JP2014037935A - 固形燃料の燃焼装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼用空気の導入量を無段階で調整できるように設けられた固形燃料の燃焼装置において、空気供給口の開口量の調整が簡単な燃焼装置を提供すること。
【解決手段】燃焼室に通じるように燃焼装置の本体2に円形状に開口した空気供給口12と、球体の少なくとも一部が切り欠かれた形状の変形球体状に形成され、空気供給口12に対して少なくとも球面部の一部が嵌って、空気供給口12を最大で全面的に塞ぐことができると共に部分的に塞ぐことができるように、空気供給口12の円の直径よりも大きな球の直径に形成された変形球体型の開閉部材51と、変形球体型の開閉部材51が、球体の切り欠かれた部分によって空気供給口12の一部を塞がない状態に空気供給口12に嵌っている場合を含めて、空気供給口12から本体2の外部側へ脱落しないように保持する変形球体型の開閉部材51に係る保持手段52とを備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、薪等の固形燃料を燃焼させる燃焼室に対する燃焼用空気の導入量を、無段階で調整できるように設けられた固形燃料の燃焼装置に関する。
薪ストーブ等の固形燃料の燃焼装置では、所望の燃焼状態を実現するように、燃焼室へ供給する燃焼用空気の導入量を、適宜に調整する必要がある。燃焼を高めて大きな熱エネルギーを必要とするときは、空気供給口の開口量を大きくし、薪等を長時間燃焼させるような小さなエネルギーでよい場合は空気供給口の開口量を小さくする。また、着火時や消火時の空気調整、燃料の違い、一次燃焼及び二次燃焼の状態、温度や湿度の条件などに応じて無段階の細かな調整も必要となる。
このように燃焼用空気の導入量を無段階で調整するには、空気取入孔を塞ぐ蓋体を回転させることによって空気取入孔の縁部と蓋体との距離を変更して、取り入れる空気の量を調整するものがある(特許文献1参照)。また、従来から、回転又は横方向へスライドさせることで開口面積を変えて空気の量を調整するものもある(特許文献2参照)。
特許第4785980号公報(請求項1、第1図) 特開2004−77060号公報(第1図、符号50)
特許文献1又は2に記載された先行技術によれば、まず蓋体などの一部を掴んで、その後に回転若しくはスライドさせるといった二段階の手順が必要となる。
固形燃料の燃焼装置に関して解決しようとする問題点は、従来の空気供給口の開口量の調整を行う操作は、二段階の手順を必要としてより感覚的に面白く操作することができず、その操作性の自由度が低いことにある。
そこで、本発明の目的は、空気供給口の開口量の調整操作をより簡単でより感覚的に面白く操作することができ、その操作性の自由度が高い固形燃料の燃焼装置を提供することにある。
本発明にかかる固形燃料の燃焼装置の一形態によれば、薪等の固形燃料を燃焼させる燃焼室に対する燃焼用空気の導入量を、無段階で調整できるように設けられた固形燃料の燃焼装置において、前記燃焼室に通じるように前記燃焼装置の本体に円形状に開口した空気供給口と、球体の少なくとも一部が切り欠かれた形状の変形球体状に形成され、前記空気供給口に対して少なくとも球面部の一部が嵌って、該空気供給口を最大で全面的に塞ぐことができると共に部分的に塞ぐことができるように、前記空気供給口の円の直径よりも大きな球の直径に形成された変形球体型の開閉部材と、該変形球体型の開閉部材が、球体の切り欠かれた部分によって前記空気供給口の一部を塞がない状態に該空気供給口に嵌っている場合を含めて、該空気供給口から前記本体の外部側へ脱落しないように保持する変形球体型の開閉部材に係る保持手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる固形燃料の燃焼装置の一形態によれば、前記変形球体型の開閉部材が半球状であることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる固形燃料の燃焼装置の一形態によれば、前記変形球体型の開閉部材の少なくとも一部が強磁性体材料部によって構成され、前記保持手段が、前記本体内部側で前記変形球体型の開閉部材に磁力を及ぼす距離に設けられた永久磁石を構成要素とすることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる固形燃料の燃焼装置の一形態によれば、前記永久磁石の取り付け位置が固形燃料の燃焼装置の燃焼室より下部に位置することを特徴とすることができる。
本発明にかかる固形燃料の燃焼装置によれば、空気供給口の開口量の調整操作をより簡単でより感覚的に面白く操作することができ、その操作性の自由度が高いという特別有利な効果を奏する。
本発明にかかる立型無煙薪ストーブの形態例の正面図である。 図1の立型無煙薪ストーブの中央縦断面図である。 図1の立型無煙薪ストーブにかかる空気の流れを示す中央縦断面図である。 図2のA−A断面図である。 図1の立型無煙薪ストーブの投入扉を開き、空気供給口を開けた状態での空気の流れを示す正面図である。
以下、本発明にかかる固形燃料の燃焼装置の形態例(立型無煙薪ストーブ)を添付図面(図1〜5)に基づいて詳細に説明する。
この固形燃料の燃焼装置は、立型無煙薪ストーブであり、薪等の固形燃料を燃焼させる燃焼室に対する燃焼用空気の導入量を、無段階で調整できるように設けられている。図に示すように、本体外形が天板部2a、底板部2b及び周胴部2cによって縦長に設けられて薪等の固形燃料を燃焼させるものである。
また、図2に示すように、天板部2aの内面から下方へ延設されて、薪等の固形燃料の投入口11や空気供給口12を有する一次燃焼室10と煙突に連結される排気口21を有する二次燃焼室20とを備える燃焼空間を形成するように設けられ、下端縁32が一次燃焼室10から二次燃焼室20へ連通できるように燃焼空間の底面17から間隔を開けて形成されると共に、多数の貫通孔31を有し、加熱されることで燃焼を促進する燃焼促進板部30を備えている。
燃焼促進板部30によって、一次燃焼室10と二次燃焼室20とが、水平方向に並んで区画された固形燃料の燃焼装置になっている。多数の貫通孔31を有する燃焼促進板部30は、底面17から間隔を開けて形成されることにより、独特の対流が発生し、赤熱して、着火より短時間で燃焼が定常状態となって薪等の固形燃料を高温燃焼させることができる。底面17と燃焼促進板部30の下端縁32との間隔は、燃焼空気が適切に流通できる空隙が設けられるように設定される。本形態例では、その間隔は、燃焼室の高さの1/3〜1/4の範囲に設けられている。
また、燃焼促進板30に設けられた多数の貫通孔31の開口率が15%〜25%であるとよい。この多数の貫通孔31によれば、一次燃焼室10から二次燃焼室20へ通気する燃焼空気の流れのバランスが崩れようとする際に、自動的に修正する機能があり、安定的な燃焼を実現できる。
そして、排気口21が燃焼空間の天板部2aの後方側に設けられ、周胴部2cの後方側である背面部2cbが、後方へ傾斜する形状に設けられることで、背面部2cbの傾斜面の上方に排気口21が位置するように配されている。排気口21には、図1に示すように煙突5が天面から実質的に鉛直に上方へ延びるように接続される。これにより、二次燃焼室20で加熱された燃焼空気は背面部2cbの斜面に沿ってスムースに排気口21に流れる。また、空気の流れがよくなり、排気が排気口21からスムースに排出される。このように構成することで、固形燃料の燃焼装置において空気が無駄に対流又は滞留する部分、及び燃焼空気が無駄に冷却される部分をなくすことができる。さらに、固形燃料の燃焼装置のコンパクト化が可能になるので、置き場所を選択する幅が広がることとなる。
また、本形態例における燃焼促進板部30は、上部を除く部分が背面部2cbの傾斜に平行な平板状で一次燃焼室10と二次燃焼室20とを区切る部材としても機能する平板部33を備える。これにより、図3に示すように、最終的に排気口21に流れる燃焼空気の流れを適切に案内できる。また、薪等の固形燃料を安定的に後方へ若干倒した状態に立て掛けて、一次燃焼室に置くことができる。これにより少ないスペースで薪等を高温に燃焼させることができる。すなわち、薪等の固形燃料は、立てた状態で投入されて立て掛けられ、下から燃焼する。燃焼する際の炎は下から上へと上がるので燃焼効率が良い。また、固形燃料の燃焼装置は、後述の窓13を通して縦長の大きな炎を楽しむことができる。さらに、この形態例によれば、流通している一般的な規格の薪(47cm程度)に対応できる十分な高さを備えている。
さらに、燃焼促進板部30は、平板部33と背面部2cbの内面との間に両者に平行な平板状で二次燃焼室20を背面部2cbの傾斜に沿って前後に区画する中間平板部34を備える。これにより、燃焼促進板部30は、二枚(二層)の燃焼促進板となり、より確実に無煙燃焼ができる。すなわち、前後の燃焼促進板は燃焼空気の好適な対流効果によって二次燃焼室20をより効果的に加熱できる。また、前後の燃焼促進板は、燃焼空気の排気をスムースにする整流効果があり、燃焼性能を向上させることができる。さらに、一枚の燃焼促進板の場合と比べ、煙突5から排出される単位時間当たりのダスト流量を減少させ、煙突5の表面温度を低く抑え、且つ、天板部2aの表面温度を高くすることができ、極めて燃焼性能の高い理想的な燃焼装置になっている。
そして、燃焼促進板部30は、図2〜図4に示すように、平板部33と中間平板部34が、偏平で上下が解放された箱筒型の燃焼促進部材の表裏面として設けられ、燃焼促進板部30の天板部2aの内面から下方へ延設された上部2dの部分に掛け止めされて、燃焼空間内に着脱可能に設けられている.このように平板部33と中間平板部34とによって箱筒型とすることにより、薪等が立て掛けられる燃焼促進板部30の強度を向上できる。また、平板部33と中間平板部34とを一定の間隔を開けて設け、また平板部33と中間平板部34とを連結する左右の側板部35、35にも貫通孔31を設けることで排気をバランスよく流して整流効果を向上させることができる。また、箱筒型とすることで取扱いが容易となり、一次燃焼室10の高温にさらされる平板部33であって、薪等の固形燃料が直接的に当接することで、消耗する場合に対応して、交換も容易にできる。なお、交換する場合には、上部2dの部分に嵌まるように平板部33の上部に構成したフックなどの鉤状部分36との掛け止めを、燃焼促進板部30を少し持ち上げて解除することで手前に引き出すことができる。
また、本形態例において、図2及び図3に示すように、燃焼空間の底面17の高さを底板部2bより一定の高さとすることで、燃焼装置本体2の下部に下部空気室37を形成し、この下部空気室37の前部上方に空気供給口12から取り込む空気を導入する空気導入口38を設けることができる。これにより、底板部2bを低温に保つことができ、固形燃料の燃焼装置の設置される床の耐熱性を緩和することができ、固形燃料の燃焼装置の設置場所の選択範囲を広げることができる。また、二次燃焼室20へ送る燃焼用の空気を余熱することができるので、二次燃焼室20の燃焼効率を高めることができる。なお、底面部2bの下側には、ベース板部61に支柱部62が設けられた脚部60(図1参照)が備えられている。
図2において、39は背面通気路である。背面通気路39は、外部から燃焼用空気を取り入れる空気供給口12から下部空気室37を経て新鮮な空気を二次燃焼室20の燃焼促進板部30の下端縁近傍へ直接的に送るように、背面部2cbに沿って設けられる。二次燃焼室20では、一次燃焼室10内で発生した燃焼空気に含まれている未燃焼ガスや未燃焼の黒色の炭化物等を完全燃焼する。この場合に、新鮮な空気が導入されることにより、二次燃焼を促進させることができる。この二次燃焼室20へ送る空気は、上記の下部空気室37によって余熱されている。
また、図2に示すように、周胴部2cの前面部2cfが後方へ傾斜する面状に設けられ、その前面部2cfに薪等の固形燃料の燃焼状態を観察できる透光性を有する窓13を備えて開閉自在に設けられた固形燃料の投入扉14と、その投入扉14より下に位置する前面部2cfの下部における外部から燃焼用空気を取り入れる空気供給口12と、その空気供給口12から取り入れた空気を窓13の燃焼室側の面に届けるために空気供給口12から連通して窓13の両側部及び上方から窓13の燃焼室側の面に向かう空気を通過させるように投入扉14の枠部14sと一次燃焼室10の間に設けられた通気路部15を備えることができる。
窓13は、固形燃料の燃焼状態を観察できるので、燃料の追加タイミングを知ることができる。また、窓13から眺める炎による癒し効果を得ることもできる。この窓13は、耐熱性材料、例えば耐熱ガラスで構成されている。また、窓13は、縦長の固形燃料を観察できるように縦長の投入扉14の前面輪郭に沿って固定されている。
投入扉14は、周胴部2cの前面部2cfが後方へ傾斜する面状に設けられているので、縦長の固形燃料を投入し易い。この投入扉14は、前面部2cfに向かって左側の周胴部2cの2か所の保持具で開閉自在に保持されている。開閉に際しては、その投入扉14の右辺に軸着した取手19を前後方向へ回動させることで周胴部2cの右側部に設けた凸部(図示せず)に係止させ、またはその係止を解除して開閉することができる。なお、この取手19の取り付け位置は、通気路部15によって空気が流れることで高温にならない部分となる。このため取手19を素手で操作しても火傷のおそれが無い。
通気路部15は、図5に示すように、投入扉14の枠部14sと一次燃焼室10の間に形成されている。通気路部15は、窓13の両側部が縦長の溝状部で形成されて空気の通路となり、その空気が窓13側に向かうように左右の通気路部15の窓13方向に沿って通気縁部15sが形成されている。この通気縁部15sは上方で平板状の通気板部15pとなって下方からの通気路部15の空気が合流し横方向及び下方向へ流れる。このような空気の流れにより窓13の燃焼室側へ両側部及び上方から空気を向かわせることができるので、窓13の燃焼室側に煤が付着することを防止することができる。
通気路部15及び燃焼室へ向かう空気は、空気供給口12から取り入れられる。この場合、空気供給口12には、薪等の固形燃料を燃焼させる燃焼室に対する燃焼用空気の導入量を、無段階で調整できるように設けられた固形燃料の燃焼装置において、空気を取り入れる量を調整できる空気量調整部50を備える。
空気量調整部50を備える薪等の固形燃料の燃焼装置は、一次燃焼室10に通じるように燃焼装置の燃焼装置本体2に円形状に開口した空気供給口12と、球体の少なくとも一部が切り欠かれた形状の変形球体状に形成され、空気供給口12に対して少なくとも球面部の一部が嵌って、空気供給口12を最大で全面的に塞ぐことができると共に部分的に塞ぐことができるように、空気供給口12の円の直径よりも大きな球の直径に形成された変形球体型の開閉部材51と、変形球体型の開閉部材51が、球体の切り欠かれた部分によって空気供給口12の一部を塞がない状態に空気供給口12に嵌っている場合を含めて、空気供給口12から前記本体2の外部側へ脱落しないように保持する変形球体型の開閉部材に係る保持手段52とを備える。
空気量調整部50は、開閉部材51の球体部分の球面が空気供給口12に嵌まった状態が空気供給口12を全面的に閉じた状態となる。この開閉部材51を回転させ、球体の一部が切り欠かれた部分で形成される切り欠き面51aが傾斜して燃焼装置本体2の内側に入り込むことで、空気供給口12の縁部と切り欠き面51aとで空気供給口12が開口する。この切り欠き面51aを徐々に傾斜させて空気供給口12の開口部を広げることで、空気の取入量を増加させることができる。切り欠き面51aが燃焼装置本体2の内側に入り込むにつれて、燃焼装置本体2の内側に位置していた開閉部材51の球体部分の球面が燃焼装置本体2の外側に現れてくる。空気供給口12の開口部を狭めるには、この外側に現れてきた球面を燃料装置本体2の内側に戻すように回転させる。これらの球体部分の回転は、切り欠き面51aを押圧することのみによって行うことができる。したがって、切り欠き面51aを傾斜させるように押圧することのみによって空気の取り込み量を容易に調整することができる。
変形球体型の開閉部材51は、前面が平坦な半球状とすることができる。これにより本形態例に示すような縦長の固形燃料の燃焼装置のようなスマートな外観をもつ燃焼装置の外観と調和させることができる。また、変形球体型の開閉部材51は、変形球体型の開閉部材51の少なくとも一部が強磁性体材料部によって構成され、保持手段52が、燃焼装置本体2の内部側で変形球体型の開閉部材51に磁力を及ぼす距離に設けられた永久磁石52aを構成要素とすることができる。これにより、磁力が及ぶ範囲で変形球体型の開閉部材51が外部側へ脱落することを防ぐことができる。また、磁力が及ぶ範囲で開閉部材51の取り付け角度を自在に調整できるので、空気供給口12の大きさを変えて、空気を取り入れる量を無段階で調整することができる。さらに、磁力により保持されている変形球体型の開閉部材51は、取り付け、取り外しが容易であるので燃焼室内や下部空気室37の掃除が容易となる。
空気量調整部50の取り付け位置を、燃焼装置本体2の下部において燃焼室より下部に位置させ、さらに上記の空気導入口38の前方に位置させることで、外部から取り入れる空気の流れによって変形球体型の開閉部材51が高温とならない。これにより、素手で開閉部材51の操作をすることができる。
また、本形態例では、前面部2cfを除いた燃焼装置本体2の周胴部2cの外面と一定の間隔を開けてその外面を並行に取り囲む遮熱板40を備えている。これにより、燃焼装置本体2の輻射熱を遮熱板40によって溜めることができるので、燃焼装置本体2の燃焼温度を高めることができる。また、周胴部2cと遮熱板40との間から温められた空気が上下及び前方へ向かって放出されて部屋全体を暖めることができる。さらに、その空気の流れによって遮熱板40の温度を下げることができるので、輻射式の燃焼装置に比べて大きな火傷が生ずる可能性が低くなる。また、遮熱板40の温度が下がるので、壁からの距離を比較的短くすることができる。これにより、設置場所の選択範囲を広げることができる。
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
2 燃焼装置本体
2a 天板部
2b 底板部
2c 周胴部
2cf 前面部
2cb 背面部
5 煙突
10 一次燃焼室
11 投入口
12 空気供給口
13 窓
14 投入扉
14s 枠部
15 通気路部
15s 通気縁部
15p 通気板部
16 保持部
17 底面
19 取手
20 二次燃焼室
21 排気口
30 燃焼促進板部
31 貫通孔
32 下端縁
33 平板部
34 中間平板部
35 側板部
37 下部空気室
38 空気導入口
39 背面通気路
40 遮熱板
50 空気量調整部
51 半球状の開閉部材
51a 切り欠き面
52 保持部材
52a 永久磁石
60 脚部

Claims (4)

  1. 薪等の固形燃料を燃焼させる燃焼室に対する燃焼用空気の導入量を、無段階で調整できるように設けられた固形燃料の燃焼装置において、
    前記燃焼室に通じるように前記燃焼装置の本体に円形状に開口した空気供給口と、
    球体の少なくとも一部が切り欠かれた形状の変形球体状に形成され、前記空気供給口に対して少なくとも球面部の一部が嵌って、該空気供給口を最大で全面的に塞ぐことができると共に部分的に塞ぐことができるように、前記空気供給口の円の直径よりも大きな球の直径に形成された変形球体型の開閉部材と、
    該変形球体型の開閉部材が、球体の切り欠かれた部分によって前記空気供給口の一部を塞がない状態に該空気供給口に嵌っている場合を含めて、該空気供給口から前記本体の外部側へ脱落しないように保持する変形球体型の開閉部材に係る保持手段とを備えることを特徴とする固形燃料の燃焼装置。
  2. 前記変形球体型の開閉部材が半球状であることを特徴とする請求項1記載の固形燃料の燃焼装置。
  3. 前記変形球体型の開閉部材の少なくとも一部が強磁性体材料部によって構成され、前記保持手段が、前記本体内部側で前記変形球体型の開閉部材に磁力を及ぼす距離に設けられた永久磁石を構成要素とすることを特徴とする請求項1又は2記載の固形燃料の燃焼装置。
  4. 前記永久磁石の取り付け位置が固形燃料の燃焼装置の燃焼室より下部に位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の固形燃料の燃焼装置。
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