒状接続部3aに対する管体2の抜け止め性能を更に向上させることができるという利点がある。
なお、前示実施例では、抜け止め手段4として、管体2の内面2bに対し筒状接続部3aの周方向又は軸方向などに食い込んで係合する係止突起4a,4b,4c,4dを突出形成する場合を示したが、これに限定されず、係止突起4a,4b,4c,4dに代えて、筒状接続部3aの外周面に多数の凹凸を一体形成するなど、管体2の内面2bとの摩擦抵抗を増大させるものであれば、他の形状であってもよい。
1 本体 1a 内部通路
1b 取付筒部 1c 環状突起
2 管体 2a 管路
2b 内面 2d 外面
3 接続具 3a 筒状接続部
4 抜け止め手段 4a,4b,4c,4d 係止突起
5 押圧部材 6 係止手段
B 球体

Claims (4)

  1. 球体が通る内部通路及び円筒状に突出する取付筒部を有する本体と、
    内部に前記球体の管路を有する可撓性の管体と、
    前記取付筒部に取り付けられて前記管体に挿入される筒状接続部を有する接続具と、を備え、
    前記筒状接続部の外周面に、前記管体の内面と当接して前記筒状接続部の軸方向へ移動不能に係合する抜け止め手段を設けたことを特徴とする球体移送用管接続構造。
  2. 前記抜け止め手段が、前記管体の前記内面に対し食い込んで係合する係止突起であることを特徴とする請求項1記載の球体移送用管接続構造。
  3. 前記筒状接続部の外側に、前記管体の外面と当接する押圧部材を設け、前記押圧部材を前記接続具に取り付けることを特徴とする請求項1又は2記載の球体移送用管接続構造。
  4. 前記接続具が、前記取付筒部の外周面に沿って形成される環状突起と前記取付筒部の軸方向へ移動不能に係合する係止手段を有していることを特徴とする請求項1、2又は3載の球体移送用管接続構造。
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