JP2014037876A - 結合具 - Google Patents

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好宣 南出
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Abstract

【課題】複数の部材を結合する作業の効率を高めることができる結合具を提供する。
【解決手段】第1および第2の変形部71、72の各々は筒先端40aと軸先端60aとの間をつないでいる。第1および第2の変形部71、72のそれぞれは、第1および第2の支持部71H、72Hと、第1および第2のばね部71S、72Sとを有する。第1および第2の支持部71H、72Hのそれぞれは筒先端40aから第1および第2の延在方向E1、E2に延びている。第1および第2のばね部71S、72Sのそれぞれは軸先端60aから第1および第2の延在方向E1、E2に延びている。軸部60が軸方向ADに向かって動かされることによって、第1および第2の延在方向E1、E2の各々は、軸方向ADを向く状態から、軸方向ADと交差する方向を向く状態へと変化する。
【選択図】図7

Description

この発明は、結合具に関するものであり、特に、穴部が設けられた複数の部材を互いに結合するための結合具に関するものである。
特開2000−234604号公報によれば、2枚の段ボールの重ね合わせ状態を維持する締結具が開示されている。この締結具は雌締結具および雄締結具を有する。
特開2011−16537号公報によれば、段ボールの梱包部材を組み立てる際に用いられる結合具が開示されている。この結合具は、軸体と、軸体の一端に設けられるフランジと、軸体の他端側外周に設けられる螺旋状螺合部とを有する。螺旋状螺合部の外周には、段ボール内への捻じ込み用切削刃が形成されている。
特開2000−234604号公報 特開2011−16537号公報
特開2000−234604号公報の技術によると、主要部品として雌締結具および雄締結具という2つの部品を個別に取り扱う必要があった。特開2011−16537号公報の技術によると、ボルト部を雌ネジ穴にねじ込む作業が必要であった。このため、作業効率をより高めることができる技術が望まれていた。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、この発明の目的は、複数の部材を互いに結合する作業の効率を高めることができる結合具を提供することである。
本発明の結合具は、筒部と、鍔部と、軸部と、第1および第2の変形部とを有する。筒部は筒先端および筒後端を有する。筒部は、筒後端から筒先端に向かう方向である軸方向に延びている。鍔部は筒先端から離れて筒部に設けられている。軸部は軸先端および軸後端を有する。軸部は軸後端から軸先端まで軸方向に延びている。軸部は筒部に挿入されている。第1および第2の変形部の各々は筒先端と軸先端との間をつないでいる。第1の変形部は第1の支持部および第1のばね部を有する。第1の支持部は筒先端から第1の延在方向に延びている。第1のばね部は軸先端から第1の延在方向に延びている。第2の変形部は第2の支持部および第2のばね部を有する。第2の支持部は筒先端から第2の延在方向に延びている。第2のばね部は軸先端から第2の延在方向に延びている。第1および第2の変形部は、軸部が軸方向に向かって動かされることによって、第1の状態から、第2の状態へと変形可能に構成されている。第1の状態は、第1および第2の延在方向の各々が軸方向に向く状態である。第2の状態は、第1および第2の延在方向の各々が軸方向と交差する方向を向き、かつ第1および第2の延在方向が互いに反対である状態である。第1および第2の変形部は、第1の状態から第2の状態へ変形されることによって、第1および第2のばね部が軸部の軸先端を支持した状態で保持されるように構成されている。
この結合具によれば、筒部は、鍔部につながっており、かつ第1および第2の変形部の各々を介して軸部につながっている。よってこの結合具は、その筒部と、鍔部と、軸部と、第1および第2の変形部とが一体となっているという特徴を有する。またこの結合具による複数の部材の結合は第1の状態から第2の状態への変化によって行われ、この変化は、軸部を軸方向に動かすという単純な動作によって得られる。これらの特徴からこの結合具によれば、複数の部材を互いに結合する作業を効率よく行うことができる。
好ましくは、第1および第2のばね部のそれぞれの長さは第1および第2の支持部の長さよりも大きい。これにより第1の状態から第2の状態への移行が円滑に行われ得る。
好ましくは、結合具は樹脂から作られている。これにより、第2の状態において第1および第2のばね部が軸部を支持する弾性力を高めることができる。よって第1および第2の変形部が第2の状態に安定的に保持される。これにより結合具による結合をより安定化することができる。
好ましくは、第1の状態において第1および第2の変形部の外周形状が全体として、軸方向に向かって細くなるテーパ形状を有する。これにより、結合具によって互いに結合されることになる部材へ結合具を挿入する作業がより容易となる。
好ましくは、結合具はストッパ部を有する。ストッパ部は、筒部に設けられ、外力によって筒部の外部から内部へと押し込まれ得るものである。ストッパ部は、筒部の内部へと押し込まれたストッパ部が、軸方向に向かう軸部の変位を制限するように構成されている。これにより、軸部が軸方向に過度に変位してしまうことが防止される。よって、軸部の過度の変位に起因して第1および第2の延在方向の各々が軸方向と反対の方向を向いてしまうことが防止される。よって、第1および第2の延在方向の各々が軸方向と反対の方向に揃ってしまうことに起因して結合が外れてしまうことが防止される。また結合具が製造される時点ではストッパ部を筒部の内部に形成する必要がないので、結合具の製造がより容易である。
上述したように本発明によれば、複数の部材を互いに結合する作業を効率よく行うことができる。
本発明の一実施の形態における、第1の状態での結合具の構成を概略的に示す斜視図である。 図1の矢印IIから見た概略斜視図である。 図1の矢印IIIから見た概略正面図である。 図1の矢印IVから見た概略背面図である。 図1の矢印Vから見た概略平面図である。 図1の矢印VIから見た概略側面図である。 図3〜図5の線VII−VIIに沿う概略断面斜視図である。 図7の矢印VIIIから見た概略断面図である。 図3、図4および図6の各々の線IX−IXに沿う概略断面図である。 図9の矢印Xから見た概略断面図である。 本発明の一実施の形態における、第2の状態での結合具の構成を概略的に示す斜視図である。 図11の矢印XIIから見た概略斜視図である。 図11の矢印XIIIから見た概略正面図である。 図11の矢印XIVから見た概略背面図である。 図11の矢印XVから見た概略平面図である。 図11の矢印XVIから見た概略側面図である。 図13〜図15の線XVII−XVIIに沿う概略断面斜視図である。 図17の矢印XVIIIから見た概略断面図である。 図13、図14および図16の各々の線XIX−XIXに沿う概略断面図である。 図19の矢印XXから見た概略断面図である。 本発明の一実施の形態における結合具の使用方法の第1工程を概略体に示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における結合具の使用方法の第2工程を概略体に示す断面図である。 本発明の一実施の形態における結合具の使用方法の第3工程を概略体に示す断面図である。 本発明の一実施の形態における結合具の使用方法の第4工程を概略体に示す断面図である。 本発明の一実施の形態における結合具の使用方法の第5工程を概略体に示す断面図である。 本発明の一実施の形態における結合具の使用方法の第6工程を概略体に示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
はじめに本実施の形態について概略的に説明する。本実施の形態においては、非結合状態(第1の状態)にある結合具90a(図1〜図10)が、結合状態(第2の状態)にある結合具90b(図11〜図20)へと変形することによって、複数の部材である段ボール101および102(図21)が互いに結合される。段ボール101および102のそれぞれには貫通穴101hおよび102hが設けられている。まず貫通穴101hおよび102hが互いに重ね合わされる(図22)。次に貫通穴101hおよび102hへ結合具90aが挿入される(図23および図24)。次に結合具90aが結合具90bへと変形される(図25)。これにより貫通穴101hおよび102hの縁において段ボール101および102が結合具90bに挟み込まれる。これにより段ボール101および102が互いに結合される。このような段ボールの結合は、たとえば段ボール箱の組み立てに適用することができる。
次に結合具90aおよび90bの構成の詳細について、以下に説明する。
図1〜図10を参照して、結合具90aは、筒部40と、ストッパ部49と、鍔部50と、軸部60と、突起部61と、把持部69と、変形部71〜76とを有する。結合具90aは、樹脂の一体成型により形成されている。樹脂としては、たとえばポリプロピレンを用い得る。
筒部40は筒先端40aおよび筒後端40bを有する。筒部40は、筒後端40bから筒先端40aに向かう方向である軸方向ADに延びている。
鍔部50は筒先端40aから離れて筒部40に設けられている。本実施の形態においては、鍔部50は筒後端40bに設けられている。
軸部60は軸先端60aおよび軸後端60bを有する。軸部60は軸後端60bから軸先端60aまで軸方向ADに延びている。軸部60のうち軸先端60aの近傍は筒部40に挿入されている。結合具90aにおいて、軸部60のうち軸後端60bの近傍は筒部40の外部に位置している。
変形部71〜76の各々は筒先端40aと軸先端60aとの間をつないでいる。
変形部71(第1の変形部)は支持部71H(第1の支持部)およびばね部71S(第1のばね部)を有する(図7)。支持部71Hは筒先端40aから延在方向E1(第1の延在方向)に延びている。具体的には支持部71Hは、全体としておおよそ延在方向E1に延びており、厳密に言えば、図示されているように、ある程度の湾曲をともなってよい。ばね部71Sは軸先端60aから延在方向E1に延びている。具体的にはばね部71Sは、全体としておおよそ延在方向E1に延びており、厳密に言えば、図示されているように、ある程度の湾曲をともなってよい。支持部71Hとばね部71Sとは折返し部によってつながっている。
変形部72(第2の変形部)は支持部72H(第2の支持部)およびばね部72S(第2のばね部)を有する(図7)。支持部72Hは筒先端40aから延在方向E2(第2の延在方向)に延びている。具体的には支持部72Hは、全体としておおよそ延在方向E2に延びており、厳密に言えば、図示されているように、ある程度の湾曲をともなってよい。ばね部72Sは軸先端60aから延在方向E2に延びている。具体的にはばね部72Sは、全体としておおよそ延在方向E2に延びており、厳密に言えば、図示されているように、ある程度の湾曲をともなってよい。支持部72Hとばね部72Sとは折返し部によってつながっている。
ばね部71Sおよび72Sのそれぞれの長さLS(図8)は、支持部71Hおよび72Hの長さLHよりも大きい。
上述した変形部71および72以外の変形部73〜76も、変形部71および72と同様の構造を有する。結合具90aの変形部71〜76の外周形状は、全体として、軸方向ADに向かって細くなるテーパ形状TP(図5および図6)を有する。変形部71〜76の各々と軸部60との間は、直線状の境界SS(図3)によってつながっている。変形部71〜76の各々と筒部40との間は、直線状の境界SH(図6)によってつながっている。
ストッパ部49は、筒部40に設けられている。結合具90aのストッパ部49は、外力が加わっていない場合、筒部40の外周面から突出しており、筒部40の内周面からは突出していない。ストッパ部49は、外力FB(図10)によって筒部40の外部から内部へと、矢印BN(図10)に示すように押し込まれ得るものである。後述するように、ストッパ部49は、筒部40の内部へと押し込まれたストッパ部49が、軸方向ADに向かう軸部60の変位(矢印IS)を制限するように構成されている(図25の矢印ST参照)。軸部60には、軸部60が軸方向ADに過度に変位しないようにストッパ部49によって係止される突起部61が設けられている。突起部61は軸部60の表面から突起している。本実施の形態においては、突起部61は軸後端60bの近傍に設けられている。
把持部69は軸部60の軸後端60bに設けられている。把持部69は略環状の形状を有し、この環状形状の一部が軸後端60bにつながっている。後述するように、把持部69は、軸部60を軸方向ADと反対方向に引っ張る際に用いられる(図26の矢印FP参照)。
上述した変形部71〜76(図1〜図10)は、軸部60が軸方向ADに向かって動かされることによって、非結合状態(図1〜図10)から結合状態(図11〜図20)へと、矢印RD(図24)に示すように変形可能に構成されている。非結合状態は、図7に示すように、延在方向E1およびE2の各々が軸方向ADに向く状態である。結合状態は、図17に示すように、延在方向E1およびE2の各々が軸方向ADと交差する方向を向き、かつ延在方向E1およびE2が互いに反対である状態である。変形部71および72は、非結合状態から結合状態へ変形されることによって、ばね部71Sおよび72Sが軸部60の軸先端60aを支持した状態で保持されるように構成されている。他の変形部73〜76についても同様である。
図11〜図20に示す結合具90bは、上記のように結合具90aの変形部71〜76を非結合状態から結合状態へと変形することによって得られるものである。結合状態にある変形部71〜76は、図13に示すように、軸部60の軸先端60aから放射状に拡がっている。結合状態にある変形部71〜76のそれぞれのばね部は、弾性力F1〜F6によって軸部60を支持している。弾性力F1〜F6は、軸方向ADに交差する方向におけるばね部の圧縮、または、軸方向ADに交差する方向におけるばね部の長さが小さくされるようなばね部のたわみの少なくともいずれかに起因している。
次に結合具90aの使用方法の詳細について、以下に説明する。
図21を参照して、段ボール101および102が準備される。段ボール101および102のそれぞれは貫通穴101hおよび102hを有する。貫通穴101hおよび102hのそれぞれは半径R1およびR2を有する。半径R1は、筒部40の半径R4(図18)よりも大きく、鍔部50の半径R5(図18)よりも小さい。半径R2は、筒部40の半径R4(図18)よりも大きく、軸部60の中心軸からの変形部71〜76の各々の長さR7(図18)よりも小さい。
図22を参照して、貫通穴101hおよび102hが互いに重ね合わされる。次に貫通穴101hおよび102hに向かって、軸方向ADと略同一の進行方向PRへと結合具90aが移動される。
図23を参照して、結合具90aが移動されることで、まず筒部40の筒先端40aが貫通穴101h内へと入る。さらに結合具90aが移動されることで、貫通穴101hの縁が、筒部40の外周面から突出しているストッパ部49へ外力FBを及ぼす。これによりストッパ部49は筒部40の外部から内部へと押し込まれる。
図24を参照して、鍔部50が貫通穴101hの縁に突き当たることによって、結合具90aの移動が停止される。これにより、鍔部50は段ボール101の貫通穴101hの縁上に位置する。次に、軸部60に対して、軸方向ADと略同一の向きに外力FSが加えられる。これにより軸部60が矢印ISに示すように移動される。この結果、変形部71〜76(図24においては変形部72、74および75のみ図示)が、矢印RDに示すように、非結合状態から結合状態へと変形する。すなわち、結合具90aが結合具90b(図25)へと変形する。これにより段ボール101および102が互いに結合される。
なお図25において軸部60が矢印ISの向きにさらに移動された場合、矢印STに示すように、突起部61がストッパ部49に突き当たることで、そのような移動は妨げられる。
図26を参照して、段ボール101および102の結合は、結合具90bが結合具90aへ戻されることによって解除され得る。言い換えればこの結合は、変形部71〜76が結合状態から非結合状態へと矢印RVに示すように変形することによって解除され得る。このためには軸部60が軸方向ADと反対方向に移動されればよい。この移動は、把持部69が軸方向ADと反対方向(矢印FP)に引っ張られることによって容易に行われ得る。
次に本実施の形態による効果について、以下に説明する。
結合具90a、90bにおいて、筒部40は、鍔部50につながっており、かつ変形部71および72の各々を介して軸部60につながっている。よって結合具90a、90bは、筒部40と、鍔部50と、軸部60と、変形部71および72とが一体となっているという特徴を有する。また結合具90a、90bによる段ボール101および102の結合(図25)は変形部71〜76の非結合状態から結合状態への変化によって行われ、この変化は、軸部60を軸方向ADに動かすという単純な動作(図24)によって得られる。これらの特徴から結合具90a、90bによれば、段ボール101、102を互いに結合する作業を効率よく行うことができる。
ばね部71Sおよび72Sのそれぞれの長さLSは、支持部71Hおよび72Hの長さLHよりも大きい(図8)。これにより非結合状態から結合状態への移行(図24から図25へ)が円滑に行われ得る。
結合具90a、90bは樹脂から作られている。これにより、結合状態において変形部71〜76のそれぞれのばね部が軸部60を支持する弾性力F1〜F6(図13)を高めることができる。よって変形部71〜76が結合状態に安定的に保持される。これにより結合具90a、90bによる結合をより安定化することができる。
非結合状態において変形部71〜76の外周形状が全体として、軸方向ADに向かって細くなるテーパ形状TPを有する(図5および図6)。これにより、貫通穴101hおよび102hへ結合具90aを挿入する作業(図22から図23へ)がより容易となる。
筒部40の内部へと押し込まれたストッパ部49が、軸方向ADに向かう、矢印ISに示す軸部60の変位を制限する(図25の矢印ST)。これにより、軸部60が軸方向ADに過度に変位してしまうことが防止される。よって、軸部60の過度の変位に起因して延在方向E1およびE2の各々が軸方向ADと反対の方向を向いてしまうことが防止される。よって、延在方向E1およびE2の各々が軸方向ADと反対の方向に揃ってしまうことに起因して結合具90bによる段ボール101および102の結合が外れてしまうことが防止される。
また結合具90aが製造される時点ではストッパ部49を筒部40の内部に形成する必要がないので、結合具90aの製造がより容易である。たとえば結合具90aが樹脂の一体成型により形成される場合、ストッパ部49が筒部40の内部に位置するような形状を成型するには、極めて複雑な金型を必要としてしまう。
変形部71および72の各々と軸部60との間は、直線状の境界SS(図3)によってつながっている。これにより変形部71および72の各々が軸部60に対して容易に折れ曲がることができる。また変形部71および72の各々と筒部40との間は、直線状の境界SH(図6)によってつながっている。これにより変形部71および72の各々が筒部40に対して容易に折れ曲がることができる。これにより変形部71〜76の、非結合状態と結合状態との間での変形が容易となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
40 筒部、40a 筒先端、40b 筒後端、49 ストッパ部、50 鍔部、60 軸部、60a 軸先端、60b 軸後端、61 突起部、69 把持部、71 変形部(第1の変形部)、72 変形部(第2の変形部)、73〜76 変形部、71H 支持部(第1の支持部)、72H 支持部(第2の支持部)、71S ばね部(第1のばね部)、72S ばね部(第2のばね部)、90a,90b 結合具、101,102 段ボール、101h,102h 貫通穴、AD 軸方向、E1 延在方向(第1の延在方向)、E2 延在方向(第2の延在方向)。

Claims (5)

  1. 筒先端および筒後端を有し、前記筒後端から前記筒先端に向かう方向である軸方向に延びる筒部と、
    前記筒先端から離れて前記筒部に設けられた鍔部と、
    軸先端および軸後端を有し、前記軸後端から前記軸先端まで前記軸方向に延び、前記筒部に挿入された軸部と、
    各々が前記筒先端と前記軸先端との間をつなぐ第1および第2の変形部とを備え、
    前記第1の変形部は、前記筒先端から第1の延在方向に延びる第1の支持部と、前記軸先端から前記第1の延在方向に延びる第1のばね部とを有し、前記第2の変形部は、前記筒先端から第2の延在方向に延びる第2の支持部と、前記軸先端から前記第2の延在方向に延びる第2のばね部とを有し、
    前記第1および第2の変形部は、前記軸部が前記軸方向に向かって動かされることによって、前記第1および第2の延在方向の各々が前記軸方向に向く第1の状態から、前記第1および第2の延在方向の各々が前記軸方向と交差する方向を向きかつ前記第1および第2の延在方向が互いに反対である第2の状態へと変形可能に構成されており、
    前記第1および第2の変形部は、前記第1の状態から前記第2の状態へ変形されることによって、前記第1および第2のばね部が前記軸部の前記軸先端を支持した状態で保持されるように構成されている、結合具。
  2. 前記第1および第2のばね部のそれぞれの長さは前記第1および第2の支持部の長さよりも大きい、請求項1に記載の結合具。
  3. 前記結合具は樹脂から作られている、請求項1または2に記載の結合具。
  4. 前記第1の状態において前記第1および第2変形部の外周形状が全体として、前記軸方向に向かって細くなるテーパ形状を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の結合具。
  5. 前記筒部に設けられ、外力によって前記筒部の外部から内部へと押し込まれ得るストッパ部をさらに備え、前記ストッパ部は、前記筒部の内部へと押し込まれた前記ストッパ部が、前記軸方向に向かう前記軸部の変位を制限するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の結合具。
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